JPS6222484Y2 - - Google Patents
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- JPS6222484Y2 JPS6222484Y2 JP16715883U JP16715883U JPS6222484Y2 JP S6222484 Y2 JPS6222484 Y2 JP S6222484Y2 JP 16715883 U JP16715883 U JP 16715883U JP 16715883 U JP16715883 U JP 16715883U JP S6222484 Y2 JPS6222484 Y2 JP S6222484Y2
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- JP
- Japan
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- tray
- drive chain
- wheels
- guide
- wheel
- Prior art date
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、駆動チエンによつて無端状に連結し
た多数のトレーを水平循環経路上で回動させ得る
ようにした回転ラツク装置の改良に関するもので
ある。
た多数のトレーを水平循環経路上で回動させ得る
ようにした回転ラツク装置の改良に関するもので
ある。
前記トレーは、水平循環経路にそつて架設され
た内外一対のガイドレール上を転動する支持用水
平軸車輪をトレーの前後両端部に備え、このトレ
ーに結合された駆動チエンの回動に伴つて前記水
平循環経路上を回動するものである。前記駆動チ
エンは、一般に軽負荷向きのシングルリンクチエ
ンが使用されており、トレーの移動経路を規制す
るためのガイドレールに遊嵌する垂直軸ホイール
は、前記駆動チエンの各リンクピンと同心位置に
軸支されていた。然し乍ら、一つの水平循環経路
上で連動移動するトレーの台数が多い場合や1つ
のトレーに於ける積載荷重が重い場合等、駆動チ
エンとしてダブルリンクの高負荷用チエンを使用
する必要がある場合には、上記のように駆動チエ
ンのリンクピンと同心位置にガイド用垂直軸ホイ
ールを軸支したり、当該チエンのローラーをガイ
ド用に利用することは、スペースや強度等の関係
から不都合が多い。従つて、ダブルリンクの駆動
チエンを使用する場合には、トレーの駆動チエン
取付け位置とは異なる適当位置に於てガイド用垂
直軸ホイールを軸支する必要が生じる。
た内外一対のガイドレール上を転動する支持用水
平軸車輪をトレーの前後両端部に備え、このトレ
ーに結合された駆動チエンの回動に伴つて前記水
平循環経路上を回動するものである。前記駆動チ
エンは、一般に軽負荷向きのシングルリンクチエ
ンが使用されており、トレーの移動経路を規制す
るためのガイドレールに遊嵌する垂直軸ホイール
は、前記駆動チエンの各リンクピンと同心位置に
軸支されていた。然し乍ら、一つの水平循環経路
上で連動移動するトレーの台数が多い場合や1つ
のトレーに於ける積載荷重が重い場合等、駆動チ
エンとしてダブルリンクの高負荷用チエンを使用
する必要がある場合には、上記のように駆動チエ
ンのリンクピンと同心位置にガイド用垂直軸ホイ
ールを軸支したり、当該チエンのローラーをガイ
ド用に利用することは、スペースや強度等の関係
から不都合が多い。従つて、ダブルリンクの駆動
チエンを使用する場合には、トレーの駆動チエン
取付け位置とは異なる適当位置に於てガイド用垂
直軸ホイールを軸支する必要が生じる。
本考案は、このような状況に適応した構成の回
転ラツク装置を提供するものであつて、以下、そ
の一実施例を添付の例示図に基づいて説明する。
転ラツク装置を提供するものであつて、以下、そ
の一実施例を添付の例示図に基づいて説明する。
第1図及び第2図に於て、1は上下複数段の回
転ラツク単体であつて、各回転ラツク単体1は、
駆動歯輪2と遊転歯輪3とに掛張された無端状の
駆動チエン4、この駆動チエン4に適当間隔置き
に結合されたトレー5、当該トレー5を支持案内
する内外一対の支持用レール6,7、前記トレー
5の移動経路を規制するガイドレール8、及び前
記駆動歯輪2を駆動するモーター9を備え、前記
駆動チエン4を前記モーター9によつて回動させ
ることにより、数珠繋ぎに連結されている各トレ
ー5を長円形の水平循環経路に於て回動させるこ
とが出来る。
転ラツク単体であつて、各回転ラツク単体1は、
駆動歯輪2と遊転歯輪3とに掛張された無端状の
駆動チエン4、この駆動チエン4に適当間隔置き
に結合されたトレー5、当該トレー5を支持案内
する内外一対の支持用レール6,7、前記トレー
5の移動経路を規制するガイドレール8、及び前
記駆動歯輪2を駆動するモーター9を備え、前記
駆動チエン4を前記モーター9によつて回動させ
ることにより、数珠繋ぎに連結されている各トレ
ー5を長円形の水平循環経路に於て回動させるこ
とが出来る。
第3図乃至第5図に示すように、前記トレー5
は、矩形の底板10、左右側壁板11、及び後側
壁板12を備え、底板10の前端部には低い山形
状の突出部10aが全巾にわたつて形成されてい
る。13は左右一対の前部支持用水平軸車輪であ
つて、トレー5の前端で底板10より低い箇所
に、前記底板10の前端立ち下がり部10bと補
強板14とを介して軸支されている。15は左右
一対の後部支持用水平軸車輪であつて、トレー5
の後端で前記車輪13と同一レベルの位置に、ブ
ラケツト16を介して軸支されている。17は左
右一対のガイド用垂直軸ホイールであつて、トレ
ー5の底板10より下側で後端近傍位置に、前記
ブラケツト16を介して軸支されている。前記駆
動チエン4は、上下一対の内側リンク18、上下
一対の外側リンク19、及びこれ等リンク18,
19を連結するローラー付き垂直ピン20から構
成されたダブルリンクのローラーチエンであつ
て、前記トレー5に於ける後側壁板12の上端か
ら後方に突出するブラケツト21の下側に、外側
リンク19の上側リンク19aが2本の止着具2
2により取付けられている。
は、矩形の底板10、左右側壁板11、及び後側
壁板12を備え、底板10の前端部には低い山形
状の突出部10aが全巾にわたつて形成されてい
る。13は左右一対の前部支持用水平軸車輪であ
つて、トレー5の前端で底板10より低い箇所
に、前記底板10の前端立ち下がり部10bと補
強板14とを介して軸支されている。15は左右
一対の後部支持用水平軸車輪であつて、トレー5
の後端で前記車輪13と同一レベルの位置に、ブ
ラケツト16を介して軸支されている。17は左
右一対のガイド用垂直軸ホイールであつて、トレ
ー5の底板10より下側で後端近傍位置に、前記
ブラケツト16を介して軸支されている。前記駆
動チエン4は、上下一対の内側リンク18、上下
一対の外側リンク19、及びこれ等リンク18,
19を連結するローラー付き垂直ピン20から構
成されたダブルリンクのローラーチエンであつ
て、前記トレー5に於ける後側壁板12の上端か
ら後方に突出するブラケツト21の下側に、外側
リンク19の上側リンク19aが2本の止着具2
2により取付けられている。
第4図、第6図、及び第7図に示すように、前
記内外一対の支持用レール6,7の内、内側支持
用レール6は、前記トレー5の後部支持用水平軸
車輪15を支持し得る位置で、トレー5の長円形
水平循環経路に於ける駆動歯輪2と遊転歯輪3と
の間の直線経路部分にのみ架設され、駆動チエン
4の真下に位置するオイル受け溝6aを有する。
外側支持用レール7は、前記トレー5の前部支持
用水平軸車輪13を支持し得る位置で、トレー5
の長円形水平循環経路の全長にわたつて架設され
ている。又、前記ガイドレール8は、前記トレー
5のガイド用垂直軸ホイール17が遊嵌し得る溝
形断面のものであつて、当該ホイール17が遊嵌
し得る位置で、トレー5の長円形水平循環経路の
全長にわたつて架設されている。23は内側支持
用レール6を支持する固定支柱、24は外側支持
用レール7を支持する固定支柱である。25はガ
イドレール8を支持する梁材であつて、内外両支
柱23,24間に架設されている。第6図に示す
ように前記モーター9は、前記駆動チエン4で囲
まれた空間(一対の内側支持用レール6間の空
間)内で駆動歯輪2に隣接する箇所に、回転軸が
上下方向に指向するように、そして各段の回転ラ
ツク単体1に於けるモーター9が平面視に於て左
右交互に位置するように、固定機枠に取付けら
れ、附属の減速機9aの出力軸と駆動歯輪2の受
動軸2aとが伝動歯輪26a,26bとチエン2
7とを介して連動連結されている。
記内外一対の支持用レール6,7の内、内側支持
用レール6は、前記トレー5の後部支持用水平軸
車輪15を支持し得る位置で、トレー5の長円形
水平循環経路に於ける駆動歯輪2と遊転歯輪3と
の間の直線経路部分にのみ架設され、駆動チエン
4の真下に位置するオイル受け溝6aを有する。
外側支持用レール7は、前記トレー5の前部支持
用水平軸車輪13を支持し得る位置で、トレー5
の長円形水平循環経路の全長にわたつて架設され
ている。又、前記ガイドレール8は、前記トレー
5のガイド用垂直軸ホイール17が遊嵌し得る溝
形断面のものであつて、当該ホイール17が遊嵌
し得る位置で、トレー5の長円形水平循環経路の
全長にわたつて架設されている。23は内側支持
用レール6を支持する固定支柱、24は外側支持
用レール7を支持する固定支柱である。25はガ
イドレール8を支持する梁材であつて、内外両支
柱23,24間に架設されている。第6図に示す
ように前記モーター9は、前記駆動チエン4で囲
まれた空間(一対の内側支持用レール6間の空
間)内で駆動歯輪2に隣接する箇所に、回転軸が
上下方向に指向するように、そして各段の回転ラ
ツク単体1に於けるモーター9が平面視に於て左
右交互に位置するように、固定機枠に取付けら
れ、附属の減速機9aの出力軸と駆動歯輪2の受
動軸2aとが伝動歯輪26a,26bとチエン2
7とを介して連動連結されている。
第7図に示すように前記遊転歯輪3は、各段の
回転ラツク単体1毎に、駆動歯輪2と遊転歯輪3
とを結ぶ駆動チエン緊張弛緩方向(矢印28a,
28b方向)に移動可能に固定機枠に支持された
駆動チエンテークアツプ用可動機枠29に垂直支
軸3aを介して枢着され、この遊転歯輪3側に於
ける外側支持用レール7のUターン部7a、及び
ガイドレール8のUターン部8aは、各レール
7,8の直線部7b,8bから切り離されて前記
可動機枠29上に固着されている。外側支持用レ
ールUターン部7aの遊端には、同レール直線部
7bの内側縁と摺接する巾広レール板30が連設
され、トレー5の前部支持用水平軸車輪13はこ
の巾広レール板30上を経由してレールUターン
部7aとレール直線部7bとの間を円滑に乗り移
ることが出来る。又、ガイドレールUターン部8
aの遊端は、同レール直線部8bと対向する状態
で固定支持部材31上に移動可能に支持されてい
る。
回転ラツク単体1毎に、駆動歯輪2と遊転歯輪3
とを結ぶ駆動チエン緊張弛緩方向(矢印28a,
28b方向)に移動可能に固定機枠に支持された
駆動チエンテークアツプ用可動機枠29に垂直支
軸3aを介して枢着され、この遊転歯輪3側に於
ける外側支持用レール7のUターン部7a、及び
ガイドレール8のUターン部8aは、各レール
7,8の直線部7b,8bから切り離されて前記
可動機枠29上に固着されている。外側支持用レ
ールUターン部7aの遊端には、同レール直線部
7bの内側縁と摺接する巾広レール板30が連設
され、トレー5の前部支持用水平軸車輪13はこ
の巾広レール板30上を経由してレールUターン
部7aとレール直線部7bとの間を円滑に乗り移
ることが出来る。又、ガイドレールUターン部8
aの遊端は、同レール直線部8bと対向する状態
で固定支持部材31上に移動可能に支持されてい
る。
第8図及び第9図に示すように前記固定支持部
材31上には、前記ガイドレール8のUターン部
8aと同レール直線部8bとの対向端部を左右両
側から挟む一対の固定ガイド32が立設されてい
る。この固定ガイド32の上縁部には、前記ガイ
ドレール8のUターン部8aと同レール直線部8
bの上縁切り欠き部内に突出する突条部32aが
夫々突設されている。従つてトレー5のガイド用
垂直軸ホイール17は、ガイドレールUターン部
8aと同レール直線部8bとの間のレール欠如部
に於ても左右一対の固定ガイド突条部32aによ
つて規制された経路を移動することになる。
材31上には、前記ガイドレール8のUターン部
8aと同レール直線部8bとの対向端部を左右両
側から挟む一対の固定ガイド32が立設されてい
る。この固定ガイド32の上縁部には、前記ガイ
ドレール8のUターン部8aと同レール直線部8
bの上縁切り欠き部内に突出する突条部32aが
夫々突設されている。従つてトレー5のガイド用
垂直軸ホイール17は、ガイドレールUターン部
8aと同レール直線部8bとの間のレール欠如部
に於ても左右一対の固定ガイド突条部32aによ
つて規制された経路を移動することになる。
各段の回転ラツク単体1に於ける前記駆動チエ
ンテークアツプ用可動機枠29は、第7図に示す
ようにその内端部とこれに対向する固定支柱33
との間に介装されたシリンダー・ピストンユニツ
ト34によつて各別に矢印28a,28b方向に
強制移動せしめることが出来る。35は前記シリ
ンダー・ピストンユニツト34が故障したときに
使用される手動操作手段であつて、固定機枠に自
転のみ可能に支承され且つ外端部に回転操作ハン
ドル36を備えた螺軸37、この螺軸37に螺嵌
し且つ可動機枠29側のスライドガイド38を介
して矢印28a,28b方向にのみ移動可能に可
動機枠29に支持された移動体39、及び前記移
動体39に対向するように可動機枠29に設けら
れた前後一対の被押圧部材40a,40bから構
成されている。
ンテークアツプ用可動機枠29は、第7図に示す
ようにその内端部とこれに対向する固定支柱33
との間に介装されたシリンダー・ピストンユニツ
ト34によつて各別に矢印28a,28b方向に
強制移動せしめることが出来る。35は前記シリ
ンダー・ピストンユニツト34が故障したときに
使用される手動操作手段であつて、固定機枠に自
転のみ可能に支承され且つ外端部に回転操作ハン
ドル36を備えた螺軸37、この螺軸37に螺嵌
し且つ可動機枠29側のスライドガイド38を介
して矢印28a,28b方向にのみ移動可能に可
動機枠29に支持された移動体39、及び前記移
動体39に対向するように可動機枠29に設けら
れた前後一対の被押圧部材40a,40bから構
成されている。
前記可動機枠29がシリンダー・ピストンユニ
ツト34によつて矢印28a,28b方向に移動
せしめられるときは、移動体39は固定機枠側の
一定位置に位置しており、この移動体39に対し
て可動機枠29側の前後一対の被押圧部材40
a,40bが相対移動することになる。シリンダ
ー・ピストンユニツト34が故障したときは、ハ
ンドル36で螺軸37を回転させ、移動体39を
矢印28a方向又は28b方向に強制移動させて
当該移動体39で被押圧部材40a又は40bを
押圧させることにより、可動機枠29を矢印28
a方向又は28b方向に移動させることが出来
る。通常は、前記シリンダー・ピストンユニツト
34により可動機枠29を駆動チエン緊張方向2
8aに一定圧力で付勢することにより、当該可動
機枠29上に軸支されている遊転歯輪3によつて
駆動チエン4を常時緊張状態に保持し得る。又、
保守作業等のために駆動チエン4を弛緩させる必
要が生じた場合は、シリンダー・ピストンユニツ
ト34により可動機枠29を駆動チエン弛緩方向
28bに移動させれば良い。
ツト34によつて矢印28a,28b方向に移動
せしめられるときは、移動体39は固定機枠側の
一定位置に位置しており、この移動体39に対し
て可動機枠29側の前後一対の被押圧部材40
a,40bが相対移動することになる。シリンダ
ー・ピストンユニツト34が故障したときは、ハ
ンドル36で螺軸37を回転させ、移動体39を
矢印28a方向又は28b方向に強制移動させて
当該移動体39で被押圧部材40a又は40bを
押圧させることにより、可動機枠29を矢印28
a方向又は28b方向に移動させることが出来
る。通常は、前記シリンダー・ピストンユニツト
34により可動機枠29を駆動チエン緊張方向2
8aに一定圧力で付勢することにより、当該可動
機枠29上に軸支されている遊転歯輪3によつて
駆動チエン4を常時緊張状態に保持し得る。又、
保守作業等のために駆動チエン4を弛緩させる必
要が生じた場合は、シリンダー・ピストンユニツ
ト34により可動機枠29を駆動チエン弛緩方向
28bに移動させれば良い。
回転ラツク装置全体の使用方法は従来のものと
同一であり、各段の回転ラツク単体1の内、入出
庫対象のトレー5を含む回転ラツク単体1の駆動
チエン4をモーター9により回動させ、当該駆動
チエン4によつて無端状に連結されているトレー
5群を水平循環経路に於て回動させることによ
り、入出庫対象のトレー5を入出庫作業位置に呼
び出し、当該トレー5に対する入出庫作業を行う
ことが出来る。
同一であり、各段の回転ラツク単体1の内、入出
庫対象のトレー5を含む回転ラツク単体1の駆動
チエン4をモーター9により回動させ、当該駆動
チエン4によつて無端状に連結されているトレー
5群を水平循環経路に於て回動させることによ
り、入出庫対象のトレー5を入出庫作業位置に呼
び出し、当該トレー5に対する入出庫作業を行う
ことが出来る。
本考案の回転ラツク装置は以上のように実施し
得るものであるが、その特徴は、トレーの前後両
端下側部に支持用水平軸車輪13,15を軸支す
ると共に、該トレーの底部で後端近傍位置にガイ
ド用垂直軸ホイール17を軸支し、前記トレーの
水平循環経路にそつて張設された駆動チエン4と
前記トレーとを、当該トレーの後端外側で前記支
持用水平軸車輪15の上方位置に於て互いに連結
すると共に、前記前後両支持用水平軸車輪13,
15を介してトレーを移動可能に支持する内外一
対の支持用レール6,7と、前記ガイド用垂直軸
ホイール17が遊嵌するガイドレール8とを架設
した点にある。このように駆動チエンとガイド用
垂直軸ホイールとを分離した本考案の構成によれ
ば、トレーを回動させる駆動チエンに直接ガイド
用垂直軸ホイールを軸支したり、当該チエンのロ
ーラーをガイド用垂直軸ホイールに利用する必要
がなくなり、前記駆動チエンとして実施例に示し
たような嵩高い高負荷用のダブルリンクチエンを
使用することが、スペースや強度面等に於て不都
合を伴うことなく行える。しかもこの駆動チエン
はトレーの厚さによつて必然的に生じるトレー後
側の空間内に位置させることが出来るので、嵩高
いダブルリンクチエンを使用するために特別な駆
動チエン取付け空間を確保する必要がない。更
に、前記駆動チエンから分離したガイド用垂直軸
ホイールは、支持用水平軸車輪の存在によつて必
然的に生じるトレー底部の空間内に軸支され、こ
のガイド用垂直軸ホイールを軸支するための特別
な空間を確保する必要もないため、従来の構成、
即ちシングルリンクの駆動チエンに直接ガイド用
垂直軸ホイールを軸支した構成と比較して、トレ
ー周りの空間を拡大する必要はなく、前記のよう
に高負荷用のダブルリンクの駆動チエンを使用す
るのに好ましい構造の回転ラツク装置であり乍
ら、全体を比較的コンパクトに構成することが出
来るのである。
得るものであるが、その特徴は、トレーの前後両
端下側部に支持用水平軸車輪13,15を軸支す
ると共に、該トレーの底部で後端近傍位置にガイ
ド用垂直軸ホイール17を軸支し、前記トレーの
水平循環経路にそつて張設された駆動チエン4と
前記トレーとを、当該トレーの後端外側で前記支
持用水平軸車輪15の上方位置に於て互いに連結
すると共に、前記前後両支持用水平軸車輪13,
15を介してトレーを移動可能に支持する内外一
対の支持用レール6,7と、前記ガイド用垂直軸
ホイール17が遊嵌するガイドレール8とを架設
した点にある。このように駆動チエンとガイド用
垂直軸ホイールとを分離した本考案の構成によれ
ば、トレーを回動させる駆動チエンに直接ガイド
用垂直軸ホイールを軸支したり、当該チエンのロ
ーラーをガイド用垂直軸ホイールに利用する必要
がなくなり、前記駆動チエンとして実施例に示し
たような嵩高い高負荷用のダブルリンクチエンを
使用することが、スペースや強度面等に於て不都
合を伴うことなく行える。しかもこの駆動チエン
はトレーの厚さによつて必然的に生じるトレー後
側の空間内に位置させることが出来るので、嵩高
いダブルリンクチエンを使用するために特別な駆
動チエン取付け空間を確保する必要がない。更
に、前記駆動チエンから分離したガイド用垂直軸
ホイールは、支持用水平軸車輪の存在によつて必
然的に生じるトレー底部の空間内に軸支され、こ
のガイド用垂直軸ホイールを軸支するための特別
な空間を確保する必要もないため、従来の構成、
即ちシングルリンクの駆動チエンに直接ガイド用
垂直軸ホイールを軸支した構成と比較して、トレ
ー周りの空間を拡大する必要はなく、前記のよう
に高負荷用のダブルリンクの駆動チエンを使用す
るのに好ましい構造の回転ラツク装置であり乍
ら、全体を比較的コンパクトに構成することが出
来るのである。
又、駆動チエンをトレーの後側に配置したの
で、この駆動チエンを掛張する歯輪の直径を特別
大ならしめる必要もないし、駆動チエンの全長も
必要最小限の長さとすることが出来る。更に、駆
動歯輪と遊転歯輪とに掛張されている駆動チエン
に対してトレーを結合してゆく組立作業に於て
も、駆動チエンがトレーの底部に結合される構成
と比較して、組立作業を容易に行える。更に、実
施例にも示したようにガイド用垂直軸ホイールを
案内するガイドレールはトレーの水平循環経路の
全長にわたつて架設することが出来るので、トレ
ーをして直線経路部は勿論のこと、Uターン部に
於ても円滑に走行させることが出来る。
で、この駆動チエンを掛張する歯輪の直径を特別
大ならしめる必要もないし、駆動チエンの全長も
必要最小限の長さとすることが出来る。更に、駆
動歯輪と遊転歯輪とに掛張されている駆動チエン
に対してトレーを結合してゆく組立作業に於て
も、駆動チエンがトレーの底部に結合される構成
と比較して、組立作業を容易に行える。更に、実
施例にも示したようにガイド用垂直軸ホイールを
案内するガイドレールはトレーの水平循環経路の
全長にわたつて架設することが出来るので、トレ
ーをして直線経路部は勿論のこと、Uターン部に
於ても円滑に走行させることが出来る。
第1図は概略平面図、第2図は概略側面図、第
3図はトレーと駆動チエンとを示す背面図、第4
図はトレーの支持構造の詳細を示す縦断側面図、
第5図はトレーと駆動チエンとを示す平面図、第
6図は駆動チエンの駆動部を示す平面図、第7図
は駆動チエンのテークアツプ部を示す平面図、第
8図は第7図の要部を示す縦断側面図、第9図は
第8図のX−X線断面図である。 1……回転ラツク単体、2……駆動歯輪、3…
…遊転歯輪、4……駆動チエン、5……トレー、
6,7……内外一対の支持用レール、8……ガイ
ドレール、9……駆動用モーター、13,15…
…支持用水平軸車輪、17……ガイド用垂直軸ホ
イール、29……テークアツプ用可動機枠、34
……テークアツプ用シリンダー・ピストンユニツ
ト、35……テークアツプ用手動操作手段。
3図はトレーと駆動チエンとを示す背面図、第4
図はトレーの支持構造の詳細を示す縦断側面図、
第5図はトレーと駆動チエンとを示す平面図、第
6図は駆動チエンの駆動部を示す平面図、第7図
は駆動チエンのテークアツプ部を示す平面図、第
8図は第7図の要部を示す縦断側面図、第9図は
第8図のX−X線断面図である。 1……回転ラツク単体、2……駆動歯輪、3…
…遊転歯輪、4……駆動チエン、5……トレー、
6,7……内外一対の支持用レール、8……ガイ
ドレール、9……駆動用モーター、13,15…
…支持用水平軸車輪、17……ガイド用垂直軸ホ
イール、29……テークアツプ用可動機枠、34
……テークアツプ用シリンダー・ピストンユニツ
ト、35……テークアツプ用手動操作手段。
Claims (1)
- トレーの前後両端下側部に支持用水平軸車輪を
軸支すると共に、該トレーの底部で後端近傍位置
にガイド用垂直軸ホイールを軸支し、前記トレー
の水平循環経路にそつて張設された駆動チエンと
前記トレーとを、当該トレーの後端外側で前記支
持用水平軸車輪の上方位置に於て互いに連結する
と共に、前記前後両支持用水平軸車輪を介してト
レーを移動可能に支持する内外一対の支持用レー
ルと、前記ガイド用垂直軸ホイールが遊嵌するガ
イドレールとを架設して成る回転ラツク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16715883U JPS6075312U (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | 回転ラツク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16715883U JPS6075312U (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | 回転ラツク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6075312U JPS6075312U (ja) | 1985-05-27 |
JPS6222484Y2 true JPS6222484Y2 (ja) | 1987-06-08 |
Family
ID=30365774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16715883U Granted JPS6075312U (ja) | 1983-10-27 | 1983-10-27 | 回転ラツク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6075312U (ja) |
-
1983
- 1983-10-27 JP JP16715883U patent/JPS6075312U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6075312U (ja) | 1985-05-27 |
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