JPH0934540A - プロセスデータ収集保存の多重化方法 - Google Patents

プロセスデータ収集保存の多重化方法

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JPH0934540A
JPH0934540A JP18124695A JP18124695A JPH0934540A JP H0934540 A JPH0934540 A JP H0934540A JP 18124695 A JP18124695 A JP 18124695A JP 18124695 A JP18124695 A JP 18124695A JP H0934540 A JPH0934540 A JP H0934540A
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JP
Japan
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data
process data
stations
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Application number
JP18124695A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamano
博之 山野
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プロセス監視ステーション2がプロセス制御ス
テーション1からトレンドデータ,アラームデータ等の
プロセスデータ4を入力し表示するプロセス監視制御シ
ステムにて、プロセスデータ収集保存を多重化し、収集
の信頼性を高める。 【構成】図の例では監視ステーション2(2−1,2−
2,2−3,2−4,・・・)に対し、予めデータ収集
の優先順位を夫々1,2,4,3,・・・と設定する。
これにより正常時は図(A)のように監視ステーション
2−1,2−2が夫々データ収集のマスタ,スレーブと
なってプロセスデータ4を収集する。ここで監視ステー
ション2−1がダウンすると図(B)のようにステーシ
ョン2−1,2−4が夫々マスタ,スレーブに切換わり
プロセスデータ4を収集する。更に監視ステーション2
−2がダウンすると図(C)のように監視ステーション
2−4,2−3が夫々マスタ,スレーブに切換わりプロ
セスデータ4を収集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラントやプロセスの監
視や制御を行うプロセス監視制御システムにおいて、プ
ロセスの制御状態を示すプロセスデータの収集保存を多
重化する方法に関する。なお、以下各図において同一の
符号は同一もしくは相当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】プロセス制御システムでは、プロセスを
制御するプロセス制御ステーションからアラームデータ
やトレンドデータといったプロセスデータをプロセス監
視ステーションが入力して表示を行っている。そして従
来のプロセス制御システムでは、プロセスデータの収集
保存を一括してデータベースステーションが行い、その
プロセスデータをプロセス監視ステーションが表示して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のプロセス制御シ
ステムではデータベースステーションがプロセスデータ
の収集保存を一括して行うため、データベースステーシ
ョンにおける負荷が高く、またデータベースステーショ
ンが二重化されていてもその2台がダウンするとプロセ
スデータの収集が止まり、その後のプロセスデータが欠
損することになり、また、表示も行えないという問題が
ある。
【0004】そこで本発明は、プロセス制御システムに
おけるプロセスデータの収集保存の信頼性を高め、プロ
セスデータの収集における負荷を分散することができる
プロセスデータ収集保存の多重化方法を提供することを
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の多重化方法では、プロセスを制御する
1又は複数の制御局(プロセス制御ステーション1)
と、夫々指定されたプロセスについてのアラームデー
タ,トレンドデータ等のプロセスの制御状態を示すプロ
セスデータ(4)を、該当する制御局から(LAN3な
どを介し)入力して表示する3台以上の監視局(プロセ
ス監視ステーション2−1〜2−M)とからなるプロセ
ス監視制御システムにおいて、この全ての監視局にプロ
セスデータの収集保存に関わる優先順位を予め設定し、
稼動状態にある全ての監視局中、この優先順位の最上位
及びその次位にある監視局が夫々主局(収集マスタステ
ーション)及び従局(収集スレーブステーション)とな
って全てのプロセスデータを収集して保存し、この主局
及び従局に続く優先順位の各監視局は主局及び従局のダ
ウンの有無を監視して待機し、主局又は従局のダウン時
には、ダウンした監視局を除いた稼動状態の全ての監視
局がこの監視局間で前記の優先順位に基づき新たに生じ
た自身の優先順位に応じて夫々、前記のようにプロセス
データの収集保存又は待機をするようにする。
【0006】また、請求項2の多重化方法では、請求項
1に記載の多重化方法において、前記全てのプロセスデ
ータをその種別に応じて複数のグループに分け、このプ
ロセスデータのグループ毎に、当該グループのプロセス
データの収集保存に関わる必要順位までの各監視局の優
先順位を予め設定し、このプロセスデータのグループ毎
の優先順位の設定された監視局が夫々自身の現在の優先
順位に応じ、前記と同様に当該グループのプロセスデー
タの収集保存又は待機をするようにする。
【0007】
【作用】プロセスデータの収集保存を決められたデータ
ベースステーションで行うのではなく、存在するプロセ
ス監視ステーションに対しプロセスデータの収集保存に
関わる優先順位をつけてプロセス監視ステーション全て
で収集保存ができるようにする。それにより、プロセス
データを収集する全てのプロセス監視ステーションがダ
ウンするまでプロセス制御システムのプロセスデータを
収集保存し続けることができる。
【0008】また、データベースステーションで一括し
て収集を行っていたプロセスデータを、その種別(名
称)に応じて複数のグループに分け、このプロセスデー
タのグループ単位でプロセス監視ステーションに対し、
当該グループのプロセスデータの収集保存に関わる優先
順位をつけてそのグループのプロセスデータを収集保存
できるようにする。これにより、重要なプロセスデータ
のみを多重化して収集し続けることができる。
【0009】
【実施例】図1は請求項1に関わる発明の実施例として
のプロセス監視ステーションのプロセスデータ収集動作
の説明図である。図1において1はプロセス制御を行う
プロセス制御ステーション、2(2−1〜2−M)は夫
々プロセス制御ステーション1から、監視員によって指
定された制御対象プロセスについての時系列の各種の状
態データ,計測値等のトレンドデータや、異常を示すア
ラームデータなどからなるプロセスデータを入力して表
示するプロセス監視ステーションである。なお、プロセ
ス監視ステーション2−1〜2−Mを便宜上プロセス監
視ステーション#1〜#Mとも呼ぶ。
【0010】3はプロセス制御ステーション1とプロセ
ス監視ステーション2−1〜2−Mを結合するLAN
(ローカルネットワーク回線)である。なお、図1では
プロセス制御ステーション1は1台しか示されていない
が、この他にもLAN3上にプロセス制御ステーション
が存在してもよい。また、図1(A)は正常時、同図
(B)はプロセス監視ステーション#1のダウン時、同
図(C)はプロセス監視ステーション#1,#2のダウ
ン時の動作を夫々示す。
【0011】図2はプロセスデータ収集保存多重化のた
めのプロセス監視ステーションに対するデータ収集優先
順位の図1に対応する定義内容を示す。同図においては
プロセス監視ステーション#1〜#Mは#3と#4のみ
優先順位が入れ替っているが、他のプロセス監視ステー
ションはその番号と同じ値が優先順位として設定されて
いる。
【0012】図2を参照しつつ図1を説明すると、図1
(A)の正常時のプロセスデータの収集では、図2の定
義により収集優先順位1位のプロセス監視ステーション
#1(2−1)が収集マスタステーション、収集優先順
位2位のプロセス監視ステーション#2(2−2)が収
集スレーブステーションとしてプロセス制御ステーショ
ン1の全てのプロセスデータを収集保存している。
【0013】図1(B)のプロセス監視ステーション#
1がダウンした時のプロセスデータ収集では、図2の優
先順位定義により、残る正常なプロセス監視ステーショ
ンのうち収集優先順位が最も高いプロセス監視ステーシ
ョン#2がマスタステーション、収集優先順位がその次
位のプロセス監視ステーション#4(2−4)がスレー
ブステーションとして全てのプロセスデータを収集し保
存する。
【0014】図1(C)のプロセス監視ステーション#
1,プロセス監視ステーション#2がダウンした時のプ
ロセスデータ収集では、図2の優先順位定義により、図
1(B)と同様に残る正常なプロセス監視ステーション
のうち収集優先順位が最も高いプロセス監視ステーショ
ン#4がマスタステーション、収集優先順位がその次位
のプロセス監視ステーション#3(2−3)がスレーブ
ステーションとして全てのプロセスデータを収集し保存
する。このように、プロセス監視ステーションが1台で
も稼動している時は、プロセスデータの収集保存をし続
けることができる。
【0015】なお、プロセスデータの収集保存を行わな
いプロセス監視ステーション2が保存されたプロセスデ
ータを表示しようとする場合には、このプロセス監視ス
テーションはマスタステーションとなったプロセス監視
ステーションから該当するプロセスデータを入力して表
示することになる。図1で述べたプロセスデータの収集
保存処理が行われている時のプロセス監視ステーション
の具体的な処理を図3によって説明する。図3は、図2
の定義によるプロセス監視ステーション#3の自己状態
判別処理を示している。この処理は、ある定周期で行わ
れ、常に関連するステーションを監視している。ここで
S11〜S23はこの処理のステップを示す。
【0016】先ず始めに図1(A)の時のプロセス監視
ステーション#3の処理を説明する。 S11: プロセス監視ステーション#2が正常に稼動
しているかを判別する。プロセス監視ステーション#2
が正常に稼動しているのでS12へ進む。
【0017】S12: プロセス監視ステーション#2
がマスタステーションとして稼動しているのかを判定す
る。プロセス監視ステーション#2はスレーブステーシ
ョンとして稼動しているのでS19へ進む。 S19: プロセス監視ステーション#3は、以上の判
定より待機としてプロセスデータの収集は行わない。
【0018】次に図1(B)の時のプロセス監視ステー
ション#3の処理を説明する。 S11: プロセス監視ステーション#2が正常に稼動
しているかを判別する。プロセス監視ステーション#2
が正常に稼動しているのでS12へ進む。
【0019】S12: プロセス監視ステーション#2
がマスタステーションとして稼動しているのかを判定す
る。プロセス監視ステーション#2はマスタステーショ
ンとして稼動しているのでS13へ進む。 S13: プロセス監視ステーション#4が正常に稼動
しているかを判別する。
【0020】プロセス監視ステーション#4が正常に稼
動しているのでS17へ進む。 S17: プロセス監視ステーション#3は、以上の判
定よりこの場合も待機としてプロセスデータの収集は行
わない。次に図1(C)の時のプロセス監視ステーショ
ン#3の処理を説明する。
【0021】S11: プロセス監視ステーション#2
が正常に稼動しているかを判別する。プロセス監視ステ
ーション#2が正常に稼動していないのでS14へ進
む。 S14: プロセス監視ステーション#4が正常に稼動
しているかを判別する。
【0022】プロセス監視ステーション#4が正常に稼
動しているのでS15へ進む。 S15: プロセス監視ステーション#4がマスタステ
ーションとして稼動しているのかを判定する。プロセス
監視ステーション#4はマスタステーションとして稼動
しているのでS20へ進む。
【0023】S20: プロセス監視ステーション#3
は、以上の判定よりこの場合はスレーブステーションと
してプロセスデータの収集保存を行う。 以上のような判定をして自己ステーションがどのような
状態で稼動するのかを決定する。ここでは、プロセス監
視ステーション#3を例にして説明したが、判定は、収
集優先順位定義で自己ステーションに続き優先順位の高
い2つのステーションの正常,異常とそれがマスタ,ス
レーブの何れであるかを監視して判定し、前記優先順位
の高い2つのプロセス監視ステーションがダウンしてい
る時は、更に優先順位の高いレベルのプロセス監視ステ
ーションの状態を監視して自己ステーションの状態を決
定する。
【0024】次に請求項2に関わる発明の実施例を説明
する。この発明では、収集保存するプロセスデータをグ
ループに分け、そのプロセスデータのグループ単位でこ
のプロセスデータの収集保存に関わるプロセス監視ステ
ーションに優先順位を付けてプロセスデータ収集保存の
多重化を行うものである。図9は、この発明における収
集データグループ定義の内容の例を示している。同図に
おいては、例えば収集データグループ番号1(Gr.#
1として示す)は、データ名称がデータA,データB,
データCの3種類のプロセスデータからなり、収集デー
タグループ番号2(Gr.#2として示す)は、データ
名称がデータD,データEの2種類のプロセスデータか
らなることが定義されている。ここでデータ名称のA,
B,C,・・・は、例えば制御対象のプロセスにA,
B,C,・・・の別があり、このプロセス毎のプロセス
データを指すと考えてもよい。
【0025】図8は、プロセス監視ステーションに対す
る収集優先順位定義(プロセスデータグループ単位)の
内容の例を示している。この図はプロセス監視ステーシ
ョン#1〜#Mの別に、何番のプロセス監視ステーショ
ンが、何番のグループのプロセスデータを、どの様な優
先順位で収集するかを定義したもので、この設定(定
義)された優先順位の“1”は“第1位”、つまり当該
のプロセス監視ステーションが、当該のグループのプロ
セスデータを収集マスタステーションとなって収集すべ
きことを意味し、同様に図8に設定された優先順位の
“2”は“第2位”、つまり当該のプロセス監視ステー
ションが、当該のグループのプロセスデータを収集スレ
ーブステーションとして収集すべきことを意味してい
る。
【0026】同様に図8に設定された優先順位の“3,
4,・・・”は“第3,4,・・・位(換言すれば待機
レベルでの第1,2,・・・位)”、つまり当該のプロ
セス監視ステーションは当該のグループのプロセスデー
タを常時は収集せず、待機レベルにあり、そのプロセス
データについて少なくとも2レベル以上上位の優先順位
が割当てられたプロセス監視ステーションが全てダウン
したときのみ収集を行うが、その優先順位を示してい
る。
【0027】具体的に説明すれば、例えば収集データグ
ループ番号4(Gr.#4として示す)のプロセスデー
タはプロセス監視ステーション#3がマスタステーショ
ン、プロセス監視ステーション#4がスレーブステーシ
ョンとして収集保存し、プロセス監視ステーション#1
とプロセス監視ステーション#2がその予備となること
が定義されている。
【0028】このように重要なプロセスデータには、待
機レベルのプロセス監視ステーションを最大限使用可能
に設定し、最悪時多数の上位のプロセス監視ステーショ
ンがダウンしても必ずプロセスデータの収集保存を行う
ように定義する。また、あまり重要でないプロセスデー
タは、収集データグループ番号5(Gr.#5として示
す)のプロセスデータのようにプロセス監視ステーショ
ン#2のみで収集するようにも定義することができる。
【0029】次にこの定義に従って稼動するプロセス監
視ステーションの多重化の動きを説明する。図4と図5
は、グループ単位でのプロセスデータの収集保存の多重
化動作(正常時)を示している。図6と図7は、グルー
プ単位でのプロセスデータの収集保存の多重化動作(プ
ロセス監視ステーション#4ダウン時)を示している。
ここでは主としてプロセス監視ステーション#1につい
て説明する。
【0030】正常時には図4に示すようにプロセス監視
ステーション#1(2−1)は、図8の定義により、収
集データグループ番号#1,収集データグループ番号#
7のプロセスデータをマスタステーションとして自身の
主記憶内の夫々当該グループ用収集データバッファB
1,B7に収集して自身の補助記憶内の収集データ保存
ファイルF1に保存している。更に、収集データグルー
プ番号#2,収集データグループ番号#3のプロセスデ
ータをスレーブステーションとして自身の主記憶内の夫
々当該グループ用収集データバッファB2,B3に収集
している。
【0031】また、プロセス監視ステーション#1は、
図8の定義により、収集データグループ番号4のプロセ
スデータに対する優先順位は“3”(つまり待機レベル
1)の定義があるため、このグループ番号4のプロセス
データ収集について優先順位第1位と第2位に定義され
た夫々、プロセス監視ステーション#3とプロセス監視
ステーション#4の正常,異常と夫々がマスタ,スレー
ブの何れであるかの監視を行う。そしてプロセス監視ス
テーション#3,#4の何れかがダウンしたときは、グ
ループ番号4のプロセスデータを自身がスレーブステー
ションに切換わって収集する。
【0032】同様にプロセス監視ステーション#1は、
収集データグループ番号2と収集データグループ番号3
に対する優先順位は“2”、つまり自身がスレーブステ
ーションであるため、このグループ番号2と3のプロセ
スデータの収集について優先順位第1位に定義された、
夫々プロセス監視ステーション#2とプロセス監視ステ
ーション#4の正常,異常を監視する。そしてプロセス
監視ステーション#2又は#4がダウンした時は、夫
々、グループ番号2又は3のプロセスデータを自身がマ
スタステーションに切換わって収集する。このように優
先順位の上位のプロセス監視ステーションの監視によっ
て自己ステーションのデータ収集の優先順位を収集デー
タグループ番号毎に切換える。
【0033】なおこの正常時、プロセス監視ステーショ
ン#2(2−2)は図4に示すように、グループ番号
2,5,9の各プロセスデータをマスタステーションと
して収集し、グループ番号6のプロセスデータをスレー
ブステーションとして収集する。また同じく正常時、図
5に示すようにプロセス監視ステーション#3(2−
3)はグループ番号4,6,8の各プロセスデータをマ
スタステーションとして収集し、プロセス監視ステーシ
ョン#4(2−4)はグループ番号3のプロセスデータ
をマスタステーションとして収集すると共に、グループ
番号1,4,7の各プロセスデータをスレーブステーシ
ョンとして収集する。
【0034】次に、図6,図7はプロセス監視ステーシ
ョン#4がダウンした時のプロセス監視ステーション#
1〜#3のグループ番号別プロセスデータの収集動作を
示す。ここでプロセス監視ステーション#1は、図8の
定義により図6に示すように収集データグループ番号3
のプロセスデータをスレーブステーションからマスタス
テーションに、収集データグループ番号4のプロセスデ
ータを待機レベル1からスレーブステーションに夫々切
換わって収集する。なお、図6のプロセス監視ステーシ
ョン#2及び図7のプロセス監視ステーション#3のプ
ロセスデータ収集動作は正常時(図4,図5)と同様で
ある。但しグループ番号4のプロセスデータに対しては
プロセス監視ステーション#2は新たに優先順位第3位
(待機レベル1)に切換わり、マスタステーションとス
レーブステーションの夫々、プロセス監視ステーション
#3と#1の正常,異常を監視することになる。
【0035】このように各プロセス監視ステーション
は、自己ステーションがどの収集データグループ番号を
収集保存するのかを、関連するプロセス監視ステーショ
ンを監視しつつ自己の状態を決定する。
【0036】
【発明の効果】請求項1に関わる発明によれば、プロセ
スデータの収集保存を予めプロセス監視ステーションに
対して設定した優先順位に従って、ネットワーク回線に
接続されている全てのプロセス監視ステーションで切換
えて行えるようにしたので、プロセス制御システムに収
集保存されるプロセスデータをより信頼性の高いものに
できる。
【0037】また、請求項2に関わる発明によれば、プ
ロセスデータをグループ単位で分散して収集保存を行え
るようにしたことで、各プロセス監視ステーションの収
集保存の負荷を分散したシステムを構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に関わる発明の実施例としてのプロセ
スデータ収集方法の説明図
【図2】図1に対応するプロセス監視ステーションに対
する収集優先順位定義の内容を示す図
【図3】図1におけるプロセス監視ステーション#3の
自己状態判別処理のフローチャート
【図4】請求項2に関わる発明の実施例としての正常時
のシステムの上半部のプロセスデータ収集動作の説明図
【図5】同じく図4のシステムの下半部のプロセスデー
タ収集動作の説明図
【図6】同じくプロセス監視ステーション#4のダウン
時のシステムの上半部のプロセスデータ収集動作の説明
【図7】同じく図6のシステムの下半部のプロセスデー
タ収集動作の説明図
【図8】図4ないし図7におけるプロセス監視ステーシ
ョンに対する収集優先順位定義の内容を示す図
【図9】図4ないし図8における収集データグループ定
義の内容の例を示す図
【符号の説明】
1 プロセス制御ステーション 2(2−1〜2−M) プロセス監視ステーション(#
1〜#M) 3 LAN 4 プロセスデータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセスを制御する1又は複数の制御局
    と、夫々指定されたプロセスについてのアラームデー
    タ,トレンドデータ等のプロセスの制御状態を示すプロ
    セスデータを、該当する制御局から入力して表示する3
    台以上の監視局とからなるプロセス監視制御システムに
    おいて、 この全ての監視局にプロセスデータの収集保存に関わる
    優先順位を予め設定し、 稼動状態にある全ての監視局中、この優先順位の最上位
    及びその次位にある監視局が夫々主局及び従局となって
    全てのプロセスデータを収集して保存し、この主局及び
    従局に続く優先順位の各監視局は主局及び従局のダウン
    の有無を監視して待機し、 主局又は従局のダウン時には、ダウンした監視局を除い
    た稼動状態の全ての監視局がこの監視局間で前記の優先
    順位に基づき新たに生じた自身の優先順位に応じて夫
    々、前記のようにプロセスデータの収集保存又は待機を
    するようにしたことを特徴とするプロセスデータ収集保
    存の多重化方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の多重化方法において、 前記全てのプロセスデータをその種別に応じて複数のグ
    ループに分け、 このプロセスデータのグループ毎に、当該グループのプ
    ロセスデータの収集保存に関わる必要順位までの各監視
    局の優先順位を予め設定し、 このプロセスデータのグループ毎の優先順位の設定され
    た監視局が夫々自身の現在の優先順位に応じ、前記と同
    様に当該グループのプロセスデータの収集保存又は待機
    をするようにしたことを特徴とするプロセスデータ収集
    保存の多重化方法。
JP18124695A 1995-07-18 1995-07-18 プロセスデータ収集保存の多重化方法 Pending JPH0934540A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1124709A (ja) * 1997-06-30 1999-01-29 Hitachi Ltd 自立分散型プラント制御マンマシン装置
JP2007286992A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Yokogawa Electric Corp データ収集方法およびその装置
US8996677B2 (en) 2012-03-29 2015-03-31 Hitachi, Ltd. Information processing system and processing method arrangements providing load distribution and leveling on data collection units

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