JPH0354909B2 - - Google Patents

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JPH0354909B2
JPH0354909B2 JP59141493A JP14149384A JPH0354909B2 JP H0354909 B2 JPH0354909 B2 JP H0354909B2 JP 59141493 A JP59141493 A JP 59141493A JP 14149384 A JP14149384 A JP 14149384A JP H0354909 B2 JPH0354909 B2 JP H0354909B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L13/00Details of the apparatus or circuits covered by groups H04L15/00 or H04L17/00

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Bidirectional Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は端末装置を通信回線に接続し、高信頼
度の半二重通信を行うことが可能になる回線接続
用アダプタに関する。
(従来の技術) 端末装置、例えばキーボードプリンタ、パーソ
ナルコンピユータ等のデータ端末を公衆回線や構
内交換回線に接続した従来のデータ信号システム
の構成の一例を第2図に示す。
第2図に示すように、データ端末装置1は接続
ケーブル2を介してモデム3に接続され、モデム
3は網制御装置4に接続され、さらに網制御装置
4は伝送線5を介して交換機6に接続されてデー
タ通信システムを構成している。
ここでデータ端末装置1は例えばCCITT勧告
V.24に準拠したシリアルインターフエースを備
えており、モデム3は一般的な半二重通信をとる
ものとする。
送信を行う場合、データ端末装置1は先ずモデ
ム3からの受信キヤリア検出信号がオフであるこ
とを確認した後、送信要求信号をオンにし、その
後モデム3からの送信可信号がオンになつたこと
を確認してから送信データをモデム3へ送出す
る。そして、一通り送信データを送出した後、送
出要求信号をオフに戻していた。つまり、送信要
求信号がオフになることにより、モデム3は受信
モードとなり、データ端末装置1に対して受信デ
ータを与える態勢となるのである。
(発明が解決しようとする問題点) 以上の様な構成によれば、データ端末装置1は
受信キヤリア検出信号を監視することにより、デ
ータの送受信を行つているが、受信キヤリア検出
信号がオフの時に送信を開始した時でも、図示し
ない相手側の装置が同一のタイミングで送信を開
始している可能性があり、その場合には両送信デ
ータが回線上で衝突し、破壊されてしまうという
問題点があつた。したがつて、高信頼データ通信
を行うにはデータ端末装置の機能として、破壊さ
れたデータに関する再送信などのデータ回復手段
および通信異常時のタイマ監視による回線復旧手
段などの通信管理手続きを行う必要があつた。
また、データの衝突以外でも、データ伝送の途
中、様々な障害によりデータが変化することもあ
り、その都度、対策を施さなくては、信頼性の高
いデータ通信を実現できないという欠点があつ
た。特に相手端末向けの制御用データとして設定
された交換機復旧用のデータが破壊ないし消滅す
るという状況により、相手端末に到達しない場合
は、回線が復旧しないという不都合があつた。
一方、その様な対策を実施した安価なデータ端
末装置は一般的ではなく、普通のデータ端末装置
はデータ通信のためのインターフエースを備えて
いるにもかかわらず、信頼性の高いデータ通信が
行なえないというのが現実であつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述の問題点に鑑み、従来のデータ端
末装置とモデムとの間に設置するだけで通信デー
タの誤り制御ができ、高信頼度のデータ通信が実
現できる回線接続用アダプタを提供するものであ
り、その構成は、通信回線に接続され半二重通信
を行うモデムと、該モデムに接続されるべきデー
タ端末装置との間に設けられ、データ端末装置か
ら到来するデータを送信データフレームの形式に
構成してモデムへ送出し、モデムから到来する受
信データフレームをデータに分解してデータ端末
装置に送出する、誤り制御機能を有する回線接続
用アダプタに、前記モデムへ送信データフレーム
を送出するとリセツトされ、通常の送信データフ
レームの送出間隔よりも十分長い時間をカウント
するインターバルタイマと、送信データフレーム
を構成、蓄積し、前記モデムの送信モード時にモ
デムへ送出するフレーム送信バツフア部と、それ
らを制御する制御部とを備えてなる回線接続用ア
ダプタである。
そして本発明では、インターバルタイマのタイ
ムアツプ時毎に診断フレームを送出し、それに対
する応答に応じて、次の動作に移るかもしくはリ
ンク解放を実行する。
また、本発明の他の体様においては、送信デー
タフレームの送出だけでなく、送信データフレー
ムの受信によつても、インターバルタイマがリセ
ツトするように制御される。
(作用) 次に上記手段の作用を説明する。まず通常の動
作を行つている場合には、制御部は送信データフ
レームがモデムへ送出される毎に前記インターバ
ルタイマをリセツトしており、該インターバルタ
イマはタイムアツプすることがない。しかし、送
出データがなくなり、前記インターバルタイマが
タイムアツプすると、制御部はフレーム送信バツ
フア部に誤りチエツク符号を付加した診断フレー
ムを構成してモデムへ送出する様、指示を与え
る。そして前記診断フレームが送出されると、制
御部はモデムからの受信データを監視し、該診断
フレームに対応する応答フレームを検出する。そ
して該応答フレームが良好の場合には、制御部は
次の通信動作の制御へ移行するが、該応答フレー
ムが不良の場合には前回送出した診断フレームを
再送する様にフレーム送信バツフア部に指示与え
る。
そして、前記診断フレームを一定回数以上再送
しても良好な応答フレームを検出できない時、制
御部は物理的なパスと論理的なパスを解放する。
すなわち、送出データが無くなり、次の送信デー
タフレームの準備している期間は、インターバル
タイマのタイムアツプ時毎に診断フレームを送出
することにより、相手側の故障などを速やかに検
知し、リンクを解放する。
また、制御部はモデムからの受信データを監視
し、診断フレームを検出してその良否を判定する
機能を有しており、不良の場合は該診断フレーム
を破棄し、良好の場合は該診断フレームに対応す
る応答フレームを構成してモデムへ返送する様
に、前記フレーム送信バツフア部に指示を与える
のである。
(実施例) 以下、実施例を用いて本発明の動作を詳細に説
明する。
第3図は本実施例の回線接続用アダプタを設置
する箇所を示す図である。本実施例の回線接続用
アダプタ7は、データ端末装置1とモデム3との
間に設置されるだけで、他の通信系には一切影響
を与えない。従つて、新たに接続ケーブル2′を
設けるだけで、他の通信系は第2図に示される従
来のものと同等である。
次に第1図に本発明の第1の実施例の回線接続
用アダプタのブロツク図を示す。なお、本実施例
の回線接続用アダプタは、本願出願人による出願
である特願昭59−025166号(特開昭60−170358
号)に記載されている回線接続用アダプタに本発
明を適用したものである。同図中、左側の送信要
求信号RTS、送信可信号CTS、データ端末レデ
イ信号DTR、データセツトレデイ信号DSR、受
信キヤリア検出信号DCD、送信データ信号
TXD、及び受信データ信号RXDはデータ端末装
置へ接続されており、右側の送信要求信号RS、
送信可信号CS、データ端末レデイ信号ER、デー
タセツトレデイ信号DR、受信キヤリア検出信号
CD、送信データ信号SD、及び受信データ信号
RDはモデム接続されている。また、11はキヤ
ラクタ受信部、12はキヤラクタ受信バツフア
部、13はフレーム受信バツフア部、14はキヤ
ラクタ送信部、15はキヤラクタ受信部、16は
フレーム受信バツフア部、17はキヤラクタ送信
バツフア部、18はキヤラクタ送信部、19はキ
ヤラクタ受信間隔判定部、20は誤りチエツク符
号付加部、21は誤りチエツク符号判定部、22
は入出力インターフエース部、23は制御部であ
る。また、26はインターバルタイマである。
さらに、本ブロツク図は図中の一点鎖線によ
り、フレーム送信部24とフレーム受信部25に
概略区分される。
以下、各部の動作を順を追つて説明する。
まず、データ端末装置は全二重通信の動作を行
うよう設定する。
このため、本実施例では受信キヤリア検出信号
CDCを常にオンとし、送信要求信号RTSを送信
可信号CTSとして折り返し、データ端末レデイ
信号DTRをデータセツトレデイ信号DSRとして
折り返しており、データ端末装置に印加される信
号がすべてオンの場合を示しているが、さらにき
め細い制御を行う場合には、制御部23の図示し
ないメモリ上にプログラムを設定し、制御を行う
事も可能である。
次に送信を行う場合について説明する。
データ端末装置が送信データ信号TXD、すな
わち調歩同期キヤラクタを、フレーム送信部24
のキヤラクタ受信部11に送出すると、該キヤラ
クタは、そこで、例えば8ビツトのコードで表わ
されるキヤラクタに変換される。そして、1キヤ
ラクタ変換毎に、これらはキヤラクタ受信バツフ
ア部12に格納される。ただし、前記バツフア部
は到着するキヤラクタ量に比べて十分な容量を持
つているものとする。
この時、キヤラクタ受信間隔判定部19は、キ
ヤラクタ受信バツフア部12に到着するキヤラク
タの間隔を監視し、これが一定時間Tより大きい
かどうかを判定する。
この判定は制御部23にラインl19を介して
通知され、前記間隔がTより大きい時、制御部2
3は、すでにキヤラクタ受信バツフア部12内に
格能されたキヤラクタを、一組のブロツクと判断
し、フレーム送信バツフア部13に、該ブロツク
をラインl12を介して転送するように指示す
る。間隔がT以下の時は、さらに判定部を続け
る。
次に、前記ブロツクがフレーム送信バツフア部
13に転送されたとすると、制御部23は、そこ
で、第4図aに示すような送信データフレームを
構成するよう指示を与える。
第4図aにおいて、SOFはフレーム開始符号、
DAは送り先アドレス符号、SAは送り元アドレ
ス符号、DTはフレーム種別符号、SQはフレーム
シーケンス番号、DATAは前記ブロツクのキヤ
ラクタ、EOFはフレーム終了符号、BCCは誤り
チエツク符号付加部20で生成された誤りチエツ
ク符号である。
以上の様なデータにより構成された送信データ
フレームは、フレーム送信バツフア部13からキ
ヤラクタ毎に取り出され、キヤラクタ送信部14
に送られ、以下に述べる半二重通信の手続きをと
つて、モデムへと送出される。
すなわち、制御部23は入出力インターフエー
ス部22の受信キヤリア検出信号CDを監視し、
受信キヤリアが検出される時は送信を行わず、受
信キヤリアが検出されない時、入出力インターフ
エース部22を介して送信要求信号RSをオンに
する。そして、前記データフレームを送信データ
SDとてモデムへ送出し、該データフレーム送信
終了後、送信要求信号RSをオフに戻すのである。
なお、そのさい、通信を終了したい場合は、通常
行われているように、リンク解放パケツトを送
り、相手の解放応答を確認して、データ端末レデ
イ信号ERをオフにし、リンクを解放する。
次に、前記送信データフレームを送出後、それ
に対する応答フレームが受信データ信号RDとし
て受信される。
受信されるべき応答フレームは第4図bに示さ
れるような構成をとつており、同図中SOFはフ
レーム開始符号、DAは送り先アドレス符号、
SAは送り元アドレス符号、AKはフレーム種別
符号、EOFはフレーム終了信号、BCCは誤りチ
エツク符号である。
もし何らかの原因で、規定の時間内に該応答フ
レームが受信されなければ、制御部23は前記送
信データフレームが、図示しない相手側の装置へ
到着しなかつたものと判断し、前記送信データフ
レームを前述した半二重通信の手続きにより再送
する。
規定の時間内に応答フレームが受信された場
合、キヤラクタ受信部15は、該フレームを、例
えば8ビツトのコードで表わされるキヤラクタに
変換し、1キヤラクタ変換毎にフレーム受信バツ
フア16に格納する。
応答フレーム全体がフレーム受信バツフア部1
6に格納されると、制御部23の指示で誤りチエ
ツク符号判定部21がフレーム受信バツフア16
内の前記応答フレームについて誤りチエツク符号
BCCを検査して、該フレームが有効か無効かを
を判定する。
無効の場合は該応答フレームを廃棄し、前充し
た半二重通信の手続きとつて前記送信データフレ
ームを再送する。
前記チエツクをパスすると、制御部23は、前
記送信データフレームに対する応答フレームが正
常に受信されたと判断し、フレーム送信部24は
新しいデータフレームを送出できる態勢になる。
すなわち、制御部23はキヤラクタ受信バツフ
ア部11に1ブロツクとして判断できるデータが
存在しているかどうか、キヤラクタ受信間隔判定
部19に問い合わせ、ブロツクがあればフレーム
送信バツフア部13に該ブロツクをラインl12
を介して転送し、以下、前述した送信手順により
送信データフレームを構成し、送出を行い、応答
フレームの受信を待つ操作を繰り返すのである。
次に、受信を行う場合を説明する。
図示しない相手側装置から受信データフレーム
が受信データ信号RDとしてフレーム受信部25
に送られてくると、まずキヤラクタ受信部15に
おいて、例えば8ビツトのコードで表わされるキ
ヤラクタに変換される。
その後、1キヤラクタ変換毎に、これらをフレ
ーム受信バツフア部16に格納する。受信データ
フレームが第4図aで示される送信データフレー
ムと同じ構成から成ることは言うまでもない。
受信データフレーム全体がフレーム受信バツフ
ア部16に格納されると、制御部23の指示で誤
りチエツク符号判定部21がフレーム受信バツフ
ア部16内の前記フレームについて誤りチエツク
符号BCCを検査して、該フレームが有効か無効
かを判定する。無効の場合は該受信データフレー
ムを廃棄し、さらに受信データ信号の到着を待
つ。
前記チエツクをパスすると、受信したデータフ
レームのキヤラクタ部DATAを取り出し、ライ
ンl16を介してキヤラクタ送信バツフア17へ
送り、さらに1キヤラクタ毎にキヤラクタ送信部
18へ送られてデータ端末装置への受信データが
生成される。一方、前記受信データフレームに対
応する応答フレームが、制御部23の指示で、フ
レーム送信バツフア部13内に生成される。勿
論、該応答フレームは第4図bに示されるような
構成である。
前記応答フレームはフレーム送信バツフア部1
3からキヤラクタ毎に取り出され、キヤラクタ送
信部14に送られてモデムの送信データとなり、
1フレーム分返送される。なお、この返送する際
にも、前述した半二重通信方式における送信の手
続きがとられる。
また、フレーム受信部25において、受信した
データフレームが所謂二重フレーム、すなわち相
手側装置から再送されたデータフレームの場合
は、単に応答フレームを返送するだけの動作を行
うのは言うまでもない。
次に診断フレームの送信を行う場合について説
明する。前述のデータフレームをモデムへ送出す
る毎に、制御部23はインターバルタイマ26を
ラインl23を介して初期化する。インターバル
タイマ26は初期化された後、一定時間の計数を
開始し、一定時間経過毎にラインl26を介して
制御部23に通知する。インターバルタイマ26
からの通知をうけた制御部23は、フレーム送信
バツフア部13内に診断フレームを生成するよう
に指示する。
送出するデータフレームと以後に送出するデー
タフレームとの間隔が前記インターバルタイマ2
6の計数時間より短い時は、制御部23はインタ
ーバルタイマ26が一定時間を計時完了する前
に、ラインl23を介して初期化するので診断フ
レームは送出されない。
以上説明したように、モデムへの送信データフ
レームの送出が一定時間存在しない場合に、診断
フレームが送出されることになる。データフレー
ムが一定時間存在しないとは、データ端末装置の
処理の都合で回線を保留したまま一時データを送
出を休止している状態で、回線接続用アダプタが
データフレームを送出する必要がなくなつている
ときであるか、またはデータ端末装置の状態に関
係なく回線接続用アダプタがデータフレームの再
送に関して規定回数の試行を満了している状態
で、データフレームの送出を休止しているときの
いずれかである。
なお、この他にデータ端末装置からの受信デー
タフレームを検出することによつてインターバル
タイマ26を初期化するとしても、同様な動作を
行うことは言うまでもない。
次に診断フレームの構成について説明する。
制御部23の指示で、フレーム送信バツフア1
3内に生成される診断フレームは第5図aに示さ
れる構成である。
第5図aにおいてSOFはフレーム開始符号、
DAは送り元アドレス符号、SAは送り元アドレ
ス符号、HRはフレーム種別符号、EOFはフレー
ム終了符号、BCCは誤りチエツク符号付加部2
0で生成された誤りチエツク符号である。
以上の様な形式により構成された送信診断フレ
ームは、フレーム送信バツフア部13からキヤラ
クタ毎に取り出され、キヤラクタ送信部14に送
られ、前述した半二重通信の手続きをとつて、モ
デムへと送出される。
次に前記診断フレームを送出後、それに対する
応答フレームが受信データ信号RDとして受信さ
れる。
受信されるべき応答フレームは第5図bに示さ
れるような構成をとつており、同図中SOFはフ
レーム開始符号、DAは送り先アドレス符号、
SAは送り元アドレス符号、HAはフレーム種別
符号、EOFはフレーム終了符号、BCCは誤りチ
エツク符号である。
もし何らかの原因で、規定の時間内に該応答フ
レームが受信されなければ、制御部23は前記診
断フレームが、図示しない相手側の装置へ到着し
なかつたものと判断し、前記診断フレームを前述
した半二重の手続きにより再送する。
規定の時間内に応答フレームが受信された場
合、キヤラクタ受信部15は、該フレームを、例
えば8ビツトのコードで表わされるキヤラクタに
変換し、1キヤラクタ変換毎にフレーム受信バツ
フア16に格納する。
応答フレーム全体がフレーム受信バツフア部1
6に格納されると、制御部23の指示で誤りチエ
ツク符号判定部21がフレーム受信バツフア16
内の前記応答フレームについて誤りチエツク符号
BCCを検査して、該フレームが有効か無効かを
判定する。
無効の場合は該応答フレームを廃棄し、前述し
た半二重の手続きをとつて前記診断フレームを再
送する。
前記チエツクをパスすると、制御部23は、前
記診断フレームに対する応答フレームが正常に受
信されたと判断し、次の診断フレーム送出要求が
ライン26を介して送られてくるのを待つ姿勢に
なり、次の通信動作(次の送信データブロツクが
形成されたら送信動作、相手からデータ送信や回
答があつたら応答フレームの返送動作)に移る。
前記診断フレームを規定回数再送しても、有効
な応答フレームが受信されない場合は、制御部2
3は物理的なパスと論理的なパスを解放するよう
に指示する。物理的なパスの解放は制御部23の
指示によつて、入出力インターフエース部22か
ら出力される、データ端末レデイ信号ERをオフ
にすることによつて行なわれる。論理的なパスの
解放は、制御部23の図示しないメモリ上に、論
理パスを解放するという情報を記憶させることで
あり、さらに説明すれば、通信状態を管理してい
る処理系を初期状態に復旧させ、次期の新たな通
信を開始できるような待機状態にすることであ
る。このように、アイドル通信期間(送信データ
は無いが、端末からのリンク解放の要請も無い期
間)において、診断フレームを送ることにより、
交換機側に障害が発生したり、相手側が無断でリ
ンクを解放した場合でも、それを検知することが
でき、すみやかに自己の通信状態を復旧すること
ができる。なお、モデムへの送信データがなくな
らない時点で、定期的に診断フレームを送出して
交換機側の障害などを検知し、それをもとにリン
ク解放を実現できるが、送信データの応答によつ
て障害検知を代替できるので、診断フレームによ
るリンク解放手続きは、モデムへの送信データが
なくなつた時点で起動されるようにしている。
次に診断フレームの受信を行う場合について説
明する。
図示しない相手側装置から応答フレームが受信
データ信号RDとしてフレーム受信部25に送ら
れてくると、まずキヤラクタ受信部15において
例えば8ビツトのコードで表わされるキヤラクタ
に変換される。
その後、1キヤラクタ変換毎に、これらをフレ
ーム受信バツフア部16に格納する。受信データ
フレームが第5図aで示される診断フレームと同
じ構成から成ることは言うまでもない。
受信診断フレーム全体がフレーム受信バツフア
部16に格納されると、制御部23の指示で誤り
チエツク符号BCCを検査して、該フレームが有
効か無効かを判定する。無効の場合は該受信診断
フレームを廃棄し、さらに受信データ信号の到着
を待つ。
前記チエツクをパスすると、前記受信診断フレ
ームに対応する応答フレームが、制御部23の指
示で、フレーム送信バツフア部13内に生成され
る。勿論、該応答フレームは第5図bに示される
ような構成である。
前記応答フレームはフレーム送信バツフア部1
3からキヤラクタ毎に取り出され、キヤラクタ送
信部14に送られてモデムの送信データとなり、
1フレーム分返送される。なお、この返送する際
にも、前述した半二重通信方式における送信の手
続きがとられる。
以上、説明したように、本実施例においては半
二重通信方式の下でデータ端末装置が、データ伝
送上の制御を行うことなく通信データを入出力す
ることができ、かつ診断フレームの送、受信の結
果によつてデータリンクを解放できるようにした
ため、信頼度の高い通信が行なえるという利点が
ある。
なお、第1の実施例では診断フレームおよびそ
の応答フレームの形式として第5図に示す構成の
フレームを用いて説明したが、第6図aの構成を
診断フレームとして、同図bをその応答フレーム
として用いても、同様な機能が実現可能である。
さらに、それらの構成について説明すると、第
6図aにおいて、SOFはフレーム開始符号、DA
は送り先アドレス符号、SAは送り元アドレス符
号、DTはフレーム種別符号、SQはフレームシー
ケンス番号、EOFはフレーム終了符号、BCCは
誤りチエツク符号であり、第6図bにおいて、
SOFはフレーム開始符号、DAは送り先アドレス
符号、SAは送り元アドレス符号、AKはフレー
ム種別符号、EOFはフレーム終了符号、BCCは
誤りチエツク符号である。
第6図aにおける診断フレームの構成上の特徴
は、第4図aにおけるデータフレームとパケツト
種別符号DTが同一ということである。そこで両
フレームの区別をするにはキヤラクタ部DATA
の有無によつて判断すれば簡単にできる。
第6図bにおける診断フレームに対する応答フ
レームの構成上の特徴は、第4図bにおけるデー
タフレームに対する応答フレームと全く同一の構
成をとつていることである。したがつて通常のデ
ータパケツトに対する応答フレームとして簡単に
処理できる。
すなわち、診断フレームおよびその応答フレー
ムを第6図に示すような、データフレームと同様
な形式にすることにより、通常のデータフレーム
を処理する手続きがそのまま使用できるので、診
断フレーム送受のために新たな処理を必要としな
いことが可能である。
以上、第1の実施例について説明したが、この
他に、同じ構成でモデムからのデータフレームの
到来から次のデータフレームの到来までをカウン
トするインターバルタイマを用いたものと考えら
れる。
また、第2の実施例として第7図に示すような
ものも考えられる。本実施例はタイマとして、モ
デムへのデータフレームの送出から次のデータフ
レームの送出までをカウントするインターバルタ
イマ26を用い、制御部23はモデムへのデータ
フレームの送出が行なわれる毎にラインl23a
を通じてインターバルタイマ26をリセツトし、
また有効なデータフレームがモデムから到来する
毎に前記インターバルタイマ26をラインl23
bを通じてリセツトする様になつている。27は
前記ラインl23aとラインl23bを結合して
いるOR回路である。
本実施例によれば、1つのインターバルタイマ
26で、モデムへのデータフレームの送出の間隔
と、モデムからのデータフレームの到来の間隔の
2つを監視できるので、第1の実施例よりもきめ
細い制御が可能となる利点がある。
(発明の効果) 本発明では、回線接続用アダプタの内部で、デ
ータの誤り制御や通信の制御を行つているため、
該アダプタに接続される端末装置は前述の機能を
有していないてもよく、CCITT勧告V.24に準拠
するシリアルインターフエースを備えていなが
ら、誤り制御機能を持たないパーソナルコンピユ
ータ等のデータ端末装置を簡単に通信回線に接続
することができ、かつ信頼性の高いデータ通信を
行える。
この事はパーソナルコンピユータ間のデータ通
信や、ネツトワーク化等に応用でき、データ通信
システムの汎用性を大いに拡大するもである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例である回線接続
用アダプタのブロツク図、第2図は従来のデータ
通信システムの構成図、第3図は第2図のデータ
通信システムに本発明による回線接続用アダプタ
を接続した構成図、第4図aは通信用データフレ
ームの構成図、第4図bは応答フレームの構成
図、第5図aは診断フレームの構成図、第5図b
は応答フレームの構成図、第6図aは診断フレー
ムの構成図、第6図bは応答フレームの構成図、
第7図は本発明の第2の実施例である回線接続用
アダプタのブロツク図である。 11……キヤラクタ受信部、12……キヤラク
タ受信バツフア部、13……フレーム送信バツフ
ア部、14……キヤラクタ送信部、15……キヤ
ラクタ受信部、16……フレーム受信バツフア
部、17……キヤラクタ送信バツフア部、18…
…キヤラクタ送信部、19……キヤラクタ受信間
隔判定部、20……誤りチエツク符号付加部、2
1……誤りチエツク符号判定部、22……入出力
インターフエース部、23……制御部、24……
フレーム送信部、25……フレーム受信部、26
……インターバルタイマ、27……OR回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 通信回線に接続され半二重通信を行うモデム
    と、該モデムに接続されるべきデータ端末装置と
    の間に設けられ、データ端末装置から到来するデ
    ータを送信データフレームの形式に構成してモデ
    ムへ送出し、モデムから到来する受信データフレ
    ームをデータに分解してデータ端末装置に送出す
    る、誤り制御機能を有する回線接続用アダプタに
    おいて、 (a) あらかじめ設定された通信動作の、通常の間
    隔よりも十分長い時間をカウントするタイマ、 (b) 前記通信動作が行なわれる毎に前記タイマを
    リセツトする手段、 (c) 送信データフレームを構成、蓄積し、前記モ
    デムの送信モード時にモデムへ送出する手段、 (d) 前記タイマのタイムアツプ時に、誤りチエツ
    ク符号を付加した診断フレームを構成してモデ
    ムへ送出する様、前記(c)項の手段へ指示する手
    段、 (e) 診断フレーム送出後、モデムからの受信デー
    タを監視し、該診断フレームに対応する応答フ
    レームを検出する手段、 (f) 前記応答フレームの良否を判定し、不良の場
    合には前回送出した診断フレームを再送する様
    に前記手段(e)に指示する手段、 (g) 前記診断フレームを一定回数以上再送しても
    良好な応答フレームを検出できない時、物理的
    なパスと論理的なパスを解放する手段、 (h) モデムからの受信データを監視し、診断フレ
    ームを検出する手段、 (i) 該診断フレームの良否を判定し、不良の場合
    は該診断フレームを破棄し、良好の場合は該診
    断フレームに対応する応答フレームを構成して
    モデムへ返送する様、前記(c)項の手段へ指示す
    るる手段、 とを備えてなる回線接続用アダプタ。 2 リセツトする手段が、送信データフレームの
    送出毎に及び受信データの受信毎に、タイマをリ
    セツトするもであることを特徴とした特許請求の
    範囲第1項記載の回線接続用アダプタ。 3 診断フレームの形式として、データ部が存在
    しないデータフレーム形式を用いた特許請求の範
    囲第1項記載の回線アダプタ。
JP59141493A 1984-07-10 1984-07-10 回線接続用アダプタ Granted JPS6121657A (ja)

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JPH04117749A (ja) * 1990-09-06 1992-04-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> データ送信システム
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JP3254324B2 (ja) * 1994-03-09 2002-02-04 日本ファーネス工業株式会社 4方向流路切替装置

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