JPH01833A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JPH01833A
JPH01833A JP62-325801A JP32580187A JPH01833A JP H01833 A JPH01833 A JP H01833A JP 32580187 A JP32580187 A JP 32580187A JP H01833 A JPH01833 A JP H01833A
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吉博 武久
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松下電器産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、構内電話交換機とそれに収容された内1電話
機との間の制御用コマンドデータの転送等のためのデー
タ伝送装置に関するものである。
従来の技術 従来、データ伝送の際のデータ誤り防止方式としては次
のようなものがある。すなわち、第1の局が第2の局に
対してデータを送出し、第2の局にて受信したデータに
誤りが無(正常に受理された場合には、第2の局は次に
第1の局へ送る返送データの準備を行い、第1の局へ返
送データを送出する。一方第2の局にて受信したデータ
に誤りが生じている場合には、第2の局はそれを正常に
受理せず、第1の局へ誤りが生じていることを示す異常
受信識別子のみを送出する。異常受信識別子を受けた第
16局は、第2の局に対して同じデータを再び送出する
発明が解決しようとする問題点 しかしながらこのような方式では、データ伝送路におい
て何らかの障害が生じて異常受信識別子が第1の局へ届
く前に消失した場合には、第1の局は先に第2の局へ送
出したはずのデータが無事第2の局にて受理されている
かどうかを知ることができない。このようにデータ転送
の確認の為に通常のデータとは別の識別子を用いるもの
であっても、もしその識別子が途中で失われた場合にデ
ータの欠落が生じる恐れがある。一方少なくともデータ
欠落は避けようと、タイムアウトエラーの際、すなわち
相手方にデータを送出して規定の時間内に応答が無い場
合に、−度送ったデータを再送するようにしたとしても
、それだけでは不必要なデータの二重送りとなってしま
う場合があり、不都合な点が多かった。またデータ転送
の度に識別子を送出することは通信処理の複雑化を招い
ていた。
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、通
信処理の複雑化を招くことなく通信の信頼性をより向上
させることが可能なデータ伝送装置を提供することを目
的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は以上の問題点を解決するため、親局においては
、前回子局からデータフレームが送られずにタイムアウ
トエラーとなっていたかまたはデータフレーム中に誤り
が生じていた場合に、次に送出すべきデータの送出を中
止して再送データフレームすなわち前に送出したデータ
を収容したデータフレームを再び子局へ送出するよう構
成し、また子局側においては、受信データフレームが新
規のものか、あるいは前回正常に受信されたものと同一
であるかを識別する識別手段を設けた。
作用 上記構成により、子局においては親局側からの再送デー
タフレームを識別することが出来、その、事によって子
局は自らが親局へ送ったデータ中に誤りが生じているか
、またはそのデータが親局へ届いていないということを
、親局からその旨の識別子等を得ることなく認識するこ
とができる。
実施例 以下、本発明におけるデータ伝送装置を構内電話交換機
とそれに収容された内線電話端末機との間のデータ通信
のために用いた場合の実施例について説明する。
本実施例においては、構内電話交換機(以下親局とする
)と電話端末機(以下子局とする)の間には、音声通信
用の通話用線と種々のコマンド及び応答をやり取りする
ためのデータ用線が設けられているものとする。
第1図は親局及び子局のデータ送受信部の構成を示すブ
ロック図である。まず親局の構成について説明する。第
1図において、1は制御部2からの指令に基づき、デー
タ用伝送路3を介して子局側へコマンド等のデータをデ
ータフレームと呼ばれる塊の形態で送信する送信部であ
る。4は子局側から送られてきたデータフレームを受信
する為の受信部である。5は受信されたデータフレーム
中に含まれる誤り検出符号(以下チエツクコードとする
)に基づいてそのデータフレーム中のデータ誤りを検出
する誤り検出手段である。6は子局へのデータ送出から
カウントして所定の時間内に子局から応答がなかった場
合に、タイムアウトエラー信号を出力するタイムアウト
検知手段である。7は誤り検出手段5の検出出力とタイ
ムアウト検知手段6の出力により、次のデータフレーム
送出の際に、先に子局へ送出したデータフレームを再送
すべきかどうかの判定を行ってその結果を記憶保持して
おく再送判定手段である。8は記憶手段であり、受信し
たデータ、送信すべきデータ、及び最終送出データすな
わち前回送出したデータがそれぞれデータフレームの形
態で記憶される。
次に子局の構成について説明する。第1図において9は
制御部10からの指令に基づいて、親局と同様にデータ
フレームの形態でデータを送信する送信部、11はフレ
ーム形態のデータを受信する受信部である。12は受信
したデータフレーム中のデータ誤りを検出する誤り検出
手段である。
13は記憶手段であり、データフレームの形態で受信し
たデータの保存及び送信すべきデータの用意をしておく
ためのものである。14は受信部11より受信データを
受げ、また記憶手段13よりその前に受信され、保存さ
れていたデータとを受けて、新しいデータを送出するか
または前回送出したデータを再送するかの判定を行って
、その結果を記憶保持しておく再送判定手段である。ま
た再送判定手段14は誤り検出手段12からの検出出力
も受けており、受信データに誤りが生じている場合には
その旨を制御部10へ伝えるよう構成されている。
第2図は親局と子局との間でデータのやり取りに用いら
れるデータフレームの構成を示すものであり、15はデ
ータ、16はデータ15の後に付加されたチエツクコー
ドである。親局と子局との間でやり取りされるデータフ
レームにはそのデータの示す意味によって様々の種類の
ものがあるが、本実施例では通信の主導権は親局すなわ
ち交換機が握っており、子局すなわち電話端末機は親局
からのデータに応答していくという形態で進められてい
くので、ここでは内部のデータが示す意□味は別にして
親局から子局へ送出されるデータフレームはすべてコマ
ンド、子局から親局へ送出されるデータフレームはすべ
てレスポンスと呼ぶこととする。
以下フローチャートに基づいて詳細な通信手順について
説明する。
親局すなわち交換機では、他の様々な処理とともに収容
された複数の子局すなわち内線電話機と順番に通信処理
が行われており、特定の子局についてみると、その子局
と親局との間では、ある周期で周期的に通信処理が行わ
れる。
第3図は親局側における通信処理の処理過程を示すもの
である。第3図において、まず通信処理が開始されると
、ステップ17において前回の通信処理の際に子局から
の受信データに誤りが生じていたか、またステップ18
において前回の通信処理の際に子局からレスポンスが返
ってこないままタイムアウトエラーとなっていたかのチ
エツクが行われる。まずは前回の通信処理では異常は生
じなかった場合について説明する。通信処理が開始され
ると、ステップ17及びステップ18はそのまま通過し
てステップ19にて記憶手段8よりコマンドを取り出し
て送信部1を介して子局側へ送信する。そして、その時
に送出したコマンドを最終送出コマンドとして記憶手段
8内に設けられた最終送出コマンド格納テーブルに格納
する(ステップ20)。
次にステップ21、ステップ22を繰り返しながら規定
時間の間子局からのレスポンスを待つ。
規定時間内にレスポンスを受信したら、ステップ23に
移り、受信したデータフレーム中のチエツクコードが分
離され、それに基づいて誤り発生のチエツクが行われる
、そして、ステップ24にて誤り無しが判明するとステ
ップ25に移り、正常なデータとして受信データの処理
が行われる。−方、ステップ24にて誤り有りと判明す
るとステップ26へ移行する。このステップでは再送判
定手段7においてコマンド再送の決定がなされ、それに
伴って必要な処理が行われる。
一方、タイムアウトエラー、すなわち規定時間内にレス
ポンスが受信されなかった場合、ステップ22よりステ
ップ27へ移行する。このステップ27では再送判定手
段7ヘタイムアウト検出手段6からタイムアウトエラー
発生が伝えられ、それに伴って必要な処理が行われる。
以上のステップを経た後、1つの子局についての通信処
理がひとまず終了し、他の子局との通信処理に移る。そ
して他の子局との通信処理が−通り終了してから、再び
上記子局との通信処理が開始される。もし、前回の通信
処理にて受信レスポンスに誤りが生じていたi合、また
はレスポンスが受信されずタイムアウトエラーとなって
いた場合には、ステップ28に移行する。ステップ28
では新しいコマンドではなく、前回送出したコマンド、
すなわち記憶手段8内に格納されていた最終送出コマン
ドが送出される。
第4図は子局における通信処理過程を示すものである。
子局においては受信部9が常時受信可能な状態となって
おり、制御部10は常時親局からのコマンドの受信を監
視している(ステップ29)。そしてコマンドを受信し
た場合は、まず誤り検出手段12にてフレーム中のチエ
ツクコードより受信データ中の誤りのチエツクが行われ
る(ステップ30)。もし、受信データフレーム中に誤
り有りと判明(ステップ31)した場合は、親局側へコ
マンドの再送を要求することはせず、そのまま元の受信
監視状態へ戻って親局からのコマンドを待つこととなる
。一方、受信データフレーム中に誤り無しと判明した場
合は、記憶手段13より前回受信コマンド、すなわち前
の通信処理時に受信されて誤り無しの正常データとして
格納されていたコマンドが取り出され(ステップ32)
、その内容と今回の受信コマンドとの内容が等しいもの
であるかどうかが判別される(ステップ33)。もし、
前回の受信コマンドの内容と今回の受信コマンドの内容
とが等しい場合にはステップ34に移行する。前回の受
信コマンドの内容と今回の受信コマンドの内容とが等し
いということは、親局側においては第3図のステップ1
7またはステップ18にて、誤り有りと判定されたかま
たはタイムアウトエラーとなっていたかの場合であり、
ステップ33におけるこのような比較処理によって子局
は前に親局へ送出したレスポンスが親局側にて正常に受
理されていないということを認識することができる。そ
してステップ34にて、記憶手段13より前回親局側へ
送出したものと同じ内容のレスポンスを取り出して再び
親局側へ送出する。
一方、ステップ33にて、前回の受信コマンドの内容と
今回の受信コマンドの内容とが異なることが判明すると
、前に親局へ送出したレスポンスは親局にて正常に受理
されたということを認識することができ、ステップ35
及びステップ36の正常通信処理が行われる。ステップ
35では、次の通信処理に備えて受信コマンドを、デー
タフレーム形態のまま記憶手段13内に設けられた前回
の受信コマンド格納テーブルに格納する。そして次のス
テップ36にて記憶手段13から新しい内容のレスポン
スを取り出して親局側へ送出する。
ステップ36またはステップ34にて親局側へレスポン
スを送出した後は、元の受信監視状態へ戻って親局から
のコマンドを待つこととなる。
次に、動作について説明する。第5図は親局側゛  か
ら送出されたコマンドに途中で誤りが生じ、子局側にて
誤り有りが検出された場合のデータ転送手順を示すもの
である。親局がコマンド(1)を送出し、それに誤りが
生じて子局に届いた場合、子局は受信誤りを検出しても
その時点ではレスポンスを送出することはないので、親
局ではそのままタイムアウトエラーとなる。そもそも、
子局は□親局からのコマンド(1)に誤りが生じている
場合にそのことを親局へ知らせてコマンド(1)を再送
してもらう必要があるが、本実施例ではこのような場合
には親局へは何も送出せず、それによって親局側をタイ
ムアウトさせることによって等励時に誤りが生じたこと
を知らせている。親局側はタイムアウトとなった場合、
次の通信処理過程において同じ内容のコマンドを再送す
る。子局はそれを受信して、誤りが無かった場合、がっ
前回受信コマンド(0)と異なっている場合に正常受信
処理を行い、その時に初めて親局側へレスポンス(1)
を送出する。
第6図は子局から送出されたレスポンスに誤りが生じ、
親局側にて誤り有りが検出された場合のデータ転送手順
を示すものである。まずは親局からコマンド(1)が送
出され、子局において正常受信処理がなされて対応する
レスポンス(1)が親局側へ送出される。ここではこの
レスポンス(1)に誤りが生じて親局に届いたものとす
る。
親局は受信誤りを検出する。ここで親局は子局側へ受信
誤りが生じていることを知らせて子局からレスポンス(
1)を再送してもらう必要があるが、本実施例では再送
要求のかわりに前に送出したコマンド(1)を再び子局
側に送り、これによって子局へ誤りが生じたことを知ら
せている。
子局側では受信したコマンドはすべて前回受信したコマ
ンドと比べ、同一であるかどうかの判別が行われており
、前回受信コマンドと同一である場合に、前に送ったレ
スポンス(1)が親局にて受理されていないと認識して
、親局ヘレスポンス(1)を再送する。
第7図は親局から送出されたコマンドが子局へ届かずに
途中で消失した場合のデータ転送手順を示すものである
。コマンド(1)が途中で消失してしまうと、当然のこ
とながら子局からのレスポンスは無い。そして親局では
、その時の通信処理においてはタイムアウトエラーとな
ってしまう。
そして次の通信処理過程において前に送出したものと同
じ内容のコマンドを再送することとなる。
子局はそれを受信して、誤りが生じておらず、かつ前回
受信コマンド(0)と異なっている場合に初めて正常受
信処理を行い、レスポンス(1)を送出する。このよう
に親局から送出されたコマンドが子局へ届かなかった場
合のデータ転送も、第5図に示されるコマンドに誤りが
生じた場合のデータ転送と同様となり、誤り防止が達成
されている。
第8図は子局から送出されたレスポンスが親局へ届かず
に途中で消失した場合のデータ転送手順を示すものであ
る。子局から送出されたレスポンス(1)が途中で消失
してしまうと、当然親局にてレスポンス(1)が受信さ
れることはない。
ところで、親局側から見た場合には、レスポンス(1)
が消失したのか、またはその前に子局へ送出したはずの
コマンド(1)が途中で消失して子局へ届いていないの
かという二つのケースのうちのいずれかであるかがわか
らないまま、第7図に示される場合と同様にタイムアウ
トとなってしまう。しかし、親局ではタイムアウトとな
れば次の通信処理において一律に前に送出したコマンド
(1)を再送するように仕組まれており、前述の二つの
ケースのうちの後者の方、すなわち第7図で示されるよ
うに親局からのコマンド(1)の消失という事実があっ
たとしても再び子局へコマンド(1)が送られることに
よって子局における受信データの欠落は回避される。そ
して、第8図の場合においては、子局では前に受信した
コマンド(1)と同じ内容のコマンドを受信することと
なり、第6図に示される場合と同様に親局側へレスポン
ス(1)を再送する。すなわち、同じ内容のコマンドが
2回続けて受信されるということは、前に親局へ送った
はずのレスポンス(1)が親局にて受理されていないこ
とを示しており、そのことによって子局は親局側へレス
ポンスを再送することができ、親局における受信データ
の欠落は回避されることとなる。
次に本発明におけるデータ伝送装置の第2の実施例につ
いて説明する。
まず第9図基づいて親局の構成について説明する。第9
図において、40は受信手段、送信手段、42はタイム
アウト検出手段、43は子局から受信データフレームの
中の誤り検出符号から誤りの有無を調べる誤り検出符号
検査手段であり、これらは前実施例とほぼ同様な構成で
ある。44は前記タイムアウト検出手段の出力と前記誤
り検出符号検査手段の出力に基づいて、子局に対して前
回送信したデータフレームを再送するか、あるいは新規
のデータフレームを送信するかの判別を行なう再送判別
手段である。45は再送制御のために前回送信データフ
レームを記憶したり、各種制御情報を記憶保持しておく
記憶手段である。46は各部の制御を行なうための制御
部である。
次に子局の構成について説明する。第9図において47
.48はそれぞれ前実施例と同様は構成された受信手段
および送信手段である。49は親局から受信したデータ
フレームの中の識別符号が前回受信した符号と等しいの
かどうかを検査し、等しくない場合にはあらかじめ決め
ておいた規則に従って更新された符号かどうかを検査す
る識別符号検査手段である。50は前実施例と同様に構
成された誤り検出手段である。51は識別符号検査手段
49の出力と誤り検出手段50の出力に基づいて、前回
送信したデータフレームの再送を要求されているのか、
あるいは新規データフレームの送信を促されているのか
、さらには応答を行なわないのかを判別する再送判別手
段である。52は再送制御のために前回送信データフレ
ームを記憶したり、各種制御情報を記憶保持しておく記
憶手段である。53は各部の制御を行なうための制御部
である。
第10図は親局と子局との間でデータのやり取りに用い
られるデータフレームの構成を示すものである。まず親
局が子局に対して送信するデータフレームについて説明
する。55はコマンドの重複送信を防止するための識別
符号で、この識別符号の内容はコマンドの再送時を除い
ては毎回更新される。56は子局に対して伝えるべき必
要なデータから成る情報フレームである。57はデータ
の誤りをチエツクするためのチエツクコードであり、受
信側ではこのチエツクコードを利用してそのデータフレ
ーム内に誤りが生じているかどうかを知ることが出来る
。次に子局が親局に対して送信するデータフレームにつ
いて説明する。58は親局に対して伝えるべき必要なデ
ータから成る情報フレームである。59はチエツクコー
ド57と同様にデータの誤りをチエツクするためのチエ
ツクコードである。
親局と子局との間でデータのやり取りに用いられるデー
タフレームにはそのデータの示す意味によって様々の種
類のものがあるが、本実施例では通信の主導権は親局す
なわち構内電話交換機が握っており、子局すなわち内線
電話端末機は親局からのデータに応答していくという形
態で進められていくので、ここでは内部のデータが示す
意味は別にして親局から子局へ送信されるデータフレー
ムは全てコマンド、子局から親局へ送信されるデータフ
レームは全てレスポンスと呼ぶことにする。
以下フローチャートに基づいて詳細な通信手順について
説明する。 親局では他の様々な処理とともに収容され
た複数の子局と順番に通信処理が行なわれており、特定
の子局についてみると、その子局と親局との間では、周
期的に通信制御が行なわれる。
第11図は親局側における通信処理の処理過程を示すも
のである。第11図において、まず通信処理が開始され
ると再送判別手段44の出力が有るかどうかを判定しく
ステップ60)、出力が無い場合には記憶手段45から
新しいコマンドを取り出し、識別符号の更新を行って(
ステップ61)同コマンドの送信を行なう(ステップ6
2)。
一方もし出力が有る場合には、前回送信したコマンドが
正しく子局に受信されていない恐れがあるので、記憶手
段43から前回送信したコマンドを取り出し、識別符号
の更新はせずに同コマンドの再送を行なう(ステップ6
3)。コマンドの送信が終わったら前記記憶手段に送信
したコマンドを記憶しくステップ64)、レスポンスの
受信に備える(ステップ65)。レスポンスを受信した
ら誤り検出符号検査手段43にてレスポンスの中のチエ
ツクコードを検査し、(ステップ66)、誤りが生じて
いるかどうかの判定を行なう(ステップ67)。誤りが
無かったら、前記再送判別手段に誤り無しを出力しくス
テップ68)、前記記憶手段に受信した情報フレームを
記憶して(ステップ69)通信処理を終了する。一方、
受信誤りが有った場合には、再送判別手段に誤り有りを
出力して通信処理を終了する(ステップ70)。ところ
でコマンド送信後、レスポンスを受信出来ずタイムアウ
ト検出手段42にてタイムアウトが検出された場合には
(ステップ71)、前記再送判別手段にタイムアウト発
生を出力しくステップ72)、通信処理を終了する。
第12図は子局における通信処理過程を示すものである
。第12図において、ステップ81はコマンドが受信さ
れたかどうかの判別を行なうものであり、子局はこのス
テップ81を繰り返しながら親局からコマンドをまつこ
ととなる。コマンドを受信するとまずはステップ82へ
移行し、チエツクコード検査手段50にてコマンドの中
のチエツクコードを検査し、受信誤りが生じているかど
うか判定を行なう(ステップ83)。
受信誤りが無かったら、識別符号検査手段49にて、受
信コマンドの中の識別符号を前回受信した識別符号と比
較する(ステップ84)。ここで受信した識別符号が前
回受信した識別符号と同じだった場合には、前回と同じ
レスポンスを再送、すなわち前記記憶手段より前回送信
レスポンスを取り出して親局に送信(ステップ89)す
る。つまり、情報の内容にかかわらず識別符号が前回受
信した識別符号と同じだった場合には、親局側からの送
信は前に送ったコマンドの再送であることに他ならず9
、親局側のコマンド再送より子局が前回送信したレスポ
ンスが正しく親局に伝わっていないと断定することがで
きる。すなわち識別符号を見ることによってレスポンス
再送の必要性を判断することができる。
ところで受信した識別符号が前回受信した識別符号と異
なる場合には、ステップ86にて該識別符号が正当な値
であるかを調べ、受信したコマンドのチエツクコードに
も、識別符号にも誤りが無い場合には受信したコマンド
を正当とみなし、記憶手段52に受信した情報フレーム
を記憶しくステップ87)、前記記憶手段より新しいレ
スポンスを取り出して親局に送信して(ステップ88)
、通信処理を終了する。一方、ステップ86にて受信し
たチエツクコードや識別符号に誤りが見つかった場合に
は、親局にコマンドを再送してもらうためにレスポンス
の送信を行なわず、そのまま通信処理を終了し、次のコ
マンド受信に備える。
本実施例においても、子局は親局からのデータ再送によ
って通信の正常性を確認できるので、通信の信頼性を確
保することが出来る。また識別符号を用いることによっ
て前に送ったデータと同じデータであってもそれが再送
であることを識別可能なようにしたので、子局側ではた
とえ前に受は取ったデータと同じデータが送られても、
それを破棄すべきか、またそのデータも受は取るべきか
の判断が可能となり、データの二重骨は取りを防止でき
、通信の効率も向上する。
発明の効果 本発明は、親局においては、前回子局からデータフレー
ムが送られずにタイムアウトエラーとなっていたかまた
はデータフレーム中に誤りが生じていた場合に、次に送
出すべきデータの送出を中止して再送データフレームす
なわち前に送出したデータを収容したデータフレームを
再び子局へ送出するよう構成し、また子局側においては
、受信データフレームが新規のものか、あるいは前回正
常に受信されたものと同一であるかを識別する識別手段
を設けた事により、子局から親局へ送出したデータフレ
ームに誤りが生じた場合、及び途中でデータフレーム自
体が消失して親局へ届かなかった場合であっても、子局
は親局からのデータの再送によって自ら親局に送出した
データに異常が生じていることを認識することができ、
親局から子局に対して異常受信等を示す識別子を送る必
要が無い。また、親局から子局へ送出したデータフレー
ムが途中で消失した場合はもとより、親局から子局へ送
出したデータフレームに誤りが生じてしまって子局にて
正規に受理することができない場合であっても、親局は
タイムアウトエラーの発生に応じて自主的に子局へのデ
ータフレーム再送を行うので、子局から親局に対して異
常受信等を示す識別子を送る必要が無くなり、それだけ
通信処理手順を簡略化させることが出来る。このように
識別子を用いずに通信の異常を相互に知らせる事が出来
るので、識別子自体が相手方に届く前に何らかの原因で
消失してしまった場合の弊害も無くなり、通信の信頼性
をいっそう向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は構内電話交換機と内線電話端末機に設けられた
本発明の実施例におけるデータ伝送装置のブロック図、
第2図は同実施例において親局と子との間のデータ通信
に用いられるデータフレームの構成を示す図、第3図は
同実施例の親局における通信処理の手順を示すフローチ
ャート、第4図は同実施例の子局における通信処理の手
順を示すフローチャート、第5図、第6図、第7図、第
8図はそれぞれ同実施例における子局と親局との間のデ
ータ転送手順を示す図、第9図は第2の実施例における
データ伝送装置のブロック図、第10図は同実施例にお
いて構内電話交換機と内線電話端末機との間のデータ通
信に用いられるデータフレームの構成を示す図、第11
図は同実施例の親局における通信処理の手順を示すフロ
ーチャート、第12図は同実施例の子局における通信処
理の手順を示すフローチャートである。 1・・・・送信部     2・・・・制御部3・・・
・伝送路     4・・・・受信部5・・・・誤り検
出手段 6・・・・タイムアウト検出手段 7・・・・再送判定手段  8・・・・記憶手段9・・
・・送信部    10・・・・制御部11・・・・受
信部    12・・・・誤り検出手段13・・・・記
憶手段   14・・・・再送判定手段代理人の氏名 
弁理士 中尾敏男 ほか1名第1図 a西 第  2  図                  
              15−f’97L−4第
3図 第4図 第5図 第6図 親局       子局 第7図 IL局   吾を 第8図 艷・均   j−5 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1の局に受信データフレーム中に誤りが生じている事
    を検出してその事を記憶保持しておく誤り検出手段と、
    一旦データフレームを受信した後所定の時間内にデータ
    フレームが受信されなかった事を検知してその事を記憶
    保持しておくタイムアウト検知手段と、データフレーム
    送信の際に上記誤り検出手段の出力と上記タイムアウト
    検知手段の出力を参照して前回受信したデータフレーム
    中に誤りが生じていたか又はデータフレームを受信しな
    いままタイムアウトエラーとなっていた場合に前に送信
    したデータの再送を決定する再送判定手段と、上記再送
    判定手段の決定に従って前回送信したデータフレームの
    内容と同じ内容のデータフレームを送信するよう各部を
    制御する制御部とを設け、第2の局に受信データフレー
    ム中に誤りが生じていることを検出する誤り検出手段と
    、受信データフレームが新規のものか、あるいは前回正
    常に受信されたものと同一であるかを識別する識別手段
    と、上記誤り検出手段及び上記識別手段の出力に基づい
    て受信されたデータフレームに誤りが有る場合には送信
    を行わないことを決定し、かつ受信されたデータフレー
    ムが前回正常に受信されたものと同一である場合には前
    回送信したデータの再送を決定する判定手段と、上記判
    定手段の決定に従って受信されたデータフレームに誤り
    が有る場合にはデータフレームの送信を行わずそのまま
    受信可能状態を続けるように、また前回受信されたデー
    タフレームの内容と等しい場合には前回送信したデータ
    フレームの内容と同じ内容のデータフレームを送信する
    ように各部を制御する制御手段とを設けた事を特徴とす
    るデータ伝送装置。
JP32580187A 1987-02-12 1987-12-23 Data transmission equipment Pending JPS64833A (en)

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