JPH0620924B2 - 倉庫用クレーンの昇降キャレッジ駆動装置 - Google Patents

倉庫用クレーンの昇降キャレッジ駆動装置

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JPH0620924B2
JPH0620924B2 JP62250147A JP25014787A JPH0620924B2 JP H0620924 B2 JPH0620924 B2 JP H0620924B2 JP 62250147 A JP62250147 A JP 62250147A JP 25014787 A JP25014787 A JP 25014787A JP H0620924 B2 JPH0620924 B2 JP H0620924B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動倉庫に於いて棚に対する入出庫作業用に
使用される走行クレーンの昇降キャレッジ駆動装置に関
するものである。
(従来の技術及びその問題点) この種の走行クレーンに於ける昇降キャレッジ駆動装置
は、減速機付きモータによって駆動される駆動歯輪によ
り昇降キャレッジを吊り下げるチェンを回動させるよう
に構成したものであるが、従来のキャレッジ駆動装置で
は、例えば特公昭49−14589号公報に記載されて
いるように、クレーン下部フレーム上に、モータ部が垂
直縦向きとなるように減速機付きモータを据え付け、当
該減速機付きモータから水平横向きに突出する出力軸に
チェン駆動歯輪を取り付けていた。
このような従来の構成では、減速機付きモータの据え付
け面をクレーン下部フレーム上に確保しなければならな
いばかりでなく、モータ部が高くなるために、保守作業
などの場合のモータ部の脱着作業が容易ではなかった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記のような従来の問題点を解決し得るキャレ
ッジ駆動装置を提案するものであって、その特徴を後述
する実施例の参照番号を括弧付きで付して示すと、本発
明のキャレッジ駆動装置は、キャレッジ昇降駆動用チェ
ン(11,12) が掛張される駆動歯輪(21,22) と、この駆動
歯輪(21,22) が取付けられた駆動軸(31)と、減速機付き
モータ(20)と、廻り止め用結合手段(35,36) とを有する
駆動装置であつて、 駆動軸(31)は、クレーン下部フレーム(1) 上に左右一対
の軸受(32,33) で左右水平横向きに支承され、 減速機付きモータ(20)は、片側の軸受(33)から突出する
駆動軸(31)の一端に支持された垂直縦向きの伝動部(30)
と、この伝動部(30)の上端に片持ち状に取付けられて駆
動軸(31)の真上に左右水平横向きに位置するモータ部(2
9)とから成って、駆動軸(31)を駆動するものであり、 廻り止め用結合手段(35,36) は、減速機付きモータ(20)
とクレーン下部フレーム(1) とを結合して、減速機付き
モータ(20)が駆動軸(31)の周りで前後に揺動するのを阻
止する、 点に特徴を有する。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
すると、第1図に於いては1は下部フレームであって、
床面上に敷設された下部ガイドレール2上を転動する駆
動車輪3と従動車輪4とを備えている。5は上部フレー
ムであって、天井側に架設された上部ガイドレール6を
挟む振れ止め用垂直軸ローラー7を備え、下部フレーム
1に前後一対の垂直な支柱8a,8bを介して連結され
ている。9は支柱8a,8b間で昇降可能に支持された
昇降キャレッジであって、ランニングフォークなどの荷
移載手段10が搭載されている。
第1図及び第2図に示すように、前記昇降キャレッジ9
の前後両端にはキャレッジ吊り下げチェン(2連チェ
ン)11,12の一端11a,12aが係止されてい
る。一方のチェン11は、上部フレーム5の一端内部に
軸支された案内歯輪13によって下向きに転向された
後、支柱8a内に導入されており、他方のチェン12
は、上部フレーム5の他端内部に軸支された案内歯輪1
4及び前記案内歯輪13と同軸上で支承された案内歯輪
15を経由して前記支柱8a内に導入されている。
支柱8a内に導入されたチェン11,12は、当該支柱
8aの下端と下部フレーム1の上面とにわたって形成さ
れた開口部16(第7図参照)を経由して下部フレーム
1内に導かれ、そして当該下部フレーム1内の同軸上の
案内歯輪17,18を経由して、支柱8aの外側で下部
フレーム1の上面に設けられた開口部19(第7図参
照)より再び下部フレーム1の上方に導かれる。
下部フレーム1の上方に導かれた前記チェン11,12
は、駆動歯輪21,22に掛け渡された後、再び前記開
口部19を経由して下部フレーム1内に導かれ、当該下
部フレーム1内の同軸上の案内歯輪23,24と2つの
チェン緊張手段25,26を経由した後、前後に分けら
れ、前側のチェン11は、支柱8aの内側で下部フレー
ム1に設けられた開口部(図示省略)を経由して下部フ
レーム1上に導出され、当該支柱8aに沿って上方に導
かれた後、昇降キャレッジ9の前部下側に遊端部11b
が係止されている。
他方の後側チェン12は、他方の支柱8bの下端近傍で
下部フレーム1内に軸支された2つの案内歯輪27,2
8を経由した後、当該支柱8bの内側で下部フレーム1
にけられた開口部(図示省略)を経由して下部フレーム
1上に導出されると共に当該支柱8bに沿って上方に導
かれ、昇降キャレッジ9の後部下側に遊端部12bが係
止されている。
前記駆動歯輪21,22は、第5図〜第7図に示すよう
に下部フレーム1上に左右一対の軸受32,33を介し
て左右水平横向きに支承された駆動軸31に、両軸受3
2,33の中間位置で取付けられている。20は減速機
付きモータであって、垂直縦向きの伝動部30と、この
伝動部30の上端内側に片持ち状に取付けられた水平向
きのモータ部(ブレーキ付き)29とから構成されてい
る。
前記駆動軸31は、片側の軸受33から突出していて、
これに減速機付きモータ20の伝動部30の下端部が、
当該駆動軸31が出力軸となるように支持されており、
このときモータ部29は、駆動軸31の真上(駆動歯輪
21,22の真上)で左右水平横向きに位置する。しか
して、駆動軸31の周りで前後に揺動可能な減速機付き
モータ20は、廻り止め用結合手段により下部フレーム
1に固定されている。即ち、廻り止め用結合手段は、駆
動軸31を中心に減速機付きモータ20が回転するのを
阻止するものであって、軸受32,33を下部フレーム
1上に据え付けるための基台34に固着したブラケット
35と、このブラケット35と伝動部30の張り出し部
30aとを連結する結合ピン36とで構成している。
前記チェン緊張手段25,26は、第3図及び第4図に
示すように共通の機枠37、当該機枠37に前後方向移
動可能に支承された可動歯輪38,39、前記機枠37
の一定位置に軸支された案内歯輪40,41、及び前記
可動歯輪38,39を軸支する前後方向摺動可能な可動
体42,43を後方へ付勢するスプリング44,45か
ら構成されており、チェン11,12は前記可動歯輪3
8,39と案内歯輪40,41とにSの字形に掛け渡さ
れ、前記可動歯輪38,39がスプリング44,45に
より各別に後方へ付勢されていることにより各々緊張せ
しめられている。
46,47はスプリング受け板であって、各可動体4
2,43に一端が固定された螺軸48,49に螺合する
ナット50,51によって位置決めされており、当該ナ
ット50,51の位置調整によりスプリング44,45
のチェン緊張作用力を調整することが出来る。
なお、これら両スプリング受け板46,47から夫々リ
ミットスイッチ作動用カム52,53が連設されてお
り、チェン11,12が一定長さを越えて伸びたとき、
或いはチェン11,12が切れたときに、機枠37にブ
ラケット54を介して取り付けられた2つのリミットス
イッチ55(第4図では図示省略、ブラケット54の左
右両側に取り付けられており、第3図では手前のリミッ
トスイッチ55のみが示されている)を各別に作動させ
るように構成している。
56は駆動車輪3を駆動する走行用駆動ユニットであ
る。また、支柱8a,8bは角パイプ材によって構成し
ているので、丸パイプ材によって構成する場合と比較し
て支柱内の空間の幅が中心から前後にずれても小さくな
ることがない。従って、2本のチェン11,12を並列
状態で当該支柱8a内を貫通させる場合でも、当該支柱
8a内の空間全域を利用して、チェンと支柱内側面とが
摺接することのない状態にチェンを容易に張設すること
が出来る。
以上のように構成された倉庫用クレーンは、走行用駆動
ユニット56によって駆動車輪3を回転させることによ
り下部ガイドレール2にそって走行させることが出来
る。そして昇降キャレッジ9を目的の入出庫作業レベル
まで昇降させるときは、減速機付きモータ20に於ける
モータ部29を稼動させ、伝動部30内の伝動手段及び
駆動軸31を介して駆動歯輪21,22を回転させる。
この結果、両端11a,11b及び12a,12bが昇
降キャレッジ9に係止されたループ状のキャレッジ吊り
下げチェン11,12が回動し、昇降キャレッジ9が支
柱8a,8bにそって昇降移動することになる。このと
きチェン11,12は、上下両フレーム1,5間で連続
する部分が前記支柱8a内を上端から下端まで完全に貫
通する状態で回動する。
前記のようにモータ部29の回転力を伝動部30内の伝
動手段を介して駆動軸31に伝達し、駆動歯輪21,2
2を回転駆動させるとき、その反力で減速機付きモータ
20に駆動軸31を中心とする逆向きの回転力が作用す
ることになるが、この回転力は、廻り止め用結合手段で
ある結合ピン36、ブラケット35、及び基台34を介
して下部フレーム1に受け止められる。従って、昇降駆
動される昇降キャレッジ9側に一定以上の過負荷が生じ
たときに前記結合ピン36が剪断するように、トルクリ
ミッターを兼用する結合ピン36を使用し、減速機付き
モータ20が駆動軸31の周りで一定範囲内で逆回転す
るのをリミットスイッチなどで検出させてモータ部29
への通電を自動的に断つように構成することも出来る。
(発明の作用及び効果) 本発明の倉庫用クレーンの昇降キャレッジ駆動装置は以
上のように実施し得るものであって、係る本発明の装置
によれば、クレーン下部フレームに支承されたキャレッ
ジ昇降用駆動軸の端部と廻り止め用結合手段とで減速機
付きモータを支持させたので、クレーン下部フレームや
クレーン支柱側面などに減速機付きモータの取付け面を
確保する必要がなくなり、勿論、減速機付きモータ取付
け用の架台や取付けのための多数のボルトナットなども
不要になる。しかも当該減速機付きモータのモータ部
は、左右水平横向きの状態で前記駆動軸の真上に配置し
たので、クレーンの全長を短くしながら、当該モータ部
の重心位置を低くすることが出来る。
従って、クレーン全体の小型軽量化とコストダウンを図
ることが出来ると共に、保守作業などの際のモータ部の
脱着作業も容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はクレーン全体の側面図、第2図はキャレッジ吊
り下げチェンの張設状態を示す斜視図、第3図はチェン
緊張手段の側面図、第4図は同平面図、第5図は昇降キ
ャレッジの駆動装置部分を示す側面図、第6図は走行駆
動装置部分を取り外した状態での同背面図、第7図は第
5図の平面図である。 1……下部フレーム、2……下部ガイドレール、3……
駆動車輪、8a,8b……支柱、9……昇降キャレッ
ジ、11,12……キャレッジ吊り下げチェン、20…
…減速機付きモータ、21,22……駆動歯輪、25,
26……チェン緊張手段、29……減速機付きモータの
モータ部、30……減速機付きモータの伝動部、31…
…駆動軸、32,33……軸受、36……結合ピン(廻
り止め用結合手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャレッジ昇降駆動用チェン(11,12) が掛
    張される駆動歯輪(21,22) と、この駆動歯輪(21,22) が
    取付けられた駆動軸(31)と、減速機付きモータ(20)と、
    廻り止め用結合手段(35,36) とを有する駆動装置であっ
    て、 駆動軸(31)は、クレーン下部フレーム(1) に左右一対の
    軸受(32,33) で左右水平横向きに支承され、 減速機付きモータ(20)は、片側の軸受(33)から突出する
    駆動軸(31)の一端に支持された垂直縦向きの伝動部(30)
    と、この伝動部(30)の上端に片持ち状に取付けられて駆
    動軸(31)の真上に左右水平横向きに位置するモータ部(2
    9)とから成って、駆動軸(31)を駆動するものであり、 廻り止め用結合手段(35,36) は、減速機付きモータ(20)
    とクレーン下部フレーム(1) とを結合して、減速機付き
    モータ(20)が駆動軸(31)の周りで前後に揺動するのを阻
    止する、 倉庫用クレーンの昇降キャレッジ駆動装置。
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KR0156946B1 (ko) * 1993-01-26 1999-02-18 마스다 쇼오이치로오 입출고 장치

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「TSUBAKIPOWERTRANSMISSION&MATERIALHANDLINGPRODUCTS1985(株)椿本チェイン、昭和60年5月1日

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