JPH051562Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH051562Y2 JPH051562Y2 JP12362388U JP12362388U JPH051562Y2 JP H051562 Y2 JPH051562 Y2 JP H051562Y2 JP 12362388 U JP12362388 U JP 12362388U JP 12362388 U JP12362388 U JP 12362388U JP H051562 Y2 JPH051562 Y2 JP H051562Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cage
- connecting shaft
- tower
- shaft
- car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- CIWBSHSKHKDKBQ-JLAZNSOCSA-N Ascorbic acid Chemical compound OC[C@H](O)[C@H]1OC(=O)C(O)=C1O CIWBSHSKHKDKBQ-JLAZNSOCSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は垂直循環式駐車装置に関するものであ
る。
る。
[従来の技術]
従来の垂直循環式駐車装置を第3図・第4図を
用いて説明する。
用いて説明する。
タワー1内部上下に駆動スプロケツト2及び従
動スプロケツト3を前後各一対配設し、対応する
該駆動スプロケツト2及び従動スプロケツト3間
に無端状のチエーン4を巻き掛け、該各チエーン
4に所定の間隔を置いてアタツチメント5を取付
け、各アタツチメント5に吊軸11を固定し前後
の吊軸11間に車6を載せるパレツト15を昇降
自在に保持するケージ7を回転自在に吊り下げ支
持する。
動スプロケツト3を前後各一対配設し、対応する
該駆動スプロケツト2及び従動スプロケツト3間
に無端状のチエーン4を巻き掛け、該各チエーン
4に所定の間隔を置いてアタツチメント5を取付
け、各アタツチメント5に吊軸11を固定し前後
の吊軸11間に車6を載せるパレツト15を昇降
自在に保持するケージ7を回転自在に吊り下げ支
持する。
該ケージ7は前部枠12及び後部枠13と、該
前後部枠12,13上部間を連結する連結軸14
とで構成され、且つ前記吊軸11を連結軸14と
は上下に位置をずらして配置されている。
前後部枠12,13上部間を連結する連結軸14
とで構成され、且つ前記吊軸11を連結軸14と
は上下に位置をずらして配置されている。
又、タワー1の底部に形成したピツト8内にリ
フター9により昇降可能なターンテーブル10を
設ける。
フター9により昇降可能なターンテーブル10を
設ける。
上記垂直循環式駐車装置は、タワー1の最下部
aに位置する空のケージ7に車6を乗り入れた
後、駆動スプロケツト2を駆動してチエーン4及
び各ケージ7を移動し別のケージ7をタワー1の
最下部aに位置させることにより、前記ケージ7
内の車6をタワー1の垂直部b或いは最上部cへ
入庫すると共に、前記別のケージ7内の車6を出
庫させるようにしたものであり、且つタワー1最
下部aに位置するケージ7内の車6を入庫時(或
いは出庫時)にリフター9及びターンテーブル1
0を用いてパレツト15毎車6を持ち上げて方向
転換するようにしたものである。
aに位置する空のケージ7に車6を乗り入れた
後、駆動スプロケツト2を駆動してチエーン4及
び各ケージ7を移動し別のケージ7をタワー1の
最下部aに位置させることにより、前記ケージ7
内の車6をタワー1の垂直部b或いは最上部cへ
入庫すると共に、前記別のケージ7内の車6を出
庫させるようにしたものであり、且つタワー1最
下部aに位置するケージ7内の車6を入庫時(或
いは出庫時)にリフター9及びターンテーブル1
0を用いてパレツト15毎車6を持ち上げて方向
転換するようにしたものである。
[考案が解決しようとす課題]
しかしながら、上記従来の垂直循環式駐車装置
では、ケージ7の前後部枠12,13間を連結す
る連結軸14は、リフター9によりパレツト15
毎車6を持ち上げた時に車6の屋根が当たらない
よう、車6の高さとリフター9のストロークの合
計寸法より高い位置に取付けなければならないた
め、タワー1内部の垂直部bでの上下のケージ7
間の間隔がその分大きくなつて、車6の収容台数
を多くすることができないという問題や、或いは
収容台数を多くしようとした場合にタワー1の高
さ寸法を大きくしなければならないという問題が
あつた。
では、ケージ7の前後部枠12,13間を連結す
る連結軸14は、リフター9によりパレツト15
毎車6を持ち上げた時に車6の屋根が当たらない
よう、車6の高さとリフター9のストロークの合
計寸法より高い位置に取付けなければならないた
め、タワー1内部の垂直部bでの上下のケージ7
間の間隔がその分大きくなつて、車6の収容台数
を多くすることができないという問題や、或いは
収容台数を多くしようとした場合にタワー1の高
さ寸法を大きくしなければならないという問題が
あつた。
本考案は上述の実情に鑑み、収容台数を多く或
いは高さ寸法を小さくできる垂直循環式駐車装置
を提供することを目的とするものである。
いは高さ寸法を小さくできる垂直循環式駐車装置
を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
本考案はケージの連結軸の中央部を偏心させる
と共に、吊軸と連結軸を回転伝達機構を用いて回
転駆動可能に連結したことを特徴とする垂直循環
式駐車装置にかかるものである。
と共に、吊軸と連結軸を回転伝達機構を用いて回
転駆動可能に連結したことを特徴とする垂直循環
式駐車装置にかかるものである。
[作用]
吊軸がケージに対して相対的に回転変位すると
回転伝達機構を介してケージの連結軸が回転して
連結軸の偏心した中央部がケージの位置に同期し
て上下するので、ケージがタワーの最下部に在る
時には車の方向転換用の上下方向のスペースが得
られ、且つケージがタワーの垂直部に在る時はケ
ージの上下間の間隔を詰めることができる。
回転伝達機構を介してケージの連結軸が回転して
連結軸の偏心した中央部がケージの位置に同期し
て上下するので、ケージがタワーの最下部に在る
時には車の方向転換用の上下方向のスペースが得
られ、且つケージがタワーの垂直部に在る時はケ
ージの上下間の間隔を詰めることができる。
[実施例]
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。
る。
第1図・第2図は本考案の一実施例であり、図
中第3図・第4図と同一の符号を付した部分は同
一物を表わしている。
中第3図・第4図と同一の符号を付した部分は同
一物を表わしている。
ケージ7における連結軸16の中央部17を端
部18に対しリフター9によるパレツト15の昇
降量の略1/2だけ偏心させ、前記端部18を、前
後部枠12,13に支持されたパレツト15をケ
ージ7におろした時の車6の屋根の高さ位置とパ
レツト15をケージ7から持ち上げた時の車6の
屋根の高さ位置との略中間の位置に回動自在に枢
支する。
部18に対しリフター9によるパレツト15の昇
降量の略1/2だけ偏心させ、前記端部18を、前
後部枠12,13に支持されたパレツト15をケ
ージ7におろした時の車6の屋根の高さ位置とパ
レツト15をケージ7から持ち上げた時の車6の
屋根の高さ位置との略中間の位置に回動自在に枢
支する。
又吊軸11に固定したスプロケツト19と、前
記連結軸16の端部18に固定した前記スプロケ
ツト19に対しギア比が1/2のスプロケツト2
0と、スプロケツト19,20間に巻き掛けた無
端状のチエーン21とから成る回転伝達機構によ
り吊軸11と連結軸16を回転駆動可能に連結す
る。
記連結軸16の端部18に固定した前記スプロケ
ツト19に対しギア比が1/2のスプロケツト2
0と、スプロケツト19,20間に巻き掛けた無
端状のチエーン21とから成る回転伝達機構によ
り吊軸11と連結軸16を回転駆動可能に連結す
る。
垂直循環式駐車装置への車6の入・出庫及び車
6の方向転換は第3図・第4図と同様に行う。
6の方向転換は第3図・第4図と同様に行う。
この際、ケージ7が垂直部bから最下部aへ移
動すると(第3図参照)、アタツチメント5及び
該アタツチメント5に固定した吊軸11はケージ
7に対して90°回転変位し、吊軸11に固定した
スプロケツト19もケージ7に対して90°だけ相
対的に回転する。
動すると(第3図参照)、アタツチメント5及び
該アタツチメント5に固定した吊軸11はケージ
7に対して90°回転変位し、吊軸11に固定した
スプロケツト19もケージ7に対して90°だけ相
対的に回転する。
すると、スプロケツト19の相対的な回転によ
りチエーン21を介してスプロケツト20が180°
回転しスプロケツト20が固定された連結軸17
を第1図中仮想線で示すように中央部17が下に
移動した垂直部bの状態から実線で示すような中
央部17が上に移動した最下部aの状態に180°回
転する。
りチエーン21を介してスプロケツト20が180°
回転しスプロケツト20が固定された連結軸17
を第1図中仮想線で示すように中央部17が下に
移動した垂直部bの状態から実線で示すような中
央部17が上に移動した最下部aの状態に180°回
転する。
従つて、タワー1の最下部aに位置するケージ
7は連結軸16の中央部17が高い位置に上がつ
ているため、リフター9によりパレツト15毎車
6を待ち上げた時に車6の屋根が連結軸16に当
たることが防止される。
7は連結軸16の中央部17が高い位置に上がつ
ているため、リフター9によりパレツト15毎車
6を待ち上げた時に車6の屋根が連結軸16に当
たることが防止される。
次にケージ7か最下部aから垂直部bへ移動す
ると(第3図参照)、上記と同様に吊軸11及び
吊軸11に固定したスプロケツト19がケージ7
に対して90°だけ相対的に回転し、チエーン21
を介してスプロケツト20及び連結軸16を第1
図中実線で示すように中央部17が上に移動した
状態から仮想線で示すように中央部17が下に移
動した状態に180°回転して戻る。
ると(第3図参照)、上記と同様に吊軸11及び
吊軸11に固定したスプロケツト19がケージ7
に対して90°だけ相対的に回転し、チエーン21
を介してスプロケツト20及び連結軸16を第1
図中実線で示すように中央部17が上に移動した
状態から仮想線で示すように中央部17が下に移
動した状態に180°回転して戻る。
従つて、タワー1の垂直部bに位置するケージ
7は連結軸16の中央部17が低い位置に下がつ
ているため、各ケージ6の上下間の間隔をその分
詰めることができ、車6の収容台数を増やすこと
が可能となり、或いは車7の収容台数が一定の場
合にはタワー1を低くすることが可能となる。
7は連結軸16の中央部17が低い位置に下がつ
ているため、各ケージ6の上下間の間隔をその分
詰めることができ、車6の収容台数を増やすこと
が可能となり、或いは車7の収容台数が一定の場
合にはタワー1を低くすることが可能となる。
尚、本考案の垂直循環式駐車装置は、上述の実
施例にのみ限定されるものではなく、回転伝達機
構の構造は任意であること、連結軸の中心部は少
くともタワー最下部で上向きとなれば例えばスプ
ロケツトのギア比を1対1としてタワー垂直部で
連結軸の中央部が横向きとなるようにしても良い
こと、その他本考案の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
施例にのみ限定されるものではなく、回転伝達機
構の構造は任意であること、連結軸の中心部は少
くともタワー最下部で上向きとなれば例えばスプ
ロケツトのギア比を1対1としてタワー垂直部で
連結軸の中央部が横向きとなるようにしても良い
こと、その他本考案の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
[考案の効果]
以上説明したように、本考案の垂直循環式駐車
装置によれば、吊軸のケージに対する相対的な回
転を利用して中央部を偏心させた連結軸を回転す
るようにしたので、タワーの最下部において車の
昇降を支障なく行うこと及び、タワーの垂直部に
おいて上下のケージ間の間隔を詰めることを両立
させることが可能となり、従つて高さの決つたタ
ワーに対する車の収容台数を増すことが可能とな
り、或いは収容台数が等しい場合にはタワーを低
くすることが可能となるという優れた効果を奏し
得る。
装置によれば、吊軸のケージに対する相対的な回
転を利用して中央部を偏心させた連結軸を回転す
るようにしたので、タワーの最下部において車の
昇降を支障なく行うこと及び、タワーの垂直部に
おいて上下のケージ間の間隔を詰めることを両立
させることが可能となり、従つて高さの決つたタ
ワーに対する車の収容台数を増すことが可能とな
り、或いは収容台数が等しい場合にはタワーを低
くすることが可能となるという優れた効果を奏し
得る。
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図は
第1図の部分拡大図、第3図は従来例の全体正
面図、第4図は第3図のケージの側面図である。 図中1はタワー、2は駆動スプロケツト、3は
従動スプロケツト、4はチエーン、5はアタツチ
メント、6は車、7はケージ、8はピツト、9は
リフター、10はターンテーブル、11は吊軸、
12は前部枠、13は後部枠、15はパレツト、
16は連結軸、17は中央部、18は端部、1
9,20はスプロケツト、21はチエーンを示
す。
第1図の部分拡大図、第3図は従来例の全体正
面図、第4図は第3図のケージの側面図である。 図中1はタワー、2は駆動スプロケツト、3は
従動スプロケツト、4はチエーン、5はアタツチ
メント、6は車、7はケージ、8はピツト、9は
リフター、10はターンテーブル、11は吊軸、
12は前部枠、13は後部枠、15はパレツト、
16は連結軸、17は中央部、18は端部、1
9,20はスプロケツト、21はチエーンを示
す。
Claims (1)
- タワー内部上下に配設した駆動スプロケツトと
従動スプロケツトに無端状のチエーンを巻き掛
け、該チエーンに所要の間隔を置き取付けたアタ
ツチメントに吊軸を固定し、前部枠及び後部枠を
連結軸で連結し車を載せるパレツトを昇降自在に
保持するケージを前記吊軸に連結軸とずらした状
態で回動自在に吊下げ支持し、且つ前記タワーの
最下部のケージ下方にリフターにより昇降可能な
ターンテーブルを配設した垂直循環式駐車装置に
おいて、前記ケージの連結軸の中央部を偏心させ
ると共に、前記吊軸と連結軸を回転伝達機構を用
いて回転駆動可能に連結したことを特徴とする垂
直循環式駐車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12362388U JPH051562Y2 (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12362388U JPH051562Y2 (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0245244U JPH0245244U (ja) | 1990-03-28 |
JPH051562Y2 true JPH051562Y2 (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=31372640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12362388U Expired - Lifetime JPH051562Y2 (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH051562Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-09-21 JP JP12362388U patent/JPH051562Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0245244U (ja) | 1990-03-28 |
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