JPH09302973A - 立体駐車装置 - Google Patents

立体駐車装置

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JPH09302973A
JPH09302973A JP8123621A JP12362196A JPH09302973A JP H09302973 A JPH09302973 A JP H09302973A JP 8123621 A JP8123621 A JP 8123621A JP 12362196 A JP12362196 A JP 12362196A JP H09302973 A JPH09302973 A JP H09302973A
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    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H6/00Buildings for parking cars, rolling-stock, aircraft, vessels or like vehicles, e.g. garages
    • E04H6/08Garages for many vehicles
    • E04H6/12Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両支持台が垂直循環経路を回動する立体駐
車装置において、車両支持台上の車両の向きを前後反転
させるための必要スペースを小さくし、構成を簡略化す
ること。 【解決手段】 車両支持台11の前後両端部を支持する
吊り位置と、車両支持台11から離れて当該車両支持台
11が垂直軸心76の周りで自転するのを許す退避位置
との間で移動自在に吊り軸7から吊り下げられた前後一
対の吊り枠9a,9bと、その位置切り換え手段23、
及び車両入出庫位置22にある車両支持台11を支持し
て、吊り枠9a,9bの位置切り換え移動を許す上昇位
置と吊り枠9a,9bに支持される下降位置との間で昇
降させ且つ垂直軸心76の周りに回転させる昇降回転台
77を有する車両支持台前後向き切り換え手段75を備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、垂直循環経路を回
動する複数の車両支持台を備え、前記垂直循環経路の下
端の車両入出庫位置に任意の車両支持台を呼び出せるよ
うにした立体駐車装置に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の立体駐車装置
は、垂直循環経路に沿って掛張された前後一対の無端状
駆動体間に吊り軸を適当間隔おきに架設し、各吊り軸に
車両支持台を吊り下げ、前記無端状駆動体の回動により
任意の車両支持台を垂直循環経路の下端の車両入出庫位
置に呼出し可能に構成したものであって、前記車両入出
庫位置に呼び出された車両支持台に対する車両の入出庫
は、当該車両の自走により行われる。従って、当該立体
駐車装置の片側に車両の出入口が設けられる一般的な場
合、前進自走により車両支持台に乗り移らせた車両の向
きを前後反転させておくことにより、出庫時も車両を前
進自走させれば良いので、入出庫作業を容易且つ安全に
行える。
【0003】このため、従来のこの種の立体駐車装置で
は、各車両支持台に昇降回転可能な車両支持用パレット
を載置しておき、車両入出庫位置において前記パレット
を地上側に設置されたターンテーブルの上昇と回転によ
り車両支持台から持ち上げて半回転させるように構成し
ていたが、このような従来の構成では、車両支持台の前
後両端を吊り軸から吊り下げるための前後一対の吊り枠
内で車両を回転させなければならないので、各車両支持
台の平面上のサイズが非常に大きくなり、延いては当該
車両支持台の垂直循環経路を含む立体駐車装置全体が大
型になる欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解消し得る立体駐車装置を提供することを
目的とするものであって、その手段を後述する実施形態
の参照符号を付して示すと、垂直循環経路2に沿って掛
張された前後一対の無端状駆動体1、当該無端状駆動体
1間に適当間隔おきに架設された吊り軸7、各吊り軸7
に吊り下げられた前後一対の吊り枠9a,9b、及び各
前後一対の吊り枠9a,9b間に支持された車両支持台
11を備え、前記無端状駆動体1の回動により任意の車
両支持台11を垂直循環経路2の下端の車両入出庫位置
22に呼出し可能に構成した駐車装置であって、吊り枠
位置切り換え手段23と、車両支持台前後向き切り換え
手段75とを備え、前後一対の吊り枠9a,9bは、車
両支持台11の前後両端部を支持する吊り位置と、車両
支持台11から離れて当該車両支持台11が垂直軸心7
6の周りで自転するのを許す退避位置との間で移動自在
に前記吊り軸7から吊り下げられ、吊り枠位置切り換え
手段23は、車両入出庫位置22にある車両支持台11
を支持している前後一対の吊り枠9a,9bの位置を吊
り位置と退避位置とに切り換え、車両支持台前後向き切
り換え手段75は、車両入出庫位置22にある車両支持
台11を支持して、吊り枠9a,9bの位置切り換え移
動を許す上昇位置と吊り枠9a,9bに支持される下降
位置との間で昇降させ且つ垂直軸心76の周りに回転さ
せる昇降回転台77を備えた構成となっている。
【0005】上記の本発明装置を実施するに際して、吊
り枠位置切り換え手段23は、各前後一対の吊り枠9
a,9bごとに併設することも可能であるが、車両入出
庫位置22にある車両支持台11を支持している前後一
対の吊り枠9a,9bと係合するように垂直循環経路2
側に配設するのが望ましい。
【0006】また、前後一対の吊り枠9a,9bは、吊
り軸7に沿って前後に直線移動可能に吊り下げることも
可能であるが、当該吊り軸7に上端部を前後揺動自在に
支承し、当該各吊り枠9a,9bには、吊り軸7に対す
る揺動支点より上方に延出する被係合部20を設け、吊
り枠位置切り換え手段23は、前後一対の可動体24
a,24bと両可動体24a,24bを互いに接近離間
移動させる駆動手段25とから構成し、前後一対の可動
体24a,24bの各々には、前後一対の吊り枠9a,
9bの被係合部20を挟む係合部26を設けておくこと
ができる。
【0007】さらに、前後一対の吊り枠9a,9bと当
該吊り枠9a,9bに支持された車両支持台11とを結
合する前後一対の結合手段43a,43bと、両結合手
段43a,43bを結合作用状態と結合解除状態とに切
り換える操作手段44とを併設することができる。この
場合、前後一対の結合手段43a,43bは、車両支持
台11に設けられた左右水平方向に移動自在な結合ピン
47a,47bと、吊り枠9a,9bに設けられ且つ前
記結合ピン47a,47bが嵌合離脱自在なピン孔46
を有する結合板45a,45bと、前記結合ピン47
a,47bを結合位置に付勢保持するスプリング48
a,48bとから構成し、各結合ピン47a,47bは
互いに連動連結しておくことができる。
【0008】そして、前記操作手段44はモーターなど
の駆動源を備えたものとすることも可能であるが、車両
支持台11の底部に昇降可能に設けられ且つ下降方向に
付勢された操作用可動体52a,52bを備えたものと
し、この操作用可動体52a,52bが、車両支持台1
1が前記車両支持台前後向き切り換え手段75の昇降回
転台77により持ち上げられる前に当該昇降回転台77
により押し上げられて、前記両結合手段43a,43b
を結合作用状態から結合解除状態に切り換えるように構
成することができる。
【0009】前後一対の吊り枠9a,9bと車両支持台
11とには、上下方向に互いに嵌合する嵌合部41,4
2を設けておくことができる。
【0010】また、車両入出庫位置22にある車両支持
台11とこれに隣接する車両出入口86との間の車両走
行路を形成する乗り継ぎ台87を配設し、当該乗り継ぎ
台87を、車両支持台11の回転を許す退避位置と前記
車両走行路を形成する作用位置との間で昇降させる昇降
駆動手段(シリンダーユニット90)を併設することが
できる。さらに、乗り継ぎ台87と吊り枠9a,9bま
たは車両支持台11とに、上下方向に互いに嵌合する嵌
合部91,92を設けておくことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好適実施形態を添
付図に基づいて説明すると、図1及び図2において、1
は垂直循環経路2の内側に沿って掛張された前後一対の
無端状駆動体であって、それぞれ、駆動歯輪3と従動歯
輪4との間に掛張されたチェン5と、当該チェン5の等
間隔おきのチェンリンクから外向きに突設された吊り下
げアーム6とから構成され、前後一対の駆動歯輪3は、
モーター(図示省略)に連動連結された1本の駆動軸3
aの両端に取り付けられて同期駆動される。
【0012】無端状駆動体1の前後対をなす吊り下げア
ーム6間には吊り軸7がそれぞれ水平に架設され、各吊
り軸7に車両支持枠8が吊り下げられている。各車両支
持枠8は、図1〜図4に示すように、前後一対の矩形状
吊り枠9a,9bと当該吊り枠9a,9bの下側水平枠
材10に前後両端部が載置支持された車両支持台11と
から構成されている。
【0013】吊り軸7は、図2及び図5に示すように両
端に接合板12a,12bを介して継ぎ足し軸部7aが
同心状に継ぎ足され、この継ぎ足し軸部7a側の接合板
12bの左右両端に、継ぎ足し軸部7aと同一側に突出
する支持軸13a,13bが突設されている。一方、前
後一対の吊り枠9a,9bは、図4〜図6及び図8に示
すように、上側水平枠材14の内側に固着された補強板
15を備え、この補強板15の吊り枠巾方向の中央位置
に、前記吊り軸7の両端継ぎ足し軸部7aが貫通する貫
通孔16が設けられるとともに、当該補強板15が前記
左右一対の支持軸13a,13bに球面軸受ユニット1
7a,17bを介して支持されている。従って吊り枠9
a,9bは、それぞれ左右一対の球面軸受ユニット17
a,17bの球面中心を結ぶ水平軸心18の周りで吊り
軸7の長さ方向(前後方向)に揺動可能である。なお、
前記水平軸心18は、吊り軸7の軸心と直交している。
【0014】なお、車両支持枠8の前後一対の矩形状吊
り枠9a,9bは、図2に示すように車両支持台11の
前後両端部を下側水平枠材10で支持した吊り位置にあ
るとき、下端側ほど互いに接近するように下窄まりに傾
斜させている。これは、各車両支持枠8間の吊り下げピ
ッチを最少限に狭めた状態においても、垂直循環経路2
の上下ターン部において、隣接する車両支持枠8の前後
一対の矩形状吊り枠9a,9bどうしが互いに干渉し合
うのを防止するためである。
【0015】図4、図6及び図8に示すように、前後一
対の吊り枠9a,9bにおける上側水平枠材14の中央
位置には上向きに板材19が固着突設され、この板材1
9の上端部を、前記吊り軸7に対する揺動支点(水平軸
心18)より上方に延出する被係合部20としている。
21は前記板材19を補強する左右一対の補強板であ
る。
【0016】図1に示すように、車両支持枠8の垂直循
環経路2の下端Uターン部には、当該車両支持枠8に対
する車両の入出庫を行う車両入出庫位置22が設定さ
れ、この車両入出庫位置22には、図2に示すように、
当該車両入出庫位置22にある車両支持枠8を吊り下げ
る吊り軸7の真上に位置するように吊り枠位置切り換え
手段23が配設されている。この吊り枠位置切り換え手
段23は、前後一対の可動体24a,24bと両可動体
24a,24bを互いに接近離間移動させる駆動手段2
5とを備え、前後一対の可動体24a,24bの各々に
は、各吊り枠9a,9bの被係合部20と係合する係合
部26が設けられている
【0017】図6及び図7に示すように、前後一対の可
動体24a,24bは、固定フレーム27の両端部にス
ライド軸受ユニット28を介して吊り軸7と平行な方向
に往復移動自在に支承された平行軸ユニット29の外端
部に取り付けられ、各可動体24a,24bの外端部に
突設された水平板30の下側に前後一対の垂直軸ローラ
ー31a,31bを軸支して前記係合部26を構成して
いる。平行軸ユニット29の内端部には、当該平行軸ユ
ニット29の移動方向に一定範囲内で往復移動自在に可
動部材32が遊嵌され、この可動部材32を内向きに押
圧付勢するスプリング33が平行軸ユニット29に嵌装
されている。
【0018】駆動手段25は、前記固定フレーム27上
に支持されたギヤボックス34と、当該ギヤボックス3
4上に設置された減速機付きモーター35と、前記ギヤ
ボックス34から下向きに突出し且つ前記モーター35
にギヤボックス34内の歯車を介して連動連結された出
力軸36と、この出力軸36に取り付けられた回転盤3
7と、この回転盤37の偏心位置に内端が垂直ピン38
で連結され且つ外端が前記各可動体24a,24bを支
持する平行軸ユニット29側の可動部材32に垂直ピン
39で連結された前後一対の押し引きロッド40a,4
0bとから構成されている。
【0019】図8及び図9に示すように、前後一対の吊
り枠9a,9bと車両支持台11とには、上下方向に互
いに嵌合する嵌合部41,42が設けられている。吊り
枠9a,9b側の嵌合部41は、下側水平枠材10の中
央山形突出部10aの左右両側に上向きに突設された突
出板から構成され、車両支持台11側の嵌合部42は、
当該車両支持台11の中央突出部11aにおける両端の
下側左右両入り隅部に固着された横断面コの字形部材4
3の凹溝部によって構成されている。
【0020】図2に示すように車両支持枠8には、前後
一対の吊り枠9a,9bと当該吊り枠9a,9bに支持
された車両支持台11とを結合する前後一対の結合手段
43a,43bと、両結合手段43a,43bを結合作
用状態と結合解除状態とに切り換える操作手段44とが
配設されている。
【0021】結合手段43a,43bは、図8、図1
0、図12及び図13に示すように、両吊り枠9a,9
bの下側水平枠材10から、当該吊り枠9a,9bが吊
り位置にあるときに内側へ水平に延出するように突設さ
れた左右一対の結合板45a,45bと、吊り枠9a,
9bが車両支持台11の前後両端を支持している状態に
おいて前記各結合板45a,45bのピン孔46に対し
左右横方向に嵌合離脱自在な結合ピン47a,47b
と、各結合ピン47a,47bを結合位置に付勢保持す
るスプリング48a,48bとから構成されている。
【0022】前記各結合ピン47a,47bは、車両支
持台11の前後両端底部に固着されたアングル材49の
内側に固着されている各左右一対の支承板50a,50
bに左右水平方向に移動可能に支承され、前記スプリン
グ48a,48bは、結合ピン47a,47bに取り付
けられたスプリング受け51と内側の支承板50aとの
間で各結合ピン47a,47bに遊嵌され、各結合ピン
47a,47bが結合位置にあるときのみ、各結合ピン
47a,47bの先端を支承する支承板50cが前記ア
ングル材49の内側に固着され、前記結合板45a,4
5bは、支承板50b,50cの間に進入し且つ先端が
アングル材49の垂直板部49aに当接する。なお、結
合板45a,45bに設けられたピン孔46は、当該結
合板の長さ方向に長い長孔である。
【0023】操作手段44は、車両支持台11の中央突
出部11aにおける長さ方向中央位置底部に昇降可能に
設けられた左右一対の操作用可動体52a,52bを備
えている。この操作用可動体52a,52bは、平行揺
動リンク53,54に吊り下げられ、下端にローラー5
5が軸支されている。平行揺動リンク53,54は、車
両支持台11の中央突出部11aの底部に固着された溝
型材56の端部にそれぞれ支軸57,58で支承されて
いる。一方、各結合ピン47a,47bの内端は、前記
車両支持台11の中央突出部11aの底部に固着された
溝型材59の両端にそれぞれ支軸60により左右揺動自
在に支承された揺動アーム61a,61bにリンク62
a,62bを介して連結されている。
【0024】しかして、操作手段44の一方の操作用可
動体52aを吊り下げる平行揺動リンク53,54の
内、外側のリンク53は、前後一対の結合手段43a,
43bの同一側にある結合ピン47aに連動する揺動ア
ーム61aに、それぞれの支軸57,60と両支軸5
7,60を連結する回転軸63a,63bとによって連
動連結され、操作手段44の他方の操作用可動体52b
を吊り下げる平行揺動リンク53,54の内、外側のリ
ンク53は、前後一対の結合手段43a,43bの同一
側にある結合ピン47bに連動する揺動アーム61b
に、それぞれの支軸57,60と両支軸57,60を連
結する回転軸64a,64bとによって連動連結されて
いる。
【0025】なお、図12に示すように、スプリング4
8a,48bによって結合ピン47a,47bが結合位
置に付勢保持されているとき、各揺動アーム61a,6
1bは外向きに傾斜し、回転軸63a〜64bによって
連動連結されている操作手段44の平行揺動リンク5
3,54は内向きに傾斜している。従って、これら平行
揺動リンク53,54から重力で垂下している操作用可
動体52a,52bが下から押し上げられたとき、平行
揺動リンク53,54はその傾斜方向へ円滑に上昇揺動
し、その運動が回転軸63a〜64bを介して揺動アー
ム61a,61bに伝達され、各結合ピン47a,47
bがスプリング48a,48bに抗して後退移動するこ
とになる。
【0026】図1、図2及び図4に示すように、前後一
対の吊り枠9a,9bの内、後ろ側の吊り枠9bには、
その補強板15に左右一対のガイドローラー70a,7
0bが、当該吊り枠9bが吊り位置にあるときに前後水
平方向になる支軸により軸支されている。そして、垂直
循環経路2の下側ターン部には、一方のガイドローラー
70aを挟んで案内する円弧状のガイドレール71a
と、他方のガイドローラー70bを挟んで案内する円弧
状のガイドレール71bと、垂直循環経路2の下端にお
いて両ガイドローラー70a,70bを同時に支持する
水平ガイドレール72とが配設されている。しかして、
これらガイドレール71a,71b,72と吊り枠9b
側の左右一対のガイドローラー70a,70bとの係合
により、垂直循環経路2の下側ターン部を回動する車両
支持枠8が吊り軸7の周りに揺動するのが阻止されてい
る。
【0027】なお、図示省略しているが、垂直循環経路
2の左右両垂直昇降経路部や上側ターン部にも、この種
の従来の立体駐車装置と同様に、車両支持枠8が吊り軸
7を中心に左右に揺動するのを阻止するガイド手段が併
設される。
【0028】図1〜図4に示すように、前記車両入出庫
位置22に位置する車両支持枠8の真下には車両支持台
前後向き切り換え手段75が配設されている。この車両
支持台前後向き切り換え手段75は、車両入出庫位置2
2に位置する車両支持枠8を吊り下げている吊り軸7の
長さ方向中央位置を通る垂直軸心76の周りに回転可能
な昇降回転台77と、この昇降回転台77の回転駆動手
段78と、当該昇降回転台77の昇降駆動手段79とを
備えている。
【0029】昇降回転台77の昇降駆動手段79は、前
記昇降回転台77と回転駆動手段78とを支持する昇降
台80と、この昇降台80を基台81に対して昇降駆動
する昇降駆動源82(油圧シリンダーなど)とから構成
され、昇降台80を上昇させることにより昇降回転台7
7が車両支持台11を持ち上げることになるが、このと
きの昇降回転台77の上昇限レベルは、車両支持台11
が僅かに持ち上げられて、吊り枠9a,9b側の嵌合部
41から車両支持台11側の嵌合部42が上方に離脱す
るように設定されている。また、昇降回転台77の中央
上側には、図12に示すように、当該昇降回転台77が
車両支持台11を持ち上げる直前に、車両支持台11の
中央底部に設けられている操作手段44の左右一対の操
作用可動体52a,52bを、その下端のローラー55
を介して所定量押し上げるための押し上げ操作面83が
設けられている。
【0030】また、前記車両支持台前後向き切り換え手
段75の昇降回転台77の四隅には、図2〜図4に示す
ように位置決めガイド84が突設されており、これら各
位置決めガイド84の真上に位置するように、車両支持
台11の左右両側辺それぞれの前後2か所には、被ガイ
ド部として、前後方向支軸で軸支されたガイドローラー
85が設けられている。前記位置決めガイド84は、昇
降回転台77が上昇して車両支持台11を支持するとき
に当該車両支持台11側のガイドローラー85(被ガイ
ド部)に下から嵌合して、当該車両支持台11を昇降回
転台77に対し位置決めする形状に構成されている。
【0031】図2及び図3に示すように、車両入出庫位
置22に停止した車両支持枠8と当該車両支持枠8に対
する車両の出入口86との間には、両者間の車両走行路
を形成するための乗り継ぎ台87が配設されている。こ
の乗り継ぎ台87は、車両出入口86側の側辺が固定フ
レーム88に左右水平方向支軸89により上下揺動自在
に支承され、シリンダーユニット90により、図2に仮
想線で示す水平作用位置と図2に実線で示す傾斜退避位
置とに切り換えられる。しかして、当該乗り継ぎ台87
が水平作用位置にあるとき、当該乗り継ぎ台87の遊端
側辺が車両入出庫位置22に停止した車両支持枠8の車
両支持台11の側辺に許容間隙を隔てて隣接する。
【0032】また、前記乗り継ぎ台87の遊端側辺には
左右一対の、側面形状が略Vの字形の嵌合部91が突設
され、車両支持枠8における前後一対の吊り枠9a,9
bの下側水平枠材10には、乗り継ぎ台87側の嵌合部
91が各別に外嵌する嵌合部92が設けられている。こ
の吊り枠9a,9b側の嵌合部92は、図4及び図8に
示すように、吊り枠9a,9bの下側水平枠材10の下
側に外嵌固着されたVの字形板材により構成されてい
る。
【0033】次に上記構成の立体駐車装置の使用方法を
説明すると、駆動歯輪3を回転駆動し、前後一対の無端
状駆動体1を正方向または逆方向に回動させて、各車両
支持枠8を垂直循環経路2に沿って回動させることによ
り、入出庫作業対象の1つの車両支持枠8を車両入出庫
位置22に呼び出す。無端状駆動体1により各車両支持
枠8を回動させるとき、図7に示すように、吊り枠位置
切り換え手段23の駆動手段25における押し引きロッ
ド40a,40bの回転盤37側の垂直ピン38が図示
のホームポジションHにあり、可動体24a,24bの
先端の係合部26は、吊り枠9a,9b側の被係合部2
0が前後一対の垂直軸ローラー31a,31b間を無理
なく通過し得る中立位置Nに位置している。
【0034】車両入出庫位置22で入出庫作業対象の車
両支持枠8が停止したならば、図2に実線で示すように
傾斜退避位置にあった乗り継ぎ台87をシリンダーユニ
ット90により上昇駆動して、図14A及び図2に仮想
線で示す水平作用位置に切り換える。この結果、車両出
入口86の床面と車両入出庫位置22で停止する車両支
持枠8の車両支持台11との間が乗り継ぎ台87により
接続されるとともに、当該乗り継ぎ台87の左右一対の
嵌合部91が車両支持枠8側(吊り枠9a)の嵌合部9
2に下から嵌合して当該車両支持枠8(吊り枠9a)を
位置決め固定する。係る状態で図14Aに示すように、
入庫作業の場合は、車両出入口86から乗り継ぎ台87
を経由して車両支持枠8の車両支持台11上へ車両Mを
前進走行させて入庫し、出庫作業の場合は、車両支持枠
8の車両支持台11上から乗り継ぎ台87を経由して車
両出入口86へ車両Mを前進走行させて出庫する。
【0035】入庫作業の場合、図14Bに示すように車
両支持枠8の車両支持台11上の所定位置に車両Mを入
庫したならば、車両支持台前後向き切り換え手段75の
昇降台80を上昇させて昇降回転台77を上昇限レベル
まで上昇させる。しかして、昇降回転台77が車両支持
台11を持ち上げる直前に、図12に仮想線で示すよう
に、昇降回転台77側の押し上げ操作面83が車両支持
台11側の操作手段44の左右一対の操作用可動体52
a,52bを、その下端のローラー55を介して所定量
押し上げるため、車両支持台11の前後両端に配設され
ている結合手段43a,43bの各左右一対の結合ピン
47a,47bがスプリング48a,48bに抗して後
退移動し、吊り枠9a,9b側の結合板45a,45b
のピン孔46から離脱する。即ち、結合手段43a,4
3bが結合作用状態から結合解除状態に切り換えられ
る。
【0036】続いて、前記昇降回転台77が車両支持台
11を支持して所定量だけ持ち上げる。このとき、図4
に示す昇降回転台77側の各位置決めガイド84が車両
支持台11側の各被ガイド部、即ちガイドローラー85
に下から嵌合して、昇降回転台77に対し車両支持台1
1を位置決めする。係る状態で、水平作用位置にある乗
り継ぎ台87をシリンダーユニット90により下降駆動
して車両支持枠8(吊り枠9a)から切り離し、元の傾
斜退避位置に戻す。なお、車両支持台11が所定量だけ
持ち上げられた結果、図8に仮想線で示すように、当該
車両支持台11側の嵌合部42が吊り枠9a,9b側の
嵌合部41から上方に離脱する。
【0037】係る状態から、図7に示す吊り枠位置切り
換え手段23における駆動手段25の回転盤37を所定
角度θだけ正回転させて押し引きロッド40a,40b
を中央側へ引き寄せることにより、前記係合部26が引
き限位置P1まで移動する。この結果、前後一対の垂直
軸ローラー31a,31b間に位置する被係合部20が
引き寄せられ、吊り枠9a,9bが図2及び図14Bに
それぞれ仮想線で示すように外側に所定角度開動して、
吊り位置から退避位置に達する。
【0038】吊り位置から退避位置に開動した吊り枠9
a,9bは、図3に仮想線で示すように車両支持台11
の垂直軸心76の周りの回動軌跡(当該車両支持台11
から前後に車両Mが突出する場合は、その最大突出端の
回動軌跡)の外側に位置している。係る状態で、図14
Cに示すように、車両支持台前後向き切り換え手段75
の昇降回転台77を回転駆動手段78により垂直軸心7
6の周りで180度回転させ、車両支持台11上の車両
Mの向きを前後逆にする。
【0039】車両支持台11を180度回転させたなら
ば、図7に示す吊り枠位置切り換え手段23における駆
動手段25の回転盤37を所定角度(θ+θ’)だけ逆
回転させて押し引きロッド40a,40bを外側へ押し
移動させることにより、前記係合部26が押し限位置P
2まで移動することになるが、このとき、押し引きロッ
ド40a,40bの押し移動力は可動部材32からスプ
リング33を介して平行軸ユニット29に伝達される。
従って、係合部26の前後一対の垂直軸ローラー31
a,31b間に位置する被係合部20が押し出され、退
避位置にあった吊り枠9a,9bが図2及び図15Aに
示すように内方へ閉動するが、前記係合部26が元の中
立位置Nを越えて吊り枠9a,9b側の被係合部20を
外向きに押し出そうとするので、閉動する吊り枠9a,
9b側の結合板45a,45b(図8参照)の先端が、
昇降回転台77により持ち上げられている車両支持台1
1側のアングル材49の垂直板部49aの下端近傍位置
に当接し、その後の押し引きロッド40a,40b(図
7参照)の押し移動力はスプリング33を圧縮するのに
消費される。換言すれば、昇降回転台77により車両支
持台11が持ち上げられたとき、当該車両支持台11側
のアングル材49の垂直板部49aの下端が、吊り枠9
a,9bの開閉揺動に伴う結合板45a,45bの先端
回動軌跡内に位置するように設計されている。
【0040】両吊り枠9a,9bが上記のように吊り位
置に復帰したならば、図15Bに示すように、車両支持
台前後向き切り換え手段75の昇降台80を元の下降限
まで下降させて、昇降回転台77上の車両支持台11を
下降させ、以て、当該車両支持台11の前後両端部を吊
り位置で待機している吊り枠9a,9bの下側水平枠材
10上に乗り移らせる。このとき、吊り枠9a,9b側
の嵌合部41に車両支持台11側の嵌合部42が、図8
に示すように嵌合する。昇降回転台77は、図2、図4
及び図15Bに示すように、車両支持台11の底部から
下方に所定量離間した下降限までさらに下降し、昇降回
転台77側の各位置決めガイド84が車両支持台11側
の各被ガイド部、即ちガイドローラー85から下方に離
れる。
【0041】上記のように下降する昇降回転台77が車
両支持台11の底部から離れることにより、当該昇降回
転台77の押し上げ操作面83(図12参照)が車両支
持台11側の操作手段44の左右一対の操作用可動体5
2a,52bから下方に離れ、結合手段43a,43b
における結合ピン47a,47bに作用していた操作力
が解除されるので、当該結合ピン47a,47bがスプ
リング48a,48bの付勢力により後退位置から結合
位置へ前進移動し、支承板50b,50c間に進入し且
つ先端がアングル材49の垂直板部49aに当接して位
置決めされている結合板45a,45bのピン孔46に
結合ピン47a,47bが挿通されることになる。即
ち、結合手段43a,43bが結合解除状態から結合作
用状態に復帰し、吊り枠9a,9bと車両支持台11と
が結合される。操作手段44の操作用可動体52a,5
2bは、前記スプリング48a,48bの付勢力と重力
とによって元の下降限位置まで下降する。
【0042】車両支持台前後向き切り換え手段75の昇
降台80を元の下降限まで下降させ終わったならば、図
7に示す吊り枠位置切り換え手段23における駆動手段
25の回転盤37を所定角度θ’だけ正回転させて垂直
ピン38をホームポジションに戻し、押し引きロッド4
0a,40bを介して係合部26を、吊り枠9a,9b
側の被係合部20が前後一対の垂直軸ローラー31a,
31b間を無理なく通過し得る中立位置Nに戻してお
く。
【0043】なお、上記実施形態は、本発明の好ましい
実施形態の一例であるが、特許請求の範囲に記載された
本発明の技術的範囲内において構成を変えることができ
る。例えば、前後一対の吊り枠9a,9bは、車両支持
台11の前後両端部を支持する吊り位置と、車両支持台
11から離れて当該車両支持台11が垂直軸心76の周
りで自転するのを許す退避位置との間で移動自在であれ
ば良く、吊り軸7に前後水平方向に平行移動させるよう
に構成することも可能である。また、吊り枠位置切り換
え手段23は、車両入出庫位置22にある車両支持台1
1を支持している前後一対の吊り枠9a,9bの位置を
吊り位置と退避位置とに切り換えることができるもので
あれば良く、各車両支持枠8ごとに、例えば吊り軸7に
配設することもできる。
【0044】また、前後一対の吊り枠9a,9bと当該
吊り枠9a,9bに支持された車両支持台11とを結合
する前後一対の結合手段43a,43bと、両結合手段
43a,43bを結合作用状態と結合解除状態とに切り
換える操作手段44とを併設する場合、当該操作手段4
4を駆動するモーターやシリンダーユニットなどの駆動
源を併用することも可能である。さらに、乗り継ぎ台8
7を併用するときは、乗り継ぎ台87の全体を垂直平行
に昇降させるように構成しても良い。そしてこの乗り継
ぎ台87と吊り枠9a,9bとに上下方向に互いに嵌合
する嵌合部91,92を設けたが、吊り枠9a,9bに
支持されている車両支持台11側に乗り継ぎ台87側の
嵌合部が上下方向に嵌合する嵌合部を設けても良い。
【0045】
【発明の効果】本発明の立体駐車装置は以上のように構
成し得るものであって、係る本発明の構成の立体駐車装
置によれば、車両入出庫位置に呼び出された車両支持台
上に支持されている車両の前後向きを反転させることが
できるので、入庫時と出庫時の何れにおいても車両を前
進自走させて安全且つ容易に入出庫作業を行うことがで
きるのであるが、車両入出庫位置に呼び出された車両支
持台のみを、その前後両端部を支持する前後一対の吊り
枠から切り離して垂直軸心の周りで180度回転させて
車両の前後向きを反転させるものであるから、車両支持
台に搭載されているパレットを回転させて、当該パレッ
ト上に載せられている車両を、車両支持台を吊り下げて
いる状態の前後の吊り枠間で回転させる従来の構成と比
較して、車両支持台の平面上のサイズを大幅に小型化
し、延いては、立体駐車装置そのものを小型化するとと
もにコストダウンを図ることができる。
【0046】しかも本発明の構成によれば、車両支持台
を吊り下げる前後一対の吊り枠とともに車両支持台を回
転させる場合と比較して、回転させる対象が平板状の車
両支持台のみとなるから、強度的に弱い吊り枠の回転時
の揺れや停止時の位置ずれによる影響をなくすための構
成が不要であり、回転駆動速度を早めても安全に所期の
作用を行わせることができる。
【0047】なお、請求項2に記載の構成によれば、吊
り枠位置切り換え手段を各車両支持枠ごとに、例えば吊
り軸に配設する場合と比較して、垂直循環経路側に配設
された1つの吊り枠位置切り換え手段により、全ての車
両支持台を吊り下げる吊り枠の位置切り換えを行わせる
ことができ、装置全体を安価に構成することができる。
この場合、請求項3に記載の構成によれば、車両入出庫
位置で停止した前後一対の吊り枠と吊り枠位置切り換え
手段とを自動的に係合させ、当該吊り枠位置切り換え手
段の前後一対の可動体を互いに接近離間移動させるだけ
で、前後一対の吊り枠を吊り位置と退避位置との間で位
置切り換えすることができ、吊り枠の位置切り換えを比
較的簡単な構成の手段で確実に行わせることができる。
【0048】請求項4に記載の構成によれば、前後一対
の位置切り換え自在な吊り枠に対し車両支持台が地震な
どで不測に外れる事故を未然に防止することができ、安
全性を高めることができる。この場合、請求項5に記載
の構成によれば、車両支持台側の左右水平方向に移動自
在な結合ピンと吊り枠側の結合板とにより、両者を強固
に結合することができる。さらに、請求項6に記載の構
成によれば、結合手段を結合作用状態と結合解除状態と
に切り換える操作手段に、モーターなどの専用の駆動源
や制御が不要になり、安価に実施することができるばか
りでなく、結合作用状態と結合解除状態とに切り換える
タイミングが狂うような誤動作の恐れがない。
【0049】さらに請求項7に記載の構成によれば、極
めて簡単な手段でありながら、前後一対の位置切り換え
自在な吊り枠に対し車両支持台が地震などで不測に外れ
る事故を未然に防止することができ、安全性を高めるこ
とができる。しかも、吊り枠を退避位置に切り換えた後
の車両支持台の回転前の上昇運動により自動的に両者の
嵌合を解くことができ、またこの逆に、回転後の車両支
持台を下降させて吊り位置にある吊り枠に支持させるだ
けで両者を上下方向に互いに嵌合させることができる。
【0050】請求項8に記載の構成によれば、車両支持
枠と車両出入口との間の車両走行路を形成する乗り継ぎ
台が固定されている場合のように、車両支持台の前後両
端縁とこれに隣接する前記乗り継ぎ台の端縁とを車両支
持台の回転中心と同心の円弧形に形成する必要がなくな
り、製造が容易となる。さらにこの場合、請求項9に記
載の構成によれば、乗り継ぎ台を作用位置に上昇させた
ときには、当該乗り継ぎ台側の嵌合部と吊り枠側または
車両支持台側の嵌合部との嵌合により、乗り継ぎ台に対
し車両支持台の端部を位置決めすることができるので、
作用位置にある乗り継ぎ台の端縁と車両支持台の端縁と
の間の隙間を僅少にすることが可能になり、車両出入口
での運転者の通行の安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 装置全体の正面図である。
【図2】 車両入出庫位置の構成を示す側面図である。
【図3】 車両入出庫位置の構成を示す横断平面図であ
る。
【図4】 車両入出庫位置の構成を示す正面図である。
【図5】 図4のX−X線拡大断面図である。
【図6】 吊り枠位置切り換え手段の要部を示す一部縦
断側面図である。
【図7】 吊り枠位置切り換え手段の要部を示す一部横
断平面図である。
【図8】 吊り枠位置切り換え手段の要部と、吊り枠と
車両支持台との結合部を示す一部縦断側面図である。
【図9】 吊り枠と車両支持台との嵌合部を、嵌合状態
と離脱状態とで示す一部縦断正面図である。
【図10】 吊り枠と車両支持台との結合手段とその操
作手段の配置を示す概略平面図である。
【図11】 前記操作手段を示す横断平面図である。
【図12】 吊り枠と車両支持台との結合手段とその操
作手段を示す縦断正面図である。
【図13】 吊り枠と車両支持台との結合手段を、吊り
枠のみと両者の結合状態とで示す横断平面図である。
【図14】 車両入出庫位置での車両の入庫から前後向
き切り換えまでの各状態を示す概略側面図である。
【図15】 車両の前後向き切り換え後の各状態を示す
概略側面図である。
【符号の説明】
1 無端状駆動体 2 垂直循環経路 7 吊り軸 8 車両支持枠 9a,9b 吊り枠 11 車両支持台 17a,17b 球面軸受ユニット 20 被係合部 22 車両入出庫位置 23 吊り枠位置切り換え手段 24a,24b 可動体 25 駆動手段 26 係合部 35 減速機付きモーター 37 回転盤 40a,40b 押し引きロッド 43a,43b 吊り枠と車両支持台との結合手段 44 操作手段 45a,45b 結合板 46 ピン孔 47a,47b 結合ピン 48a,48b スプリング 52a,52b 操作用可動体 53,54 平行揺動リンク 61a,61b 揺動アーム 62a,62b リンク 63a〜64b 回転軸 75 車両支持台前後向き切り換え手段 77 昇降回転台 78 回転駆動手段 79 昇降駆動手段 86 車両出入口 87 乗り継ぎ台 87 乗り継ぎ台昇降駆動用シリンダーユニット 91 乗り継ぎ台と車両支持台との嵌合部 92 乗り継ぎ台と車両支持台との嵌合部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直循環経路に沿って掛張された前後一対
    の無端状駆動体、当該無端状駆動体間に適当間隔おきに
    架設された吊り軸、各吊り軸に吊り下げられた前後一対
    の吊り枠、及び各前後一対の吊り枠間に支持された車両
    支持台を備え、前記無端状駆動体の回動により任意の車
    両支持台を垂直循環経路の下端の車両入出庫位置に呼出
    し可能に構成した駐車装置であって、吊り枠位置切り換
    え手段と、車両支持台前後向き切り換え手段とを備え、 前後一対の吊り枠は、車両支持台の前後両端部を支持す
    る吊り位置と、車両支持台から離れて当該車両支持台が
    垂直軸心の周りで自転するのを許す退避位置との間で移
    動自在に前記吊り軸から吊り下げられ、 吊り枠位置切り換え手段は、車両入出庫位置にある車両
    支持台を支持している前後一対の吊り枠の位置を吊り位
    置と退避位置とに切り換え、 車両支持台前後向き切り換え手段は、車両入出庫位置に
    ある車両支持台を支持して、吊り枠の位置切り換え移動
    を許す上昇位置と吊り枠に支持される下降位置との間で
    昇降させ且つ垂直軸心の周りに回転させる昇降回転台を
    備えている立体駐車装置。
  2. 【請求項2】吊り枠位置切り換え手段は、車両入出庫位
    置にある車両支持台を支持している前後一対の吊り枠と
    係合するように垂直循環経路側に配設されている請求項
    1に記載の立体駐車装置。
  3. 【請求項3】前後一対の吊り枠はその上端部が吊り軸に
    前後揺動自在に支承され、当該各吊り枠には、吊り軸に
    対する揺動支点より上方に延出する被係合部が設けら
    れ、吊り枠位置切り換え手段は、前後一対の可動体と両
    可動体を互いに接近離間移動させる駆動手段とを備え、
    前後一対の可動体の各々には、各吊り枠の被係合部と係
    合する係合部が設けられている請求項2に記載の立体駐
    車装置。
  4. 【請求項4】前後一対の吊り枠と当該吊り枠に支持され
    た車両支持台とを結合する前後一対の結合手段と、両結
    合手段を結合作用状態と結合解除状態とに切り換える操
    作手段とが併設されている請求項1〜3の何れかに記載
    の立体駐車装置。
  5. 【請求項5】前後一対の結合手段は、車両支持台に設け
    られた左右水平方向に移動自在な結合ピンと、吊り枠に
    設けられ且つ前記結合ピンが嵌合離脱自在なピン孔を有
    する結合板と、前記結合ピンを結合位置に付勢保持する
    スプリングとから成り、各結合ピンは互いに連動連結さ
    れている請求項4に記載の立体駐車装置。
  6. 【請求項6】操作手段は、車両支持台の底部に昇降可能
    に設けられ且つ下降方向に付勢された操作用可動体を備
    え、この操作用可動体は、車両支持台が前記車両支持台
    前後向き切り換え手段の昇降回転台により持ち上げられ
    る前に当該昇降回転台により押し上げられて、前記両結
    合手段を結合作用状態から結合解除状態に切り換える請
    求項4または5に記載の立体駐車装置。
  7. 【請求項7】前後一対の吊り枠と車両支持台とに、上下
    方向に互いに嵌合する嵌合部が設けられている請求項1
    〜6の何れかに記載の立体駐車装置。
  8. 【請求項8】車両入出庫位置にある車両支持台とこれに
    隣接する車両出入口との間の車両走行路を形成する乗り
    継ぎ台を備え、当該乗り継ぎ台を、車両支持台の回転を
    許す退避位置と前記車両走行路を形成する作用位置との
    間で昇降させる昇降駆動手段が設けられている請求項1
    〜7の何れかに記載の立体駐車装置。
  9. 【請求項9】乗り継ぎ台と吊り枠または車両支持台と
    に、上下方向に互いに嵌合する嵌合部が設けられている
    請求項8に記載の立体駐車装置。
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