JPH04120896A - 遠方監視制御装置の情報管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は、有手順伝送方式の遠方監視制御装置における
情報管理方式に関する。

Ｂ６発明の概要 本発明は、送信局と受信局間で多数の情報を有手順伝送
する遠方監視制御装置において、送信側では各情報単位
に通番を付加して送信し、受信側で通番の連続性から情
報の欠落及び重複を判定することにより、 情報の欠落及び重複を受信側で判定できるようにしたも
のである。

Ｃ１従来の技術 遠方監視制御装置において、局間のデータ伝送には回線
の接続−開放制御や状態監視さらには誤り制御など各鍾
の伝送制御手順が局間で予め取り決められ、これら手順
に従ったサイクリック又はランダムのデータ伝送が行わ
れる。

例えば、ベーシックモードでは、データ伝送の開始から
終結までに回線の接続とデータリンクの確立と情報の転
送とリンクの終結と回線の開放の化フェーズの手順が決
められ、誤り制御には返送照合方式や連送方式による伝
送系の冗長性によるもの、キャラクタチェックやブロッ
クチェックによる情報の冗長性によるものがある。

また、ハイレベルデータリンクｍす御手順ＣＨＤＬＣ）
では第３図に示す構成になるフレーム単位の伝送を行い
、受信局でフラグシーケンスがらフレーム同期をとり、
アドレスフィールドから局指定を判定し、第４図に示す
形式の制御フィールドから当該フレームが情報（１）フ
レームか監視（Ｓ）フレームか非呑号制（’ＩＪ　）フ
レームか及びコマンドまたはレスポンスの判定（Ｐ／Ｆ
）さらには送出局の送信シーケンス番号Ｎ　（Ｓ）や受
信シーケンス番号Ｎ　（Ｒ）等を判定し、コマンドの送
信に対して受信局からのレスポンスの送信という手順で
データ伝送が行われる。

Ｄ０発明が解決しようとする課題 従来の有手順伝送方式（ＢＡＳ　ＩＣ，ＨＤＬＣ）によ
る遠方監視制御装置において、伝送系の異常によってデ
ータの重複２欠落がある場合に受信側でその情報管理が
できないという問題があった。

例えば、第５図に示すように、送信局１から送信部ＩＡ
を通してデータＩａ、Ｉｂ、Ｉｃをその順序で受信局２
に伝送するにおいて、伝送路３の異常や送信部ＩＡの異
常によってデータＩｂが欠落したとき、受信局２の受信
部２Ａの受信するデータはＩａに続いてＩｃの順序にな
り、受信局２では該データＩａ、Ｉｃとして受信処理を
行い、データＩｂの欠落を検出できない。

また、第６図に示すように、送信局１と受信局２とが常
用と待機の二重化伝送系で結合され、常用系の送信部Ｉ
Ａと受信部２人によるデータＩａ。

Ｉｂ、Ｉｃの伝送に並行して、待機系の送信部ＩＢと受
信部２ＢによるデータＩａ、Ｉｂ、Ｉｃの伝送を行うと
ぎ、受信局２がデータＩｂの受信途中に常用系に障害が
発生した場合、系列切換えに待機側はどのデータから処
理を継続するのかその連続性を判別できないため、デー
タＩａから処理を継続する場合にはデータＩａの重複受
信と処理を行ってしまうし、データｒｃから処理を継続
する場合にはデータｒｂの欠落になる。

なお、送信側が一重系で受信側が二重系の場合でも同様
の不都合が生じる。

上述のように、従来の伝送方式では受信側で情報の欠落
・重複を管理できないため、監視情報の欠落や重複によ
る誤った処理（制御や表示）を行う恐れがある。

本発明の目的は、有手順伝送方式による遠方監視制御装
置において、情報の欠落及び重複を受信側で判定できる
ようにした情報管理方式を提供することにある。

Ｅ９課題を解決するための手段と作用 本発明は、前記目的を達成するため、有手順伝送方式に
よって局間の情報伝送を行う遠方監視制御装置において
、情報の送信局は送信情報単位の通番を付加する通番付
加手段を設け、受信局は受信情報に付加された前記通番
の連続性チェックによって受信情報単位の情報の欠落又
は重複を判定する通番管理手段を設け、受信情報の欠落
及び重複を受信側で判定するようにし、受信側で情報の
欠落及び重複の管理を可能にして情報の欠落−重複によ
る誤った処理を防止する。

Ｆ、実施例 第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。送
信局１は、各種業務からの送信要求を受は付りてその送
信情報を受付順又は優先度等に従って登録−管理する送
信情報管理部４と、この管理部４からの送信情報を所定
のフォーマット構成にして送信する送信部１Ａのほかに
、送信情報にシーケンシャルな情報通番を付加する通番
付加部５を備える。

一方、受信局２は、送信局１からの送信情報を受信する
受信部２Ａと、この受信情報を使って又は受信情報に従
って各種業務の受信処理を行う受信処理部６のほかに、
受信情報にイ」加される情報通番からその連続性のチェ
ックによって通番管理を行う通番管理部７を備える。

通番側加部５による情報通番付加は、第３図に示すフレ
ーム構成中、情報フィールドに乗せられる各種情報にそ
の一部として付加され、情報フィールドに乗せられる情
報が複数からなるときに夫々の情報毎にシーケンシャル
の通番が付加される。

通番管理部７による通番管理は、各受信情報毎に期待値
通番と受信通番の大小比較によって受信情報の重複と欠
落を判定する。

期待値通番〉受信通番では重複 期待値通番〈受信通番では欠落 期待値通番＝受信通番では正常 第２図は受信局の情報管理フローチャートを示し、従来
の情報管理に情報通番チェックを付加したものである。

ＨＤ　Ｌ　Ｃ受信要求受側けＳｌでデータ長チェックＳ
２を実行し、データ長に誤りがなげればＳ３から水平パ
リティチェックＳ４に入り、パリティチェックに誤りが
なければＳ５から情報通番チェックＳ６を行う。

この情報通番チェックＳ６では期待値通番を前回情報通
番＋１から求め、この値と受信通番との大小比較によっ
て前述の判定（データ重複・欠落・正常）を行う。この
判定結果がデータの重複では当該データを破棄し、期待
値通番を更新すると共に不連続判定Ｓ７で受信異常通知
処理Ｓ１３に通４１ｍ’ＩＮエラーとして通知する。ま
た、欠落では当該データを採用すると共に期待値を更新
し、通番欠落エラーを受信異常通知処理１３に通知する
。受信異常通知処理１３ではデータの欠落−重複にマン
・マシン部へ通知することで監視員等に認識させ、また
データの欠落では当該通番のデータ又は組データを再要
求する処理を起動させる。

次に、情報通番チェックＳ６で正常となるとぎＳ７から
電気所コードチェックＳ８に入る。このチェックは受信
電気所コードが当該電気所コードであるかどうかをチェ
ックし、不一致Ｓ９ではデータを破棄して電気所コード
エラーを受信異常通知処理Ｓ１３を通してマン−マシン
処理部へ通知する。

次に、電気所コードの一致では受信データが上り又は下
り情報種別として定義されている情報種別であるか否か
をチェックし、情報種別の不一致では当該データを破棄
し、情報種別エラーを処理Ｓ１３を通して通知する。

情報種別の一致Ｓ１１によって受信処理部６での各業務
処理Ｓ１２に入る。

従って、受信情報管理に送信側でデータ単位に情報通番
を付加した送信を行い、受信側でデータ単位の情報通番
チェックを行うことにより、情報の欠落及び重複を判定
することができ、この判定によって欠落した情報の再収
集及び重複した情報の破棄によって確実な情報伝送を行
うことができる。

なお、送信局と受信局とが常用と待機の二重化伝送系で
結合される第６図構成の場合、常用系の異常発生時に待
機系へは業務の未処理通番を通知することにより、情報
の欠落及び重複を無くすことができる。

Ｇ１発明の効果 以上のとおり、本発明によれば、有手順伝送方式による
情報の伝送に通番の連続性から情報の欠落及び重複を受
信側で判定するようにしたため、受信側での情報の欠落
−重複についての管理により誤った処理を確実に防止す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
実施例の情報管理フローチャート、第３図はＨＤＬＣ伝
送におけるフレーム構成図、第４図は第３図の制御フィ
ールドの構成図、第５図は一重系におけるデータの欠落
態様図、第６図は二重系におけるデータの欠落・重複態
様図である。 １・・・送信局、２・・・受信局、３・・・伝送路、Ｉ
Ａ・・送信部、２Ａ・・・受信部、４・・・送信情報管
理部、５・・通番付加部、６・・受信処理部、７・・・
通番管理部。 外１名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）有手順伝送方式によって局間の情報伝送を行う遠
   方監視制御装置において、情報の送信局は送信情報単位
   の通番を付加する通番付加手段を設け、受信局は受信情
   報に付加された前記通番の連続性チェックによって受信
   情報単位の情報の欠落又は重複を判定する通番管理手段
   を設け、受信情報の欠落及び重複を受信側で判定するこ
   とを特徴とする遠方監視制御装置の情報管理方式。