JPH0740033Y2 - 立体駐車装置 - Google Patents

立体駐車装置

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JPH0740033Y2
JPH0740033Y2 JP13532589U JP13532589U JPH0740033Y2 JP H0740033 Y2 JPH0740033 Y2 JP H0740033Y2 JP 13532589 U JP13532589 U JP 13532589U JP 13532589 U JP13532589 U JP 13532589U JP H0740033 Y2 JPH0740033 Y2 JP H0740033Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、立体駐車装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の多層循環式駐車装置には、(I)パレツト昇降装
置を有する中間乗入形のものと、(II)パレツト昇降装
置及び旋回装置を有する端部乗入形のものとがある まず(I)の中間乗入形駐車装置を第9図乃至第18図に
より説明すると、第9,10図の1がパレツト循環装置で、
駆動部1aと中間部1bと従動部1cとにより構成されてい
る。また2が同パレツト循環装置1上に整列状態に且つ
着脱自在に支持されて水平方向に循環移動させられる複
数のパレツト、3が同パレツト循環装置1の中間部1bの
左右両側に設置されたパレツト昇降装置、4がその上方
に設置された自動車出入口、5が自動車である。次に前
記パレツト循環装置1を第9図乃至第13図により具体的
に説明すると、6が前記駆動部1aの鎖車、7が前記従動
部1cの鎖車、8が同鎖車6,7間に懸装した無端チエーン
である。なおこれらの鎖車6,7と無端チエーン8とは2
組あり、間隔をおいて平行に設置されている。また9が
上記駆動部1a側に設けたピツト、10が減速機構11を介し
て上記鎖車6を駆動する駆動装置、12が上記各無端チエ
ーン8の上側と下側とをガイドするチエーンガイドレー
ル、13が上記各無端チエーン8の等間隔位置に取付けた
アタツチメント、14が一方の無端チエーン8のアタツチ
メント13と他方の無端チエーン8のアタツチメント13と
により回転可能に支持されたパレツト支持軸、15が同支
持軸14の両端部付近に固定した鼓状の支持金具、16が前
記パレツト2の二隅部底面に固定した支持金具で、同支
持金具16には、上記支持金具15に上方から係合する逆U
字状の切欠き(図示せず)が設けられている。また19,1
9が上記無端チエーンガイドレール12,12の上方及び下方
に設置したパレツトガイドレール、17が上記パレツト2
の残る二隅部に取付けて同パレツトガイドレール19,19
上を転動するパレツトガイドローラ、18が同パレツトガ
イドローラ17の近くのパレツト2に設けた支持金具、20
が駆動部1aと従動部1cとに設けたガイドレバーで、駆動
装置10を起動して、減速装置11を介し各鎖車6を反時計
方向に駆動すると、各無端チエーン8が鎖車6,7間を同
方向へ循環移動する。このとき、第9図の従動部1c側で
は、各鎖車7の直下に位置していた各アタツチメント13
と同各アタツチメント13により支持されたパレツト支持
軸14と同支持軸14の両端部付近に固定した支持金具15と
が鎖車7の回転中心を中心とした円弧に沿い上昇を始め
て、上記各支持金具15に上方から係合している各支持金
具16を介してパレツト2の片側を持上げ、同時にガイド
レバー20がアタツチメント13に同期して同方向に回転を
始めて、支持金具18を介してパレツト2の残る片側を持
上げる。つまりアタツチメント13とガイドレバー20とが
パレツト2を水平状態に保ちながら上記円弧に沿って上
昇させる。またアタツチメント13とガイドレバー20とが
180°回転して、パレツト2が鎖車7の上方に移行する
と、アタツチメント13が引続きパレツト2の片側を支持
する一方、パレツトガイドローラ17が上側のパレツトガ
イドレール19に接触して、パレツト2を引続き水平状態
に保ちながら駆動部1aの方向へ移動させるように、また
駆動部1a側では、アタツチメント13とガイドレバー20
(図示せず)とが反対方向に回転して、パレツト2を水
平状態に保ちながら下降させ、アタツチメント13とガイ
ドレバー20とが180°回転して、パレツト2が鎖車6の
下方に移行すると、アタツチメント13が引続きパレツト
2の片側を支持する一方、パレツトガイドローラ17が下
側のパレツトガイドレール19に接触して、パレツト2を
引続き水平状態に保ちながら従動部1cの方向へ移動させ
るようになっている。なお第12図のA1は循環装置1の中
心線である。次に前記昇降装置3を第14図乃至第18図に
より具体的に説明すると、21a,21b,21cが前記循環装置
1の中間部1bの左右両側にそれぞれ立設した6本の支
柱、22が上記各支柱21aの上部間に架設した梁、23が上
記各支柱21a,21bの上部間に架設した梁、24が左右の同
梁23により支持された梁で、この梁24と上記梁22とはほ
ぼ同じ高さ位置にある。また25が上記梁22上に設けた昇
降駆動装置のモータ、26が減速機、27が同減速機26の鎖
車、30が上記梁24上に設けた回転軸、29が同回転軸30に
固定した鎖車、28が上記鎖車27,29間に懸装したチエー
ン、31が上記梁24の両端部に設けた歯車箱、32が同歯車
箱31と上記支柱21cの上部との間に架設した回転軸、33
が同回転軸32に固定した合計4個の鎖車、36が昇降路中
心線A2方向への振れ止めを防止するガイドローラ37を介
して上記支柱21bにまた上記方向への振れ止めを防止す
るガイドレール38を介して上記支柱21cに昇降可能に装
着した昇降台、34が上記各鎖車33の上部側に係合すると
ともに同各鎖車33から垂下した一端部側が取付金具39を
介して上記昇降台36にまた他端部側が取付金具40を介し
てカウンタウエイト35にそれぞれ取付けられたチエー
ン、41,41が上記支柱21b,21cに取付けたカウンタウエイ
ト35の振れ止め用ガイドレール、42が上記昇降台36の頂
部両端に固定したロツドホルダ、43がホルダ42に摺動自
在に嵌挿したロツド、44が同ロツド43の先端に取付けた
緩衝用ゴム、45が上記ロツドホルダ42に並設したパワー
シリンダ、46が同パワーシリンダ45と上記ロツド43とを
連結する連結金具、47,48が上記ロツド43の前後進位置
を検出するリミツトスイツチ、49が前記パレツト2に設
けた係合孔で、昇降駆動装置のモータ25を駆動すると、
その回転が減速機26→鎖車27→チエーン28→鎖車29→回
転軸30→歯車箱31→回転軸32→鎖車33→チエーン34を介
し昇降台36(なおこの昇降台36は循環装置1の中間部1b
の両側にある)に伝えられて、同各昇降台36が同期して
昇降するように、またパワーシリンダ45を伸長方向に作
動すると、連結金具46を介しロツド43が前進して、パレ
ツト2の係合孔49に係合し、パワーシリンダ45を縮み方
向に作動すると、連結金具46を介しロツド43が後退し
て、パレツト2の係合孔49から抜け出るようになってい
る。
次に前記駐車装置の作用を説明する。循環装置1は、駐
車装置操作盤52(第10図参照)により指示されたパレツ
ト2が昇降装置3位置に到着するまでパレツト2を循環
移動し、上記位置に到着すると、停止する。次いでパワ
ーシリンダ45を伸長方向に作動し、ロツド43を前進させ
て、その先端部をパレツト2の係合孔49に着脱自在に係
合させる。なおこの時点では2台の昇降台36の各パワー
シリンダ45とも負荷を受けないため、同各パワーシリン
ダ45の容量を極端に小さくできるとともに同各パワーシ
リンダ45の同調機構を不用にできる。またパワーシリン
ダ45をロツドホルダ42,42間の昇降台36上に設けて、同
パワーシリンダ45と同各ロツドホルダ42とを連結金具に
より連結すると、パワーシリンダ45を1個にできる。次
いで昇降用駆動装置のモータ25を駆動して、2台の昇降
台36と同各昇降台36により支持されたパレツト2とを自
動車出入口4まで上昇させる。このとき、ブレーキ53
(第14,15図参照)が作動して、各昇降台36が停止位置
に保持される。上記パレツト2が自動車5を乗せている
ものであれば自動車5が去り、空パレツトであれば自動
車45が乗り込む。次いで昇降装置3が上記と逆に作動し
て、パレツト2を循環装置1上に載荷する。
次に前記(II)の端部乗入形駐車装置を第19図乃至第25
図により説明すると、同駐車装置は前記第9図乃至第18
図に示すパレツト循環装置1と同じ循環装置1を持ち、
同循環装置1の駆動部1aの横に昇降装置50を、同昇降装
置50上の車乗入れレベル部に旋回装置51を、それぞれ持
っている。同昇降装置50は、ピツト52から立上るフレー
ム53に駆動系54が支持されており、同駆動系54によりチ
エーン55が駆動されて、昇降台56が巻き上げられる。同
チエーン55の他端には、カウンターウエイト55aが取付
けられている。また同昇降台56上には、旋回輪軸受57及
び旋回台58が設置されており、昇降台56とともに昇降す
る。この昇降台56部分が、循環装置1の端部に停止した
パレツト59を下からすくい上げて、乗り入れレベルへと
移動させ、同乗り入れレベル部分で、旋回装置51によ
り、パレツト59と旋回台58と旋回輪軸受とが回転して、
車が前進方向を向いて出庫されるようになっている。ま
た第20図に上記駆動系54の平面状態を示した。モータ60
の回転が減速機61と歯車機構62とにより主軸63に伝達さ
れて、主軸63に取付けられたスプロケツト64が回転す
る。このスプロケツト64にチエーン55が噛合している。
上記主軸63の複数個所が軸受65により支持されている。
この駆動系54の全体は、部材を組合せて構成した梁66上
に設置されている。また第21図に昇降台部分を示した。
昇降台56とその上に設置された旋回輪軸受57と旋回台58
とは、支持金具67とチエーン55とで吊られている。同旋
回台58上にパレツト59が乗る。また上記昇降台56には、
支持ローラ68が取付けられており、同支持ローラ68がフ
レーム53の内面に沿い転動して、昇降台部分を昇降させ
る。また第22図に旋回台58部分を示した。同旋回台58に
は、アーム69が取付けられており、同アーム69の先端部
にローラ70が取付けられている。また第23図に旋回装置
51の平面状態を示し、第24図にターンテーブル駆動系を
示し、第25図に旋回装置51の側面を示した。同旋回装置
51は、組合せた形部材とその上に取付けた板とよりなる
ターンテーブル71を有し、同ターンテーブル71の中央部
をパレツト59の大きさにくり抜き、同ターンテーブル71
を駆動系72により旋回させるものである。同駆動系72で
は、モータ73が回転し、その回転が軸継手74を経て減速
機75に伝達され、駆動ローラ(フリクシヨンローラ)76
が回転して、ターンテーブル71が旋回する。またターン
テーブル71の心ずれ防止のために複数個のサイドローラ
77が設置され、さらに同ターンテーブル71は、複数個の
支持ローラ78により支持されている。また同ターンテー
ブル71には、ガイド部材79が2個所に設けられており、
これが旋回台58のアーム69の先端に取付けられたローラ
70に接触している。上記駆動系72により、ターンテーブ
ル71が旋回すると、同ガイド部材79により旋回台58がお
されて回転し、それに合せてパレツト59と旋回輪軸受57
とが回転する。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記第9図〜第18図に示す中間乗入形駐車装置では、パ
レツト2を旋回させることができない。
また前記第19図〜第25図に示す端部乗入形駐車装置で
は、パレツト59が通過していくチエーン8、パレツト用
ガイドレール19があるため、フレーム53にそって昇降す
る昇降台を設けることができないという問題点がある。
即ち端部乗入形駐車装置の昇降装置50は、中間乗入形駐
車装置には使用出来ないという問題点がある。
本考案は、上記問題点を解決した立体駐車設備を提供す
ることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
旋回装置の一部であると同時に昇降装置と旋回装置間で
パレツトを受渡すことの出来る機能を兼ねそなえたパレ
ツト保持装置を設ける。
〔作用〕
前記パレツト保持装置は、昇降装置と旋回装置間で、パ
レツトを受渡すことが出来る。
〔実施例〕
第1図に本考案の実施例である駐車装置の正面図を示
す。
本考案による駐車装置は、パレツト循環装置1、パレツ
ト昇降装置3、旋回装置51をあわせ持つと同時に、パレ
ツト80を昇降装置3、旋回装置51間で受渡すことの出来
るパレツト保持装置81により構成されている。4は、車
乗入階に設置された車出入口、52は駐車装置操作盤であ
る。
第2図は、本考案による駐車装置の乗入階の平面図であ
る。
旋回装置51は、従来と同様に、ターンテーブル71、駆動
系72、駆動ローラ76、サイドローラ77、支持ローラ78よ
りなる。本図においては、車出入口4は図の下方にある
が、これは一例で、位置は限らない。また、駆動系72、
駆動ローラ76、サイドローラ77についても車出入口4の
位置、及び建築躯体を考慮し、適当な位置に設ければよ
い。
第3図に、パレツト保持装置81の正面図を示す。パレツ
ト保持装置81は、形鋼82(本図では鋼)上に設置され
たパワーシリンダー83の前後運動で、スプロケット84a,
84b,84cを介して設けられているチエーン85a,85bを駆動
し、軸86に取付けられたガイドレバー87を、軸86を中心
とし回転運動させるという構造をもち、このガイドレバ
ー87の回転運動により、パレツト80を上下運動させる。
形鋼82は、ターンテーブル71上に起立する形鋼88(本図
ではH鋼)上に取付けられている。チエン85a,85bとガ
イドレバー87とは、ピン89にて連結されている。またガ
イドレバー先端には、回転可能なローラ90が設けてあ
る。なお17はパレツトガイドローラ、43がロツドであ
る。
第4図(第3図のB−B視)に、パレツト保持装置81の
平面図を示す。91はパワーシリンダー83の先端にあるチ
エン吊金具で、フタマタになっており、2連のチエン85
a,85bの一つの端が取付けられている。(他方の端は、
前述の如く、ガイドレバー87にピン89で連結されてい
る。)2連のチエンの内、85aは2連になっているスプ
ロケツト84aを介し、そのまま下方に降り、ピン89に連
結される。また85bは2連になっているスプロケツト84
a、1連のスプロケツト84b,84bを順に介してピン89に連
結される。
第5図にターンテーブルの平面図を示し、ターンテーブ
ルとパレツト保持装置81との関係について説明する(簡
略のため、パレツト80は図示していない)。ガイドレバ
ー87は、前述のチエン85により駆動されるガイドレバー
87aと、ガイドレバー87aに追従する87bとに別れる。ガ
イドレバー87bが87aに追従するように、ガイドレバー87
a,87bを取付けてある軸86は、ガイドレバー87aと87bを
貫通しており、この軸86のねじりによりトルクが伝達さ
れる。92はチエン85を通すための切欠きである。軸86
は、ターンテーブル71を構成する形鋼93に軸受94を介し
て取付けられている。すなわち、ターンテーブル71が旋
回すると、ガイドレバー87も共に旋回することになる。
また第3図で説明したことから、結局パレツト保持装置
81全体が、ターンテーブル71と共に旋回出来ることにな
る。
第6図に、第5図のC−C視を示す。本図では、形鋼93
は鋼とした。従って、形鋼93には、軸86を貫通させる
ために、穴95が設けてある。
次に本考案による駐車装置の作用を説明する。
循環装置1は、駐車装置操作盤52により指示されたパレ
ツト80が昇降装置3位置に到着するまでパレツト80を循
環移動させ、上記位置に到着すると停止する。次いでロ
ツド43の先端部をパレツト80の係合孔96に係合させ、パ
レツト80を上昇移動させるまでは、従来と変わりない。
ただし、パレツト80の係合孔96が、従来の「穴」ではな
く「スリツト」状になっているところが異なっている。
昇降装置3によって上昇して来たパレツト80及びロツド
43を、ターンテーブル71直下の位置Dで止める。なお、
昇降装置作動時においては、パレツト保持装置81のパワ
ーシリンダー83は伸びた状態になっており、その時ガイ
ドレバー87もDの位置にある。すなわち、パレツト80
は、Dの位置にあるガイドレバー87の横を通過し、Dの
レベルにて停止することとなる。次いで、パワーシリン
ダー83が縮む方向に作動し、これに伴って、ガイドレバ
ー87が回転を始める。やがてガイドレバー87の先端に設
けてあるローラ90がパレツト80の下面に接触し、このロ
ーラ90及びガイドレバー87により、パレツト80は上昇す
る。上昇中ローラ90はパレツト80の下面にそってころが
っていくことになる。パレツト80が車出入口4のレベル
まで上昇した時点で、パワーシリンダー83は停止する。
なお、パレツト80の係合孔96を「スリツト」状にしたの
は、このパレツトの上昇の際、パレツト80がロツド43か
ら離れるからである。
また、車出入口4のレベルまで上昇したパレツト80を旋
回させたい時は、従来と同じ駆動ローラ76とサイドロー
ラ77によりターンテーブル71を旋回させればよい。前述
したように、パレツト保持装置81はターンテーブル71と
一体となって旋回出来る。すなわち、旋回中、パレツト
80は、4本のガイドレバー87a,87bにより下から抱きか
かえられているわけである。
パレツト80を下降させる時は、上記の逆の動きとなる。
すなわち、パレツト80が車出入口4のレベルにある時、
パワーシリンダ83が伸びる方向に作動し、ガイドレバー
87の回転に従って、パレツト80は下降して行き、やが
て、係合孔96にロツド43が係合すれば、パレツト80は、
パレツト保持装置81から昇降装置3へ受渡されたことに
なる。さらにパワーシリンダ83は伸びる方向へ作動し続
け、ガイドレバー87がDの位置に来た時点で停止する。
この後、昇降装置3によりパレツト80を下降させればよ
い。
なお、パレツト保持装置81による上昇あるいは下降中、
及び旋回装置51による旋回中、パレツト80はガイドレバ
ー87のローラ90上に乗っているだけであるから、このロ
ーラ90上でパレツト80は移動してしまう。これを防ぐ一
つの方法を、第7,8図に示した。ターンテーブル71にレ
ール97を取付け、パレツト80のガイドローラ17を適度な
かん合を持って拘束する方法である。ガイドローラ17
は、レール97中のみの移動となるので、パレツトの上
昇、下降及び旋回中上記かん合分しかパレツトは水平方
向に移動することはない。
〔考案の効果〕
本考案による立体駐車装置は、車乗入階に設置されパレ
ツトの嵌入する開口部を有するターンテーブルと、車乗
入階の下方に設置され自動車をパレツトに載せて格納す
るパレツト循環装置と、パレツト循環装置とターンテー
ブル開口部の間でパレツトを昇降させるパレツト昇降装
置と、ターンテーブル開口部内にパレツトを保持し且つ
パレツト昇降装置とパレツトの受渡しを行うパレツト保
持装置とを具えたことにより、次の効果を有する。
昇降装置と旋回装置を組込んだ中間乗入型の立体駐車場
を提供することができる。
従って、小型な設備で車の出し入れを迅速に行うことが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る立体駐車装置の正面図、
第2図は第1図のA−A視図で、車乗入階の平面図、第
3図はパレツト保持装置の正面図、第4図は第3図のB
−B視図で、パレツト保持装置の平面図、第5図はター
ンテーブルの平面図、第6図は第5図のC−C視図、第
7図は第5図のD−D視図、第8図は第7図のE−E視
図、第9図、第10図は従来装置の平面図および立面図、
第11図は第10図の部分詳細図、第12図は第11図のF−F
視図、第13図は第12図のG−G視図、第14図は昇降装置
下部の平面図、第15図は第14図のH−H視図、第16図は
パレツトと昇降装置との係合部分の詳細図、第17図は第
16図のI−I視図、第18図は第17図のJ−J視図。第19
図は他の従来装置の立面図、第20図は昇降装置の上部駆
動系の平面図、第21図は昇降台の立面図、第22図は旋回
台の立面図、第23図は旋回装置の平面図、第24図は第23
図のK−K視図、第25図は第23図のL−L視図である。 1……パレツト循環装置 3……パレツト昇降装置 51……旋回装置、71……ターンテーブル 80……パレツト、81……パレツト保持装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車乗入階に設置されパレットの嵌入する開
    口部を有するターンテーブルと、車乗入階の下方に設置
    され自動車をパレットに載せて格納するパレット循環装
    置と、パレットを支持し且つ昇降させる昇降台を有する
    パレット昇降装置と、パレットを支持し且つパレットを
    ターンテーブルとパレット昇降装置との間で受渡しを行
    なう回転自在なガイドレバーを有したパレット保持装置
    とからなり、パレット昇降装置はパレットをパレット循
    環装置の高さとターンテーブルの下方で且つパレット保
    持装置にパレット受渡し可能な高さとの間で昇降可能に
    設けると共に、パレット保持装置のガイドレバーはター
    ンテーブルの下方に設けたことを特徴とする立体駐車装
    置。
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JP5528996B2 (ja) * 2010-12-07 2014-06-25 Ihi運搬機械株式会社 地上式と地下式の混合型駐車装置とその入出庫方法

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