JPH1113299A - 立体駐車装置 - Google Patents

立体駐車装置

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JPH1113299A
JPH1113299A JP16912697A JP16912697A JPH1113299A JP H1113299 A JPH1113299 A JP H1113299A JP 16912697 A JP16912697 A JP 16912697A JP 16912697 A JP16912697 A JP 16912697A JP H1113299 A JPH1113299 A JP H1113299A
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JP
Japan
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chain
pallet
sprocket
elevating
pair
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JP16912697A
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English (en)
Inventor
Koji Okamoto
弘司 岡本
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Hokoku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Hokoku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、パレット昇降体を昇降させる昇降
手段の部材に負荷がかかり難い構造にしてメンテナンス
回数の削減等し、トータルコストの低減を図ることがで
きる立体駐車装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 並設された一対のパレット昇降体1の左
右前後に支持体5,6が配設されており、該パレット昇降
体1を昇降させる昇降手段が、パレット昇降体1に設けら
れた吊下用スプロケット19と、支持体5に設けられた左
右一対のチェーン反転用スプロケット15と、該チェーン
反転用スプロケット15の下方側に設けられ、且つ回転駆
動可能な駆動用スプロケット8と、両端側が左右の支持
体6に支持されていると共に、吊下用スプロケット19の
幅方向に掛け渡され、且つチェーン反転用スプロケット
15より反転させて駆動用スプロケット8に掛け渡された
昇降チェーン20とを具備し、前記一対のチェーン反転用
スプロケット15が同期して回転することをその手段とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両搭載用のパレ
ットを有するパレット昇降体が昇降可能な立体駐車装
置、更に詳しくは、並設された一対のパレット昇降体を
一台のモーター等の駆動装置を有する昇降手段で昇降さ
せることができる立体駐車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の立体駐車装置としては、
例えば、特開平7−189514号所載の装置が知られ
ている。その概略は、図6に示すように、ピット40内に
2列に並設された一対のパレット昇降体41,41の間に所
定間隔を置いて立設された前後の支柱42に、上下一対の
2連スプロケット43,44がそれぞれ設けられ、該2連ス
プロケット43,44にエンドレスチェーン45がそれぞれ巻
き掛けられており、該2連スプロケット43,44がモータ
ーによって回転可能である。
【0003】そして、前記2条のエンドレスチェーン45
間に1つのパレット係止具46を橋絡して設け、該パレッ
ト係止具46が、パレット昇降体41のフック47と係合する
ことによってパレット昇降体41は昇降可能に構成されて
いる。尚、48は、パレット昇降体41の左右の振れを防止
するバランス機構を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の立体駐車装置は、パレット係止具46のみがパレット
昇降体41の荷重を下方から支持して昇降させる構成であ
るため、パレット係止具46の金属疲労が激しいという問
題点があった。
【0005】また、パレット昇降体41を上昇させる際、
スプロケット43の外周接線方向にパレット昇降体41の重
量が直接加わるため、パレット昇降体41の重量に逆らっ
て十分なトルクを発生するモーターを使用しなければな
らず、モーター自体の大型化を招き、設備費が高くなる
という問題点があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑みて、パ
レット昇降体を昇降させるチェーンやその他の部材に負
荷がかかり難い構造にしてメンテナンス回数を削減する
と共に、設備費を低廉にすることによりトータルコスト
の低減を図ることができる立体駐車装置を提供すること
を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、その課題を解決する手段は、並設された一対
のパレット昇降体1の左右前後に支柱等の支持体5,6が配
設され、且つ該一対のパレット昇降体1を昇降させる昇
降手段が設けられた立体駐車装置に於いて、前記昇降手
段が、パレット昇降体1の裏面の前後左右対向位置にそ
れぞれ回転自在に設けられた吊下用スプロケット19と、
前記一対のパレット昇降体1の間に配設された支持体5の
上方側に回転自在に設けられた左右一対のチェーン反転
用スプロケット15と、該チェーン反転用スプロケット15
の下方側に設けられ、且つ駆動装置11を介して回転駆動
可能な駆動用スプロケット8と、両端側が左右の支持体6
の上方側に支持され、且つ一対のパレット昇降体1の吊
下用スプロケット19の幅方向に下方から掛け渡されてい
ると共に、前記チェーン反転用スプロケット15より反転
させて駆動用スプロケット8に掛け渡された昇降チェー
ン20とを具備し、しかも、前記一対のチェーン反転用ス
プロケット15が同期して回転する構成にされてなること
にある。
【0008】上記構成からなる立体駐車装置は、両端側
が左右の支持体6の上方側に支持され、且つ一対のパレ
ット昇降体1の間の支持体5の上方側に設けられたチェー
ン反転用スプロケット15に掛け渡された昇降チェーン20
が、パレット昇降体1の吊下用スプロケット19に下方か
ら掛け渡されているので、パレット昇降体1は、昇降チ
ェーン20によって懸吊されることとなる。
【0009】さらに、昇降チェーン20は、チェーン反転
用スプロケット15の下方側に設けられた駆動用スプロケ
ット8に、該チェーン反転用スプロケット15より反転さ
せて駆動用スプロケット8に掛け渡されているので、該
駆動用スプロケット8が駆動装置11によって回転すると
(例えば、時計回りに回転すると)、右のパレット昇降
体1,1の吊下用スプロケット19に掛け渡された昇降チェ
ーン20が取り込まれ、且つ左側のパレット昇降体1側に
送り出されることとなり、右側のパレット昇降体1は上
昇する。
【0010】次に、駆動用スプロケット8が例えば反時
計回りに回転すると、左側の昇降チェーン20が取り込ま
れて右側の昇降チェーン20に送り出されるので、右側の
パレット昇降体1は下降し、その後、左側のパレット昇
降体1の吊下用スプロケット19に掛け渡された昇降チェ
ーン20が取り込まれ、且つ右側のパレット昇降体1側に
送り出されることとなり、左側のパレット昇降体1は上
昇する。
【0011】このように一台の昇降装置11によって左右
一対のパレット昇降体1,1を昇降させることができ、し
かも、昇降チェーン20によってパレット昇降体1を懸吊
し、且つ該昇降チェーン20を左右何れかの方向に送出す
ることによってパレット昇降体1が昇降可能であるた
め、一カ所に負荷が集中することもない。
【0012】また、例えば、右側のパレット昇降体1を
昇降させる際、該パレット昇降体1の重量は、右側の支
持体6と、チェーン反転用スプロケット15を介して駆動
用スプロケット8とに分散されるため、当該駆動用スプ
ロケット8の外周接線方向には、パレット昇降体1の半分
の重量しか加わらない。従って、従来の立体駐車装置に
比べて、半分のトルクの駆動装置11を用いてパレット昇
降体1を昇降させることができる。
【0013】さらに、一対のチェーン反転用スプロケッ
ト15が同期して回転するので、駆動用スプロケット8が
回転して昇降チェーン20を取り込むと、一方のチェーン
反転用スプロケット15が回転すると同時に他方のチェー
ン反転用スプロケット15も回転するので、一方のチェー
ン反転用スプロケット15を介して所定長の昇降チェーン
20が駆動用スプロケット8に送り込まれると、他方のチ
ェーン反転用スプロケット15から同じ長さ分の昇降チェ
ーン20が送り出されることとなり、昇降チェーン20に弛
みが生じることはなく、スムーズに行うことができると
いう利点がある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。尚、便宜上、方向を示す表現として、パレッ
トを基準にその長手方向(車両進退方向)の一方側を
「前」、他方側を「後」と、パレットの幅方向の一方側
を「左」、他方側を「右」とする。
【0015】図1は、立体駐車装置の後方側から見た図
を示す。図2は、右側のパレット昇降体が上昇位置にあ
る状態を後方側から見た図を示す。図3は、図2の概略
斜視図を示し、パレット昇降体、中支柱及び補助支柱を
二点鎖線で表している。図4は、右側のパレット昇降体
が中途位置にある状態を左側から見た図を示し、中支柱
を二点鎖線で表している。尚、図1〜図4の何れもチェ
ーンを一点鎖線で表している。
【0016】図1〜図4に於いて、1は、上下2段のパ
レット2,2がパレット支持部材3を介して一体的に連結さ
れたパレット昇降体を示し、各パレット2,2は、車両が
進入脱可能で、且つ車両を載置可能である。該パレット
昇降体1,1は、後述する駆動用スプロケット8と、チェー
ン反転用スプロケット15と、吊下用スプロケット19と、
昇降チェーン20とを具備する昇降手段によって昇降可
能である。
【0017】5は、ピット4内に並列状態に配置された一
対のパレット昇降体1,1の間に立設された中支柱(支持
体に相当する)を示し、6は、パレット昇降体1,1の左右
両側に立設された左右の補助支柱(支持体に相当する)
を示し、何れの支柱5,6もパレット昇降体1の前後方向に
所定間隔を置いてそれぞれ立設されている。
【0018】前後の中支柱5,5の上方側には、回転軸7が
ベアリング(図示せず)を介して回転自在に軸支されて
おり、該回転軸7の両端には駆動用スプロケット8,8が
取り付けられている。さらに、後方側の駆動用スプロケ
ット8近傍の回転軸7には、従動スプロケット10が取り付
けられている。
【0019】該従動スプロケット10と、後方の中支柱5
に取り付けられたブレーキ付きのギヤードモーター11
(駆動装置に相当する)の主動スプロケット12との間に
は、エンドレスチェーン14が巻き掛けられている。かか
るエンドレスチェーン14を介してギヤードモーター11の
回転駆動が回転軸7に伝達されて両駆動用スプロケット
8,8が回転する。
【0020】また、図5にも示すように、駆動用スプロ
ケット8の上方で、且つ駆動用スプロケット8よりも左右
に離反した位置には、一対のチェーン反転用スプロケッ
ト15,15が回転自在に設けられている(駆動用スプロケ
ット8の周縁8aとチェーン反転用スプロケット15の内側
周縁15aとを結ぶ接線は、中支柱5とほぼ平行になるよう
に配置されている)。
【0021】さらに、一対のチェーン反転用スプロケッ
ト15,15の軸には、同期用スプロケット16,16がそれぞれ
取り付けられており、該一対の同期用スプロケット16,1
6間には、同期用エンドレスチェーン18が巻き掛けられ
ている。
【0022】かかる構成によって一方のチェーン反転用
スプロケット15が回転すると、同期用スプロケット16が
回転するから、エンドレスチェーン18を介して他方の同
期用スプロケット16も回転する。即ち、一方のチェーン
反転用スプロケット15が回転すると他方のチェーン反転
用スプロケット15も同期して回転する。
【0023】また、パレット昇降体1の下方のパレット2
の裏面には、前後に所定間隔を置いて一対の梁が固着さ
れ、該梁の左右両端部には、吊下用スプロケット19,19,
19,19がそれぞれ回転自在に設けられている。さらに、
左右の補助支柱6,6の上方側(チェーン反転用スプロケ
ット15と同じ高さの位置)には、ガイドスプロケット2
1,21が回転自在に設けられている。上記駆動用スプロケ
ット8、チェーン反転用スプロケット15,15、吊下用スプ
ロケット19,…及びガイドスプロケット21,21は、ほぼ同
一平面上に配置されている。
【0024】また、図1に示すように、左側の補助支柱
6の下端には、昇降チェーン20の一端が固定され、該昇
降チェーン20は、該補助支柱6に沿って上方に延設され
てガイドスプロケット21に掛け渡されて略180度反転
し、該補助支柱6に沿って下方に延設され、パレット昇
降体1の左側の吊下用スプロケット19に下方から掛け渡
され、更に、パレット昇降体1の幅方向に延設されて右
側の吊下用スプロケット19に下方から掛け渡された後、
中支柱5に沿って上方に延設されて左側のチェーン反転
用スプロケット15に掛け渡されて略180度反転し、駆動
用スプロケット8に掛け渡されている。
【0025】さらに、駆動用スプロケット8に掛け渡さ
れた昇降チェーン20は、該駆動用スプロケット8にて略1
80度反転して上方に延設され、右側のチェーン反転用ス
プロケット15に掛け渡されて略180度反転し、中支柱5に
沿って下方に延設され、右側のパレット昇降体1の左側
の吊下用スプロケット19に下方から掛け渡され、パレッ
ト昇降体1の幅方向に延設されて右側の吊下用スプロケ
ット19に下方から掛け渡された後、右側の補助支柱6に
沿って上方に延設され、ガイドスプロケット21に掛け渡
されて略180度反転し、右側の補助支柱6の下端に昇降チ
ェーン20の他端が固定されている。
【0026】かかる昇降チェーン20の両端側は、ガイド
スプロケット21,21を介在させて左右の補助支柱6,6に支
持され、且つ昇降チェーン20の中央部は、駆動用スプロ
ケット8に支持されており、該昇降チェーン20が下方か
ら掛け渡されたパレット昇降体1,1は、昇降チェーン20
によって懸吊された状態となっている。尚、23は、バラ
ンス機構を示す。
【0027】上記構成からなる立体駐車装置は、駆動装
置11によって駆動用スプロケット8が回転すると、昇降
チェーン20が送り出されて一方のパレット昇降体1が上
昇する。例えば、駆動用スプロケット8が時計回りに回
転すると、右側のパレット昇降体1の吊下用スプロケッ
ト19に掛け渡された昇降チェーン20は、右側のチェーン
反転用スプロケット15の回転と共に駆動用スプロケット
8に取り込まれ、且つ左側のチェーン反転用スプロケッ
ト15に送り出されて右側のパレット昇降体1が上昇する
(図2等に示す)。この際、左側のパレット昇降体1側
に送り出された無負荷の昇降チェーン20は、中支柱5の
下方に設けられた腕状の受け具24に収容される。
【0028】かかるパレット昇降体1を昇降させる際、
該パレット昇降体1の重量は、右側の支持体6と、チェー
ン反転用スプロケット15を介して駆動用スプロケット8
とに分散されるため、当該駆動用スプロケット8の外周
接線方向には、パレット昇降体1の半分の重量しか加わ
らず、従来の立体駐車装置に比べて、半分のトルクのモ
ーター11(駆動装置)を用いて昇降させることができ、
駆動装置の小型化を図ることができる。
【0029】また、左右のチェーン反転用スプロケット
15,15は同期して回転するので、右側のチェーン反転用
スプロケット15から駆動用スプロケット8に送り込まれ
た昇降チェーン20は、左側のチェーン反転用スプロケッ
ト15に同じ長さ分取り込まれて左側に送り出される。従
って、昇降時、昇降チェーン20を送り出し、送り込みを
する際に、昇降チェーン20に弛みが生じることはなく、
スムーズに行うことができるという利点がある。
【0030】次に、駆動用スプロケット8が反対方向に
回転すると、受け具24に収容された昇降チェーン20が右
側のパレット昇降体1に送り出され、右側のパレット昇
降体1は上昇位置から下降し、下降位置にまで移動した
時点で図1に示す元の状態に戻ることとなり、更に駆動
用スプロケット8を回転させると、左側のパレット昇降
体1の昇降チェーン20が駆動用スプロケット8から右側へ
と送り出されて該パレット昇降体1が上昇する。
【0031】このように本発明に係る立体駐車装置によ
れば、一台の昇降装置11によって左右一対のパレット昇
降体1,1を昇降させることができ、しかも、昇降チェー
ン20によってパレット昇降体1を懸吊し、且つ該昇降チ
ェーン20を左右何れかの方向に送出することによってパ
レット昇降体1が昇降可能であるため、一カ所に負荷が
集中することがなく、従来の立体駐車装置に比べて耐久
性に優れた装置となる。従って、メンテナンス回数の削
減を図ることができ、駆動装置の小型化と相まってトー
タルコストの低減を図ることができる。
【0032】尚、上記実施形態に於いて、左右一対のチ
ェーン反転用スプロケット15,15は、同期用スプロケッ
ト16,16に同期用エンドレスチェーン18が巻き掛られる
ことにより同期して回転する構成にされてなるが、例え
ば、チェーン反転用スプロケット15,15にそれぞれ同期
用ギアが設けられ、該同期用ギアが噛合することによっ
て左右一対のチェーン反転用スプロケット15,15が同期
して回転する構成であってもよい。要は、左右一対のチ
ェーン反転用スプロケット15,15が同期して回転する構
成にされていれば、その具体的な構成は限定されるもの
ではない。
【0033】また、上記実施形態に於いて、昇降チェー
ン20の端部は補助支柱6の下端に固定され、且つ補助支
柱6の上方側に設けられたガイドスプロケット21に掛け
渡されることにより、昇降チェーン20は補助支柱6の上
方側にて支持されているが、例えば、昇降チェーン20の
端部を補助支柱6の上方側に固定することにより昇降チ
ェーン20が補助支柱6に支持されていてもよい。
【0034】さらに、上記実施形態に於いて、支持体5,
6は支柱からなるが、必ずしも支持体は支柱に限定され
ず、例えば、ピット4の内壁面を支持体としてもよい。
要は、パレット昇降体を懸吊する昇降チェーン20を支持
可能なものであればよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明に係る立体駐車装置
によれば、一台の駆動装置によって一対のパレット昇降
体を昇降できるだけでなく、昇降時に昇降チェーンの一
カ所に負荷が集中することがないので、チェーン切れを
起こし難く、従来の立体駐車装置に比べて、定期点検等
のメンテナンス回数を削減することができる。加えて、
駆動装置の小型化を図ることができ、従って、設備費、
ランニングコスト等の装置のトータルコストを低く抑え
ることができることとなる。
【0036】また、パレット昇降体の吊下用スプロケッ
トと駆動用スプロケットとの間に左右一対のチェーン反
転用スプロケットを介在させ、且つ該一対のチェーン反
転用スプロケットが同期して回転する構成にされてなる
ので、昇降時に昇降チェーンを弛めることなく送り込
み、又は送り出しすることができ、チェーンの移送を無
理なくスムーズに行うことができる。従って、昇降時に
昇降手段に関するトラブルも起こり難いという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る立体駐車装置の一実施形態を示す
正面図。
【図2】本発明に係る立体駐車装置の一実施形態を示
し、一方のパレット昇降体が上昇位置に停止した状態の
正面図。
【図3】図2の概略斜視図。
【図4】同一実施形態を示し、一方のパレット昇降体が
中支柱の中途位置にある状態を示す側面図。
【図5】図1の要部拡大図。
【図6】従来の立体駐車装置を示す概略正面図。
【符号の説明】
1…パレット昇降体、5,6…支持体、8…駆動用スプロケ
ット、11…駆動装置、15…チェーン反転用スプロケッ
ト、19…吊下用スプロケット、20…昇降用チェーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並設された一対のパレット昇降体(1)の
    左右前後に支柱等の支持体(5),(6)が配設され、且つ該
    一対のパレット昇降体(1)を昇降させる昇降手段が設け
    られた立体駐車装置に於いて、前記昇降手段が、パレッ
    ト昇降体(1)の裏面の前後左右対向位置にそれぞれ回転
    自在に設けられた吊下用スプロケット(19)と、前記一対
    のパレット昇降体(1)の間に配設された支持体(5)の上方
    側に回転自在に設けられた左右一対のチェーン反転用ス
    プロケット(15)と、該チェーン反転用スプロケット(15)
    の下方側に設けられ、且つ駆動装置(11)を介して回転駆
    動可能な駆動用スプロケット(8)と、両端側が左右の支
    持体(6)の上方側に支持され、且つ一対のパレット昇降
    体(1)の吊下用スプロケット(19)の幅方向に下方から掛
    け渡されていると共に、前記チェーン反転用スプロケッ
    ト(15)より反転させて駆動用スプロケット(8)に掛け渡
    された昇降チェーン(20)とを具備し、しかも、前記一対
    のチェーン反転用スプロケット(15)が同期して回転する
    構成にされてなることを特徴とする立体駐車装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008291641A (ja) * 2008-06-26 2008-12-04 Ninomiya Sangyo Kk 立体駐車装置
US7707253B2 (en) 2001-08-07 2010-04-27 Sony Corporation Information delivery system and information delivery method
CN102561761A (zh) * 2012-02-21 2012-07-11 安徽鸿路钢结构(集团)股份有限公司 半地下一机多板停车设备
CN104831963A (zh) * 2015-04-03 2015-08-12 同济大学 一种可垂直升降的地坑式停车装置

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