JPH06266685A - 分散形制御システム - Google Patents

分散形制御システム

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JPH06266685A
JPH06266685A JP5054321A JP5432193A JPH06266685A JP H06266685 A JPH06266685 A JP H06266685A JP 5054321 A JP5054321 A JP 5054321A JP 5432193 A JP5432193 A JP 5432193A JP H06266685 A JPH06266685 A JP H06266685A
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JP
Japan
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control
control station
program
station
task
Prior art date
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Pending
Application number
JP5054321A
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English (en)
Inventor
Ichiro Akasaki
一郎 赤崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、特定の制御ステーションの故障お
よび過負荷時に他の制御ステーションが効率的にバック
アップすることにある。 【構成】 通信バス1上に複数の制御ステーション20
1 〜20n が分散配置された分散形制御システムにおい
て、各制御ステーションは、各制御ステーションごとの
データ格納エリアをもつ分散共有メモリ23と、同一の
システム共通プログラムおよび応用プログラムを有する
複数のプログラムタスク22と、各プログラムタスクを
実行する演算制御手段21とを有し、ある制御ステーシ
ョン201の演算制御手段21は、タスク実行時に動作
状態を表す可変制御情報を分散共有メモリのデータ格納
エリアに格納し、他の制御ステーションの演算制御手段
21は、通信バスから故障または過負荷状態の可変制御
情報を受けたとき、同一のプログラムタスクを用いてバ
ックアップを行う分散形制御システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の計装制御システ
ムなどに利用される分散形制御システムに係わり、特に
ある制御ステーションの故障や過負荷時のバックアップ
技術を改良した分散形制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な分散形制御システムは、
図2に示すごとく通信バス1上に1台もしくは複数台の
制御ステーション2,…が分散配置され、さらに必要に
応じて1台もしくは複数台の監視/管理ステーション
3,…が配置されている。
【0003】前記各制御ステーション2は、例えばプラ
ント各所のプロセス制御などに用いられ、例えば監視/
管理ステーション3からの要求情報を受けたとき、各ス
テーションのシステム共通プログラムに基づいてプラン
トの必要な情報を取り込んで通信バス1上に伝送する一
方、その制御対象等に応じてそれぞれ異なる固有の応用
プログラムを用いて固有の制御を実行している。
【0004】一方、監視/管理ステーション3は、本提
案において特に必要とするものではないが、一般的に各
制御ステーション2,…から最新の情報を取り込んでC
RTでモニタリングし、必要に応じて各制御ステーショ
ン2,…に要求情報を送出する機能をもっている。
【0005】また、通信バス1上に制御ステーション
2,…のみが分散配置されている場合、これら各制御ス
テーション2,…はスキャン伝送方式に基づいて所定周
期で順次トークンを渡しながら必要な情報を通信バス1
に同報伝送するなどの伝送方式をとっている。この場合
においても、各制御ステーション2,…は、共通システ
ムプログラムの他、応用プログラムを用いて所定の制御
を実行している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、以上のような
分散形制御システムにおいては、各制御ステーションに
応用プログラムがそれぞれ固定的に割付けられているの
で、ある制御ステーション2の故障時、その制御ステー
ション2をバックアップする必要があるが、このとき各
制御ステーション2ごとにそれぞれ二重化することが行
われている。
【0007】しかしながら、制御ステーション2の二重
化は、各制御ステーション2がそれぞれ2倍の実装にな
ることを意味し、そのために2倍の実装スペースを必要
とし、また極めて高価なものとなる問題がある。
【0008】また、システムの運用時、全体の制御ステ
ーション2,…としては十分な余裕が有るにも拘らず、
特定の制御ステーション2だけが過負荷状態になること
があり、これがシステム全体の性能上のネックとなる問
題がある。
【0009】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、特定の制御ステーションの故障および過負荷時に効
率的にバックアップする分散形制御システムを提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項に対応する発明は、通信バスに複数の制御ス
テーションが分散配置され、スキャン伝送方式を用いて
各制御ステーション間でデータの受け渡しを行いながら
制御を実行する分散形制御システムにおいて、各制御ス
テーションは、各制御ステーションに対応するデータ格
納エリアをもつ分散共有メモリと、各制御ステーション
とも同一のシステム共通プログラムおよび各制御ステー
ション全部の応用プログラムが格納されている複数のプ
ログラムタスクと、自身において所有する各プログラム
タスクを実行する演算制御手段とを有し、ある制御ステ
ーションの演算制御手段は、各プログラムタスクの実行
時にその動作状態を表す可変制御情報を前記分散共有メ
モリの自身のデータ格納エリアに格納するとともに前記
通信バス上に伝送し、他の制御ステーションの演算制御
手段は、前記通信バスから故障または過負荷状態の可変
制御情報を受けたとき、前記同一のプログラムタスクを
用いてバックアップする分散形制御システムである。
【0011】
【作用】従って、請求項に対応する発明は以上のような
手段を講じたことにより、各制御ステーションの複数の
プログラムタスクにそれぞれ同一のシステム共通プログ
ラムおよび応用プログラムをもち、かつ、各プログラム
タスクの実行時に分散共有メモリに動作状態を表す可変
制御情報を格納するので、各制御ステーションは可変制
御情報を共有することが可能となり、これによってタス
ク実行休止中または低負荷状態にある制御ステーション
は、可変制御情報から故障または過負荷状態にあると判
断したとき、同一のプログラムタスクを用いて故障また
は過負荷状態にある制御ステーションを用いて効率的に
バックアップすることが可能である。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は本発明に係わる分散形制御システム
の一実施例を示す構成図である。この分散形制御システ
ムにおいては、構成的には従来と同様に通信バス1上に
複数の制御ステーション201 〜20n が分散配置さ
れ、さらに必要に応じて監視/管理ステーション3が配
置されている。
【0014】特に、この分散形制御システムはスキャン
伝送方式を採用することにある。その結果、複数の制御
ステーション201 〜20n 間では所定の周期ごとに順
次次の制御ステーションにトークンを渡し、そのトーク
ンを受け取った制御ステーションではデータの伝送権を
獲得し、自身のデータフレームを同報伝送する伝送方式
をとっている。
【0015】各制御ステーション201 〜20n は、少
くともプログラムデータに基づいて所定の処理を実行す
るCPUなどからなる演算制御部21と、各制御ステー
ション201 〜20n とも同一のプログラムをもつ多数
のプログラムタスク22と、各制御ステーション201
〜20n ごとに一義的に定まるアドレスおよびデータ格
納エリアをもつ分散共有メモリ23と、例えばプロセス
の検出端および操作端の入出力制御を司る入出力制御回
路24と、伝送部25とによって構成されている。
【0016】前記多数のプログラムタスク22からなる
同一のプログラムとは、システム共通プログラムの他、
各制御ステーション固有の応用プログラムをも意味する
ものである。従って、各制御ステーション201 〜20
n は、全く同一のプログラムを所有することになる。
【0017】次に、以上のように構成されたシステムの
動作について説明する。
【0018】先ず、各制御ステーション201 〜20n
は、それぞれプログラムタスク22のプログラム情報に
基づいて所定の処理を実行する。このとき、各制御ステ
ーション201 〜20n のCPU21は、各単位プログ
ラムタスクを実行するごとにステーションの動作状態,
例えばタスク実行正常時には“0”、タスク実行異常も
しくは過負荷時には“1”を分散共有メモリ23の自身
のデータ格納エリア部分に格納していく。つまり、タス
クの実行時の動作状態に応じ、分散共有メモリ23上の
自己のデータ格納エリア上に可変制御情報(ステータ
ス)を記憶していく。
【0019】このとき、各制御ステーション201 〜2
n では、自身にデータ伝送権を有するか否かに拘ら
ず、伝送部25を介して他の制御ステーションの動作状
態を監視している。
【0020】ここで、ある制御ステーション201 が例
えば自身の応用プログラムのプログラムタスクの実行時
に故障もしくは過負荷状態であることを検出すると、前
述のごとく分散共有メモリ23の自身のデータ格納エリ
ア部分に例えば“1”なる可変制御情報に設定するとと
もに、伝送部25を介して通信バス1上に送出する。
【0021】このとき、他の制御ステーション202
20n の伝送部25では、他の制御ステーションの動作
状態を監視しているので、分散共有メモリ23の可変制
御情報から前記制御ステーション201 における応用プ
ログラムに相当するプログラムタスクの実行時に故障も
しくは過負荷状態になったことを把握する。
【0022】そこで、他の制御ステーション202 〜2
0n において例えば制御ステーション202 がプログラ
ムタスクの実行動作を休止しているとか、或いは低負荷
状態にあると判断したとき、当該制御ステーション20
2 のプログラムタスク22にも同様に制御ステーション
201 の応用プログラムと同一の応用プログラムが格納
されているので、自身においてバックアップを行う旨の
宣言データを分散共有メモリ23に設定することにより
制御ステーション201 のプログラムタスクの実行を停
止させる一方、該当プログラムタスク22を実行するこ
とにより、故障もしくは過負荷状態にある制御ステーシ
ョン201 のバックアップを行うものである。
【0023】なお、上記実施例では、複数の制御ステー
ション201 〜20n 間でスキャン伝送を行う例につい
て述べたが、監視/管理ステーション3を含めてスキャ
ン伝送を行う構成であってもよく、また通信バス1上に
制御ステーション201 〜20n およびリモートI/O
を接続するとともに、リモートI/OにはCPUからな
る演算制御部、分散共有メモリおよび伝送部を設け、リ
モートI/Oの演算制御部においてI/O制御の故障な
どのときに同様にその動作状態を分散共有メモリに格納
し、各制御ステーション201 〜20n でバックアップ
を行う構成であってもよい。
【0024】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、特
定の制御ステーションの故障および過負荷時に他の制御
ステーションが効率的にバックアップを行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる分散形制御システムの一実施例
を示す構成図。
【図2】従来システムの構成図。
【符号の説明】 1…通信バス、201 〜20n …制御ステーション、2
1…演算制御部、22…プログラムタスク、23…分散
共有メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G05B 15/02 Z 9324−3H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信バスに複数の制御ステーションが分
    散配置され、スキャン伝送方式を用いて各制御ステーシ
    ョン間でデータの受け渡しを行いながら制御を実行する
    分散形制御システムにおいて、 各制御ステーションは、 各制御ステーションに対応するデータ格納エリアをもつ
    分散共有メモリと、 各制御ステーションとも同一のシステム共通プログラム
    および各制御ステーション全部の応用プログラムが格納
    されている複数のプログラムタスクと、 自身において所有する各プログラムタスクを実行する演
    算制御手段とを有し、 ある制御ステーションの演算制御手段は、各プログラム
    タスクの実行時にその動作状態を表す可変制御情報を前
    記分散共有メモリの自身のデータ格納エリアに格納する
    とともに前記通信バス上に伝送し、 他の制御ステーションの演算制御手段は、前記通信バス
    から故障または過負荷状態の可変制御情報を受けたと
    き、前記同一のプログラムタスクを用いてバックアップ
    することを特徴とする分散形制御システム。
JP5054321A 1993-03-15 1993-03-15 分散形制御システム Pending JPH06266685A (ja)

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JP5054321A JPH06266685A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 分散形制御システム

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JP5054321A JPH06266685A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 分散形制御システム

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JPH06266685A true JPH06266685A (ja) 1994-09-22

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ID=12967330

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JP5054321A Pending JPH06266685A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 分散形制御システム

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001142731A (ja) * 1999-11-17 2001-05-25 Nec Kofu Ltd 情報処理システム及びそれに用いるデータコピーを伴う障害処理方式
KR100981687B1 (ko) * 2008-09-05 2010-09-10 현대로템 주식회사 철도차량의 교차제동장치
JP2018005372A (ja) * 2016-06-29 2018-01-11 ファナック株式会社 コントローラシステムおよび制御方法
CN113406894A (zh) * 2021-07-22 2021-09-17 深圳市伟峰科技有限公司 基于云计算的智能家居控制系统、方法、设备和存储介质

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