JPH07321873A - メッセージ復元装置 - Google Patents

メッセージ復元装置

Info

Publication number
JPH07321873A
JPH07321873A JP6111516A JP11151694A JPH07321873A JP H07321873 A JPH07321873 A JP H07321873A JP 6111516 A JP6111516 A JP 6111516A JP 11151694 A JP11151694 A JP 11151694A JP H07321873 A JPH07321873 A JP H07321873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
message
buffer
stored
restoration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6111516A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3427483B2 (ja
Inventor
Hiromi Ota
裕美 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP11151694A priority Critical patent/JP3427483B2/ja
Publication of JPH07321873A publication Critical patent/JPH07321873A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3427483B2 publication Critical patent/JP3427483B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】複数のデータ単位に分割されたデータを元のオ
リジナルデータに復元するメッセージ復元装置におい
て、受信したデータを格納する復元バッファを有効に利
用できるようにする。 【構成】データ復元部2はデータ復元バッファ3に格納
したデータをもとに、オリジナルのメッセージ中に占め
るギャップの数と範囲を計算し、受信したデータを復元
バッファ3に格納する際には、当該データと前記計算し
たギャップを比較し、データがギャップ内に納まらない
ときは、当該データにプロトコル違反があったものと判
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ通信において
複数のデータ単位に分割されたメッセージの復元装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のデータ単位に分割されたメ
ッセージの復元方式としては、例えば特開昭64−68
044号公報に開示されたメッセージ復元方式がある。
このメッセージ復元方式は、送信者がメッセージを下位
層の最大送出可能なデータ長に合わせて分割して送出
し、受信者は分割されたメッセージを受信するたびに、
そのメッセージのデータ長を加算してゆき、最終的な加
算値があらかじめ記憶している分割前のメッセージ長と
同じになるかどうかを判定することにより、中間データ
の未到着を検出するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開昭64−
68044号のメッセージ復元方式では、データ長を分
割前のメッセージ長から引き算し、最終的に0なるかど
うかの判定しかしていないため、データの送信者がプロ
トコル誤りからデータ単位の長さを間違えた場合は、最
終のデータを受信するまで、あるいは復元バッファのタ
イマーが満了するまでは、その誤りを検出することはで
きなかった。したがって、受信側ではその間、無駄なバ
ッファを維持し、かつ管理し続けなければならず、復元
バッファを有効に利用できないという問題点があった。
【0004】この発明は、パケット受信の早い段階でプ
ロトコル誤りを検出することにより、復元バッファの記
憶領域を有効に利用できるようにしたメッセージ復元装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明に関わるメッセージ復元装置では、受信し
たメッセージを格納するための復元バッファと、受信し
たメッセージを復元バッファに格納した際に、当該メッ
セージのオフセット値とデータ長から、オリジナルのメ
ッセージ中に占めるデータ未到着領域の数と範囲を算出
する算出手段と、受信したメッセージを復元バッファに
格納する際に、当該メッセージが前記算出手段で算出さ
れたデータ未到着領域内に納まるかどうかを判定するこ
とにより、メッセージのプロトコル誤りなどのエラーを
検出する検出手段とを具えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記メッセージ復元装置では、メッセージを復
元バッファに格納した際に、当該メッセージのオフセッ
ト値とデータ長から、オリジナルのメッセージ中に占め
るデータ未到着領域の数と範囲を算出し、送信元から次
々に到着するメッセージを復元バッファに格納する際に
は、当該メッセージが前記算出されたデータ未到着領域
内に納まるかどうかを判定し、当該メッセージがデータ
未到着領域内に納まらないときは、当該メッセージに関
してエラーがあったものとする。これによれば、最終デ
ータの受信やタイマーの満了を待つことなしに、プロト
コル誤りを検出できるため、復元バッファを有効に利用
することが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、この発明に係わるメッセージ復元装置
の一実施例を図面を参照しながら説明する。
【0008】図2は、この発明に係わるメッセージ復元
装置を適用したネットワークシステムの構成図である。
図において、Net(ネットワーク)-A 〜 Net-C上には、ル
ーティング情報を管理する接続装置(RAB 、RAC 、RBC
)と、これらの接続装置が提供するルーティング情報
に基づいてデータ通信を行う終端装置(EA1 、EA2 、EB
1 、EC1 )が接続されている。図2において、終端装置
EA1 から接続装置RAC を介して終端装置EC1 にメッセー
ジ(以下、データ)を分割して送信する場合、終端装置
EA1 では、図3に示すように、1つのオリジナルデータ
を下位層の最大送出可能なデータ長に合わせて複数のデ
ータ単位に分割して送信する。分割された各データ単位
にプロトコル誤りがなく、全てが終端装置EC1 に到着し
たとすると、各分割データはオリジナルデータに復元さ
れてユーザに渡される。
【0009】送信側で分割された各パケットには、オフ
セット値などを含むヘッダ部が付加される。ネットワー
ク層におけるヘッダ部の構成(ISOのプロトコル規格
による一例)を図4に示す。図4において、オフセット
値とは、分割された各データの先頭位置を、オリジナル
データの先頭からの長さで表したものをいう。またデー
タ長とは、パケット長からヘッダ長を引いたデータその
ものの長さをいう。
【0010】図1は、上記ネットワークに接続されてい
る終端装置の機能的な構成を示すブロック図であり、メ
ッセージ復元装置はこの終端装置上で実現されている。
図1の終端装置は、ネットワーク上の終端装置EA1 、EA
2 、EB1 、EC1 のいずれにも適用しうるものである。
【0011】データ受信部1は、ネットワーク6に接続
されており、ネットワーク6を通じて送信されてきたパ
ケットを取り込む。このデータ受信部1はパケットを取
り込むと、当該パケットに含まれるデータが複数のデー
タ単位に分割されたものか、1つにまとまったものかを
ヘッダ部の分割設定(SP)のフラグを見て判定する。
そして、分割されたデータであればパケットをデータ復
元部2へ渡し、1つにまとまったものであればパケット
をデータパケット処理部3に渡す。
【0012】データ復元部2は、データ受信部1より渡
されたパケットから必要なデータを抽出するとともに、
データ復元バッファ3内にバッファテーブルを獲得し、
各データをヘッダ部に記述されたオフセット値に従って
バッファテーブルに格納してゆく。受信した分割データ
をバッファテーブルに格納した際には、オリジナルデー
タ中で未だデータが到着していない領域(以下、ギャッ
プ)の数と範囲を計算する。ギャップの数と範囲は、受
信したデータのオフセット値とオリジナルデータ長をも
とに計算する。例えば、図5に示すように4分割された
データの場合、バッファテーブルに分割データが格納
されているときはギャップの数は1、分割データが格
納されるとギャップの数は2、分割データが格納され
るとギャップの数は1、分割データが格納されるとギ
ャップの数は0となる。ギャップの範囲とは、オリジナ
ルデータにおけるギャップの位置(ギャップの始まりと
終りをオリジナルデータの先頭からの長さで表したも
の)と、その量(絶対量)であり、格納されているデー
タのデータ長とオリジナルデータ長から計算する。例え
ば、図5において、オリジナルデータ長を324、分割
データのオフセット値を0、データ長を100とする
と、分割データが格納されているときのギャップの位
置は[100、324]、ギャップの量は324−10
0=224となる。以下の説明においては、ギャップの
位置と量を総称してギャップの範囲という。
【0013】また、データ復元部2は、受信した分割デ
ータをバッファテーブルに格納する際に、このデータが
前記計算したギャップ内に納まるかどうかを判定する。
この判定は、受信した分割データのオフセット値、およ
びオフセット値+データ長から、オリジナルデータ中に
おける当該データの先頭の位置と長さを計算し、先に計
算したギャップの範囲と比較することにより行う。この
結果、受信した分割データがギャップ内に納まらないと
きは、プロトコル違反があったものとする。プロトコル
違反の検出されたパケットについては全てのデータを破
棄する。また、受信した分割データがギャップ内に納ま
るときは、受信したデータをバッファテーブルに格納す
る。バッファテーブルで元のオリジナルデータに復元さ
れたパケットはデータパケット処理部4に渡される。
【0014】データ復元バッファ3は、受信したデータ
を到着順に格納しながらオリジナルデータに復元するた
めの復元バッファである。終端装置が最初に分割データ
を受信すると、復元バッファ内にはそのデータを復元す
るためのバッファテーブルが獲得される。バッファテー
ブルの構成例を図6に示す。図6は図5の分割データ
が格納された状態を示している。図において、「デー
タ」の項目には実際のデータへのポインタが入り、「ギ
ャップ」の項目にはその時点でのギャップ数、ギャップ
の範囲、およびギャップへのポインタが入る。また、破
線の部分はヘッダ部とデータを表している。終端装置が
分割データを受信したときは、ヘッダ部とデータをコピ
ーすることなしに、ヘッダ部とデータへのポインタを保
持し、有効なデータとしてバッファに格納されるとき
に、ヘッダ部とデータへの関連付け(図中の矢印)がな
される。
【0015】データパケット処理部4は、データ受信部
1またはデータ復元部2から渡されたパケットを分解
し、必要に応じてオプション領域の処理を行う。パケッ
トの宛先が自己の終端装置であるときは、接続するユー
ザ端末にメッセージを送出し、そうでないときは、転送
先を決定して、データ送信部5に渡す。
【0016】データ送信部5は、送信すべきパケットを
データパケット処理部4から受け取り、ネットワーク6
に送出する。
【0017】次に、受信したパケットのデータを復元す
る場合のデータ復元部2の処理の流れを図7のフローチ
ャートにより説明する。
【0018】まず、受信したデータのヘッダ部を見て、
宛先、送信元、ID番号を検査し、当該データが最初に
到着したデータかどうかを判断する(ステップ10
1)。データが最初に到着したものであれば、このデー
タのためのバッファテーブルをデータ復元バッファ3内
に獲得し、タイマーをセットする(ステップ102)。
次に、オリジナルデータの全体の長さと、受信したデー
タのオフセット値から、ギャップの計算を行い(ステッ
プ103)、ギャップの数が0かどうかを判断する(ス
テップ104)。ギャップの数が0でなければ、ギャッ
プの範囲を計算し、ギャップの範囲がパケットの最小単
位より小さいかどうかを判断する(ステップ105)。
ギャップの範囲がパケットの最小単位より大きいとき
は、受信したデータをバッファテーブルに格納する(ス
テップ106)。
【0019】一方、ステップ101で受信したデータが
最初に到着したものでなければ、データのオフセット値
とデータ長からデータの先頭の位置と長さを計算し、こ
のデータがギャップの範囲内に納まるかどうかを判断す
る(ステップ107)。データがギャップの範囲内に納
まるときは、ステップ103に進む。また、データがギ
ャップの範囲内に納まらないとき、およびステップ10
5でギャップの範囲がパケットの最小単位より小さいと
きは、相手からのデータにプロトコル違反があったもの
と判定し、データを破棄してエラー処理を行う(ステッ
プ108)。また、ステップ104でギャップの数が0
であれば、受信したデータをバッファテーブルに格納し
(ステップ109)、タイマーを開放する(ステップ1
10)。
【0020】次に、上述したデータ復元処理の具体的な
実施例を図面とともに説明する。図8は、送信側で分割
されたパケットの構成を示したもので、オフセット値が
正しく計算されている場合の位置関係を示している。四
角い枠内の数値はそれぞれの分割データのデータ長さを
表している。ここでは、正しく分割されたパケットを受
信した場合の例として、図2のネットワークシステムに
おいて、Net-A 上にある終端装置EA1 がNet-C 上にある
終端装置EC1 に図8のようにデータを分割して4つのパ
ケットとして送信を行った場合について説明する。
【0021】最初に分割データが終端装置EC1 に到着
したとする。終端装置EC1 では受信したデータの宛先、
送信元、ID番号を検査し、分割データが最初に到着
したデータであることを確認する。次に、復元バッファ
内にバッファテーブルを獲得し、タイマーを設定する。
このパケットの場合、オフセット値は0なので、ギャッ
プの数は1、ギャップの範囲はデータ長とオリジナルデ
ータ長より[100、324]となる。ギャップが1つ
あるので、その範囲を計算すると、324−100=2
24となり、パケットの最小単位8より大きいのでデー
タをバッファテーブルに格納する。このときの復元バッ
ファの状態を図9(1)に示す。
【0022】次に、分割データを受信したとする。終
端装置EC1 では、受信したデータの宛先、送信元、ID
番号を検査するが、分割データは最初に到着したデー
タではないので、オフセット値(200)とオフセット
値(200)+データ長(100)=300からデータ
の先頭の位置と長さを求め、これがギャップの範囲内に
あるかどうかを確認する。ここでは範囲内に納まる。こ
のパケットの場合、オフセットは300なので、ギャッ
プの数は2となり、ギャップの範囲は[100、20
0]と、[300、324]となる。ギャップが2つあ
るので、その範囲を計算すると、200−100=10
0、324−300=24から、100と24となり、
パケットの最小単位8より大きいのでデータをバッファ
テーブルに格納する。このときの復元バッファの状態を
図9(2)に示す。以後、分割データおよび分割デー
タが到着すると、ギャップの数は0になるので、デー
タを格納して、タイマーを解除する。このときの復元バ
ッファの状態を図9(3)に示す。ただし、図9(3)
では分割データの格納状態を省略している。
【0023】次に、間違って分割されたパケットを受信
した場合の例を2つ説明する。
【0024】図10は、分割データのオフセット値が
誤って30と計算された場合の位置関係を示している。
先の例と同じように、終端装置EA1 から終端装置EC1 に
図10のようにデータを分割して3つのパケットとして
送信を行った場合について説明する。
【0025】最初に分割データが終端装置EC1 に到着
したとする。終端装置EC1 では、受信したデータの宛
先、送信元、ID番号を検査し、分割データが最初に
到着したデータであることを確認する。次に、復元バッ
ファ内にバッファテーブルを獲得し、タイマーを設定す
る。このパケットの場合、オフセット値が0なので、ギ
ャップの数は1、ギャップの範囲はデータ長とオリジナ
ルデータ長より[40、104]となる。ギャップが1
つあるので、その範囲を計算すると、104−40=6
4となり、パケットの最小単位8より大きいのでデータ
をバッファテーブルに格納する。このときの復元バッフ
ァの状態を図11に示す。
【0026】次に、分割データを受信したとする。終
端装置EC1 では受信したデータの宛先、送信元、ID番
号を検査するが、分割データは最初に到着したデータ
ではないので、オフセット値(30)とオフセット値
(30)+データ長(40)=70からデータの先頭の
位置と長さを求め、これがギャップの範囲内にあるかど
うかを判定する。この場合、データはギャップの範囲内
に納まらない(一部が重複する)ので、データを破棄し
てエラー処理を行う(図7のステップ107からステッ
プ108に相当)。
【0027】図12は、分割データのオフセット値が
誤って45と計算された場合の位置関係を示している。
先の例と同じように、終端装置EA1 から終端装置EC1 に
図12のようにデータを分割して3つのパケットとして
送信を行った場合について説明する。
【0028】最初に分割データが終端装置EC1 に到着
したとする。終端装置EC1 では受信したデータの宛先、
送信元、ID番号を検査し、分割データが最初に到着
したデータであることを確認する。次に、復元バッファ
内にバッファテーブルを獲得し、タイマーを設定する。
このパケットの場合、オフセット値が0なので、ギャッ
プの数は1、ギャップの範囲はデータ長とオリジナルデ
ータ長より[40、104]となる。ギャップが1つあ
るので、その範囲を計算すると、104−40=64と
なる。これは、パケットの最小単位8より大きいのでデ
ータをバッファテーブルに格納する。このときの復元バ
ッファの状態を図13に示す。
【0029】次に、分割データを受信したとする。終
端装置EC1 では受信したデータの宛先、送信元、ID番
号を検査するが、分割データは最初に到着したデータ
ではないので、オフセット値(45)とオフセット値
(45)+データ長(40)=85からデータの先頭の
位置と長さを求め、これがギャップの範囲内にあるかど
うかを確認する。ここでは範囲内に納まる。このパケッ
トの場合、オフセットが45なので、ギャップの数は
2、ギャップの範囲は[40、45]と[85、10
4]となる。ギャップが2つあるので、その範囲を計算
すると、45−40=5、104−85=19となる。
このうち19はパケットの最小単位8より大きいが、5
はパケットの最小単位8より小さい。すなわち、このギ
ャップには他のデータが入る可能性はないので、データ
を破棄してエラー処理を行う(図7のステップ105か
らステップ108に相当)。
【0030】なお、中間データの未到着などによりタイ
マーが満了した場合は、通常のエラーの処理が行われ
る。
【0031】上述した実施例によれば、分割データのオ
フセットが間違って計算された場合でも、データがバッ
ファテーブルに格納される際にプロトコル誤りなどが検
出されるため、タイマーが満了するまで、あるいは最終
データを受信するまで待つことなしにエラーを発見する
ことができる。したがって、プロトコル誤りに対するエ
ラー処理を早期に行うことができるうえ、無駄なバッフ
ァを維持、管理する必要がなくなるため、復元バッファ
の領域を有効に利用することができる。また、従来はデ
ータを到着順に格納していたため、データ復元時にデー
タを整列し直す必要があったが、この実施例の装置によ
れば、データは既に順番に格納されているので、オリジ
ナルデータに復元する時間を短くすることができる。ま
た、エラー原因の検証時には、どのデータが未着であっ
たか、あるいは、どのデータにプロトコル誤りがあった
のかがすぐに分かるため、デバッキングが容易となる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
メッセージ復元装置においては、格納したデータをもと
にギャップの数と範囲を計算し、受信したデータをバッ
ファに格納する際に、当該データが前記ギャップ内に格
納可能かどうかを判定するようにしたため、パケット受
信の早い段階でプロトコル誤りを検出することができ
る。したがって、最終のデータを受信するまで、または
タイマーが満了するまでにプロトコル誤りを検出できる
ので、受信側で無駄なバッファを維持、管理する必要が
なく、復元バッファの記憶領域を有効に利用することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】終端装置の機能的な構成を示すブロック図
【図2】ネットワークシステムの構成図
【図3】送信側で分割されたパケットの構成を示す図
【図4】ネットワーク層におけるヘッダ部の構成を示す
【図5】ギャップの説明図
【図6】バッファテーブルの構成例を示す図
【図7】データ復元部の処理の流れを示すフローチャー
【図8】エラーがない時のパケットの位置関係を示す図
【図9】エラーのないデータが格納されたときのバッフ
ァテーブルの模式図
【図10】エラーがある時のパケットの位置関係を示す
【図11】最初のデータが格納されたときのバッファテ
ーブルの模式図
【図12】エラーがある時のパケットの位置関係を示す
【図13】最初のデータが格納されたときのバッファテ
ーブルの模式図
【符号の説明】
1…データ送受信部、2…データ復元部、3…データ復
元バッファ、4…データパケット処理部、5…データ送
信部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ単位に分割され、任意の順
    序で到着するメッセージ群を一つのメッセージに復元す
    るメッセージ復元装置において、 受信したメッセージを格納するための復元バッファと、 受信したメッセージを復元バッファに格納した際に、オ
    リジナルのメッセージ中に占めるデータ未到着領域の数
    と範囲を算出する算出手段と、 受信したメッセージを復元バッファに格納する際に、当
    該メッセージが前記算出されたデータ未到着領域内に納
    まるかどうかを判定することにより、メッセージに関す
    るエラーを検出する検出手段と、 を具えたことを特徴とするメッセージ復元装置。
JP11151694A 1994-05-25 1994-05-25 メッセージ復元装置 Expired - Fee Related JP3427483B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11151694A JP3427483B2 (ja) 1994-05-25 1994-05-25 メッセージ復元装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11151694A JP3427483B2 (ja) 1994-05-25 1994-05-25 メッセージ復元装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07321873A true JPH07321873A (ja) 1995-12-08
JP3427483B2 JP3427483B2 (ja) 2003-07-14

Family

ID=14563303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11151694A Expired - Fee Related JP3427483B2 (ja) 1994-05-25 1994-05-25 メッセージ復元装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3427483B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002027023A (ja) * 2000-06-09 2002-01-25 Samsung Electronics Co Ltd 無線データ送受信装置及びその方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002027023A (ja) * 2000-06-09 2002-01-25 Samsung Electronics Co Ltd 無線データ送受信装置及びその方法
US7233594B2 (en) 2000-06-09 2007-06-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus for transmitting/receiving wireless data and method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JP3427483B2 (ja) 2003-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05204804A (ja) 高速伝送ライン・インターフェース
JP2003078565A (ja) 無線通信装置
US20140050078A1 (en) Communication interruption time reduction method in a packet communication network
US20030012131A1 (en) Communication network with a ring topology
JPH07321873A (ja) メッセージ復元装置
US6483855B1 (en) Communication content recording apparatus and method
JPH09270822A (ja) パケット通信経路試験方法
JPH05252165A (ja) 衛星通信制御装置
JPH09214545A (ja) ネットワーク通信制御方式
JP3522339B2 (ja) 中継転送システム
JPH0746274A (ja) メッセージ処理方式及びその装置
JP3067727B2 (ja) 輻輳制御通信システム
JPH10242946A (ja) データフレーム伝送方法
JPH0354909B2 (ja)
JPH0879304A (ja) フレームリレーネットワーク内通信制御方法
JPS61173553A (ja) パケツト通信方式
JPH08204704A (ja) 通信装置
KR970005604B1 (ko) 링크드 리스트를 이용한 에스에스씨오피(sscop) 프로토콜 처리장치 및 데이타 송수신 방법
JP2817094B2 (ja) 通信制御処理装置
JP3080906B2 (ja) Lanにおけるフレーム送信方法およびlanの端末装置
JPH07226746A (ja) 回線切り換えシステム
JP3351709B2 (ja) 制御フレーム情報部のデータバッファ解放方法
JPH05336122A (ja) ネットワークの管理方法
KR100521801B1 (ko) 네트워크상에서의 스팸메일 차단 시스템 및 방법
JP2000349814A (ja) 無線通信装置および無線通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees