JPS6313887B2 - - Google Patents

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JPS6313887B2
JPS6313887B2 JP18681483A JP18681483A JPS6313887B2 JP S6313887 B2 JPS6313887 B2 JP S6313887B2 JP 18681483 A JP18681483 A JP 18681483A JP 18681483 A JP18681483 A JP 18681483A JP S6313887 B2 JPS6313887 B2 JP S6313887B2
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JP
Japan
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shelf
storage container
container
article storage
stored
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JP18681483A
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JPS6082509A (ja
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Jinichi Yoshe
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NIPPON FUAIRINGU KK
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NIPPON FUAIRINGU KK
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Publication date
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Priority to JP18681483A priority Critical patent/JPS6082509A/ja
Publication of JPS6082509A publication Critical patent/JPS6082509A/ja
Publication of JPS6313887B2 publication Critical patent/JPS6313887B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/12Storage devices mechanical with separate article supports or holders movable in a closed circuit to facilitate insertion or removal of articles the articles being books, documents, forms or the like
    • B65G1/133Storage devices mechanical with separate article supports or holders movable in a closed circuit to facilitate insertion or removal of articles the articles being books, documents, forms or the like the circuit being confined in a horizontal plane

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水平に配置された環状の棚台を上下
に複数段設け、各棚台にそれぞれ複数の物品収納
容器を、該棚台によつて定められる環状の移動経
路に沿つて回動するように格納した所謂回転棚に
関するものである。
従来技術 文書類のフアイルや磁気テープ等の物品をこの
ような回転棚に格納する場合には、これらの物品
を、前記棚台上の単位棚を構成する収納容器に収
納して格納する。従来の回転棚においては、前記
収納容器は、棚台上における該収納容器の移動方
向に沿つた前面を開口面とし、この開口面を回転
棚の外方に向けて棚台上に配置し、これらの収納
容器を回動させて、取り出そうとする物品が収納
されている収納容器を取出し位置まで移動させ、
この収納容器の外を向いている前記開口面から所
要の物品を取り出していた。この場合、各段の収
納容器がそれぞれ段毎に独立して回動する回転棚
では、その運転を自動化した場合、或る段の物品
を取出し度い物品を収納した収納容器が取出し位
置に来ているので、回転の待時間がほとんどな
く、多数の物品を続けて取出す作業に適してい
る。このように収納容器から所望の物品を取出す
作業を以下ピツキングと呼ぶ。
発明が解決しようとする問題点 ところで、前記のように回転棚に格納した収納
容器から直接所望の物品をピツキングする方式に
おいては、収納容器の取出し口すなわち前記開口
面(以下開口面と言う)を棚の外側に向け、かつ
この収納容器に収納する各物品は少なくともその
一端が前記間口面に露出するように整列して収納
されなければならない。例えば、収納物品がフア
イルの場合には、各フアイルの背が収納容器の間
口面、従つて棚の外縁に沿つて一列に横に並ぶよ
うにしなければならない。物品を収納容器に上記
のように整列させて収納する場合には、収納物品
数を多くしようとすると必然的に間口巾を広くし
なければならず、奥行を利用することはできな
い。
一般の物品の場合でも容器の奥行を深くするこ
とは著しく作業性を損なう。このことは回転棚全
体についても同様で、1台の回転棚に多量の物品
を格納しようとすると、各段の棚台の総延長を長
くして収納容器の数を増すか、段数を増すかしな
ければならない。
従つて、長さに制限のある場所や、高さに制限
のある場所では、回転棚の台数を増して対処しな
ければならないが、回転棚の台数を増すと、人手
でピツキングする場合には台数に応じた人数を必
要とするか、または1人の人間か各回転棚を歩き
まわつて処理しなければならない。自動取出し機
を用いて自動的にピツキングする場合には、回転
棚の台数に応じた数のピツキング装置を必要と
し、さらに、各回転棚から取出した物品を搬出し
て1箇所でまとめる装置もしくは手数を要する。
問題を解決するための手段および作用 本発明はこのような従来の回転棚の改良に係
り、各棚台に前記物品収納容器を前記各棚台より
外側方へ引き出し自在に格納する容器格納部を形
成し、前記物品収納容器には該容器格納部の引き
出し側面に接し該容器格納部引き出し側面に対し
直角方向へ物品を出し入れする物品取出し間口面
を形成し、前記各棚台の容器取出し間口面にそれ
ぞれ接し前記物品収納容器を引き出して該容器を
支持するピツキングステーシヨンを設け、該ピツ
キングステーシヨンには前記物品収納容器を引き
出し押し戻す容器引出し押戻し手段を設けたこと
を特徴として、その目的とする処は、設置場所の
長さや高さに余り制限されず1台で多量の物品を
保管でき、設置場所に適したレイアウトが可能な
物品保管装置を提供することに在る。
本発明によれば、ピツキング作業はピツキング
ステーシヨンで行われるので、各物品収納容器を
その取出し間口面を棚の外側に向けて格納する必
要がなく、該間口面を棚台の奥行方向に向け、比
較的狭い側面を棚の長さ方向に配して格納するこ
とにより、1台の回転棚に多数の物品収納器を格
納することができる。また棚の奥行を有効に利用
して、各収納容器の取り出し間口巾を広くし、収
納する物品の量を増すことができる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面により説明す
る。
第1図は本発明の一実施例としてのフアイル保
管装置を示す。1は回転棚で、この回転棚に接し
てピツキングステーシヨン2が定置されている。
回転棚1には、水平な環状の棚台3,3…が上
下に複数段設けられており、各棚台3上には多数
の物品収納容器4,4…が格納されている。各物
品収納容器4は第2図に示すような、棚台3の上
面に走行可能に設けられた支持部材5上に載置さ
れている。支持部材5の下面には、棚台3の外縁
部と内縁部に沿つてそれぞれ設けられた環状レー
ル部材6,7によつて案内される走行輪8,9が
設けられている。支持部材5の内縁部はチエン1
0に連結されている。チエン10は棚台3の内縁
部に沿つて次々に支持部材5を直列に連結しなが
ら環状に延び、かつスプロケツトホイール11と
係合し、このスプロケツトホイール11によつて
駆動される(第1図にはチエン10の図示を省略
してある)。
従つて支持部材5上に載置された物品収納容器
4は、スプロケツトホイール11により、チエン
10および支持部材5を介して駆動され、棚台3
に沿つて環状に回動するスプロケツトホイール1
1を駆動するモーターを制御することにより、所
望の物品収納容器4をピツキングステーシヨン2
の位置まで回動させて停止させることができる。
なお、前記スプロケツトホイール11は回転棚1
の各段毎に設けられており、それぞれ別個のモー
ターで互いに独立に駆動できるようになつてい
る。
12は支持部材5の両側部に沿つて設けられた
案内部材で、支持部材5および案内部材12でも
つて容器格納部が形成され、第3図に示すように
物品収納容器4はこの案内部材12に案内されて
支持部材5上に格納され、または支持部材5から
引き出される。物品収納容器4は直方体をなし、
その1面が開口して開口面13となつている。そ
して多数のフアイル14,14…が開口面13に
背を並べ整列して収納されている。第1図および
第3図に示すように、収納容器4は開口面13を
棚台3の奥行方向に指向させて格納されているの
で、前述のように棚台3の奥行を利用して1個の
収納容器4の収納できるフアイルの数を増すとと
もに、1つの棚台3上に格納できる収納容器4の
数を増すことができる。開口面13に整列してい
る各フアイル14の背の下部を、前記案内部材1
2の直立部分121(第3図)が抑えて、各フアイ
ル14が収納容器4から飛び出すのを防止してい
る。
収納容器4の内部には、第4図に示すように多
数の桟部材15が下面と上面に案内されて収納容
器4内に整然と収納される。これは自動ピツキン
グの時特に必要なことである。また収納容器4を
支持部材5に格納した時収納容器4の外方に面す
る壁面には、下方に屈曲したかぎ形の取手16が
設けられている。
図示の収納容器4にはフアイル14が一段に整
列して収納されるか、出入れ頻度があまり高くな
い場合には、1つの収納容器4を上下複数段に区
画し、これらの各段にそれぞれフアイル14を整
列させて収納するようにしてもよい。
ピツキングステーシヨン2は、第1図に示すよ
うに、棚台3と同じ段数の収納容器取出し場所1
7,17…を備えた書棚状の構造を有し、その前
面と1つの側面が開口している。そしてこの開口
した1側面を回転棚1に接して設置され、該開口
を通じて回転棚1の支持部材5上の収納容器4を
収納容器取出し場所17に引き出すことができる
ようになつている。
各取出し場所17には、第3図に詳細に示すよ
うに、引出した収納容器4を案内し支持する支持
部材18と、収納容器4を引出したり押戻したり
する引出し押戻し装置19とが設けられている。
引出し押戻し装置19はガイドレール20と、こ
のガイドレール20上をへ摺動案内されて往復す
るフツク21とから成り、フツク21に設けた爪
部片22が収納容器4に設けられた前記取手16
と係合し、収納容器4を支持部材18に引き出
す。この収納容器4を回転棚1に戻す時には、フ
ツク21の前端で収納容器4の側面を押して戻
す。23はフツク駆動モーターで、このモーター
の出力軸は図示していないスプロケツトホイール
およびチエンを介してフツク21に連結され、指
令信号に応じて適宜フツク21を移動させる。フ
ツク21はガイドレール20に沿う往復運動のほ
かに、爪22と取手16の係脱に際して上下運動
をしなければならない。第3図の実施例において
はリンク機構24により、支持部材18と引出し
押戻し装置19とを共に上下させるようにしてあ
るが、もちろん、引出し押戻し装置19だけを上
下させるようにしてもよい。
このようにして回転棚1からピツキングステー
シヨン2の収納容器取出し場所17に引出された
収納容器4は、第1図に示すように、間口面13
が正面を向き、この間口面13に背を並べて整列
されたフアイル14に容易に接近しピツキングす
ることができる。収納容器4からフアイル14を
取出す作業すなわちピツキングは人が手動で行つ
てもよいし、自動ピツキング装置によつて自動的
に行わせてもよい。ピツキングを人が手で行う場
合、ピツキングステーシヨン2の各段に、収納容
器4を引出した時の各フアイルの位置に合わせて
多数の取出し指示ランプ25を配列しておき、必
要とするフアイルの収納位置をコンピユーター等
を通じて検索し、該当する取出し指示ランプ25
を点灯するようにしておけば、ピツキングする人
は単に点灯している指示ランプ25の位置に在る
フアイルを取出すだけでよく、作業が迅速かつ正
確に行われる。26は各段に設けた押釦スイツチ
で、これによつてピツキング終了を制御装置に知
らせ、引出し押戻し装置19により収納容器4を
棚台に戻させる。収納フアイル数が膨大で、取出
し、返還の頻度が多い場合には、後述するような
自動装置を使う方が便利である。
上記したようなフアイル保管装置は、例えば病
院におけるカルテの保管に使われる。すなわち、
各患者のカルテを各患者毎に一定形式のフアイル
に納め、このフアイルを上記のような保管装置に
収納して置く。そして必要に応じ、例えばその日
に診療する患者のフアイルを選択してまとめて取
り出し、用済み後また元に戻す。
第5図および第6図に他の実施例を示す。な
お、以下の各実施例を通じ同様な部分は同じ参照
数字で示すことにする。第5図および第6図に示
す実施例においては、ピツキングステーシヨン2
は裏面も開放され、3面が開放されている。そし
て開放された裏面に接して引出し押戻し装置19
が昇降自在に設けられている。すなわち本実施例
における引出し押戻し装置19は、ピツキングス
テーシヨン2のフレーム構造に設けられた鉛直方
向のガイドレール27(第6図参照)に摺動自在
に取付けられ、チエン28によつて駆動され、ガ
イドレール27に沿つて上下に昇降できるように
なつている。従つてこの引出し押戻し装置19は
ピツキングステーシヨン2に唯1つだけ設けら
れ、この1つの装置で各段の収納容器を処理す
る。29はチエン28をスプロケツトホイール3
0を介して駆動し、引出し押戻し装置19を昇降
させる昇降モーターである。引出し押戻し装置1
9には、第1図ないし第3図の実施例に於けるガ
イドレール20と同様な摺動ガイド31が設けら
れており、この摺動ガイド31に摺動台32が摺
動自在に装架されている。摺動台32は駆動モー
ター33によつて駆動されるチエン34に連結さ
れており、該モーター33により駆動されて摺動
ガイド31に沿い往復運動する。摺動台32上に
はフツク部片35が、摺動ガイド31に平行な軸
線のまわりに回動自在に設けられている。そして
このフツク部片35はフツク回動モーター36に
より駆動されて前記軸線のまわりに回動し、第5
図に示すように、摺動台32の前端位置におい
て、回転棚1上の収納容器4の取手16と係合す
る。この場合、取手16は前記実施例とは逆に上
方へ屈曲したかぎ形をなしており、フツク部片3
5は前記回動運動により上方から落ちて来て取手
16と係合する。従つて本実施例においては前記
実施例のように引出し押戻し装置19を取手16
との係合のために上下させる必要はない。
第7a図は物品保管装置全体の平面配置を示す
略図である。回転棚1の各棚台3は長円形状の環
状をなし、その内周側の長軸の両端位置にそれぞ
れスプロケツトホイール11が設けられている
(図面右側のスプロケツトホイールは形状を省略
して示してある)。このスプロケツトホイール1
1は前述のように各段毎に設けられており、それ
ぞれチエン37を介してモーターMにより各段独
立に駆動される。第7a図はこれらのチエン3
7、モーターMのうち2組だけが示されている。
ピツキングステーシヨン2は、前記2つの実施例
におけるように、通常は回転棚1の環状の経路の
長軸方向の端面に接して設けられている。しかし
この物品保管装置を設置する場所の周囲の状況、
例えばピツキングした物品のその後の搬出の難易
等の事情によつては、第7a図に2で示すよう
に、回転棚1の前記長軸に沿つた側面に接して設
けてもよい。またピツキングステーシヨンを可搬
式にして任意の場所にセツトするようにしてもよ
い。
第7b図は従来の回転棚01を示す第7a図と
同様な図面で、03は棚台、04は物品収納容
器、010,037、はチエン、011はスプロ
ケツトホイール、Mはモーターである。従来の回
転棚01は本発明のようなピツキングステーシヨ
ンを備えておらず、棚台03上に設置された収納
容器04から直接物品を取出す。従つて収納容器
04を、その取出し用の間口面を棚台03の外縁
部に平行に外側に向けて棚台03上に配置しなけ
ればならないので、第7a図と第7b図を比較す
ればよく分かるように、回転棚の長さを一定とす
れば、従来の回転棚01に格納できる収納容器の
個数は、本発明の回転棚1に格納できる収納容器
の個数より少ない。例えば、収納容器の間口巾と
奥行の比が2:1であつたとすると、従来の回転
棚01には本発明の回転棚1の半分の個数の収納
容器しか格納できず、同数の収納容器を格納する
ためには、従来の回転棚01は2台を必要とす
る。ところで、従来の回転棚01においても、ま
た本発明における回転棚1においても、チエン0
10または10によつて囲まれた内部の空間61
はデツトスペースとなるが、このデツトスペース
は一定の巾を必要とし、かつ各回転棚に必要なも
のである。従つて回転棚を2台にすると、このデ
ツトスペースも2倍になり、かつ各回転棚の周囲
に必要な最小限の空間も考慮すると、本発明にお
いては従来のものに比し遥かに設置面積が少なく
てすみ、逆に設置面積が同じ場合には遥かに多量
の物品を格納することができる。
第8図および第9図に、ピツキングステーシヨ
ン2に、ピツキング作業を自動的に行う自動搬入
装置を設けた例を示す。この自動搬入装置は、コ
ンピユーターにより制御され、コンピユータから
の指令信号によつて作動する各種の駆動モーター
によつて駆動される。
38は自動搬入装置の主柱である。この主柱3
8は図面には、明瞭に図示するために、ピツキン
グステーシヨン2の前面から離して示してある
が、実際はピツキングステーシヨン2の前面に近
接して設けてある。主柱38には昇降台39が、
矢印aで示すように該主柱38に沿つて上下に昇
降可能に設けられており、昇降台39上には操作
ユニツト40が矢印bで示すように横方向に往復
可能に設置されている。また操作ユニツト40は
回転台41を備え、矢印cで示すように水平に回
転できる。回転台41の上面には、第9図に示す
ように、ガイドレール42が設けられており、こ
のガイドレール42に案内されて台部材43が前
後に往復運動できるようになつている。
台部材43には掴み装置44が設けられてい
る。この掴み装置44は、共通のピポツト軸45
に枢着された1対の掴み部材46と、これらの各
掴み部材46の後端部および電磁石47のスピン
ドル48の先端部にそれぞれ枢着された1対のリ
ンク部材49とから成り、電磁石47が付勢され
スピンドル48が後退すると、1対の掴み部材4
6がピポツト軸45のまわりに枢動し、各掴み部
材46の先端の間の間隔が狭くなつて物を掴むよ
うになつている。
第9図の左方に、ピツキングステーシヨンに引
き出された収納容器4のフアイル14が示されて
いる。
各フアイル14は収納容器4に設けられた前記
桟部材15によつて案内され、一定の間隔で整列
している。各フアイル14の背にはその一側縁部
に沿つて掴み部50が突出しており、前記掴み装
置44が前進して来てこの掴み部56を掴み部材
46が掴む。
次いで掴み装置44が後退すると、フアイル1
4は収納容器4から引き出されて、操作ユニツト
40上に移るが、操作ユニツト40には、第8図
に示すように、チヤンネル状の案内部材51が上
下に設けられており、引き出されたフアイル14
は、これら上下の案内部材51間に狭まれて案内
され、かつ保持される。次に回転台41が180゜回
転し、それと共に掴み装置44は再び前進してフ
アイル14を後方へ押し出し、かつ掴み部材46
を開かせてフアイル14を釈放する。このように
して後方へ押し出されたフアイル14は、下方に
設けられているコンベアー52上に落下し、自動
的に搬出される。フアイル14の放出を終えた操
作ユニツト40は再び180゜回転してピツキング態
勢に入り、操作ユニツト40の矢印b方向の移動
と、昇降台39の矢印a方向の移動により、次に
ピツキングすべきフアイル14の位置へ移動す
る。
取出したフアイル14をコンベアー52で搬出
する代わりに、搬出用の棚を用意し、遂次取出し
たフアイルをこの棚に整列させた後、棚と共に搬
出するようにしてもよい。
第10図および第11図は自動搬出入装置を備
えたさらに他の実施例を示す。この実施例におい
ては、第8,9図の実施例における操作ユニツト
40と同様な操作ユニツト53が、昇降台を介す
ることなく直接主柱54に昇降可能に取付けられ
ている。
従つて操作ユニツト53は上下には移動できる
が横方向にはは移動できず、ピツキングステーシ
ヨン2の各段に関しては一定位置でピツキングを
行うこととなる。各段に設けられている引出し押
戻し装置19は第11図に示すように、収納容器
4の取手16と係合するフツク55と、このフツ
ク55と螺合し該フツクを往復させる駆動スクリ
ユー56と、この駆動スクリユー56を伝動装置
57を介して駆動するモーター58により構成さ
れている。
本施例においては、前記各本施例のように収納
容器4をピツキングステーシヨン2内に引き出し
てからピツキングを行うのではなく、収納容器4
内の目的のフアイル14が操作ユニツト53の位
置(ピツキング位置)に来た時に収納容器4を停
止させてピツキングを行う。このようにすれば目
的のフアイルが収納容器4の手前側に収納されて
いる場合には、収納容器4を引出す長さが短くて
すむので、引出し時間、戻しの時間が短縮され
る。また操作ユニツト53もピツキングステーシ
ヨン2の前面を横方向に移動する必要がなくなる
ので、そのための駆動部や機構が不要となる。収
納容器4内の位置決めは、パルスエンコーダー5
9によつて行われる。
また、本実施例においてはピツキングステーシ
ヨン2の前面は、操作ユニツト53が位置するピ
ツキング位置の付近だけが開放されており、他の
部分はカバー60で覆われている。操作ユニツト
53上に引出されたフアイル14は、適当な機構
によりこの操作ユニツトを通り抜け、また前述の
実施例のように操作ユニツトの回転によつて後方
へ排出され、コンベアー52で搬出される。
上記の各実施例はいずれもフアイル等の定形物
品を保管する装置であるが、本発明装置の保管物
品はこのような定形物品に限られない。第12図
に示すように、種々の形状をした多種類の部品類
を各部品毎に分けて保管しておき、必要に応じて
所要部品を取出すようにすることもできる。
第12図の実施例においては、収納容器4の内
部は仕切壁68によつて複数の小間69に分けら
れており、小間69に各それぞれ1種類ずつ部品
が収納されている。そしてこの収納容器4の上部
は前方を向いて傾斜した開口部となつており、こ
の開口部を通じて収納物品を容易に取出すことが
できる。その他の装置は前記各実施例と同様であ
り、また1台の保管装置に多数の物品を保管でき
る等の効果についても全く同様である。
なお、収納容器4は回転棚1内で回動中、その
移動速度が早い時には、スプロケツトホイール1
1のまわりを通る時遠心力により外に押し出され
ようとする。このような場合には支持部材5の外
側に収納容器の飛出し防止部材を設けるのがよ
い。
第13図にこのような飛出し防止部材の一例を
示す。この飛出し防止部材70は、支持部材5の
下面に取付けられた蝶番71と、この蝶番71の
一方の腕部片71aに固定された係止部材72と
からなり、この係止部材72の外端部には接続部
片72bを介して係止片72cが設けられてい
る。係止片72cは通常は蝶番71のばね73に
より付勢されて、図に鎖線で示すように、支持部
材5の前面中央部に突出し、支持部材5上に格納
された収納容器が遠心力により外へ飛出すのを防
止している。
前記ピツキングステーシヨン2の回転棚1に面
した前端部には、その前縁に平行な軸線のまわり
に上下に揺動できる腕部材が設けられており、通
常はばね力により上方にはね上げられて、支持部
材5の回動経路から外れているが、支持部材5上
の収納容器を引き出す時には、前記フツク21
(第3図)が前進してこの腕部材を押し倒すので、
該腕部材は支持部材5の方へ揺動して来て前記接
続部片72bを上から抑え、係止片72cは第1
3図に実線で示すような位置へ下降して収納容器
を釈放するようになつている。収納容器をピツキ
ングステーシヨン2から持部材5上に押戻す時に
は、収納容器自体によつて前記腕部材が押し倒さ
れ、係止片72cは図の実線位置へ下降する。
発明の効果 このように、本発明によれば、保管量を充分満
足させながら、棚台の奥行き、すなわち容器の間
口寸法を任意に設計することにより、設置場所に
合つたレイアウトが1台で可能になり、取出し後
の物品の処理が容易であり、自動ピツキング装置
を設置する場合も1セツトでよく、低コストで自
動化ができる。また、一般に、棚台の奥行寸法に
拘らず、棚台背部すなわち環状の棚台に包囲され
ている内部のデツドスペースの巾は一定であるの
で、棚台の奥行を増すことによりデツドスペース
の割合が滅じ、所謂スペースセービング効果も生
ずる。
本発明においては、棚台の単位長さ当たりの保
管物品数量を多くし得るので、換言すれば保管物
品数量に比較して棚の長さが従来より短くなるの
で、回転棚の移動時間を短縮し、もしくは遅くす
ることができる。
また、本発明においては物品収納容器をピツキ
ングステーシヨンへ引き出してからピツキングす
るので、物品収納容器の停止位置精度が確保し易
く、自動ピツキング装置を使用する場合に有効で
ある。また、人手でピツキングする場合でも、据
置棚からピツキングするのと同様な作業となり容
易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る物品保管装置の一実施例
を示す斜視図、第2図は同実施例回転棚上の支持
部材を、第3図は収納容器引出し押戻し装置を、
第4図は収納容器の一部をそれぞれ示す斜視図で
ある。第5図および第6図は他の実施例を示す斜
視図、第7a図は回転棚とピツキングステーシヨ
ンの配置関係を示す平面図、第7b図は従来の回
転棚を示す同様な平面図、第8図は本発明のさら
に他の実施例を示す斜視図、第9図は同実施例の
操作ユニツトを示す平面図、第10図および第1
1図は本発明のもう1つの実施例を示す斜視図、
第12図はさらに他の実施例を示す斜視図、第1
3図は収納容器飛出し防止部材を示す斜視図であ
る。 1……回転棚、2……ピツキングステーシヨ
ン、3……棚台、4……物品収納容器、5……支
持部材、6,7……レール部材、8,9……走行
輪、10……チエン、11……スプロケツトホイ
ール、12……案内部材、13……間口面、14
……フアイル、15……桟部材、16……取手、
17……収納容器取出し場所、18……支持部
材、19……引出し押戻し装置、20……ガイド
レール、21……フツク、22……爪部片、23
……フツク駆動モーター、24……リンク機構、
25……取出し指示ランプ、26……押釦スイツ
チ、27……ガイドレール、28……チエン、2
9……昇降モーター、30……スプロケツトホイ
ール、31……摺動ガイド、32……摺動台、3
4……チエン、35……フツク部片、36……フ
ツク回動モーター、37……チエン、38……主
柱、39……昇降台、40……操作ユニツト、4
1……回転台、42……ガイドレール、43……
台部材、44……掴み装置、45……ピポツト
軸、46……掴み部材、47……電磁石、48…
…スピンドル、49……リンク部材、50……掴
み部、51……案内部材、52……コンベアー、
53……操作ユニツト、54……主柱、55……
フツク、56……駆動スクリユー、57……伝動
装置、58……モーター、59……バルスエンコ
ーダー、60……カバー、61……デツドスペー
ス、68……仕切壁、69……小間、70……飛
出し防止部材、71……蝶番、72……係止部
材、73……ばね。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水平に配置された環状の棚台を上下に複数段
    設け、各棚段にそれぞれ複数の物品収納容器を、
    該棚段によつて定められる環状の移動経路に沿つ
    て各棚台毎に独立に回動しうるように格納してな
    る物品保管装置において、前記各棚台に前記物品
    収納容器を前記各棚台より外側方へ引き出し自在
    に格納する容器格納部を形成し、前記物品収納容
    器には該容器格納部の引き出し側面に接し該容器
    格納部引き出し側面に対し直角方向へ物品を出し
    入れする物品取出し間口面を形成し、前記各棚台
    の容器取出し間口面にそれぞれ接し前記物品収納
    容器を引き出して該容器を支持するピツキングス
    テーシヨンを設け、該ピツキングステーシヨンに
    は前記物品収納容器を引き出し押し戻す容器引出
    し押戻し手段を設けたことを特徴とする物品保管
    装置。
JP18681483A 1983-10-07 1983-10-07 物品保管装置 Granted JPS6082509A (ja)

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