JP2551164Y2 - 立体駐車装置における昇降パレットの最下降時検出装置 - Google Patents

立体駐車装置における昇降パレットの最下降時検出装置

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JP2551164Y2
JP2551164Y2 JP1992008668U JP866892U JP2551164Y2 JP 2551164 Y2 JP2551164 Y2 JP 2551164Y2 JP 1992008668 U JP1992008668 U JP 1992008668U JP 866892 U JP866892 U JP 866892U JP 2551164 Y2 JP2551164 Y2 JP 2551164Y2
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弘恭 荻多
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は立体駐車装置において、
昇降パレットが最下降時に位置したことを検出してモ−
タを停止させる検出装置の分野で利用されるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の立体駐車装置における昇降パレッ
トの最下降時の検出装置は、地面に設けたリミットスイ
ッチを昇降パレットに設けた作動金具で作動させて、モ
−タを停止させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このため、昇降パレッ
トの下降時の揺れによって、昇降パレットの最下降時に
昇降パレットの作動金具が地面に設けたリミットスイッ
チを作動させないことがあり、この場合にはモ−タによ
り伝達部材がなおも送り出され、伝達部材の送り出す側
は送り出す伝達部材がなくなり、伝達部材が切断するこ
とがあった。
【0004】また、リミットスイッチを人が踏むという
こともあった。そこで本考案の目的は、昇降パレットの
最下降時にはモ−タが確実に停止し、またリミットスイ
ッチを人が踏むことがないようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案は、上段フレーム若しくは横行可能な中段支持枠
に、チェーンを介して昇降パレットを吊設し上段フレ
ーム若しくは中段支持枠の後部には駆動スプロケットを
駆動して前記チェーンを移動させるモータを設け前記
駆動スプロケットから前方に沿わせたチェーンにはワイ
ヤを連結し、上段フレーム若しくは中段支持枠の前部に
は、前記ワイヤを掛け回してチェーンに一定の張りを与
えるシーブを設けてなる立体駐車装置において、前記駆
動スプロケットとシーブとの間で前後移動するチェーン
には昇降パレットの最下降時に上段フレーム若しくは
中段支持枠の後部に設けたリミットスイッチを作動させ
る作動金具を設け、前記リミットスイッチの作動により
モータを停止させることを特徴としている。
【0006】
【作用】上段フレ−ム若しくは中段支持枠に設けたモ−
タにより駆動スプロケットを駆動して伝達部材を保持手
段より送り出して昇降パレットを下降させる。昇降パレ
ットが地面に接地する(最下降時)と、伝達部材に設け
た作動金具が上段フレ−ム若しくは中段支持枠に設けた
リミットスイッチを作動させ、モ−タは停止する。
【0007】このとき、作動金具が取付けられている伝
達部材は一定の張りを与えられているのでリミットスイ
ッチの作動は確実に行なわれる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は4段4列式の立体駐車装置1を示すもの
で、この駐車装置1は下段2と、2段3および3段4か
らなる中段5と、上段6と、1列目7と、2列目8およ
び3列目9からなる中間列10と、4列目11とからな
る各区画にそれぞれ駐車できるようになっている。
【0009】前記駐車装置1は支柱12と、下段フレ−
ム13と、2段フレ−ム14および3段フレ−ム15か
らなる中段フレ−ム16と、上段フレ−ム17と、補助
フレ−ム18とで格子上に形成されている。前記下段フ
レ−ム13には下段パレット19が横行可能に設けら
れ、前記2段フレ−ム14上には矩形状の2段支持枠2
0が横行可能に設けられるとともに2段支持枠20より
2段伝達部材21にて吊設された2段昇降パレット22
が2段モ−タ23にて昇降可能に設けられている。
【0010】また前記3段フレ−ム15上にも矩形状の
3段支持枠24が横行可能に設けられるとともに3段支
持枠24より3段伝達部材25にて吊設された3段昇降
パレット26が3段モ−タ27にて昇降可能に設けられ
ている。前記2段支持枠20と3段支持枠24とで中段
支持枠28を構成している。前記上段フレ−ム17には
上段伝達部材30にて吊設された上段昇降パレット31
が上段モ−タ32にて昇降可能に設けられている。
【0011】1列目7の下段2と中段5の区画には上段
昇降パレット31が昇降するために下段パレット19、
2段昇降パレット22、3段昇降パレット26をなくし
空間を確保している。33は支柱12に近接して設けた
コントロ−ルボックスである。図2は2段昇降パレット
22を昇降させる2段伝達部材21の掛け方を示したも
ので、2段支持枠20の後端には2段モ−タ23にて駆
動される一対の駆動スプロケット36、36を、2段支
持枠20の上方前部には前部支持スプロケット37と保
持手段であるワイヤドラム38とを、2段支持枠20の
上方後部には一対の後部支持スプロケット39、39
を、2段支持枠20の前端にはシ−ブ40をそれぞれ設
けてある。
【0012】前記2段伝達部材21であるチェーン41
の一端は2段昇降パレット22の前部と後部とに連結さ
れ、前部のチェーン41は前部支持スプロケット37、
後部支持スプロケット39、駆動スプロケット36を掛
け回し、後部のチェーン41は後部支持スプロケット3
9、駆動スプロケット36を掛け回し、前部のチェーン
41と後部のチェーン41との他端を連結部材42にて
ワイヤ43の一端に接続し、このワイヤ43はシーブ4
0を掛け回してワイヤドラム38に巻取るようにしてあ
る。
【0013】このようにして駆動スプロケット36、3
6とワイヤドラム38との間の2段伝達部材21は2段
支持枠20の前後方向に沿わせるとともに一定の張りを
与えている。44は駆動スプケット36、36とワイ
ヤドラム38との間のチェーン41、41の他端に設け
た作動金具、45は2段支持枠20に設けたリミットス
イッチである。
【0014】3段昇降パレット26を昇降させる3段伝
達部材25の掛け方は2段昇降パレット22の掛け方と
同様である。図3は上段パレット31を昇降させる上段
伝達部材30の掛け方を示したもので、上段フレ−ム1
7の他端には上段モ−タ32にて駆動される一対の駆動
スプロケット46、46を、上段フレ−ム17の上方前
部には前部支持スプロケット47とワイヤドラム48と
を、上段フレ−ム17の上方後部には一対の後部支持ス
プロケット49,49を、上段フレ−ム17の前端には
シ−ブ50を、上段フレ−ム17の上方中間部にはシ−
ブ51をそれぞれ設けてある。
【0015】前記上段伝達部材30であるチェ−ン52
の一端は上段昇降パレット31の前部と後部とに連結さ
れ、前部のチェ−ン52は前部支持スプロケット47、
後部支持スプロケット49、駆動スプロケット46を掛
け回し、後部のチェ−ン52は後部支持スプロケット4
9、駆動スプロケット46を掛け回し、前部のチェ−ン
52と後部のチェ−ン52との他端を連結部材54にて
ワイヤ53の一端を接続し、このワイヤ53はシ−ブ5
0、シ−ブ51を掛け回して保持手段であるワイヤドラ
ム48に巻取るようにしてある。
【0016】このようにして駆動スプロケット46、4
6とワイヤドラム48との間の上段伝達部材30は上段
フレ−ム17の前後方向に沿わせるとともに一定の張り
を与えている。55は駆動スプロケット46、46とワ
イヤドラム48との間のチェ−ン52、52の他端に設
けた作動金具、56は上段フレ−ム17に設けたリミッ
トスイッチである。
【0017】図4乃至図6は2段支持枠20に取付けた
リミットスイッチ45と作動金具44とを示すもので、
2段支持枠20の後端にはブラケット57が立設され、
このブラケット57に2段モ−タ23と駆動スプロケッ
ト36が取付けられている。前記作動金具44はプレ−
ト58上に一対の丸棒59、59が固着され、この作動
金具44は丸棒59、59間のプレ−ト58とチェ−ン
41、41のロ−ラ60、60、60、60間をボルト
61、61とナット62、62とでチェ−ン41、41
に取付けられている。
【0018】前記連結部材42は一端をチェ−ン41、
41のピン63、63に回動自在に設けられ、他端をワ
イヤ43に接続するボルト64を取付ける一対の連結プ
レ−ト65、65と、チェ−ン41、41のリンクプレ
−ト66、66と前記連結プレ−ト65、65間に介装
したカラ−67、67と、ワイヤ43と連結プレ−ト6
5、65間に介装したカラ−68、68と、ナット6
9、69とより構成されている。
【0019】前記リミットスイッチ45は前記ブラケッ
ト57と、このブラケット57に支持されたチェ−ン4
1、41の受部材70との間に取付けたフラットバ−7
1に取付けられ、作動金具44の丸棒59がリミットス
イッチ45を作動させるようにしてある。ところで本実
施例では、ワイヤをワイヤドラムで巻取るようにしてい
るが、ワイヤを前部支持スプロケットと駆動スプロケッ
トとの間のチェ−ンに連結しても同様の作用効果を有す
るものである。
【0020】本考案は前記の如き構成で次に作用につい
て説明する。2列目8の2段昇降パレット22を下降さ
せる場合、2段モ−タ23により駆動スプロケット36
を駆動し、2段伝達部材21をワイヤドラム38より送
り出すと、2段昇降パレット22は下降し、最下降(地
面に接地)すると、チェ−ン41、41に設けた作動金
具44の丸棒59が2段支持枠20に設けたリミットス
イッチ45を作動させる。
【0021】すると2段モ−タ23が停止して、2段伝
達部材21の送り出しも止まる。このとき、作動金具4
4が取付けられているチェ−ン41、41には一定の張
りを与えられているのでリミットスイッチ45の作動は
確実に行なわれる。
【0022】
【考案の効果】以上の如く本考案は、上段フレーム若し
くは中段支持枠の前部にリミットスイッチを、駆動スプ
ロケットとシーブとの間で一定の張りを与えられたチェ
ーンに作動金具をそれぞれ設け、昇降パレットの最下降
時に作動金具にてリミットスイッチを作動させて、モー
タを停止するようにしたので、昇降パレットが下降時に
揺れても、リミットスイッチは確実に作動し、モータは
確実に停止して、チェーンを切断することはない。
【0023】またリミットスイッチを人が踏むこともな
い。さらに昇降パレットの昇降作動時に前後移動するチ
ェーンを利用してリミットスイッチを作動させるように
したので、昇降パレットの昇降作動以外に余分な作動を
必要とせず、昇降パレットの円滑な昇降作動を損なうこ
となく確実に昇降パレットの最下降位置を検知すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】駐車装置の全体図である。
【図2】図1のA−A断面矢視図である。
【図3】図1のB−B矢視図である。
【図4】2段支持枠に取付けたリミットスイッチと作動
金具との詳細図である。
【図5】作動金具と連結部材の平面図である。
【図6】図5の側面図である。
【符号の説明】
17 上段フレ−ム 21 2段伝達部材 22 2段昇降パレット 23 モ−タ 25 3段伝達部材 26 3段昇降パレット 28 中段支持枠 30 上段伝達部材 31 上段昇降パレット 32 モ−タ 36 駆動スプロケット 44 作動金具 45 リミットスイッチ 46 駆動スプロケット 55 作動金具 56 リミットスイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上段フレーム若しくは横行可能な中段支持
    枠に、チェーンを介して昇降パレットを吊設し上段フ
    レーム若しくは中段支持枠の後部には駆動スプロケット
    を駆動して前記チェーンを移動させるモータを設け
    記駆動スプロケットから前方に沿わせたチェーンにはワ
    イヤを連結し、上段フレーム若しくは中段支持枠の前部
    には、前記ワイヤを掛け回してチェーンに一定の張りを
    与えるシーブを設けてなる立体駐車装置において、前記
    駆動スプロケットとシーブとの間で前後移動するチェー
    ンには昇降パレットの最下降時に上段フレーム若しく
    は中段支持枠の後部に設けたリミットスイッチを作動さ
    せる作動金具を設け、前記リミットスイッチの作動によ
    りモータを停止させてなる立体駐車装置における昇降パ
    レットの最下降時検出装置。
JP1992008668U 1992-02-26 1992-02-26 立体駐車装置における昇降パレットの最下降時検出装置 Expired - Fee Related JP2551164Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04360972A (ja) * 1991-06-07 1992-12-14 Nissei Build Kogyo Co Ltd 立体駐車装置におけるパレット昇降用チェーンの緩み検出装置

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