JPH0316806Y2 - - Google Patents

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JPH0316806Y2
JPH0316806Y2 JP1986029599U JP2959986U JPH0316806Y2 JP H0316806 Y2 JPH0316806 Y2 JP H0316806Y2 JP 1986029599 U JP1986029599 U JP 1986029599U JP 2959986 U JP2959986 U JP 2959986U JP H0316806 Y2 JPH0316806 Y2 JP H0316806Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえば工場内において、多数種の
荷(物品)を保管し管理するのに使用される回転
式棚設備に関するものである。
従来の技術 従来、回転式棚設備としては、たとえば特開昭
58−139902号公報に見られるものがある。すなわ
ち回転棚は上下複数段に荷収納部を有する棚単体
から構成されており、この棚単体を上下2段の無
端回動チエーンによつて水平方向無端状に連結さ
れている。そしてこれらの棚単体は、ガイドホイ
ールを介してレールに支持案内されているととも
に、駆動装置によつて回転する上記チエーンに連
動して水平方向に循環移動する。そして棚単体の
直線移動経路部には入出庫作業部が設けられてい
る。この入出庫作業部は棚単体の全高と複数の棚
単体を含む領域から成つている。上記入出庫作業
部の左右両側支柱間には橋渡し部材が上下複数段
に架設されており、この橋渡し部材には作業対象
表示灯が、入出庫作業部内に位置する総ての荷収
納部のおのおのに対応する位置に配設されてい
る。そして入出庫作業の際には、回転棚を駆動
し、作業対象の荷収納部を含む荷収納部群を入出
庫作業部内に位置させる。その後作業者は、コン
ピユーターの指示により点灯している作業対象表
示灯に対応する位置にある荷収納部に対して、所
期の入出庫作業を行えばよい。
また、実開昭54−181479号公報に見られるよう
に、ラツク間を走行するスタツカクレーンに荷は
み出し検出装置を設けたものがある。上記荷はみ
出し検出装置はスタツカクレーンの昇降台枠端部
に設けられており、トルクモータと、このトルク
モータの軸に取付けた細長板状の感知片とから構
成されている。上記トルクモータ軸にはカムプレ
ートが固定され、このカム外周面にはリミツトス
イツチが圧接している。そして作業時、棚から荷
を搬出して昇降台に移載し終えると、トルクモー
タが作動し、感知片が一定方向に旋回を始める。
そして荷がはみ出していない時には、感知片はス
トツパ位置まで旋回する。
感知片がストツパ位置に達したとき、リミツト
スイツチがカムプレートによつて作動するため、
トルクモータが逆回転し、感知片は元の位置へ復
帰する。また荷がはみ出している場合は、感知片
がこの荷の一部に当接して停止する。このため感
知片は上記ストツパ位置まで旋回できず、上記リ
ミツトスイツチが作動しないため、上記トルクモ
ータは一定時間回転したのち自動停止する。この
ような感知片の途中停止時間が一往復時間よりも
長くなつたとき、荷がはみ出していると判断さ
れ、スタツカクレーンの走行は自動停止される。
考案が解決しようとする問題点 上記の従来形式によると、作業対象表示灯を配
設する橋渡し部材は、荷収納部前面に対して前方
に上下複数段に架設されている。このため入出庫
作業部における入出庫作業の際、この橋渡し部材
が作業のじやまになり、作業者の不注意によつて
荷を橋渡し部材にぶつけて、作業対象表示灯や荷
を破損させる恐れがあつた。
また荷はみ出し検出装置が荷のはみ出しを検出
し、装置が自動停止したとき、作業者がこの自動
停止に気付かず、停止状態で長時間放置される場
合があつた。
本考案の目的とするところは、荷の棚への挿抜
作業時に、表示装置がこれら作業のじやまになら
ず、荷を表示装置にぶつけるといつた不注意事故
を防止し得、さらに突出物検出装置が検出動し、
装置が自動停止したことを作業者に対して即座に
表示し得る回転式棚設備を提供する点にある。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決すべく本考案の回転式棚設備
は、無端状の一定経路上で移動自在で、かつ上下
方向ならびに水平方向に複数の荷を挿抜自在に収
納する棚と、これら棚を一体的に正逆移動させる
駆動装置とにより回転式棚を構成し、この回転式
棚の外方に荷捌き場を設けるとともに、この荷捌
き場に表示装置を配設し、この表示装置を、一対
の縦枠と横枠とからなる門形の保持枠と、前記縦
枠の前面に設けた段表示部と、前記横枠の前面に
設けた列表示部とから構成し、前記縦枠の後面側
に、回転式棚の最外側回転軌跡に接近した突出物
検出装置を設けるとともに、前記保持枠の前面側
に前記突出物検出装置に接続した注意表示部を設
けている。
作 用 かかる本考案の構成によると、回転式棚を移動
させて目的とする棚を荷捌き場に停止させること
により、段表示部の表示段と列表示部の表示列と
の交点をして、停止している棚内の目的とする荷
を指示し得る。そして所期のオーダピツキング作
業または荷の挿抜作業を行なう。このとき、表示
装置は門形の保持枠で構成されており、この保持
枠で囲まれた開口部に棚の前面が位置している。
したがつてこの棚の前方にはじやま物が無く、上
記作業を行う際荷を表示装置にぶつけるといつた
不注意事故は防止し得る。
また上記オーダピツキングや荷の挿抜作業の際
に、荷の挿入(押し込み)が充分でなく荷が前方
に突出していたとき、引き続いての棚群の移動開
始時に、この突出した荷が検出装置で検出され、
そして検出装置からの検出信号に基づいて駆動装
置による棚移動を自動的に停止し得るとともに、
注意表示部が作業者に対して荷の突出による装置
の停止を表示し得る。
実施例 以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
1は回転式棚で、無端長円状の下部(床)レー
ル2と、同形状の上部レール3と、これらレール
2,3に車輪やローラを介して支持案内される複
数の棚(ラツク)4と、両レール2,3の内側に
おいて、円弧中心近くに配設した上下方向の駆動
軸5、ならびに従動軸6と、これら軸5,6に取
付けた駆動輪体7、ならびに従動輪体8と、両輪
体7,8間に巻張され、かつ棚4の背面側が連結
する無端回動体9と、前記駆動軸5に連動連結し
た正逆駆動自在なモータ10とからなり、上記5
〜10が棚4群を無端状の一定経路11上で一体
的に正逆移動させる駆動装置12の一例となる。
前記回転式棚1の反転部外方は荷捌き場13に形
成され、ここに棚制御装置14などを有する作業
台15が設けられる。前記棚4は前面開放の箱状
であつて、上下複数段(実施例では8段)に受け
板16を有し、かつ各段においては横方向に複数
個(実施例では2個)の荷(ケース)17を並置
している。前記荷捌き場13において、回転式棚
1と作業台15との間には表示装置18が配設さ
れている。この表示装置18は、立設した左右一
対の縦枠19A,19Bと、これら縦枠19A,
19Bの上端間を連結する横枠20とにより形成
した門形の保持枠21を有している。そして上記
縦枠19A,19Bと横枠20とで囲まれた開口
部21Aは、棚4の前面よりもやや大きく形成さ
れている。また、一方の縦枠19Aの前面に段表
示部22を設けるとともに、横枠20の前面に列
表示部23を設けている。両表示部22,23
は、たとえば棚制御装置14に接続した表示灯か
らなる。両縦枠19A,19Bの後面側に、回転
式棚1の最外側回転軌跡24に接近した突出物検
出装置25A,25Bを設けている。すなわち検
出装置25A,25Bは、縦枠19A,19Bの
後面と内側面のコーナ部に縦ピン26A,26B
などを介して左右揺動自在に取付けた鉄製帯板状
の検知板27A,27Bと、これら検知板27
A,27Bの後面に対向し、かつ縦枠19A,1
9Bに取付けたリミツトスイツチ28A,28B
からなり、両検知板27A,27Bは、後方かつ
内側に45度方向に延び、この中立位置がたとえば
ばねにより維持されている。なおリミツトスイツ
チ28A,28Bは棚制御装置14に接続してい
る。一方の検知板27Aの前面には、段表示部2
2からの水平相当線上に位置する段指示ライン2
9が付されている。上記の保持枠21の前面上端
部の左右両端部にはそれぞれ注意表示部30A,
30Bが設けられており、これら注意表示部30
A,30Bはおのおの上記リミツトスイツチ28
A,28Bに接続されている。
次に上記実施例の作用を説明する。
回転式棚1の移動は、キーボード操作により棚
制御装置14を介して駆動装置12を作動させ、
無端回動体9を正逆回転させることにより行え、
これによつて棚4群を一定経路11上で移動させ
る。そして目的とする荷17を収納してなる棚4
が荷捌き場13に停止する。このとき前述したキ
ーボード操作により棚制御装置14から表示装置
18へ番地信号が与えられており、以つて目的と
する荷17が存在した段に相当する段表示部22
と、列に相当する列表示部23とが表示(点灯な
ど)される。これにより表示された段表示部22
からの水平相当線と列表示部23の垂直相当線と
の交点に目的とする荷17が存在するのである
が、その際に段表示部22からの水平相当線の確
認は段指示ライン29の指示によつて、より明確
に行うことができる。その後、作業者によつて、
目的とする荷17に対するオーダピツキング作業
や、荷17自体に取り出し作業、または新たな荷
17の挿入作業などが行われる。上記の作業は、
門形の保持枠21が形成する開口部21Aにおい
て行われるため、この開口部21Aに位置する棚
4の前方には作業のじやまになる物が無く、充分
な作業スペースが確保できる。したがつて荷17
を表示装置18の一部にぶつけるといつた不注意
事故を防止し得る。
その後に次のデータに基づいて回転式棚1が再
び移動される。たとえばオーダピツキング時にケ
ース(荷)を少し引き出して行い、その後に押し
込むのを忘れたとき、または新たな荷17の挿入
(押し込み)が充分でなかつたとき、第4図のA
で示すように荷17の一部が突出することにな
る。この状態で回転式棚1を移動させたとき、最
外側回転軌跡24よりも外方への突出回転軌跡C
によつて、第4図仮想線Bで示すように荷17の
突出部が検知板27Aに接触し、この検知板27
を揺動させてリミツトスイツチ28Aを検出動さ
せる。これにより、検出信号に基づいて、回転式
棚1の移動が自動的に停止されるとともに、注意
表示部30A,30Bが表示(点灯など)され、
作業者に対して、荷17の突出による上記回転式
棚1の自動停止を即座に指示し得る。そして指示
を受けた作業者は直ちに荷17を再度確実に棚4
に押し込んだのち、再作動させる。
考案の効果 上記構成の本考案によると、表示装置の保持枠
を門形とすることで、従来の表示装置において各
段ごとに設けていた橋渡し部材を不要にし得る。
したがつて作業者は、表示装置の門形の保持枠に
形成された開口部において所定の作業を行うた
め、作業スペースが充分確保でき、作業が非常に
行い易い。このため表示装置に荷をぶつけて破損
させるといつた作業者の不注意事故は防止でき
る。
また本考案のものは突出物検出装置が検出動
し、回転式棚が自動停止したことを即座に注意表
示部に表示し得、作業者に伝えることができる。
このため作業者はただちに棚の自動停止に気付
き、荷を押し込み直したのち、再作動させること
ができ、自動停止による時間のロスを従来のもの
より短縮できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は斜視
図、第2図は平面図、第3図は正面図、第4図は
要部の平面図である。 1……回転式棚、4……棚、9……無端回動
体、11……一定経路、12……駆動装置、13
……荷捌き場、14……棚制御装置、17……荷
(ケース)、18……表示装置、19A,19B…
…縦枠、20……横枠、21……保持枠、22…
…段表示部、23……列表示部、24……最外側
回転軌跡、25A,25B……突出物検出装置、
27A,27B……検知板、28A,28B……
リミツトスイツチ、29……段指示ライン、30
A,30B……注意表示部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無端状の一定経路上で移動自在で、かつ上下方
    向ならびに水平方向に複数の荷を挿抜自在に収納
    する棚と、これら棚を一体的に正逆移動させる駆
    動装置とにより回転式棚を構成し、この回転式棚
    の外方に荷捌き場を設けるとともに、この荷捌き
    場に表示装置を配設し、この表示装置を、一対の
    縦枠と横枠とからなる門形の保持枠と、前記縦枠
    の前面に設けた段表示部と、前記横枠の前面に設
    けた列表示部とから構成し、前記縦枠の後面側
    に、回転式棚の最外側回転軌跡に接近した突出物
    検出装置を設けるとともに、前記保持枠の前面側
    に前記突出物検出装置に接続した注意表示部を設
    けたことを特徴とする回転式棚設備。
JP1986029599U 1986-02-28 1986-02-28 Expired JPH0316806Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986029599U JPH0316806Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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JP1986029599U JPH0316806Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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JPS62144211U JPS62144211U (ja) 1987-09-11
JPH0316806Y2 true JPH0316806Y2 (ja) 1991-04-10

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ID=30833628

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JP1986029599U Expired JPH0316806Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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JPH0752082Y2 (ja) * 1988-06-04 1995-11-29 西部電機株式会社 物品の取扱い装置
JPH0717249B2 (ja) * 1989-11-17 1995-03-01 株式会社椿本チエイン 物品の取出し及び仕分けシステム
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JPS62144211U (ja) 1987-09-11

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