JPH06298312A - 回転棚装置 - Google Patents

回転棚装置

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Publication number
JPH06298312A
JPH06298312A JP8902593A JP8902593A JPH06298312A JP H06298312 A JPH06298312 A JP H06298312A JP 8902593 A JP8902593 A JP 8902593A JP 8902593 A JP8902593 A JP 8902593A JP H06298312 A JPH06298312 A JP H06298312A
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JP
Japan
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article
roller
bucket
cradle
loading
Prior art date
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Pending
Application number
JP8902593A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiteru Ikehata
淑照 池畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 囲壁体1内に、無端経路27上で移動自在な複
数のバケット21を配設し、囲壁体1の前壁板3Aに搬入
出口30を形成し、搬入出口30の開閉を行うシャッター装
置40を設け、搬入出口30の外側に設けた受け台31の内側
に、左右方向軸心50aの回りに遊転自在でかつ上面51a
が受け台31の受け面31aに対して上位となるローラ51を
配設した回転棚装置。 【効果】 搬入出口を通してバケットと受け台との間で
の物品の搬入や搬出は、必要に応じて物品をローラ上に
載置し、ローラの遊転を利用して行え、物品が重量物の
場合でも、すなわち物品の重量の大小に係わらず常に円
滑に行える。受け台の内側にローラを設けるだけでよ
く、簡単かつ安価な構造付加でよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば多数種の物品
が種類ごとに収納されたバケットを上下方向や前後方向
の無端経路上で移動させて、物品に対するオーダピッキ
ングを行うときなどに採用される回転棚装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転棚装置としては、た
とえば実開平2年52646 号公報に開示された構造が提供
されている。すなわち囲壁体内に、それぞれ左右一対の
駆動輪体と従動輪体とを上下方向に適当間隔を置いて配
設し、これら輪体間に無端回動体を巻張し、左右の無端
回動体間に多数のバケットを取り付けている。そして前
記囲壁体の前壁板に搬入出口を形成するとともに、この
搬入出口の開閉を行うシャッター装置を設け、さらに搬
入出口の外側に受け台を設けている。
【0003】この従来形式によると、通常においては、
無端回動体を介してバケット群を正逆移動させ、目的と
するバケットを搬入出口に対向して停止させたのちシャ
ッター装置を開動させることで、搬入出口を通してバケ
ットに対する物品の搬入(入庫)または搬出(オーダピ
ッキング)を行える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来形式による
と、搬入出口を通してのバケットと受け台との間での物
品の搬入や搬出は、この物品を持ち上げて行うのである
が、物品が重量物の場合には持ち上げは容易に行えな
い。この場合、バケット上面と受け台上面との間で物品
を滑らせなければならず、この滑動による搬入や搬出も
容易に行えない。
【0005】本発明の目的とするところは、簡単かつ安
価な構造付加でありながら、物品の搬入や搬出を重量の
大小に係わらず常に円滑に行える回転棚装置を提供する
点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の回転棚装置は、囲壁体内に、無端経路上で移動自
在な複数のバケットを配設し、前記囲壁体の前壁板に搬
入出口を形成するとともに、この搬入出口の開閉を行う
シャッター装置を設け、前記搬入出口の外側に受け台を
設け、この受け台の内側に、左右方向軸心の回りに遊転
自在でかつ上面が受け台の受け面に対して上位となるロ
ーラを配設している。
【0007】
【作用】かかる本発明の構成によると、バケット群を無
端経路上で正逆に移動させ、目的とするバケットを搬入
出口に対向して停止させたのち、シャッター装置の作動
で搬入出口を開動させることにより、バケットと受け台
との間で物品の搬入や搬出を行える。ここで搬入や搬出
は、物品が軽量物や小形物など取り扱い易い場合には物
品を持ち上げて容易に行え、また物品が重量物や大形物
など取り扱い難く持ち上げを容易に行えない場合にはロ
ーラが利用される。
【0008】すなわち、バケット内の重量大な物品を搬
出する場合、この物品の前部を少し持ち上げつつ手前に
引き出し、以て物品の前部をローラの上に載置させる。
そして物品をさらに手前に引き出すことで、物品はロー
ラを遊転させながら受け台の上方に位置し得る。その後
に物品の前部を受け面に載置した状態でさらに手前に引
き出すことで、物品を受け台上に搬出し得る。また物品
の搬入は前述とは逆に、この物品の後部をローラの上に
載置した状態で押し込むことで、ローラを遊転させなが
ら行える。
【0009】このようにローラを利用して物品の搬出や
搬入を行えるのであるが、その際に、ローラの上面が受
け台の受け面に対して上位であることから、引き出し動
や押し込み動を行う際に物品が多少上下動したとして
も、この物品の隅部がバケットの上面や受け台の受け面
に接触してこさげる(引っ掛かる)ようなことなく、常
にローラを円滑に遊転させながら行える。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図2〜図4において1は囲壁体で、枠組み体2
と、この枠組み体2の外面に配設した壁体3とからな
る。前記枠組み体2は、四隅にそれぞれ立設した支柱2
Aと、前後の支柱2A間を連結する上下複数の前後材2
Bと、左右の支柱2A間を連結する上下複数の左右材2
Cなどから構成される。この枠組み体2の外面に配設さ
れる壁体3は、前壁板3Aと、後壁板3Bと、左右の側
壁板3Cと、天壁板3Dとにより形成される。
【0011】前記囲壁体1内の上部には左右一対の従動
輪体10が、また下部には左右一対の駆動輪体11が配設さ
れ、上下方向で対向する両輪体10,11間には無端回動体
(チェーンなど)12が巻張される。前記従動輪体10を取
り付けた従動軸13は左右で分割され、それぞれ枠組み体
2側に配設した上位支持枠14に軸受を介して回転自在に
支持されている。
【0012】また前記駆動輪体11を取り付けた駆動軸15
は左右方向に1本ものであつて、枠組み体2側に配設し
た下位支持枠16に軸受を介して回転自在に支持され、そ
して枠組み体2の下枠部分に設けた正逆駆動自在な駆動
装置17に連動連結している。この駆動装置17は、枠組み
体2に一体のベースフレーム18に配置した電磁ブレーキ
付きのモータからなり、その出力軸19と前記駆動軸15と
を巻掛伝動装置20により連動連結している。
【0013】左右一対の無端回動体12間には多数のバケ
ット21がリンクプレート22を介して取り付けてある。す
なわちリンクプレート22は2本1組で、その遊端間を相
対回動自在に連結するピン23にバケット21を支持させて
揺動自在としている。そしてピン23側からのレバー24の
遊端に取り付けたローラ25を案内するガイドレール26
が、両支持枠14,16の内面間に上下に長い無端状として
配設してある。以上の構成によりバケット21群は、上下
に長い無端経路27上で移動自在となる。
【0014】この無端経路27中の上下経路部の一側、す
なわち前壁板3Aの下部に搬入出口30を形成している。
この搬入出口30の外側下部には受け台31が設けられ、ま
た外側上部で幅方向の中央部に操作パネル32が設けられ
るとともに、側部には電源パネル33が設けられる。
【0015】前記受け台31は図1〜図4に示すように、
骨組み体35と、この骨組み体35上に配設した平板36と、
この平板36上に配設した化粧板37などから構成され、前
記化粧板37の上面により受け面31aを形成している。こ
の受け台31は、左右一対のサポート38を介して枠組み体
2側に支持される。
【0016】図1、図3、図4に示すように、前記囲壁
体1内で前壁板3Aの裏面側には、前記搬入出口30の開
閉を行うシャッター装置40が設けられる。すなわちシャ
ッター41は、矩形板状の本体42と、この本体42の下端に
取り付けた左右方向の条材43などから構成され、この条
材43の下部に緩衝材44を下向きに装着している。
【0017】前記シャッター41は、枠組み体2側に縦向
きで設けた左右一対の案内レールに、本体42の両側に設
けたローラを嵌合させることで昇降自在となる。また前
壁板3Aの裏面で搬入出口30の下方には、枠組み体2と
一体の受け枠5が設けられ、この受け枠5の上面に対し
て前記シャッター41の緩衝材44が上方から当接自在とな
る。前記シャッター41は手動により昇降されるのであ
り、その上昇動を働けるためのカウンターウェイト45
が、複数のガイド輪46を介して案内される一対のワイヤ
ー47を介してシャッター41に連動されている。以上の41
〜47などによって前記シャッター装置40を構成する。
【0018】図1〜図6に示すように、前記受け台31の
内側に、左右方向軸心50aの回りに遊転自在でかつ上面
51aが受け台31の受け面31aに対して設定高さHだけ上
位となるローラ51を配設している。すなわち前記受け枠
5の内部側面でかつ左右方向の複数箇所から、それぞれ
内方へ向けてブラケット52が連設されており、これらブ
ラケット52群に亘って共通の(一本ものの)左右方向軸
50を挿通させている。そして、この左右方向軸50に遊転
自在に外嵌される前記ローラ51を、左右方向軸心50aの
回りに各別に遊転自在な複数のローラ体53により構成し
ている。
【0019】ここで各ローラ体53は樹脂製であって、ブ
ラケット52間に二個ずつ配設しているが、これは一個ず
つや二個以上ずつであってもよく、またブラケット52間
では必ずしも同数ずつでなくてもよい。なお左右方向軸
50の両端には位置決め用を兼用するキャップ54が装着さ
れている。
【0020】次に上記実施例の作用を説明する。通常に
おいては、駆動装置17を作動させ、無端回動体12を正逆
移動させることによりバケット21群を無端経路27上で正
逆に移動させる。そして空または収納量の少ないバケッ
ト21を搬入出口30に対向して停止させたのち、シャッタ
ー41を上昇させて搬入出口30を開動させることにより、
バケット21に対する物品55の搬入が行える。このような
状態で物品55の保管(ストレージ)が行われ、また物品
55の搬出(オーダーピッキングなど取出し)は、目的と
する物品55を収納してなるバケット21を搬入出口30に対
向して停止させることで行える。
【0021】このような作業を行うとき、この物品55が
軽量物や小形物など取り扱い易い場合には、搬入出口30
を通してのバケット21と受け台31との間での物品55の搬
入や搬出は、この物品55を持ち上げて容易に行える。そ
して物品55が重量物や大形物など取り扱い難く持ち上げ
を容易に行えない場合、ローラ51が利用される。
【0022】すなわち、たとえば図1の実線で示すよう
に、バケット21内の重量大な物品55を搬出する場合、こ
の物品55の前部を少し持ち上げつつ手前に引き出し、以
て物品55の前部を図1の仮想線イで示すようにローラ51
の上に載置させる。そして物品55をさらに手前に引き出
すことで、物品55が載置されているローラ体53のみを遊
転させながら、図1の仮想線ロで示すように受け台31の
上方に位置し得る。その後に物品55の前部を受け面31a
に載置した状態で、さらに手前に引き出すことで物品55
を受け台31上に搬出し得る。
【0023】また物品55の搬入は前述とは逆に、すなわ
ち物品55の後部をローラ51の上に載置した状態で押し込
むことで、物品55が載置されているローラ体53のみを遊
転させながら容易に行える。
【0024】このように物品55の搬出や搬入はローラ体
53を遊転させながら容易に行えるのであるが、その際に
ローラ51の上面51aが受け台31の受け面31aに対して設
定高さHだけ上位であることから、引き出し動や押し込
み動を行う際に物品55が多少上下動したとしても、この
物品55の隅部がバケット21の上面や受け台31の受け面31
aに接触してこさげるようなことなく、常にローラ体53
を円滑に遊転させながら行える。
【0025】上記実施例に示すようにローラ51を多数の
ローラ体53により構成したときには、物品55が載置され
ているローラ体53のみ遊転できて、その引き出し動や押
し込み動を軽く行うことができるが、本発明において
は、左右方向で一本もののローラ51を使用した形式であ
ってもよい。
【0026】上記実施例では無端経路27の反転部を半円
状に形成したが、これはコーナ部が円弧状で水平方向の
反転部とし、全体として側面視で長方形状の循環経路で
あってもよい。さらに上記実施例では無端経路27を、平
行部を前後とした上下方向への長円状に形成している
が、これは平行部を上下とした横方向への長円状に形成
したり、平行部を左右とした横方向への長円状に形成し
た回転棚装置などであってもよい。
【0027】上記実施例では前壁板3Aに搬入出口30を
形成した形式を示したが、この前壁板3Aとともに後壁
板3B側にも搬入出口を形成した両側入出庫形式では、
この後壁板3B側の搬入出口にもローラ51などが配設さ
れるものである。
【0028】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、搬入出口を
通してのバケットと受け台との間での物品の搬入や搬出
は、必要に応じて物品をローラ上に載置し、このローラ
の遊転を利用して行うことができ、したがって物品が重
量物の場合でも、すなわち物品の重量の大小に係わらず
常に円滑に行うことができる。しかも受け台の内側にロ
ーラを設けるだけでよく、たとえばバケットや受け台に
多数のローラを配設する構造に比べて、簡単かつ安価な
構造付加でよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、回転棚装置の搬入出
口部の縦断側面図である。
【図2】同回転棚装置の斜視図である。
【図3】同回転棚装置の一部切欠正面図である。
【図4】同回転棚装置の側面図である。
【図5】同回転棚装置の搬入出口部の平面図である。
【図6】同回転棚装置のローラ部の横断平面図である。
【符号の説明】
1 囲壁体 2 枠組み体 3 壁体 3A 前壁板 5 受け枠 10 従動輪体 11 駆動輪体 12 無端回動体 21 バケット 27 無端経路 30 搬入出口 31 受け台 31a 受け面 40 シャッター装置 41 シャッター 50 左右方向軸 50a 左右方向軸心 51 ローラ 51a 上面 52 ブラケット 53 ローラ体 55 物品 H 設定高さ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 囲壁体内に、無端経路上で移動自在な複
    数のバケットを配設し、前記囲壁体の前壁板に搬入出口
    を形成するとともに、この搬入出口の開閉を行うシャッ
    ター装置を設け、前記搬入出口の外側に受け台を設け、
    この受け台の内側に、左右方向軸心の回りに遊転自在で
    かつ上面が受け台の受け面に対して上位となるローラを
    配設したことを特徴とする回転棚装置。
JP8902593A 1993-04-16 1993-04-16 回転棚装置 Pending JPH06298312A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8902593A JPH06298312A (ja) 1993-04-16 1993-04-16 回転棚装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8902593A JPH06298312A (ja) 1993-04-16 1993-04-16 回転棚装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06298312A true JPH06298312A (ja) 1994-10-25

Family

ID=13959378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8902593A Pending JPH06298312A (ja) 1993-04-16 1993-04-16 回転棚装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06298312A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4859024A (en) * 1988-03-10 1989-08-22 Pirelli Cable Corporation Optical fiber cable with tampering detecting means

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4859024A (en) * 1988-03-10 1989-08-22 Pirelli Cable Corporation Optical fiber cable with tampering detecting means

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