JP2621660B2 - 回転式棚設備 - Google Patents

回転式棚設備

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JP2621660B2
JP2621660B2 JP40042190A JP40042190A JP2621660B2 JP 2621660 B2 JP2621660 B2 JP 2621660B2 JP 40042190 A JP40042190 A JP 40042190A JP 40042190 A JP40042190 A JP 40042190A JP 2621660 B2 JP2621660 B2 JP 2621660B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば工場内におい
て、多数種の部品を保管し管理するのに使用される回転
式棚設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回転式棚設備としては、たとえば
実公昭59-23559号公報に見られるように、駆動輪体と従
動輪体とを水平方向(横方向)に間隔を置いて配設し、
これら輪体間に無端回動体を巻張し、この無端回動体に
複数の棚(ラック)を取付け、これらの各棚にそれぞれ
棚板を設けて複数段の荷受け部を形成した構成が提供さ
れている。
【0003】図8に示すように、棚板40には仕切り板41
が設けられている。すなわちこの仕切板41は底板42と、
この底板42の上面から前後方向に立設された縦板43とで
形成されている。上記底板42はその前後端に垂下板44を
有する。そして上記仕切板41は、その垂下板44は棚板40
の前後面40a,40bに外嵌することで、棚板40の上面に
取付けられる。
【0004】そして棚群を移動させて目的とする棚を荷
捌き場に対向して停止させ、この停止させた棚の目的と
する荷受け部に対して所期のオーダピッキング作業や、
あるいは荷(ケースも含む)自体の出し入れを行ってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来形式による
と、棚が湾曲部を移動するときや移動開始時あるいは停
止時に、仕切板41に転倒力が作用し、しばしば仕切板41
の位置がずれた。
【0006】また、収納物が仕切板41に寄り掛かった場
合、仕切り板41が転倒する恐れがあった。仕切板41の取
付位置を移動する場合は、図8の仮想線(ホ)に示すよ
うに、いったん仕切板41を棚板40の上方に抜脱したの
ち、目的とする位置にはめ込む。このため、大型で、奥
行きの広い棚などにおいては、仕切板41の取付位置を移
動するのに、大きな労力を要した。
【0007】本発明の目的とするところは、仕切板がず
れたり転倒するのを防止し、仕切板を容易に移動できる
回転式棚設備を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における回転式棚設備は、無端状の一定経路
上を移動自在で、かつ前面開放の複数の棚台車と、これ
ら棚台車を一体的に正逆移動させる駆動装置とにより回
転式棚を構成し、上記棚台車に棚板を横設し、この棚板
に支持案内されて左右方向にスライド移動自在な仕切板
を設け、この仕切板は前後面下端部からそれぞれ上記棚
板の前後面に対向自在な垂下板を有し、かつ上記前面側
の垂下板の下端から上記棚板の下面に対向自在な折曲板
を連接している。
【0009】
【作用】かかる本発明の構成によると、駆動装置によっ
て棚台車群を移動させ、目的の棚台車を所定場所に停止
させたのち、この棚台車の目的とする収納部に対して所
期のオーダピッキング作業あるいは収納物の搬入出を行
う。
【0010】棚台車が移動開始および停止するときやカ
ーブを移動するとき、仕切板に転倒力が作用し、仕切板
がずれようとする。このとき、垂下板が棚板の前後面に
当接するため、仕切板が棚板の左右方向にずれることは
無い。また、仕切板が転倒しようとした場合、折曲板が
棚板の下面に当接するため、仕切板が転倒することは無
い。
【0011】仕切板を移動するときは、仕切板の上端前
部を前方かつ下方へ引き出すことによって、仕切板は後
上りの前傾姿勢となり、このため後面側の垂下板が棚板
の上方に持ち上げられる。この姿勢のまま、仕切板は、
前面側の垂下板と折曲板とが棚板の前面に案内されつ
つ、棚板の左右方向に移動される。
【0012】そして仕切板の上端前部を後方かつ上方へ
押し込むことによって、仕切板は棚板の上面に当接して
支持され、後面側の垂下板が棚板の後面に対向し、移動
前の元の取付け姿勢にもどる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1〜図7に基づ
いて説明する。図1〜図3に示すように、回転式棚1
は、無端長円状の下部レール2と、同形状の上部レール
3と、これらレール2,3に車輪4やローラ5を介して
支持案内される複数の棚台車6とからなる。
【0014】駆動軸7ならびに従動軸8とを上記両レー
ル2,3の内側の円弧中心近くに配設し、これら軸7,
8に駆動輪体9ならびに従動輪体10とを取付け、両輪体
9,10に無端回動体11を巻張している。
【0015】上記無端回動体11には上記棚台車6の背面
側が連結されている。上記駆動軸7には正逆駆動自在な
モータ12が連動連結されている。上記7〜12が棚台車6
群を無端状の一定経路13上で一体的に正逆移動させる駆
動装置14の一例となる。
【0016】上記棚台車6は底板15と両側板16と後板17
と上板18とから構成された前面開放の箱型形状である。
上記底板15の下面から上記車輪4が設けられ、上記上板
18の上面から上記ローラ5が設けられている。
【0017】底板15の両側には、2本の前部支柱19が対
向し、かつ2本後部支柱20が対向して立設する。これら
前後部支柱19,20はそれぞれ両側板16の内面に固着され
ている。第4図に示すように、上記前後部支柱19,20の
内部には中空部21が上下端にわたって形成されている。
前後部支柱19,20の対向面22には、上記中空部21に連通
した矩形状のフック用孔23が上下方向に複数個設けられ
ている。
【0018】上記前後部支柱19,20の適所にはそれぞれ
段面L形のフック24が着脱自在に取付けられている。す
なわち上記フック用孔23に挿入された上記フック24の掛
止部25が前後部支柱19,20の対向面22に掛止されてい
る。上記フック24の受け面26上には棚板27が着脱自在に
載架されている。
【0019】図4〜図7に示すように、上記棚板27に
は、複数の収納部28を区画形成する仕切板29が左右方向
スライド移動自在に設けられている。すなわち、この仕
切板29は棚板27の上面27aに当接自在な底板31と、この
底板31の上面から前後方向に立設された縦板32とで形成
されている。上記底板31の前後面下端部からは、棚板27
の前面27bおよび後面27cに対向自在な垂直状の垂下板
33,34が設けられている。このうち前面側の垂下板33の
下端からは、棚板27の下面27dに対向自在な水平状の折
曲板35が連設されている。
【0020】そして上記垂下板33,34の内面33a,34a
の間隔は棚板27の前後面27b,27cの間隔よりもわずか
に大で、かつ底板31の下面31aと折曲板35の上面35aと
の間隔は棚板27の上下面27a,27dの間隔よりもわずか
に大である。
【0021】以下に上記実施例における作用を説明す
る。回転式棚1の移動は、制御装置36を介して駆動装置
14を作動させ、無端回動体11を正逆回転させることによ
り行え、これによって棚台車6群を一定経路13上で移動
させる。そして目的の棚台車6を所定位置に停止させた
のち、この棚台車6の目的とする収納部28に対して所期
のオーダピッキング作業やあるいは収納物の搬入出を行
う。
【0022】棚台車6が移動開始および停止するときや
一定経路13のカーブ経路部13aを移動しているときに
は、仕切板29に左右方向の転倒力37が作用する。このた
め仕切板29は左右方向にずれようとするが、図7の仮想
線(イ)で示すように、ほんのわずかずれて傾いたとき
に垂下板33,34の内面33a,34aが棚板27の前後面27
b,27cに当接するため固定され、これ以上ずれること
は無い。
【0023】棚台車6の移動、停止時における振動のた
め、収納物が仕切板29に強くぶつかったり、割り掛かっ
て、仕切板29が転倒しようとした場合、図4の仮想線
(ロ)で示すように、ほんのわずか傾いたときに折曲板
35の上面35aが棚板27の下面27dに当接し仕切板29を支
持するため、仕切板29が転倒することは無い。
【0024】仕切板29を棚板27上で移動させるときは、
図5の仮想線(ハ)に示すように、仕切板29の上端前部
を前方かつ下方へ引き出すことによって、仕切板29は後
上りの前傾姿勢となり、このため後面側の垂下板34が棚
板27の上方に持ち上げられる。この姿勢を保持した状態
で、仕切板29を棚板27の左右方向に移動すれば良い。こ
のとき、前面側の垂下板33とが折曲板35と棚板27の前面
27bに案内されて、仕切板29は滑らかに移動する。
【0025】移動後、仕切板29の上端前部を後方かつ上
方へ押し込むことによって、仕切板29は図5の仮想線
(ハ)で示す前傾姿勢から第5図の実線(ニ)で示す元
の取付け姿勢にもどる。
【0026】上記実施例では、図3に示すように、棚板
27を傾斜して取付け、カーブ経路部13aにおける遠心力
によって収納物が外方へ飛び出すのを防止しているが、
飛び出す恐れの無い場合は棚板27を水平に取付けても良
い。
【0027】
【発明の効果】上記構成の本発明によれば、仕切板に垂
下板および折曲板を設けたことによって、仕切板に転倒
力が作用しても、上記垂下板が棚板の前後面に当接し、
さらに上記折曲板が棚板の下面に当接するため、仕切板
がずれたり転倒することは防止される。
【0028】仕切板を左右方向に移動させる場合は、仕
切板を前傾姿勢によれば容易に移動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回転式棚設備の概略平
面図である。
【図2】同棚台車の正面図である。
【図3】同棚台車の側面断面図である。
【図4】同仕切板の正面図である。
【図5】同仕切板の側面図である。
【図6】同仕切板の要部拡大側面図である。
【図7】同仕切板の平面図である。
【図8】従来例における仕切板の側面図である。
【符号の説明】
1 回転式棚 2 下部レール 3 上部レール 4 車輪 5 ローラ 6 棚台車 9 駆動輪体 10 従動輪体 11 無端回動体 13 一定経路 14 駆動装置 19 前部支柱 20 後部支柱 24 フック 27 棚板 29 仕切板 31 底板 32 縦板 33 垂下板 34 垂下板 35 折曲板 37 転倒力 40 棚板 41 仕切板 42 底板 43 縦板 44 垂下板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端状の一定経路上を移動自在で、かつ
    前面開放の複数の棚台車と、これら棚台車を一体的に正
    逆移動させる駆動装置とにより回転式棚を構成し、上記
    棚台車に棚板を横設し、この棚板に支持案内されて左右
    方向にスライド移動自在な仕切板を設け、この仕切板は
    前後面下端部からそれぞれ上記棚板の前後面に対向自在
    な垂下板を有し、かつ上記前面側の垂下板の下端から上
    記棚板の下面に対向自在な折曲板を連設したことを特徴
    とする回転式棚設備。
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