JPH11261593A - Sscop再送処理異常時のリカバリ方式 - Google Patents

Sscop再送処理異常時のリカバリ方式

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JPH11261593A
JPH11261593A JP7358098A JP7358098A JPH11261593A JP H11261593 A JPH11261593 A JP H11261593A JP 7358098 A JP7358098 A JP 7358098A JP 7358098 A JP7358098 A JP 7358098A JP H11261593 A JPH11261593 A JP H11261593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pdu
retransmission
sequence number
sscop
retransmission request
Prior art date
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Pending
Application number
JP7358098A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Morimoto
健 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7358098A priority Critical patent/JPH11261593A/ja
Publication of JPH11261593A publication Critical patent/JPH11261593A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】受信側で受信できなかったPDU以降のPDU
に対する処理が行うことが出来なくなることを回避す
る、SSCOPのPDU再送制御方式提供。 【解決手段】B−ISDNを構成する通信制御プロトコ
ルであるSSCOP(Service Specific Connecti
on Oriented Protocol)のPDU再送制御方式にお
いて、受信側で受信PDUのシーケンス番号の抜けを検
出した場合、送信側に対して該シーケンス番号のPDU
の再送要求を出し、その際、再送要求回数をカウンタで
カウントし、前記受信側から同じ再送要求が予め定めら
れた規定回数以上送信された場合には、前記送信側に障
害が発生しているものと判断し、前記送信側のリカバリ
処理を開始し、前記送信側を正常な状態に復帰させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、B−ISDNを構
成するATM(非同期転送モード)のAdaptation La
yer−Service Specific Connection Oriented
Protocol(サービス依存部コネクション型プロトコ
ル、「SSCOP」という)におけるProtocol Data
Unit(プロトコルデータユニット、「PDU」とい
う)再送制御方式に関し、特に再送要求に対して応答が
ない場合のリカバリ方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、B−ISDN用の通信制御プロト
コルSSCOP(ITU−T勧告Q.2110)のPD
Uの再送処理において、PDUの再送要求に対する応答
がない場合は、一定時間後に、再びPDUの再送要求を
行う。
【0003】すなわち、PDUの再送方式として、受信
側に受信バッファを用意し、PDUのシーケンス番号抜
けを検出して送信側へ該PDUの再送を要求した後も、
後続シーケンス番号のPDUを受信し続け、その後送信
側から再送されたPDUを受信した場合、並び替えを行
って通信を継続する。また送信側では送信バッファをP
DUの送達が確認されるまで保持しておき、受信側から
の再送要求に備える(選択再送方式)。
【0004】なお、選択再送については例えば特開平9
−200290号公報の記載が参照される。同公報に
は、選択再送を行う通信制御において、通信コネクショ
ンを維持したまま相手からの情報フレーム送信を再送も
含めて停止することのできる処理ビジー時のフロー制御
方式が提案されている。
【0005】SSCOPの受信PDUは、そのPDUに
含まれるシーケンス番号で管理されている。
【0006】図3に示すように、このシーケンス番号が
途中で飛んだ場合には、受信側から再送要求が出され、
送信側から再送処理が行われる。
【0007】図3に示す例では、受信側102でシーケ
ンス番号1のPDU(seq1)に続いてシーケンス番
号3のPDU(seq3)を受信しており、シーケンス
番号2(seq2)のPDUの抜けが検出されるため、
シーケンス番号3のPDU(seq3)を受信後に、シ
ーケンス番号2のPDUの再送要求を送信側101に行
い、この再送要求を受けて送信側101はシーケンス番
号2(seq2)のPDUを受信側102に再送してい
る。受信側では、受信したPDUをシーケンス番号に従
って並び替えを行う。
【0008】この再送処理において、なんらかの異常が
発生し、再送処理が行われない、もしくは再送を行った
が受信側102に受信されなかった場合、受信側102
では、送信側101からの応答がないものとみなして、
図4に示すように、受信側102から送信側101に対
してPDUの再送要求が繰り返されることになる。
【0009】この結果、受信PDUの整合性が取れなく
なり、それ以降の受信PDUに対して処理が出来なくな
ってしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したように通信制
御プロトコルSSCOPの再送方式は、受信側が送信側
に再送要求したPDUが再送されない場合に、再送され
るまでPDUの再送要求が受信側から送信側に送信さ
れ、それ以降の受信PDUに対して処理が出来なくなっ
てしまう、という問題点を有している。
【0011】その理由は、PDUの再送要求をしている
にもかかわらず、当該PDUが送信されないのは、送信
側で異常が発生している可能性がある、からである。
【0012】したがって本発明は、上記問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、受信側で受信でき
なかったPDU以降のPDUに対する処理が行うことが
出来なくなることを回避する、SSCOPのPDU再送
制御方式を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、B−ISDNを構成する通信制御プロト
コルであるSSCOP(Service Specific Connec
tion Oriented Protocol)のPDU再送制御方式に
おいて、受信側で受信PDUのシーケンス番号の抜けを
検出した場合に、送信側に対して該シーケンス番号のP
DUの再送要求を出し、その際、再送要求回数を計数
し、前記受信側から同じ再送要求が予め定められた規定
回数以上送信された場合には、前記送信側に障害が発生
しているものと判断して前記送信側の復旧処理を開始
し、前記送信側を正常な状態に復帰させる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。図1は、本発明の実施の形態を説明するための図
である。図1を参照すると、本発明は、その好ましい実
施の形態において、受信側102で受信PDUのシーケ
ンス番号の抜け(図1ではシーケス番号2)を検出した
場合、送信側101に対して該シーケンス番号のPDU
(Seq2)の再送要求を出し、その際、カウンタで再
送要求回数を計数し、再送要求に対して、送信側101
からの応答がない、もしくは、送信側101から再送さ
れたPDUを受信側102で受信できない状態が続い
て、受信側102から同じ再送要求が予め定められた規
定回数以上送信された場合には、送信側101が異常な
状態になっているものと判断して、送信側101のリカ
バリ処理を開始させ、送信側101を正常な状態に復帰
させるようにしたものである。以下実施例に即して説明
する。
【0015】
【実施例】図2は、本発明の一実施例の動作を説明する
ための図である。
【0016】図2を参照すると、スイッチ1からはシー
ケンス番号11〜15のPDU(PDU11〜PDU1
5)が送信され、端末1がそれを受信する。
【0017】スイッチ1と端末1の間ではPDUの送受
信を行うための準備はできており、すでにPDUの送受
信を行っているものとする。
【0018】次に、図2を参照して本実施例の動作につ
いて詳細に説明する。
【0019】図2に示す例では、スイッチ1から送信さ
れたPDU(PDU11〜PDU15)のうち、PDU
14がなんらかの原因で端末1に受信されないものとす
る。端末1は、PDU15を受信した際、シーケンス番
号が1つ飛んでいることを認識して(すなわちシーケン
ス番号14のPDUの抜けを検出)、PDU14の再送
要求をスイッチ1に対して送信する。
【0020】この再送要求に応答して、スイッチ1は、
PDU14の再送を行うことになるが、この再送がなん
らかの原因で行われなかった、もしくは、再送要求を受
けてスイッチ1からPDU14の再送を行ったものの、
端末1で受信されなかった場合、一定時間後に、再び、
端末1からスイッチ1に対してPDU14の再送要求を
送信する。
【0021】この再送要求に対しても、上記と同様の現
象が発生した場合、再送要求が繰り返されることにな
る。
【0022】この再送要求が、予め規定回数を越えた場
合、端末1は、スイッチ1に異常が発生しているものと
判断して、必要なリカバリ処理を行い、正常な状態に戻
す。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
再送要求が規定回数以上行われた場合、送信側のリカバ
リ処理を開始するようにしたため、受信できなかったP
DU以降のPDUに対する処理が行われなくなるという
ことを回避し、このため、正常と考えられる状態でPD
Uの送受信が出来ないという事態の発生を回避すること
ができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の動作を説明するための図
である。
【図2】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
ある。
【図3】従来の再送方式を説明するための図である。
【図4】従来の再送方式を説明するための図である。
【符号の説明】
101 送信側(スイッチ1) 102 受信側(端末1)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】B−ISDNを構成する通信制御プロトコ
    ルであるSSCOP(Service Specific Connecti
    on Oriented Protocol)のPDU(Protocol Da
    taUnit)再送制御方式において、 受信側で受信PDUのシーケンス番号抜けを検出した際
    に送信側に対して該PDUの再送要求を行う場合、前記
    PDUの再送要求が連続して予め定められた規定回数以
    上前記送信側に送信された場合には、前記送信側に障害
    が発生しているものと判断し該再送要求を停止し、前記
    送信側のリカバリ処理を開始させることを特徴とする再
    送制御方式。
  2. 【請求項2】B−ISDNを構成する通信制御プロトコ
    ルであるSSCOP(Service Specific Connecti
    on Oriented Protocol)のPDU(Protocol Da
    taUnit)再送制御方式において、 受信側で受信PDUのシーケンス番号の抜けを検出した
    場合、送信側に対して該シーケンス番号のPDUの再送
    要求を出し、その際、再送要求回数をカウンタ手段でカ
    ウントし、 前記受信側から同じ再送要求が予め定められた規定回数
    以上送信された場合には、前記送信側に障害が発生して
    いるものと判断し、前記送信側のリカバリ処理を開始す
    る手段を備え、前記送信側を正常な状態に復帰させる、
    ようにしたことを特徴とする再送制御方式。
JP7358098A 1998-03-06 1998-03-06 Sscop再送処理異常時のリカバリ方式 Pending JPH11261593A (ja)

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JP7358098A JPH11261593A (ja) 1998-03-06 1998-03-06 Sscop再送処理異常時のリカバリ方式

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JP7358098A JPH11261593A (ja) 1998-03-06 1998-03-06 Sscop再送処理異常時のリカバリ方式

Publications (1)

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JPH11261593A true JPH11261593A (ja) 1999-09-24

Family

ID=13522392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7358098A Pending JPH11261593A (ja) 1998-03-06 1998-03-06 Sscop再送処理異常時のリカバリ方式

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JP (1) JPH11261593A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008031296A1 (fr) * 2006-09-11 2008-03-20 Zte Corporation Procédé de manipulation de détermination pour un nombre de séquences de données dans un protocole orienté connexion propre à un service

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008031296A1 (fr) * 2006-09-11 2008-03-20 Zte Corporation Procédé de manipulation de détermination pour un nombre de séquences de données dans un protocole orienté connexion propre à un service

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991005