JP3165375B2 - 駐車装置における昇降用チェーン巻込み防止装置 - Google Patents

駐車装置における昇降用チェーン巻込み防止装置

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JP3165375B2
JP3165375B2 JP24592796A JP24592796A JP3165375B2 JP 3165375 B2 JP3165375 B2 JP 3165375B2 JP 24592796 A JP24592796 A JP 24592796A JP 24592796 A JP24592796 A JP 24592796A JP 3165375 B2 JP3165375 B2 JP 3165375B2
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輝幸 木津
秀仁 平野
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駐車装置において、昇
降用チェーンの解放側がスプロケットに巻込まれるのを
防止する昇降用チェーンの巻込み防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、駐車装置における昇降用チェーン
の巻込み防止装置としては、実公昭63−28282号
に示されているように、駆動シャフトに固着したスプロ
ケットの下方に昇降用チェーンがスプロケットに巻込ま
れるのを防止する縦長プレートが設けられ、この縦長プ
レートは支柱にボルト止めされている。
【0003】また駆動シャフトの両端を支持したピロー
ブロックは縦長プレートより離れた支柱にボルト止めさ
れている。ところでピローブロックの取付孔は油圧モー
タのスプロケットと駆動シャフトのスプロケット間に掛
け渡した駆動チェーンの張りを調整できるように長孔と
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このとき、ピローブロ
ックを支柱に上下方向にボルトにより取付ける場合に
は、駆動シャフトにかかる荷重によりボルトの位置はそ
のままで、ピローブロックが長孔の分だけ下方にずれ
る。これにともなって駆動シャフトが下方にずれて、油
圧モータのスプロケットと駆動シャフトのスプロケット
間が大きくなり、駆動チェーンの張りがきつくなって駆
動チェーンが切断するという問題があった。
【0005】また、油圧モータと駆動シャフトとの間に
ギヤによる減速装置を介装している場合には噛み合って
いるギヤが外れるという問題があった。そこで本発明の
目的は、昇降用チェーンがスプロケットに巻込まれるの
を防止するとともにピローブロックが下方にずれるのを
防止することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、長孔状の取付孔を有する一対のピローブロッ
クを前記長孔を介して支柱にボルト止めし、前記一対の
ピローブロックに駆動シャフトの両端をそれぞれ回転可
能に支持し、一端をパレットに連結した昇降用チェーン
を前記駆動シャフトに固着したスプロケットに噛み合わ
せ、モータによる駆動シャフトの回転により昇降用チェ
ーンを介してパレットを昇降させるようにした駐車装置
において、前記支柱には、昇降用チェーンがスプロケッ
トに巻き込まれるのを防止しうる巻込み防止部材を設
け、前記巻込み防止部材は、スプロケットに巻き込もう
とする昇降用チェーンを解放する規制部と、前記ピロー
ブロックの下端に当接させる当接部と、前記当接部をピ
ローブロックに当接させた状態で支柱にボルト止めしう
る長孔状の取付孔を形成してなる基部とを有してなるこ
とを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。1は2段2列式の駐車装置で、こ
の駐車装置1は1段目2と、2段目3と、1列目4と、
2列目5とからなる各区画6、7、8、9にそれぞれ駐
車できるようになっている。
【0008】前記駐車装置1は前後の左側支柱10、1
1と、前後の中間支柱12、13と、前後の右側支柱1
4、15と、前後の上段フレーム16、17と、左側・
中間・右側の上段フレーム18、19、20とで格子状
に形成されている。前記1段目2にはパレット21がレ
ール22上を各区画6、8間に横行可能に設けられ、各
区画6、8の内、どちらか一方には空間が設けられてい
る。
【0009】前記2段目3にはパレット23、24が各
区画(7、6又は9、8)間に昇降可能に設けられてい
る。前記後部の上段フレーム17には油圧モータ25が
設けられている。前記後部の右側支柱15と中間支柱1
3とには駆動シャフト26の両端を支持する一対のピロ
ーブロック27がボルト28止めされている。
【0010】前記油圧モータ25のスプロケット29と
駆動シャフト26に固着したスプロケット30間には駆
動チェーン31が掛け渡されている。前記パレット24
の前後には昇降用チェーン32、33の一端が取付けら
れている。前記右側の上部フレーム20の前後には昇降
用チェーン32、33を後方へ変向させるためのスプロ
ケット34、35が設けられ、前記スプロケット34に
より後方へ変向させられた昇降用チェーン32をななめ
上方に変向させるスプロケット36が前記スプロケット
35と同軸に設けられている。
【0011】前記ピローブロック27とスプロケット3
0間の駆動シャフト26には一対のスプロケット37、
38が固着され、この一対のスプロケット37、38に
より前記昇降用チェーン32、33が下方へ変向させら
れる。下方へ変向させられた昇降用チェーン32、33
はU字状に垂下されて、その他端は上段フレーム17に
取付けた取付部材39のフック40に係止されている。
【0012】前記ピローブロック27の取付孔41は図
6に示すように駆動チェーン31の張り具合を調整でき
るように長孔となっている。次に昇降用チェーン32、
33並びにスプロケット37、38には大きな荷重が加
わるため、しばしば昇降用チェーン32、33がスプロ
ケット37、38にきつく噛み合って巻付き、解放され
ずにスプロケット37、38に巻込まれる現象が生じ
る。
【0013】この巻込み現象が生じると昇降用チェーン
32、33が切断されてパレット24が傾斜し、パレッ
ト24上の車が落下することがあり、極めて危険であ
る。この巻込み現象を防止するため、スプロケット3
7、38の下方には昇降用チェーン32、33の解放側
がスプロケット37、38に巻込まれるのを防止する巻
込み防止部材42を設けてある。
【0014】前記巻込み防止部材42は巻込もうとする
昇降用チェーン32、33をその上部43でスプロケッ
ト37、38から解放するとともに、スプロケット3
7、38から解放された昇降用チェーン32、33を下
方に案内する規制部44と、前記ピローブロック27の
下端に当接させる当接部45と、後部の右側支柱15に
ボルト46止めされる基部47とより構成されている。
【0015】前記巻込み防止部材42の規制部44の上
部43は昇降用チェーン30、31のスプロケット3
7、38からの解放位置Aに近接させてある。前記巻込
み防止部材42の取付孔48も図7に示すように上下方
向に調整できるように長孔としてある。ところで、本実
施の形態での駐車装置は2段2列式であるが、これに限
らず、パレットが昇降用チェーンによって昇降するもの
であれば同様の効果を有するものである。
【0016】本発明は前記の如き構成で次に作用につい
て説明する。駐車装置1の組付時に左右のピローブロッ
ク27の上下方向を調整して、駆動チェーン31の張り
具合が良好となったところでボルト28で後部の右側支
柱15に固縛する。その後、巻込み防止部材42の基部
47を後部の右側支柱15に、当接部45をピローブロ
ック27の下端にそれぞれ当接させると、巻込み防止部
材42の規制部44の上部43は昇降用チェーン30、
31のスプロケット37、38からの解放位置Aに近接
する。この状態でボルト46にて固縛する。
【0017】このとき、巻込み防止部材42の規制部4
4の位置合わせは、当接部45をピローブロック27の
下端に当接させるだけでよいので容易に行なえる。ま
た、巻込み防止部材42を取付けることにより、巻込み
防止部材42を解放位置Aに近接させることと、ピロー
ブロック27に当接させることが1度に行なえ、取付作
業を容易に行なうことができる。
【0018】次に区画9の空のパレット24に車を駐車
させる場合には、油圧モータ25を逆転させる。すると
スプロケット29、駆動チェーン31、スプロケット3
0を介して駆動シャフト26が反時計方向に回転する。
駆動シャフト26の回転にともなって、U字状に垂下し
ている一方の昇降用チェーン32はスプロケット37、
スプロケット36、スプロケット34を介して送り出さ
れ、他方の昇降用チェーン33はスプロケット38、ス
プロケット35を介して送り出され、パレット24は下
降し、区画8にくると、油圧モータ25を停止してパレ
ット24を停止させる。
【0019】次にパレット24に車を搭載した後、油圧
モータ25を正転させると、駆動シャフト26は時計方
向に回転する。一方の昇降用チェーン32はスプロケッ
ト34、スプロケット36、スプロケット37を介して
巻き取られ、他方の昇降用チェーン33はスプロケット
35、スプロケット38を介して巻き取られる。このと
き昇降用チェーン32、33並びにスプロケット37、
38には、パレット24や車の自重による大きな荷重が
加わるため、昇降用チェーン32、33がスプロケット
37、38にきつく噛み合って巻付こうとするが、巻込
み防止部材42の規制部44の上部43で昇降用チェー
ン32、33のスプロケット37、38への噛み込みが
解除され、規制部44で解放された昇降用チェーン3
2、33を下方へ案内する。
【0020】また駆動シャフト26にはパレット24や
車の自重による大きな荷重が加わってピローブロック2
7がボルト28の位置はそのままで、取付孔41の長孔
の分だけ下方にずれようとするが、巻込み防止部材42
の当接部45をピローブロック27の下端に当接してあ
るので、ピローブロック27は巻込み防止部材42で支
えられ、ピローブロック27が下方にずれることはな
い。
【0021】
【発明の効果】以上の如く本発明は、駆動シャフトの両
端を支持したピローブロックを長孔状の取付孔を介して
支柱に取付け、支柱には、スプロケットに巻き込もうと
する昇降用チェーンを解放する規制部と、ピローブロッ
クの下端に当接させる当接部と、当接部をピローブロッ
クに当接させた状態で支柱にボルト止めしうる長孔状の
取付孔を形成してなる基部とを有する巻込み防止部材を
設けるようにしたので、ピローブロックの下方へのずれ
による駆動チェーンの切断という危険を確実に防止でき
るとともに、巻込み防止部材を支柱に取付ける際に巻込
み防止部材の上下方向の位置調整を簡単容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】駐車装置の全体図である。
【図2】図1のB−B矢視図である。
【図3】2段目のパレットの駆動装置の詳細図である。
【図4】昇降用チェーンの巻込み防止装置の詳細図であ
る。
【図5】図4のC−C矢視図である。
【図6】ピローブロックの取付孔の詳細図である。
【図7】巻込み防止板の取付孔の詳細図である。
【符号の説明】
15 後部の右側支柱(支柱) 24 パレット 25 モータ 26 駆動シャフト 27 ピローブロック 28 ボルト 32 昇降用チェーン 33 昇降用チェーン 37 スプロケット 38 スプロケット 42 巻込み防止部材 44 規制部 45 当接部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長孔状の取付孔を有する一対のピローブ
    ロックを前記長孔を介して支柱にボルト止めし、前記一
    対のピローブロックに駆動シャフトの両端をそれぞれ回
    転可能に支持し、一端をパレットに連結した昇降用チェ
    ーンを前記駆動シャフトに固着したスプロケットに噛み
    合わせ、モータによる駆動シャフトの回転により昇降用
    チェーンを介してパレットを昇降させるようにした駐車
    装置において、前記支柱には、昇降用チェーンがスプロ
    ケットに巻き込まれるのを防止しうる巻込み防止部材を
    設け、前記巻込み防止部材は、スプロケットに巻き込も
    うとする昇降用チェーンを解放する規制部と、前記ピロ
    ーブロックの下端に当接させる当接部と、前記当接部を
    ピローブロックに当接させた状態で支柱にボルト止めし
    うる長孔状の取付孔を形成してなる基部とを有してなる
    駐車装置における昇降用チェーン巻込み防止装置。
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