JPH08310617A - 垂直循環式回転棚 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 棚単体に対する物品の出し入れを上下方向に
行える垂直循環式回転棚を、安価に構成し得るようにす
ること。 【構成】 左右一対の下側案内手段１２の各々は、垂直
循環経路の前側垂直経路部６とこの下端に連なる斜め前
方下方への傾斜経路部７との間の内隅側に配設された第
一案内板１３と、後側垂直経路部１０とこの下端に連な
る水平経路部８との間の内隅側に前後水平方向に位置調
整可能に配設された第二案内板１４と、水平経路部８の
下側に配設された第三案内板１５と、傾斜経路部７の下
端と水平経路部８の前端との間の内隅側に軸支されたチ
ェン駆動輪(16)とを有し、伝動軸２０は、両下側案内手
段１２のチェン駆動輪１６の後方位置で水平に支承され
て、その両端部において各チェン駆動輪１６と連動連結
され、モータ２１は、前記伝動軸２０の一端に連動連結
されている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、複数の棚単体を垂直循
環可能に支持して成る回転棚、特に大型大重量長尺物を
水平姿勢で格納するのに好適な、垂直循環式回転棚に関
するものである。

【０００２】

【従来の技術及びその問題点】この種の回転棚は、各棚
単体の両端を支持する左右一対の無端状チェンと、前記
棚単体の垂直循環経路の上側ターン部に配設された左右
一対の上側案内手段と、前記垂直循環経路の下側ターン
部に配設された左右一対の下側案内手段と、チェン駆動
用モータとから構成されるものであるが、従来の一般的
な垂直循環式回転棚では、前記垂直循環経路における前
側垂直経路部の下端近傍定位置で停止している棚単体に
対し入出庫作業を行うように構成されていた。換言すれ
ば、棚単体の入出庫作業のためのホームポジションが前
側垂直経路部中に設定されており、従って、当該ホーム
ポジションで停止した棚単体の真上に別の棚単体が位置
しているため、棚単体に対する物品の出し入れに走行ホ
イストやチェンブロックなどの吊り上げ手段を利用する
ことができなかった。

【０００３】そこで、前側垂直経路部の下端領域に斜め
前方下方への傾斜経路部を形成し、この傾斜経路部の下
端位置に前記ホームポジションを設定することが考えら
れたが、大型大重量の長尺物を取り扱う回転棚では、棚
単体を循環させるための無端状チェンとして大型のチェ
ンが必要であり、従って必然的に当該チェンを案内する
案内輪も直径の大きなものにならざるを得ない。このた
め、前側垂直経路部と傾斜経路部との間の内隅側、即ち
前方側に、大径のチェン案内輪が必要になり、回転棚全
体としての見栄えが極端に悪くなる。また、チェンター
ン部の数が増えるため大径のチェン案内輪が多数必要に
なり、チェンのテークアップ手段も含めて、回転棚全体
として大幅なコストアップになり、実用化に至らなかっ
た。

【０００４】本発明は、上記のような従来の問題点に鑑
み、前方に張り出した入出庫作業用ホームポジションを
有する垂直循環式回転棚でありながら、棚単体の垂直循
環経路の外側に大径のチェン案内輪を配設する必要がな
く、しかもチェン案内輪の数が少なくて済み、チェンの
テークアップ手段も構成が簡単で容易に操作することの
できる回転棚を提供せんとするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の垂直循環式回転棚は、後述する実施例の参照
符号を付して示すと、複数の棚単体(1) を垂直循環可能
に支持して成る回転棚であって、各棚単体(1) の両端を
支持する左右一対の無端状チェン(2,3) と、前記棚単体
(1) の垂直循環経路の上側ターン部(5) に配設された左
右一対の上側案内手段(11)と、前記垂直循環経路の下側
ターン部(9) に配設された左右一対の下側案内手段(12)
と、伝動軸(20)と、モータ(21)とを有し、左右一対の下
側案内手段(12)の各々は、前記垂直循環経路の前側垂直
経路部(6) とこの下端に連なる斜め前方下方への傾斜経
路部(7) との間の内隅側に配設された円弧状チェンガイ
ド部(13a) を有する第一案内板(13)と、前記垂直循環経
路の後側垂直経路部(10)とこの下端に連なる水平経路部
(8) との間の内隅側に配設された円弧状チェンガイド部
(14a) を有する第二案内板(14)と、前記水平経路部(8)
の下側に配設された略水平状チェンガイド部(15a) を有
する第三案内板(15)と、前記傾斜経路部(7)の下端と前
記水平経路部(8) の前端との間の内隅側に軸支されたチ
ェン駆動輪(16)とを有し、伝動軸(20)は、両下側案内手
段(12)のチェン駆動輪(16)の後方位置で水平に支承され
て、その両端部において各チェン駆動輪(16)と連動連結
され、モータ(21)は、前記伝動軸(20)の一端に連動連結
されている構成となっている。

【０００６】上記本発明を実施するに際して、左右一対
の上側案内手段(11)の各々は、前記垂直循環経路の前側
垂直経路部(6) の上端内側に軸支された第一チェン案内
輪(17)と、前記垂直循環経路の後側垂直経路部(10)の上
端内側に軸支された第二チェン案内輪(18)と、両チェン
案内輪(17,18) 間に配設された山形状チェンガイド部(1
9a) を有する第四案内板(19)とから構成できる。

【０００７】また、各案内手段(11,12) とモータ(21)と
を支持するフレームは、左右一対の上側案内手段(11)を
各別に支持する左右一対の上端フレーム部(25,26) と、
左右一対の下側案内手段(12)を各別に支持する左右一対
の下端フレーム部(27,28) と、上端フレーム部(25,26)
と下端フレーム部(27,28) とを連結する左右一対の中間
フレーム部(29,30) と、両中間フレーム部(29,30) を互
いに連結する連結フレーム部(31)と、両下端フレーム部
(27,28) を互いに連結する連結材(32,33) とから構成す
ることができる。

【０００８】

【実施例】以下に本発明の好適実施例を添付図に基づい
て説明すると、図１〜図３において、１は夫々長尺物を
水平姿勢で支持し得る水平横長の棚単体であって、その
両端が夫々無端状ローラチェン２，３の等間隔おきの位
置に、同心状の水平支軸４により前後揺動自在に吊り下
げられ、上側ターン部５、前側垂直経路部６、傾斜経路
部７と水平経路部８とを含む下側ターン部９、及び後側
垂直経路部１０から成る垂直循環経路を回動する。各ロ
ーラチェン２，３は、前記垂直循環経路の上側ターン部
５に配設された左右一対の上側案内手段１１と、前記垂
直循環経路の下側ターン部９に配設された左右一対の下
側案内手段１２とによって掛張されている。

【０００９】左右一対の下側案内手段１２は、前記垂直
循環経路の前側垂直経路部６とこの下端に連なる斜め前
方下方への傾斜経路部７との間の内隅側に配設された円
弧状チェンガイド部１３ａを有する第一案内板１３と、
前記垂直循環経路の後側垂直経路部１０とこの下端に連
なる水平経路部８との間の内隅側に配設された円弧状チ
ェンガイド部１４ａを有する第二案内板１４と、前記水
平経路部８の下側に配設された略水平状チェンガイド部
１５ａを有する第三案内板１５と、前記傾斜経路部７の
下端と前記水平経路部８の前端との間の内隅側に軸支さ
れたチェン駆動輪１６とから構成されている。

【００１０】左右一対の上側案内手段１１は、前記垂直
循環経路の前側垂直経路部６の上端内側に軸支された第
一チェン案内輪１７と、前記垂直循環経路の後側垂直経
路部１０の上端内側に軸支された第二チェン案内輪１８
と、両チェン案内輪１７，１８間に配設された山形状チ
ェンガイド部１９ａを有する第四案内板１９とから構成
されている。

【００１１】両チェン駆動輪１６の後方には伝動軸２０
が水平状に支承され、当該伝動軸２０の一端に減速機付
きモータ２１が連動連結され、伝動軸２０の両端部とそ
の前方の各チェン駆動輪１６の支軸１６ａとが、小径歯
輪２２、大径歯輪２３、及びチェン２４からなる減速伝
動手段により連動連結されている。

【００１２】各案内手段１１，１２やモータ２１を支持
するフレームは、図４にも示すように、左右一対の上側
案内手段１１を各別に支持する左右一対の上端フレーム
部２５，２６と、左右一対の下側案内手段１２を各別に
支持する左右一対の下端フレーム部２７，２８と、上端
フレーム部２５と下端フレーム部２７、及び上端フレー
ム部２６と下端フレーム部２８を夫々連結する左右一対
の中間フレーム部２９，３０と、両中間フレーム部２
９，３０を互いに連結するラチス構造の連結フレーム部
３１と、両下端フレーム部２７，２８を互いに連結する
連結材３２，３３とから構成されている。

【００１３】しかして、上側案内手段１１の各チェン案
内輪１７，１８は、上端フレーム部２５，２６の内側に
水平支軸１７ａ，１８ａを介して片持ち状に軸支され、
第四案内板１９は、上端フレーム部２５，２６にブラケ
ット１９ｂを介して取付けられている。また、下側案内
手段１２のチェン駆動輪１６は、下端フレーム部２７，
２８の内側に水平支軸１６ａ，１６ｂを介して片持ち状
に軸支され、第一案内板１３は、下端フレーム部２７，
２８の内側にブラケット１３ｂを介して取付けられ、第
二案内板１４は、下端フレーム部２７，２８の内側に前
後水平方向に長い上下２つの長孔１４ｂと各長孔を貫通
するロックボルト１４ｃとを介して前後水平方向に位置
調整可能に取付けられ、第三案内板１５は、下端フレー
ム部２７，２８の内側にブラケット１５ｂを介して取付
けられている。なお、第二案内板１４の円弧状チェンガ
イド部１４ａのある側とは反対側には、下端フレーム部
２７，２８に前後水平方向に出退調整可能に支持された
上下２つの押しボルト３４の先端が当接している。

【００１４】モータ２１は、一方の下端フレーム部２７
の中間水平フレーム材２７ａの上に設置され、両下端フ
レーム部２７，２８を互いに連結する連結材３３は、前
記伝動軸２０の斜め後方下方位置で下端フレーム部２
７，２８の中間水平フレーム材２７ａ，２８ａどうしを
互いに連結している。また、連結材３２は、下端フレー
ム部２７，２８の水平脚部２７ｂ，２８ｂの前後２か所
を互いに連結するものである。なお伝動軸２０は、図４
に示すように、その中間位置を軸受け３５と軸受け取付
け用ブラケット３６とを介して、前記連結材３３の中間
位置に支承することができる。

【００１５】上記構成の垂直循環式回転棚は、モータ２
１を稼働させて、伝動軸２０、小径歯輪２２、チェン２
４、及び大径歯輪２３を介して左右一対のチェン駆動輪
１６を同一方向に回転駆動することにより、左右一対の
ローラチェン２，３が各案内手段１１，１２の第一〜第
四案内板１３〜１５，１９とチェン案内輪１７，１９、
及びチェン駆動輪１６に案内されながら、垂直循環経路
を回動する。従って、各棚単体１が、上側ターン部５、
前側垂直経路部６、傾斜経路部７と水平経路部８とを含
む下側ターン部９、及び後側垂直経路部１０から成る垂
直循環経路を回動することになる。

【００１６】棚単体１に対する入出庫作業を行うとき
は、上記のようにローラチェン２，３を回転駆動して作
業対象の棚単体１を、チェン駆動輪１６の支軸１６ａの
前方位置に棚単体吊り下げ用支軸４が位置するホームポ
ジションＨＰに呼び出して停止させる。このホームポジ
ションＨＰで停止した棚単体１の真上は殆ど開放されて
いるので、当該棚単体１に対し長尺物を吊り上げ手段を
利用して出し入れすることができる。

【００１７】ローラチェン２，３には常に適当な張力を
与えておく必要があるが、このローラチェン２，３の張
力がチェンの伸びにより低下したときは、第二案内板１
４を固定しているロックボルト１４ｃを弛め、押しボル
ト３４を螺進させて第二案内板１４をチェン緊張方向
（後方）へ押し出し、ローラチェン２，３が適当に緊張
すれば、ロックナット１４ｃにより第二案内板１４を固
定すれば良い。

【００１８】なお、上側案内手段１１は、第四案内板１
９を使用しないで、大径の１つのチェン案内輪で構成し
ても良い。

【００１９】

【発明の作用及び効果】以上のように本発明の垂直循環
式回転棚によれば、各棚単体(1) の垂直循環経路に、前
側垂直経路部(6) の下端から斜め前方下方へ傾斜する傾
斜経路部(7) を設けたので、この傾斜経路部(7) の下端
をこの回転棚に対する入出庫作業用ホームポジションと
し、このホームポジションに入出庫作業対象の棚単体
(1) を呼び出すことにより、棚単体(1) に対する物品の
出し入れを上段の棚単体(1) で邪魔されないで上下方向
に行うことができる。従って、大型大重量の長尺物であ
っても、走行ホイストやチェンブロックなどの吊り上げ
手段を利用して、入出庫作業を容易且つ安全に行うこと
ができる。

【００２０】しかも本発明の構成によれば、大型大重量
の長尺物を取り扱うために各チェン(2,3) が大型になっ
ても、歯輪としては、各上側案内手段(11)に１つまたは
２つのチェン案内輪と、各下側案内手段(12)に１つのチ
ェン駆動輪(16)を使用すれば良く、他のチェンターン部
には、それ自体が安価でしかも取付けも簡単容易な案内
板 (13〜15) を使用するのであるから、棚全体を非常に
安価に構成することができる。勿論、棚単体(1) の垂直
循環経路の外側に大径の歯輪を配設する必要はないた
め、棚全体を比較的コンパクトに見栄え良く構成するこ
とができる。

【００２１】さらに、後側垂直経路部(10)の下端内側に
配設された第二案内板(14)が前後水平方向に位置調整可
能に構成されており、当該第二案内板(14)の位置調整に
より、各チェン(2,3) の張力を調整することができるの
で、別にチェン張力調整用テークアップ手段を併設する
必要がなく、この点でも、棚全体を安価に構成すること
ができる。また、この第二案内板(14)は棚の下端近傍位
置に位置しており、棚の後側からチェンの張力調整を容
易に行えるというメリットもある。

【００２２】なお、上側案内手段(11)にも山形状チェン
ガイド部(19a) を有する第四案内板(19)を併用する請求
項２に記載の構成によれば、前後の垂直経路部(6,10)間
の間隔が広くなる状況でも、必要なチェン案内輪(17,1
8) を比較的小径のものとして、この上側案内手段(11)
の高さを低くすることができる。従って、この上側案内
手段(11)の運搬格納に便利である。

【００２３】さらに請求項３に記載の構成によれば、左
右一対の上側案内手段(11)を各別に支持させた左右一対
の上端フレーム部(25,26) と、左右一対の下側案内手段
(12)を各別に支持させた左右一対の下端フレーム部(27,
28) と、左右一対の中間フレーム部(29,30) と、１つの
連結フレーム部(31)と、所要数の連結材(32,33) とに分
割して製造しておき、これを現場に運搬して組み立てる
だけで良いので、現場での組立作業を能率的に行える。
しかも、左右一対の中間フレーム部(29,30) の高さを変
えることにより、高さの異なる回転棚を容易且つ安価に
製造することができる。また、連結フレーム部(31)と連
結材(32,33) の長さを変えることにより、使用する棚単
体の長さに応じた横幅の回転棚も容易且つ安価にに製造
することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 棚全体の右側の構成を示す縦断左側面図であ
る。

【図２】 左側の下側案内手段とこれを支持する下端フ
レーム部とを示す縦断右側面図である。

【図３】 棚全体の一部切り欠き正面図（中間の棚単体
は省略）である。

【図４】 フレーム構造を示す分解正面図である。

【符号の説明】

１ 棚単体 ２ 無端状ローラチェン ３ 無端状ローラチェン ５ 上側ターン部 ６ 前側垂直経路部 ７ 傾斜経路部 ８ 水平経路部 ９ 下側ターン部 １０ 後側垂直経路部 １１ 上側案内手段 １２ 下側案内手段 １３ 第一案内板 １３ａ 円弧状チェンガイド部 １４ 第二案内板 １４ａ 円弧状チェンガイド部 １５ 第三案内板 １５ａ 略水平状チェンガイド部 １６ チェン駆動輪 １７ チェン案内輪 １８ チェン案内輪 １９ 第四案内板 １９ａ 山形状チェンガイド部 ２０ 伝動軸 ２１ 減速機付きモータ ２５ 上端フレーム部 ２６ 上端フレーム部 ２７ 下端フレーム部 ２８ 下端フレーム部 ２９ 中間フレーム部 ３０ 中間フレーム部 ３１ 連結フレーム部 ３２ 連結材 ３３ 連結材

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】複数の棚単体(1) を垂直循環可能に支持し
   て成る回転棚であって、各棚単体(1) の両端を支持する
   左右一対の無端状チェン(2,3) と、前記棚単体(1) の垂
   直循環経路の上側ターン部(5) に配設された左右一対の
   上側案内手段(11)と、前記垂直循環経路の下側ターン部
   (9) に配設された左右一対の下側案内手段(12)と、伝動
   軸(20)と、モータ(21)とを有し、 左右一対の下側案内手段(12)の各々は、前記垂直循環経
   路の前側垂直経路部(6) とこの下端に連なる斜め前方下
   方への傾斜経路部(7) との間の内隅側に配設された円弧
   状チェンガイド部(13a) を有する第一案内板(13)と、前
   記垂直循環経路の後側垂直経路部(10)とこの下端に連な
   る水平経路部(8) との間の内隅側に前後水平方向に位置
   調整可能に配設された円弧状チェンガイド部(14a) を有
   する第二案内板(14)と、前記水平経路部(8) の下側に配
   設された略水平状チェンガイド部(15a) を有する第三案
   内板(15)と、前記傾斜経路部(7) の下端と前記水平経路
   部(8) の前端との間の内隅側に軸支されたチェン駆動輪
   (16)とを有し、 伝動軸(20)は、両下側案内手段(12)のチェン駆動輪(16)
   の後方位置で水平に支承されて、その両端部において各
   チェン駆動輪(16)と連動連結され、 モータ(21)は、前記伝動軸(20)の一端に連動連結されて
   いる垂直循環式回転棚。
2. 【請求項２】左右一対の上側案内手段(11)の各々は、前
   記垂直循環経路の前側垂直経路部(6) の上端内側に軸支
   された第一チェン案内輪(17)と、前記垂直循環経路の後
   側垂直経路部(10)の上端内側に軸支された第二チェン案
   内輪(18)と、両チェン案内輪(17,18) 間に配設された山
   形状チェンガイド部(19a) を有する第四案内板(19)とか
   ら成る請求項１に記載の垂直循環式回転棚。
3. 【請求項３】各案内手段(11,12) とモータ(21)とを支持
   するフレームが、左右一対の上側案内手段(11)を各別に
   支持する左右一対の上端フレーム部(25,26) と、左右一
   対の下側案内手段(12)を各別に支持する左右一対の下端
   フレーム部(27,28) と、上端フレーム部(25,26) と下端
   フレーム部(27,28) とを連結する左右一対の中間フレー
   ム部(29,30) と、両中間フレーム部(29,30) を互いに連
   結する連結フレーム部(31)と、両下端フレーム部(27,2
   8) を互いに連結する連結材(32,33) とから成る請求項
   １または２に記載の垂直循環式回転棚。