JP2528938B2 - 通信制御システム - Google Patents

通信制御システム

Info

Publication number
JP2528938B2
JP2528938B2 JP63132665A JP13266588A JP2528938B2 JP 2528938 B2 JP2528938 B2 JP 2528938B2 JP 63132665 A JP63132665 A JP 63132665A JP 13266588 A JP13266588 A JP 13266588A JP 2528938 B2 JP2528938 B2 JP 2528938B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
information processing
abnormality
terminal
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63132665A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01303942A (ja
Inventor
哲生 大浦
利一 安江
修 国崎
志郎 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP63132665A priority Critical patent/JP2528938B2/ja
Publication of JPH01303942A publication Critical patent/JPH01303942A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2528938B2 publication Critical patent/JP2528938B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の情報処理装置が接続される通信シス
テムに係り、特に、任意の情報処理装置間で情報交換を
行うのに好適な通信制御方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、複数の情報処理装置が接続されている通信シス
テムにおける通信制御方式の一例としては、特開昭62−
216451号公報に記載されているポーリング自動制御方式
が挙げられる。
第2図に上記公報に開示されるシステムは、ホスト計
算機20と、複数の端末装置26〜28と、これらの端末装置
26〜28の制御およびホスト計算機20との仲介を司る通信
制御装置22と、これらを結合する通信路23〜25および21
とを有して構成される。なお、通信路23〜25は、論理的
には1本である。
この方式では、通信制御装置22が、該通信システムに
接続されている複数の端末装置26〜28に対し、順次ポー
リングコマンドを送信することにより、データの要求を
促したり、該端末装置の状態を検出・管理する。
ここで、前記複数の端末装置26〜28のうち、電源が切
断されている端末装置28がある場合、通信制御装置22
が、該端末装置28に対しポーリングコマンドを送信して
も、応答は返ってこない。ところが、通信システムで
は、通信媒体23〜25の状態により、伝送されている情報
が正しく伝わらない場合がある。つまり、通信制御装置
22より送信された上記ポーリングコマンドに対して応答
がないのは、通信媒体23〜25の状態が悪いために、前記
ポーリングコマンドが、該端末装置28で受診できないと
いう場合がある。この場合、ポーリングコマンドの再送
を行うことにより、通信媒体23〜25の悪状態を補う。こ
れによって、正確な情報交換を実現している。
しかし、通信制御装置22が送信したポーリングコマン
ドに対して端末装置28より応答がない場合、その原因
が、該端末装置28が電源切断状態にあるためか、該端末
装置28が電源投入されていても、前記のように通信媒体
23〜25の悪状態により情報が伝わらないためか区別でき
ない。よって、端末装置28が電源切断状態であっても、
ポーリングコマンドの再送を行う。これは、通信システ
ム全体を効率という点から見れば、無駄な処理であり、
電源投入されている端末装置26,27に対するサービスの
低下になる。
そこで、通信制御装置22が、接続されている端末装置
26〜28の電源状態を管理し、電源切断状態の端末装置28
に対して、ポーリングコマンドを送信し、応答がなかっ
た場合でも再送は行わないようにする。これによって、
無駄な処理を最小限にし、通信システム全体の性能の低
下を防ぐ。
前記端末装置26〜28の電源状態の管理は、ポーリング
コマンドの送信に対し、正常な応答があった場合に電源
投入状態とし、電源投入状態で、ポーリングコマンド送
信に対する応答がなく、通信システムによって予め定め
られた再送回数を繰り返しても、該端末装置26〜28より
正常な応答がなかった場合に電源切断状態にすることに
より行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、通信制御装置22(すなわち、ホスト
計算機20)と各端末装置26〜28との間のみで行う情報交
換に必要な通信制御方式であった。
ところが、端末装置の高機能化に伴い、各端末装置間
でも情報交換を行うことが必要かつ、可能になってき
た。この場合、従来のように通信制御装置が各端末装置
を制御・管理し、そのうちの任意の端末装置が電源投入
状態であると認識していても、端末装置同士では、情報
交換ができない場合が生ずる。
例えば、第2図の端末装置26,27間で情報交換を行う
とする。この時、通信制御装置22では、上記二つの端末
装置26,27は、共に電源投入状態と認識されているとす
る。
ここで端末装置間26,27の通信路の距離は、端末制御
装置22と、それぞれの端末装置26,27との通信路23,24の
距離の和になる。一般に、通信では、通信路の距離が長
くなるほど、信号の電圧レベルも下がり、外乱の影響も
多くなり、正確な情報が伝わりにくくなる。このため、
端末装置間26,27では、通信が行えないことがありう
る。また、片方の端末装置の異常により、端末装置間で
通信が行えないことがある。例えば、特定の端末装置に
対してのみ、情報交換が行えない場合、また、ポーリン
グコマンドに対する応答はできても、情報フレームを受
信すること、または、その応答が返せない場合などがあ
る。
ここで問題となるのは、通信システム内で、情報の交
換を正確に行えない要因があるにもかかわらず、通信制
御装置が、それを認識できず、かつ、各端末装置は、情
報が行えないまま、ハングアップしてしまうことにあ
る。
本発明の目的は、上記通信システム内の異常を通信制
御装置に認識させ、システムハングアップを防ぐと共
に、早期正常化が行える通信制御方式を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、複数の情報処理装置と当該複数の情報
処理装置の通信制御を司る制御局とを互いに伝送路で結
合した通信システムに於ける通信制御方式であって、前
記複数の情報処理装置の各々は、他の前記情報処理装置
との通信に当たり、当該他の情報処理装置の異常を検出
した場合に、前記制御局に当該他の前記情報処理装置の
異常を示す情報を送出すると共に、当該他の前記情報処
理装置の異常監視を前記制御局に移行し、前記制御局は
当該異常を示す情報を受けることによって、前記他の情
報処理装置の異常を監視すると共に、当該他の情報処理
装置の異常が回復したことにより、当該他の情報処理装
置の異常を検出した前記情報処理装置に当該回復情報を
送出することにより達成される。
上記他の情報処理装置の異常を示す情報は、当該他の
情報処理装置を固有に示す情報と、異常の詳細情報とで
構成されることが好ましい。
また、他の情報処理装置の異常は、通信不能状態であ
ること、またはビジー状態であることが好ましい。
本発明において、制御局は、他の情報制御装置の異常
監視の結果、異常を確認することによって、当該他の情
報処理装置を初期化することが好ましく、また制御局
は、他の情報制御装置の異常を示す情報を受けることに
よって、当該情報を記憶保持しておくことが好ましい。
上記したように、本発明においては、通信システムに
接続されている各端末装置が、任意の端末装置または通
信制御装置と正常に情報交換が行えなかった時に、エラ
ー情報を通信制御装置に知らせることにより、上記目的
が達成される。
本発明の通信制御方式の通知シーケンスについて第1
図を参照して説明する。
情報処理装置A5が情報処理装置B6に対し、情報フレー
ム1を送信する。これに対する応答2が、返ってこない
か異常応答の場合、情報処理装置5は、通信制御装置4
に対し、異常発生を示す情報フレーム3を送信する。
〔作用〕
前記、通信システムに接続されている各端末装置は、
任意の端末装置または、通信制御装置と情報交換を行お
うとした時に、正常に情報交換ができなかった場合、次
の処理を行う。該情報処理装置が情報交換を行おうとし
た装置を固有に示すもの(例えば、アドレス)と、エラ
ー情報(例えば、無応答、ビット誤り検出等)を一まと
まりの情報として、通信路を介して通信制御装置に報告
する。
通信制御装置では、前記、情報処理装置から受信した
情報を解析し、以下の処理を行う。
まず、上記情報の内容を記憶保持する。これによっ
て、通信システム内のエラー情報を、通信制御装置で容
易に統計できる。
次に、通信制御装置は、エラー有と報告された情報処
理装置の状態を調査する。ここで、異常なしと判断した
場合には、前記、エラー情報を送信してきた通信制御装
置に、通信システムの最新情報を送信し、異常のないこ
とを示し、該情報処理装置が異常と判別した情報処理装
置への情報の再送を促す。一方、異常有を検出した場合
には、該当異常情報処理装置の状態を暫く監視した後、
正常回復しなければ、該当情報処理装置に初期化、また
は、通信システムからの切り離し、エラー発生表示等を
行う。これと同時に、通信システムの状態を他の情報処
理装置に通知する。これによって各情報処理装置は、異
常状態を正確に認識し、対応できる。
以上のように、通信システムの正常化が速やかに行わ
れ、システムハングアップを防ぐことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明す
る。
第3図は、本実施例で用いる通信システム構成図であ
る。
同図に示す実施例の通信システムは、通信システム内
の通信手順を制御する通信制御装置30と、情報処理を行
う装置である端末A31および端末B32とが、通信路33によ
って結合されており、各装置には順に10(H),00
(H),01(H)((H)は16進数と意味)のアドレス
が割り付けられている。
第4図は、本発明の特徴である端末が異常状態を検出
した時に、通信制御装置に対して報告する情報フレーム
のフォーマット例である。該フレームは、送信先装置の
アドレスを示すA40、情報の種類を示すコマンドC41、異
常のあった装置のアドレスを示すWA42、詳細情報を示す
I43で構成される。
まず、任意の端末が、故障を起こし正常に送受信でき
なくなった場合についての例を、第7図の通信シーケン
スに沿って説明する。
通信制御装置30は、端末の状態を監視するためのフレ
ーム(ポーリング)70を端末B32に対して送信する。端
末B32は、電源投入状態において、正常応答71を返送す
る。これによって、通信制御装置30は、端末B32が稼動
状態にあると認識する。
次、端末A31が端末B32に対して情報フレーム72を送信
する。ここで端末B32は、機能の一部が故障しているた
めに、他の装置との情報交換を正常に行えない状態に陥
っているとする。この状態では、端末B32は、前記情報
フーレム72を受信できず、無応答状態73となる。
端末A31では、端末B32よりの応答をタイマ監視しなが
ら待つが、一定時間以上応答がないと、先に送信した情
報フレーム72は、端末B32へ伝わらなかったと判断し、
情報フレーム74(72と同一の情報)を再送信する。この
フレームを端末B32で受信したとしても、正常な処理が
できないために、不適切な応答75を送信する。
端末A31では、この応答を受信すると異常な応答であ
るので、今回も先に送信した情報フレーム74が、端末B3
2へ正常に伝わらなかったと判断し、情報フレーム76(7
2,74と同一の情報)を再び送信する。端末B32は、第1
回目と同様に情報フレーム76を受信できず、無応答状態
77になる。端末A31では、上記同様に情報伝達失敗と認
識する。
ここで、端末A31は、端末B32が異常状態にあると認識
する。これは、各装置ごとに予め定められた最大再送回
数で、情報伝達ができないことを条件とする(すなわ
ち、本実施例では、最大再送回数は2回である。) この状態では、通信制御装置30は、端末B32の異常を
検出できない。一方、端末A31は、端末B32の異常を検出
したにもかかわらず、通信システムの状態を能動的に変
えることができないので、該通信システムは異常状態を
続けることになる。
そこで、端末A31は、通信制御装置30に対し、端末B32
が異常状態であることを通知する情報フレーム78を送信
する。そのフレームフォーマットを第5図に示す。
第5図において、送信先アドレス40が10(H)で通信
制御装置を示し、情報の種類を示すコマンド41が50
(H)であって、再送オーバーの発生を示し、アドレス
42が異常のあった端末装置を示す。以下にその内容を示
す。
異常の発生した端末アドレス42は、01(H)で端末B3
2を示す。以下は、異常の内容と発生回数を示し、50が
無応答で2回、51が異常応答で1回であることを表して
いる。この意味付けは、予め定められているものとす
る。
通信制御装置30は、前記情報フレーム78を受信するこ
とにより、端末B32が異常状態であることを認識する。
そして、端末B32に対し、端末初期化を促すフレーム79
を送信する。端末B32は、このフレーム79を受け、自装
置32を初期化し、再起動を行うことによって、正常動作
に復帰する。ここで、初期化フレーム79は、優先フレー
ムとして位置付けておくことにより、端末B32で異常が
発生しても、受信および処理が可能となる。
以上のようにして、通信制御装置30で検知できない異
常に対し処理を行いシステムを正常化することができ
る。
さらに、受信した前記情報フレーム78の情報を元に、
通信システムの状態を正確に記録(以下、ロギングと呼
ぶ)することができる。
第8図は、ロギング内容を表にしたものである。80は
各端末のアドレス、81はロギングの詳細分類を示す内
容、82は該内容81に各々対応した発生回数である。ここ
で、端末B32で発生した無応答2回83と、異常応答1回8
4がロギングされる。
このようにして、通信システム全体のロギングを通信
制御装置30に保持できる。これは、従来、各端末に保持
していたロギングを、通常の通信手順内において実時間
で集計するので、業務を停止する必要がなく、かつ、通
信効率が低下することもない。加えて、ロギング集計に
特定のコマンドおよび操作を必要としないので、通信シ
ステムの監視,異常状態の解析が容易になる。
また、本実施例では、端末B32が初期化フレーム79を
受信・処理できることを前提としたが、端末B32が全く
送受信できない場合には、通信制御装置30は、端末B32
を通信システムより切り離すことにより、該通信システ
ムの正常化を図ることができる。これは、端末B32への
サービスの停止および、他の端末へ端末B32の切り離し
を報告することにより実現する。この時、該処理をロギ
ング情報として保持することにより、異常状態の解析・
検出を容易にする。
次に、他の実施例として、端末がビジー状態の場合の
処理を第9図の通信シーケンス図を用いて説明する。
端末B32は、端末A31に対し情報フレーム90を送信す
る。ここで、端末A31は、ビジー状態(内部で別の処理
を実行中で、外部からの情報を受信できない)のため
に、端末B32に対しビジー応答91を送信する。端末B32
は、この応答を受けると、端末A31が、ビジー状態であ
ると認識する。ここで従来は、端末B32が端末A31のビジ
ー状態が解除されるまで、再送を行う。これは、端末B3
2にとって負荷であるどころか、通信システム全体から
見ても余分な送受信が行われることになり、効率の低下
につながる。
そこで、端末B32は、通信制御装置30に対し、端末A31
がビジー状態であることを通知するフレーム92を送信す
る。このフレームフォーマットを第6図に示す。
第6図において、送信先アドレス40は、10(H)で通
信制御装置30を示し、コマンド41は、51(H)であっ
て、42で示すアドレスの端末が、43の状態にあることを
示す。エラー状態にある端末のアドレス42は、00(H)
で端末A31を示し、エラー状態の詳細43は、02(H)で
ビジー状態である。
通信制御装置30は、上記フレーム92を受信すると、端
末A31がビジー状態であり、端末B32よりその監視を依頼
されたと認識して、端末B32のビジー状態監視を開始す
る。すなわち、通信制御装置30は、端末A31に対し、ポ
ーリング93を送信する。これを受信した端末A31は、ビ
ジー状態中なので通信制御装置30に対し、ビジー応答94
を返す。通信制御装置30は、これを受けて、端末A31
が、ビジー状態続行中であると認識し、予め定められた
間隔を持って、監視を続ける。
ここで、一定時間以上、ビジー状態が解除されない場
合は、端末A31が異常状態にあると判別し、前実施例と
同様の処理を行う。これに対し、端末A31のビジー状態
が解除され、ポーリング95に対し、正常応答96を通信制
御装置30に送信してきた場合には、通信制御装置30は、
端末A31が、情報交換可能状態になったと認識する。
そこで、通信制御装置30は、端末B32に対し、端末A31
が情報交換可能になったことを示すフレーム97を送信す
る。これを受けて、端末B32は、端末A31に対し、情報フ
レーム98を送信する。端末A31は、情報フレーム98を受
信し、端末B32に対し、正常応答99を送信する。これに
よって、端末B32は、正常に情報交換が終了したこと認
識する。
以上のように、本実施例では、ビジー状態の監視を通
信制御装置30に行わせるので、端末の負荷低減ができる
のと同時に、通信システムの効率も向上する。また、前
実施例と同様に、異常状態の検出・処理を容易にしてい
る。
上記した実施例では、通信制御方式にポーリング方式
を用いたが、他の通信制御方式でも実現可能である。ま
た、通信制御装置という端末とは異なる装置を対象とし
たが、通信システムの最終制御権を持つという意味で、
端末が該当してもよい。
また、上記実施例では、端末を接続したシステムを例
としているが、ここでいう端末は、通信機能を有する情
報処理装置の一態様である。また、通信制御装置は、通
信システムの通信制御を司る制御局として機能する情報
処理装置の一態様と考えることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、複数の情報処理装置の各々は、デー
タの送受信をしている相手側情報処理装置から応答が返
ってこなかったり、あるいはエラー応答が返ってくる場
合には、相手側情報処理装置に何らかの異常を発生して
いると判断し、その異常を示す情報を制御局に通知す
る。これにより、制御局は、この異常のある情報処理装
置の異常を検出していなくても、この情報処理装置の異
常を認識することができる。
さらに、制御局は、異常と報告された情報処理装置を
監視し、異常が回復されたと判断すれば、当該回復情報
を先に異常情報を報告してきた情報処理装置に通知す
る。これによって、情報処理装置は相手側情報処理装置
とのデータ通信を再開することができる。また、情報処
理装置の各々は、他の情報処理装置との通信に当たり、
当該他の情報処理装置の異常を検出した場合に、前記制
御局に当該他の情報処理装置の異常を示す情報を送出す
ると共に、当該他の前記情報処理装置の異常監視を前記
制御局に移行するため、制御局によるこの監視期間中
に、異常を示す情報を制御局に通知してきた情報処理装
置は、更に他の情報処理装置とデータの通信を行うこと
が可能となる。
一方、監視の結果、最終的に異常が確認された場合に
は、制御局は当該異常情報処理装置へのサービスを停止
し(例えばポーリングを行わない。)、当該異常情報処
理装置を通信システムから切り離す等の処理を実行する
ことができる。これによって、通信システム全体にこの
異常が影響を及ぼすことを早期に抑え、且つ通信システ
ムの利用効率の低下を未然に防止することができる。
更に、制御局は、異常情報処理装置をシステムから切
り離したことを他の情報処理装置に通知ようにすれば、
他の情報処理装置は、異常情報処理装置の異常を認識
し、異常情報処理装置への無駄なデータ送信を行わずに
済むことになる。
また、制御局は、他の情報処理装置から送られてきた
情報をロギング情報として管理するようにすれば、ロギ
ング情報を収集するための特別な手段を使わなくても良
いのでシステムの利用効率を妨げることがない。更に、
最新の情報が集められているもでシステムが停止してし
まっても最後の状態を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の通信制御方式の特徴を示す通信シーケ
ンス図、第2図は従来の通信制御方式のシステム構成を
示すブロック図、第3図は本発明の一実施例の通信制御
方式のシステム構成を示すブロック図、第4図は本発明
で用いるフレーム構成例を示す説明図、第5,6図は本実
施例でのフレーム構成例を示す説明図、第7図は異常端
末の検出・処理の通信シーケンス図、第8図は異常状態
の集計表の一例を示す説明図、第9図はビジー状態発生
時の監視・処理の通信シーケンス図である。 1……情報フレーム、2……応答、 30……通信制御装置、31……端末A、 32……端末B、33……通信路、 40……通信フレームの送信先アドレス、 41……コマンド、 42……異常の発生した装置のアドレス、 43……42の異常の詳細情報。
フロントページの続き (72)発明者 国崎 修 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所マイクロエレクトロ ニクス機器開発研究所内 (72)発明者 大石 志郎 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社 日立製作所神奈川工場内

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の情報処理装置と当該複数の情報処理
    装置の通信制御を司る制御局とを互いに伝送路で結合し
    た通信システムに於ける通信制御方式であって、 前記複数の情報処理装置の各々は、他の前記情報処理装
    置との通信に当たり、当該他の情報処理装置の異常を検
    出した場合に、前記制御局に当該他の前記情報処理装置
    の異常を示す情報を送出すると共に、当該他の前記情報
    処理装置の異常監視を前記制御局に移行し、 前記制御局は当該異常を示す情報を受けることによっ
    て、前記他の情報処理装置の異常を監視すると共に、当
    該他の情報処理装置の異常が回復したことにより、当該
    他の情報処理装置の異常を検出した前記情報処理装置に
    当該回復情報を送出することを特徴とする通信制御方
    式。
  2. 【請求項2】他の情報処理装置の異常を示す情報は、当
    該他の情報処理装置を固有に示す情報と、異常の詳細情
    報とで構成されるものであることを特徴とする請求項1
    記載の通信制御方式。
  3. 【請求項3】他の情報処理装置の異常は、通信不能状態
    であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の通
    信制御方式。
  4. 【請求項4】他の情報処理装置の異常は、ビジー状態で
    あることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の通信
    制御方式。
  5. 【請求項5】制御局は、他の情報制御装置の異常監視の
    結果、異常を確認することによって、当該他の情報処理
    装置を初期化することを特徴とする請求項1、請求項
    2、又は請求項3記載の通信制御方式。
  6. 【請求項6】制御局は、他の情報制御装置の異常を示す
    情報を受けることによって、当該情報を保持しておくこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、又は請求項5記載の通信制御方式。
JP63132665A 1988-06-01 1988-06-01 通信制御システム Expired - Lifetime JP2528938B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63132665A JP2528938B2 (ja) 1988-06-01 1988-06-01 通信制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63132665A JP2528938B2 (ja) 1988-06-01 1988-06-01 通信制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01303942A JPH01303942A (ja) 1989-12-07
JP2528938B2 true JP2528938B2 (ja) 1996-08-28

Family

ID=15086632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63132665A Expired - Lifetime JP2528938B2 (ja) 1988-06-01 1988-06-01 通信制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2528938B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7266608B2 (en) 2000-01-20 2007-09-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha System for punctually sending and receiving serial data and a method for sending and receiving the serial data

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55102054A (en) * 1979-01-29 1980-08-04 Fujitsu Ltd Failure informing system
JPS60128741A (ja) * 1983-12-16 1985-07-09 Mitsubishi Electric Corp 計算機システムの回復処理装置
JPS6215951A (ja) * 1985-07-15 1987-01-24 Canon Inc ネツトワ−クシステム
JPS62136144A (ja) * 1985-12-10 1987-06-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd ホ−ムバス回線捕捉監視システム
JPS62174816A (ja) * 1986-01-29 1987-07-31 Hitachi Ltd リセツト方式
JPS62277833A (ja) * 1986-05-26 1987-12-02 Nec Corp 端末装置異常監視システム
JPS62290834A (ja) * 1986-06-11 1987-12-17 Nippon Mining Co Ltd 金属レニウムの製造装置
JPS62295535A (ja) * 1986-06-16 1987-12-22 Hitachi Ltd 送信制御方式
JPS6318741A (ja) * 1986-07-10 1988-01-26 Toshiba Corp バスインタ−フエイス回路

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55102054A (en) * 1979-01-29 1980-08-04 Fujitsu Ltd Failure informing system
JPS60128741A (ja) * 1983-12-16 1985-07-09 Mitsubishi Electric Corp 計算機システムの回復処理装置
JPS6215951A (ja) * 1985-07-15 1987-01-24 Canon Inc ネツトワ−クシステム
JPS62136144A (ja) * 1985-12-10 1987-06-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd ホ−ムバス回線捕捉監視システム
JPS62174816A (ja) * 1986-01-29 1987-07-31 Hitachi Ltd リセツト方式
JPS62277833A (ja) * 1986-05-26 1987-12-02 Nec Corp 端末装置異常監視システム
JPS62290834A (ja) * 1986-06-11 1987-12-17 Nippon Mining Co Ltd 金属レニウムの製造装置
JPS62295535A (ja) * 1986-06-16 1987-12-22 Hitachi Ltd 送信制御方式
JPS6318741A (ja) * 1986-07-10 1988-01-26 Toshiba Corp バスインタ−フエイス回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01303942A (ja) 1989-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11765018B2 (en) Control plane device switching method and apparatus, and forwarding-control separation system
JP4851585B2 (ja) クライアント装置と複数のサーバ装置からなるシステムの通信方法、その通信プログラム、クライアント装置及びサーバ装置
JP2528938B2 (ja) 通信制御システム
CN111224803B (zh) 一种堆叠系统中多主检测方法及堆叠系统
JPH05204811A (ja) 管理情報通信システム
JP3419979B2 (ja) 装置状態管理方法およびデータ通信システム
JP4692419B2 (ja) ネットワーク装置及びそれに用いる冗長切替え方法並びにそのプログラム
JPS58170247A (ja) 自動ル−プ・バツク制御方式
JP3398461B2 (ja) ネットワーク環境で使用されるシステム及び該システムに実装される装置
CN113783805B (zh) 一种fc交换网络的传输方法及系统
JPH01833A (ja) データ伝送装置
JP3356809B2 (ja) Lan障害監視装置及びlan障害監視システム及びそれにおけるロギングデータ採集方法
JP3037198B2 (ja) 自動回線切替装置
JPH10105490A (ja) サーバの障害監視及び対策方法
JP2937871B2 (ja) ポーリング式監視方法
KR940009107B1 (ko) 155Mbps 동기식 다중장치의 멀티 프로세서 시스템 및 통신방법
JP2022172496A (ja) 通信処理装置、通信処理システム、障害通知方法及び障害通知プログラム
JPS63246055A (ja) パケツト送受信装置
JP3033660B2 (ja) データ通信制御における障害検出方法
JPH07226763A (ja) リング型lanにおける自動復旧方法
KR100193839B1 (ko) 중복메세지 처리하는 라인모듈 제어장치 및 방법
JPH06152612A (ja) ポーリング制御方式
JPH02128541A (ja) データ通信システム
JPH09160875A (ja) マルチエージェント相互バックアップ方式
JPH04129346A (ja) アドレス重複検出機能を備えた通信システム