JPH0643207B2 - 回転棚の製造方法 - Google Patents

回転棚の製造方法

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JPH0643207B2
JPH0643207B2 JP26335987A JP26335987A JPH0643207B2 JP H0643207 B2 JPH0643207 B2 JP H0643207B2 JP 26335987 A JP26335987 A JP 26335987A JP 26335987 A JP26335987 A JP 26335987A JP H0643207 B2 JPH0643207 B2 JP H0643207B2
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悟吉 波戸内
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、下部を駆動チェンで、上部をリンクで、夫々
無端状に連結した多数の棚単体を、各棚単体の下部に設
けた車輪を支持する下部ガイドレールと、各棚単体の上
部に設けたガイドローラーが嵌合する上部ガイドレール
とを介して、水平循環経路上で回動可能に支持し、前記
駆動チェンに咬合する駆動歯輪と遊転歯輪とを前記水平
循環経路の両端Uターン部に軸支した回転棚の製造方法
に関するものである。
(従来の技術及びその問題点) この種の従来の回転棚に於いては、小ピッチで連結され
る小型棚単体を使用する回転棚である場合と、大ピッチ
で連結される大型棚単体を使用する回転棚である場合と
で、これら棚単体を連結する駆動チェンのピッチに対応
させて前記駆動歯輪や遊転歯輪の直径を変えていた。従
って前記棚単体の水平循環経路の軌跡、即ち前後の直線
経路部間の間隔や両端Uターン部の半径が、小型棚単体
を使用する回転棚では小さくなり、大型棚単体を使用す
る回転棚では大きくなるように変化することになり、前
記上下両ガイドレールを含むフレーム自体を、小型棚単
体を使用する回転棚と大型棚単体を使用する回転棚とで
サイズを変えて製造していた。
このような従来の製造方法では、小型棚単体用フレーム
と大型棚単体用フレームとを製造しなければならず、あ
らゆる面でコスト高になる欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記のような従来の問題点を解決し得る回転棚
の製造方法を提案するものであって、その特徴は、小型
棚単体を小ピッチで連結する小ピッチ駆動チェンを使用
する回転棚に於ける前記歯輪の直径と、大型棚単体を大
ピッチで連結する大ピッチ駆動チェンを使用する回転棚
に於ける前記歯輪の直径とを、近似にし、小型棚単体及
び大型棚単体の前記車輪とガイドローラーとは、共通の
前記上下両ガイドレールが使用出来る位置に配設する点
にある。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
する。
第1図及び第2図に於いて、1は回動方向の長さ(左右
巾)の大きな大型棚単体であって、その水平循環経路は
下部ガイドレール2と上部ガイドレール3とによって構
成されており、これら両ガイドレール2,3は支持フレ
ーム4によって互いに連結一体化されている。前記水平
循環経路の両Uターン部には、下部ガイドレール2の直
上位置に於いて駆動歯輪5と遊転歯輪6とが支承されて
いる。遊転歯輪6は、従来周知のように駆動チェンテー
クアップ用位置調節手段によって位置を水平循環経路の
長さ方向に調節することが出来る。
第3図〜第6図に示すように前記各大型棚単体1は、底
部内側位置が駆動チェン7によつて等間隔置きに無端状
に連結されると共に、上端内側位置が前記駆動チェン7
のチェンリンク長さと同一長さの連結リンク8によって
等間隔置きに無端状に連結されている。前記駆動チェン
7は、各棚単体1の底部内側辺に固着された外側チェン
リンク7aと各外側チェンリンク7aを連結する内側チ
ェンリンク7bとから成り、この駆動チェン7を掛張す
る前記駆動歯輪5及び遊転歯輪6には、各チェンリンク
7a,7bに嵌合する歯9a間にチェンピン7cが嵌合
する凹部9bを備えており、何れも6枚歯の駆動歯輪5
と遊転歯輪6とが使用されている。
前記各大型棚単体1には、その底部内側辺に2つの溝付
き自在車輪10a,10bが取り付けられ、各棚単体1
の上端内側辺には前記連結リンク8の枢着支軸と同心状
態で2つのガイドローラー11a,11bが軸支されて
いる。前記溝付き自在車輪10a,10bは丸棒状の下
部ガイドレール2に嵌合し、ガイドローラー11a,1
1bは上部ガイドレール3の下向き溝部3a内に遊嵌し
ている。
尚、上部ガイドレール3の両端Uターン部は、円弧状に
湾曲するアングル材12とその内側で円弧状に湾曲する
補強用帯板13とから構成され、ガイドローラー11
a,11bは前記アングル材12の内側垂直面に当接転
動する。
前記駆動歯輪5は、減速機付きモーター14の出力軸1
4aに直接取り付けられている。当該モーター14は、
下部ガイドレール2の前後直線経路部2a,2bをUタ
ーン部2cの近傍位置で互いに連結するフレーム15
a,15bから前記駆動歯輪5の上側に延出するように
突設されたモーター支持用ブラケツト16の遊端に取り
付けられている。尚、前記フレーム15aは支持フレー
ム4の下端を支持している。
各大型棚単体1は、2つの溝付き自在車輪10a,10
bを介して下部ガイドレール2に支持され、重力で外側
下方へ転倒するのを、2つのガイドローラー11a,1
1bが上部ガイドレール3の下向き溝部3aの外側内面
及びUターン部に於けるアングル材12の垂直内面に当
接することにより阻止され、垂直姿勢に保持されてい
る。係る状態でモーター14を稼働させて駆動歯輪5を
直接駆動することにより駆動チェン7を回動させると、
当該駆動チェン7で無端状に連結されている各棚単体1
が上下ガイドレール2,3に案内されながら水平循環経
路上を回動することになる。
このように水平循環経路上で回動させることの出来る多
数の棚単体1を備えた回転棚の使用方法そのものは、従
来のこの種の回転棚と同一であるから説明は省略する。
第7図は本発明方法によって製造された小型棚単体使用
の回転棚の要部を示しており、使用される小型棚単体1
7は前記大型棚単体1と比較して回動方向の長さ(左右
巾)の小さなもので、従ってこれを無端状に連結する駆
動チェン18としては、各棚単体17に固着される外側
チェンリンク18aと各棚単体17間に位置する内側チ
ェンリンク18bとの間のチェンピン18cのピッチの
小さいものが使用されている。しかしこの小ピッチ駆動
チェン18を掛張する駆動歯輪19と遊転歯輪(図示省
略)としては、前記大型棚単体1を使用する回転棚の駆
動歯輪5及び遊転歯輪6と直径が近似の8枚歯のものを
使用している。19aは歯であり、19bは歯間のチェ
ンピン嵌合凹部である。
この結果、前記小ピッチ駆動チェン18の回動軌跡は、
前記大型棚単体1を駆動する大ピッチ駆動チェン7の回
動軌跡と略同一になる。従って、前記小型棚単体17を
案内するガイドレールとしては、前記大型棚単体1を使
用した回転棚に於ける下部ガイドレール2と上部ガイド
レール3とをそのまま転用している。換言すれば、共通
のガイドレール2,3を使用して前記小型棚単体17を
案内し得るように、これら小型棚単体17に対する溝付
き自在車輪20a,20bとガイドローラー21a,2
1b(第6図参照)の取り付け位置が考慮されている。
尚、第6図に示すように、前記大型棚単体1と同様に小
型棚単体17の上部も小ピッチ駆動チェン18のチェン
リンクと同一長さの連結リンク22によって無端状に連
結されている。
勿論、前記駆動歯輪18を駆動する減速機付きモーター
14や当該モーター14を支持するブラケット16及び
フレーム15a,15b等も、前記大型棚単体1を使用
する回転棚のものがそのまま使用されている。
(発明の作用及び効果) 以上のように実施し得る本発明の回転棚の製造方法によ
れば、大ピッチ駆動チェンで連結される大型棚単体使用
の回転棚と小ピッチ駆動チェンで連結される小型棚単体
使用の回転棚の何れをも、上下両ガイドレールを含むフ
レームは共通にして構成することが出来る。又、駆動チ
ェンを掛張する歯輪の直径も近似であるから、歯輪の軸
支位置も同一にして駆動歯輪の駆動機構や遊転歯輪の位
置調整装置(駆動チェンのテークアップ装置)等も共通
のフレーム上の同一位置に設置しておくことが出来、何
れの回転棚も安価に製造することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は回転棚全体の概略平面図、第2図は同概略正面
図、第3図は駆動装置部分を示す横断平面図、第4図は
上部ガイドレールのUターン部を示す平面図、第5図は
駆動装置部分を示す縦断側面図、第6図は棚単体の上下
案内部分を示す一部縦断背面図、第7図は小型棚単体を
使用して構成した回転棚の要部の横断平面図である。 1……大型棚単体、2……下部ガイドレール、3……上
部ガイドレール、4……支柱フレーム、5,19……駆
動歯輪、6……遊転歯輪、7……大ピッチ駆動チェン、
8,22……連結リンク、10a,10b,20a,2
0b……溝付き自在車輪、11a,11b,21a,2
1b……ガイドローラー、14……減速機付きモータ
ー、17……小型棚単体、18……小ピッチ駆動チェ
ン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部を駆動チェンで、上部をリンクで、夫
    々無端状に連結した多数の棚単体を、各棚単体の下部に
    設けた車輪を支持する下部ガイドレールと、各棚単体の
    上部に設けたガイドローラーが嵌合する上部ガイドレー
    ルとを介して、水平循環経路上で回動可能に支持し、前
    記駆動チェンに咬合する駆動歯輪と遊転歯輪とを前記水
    平循環経路の両端Uターン部に軸支した回転棚に於い
    て、小型棚単体を小ピッチで連結する小ピッチ駆動チェ
    ンを使用する回転棚に於ける前記歯輪の直径と、大型棚
    単体を大ピッチで連結する大ピッチ駆動チェンを使用す
    る回転棚に於ける前記歯輪の直径とを、近似にし、小型
    棚単体及び大型棚単体の前記車輪とガイドローラーと
    は、共通の前記上下両ガイドレールが使用出来る位置に
    配設することを特徴とする回転棚の製造方法。
JP26335987A 1987-10-19 1987-10-19 回転棚の製造方法 Expired - Lifetime JPH0643207B2 (ja)

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JPH01107706A JPH01107706A (ja) 1989-04-25
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