JP2581166B2 - 時刻情報伝送方式 - Google Patents

時刻情報伝送方式

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JP2581166B2
JP2581166B2 JP63149467A JP14946788A JP2581166B2 JP 2581166 B2 JP2581166 B2 JP 2581166B2 JP 63149467 A JP63149467 A JP 63149467A JP 14946788 A JP14946788 A JP 14946788A JP 2581166 B2 JP2581166 B2 JP 2581166B2
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公一 河辺
忠俊 坂根
哲郎 明石
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、ハイレベルデータリンク制御手順(High L
evel Data Link Control:以下HDLC方式と略称する)に
沿ってデータ伝送を行うデータ伝送方式に係り、特にHD
LC方式により時刻情報を伝送する時刻情報伝送方式に関
する。
B.発明の概要 本発明は、伝送障害発生時に情報を再送する機能を備
えたHDLC方式により時刻情報を伝送する時刻情報伝送方
式において、 送信情報が時刻情報であることを情報判定手段が判定
したときは、当該時刻情報の再送を禁止するようにする
ことにより、 伝送障害発生時に遠方監視制御所の各制御所間で時刻
合わせや時刻管理の誤差が生じないようにしたものであ
る。
C.従来の技術 近年、遠方監視制御においては、監視制御範囲を拡大
し、計算機と結合して障害対応の高速化や運用効率の向
上を図ることが要望されている。そこで前記要望を満た
すため最近は情報量および情報の種類の拡大が容易で且
つ計算機処理も容易なデータ伝送方式としてHDLC方式が
採用されてきている。このHDLC方式は次のような利点が
ある。
(1)相手計算機が受信可能状態にあるか否かや、相手
計算機が受信したか否か等を確認できる。
(2)ビジーが発生したら終わるまで相手局の送信を持
たせることができる。
(3)伝送障害発生時は自動的にデータを再送すること
ができ、データの欠落を防止することができる。
(4)複数のデータをまとめて送る連続送信や互いに同
時に交信する全2重送信等が可能であり伝送時間を短縮
することができる。
ここで国際電信電話諮問委員会(CCITT)では伝送方
式における責任分担を第3図のようにレベル分けしてい
る。レベル1は、データを認識させる役割を受け持って
おり第4図に示すHDLC方式の伝送フォーマット(フレー
ム構成)で説明すると、フレームの始めと終わりを明ら
かにするためのF(8ビットで構成されるフラグシーケ
ンス)や、コマンドを受信すべき局の指定およびレスポ
ンスを送信した局を表示するためのA(8ビットで構成
されるアドレス部)等に該当する。またレベル2は、コ
マンドとして相手局に対する動作の指令やレスポンスと
してその指令に対する応答等を制御する役割を受け持っ
ており、C(8ビットで構成される制御部)に該当す
る。またレベル3以上の高レベルは、各種の情報を受け
持っており、I(ビット構成に制約のない情報部)に該
当する。
現在、HDLC方式における前記レベル1,2で行うべき仕
事をすべてLSI実行するLSIもできており、計算機はレベ
ル3以上の仕事を行うだけで済む。このため計算機の負
担は著しく軽減されている。またHDLC方式の伝送効率も
他の方式に比べて極めて良好である。すなわち伝送効率
は生データビット数/送信ビット数で求められるが、CD
T(サイクリック ディジタル トランス ミッショ
ン)方式の場合、 となり、ベーシック方式の場合、 となり、HDLC方式の場合、 となる。
次にHDLC方式のデータ伝送の様子を第5図とともに説
明する。第5図はA局とB局との間で交信中に、Gに示
すように伝送障害が発生した場合を表している。図中
「A→B符号」の例えば「I・3・4」は、情報(I)
有りのフレームで送信順序番号が3、受信順序番号が4
であることを示し、「送信データ有」の欄の数字は残り
データの組数を示している。また時刻t1においてGの如
く伝送障害が発生すると「I・3・4」のデータはB局
に届かない。A局側では障害発生を知っていないため次
に時刻t2において送信順序番号を+1して「I・4・
4」のデータを送信する。するとB局側では、前回が送
信順序番号「2」なるデータを受け取り、今回が「I・
4・4」なるデータを受け取ることになり、送信順序番
号が2から4へ飛んでいることから障害発生を認識す
る。そこで時刻t3において再送要求を出し、時刻t4にお
いてIなしのフレーム、リジェクト信号「REJ・3」を
発する。この「REJ・3」は、現在送信順序番号2まで
受け取ったので次は送信順序番号3のフレームの送信を
期待しているという意味を表している。すると時刻t5
おいてA局側に再送要求が認識され、再送条件が確立
し、時刻t6から時刻t8までは送信順序番号3〜5のフレ
ームのデータを再送する。
前記のようにHDLC方式では自局,相手局間で互いに送
信順序番号の確認を取りながら交信しているので、伝送
障害発生時は自動的にデータを再送することができ、デ
ータの欠落を防止することができる。
D.発明が解決しようとする課題 遠方監視制御における情報の種類の拡大の一例とし
て、総ての被制御所間で時刻の統一を図り、各被制御所
のデータを時刻付とし、発生事象の分析を行う適用があ
る。このため集中制御所(総制)から制御所(親局)を
経由して各被制御所(子局)に時刻情報を伝送し、時刻
合わせや時刻管理等を行っている。被制御所において発
生した情報の時刻管理を行う場合、時刻情報伝送前後に
伝送障害,伝送誤りが生じると第5図で説明したように
自動的に時刻情報が再送されるので、初送−再送間の時
間差はそのまま時刻誤差となってしまう。この誤差は発
生事象の時間関係を狂わせ、現象の分析が不可能となっ
てしまう。
以下、伝送障害発生時の4ケースについてフレーム送
信状態を説明する。第6図(a)〜(d)において内部
に「時予」と記された□は時刻予告信号を含んだフレー
ムであり、内部に「時実」と記された□は時刻実行信号
を含んだフレームであり、内部に数字が記された□は他
の一般データを含んだフレームであり、数字は時間関係
を区別するための記号である。また内部に「REJ」と記
された□はリジェクト信号を含んだフレームである。時
刻予告信号から時刻実行信号までの間隔は予め一定の時
間T1に設定されている。この時刻情報(時刻予告信号と
時刻実行信号)は所定の周期で伝送されるものである。
第6図(a)は、×2の時点すなわち時刻実行信号の次
に送信されるフレーム(+1のデータを含んだフレー
ム)で伝送障害を生じたケースを示している。このケー
スでは、上り側は+1のデータを受け取れず+2のデー
タを受け取り、そのデータの送信順序番号が飛んでいる
ことから伝送障害有りを認識することができ、リジェク
トREJを発して再送要求を行う。すると下り側は図示省
略しているが+1および+2のデータの再送を行う。こ
のため第6図(a)のケースは、+1のデータ以前に伝
送された時刻情報については何ら影響は無い。
第6図(b)は、×3の時点、すなわち時刻実行信号
を含んだフレームで伝送障害が生じたケースを示してい
る。このケースでは、上り側は時刻実行信号を受け取れ
ず+1のデータを受け取り、そのデータの送信順序番号
が飛んでいることから伝送障害有りを認識することがで
き、リジェクトREJを発して再送要求を行う。すると下
り側は、前記リジェクトREJと同一時間帯の送信フレー
ム(+2)の次から、時刻実行信号,+1および+2の
データを再送する。このようにデータが自動的に再送さ
れてしまうので、時刻予告信号送信完了から時刻実行信
号の送信が完了するまでの時間はT2となり、設定時間T1
に比べて著しく長くなってしまう。このため初送の時刻
実行信号(×3の時点)で時刻合わせを行うことができ
ず、再送された時刻実行信号で時刻合わせが行われてし
まい、大きな時間誤差(E)が生じる。
第6図(c)は、×5の時点すなわち時刻予告信号を
含んだフレームで伝送障害が生じたケースを示してい
る。このケースでは、上り側は時刻予告信号を受け取れ
ず時刻実行信号を受け取り、送信順序番号が飛んでいる
ことから伝送障害有りを認識することができ、リジェク
トREJを発して再送要求を行う。すると下り側は前記リ
ジェクトREJと同一時間帯の送信フレーム(+1)の次
から、時刻予告信号,時刻実行信号および+1のデータ
を再送する(尚、再送時の時刻予告信号と時刻実行信号
は単に順番に再送されるだけであり、その時間差T3は前
記設定時間T1とは全く異なる)。このようにデータが自
動的に再送されてしまうので、初送の時刻実行信号送信
時に時刻合わせを行うことができず、再送された時刻実
行信号で時刻合わせが行われてしまい、大きな時間誤差
(E)が生じる。
第6図(d)は、×6の時点すなわち時刻予告信号の
直前に送信されるフレーム(−1のデータを含んだフレ
ーム)で伝送障害が生じたケースを示している。このケ
ースでは、上り側は−1のデータを受け取れず時刻予告
信号を受け取り、その送信順序番号が飛んでいることか
ら伝送障害有りを認識することができ、リジェクトREJ
を発して再送要求を行う。すると下り側は、時刻実行信
号の次から−1,時刻予告信号および時刻実行信号のデー
タを再送する。尚、この場合初送の時刻予告信号の送信
順序番号が飛んでいることから該信号は正常な時刻予告
信号として認識されず、このため初送の時刻実行信号で
時刻合わせは実行されない。このようにデータが自動的
に再送されてしまうので、初送の時刻実行信号送信時に
時刻合わせを行うことができず、再送された時刻実行信
号で時刻合わせが行われてしまい、大きな時間誤差
(E)が生じる。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものでその目的
は、HDLC方式で時刻情報の伝送を行うときに、伝送障害
が生じても時刻合わせに誤差が生じない時刻情報伝送方
式を提供することにある。
E.課題を解決するための手段および作用 本発明は、伝送障害発生時に情報を再送する機能を備
えたハイレベルデータリンク制御手順に沿って、集中制
御所から制御所を経由して被制御所へ時刻情報を伝送す
る時刻情報伝送方式において、送信側に、送信情報が時
刻情報であるか否かを判定する情報判定手段を設け、送
信情報が時刻情報であることを前記情報判定手段が判定
したときは、当該時刻情報の再送を禁止することを特徴
としている。
F.実施例 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を説明す
る。本発明はHDLC方式によるデータ伝送において送信側
に、送信情報が時刻情報であるか否かを判定する情報判
定手段を設け、その判定結果に応じてデータ再送機能を
有効にしたり無効にしたりするものである。第1図は本
発明の情報判定手段の処理フローを示している。まず送
信情報が時刻情報であるか否かをステップS1で判定す
る。その結果送信情報が時刻情報である場合はステップ
S2の再送機能無し送信とされ、時刻情報ではない場合は
ステップS3の再送機能付送信とされる。この場合情報判
定手段で判定を行った後、前述したレベル3以上の高レ
ベルによってデータを再送機能付きで送信するか再送機
能無しで送信するかを区別している。再送機能無しの場
合は送信側では送信順序番号をつけず、受信側でも送信
順序番号を認識しない。また再送要求を受信しても送信
側では再送しない。そして前記送信データを受け取ると
レベル1,2がデータの認識を行い、再送機能付データに
ついては再送要求が確立したときに再送要求し、再送機
能無しデータについてはその障害時には送信順序番号が
ないため再送要求とならず、その前の再送機能付データ
の障害による再送条件が確立しても再送を行わない。
このような本発明の伝送方式を前記第6図(a)〜
(d)のケースにあてはめて見るとフレーム送信状態は
第7図(a)〜(d)となる。まず第6図,第7図の
(a)のケースは障害にはならない。次に第6図(b)
のように伝送障害により下り側から送信される時刻実行
信号が欠落した場合は、送信順序番号の欠落とはならず
第7図(b)の如く上り側でリジェクト信号は発せられ
ない。このため時刻予告信号のみの受信となり、誤った
時刻にて時刻合わせが実行されてしまうことはない。こ
の場合時刻合わせができないが、時計の精度を十分に高
めておけば次の周期で送信される時刻実行信号によって
時刻合わせを行うようにすれば良い。また第6図(c)
の場合も前記同様に上り側でリジェクト信号が発せられ
ないため第7図(c)に示すように時刻実行信号のみの
受信となり、誤った時刻にて時刻合わせが実行されるこ
とはない。さらに第6図(d)の場合、時刻予告信号前
の−1のデータ障害に対する再送要求に対し時刻予告信
号および時刻実行信号は第7図(d)の如く再送され
ず、−1,+1,+2のデータのみが再送される。これによ
って誤った時刻にて時刻合わせが実行されることはな
く、しかも時刻合わせは正しく実行される。
尚再送機能無しで送信するためには、複数の相手局に
共通のコマンドを受信できるようアドレスを第2図のよ
うなオール「1」のビットで構成したグローバルアドレ
スフレームにするか、制御部を非番号制形式で構成する
非番号制フレームにしても良い。又別法としてトランス
ペアレントモードで伝送する方法があるが、これはモー
ド切替を行う必要があり実用的ではない。時刻合わせ信
号については複数の相手局に対し同時に信号を送ること
のできるグローバルアドレス方式の方が便利である。
G.発明の効果 以上のように本発明によれば、時刻情報については再
送を行わないようにしたので、HDLC方式でデータ伝送を
行う場合、伝送障害が発生しても遠方監視制御所の各制
御所間で時刻合わせや時刻管理の誤差が生じないという
優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すフローチャート、第2
図はグローバルアドレスのビット構成を示す説明図、第
3図は伝送方式における責任分担レベルを示す説明図、
第4図はHDLC方式の伝送フォーマットを示すフレーム構
成図、第5図は伝送障害発生時のHDLC方式による伝送形
態を示すタイムチャート、第6図(a)〜(d)は従来
例の各フレーム送信状態を説明するためのタイムチャー
ト、第7図(a)〜(d)は本発明を適用した場合の各
フレーム送信状態を説明するためのタイムチャートであ
る。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送障害発生時に情報を再送する機能を備
    えたハイレベルデータリンク制御手順に沿って、集中制
    御所から制御所を経由して被制御所へ時刻情報を伝送す
    る時刻情報伝送方式において、 送信側に、送信情報が時刻情報であるか否かを判定する
    情報判定手段を設け、 送信情報が時刻情報であることを前記情報判定手段が判
    定したときは、当該時刻情報の再送を禁止することを特
    徴とする時刻情報伝送方式。
JP63149467A 1988-06-17 1988-06-17 時刻情報伝送方式 Expired - Lifetime JP2581166B2 (ja)

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