JP2649606B2 - 回転棚装置 - Google Patents

回転棚装置

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JP2649606B2
JP2649606B2 JP2293030A JP29303090A JP2649606B2 JP 2649606 B2 JP2649606 B2 JP 2649606B2 JP 2293030 A JP2293030 A JP 2293030A JP 29303090 A JP29303090 A JP 29303090A JP 2649606 B2 JP2649606 B2 JP 2649606B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、切削用工具などの物品を種類、サイズごと
に差し込んだ状態で保管し得る物品収納体を設け、この
物品収納体を上下方向に回転移動させて、物品に対する
オーダピッキングなどを行うときに採用される回転棚装
置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の回転棚装置としては、たとえば第5図
〜第8図に示されるものがある。
すなわち、40はボックス状の囲壁体で、床41上から縦
向きで立設してある。この囲壁体40の上部には左右一対
の従動輪体42が、また下部には左右一対の駆動輪体43が
配設され、上下方向で対向する両輪体42,43間には無端
回動体(チェンなど)44が巻張される。前記駆動輪体43
を取付けた駆動軸45は、囲壁体40内に設けた正逆駆動自
在な駆動装置46の出力軸47と巻掛伝動機構48により連動
連結している。左右一対の無端回動体44間には多数のバ
ケット49がリンクプレート50を介して取付けてある。す
なわちリンクプレート50は二本一組で、その遊端間を連
結するピン51にバケット49が揺動自在に支持されてい
る。
第6図に示すように、これらバケット49は前面および
上面が開口しており、後板52と底板53Aとにはそれぞれ
ホルダ取付板54の上端と下端が固着され、また両側板53
Bにはホルダ取付板54の左右両端が固着されている。こ
のホルダ取付板54には、ホルダ取付孔55に挿嵌されたホ
ルダ56A,56Bが第7図に示すように上下二列に配設され
ている。
第5図に示すように、リンク57がバケット49の側から
連設され、このリンク57の遊端に取付けたローラ58を案
内するガイドレール59が囲壁体40の内面側に配設してあ
る。また、囲壁体40の前面にはバケット49の垂直移動経
路の一方に対向する搬入出口60が形成され、その外側下
部には受け台61が設けられる。
この従来形式によると、駆動装置46を作動させ、無端
回動体44を正逆移動させることによりバケット49群を移
動させる。そして目的とするバケット49を搬入出口60に
対向して停止させ、物品62のオーダピッキングや保管を
行う。このとき、物品62の出し入れは、第6図に示すよ
うに、物品62の一端部をホルダ56A,56Bに挿入あるいは
ホルダ56A,56Bから抜脱することにより行われる。
発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、第7図の仮想線(イ)に示
すように、大径の物品62をホルダ56A,56Bに並列に挿入
する際、上段ホルダ56Aと下段ホルダ56Bとの間隔L3が狭
いため、物品62の側面部が互いに当接し合い、どちらか
一方の物品62が上段ホルダ56Aまたは下段ホルダ56Bに挿
入できない場合がある。
これに対して、大径の物品62をホルダ56A,56Bに挿入
するため、ホルダ56A,56Bの上下間隔L3を大きく設けた
場合、ホルダ取付板54の全高が高くなり、これに併って
バケット49の全高が高くなる分、バケット49の設置台数
が減少する。このためホルダ56A,56Bの数はかなり減少
し、この回転棚装置は少数の物品62しか保管できないも
のになった。
本発明の目的とするところは、従来のものに比べ、保
管し得る物品の数をほとんど減少させること無く、より
大径な物品の収納保管やオーダピッキングができる回転
棚装置を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明における回転棚装置
は、上下方向へ張設した左右一対の無端回動体間に、複
数の物品収納体を取付け、前記物品収納体の移動経路に
対向した位置に搬入出口を形成し、前記物品収納体は前
面開口で、物品を挿脱自在に保持可能な複数のホルダを
有し、これらホルダは、物品収納体内に設けられた前方
かつ上方へ向く傾斜部に上下複数段に、かつ各段間で千
鳥状に配列され、前記傾斜部のうち、下部のホルダが設
けられた傾斜部を上部のホルダが設けられた傾斜部に対
して後方かつ下方へ落ち込ませているものである。
作用 上記した本発明の構成によると、ホルダを千鳥状に配
列しているため、物品収納体の全高を高くすること無
く、各ホルダにおける軸心の上下間隔を大きく設けるこ
とができる。
さらに、下部のホルダが設けられた傾斜部を上部のホ
ルダが設けられた傾斜部に対して後方かつ下方へ落ち込
ませているため、全長の長い物品でも物品収納体の前面
または上面より突出すること無しに、下部のホルダに保
持される。
実施例 以下に本発明の一実施例を第1図〜第4図に基づいて
説明する。
ボックス状の囲壁体1が床2の上に縦向きに設置さ
れ、この囲壁体1内の上部には左右一対の従動鎖輪3が
配設され、これら従動鎖輪3に対向して下部には左右一
対の駆動鎖輪4が配設される。上下方向で対向する両鎖
輪3,4間には無端回動体の一例であるチェン5が張設さ
れる。前記駆動鎖輪4を取付けた駆動軸6は、囲壁体1
内に配設した支持枠(図示せず)に回転自在に支持さ
れ、そして囲壁体1内に設けた正逆駆動自在な駆動装置
7に連動連結している。この駆動装置7は、フランジベ
ース8上に設置した電磁ブレーキ付きのサーボモータか
らなり、その出力軸9と前記駆動軸6とを巻掛伝動装置
10により連動連結している。左右一対のチェン5の間に
は多数のバケット11(物品収納体の一例)がリンクプレ
ート12を介して取付けてある。すなわちリンクプレート
12は二本一組で、その遊端間を連結するピン13にバケッ
ト11が揺動自在に支持されている。
第2図に示すように、前記バケット11は、水平状に設
けた底板14と、この底板14の後端部から上方に垂設した
後板15と、前記底板14および後板15との左右両端部に固
着した側板16とから構成されており、前面と上面とは開
口部となっている。
前記底板14と後板15とは側面断面視でL形状に形成さ
れ、ホルダ取付板17が取付けられている。すなわちホル
ダ取付板17の上端が後板15の上部内面に固着され、ホル
ダ取付板17の下端が底板14の後部上面に固着され、さら
にホルダ取付板17の左右両端が両側板16の内面に固着さ
れている。ホルダ取付板17は、バケット11の前方かつ上
方に向く傾斜面18,19を有し、この傾斜面18,19の上半分
を上部傾斜面18とし、下半分を下部傾斜面19とする。こ
の下部傾斜面19は、前記上部傾斜面18に比べて、バケッ
ト11の後方かつ下方側に落ち込んでいる。上部傾斜面18
および下部傾斜面19には、それぞれホルダ取付孔20が横
一列に複数個設けられ、これらホルダ取付孔20にはホル
ダ21,22が挿嵌されている。そして第3図に示すよう
に、上部傾斜面18に横一列に配設された上段ホルダ21
と、下部傾斜面19に横一列に配設された下段ホルダ22と
は、それらの上下二列の配列位置が互いに左右にずれた
千鳥状に配列されている。第2図に示すように、前記ホ
ルダ21,22は、下端径が上端径よりも小さな上下開口部
を有する円筒状をしており、物品31を挿抜自在に保管し
得る。ホルダ21,22の上端外側にはつば部23が形成さ
れ、ホルダ21,22はつば部23の下面と傾斜面18,19とが当
接した状態でホルダ取付孔20に挿嵌され、止めねじ24を
介して傾斜面18,19に固定されている。
第1図に示すように、前記バケット11の側からリンク
25が連設され、このリンク25の遊端に取付けたローラ26
を案内するガイドレール27が配設してある。前記バケッ
ト11の移動経路の一側方、すなわち囲壁体1の前面中央
部に搬入出口28を形成し、この搬入出口28の下部外側に
受け台29を設けている。
また第4図に示すように、操作パネル30が搬入出口28
の横隣に設けられ、この操作パネル30を操作すること
で、バケット11群の上下移動および停止などが行われ
る。
次に、上記実施例の作用について説明する。
物品の保管やオーダピッキングを行う際、まず操作パ
ネル30を操作し、目的とするバケット11を指定し、回転
棚装置を作動させる。これにより、駆動装置7が駆動
し、チェン5を正逆移動させることによってバケット11
群が移動する。そして指示したバケット11が搬入出口28
に対向して停止したのち、第2図の仮想線で示すよう
に、物品31をホルダ21,22に挿脱することによって、物
品31の収納やオーダピッキングが行える。
このとき、第3図に示すように、上段ホルダ21の列と
下段ホルダ22の列とは互いに千鳥状に配列されているた
め、上段ホルダ21の軸心と下段ホルダ22の軸心との間隔
L1は、第7図に示す従来例における上段ホルダ56Aと下
段ホルダ56Bとの間隔L3よりも大きく設けることができ
る。また第3図に示すように、上段ホルダ21および下段
ホルダ22の左右方向のそれぞれの中心線32,33の間隔をL
2とすると、L2は第7図に示す従来例における上下段ホ
ルダ56A,56Bの間隔L3とほぼ同じにし得る。したがっ
て、ホルダ取付板17は従来例のものとほぼ同サイズとな
り、バケット11の全高は従来例のものと同じでよく、こ
のためバケット11の設置台数が従来例のものより減少す
ることは無い。
前記実施例では、下部傾斜面19を上部傾斜面18より落
ち込ませて設けているため、全長の長い物品31でも、バ
ケット11の前面または上面より突出すること無しに、下
段ホルダ22に挿入され保持され得る。
前記実施例では、ホルダ21,22を上下二段に配設して
いるが、これは二段以上に配設したものでも良い。
また前記実施例では、ホルダ21,22を傾斜面18,19に固
定するため止めぬじ24を用いているが、これはピンを用
いても良い。あるいはホルダ21,22の上部外周面とホル
ダ取付孔20の内周面とにねじ部を設け、ホルダ21,22を
ホルダ取付孔20に挿嵌したのちねじ込んで固定しても良
い。
発明の効果 上記の本発明によると、ホルダを上下複数段間で千鳥
状に配列することによって、各ホルダにおける軸心の上
下間隔を大きく設けることができ、したがって従来のも
のより大径の物品に対しても収納保管およびオーダピッ
キングが可能となる。また上記のように、ホルダにおけ
る軸心の上下間隔を大きく設けても、物品収納体の設置
台数が従来のものより減少することは無いため、保管し
得る物品の数は従来のものと比べてほとんど減少しな
い。
さらに、下部のホルダが設けられた傾斜部を上部のホ
ルダが設けられた傾斜部に対して後方かつ下方へ落ち込
ませているため、全長の長い物品でも物品収納体の前面
または上面より突出すること無しに、下部のホルダに保
持される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示し、第1図は装
置の側面断面図、第2図は要部の側面断面図、第3図は
第2図におけるA−A矢視図、第4図は装置の斜視図、
第5図〜第8図は従来例を示し、第5図は装置の側面断
面図、第6図は要部の側面断面図、第7図は第6図にお
けるB−B矢視図、第8図は装置の斜視図である。 1……囲壁体、3……従動鎖輪、4……駆動鎖輪、5…
…チェン(無端回動体)、7……駆動装置、11……バケ
ット(物品収納体)、14……底板、15……後板、16……
側板、17……ホルダ取付板、18……上部傾斜面、19……
下部傾斜面、20……ホルダ取付孔、21……上段ホルダ、
22……下段ホルダ、23……つば部、28……搬入出口、29
……受け台、31……物品、40……囲壁体、42……従動輪
体、43……駆動輪体、44……無端回動体、46……駆動装
置、49……バケット、54……ホルダ取付板、55……ホル
ダ取付孔、56A……上段ホルダ、56B……下段ホルダ、60
……搬入出口、61……受け台、62……物品。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−176712(JP,A) 特開 昭64−48784(JP,A) 特開 昭61−258377(JP,A) 実開 平2−119413(JP,U) 実開 昭64−4579(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下方向へ張設した左右一対の無端回動体
    間に、複数の物品収納体を取付け、前記物品収納体の移
    動経路に対向した位置に搬入出口を形成し、前記物品収
    納体は前面開口で、物品を挿脱自在に保持可能な複数の
    ホルダを有し、これらホルダは、物品収納体内に設けら
    れた前方かつ上方へ向く傾斜部に上下複数段に、かつ各
    段間で千鳥状に配列され、前記傾斜部のうち、下部のホ
    ルダが設けられた傾斜部を上部のホルダが設けられた傾
    斜部に対して後方かつ下方へ落ち込ませていることを特
    徴とする回転棚装置。
JP2293030A 1990-10-30 1990-10-30 回転棚装置 Expired - Fee Related JP2649606B2 (ja)

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JPS61258377A (ja) * 1985-05-11 1986-11-15 Nissin Electric Co Ltd フロツピ−デイスク収納管理装置
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JPH02119413U (ja) * 1989-03-07 1990-09-26

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