JP2001171807A - サイドフォークリフトを用いた棚設備 - Google Patents
サイドフォークリフトを用いた棚設備Info
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- JP2001171807A JP2001171807A JP36356999A JP36356999A JP2001171807A JP 2001171807 A JP2001171807 A JP 2001171807A JP 36356999 A JP36356999 A JP 36356999A JP 36356999 A JP36356999 A JP 36356999A JP 2001171807 A JP2001171807 A JP 2001171807A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 棚に沿って走行し棚に対して荷を出し入れす
るサイドフォークリフトを用いた棚設備であって、サイ
ドフォークリフトの棚側への傾きを防止し、さらに棚設
備を小型化する。 【解決手段】サイドフォークリフト4は、棚2に沿って
形成された走行経路上を走行自在な走行車体7と、走行
車体7上に設けられかつ走行経路方向に対して直交方向
Bへ横移動自在なマスト8と、マスト8に昇降自在に設
けられたフォーク9とで構成され、サイドフォークリフ
ト4に、棚2の正面に当接可能でかつ走行経路方向へ転
動自在な傾斜防止用ローラ23が設けられている。
るサイドフォークリフトを用いた棚設備であって、サイ
ドフォークリフトの棚側への傾きを防止し、さらに棚設
備を小型化する。 【解決手段】サイドフォークリフト4は、棚2に沿って
形成された走行経路上を走行自在な走行車体7と、走行
車体7上に設けられかつ走行経路方向に対して直交方向
Bへ横移動自在なマスト8と、マスト8に昇降自在に設
けられたフォーク9とで構成され、サイドフォークリフ
ト4に、棚2の正面に当接可能でかつ走行経路方向へ転
動自在な傾斜防止用ローラ23が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棚に沿って走行し
て棚に対して荷を出し入れするサイドフォークリフトを
用いた棚設備に関する。
て棚に対して荷を出し入れするサイドフォークリフトを
用いた棚設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サイドフォークリフトを用いた棚
設備としては、例えば図4,図5に示すようなものが挙
げられる。すなわち、棚41の前方に、棚41の正面に
沿って走行して棚41に対して荷42を出し入れするサ
イドフォークリフト43が設置されている。上記サイド
フォークリフト43は、棚41の正面に沿って形成され
た走行経路44上を走行自在な走行車体45と、走行車
体45上に設けられかつ上記走行経路44の方向A(左
右方向)に対して直交方向B(前後方向)へ横移動自在
なマスト46と、上記マスト46に支持案内されて昇降
自在なフォーク47とで構成されている。尚、上記走行
車体45には走行経路44の方向Aへ転動する複数の車
輪48が設けられている。また、上記マスト46は、図
4の(b)に示すようにフォーク47が棚41の収納部
49内へ突入する突入位置Cと、図4の(a)に示すよ
うにフォーク47が棚41の収納部49の手前側へ退出
する退出位置Dとの間を横移動するように構成されてい
る。
設備としては、例えば図4,図5に示すようなものが挙
げられる。すなわち、棚41の前方に、棚41の正面に
沿って走行して棚41に対して荷42を出し入れするサ
イドフォークリフト43が設置されている。上記サイド
フォークリフト43は、棚41の正面に沿って形成され
た走行経路44上を走行自在な走行車体45と、走行車
体45上に設けられかつ上記走行経路44の方向A(左
右方向)に対して直交方向B(前後方向)へ横移動自在
なマスト46と、上記マスト46に支持案内されて昇降
自在なフォーク47とで構成されている。尚、上記走行
車体45には走行経路44の方向Aへ転動する複数の車
輪48が設けられている。また、上記マスト46は、図
4の(b)に示すようにフォーク47が棚41の収納部
49内へ突入する突入位置Cと、図4の(a)に示すよ
うにフォーク47が棚41の収納部49の手前側へ退出
する退出位置Dとの間を横移動するように構成されてい
る。
【0003】これによると、荷42を棚41へ入庫する
場合、以下の手順で行われる。 マスト46を退出位置Dまで移動させるとともにフォ
ーク47を所定高さまで昇降させた状態で、荷受け場等
において荷42をフォーク47上に受け取る。 その後、走行車体45を走行経路44上の目的場所ま
で走行させ、フォーク47を目的高さまで昇降させる。 次に、マスト46を退出位置D(図4の(a)参照)
から突入位置C(図4の(b)参照)まで移動させる。
これにより、フォーク47が棚41の目的の収納部49
内へ突入して、荷42が目的の収納部49内へ挿入され
る。 その後、フォーク47をわずかに下降して荷42を目
的の収納部49内へ下ろす。これにより、荷42が収納
部49内に入庫される。 次に、マスト46を突入位置Cから退出位置Dまで移
動させることにより、空のフォーク47が収納部49内
から棚41の手前側へ脱抜される。
場合、以下の手順で行われる。 マスト46を退出位置Dまで移動させるとともにフォ
ーク47を所定高さまで昇降させた状態で、荷受け場等
において荷42をフォーク47上に受け取る。 その後、走行車体45を走行経路44上の目的場所ま
で走行させ、フォーク47を目的高さまで昇降させる。 次に、マスト46を退出位置D(図4の(a)参照)
から突入位置C(図4の(b)参照)まで移動させる。
これにより、フォーク47が棚41の目的の収納部49
内へ突入して、荷42が目的の収納部49内へ挿入され
る。 その後、フォーク47をわずかに下降して荷42を目
的の収納部49内へ下ろす。これにより、荷42が収納
部49内に入庫される。 次に、マスト46を突入位置Cから退出位置Dまで移
動させることにより、空のフォーク47が収納部49内
から棚41の手前側へ脱抜される。
【0004】また、荷42を棚41から出庫する場合
は、上記した入庫とは逆の手順を行なえばよい。
は、上記した入庫とは逆の手順を行なえばよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来形式では、
マスト46が退出位置Dにある上記,の段階では、
図4の(a)に示すように、フォーク47で支持された
荷42はほぼサイドフォークリフト43の中央部に位置
するため、バランスがとれており、サイドフォークリフ
ト43が傾くことはない。しかしながら、マスト46が
突入位置Cまで移動した上記の段階では、図4の
(b)に示すように、フォーク47で支持された荷42
はサイドフォークリフト43の片方へ寄るため、重心が
片方へ移動し、棚41側に近い車輪48が撓んでサイド
フォークリフト43全体が棚41側へ傾いてしまうとい
った問題があった。
マスト46が退出位置Dにある上記,の段階では、
図4の(a)に示すように、フォーク47で支持された
荷42はほぼサイドフォークリフト43の中央部に位置
するため、バランスがとれており、サイドフォークリフ
ト43が傾くことはない。しかしながら、マスト46が
突入位置Cまで移動した上記の段階では、図4の
(b)に示すように、フォーク47で支持された荷42
はサイドフォークリフト43の片方へ寄るため、重心が
片方へ移動し、棚41側に近い車輪48が撓んでサイド
フォークリフト43全体が棚41側へ傾いてしまうとい
った問題があった。
【0006】このような問題の対策として、図6に示す
ように、走行車体45の棚41側の側面に、アウトリガ
装置51を設けることが考えられるが、アウトリガ装置
51を設けるための大きなスペースが必要となるため、
棚41と走行車体45との間の間隔が非常に広くなり、
棚設備52が大型化してしまうといった問題が生じる。
ように、走行車体45の棚41側の側面に、アウトリガ
装置51を設けることが考えられるが、アウトリガ装置
51を設けるための大きなスペースが必要となるため、
棚41と走行車体45との間の間隔が非常に広くなり、
棚設備52が大型化してしまうといった問題が生じる。
【0007】本発明は、サイドフォークリフトの棚側へ
の傾きを防止でき、さらに、小型化し得るサイドフォー
クリフトを用いた棚設備を提供することを目的とする。
の傾きを防止でき、さらに、小型化し得るサイドフォー
クリフトを用いた棚設備を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本第1発明におけるサイドフォークリフトを用いた棚
設備は、棚の正面に沿って走行して棚に対して荷を出し
入れするサイドフォークリフトを用いた棚設備であっ
て、サイドフォークリフトは、棚の正面に沿って形成さ
れた走行経路上を走行自在な走行車体と、走行車体上に
設けられかつ上記走行経路方向に対して直交方向へ横移
動自在なマストと、上記マストに支持案内されて昇降自
在なフォークとで構成され、上記サイドフォークリフト
に、棚の正面に当接可能でかつ上記走行経路方向へ転動
自在な傾斜防止用ローラが設けられているものである。
に本第1発明におけるサイドフォークリフトを用いた棚
設備は、棚の正面に沿って走行して棚に対して荷を出し
入れするサイドフォークリフトを用いた棚設備であっ
て、サイドフォークリフトは、棚の正面に沿って形成さ
れた走行経路上を走行自在な走行車体と、走行車体上に
設けられかつ上記走行経路方向に対して直交方向へ横移
動自在なマストと、上記マストに支持案内されて昇降自
在なフォークとで構成され、上記サイドフォークリフト
に、棚の正面に当接可能でかつ上記走行経路方向へ転動
自在な傾斜防止用ローラが設けられているものである。
【0009】これによると、フォークで荷を支持した状
態で、マストを移動させて上記フォークを棚の収納部内
へ突入させた際、重心が片方(棚側)へ移動するが、傾
斜防止用ローラが棚の正面に当接してサイドフォークリ
フトを支えるため、サイドフォークリフトが棚側へ傾い
てしまうのを防止することができる。また、本第2発明
におけるサイドフォークリフトを用いた棚設備は、走行
車体上にフレーム体が立設され、走行経路方向において
複数の傾斜防止用ローラが上記フレーム体に取付けられ
ているものである。
態で、マストを移動させて上記フォークを棚の収納部内
へ突入させた際、重心が片方(棚側)へ移動するが、傾
斜防止用ローラが棚の正面に当接してサイドフォークリ
フトを支えるため、サイドフォークリフトが棚側へ傾い
てしまうのを防止することができる。また、本第2発明
におけるサイドフォークリフトを用いた棚設備は、走行
車体上にフレーム体が立設され、走行経路方向において
複数の傾斜防止用ローラが上記フレーム体に取付けられ
ているものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図3に基づいて説明する。1は棚設備であり、棚2
と、棚2の正面に沿って走行して棚2に対して荷3を出
し入れするサイドフォークリフト4とが前後複数台設置
されて構成されている。上記棚2は、上下左右方向に複
数形成された収納部5と、床面11に据付けられたベー
ス板12とを有している。
〜図3に基づいて説明する。1は棚設備であり、棚2
と、棚2の正面に沿って走行して棚2に対して荷3を出
し入れするサイドフォークリフト4とが前後複数台設置
されて構成されている。上記棚2は、上下左右方向に複
数形成された収納部5と、床面11に据付けられたベー
ス板12とを有している。
【0011】また、上記サイドフォークリフト4は、各
棚2の正面に沿って形成された走行経路6上を走行自在
な走行車体7と、走行車体7上に設けられかつ上記走行
経路6の方向A(左右方向)に対して直交方向B(前後
方向)へ横移動自在な左右一対のマスト8と、上記両マ
スト8に支持案内されて昇降自在なフォーク9とを備え
ている。
棚2の正面に沿って形成された走行経路6上を走行自在
な走行車体7と、走行車体7上に設けられかつ上記走行
経路6の方向A(左右方向)に対して直交方向B(前後
方向)へ横移動自在な左右一対のマスト8と、上記両マ
スト8に支持案内されて昇降自在なフォーク9とを備え
ている。
【0012】上記走行車体7の四隅には、床面11を転
動する走行用の車輪10が設けられており、少なくとも
いずれかの車輪10は走行車体7に設けられたモータ等
の駆動装置(図示せず)によって回転駆動する。また、
走行車体7の前後両端部にはそれぞれ、前後両隣りの棚
2のベース板12の前後側面に当接可能でかつ走行経路
6の方向Aへ転動可能なガイドローラ13が設けられて
いる。
動する走行用の車輪10が設けられており、少なくとも
いずれかの車輪10は走行車体7に設けられたモータ等
の駆動装置(図示せず)によって回転駆動する。また、
走行車体7の前後両端部にはそれぞれ、前後両隣りの棚
2のベース板12の前後側面に当接可能でかつ走行経路
6の方向Aへ転動可能なガイドローラ13が設けられて
いる。
【0013】上記両マスト8は、それぞれ一段目のマス
ト8aと二段目のマスト8bとを有する二段伸縮式であ
り、フォーク9が棚2の収納部5内へ突入する突入位置
C(図1の実線参照)と、フォーク9が収納部5の手前
側へ退出する退出位置D(図1の仮想線参照)との間を
直交方向B(前後方向)へ横移動するように構成されて
いる。尚、上記両マスト8の横移動はシリンダ装置(図
示せず)等で行われる。また、一段目のマスト8aの上
部には、ブラケット14を介して、前後一対のガイドロ
ーラ15が設けられている。
ト8aと二段目のマスト8bとを有する二段伸縮式であ
り、フォーク9が棚2の収納部5内へ突入する突入位置
C(図1の実線参照)と、フォーク9が収納部5の手前
側へ退出する退出位置D(図1の仮想線参照)との間を
直交方向B(前後方向)へ横移動するように構成されて
いる。尚、上記両マスト8の横移動はシリンダ装置(図
示せず)等で行われる。また、一段目のマスト8aの上
部には、ブラケット14を介して、前後一対のガイドロ
ーラ15が設けられている。
【0014】上記走行車体7上にはフレーム体17が立
設されている。このフレーム体17は、両一段目のマス
ト8aの左右両外側方に位置しかつ前後方向Bに長いガ
イドレール18と、両ガイドレール18の前端部から走
行車体7まで垂下された前部縦フレーム19と、両ガイ
ドレール18の後端部から走行車体7まで垂下された後
部縦フレーム20と、前後両縦フレーム19,20間に
設けられた補強用フレーム21とで構成されている。
設されている。このフレーム体17は、両一段目のマス
ト8aの左右両外側方に位置しかつ前後方向Bに長いガ
イドレール18と、両ガイドレール18の前端部から走
行車体7まで垂下された前部縦フレーム19と、両ガイ
ドレール18の後端部から走行車体7まで垂下された後
部縦フレーム20と、前後両縦フレーム19,20間に
設けられた補強用フレーム21とで構成されている。
【0015】上記左右一対のガイドレール18はそれぞ
れ、相対向する側が開放されたチャンネル状に形成され
ている。これら両ガイドレール18の内側に上記各ガイ
ドローラ15が挿入されており、各ガイドローラ15
は、マスト8の前後方向Bへの移動に応じて、両ガイド
レール18の内側を転動する。上記両前部縦フレーム1
9の上端部にはそれぞれ、棚2の正面に当接可能でかつ
走行経路6の方向A(左右方向)へ転動自在な傾斜防止
用ローラ23がブラケット24を介して設けられてい
る。すなわち、両傾斜防止用ローラ23は鉛直軸心25
を中心に転動自在に構成されている。
れ、相対向する側が開放されたチャンネル状に形成され
ている。これら両ガイドレール18の内側に上記各ガイ
ドローラ15が挿入されており、各ガイドローラ15
は、マスト8の前後方向Bへの移動に応じて、両ガイド
レール18の内側を転動する。上記両前部縦フレーム1
9の上端部にはそれぞれ、棚2の正面に当接可能でかつ
走行経路6の方向A(左右方向)へ転動自在な傾斜防止
用ローラ23がブラケット24を介して設けられてい
る。すなわち、両傾斜防止用ローラ23は鉛直軸心25
を中心に転動自在に構成されている。
【0016】以下、上記構成における作用を説明する。
荷3を棚2へ入庫する場合、以下の手順で行われる。 マスト8を退出位置Dまで移動させるとともにフォー
ク9を所定高さまで昇降させた状態で、荷受け場(図示
せず)等において荷をフォーク9上に受け取る。 その後、走行車体7を走行経路6上の目的場所まで走
行させ、フォーク9を目的高さまで昇降させる。 次に、図1の実線で示すように、マスト8を退出位置
Dから突入位置Cまで移動させる。これにより、フォー
ク9が棚2の目的の収納部5内へ突入して、荷3が目的
の収納部5内へ挿入される。この際、重心が片方(棚2
側)へ移動するが、両傾斜防止用ローラ23が棚2の正
面に当接してサイドフォークリフト4を支えるため、サ
イドフォークリフト4が棚2側へ傾いてしまうのを防止
することができる。 その後、フォーク9をわずかに下降して荷3を目的の
収納部5内へ下ろす。これにより、荷3が収納部5内に
入庫される。 次に、マスト8を突入位置Cから退出位置Dまで移動
させることにより、空のフォーク9が収納部5内から棚
2の手前側へ脱抜される。
荷3を棚2へ入庫する場合、以下の手順で行われる。 マスト8を退出位置Dまで移動させるとともにフォー
ク9を所定高さまで昇降させた状態で、荷受け場(図示
せず)等において荷をフォーク9上に受け取る。 その後、走行車体7を走行経路6上の目的場所まで走
行させ、フォーク9を目的高さまで昇降させる。 次に、図1の実線で示すように、マスト8を退出位置
Dから突入位置Cまで移動させる。これにより、フォー
ク9が棚2の目的の収納部5内へ突入して、荷3が目的
の収納部5内へ挿入される。この際、重心が片方(棚2
側)へ移動するが、両傾斜防止用ローラ23が棚2の正
面に当接してサイドフォークリフト4を支えるため、サ
イドフォークリフト4が棚2側へ傾いてしまうのを防止
することができる。 その後、フォーク9をわずかに下降して荷3を目的の
収納部5内へ下ろす。これにより、荷3が収納部5内に
入庫される。 次に、マスト8を突入位置Cから退出位置Dまで移動
させることにより、空のフォーク9が収納部5内から棚
2の手前側へ脱抜される。
【0017】また、荷を棚から出庫する場合は、上記し
た入庫とは逆の手順を行なえばよい。尚、上記のよう
に、走行車体7が走行経路6に沿って走行している際、
両ガイドローラ13が前後両隣の棚2のベース板12の
前後側面に当接して転動し、さらに、両傾斜防止用ロー
ラ23が棚2の正面に当接して転動する。このため、走
行車体7は、上記各ローラ13,23に案内されなが
ら、前後方向Bへずれることなく、走行経路6に沿って
スムーズに走行し得る。このように、上記両傾斜防止用
ローラ23は、サイドフォークリフト4が傾くのを防止
する機能に加えて、走行車体7を走行経路6の方向Aへ
案内する機能も併せ持っている。
た入庫とは逆の手順を行なえばよい。尚、上記のよう
に、走行車体7が走行経路6に沿って走行している際、
両ガイドローラ13が前後両隣の棚2のベース板12の
前後側面に当接して転動し、さらに、両傾斜防止用ロー
ラ23が棚2の正面に当接して転動する。このため、走
行車体7は、上記各ローラ13,23に案内されなが
ら、前後方向Bへずれることなく、走行経路6に沿って
スムーズに走行し得る。このように、上記両傾斜防止用
ローラ23は、サイドフォークリフト4が傾くのを防止
する機能に加えて、走行車体7を走行経路6の方向Aへ
案内する機能も併せ持っている。
【0018】また、上記マスト8が前後方向Bへ移動し
ている際、各ガイドローラ15が両ガイドレール18の
内側を転動する。このため、上記マスト8は上記各ガイ
ドローラ15とガイドレール18とに案内されながら、
左右方向Aへずれることなく、スムーズに前後方向Bへ
移動し得る。
ている際、各ガイドローラ15が両ガイドレール18の
内側を転動する。このため、上記マスト8は上記各ガイ
ドローラ15とガイドレール18とに案内されながら、
左右方向Aへずれることなく、スムーズに前後方向Bへ
移動し得る。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、傾斜防止
用ローラが棚の正面に当接してサイドフォークリフトを
支えるため、サイドフォークリフトが棚側へ傾いてしま
うのを防止することができる。したがって、従来のよう
に、サイドフォークリフトが傾くのを防止するために、
走行車体にアウトリガ装置等を取り付ける必要はなく、
これにより、アウトリガ装置等を取り付けるための大き
なスペースを確保することは不要となり、上記傾斜防止
用ローラを取り付けるための小さなスペースさえ確保す
ればよいため、棚設備を小型化することができる。
用ローラが棚の正面に当接してサイドフォークリフトを
支えるため、サイドフォークリフトが棚側へ傾いてしま
うのを防止することができる。したがって、従来のよう
に、サイドフォークリフトが傾くのを防止するために、
走行車体にアウトリガ装置等を取り付ける必要はなく、
これにより、アウトリガ装置等を取り付けるための大き
なスペースを確保することは不要となり、上記傾斜防止
用ローラを取り付けるための小さなスペースさえ確保す
ればよいため、棚設備を小型化することができる。
【図1】本発明の実施の形態における棚設備の側面図で
ある。
ある。
【図2】同、棚設備のサイドフォークリフトの平面図で
ある。
ある。
【図3】同、棚設備のサイドフォークリフトの上部を正
面から見た図である。
面から見た図である。
【図4】従来の棚設備の側面図であり、(a)はマスト
を退出位置まで移動した状態を示し、(b)はマストを
突入位置まで移動した状態を示す。
を退出位置まで移動した状態を示し、(b)はマストを
突入位置まで移動した状態を示す。
【図5】従来のサイドフォークリフトの平面図である。
【図6】従来のサイドフォークリフトの側面図であり、
傾き防止対策としてアウトリガ装置を設けたものであ
る。
傾き防止対策としてアウトリガ装置を設けたものであ
る。
1 棚設備 2 棚 3 荷 4 サイドフォークリフト 6 走行経路 7 走行車体 8 マスト 9 フォーク 17 フレーム体 23 傾斜防止用ローラ A 走行経路の方向(左右方向) B 直交方向(前後方向)
Claims (2)
- 【請求項1】 棚の正面に沿って走行して棚に対して荷
を出し入れするサイドフォークリフトを用いた棚設備で
あって、サイドフォークリフトは、棚の正面に沿って形
成された走行経路上を走行自在な走行車体と、走行車体
上に設けられかつ上記走行経路方向に対して直交方向へ
横移動自在なマストと、上記マストに支持案内されて昇
降自在なフォークとで構成され、上記サイドフォークリ
フトに、棚の正面に当接可能でかつ上記走行経路方向へ
転動自在な傾斜防止用ローラが設けられていることを特
徴とするサイドフォークリフトを用いた棚設備。 - 【請求項2】 走行車体上にフレーム体が立設され、走
行経路方向において複数の傾斜防止用ローラが上記フレ
ーム体に取付けられていることを特徴とする請求項1記
載のサイドフォークリフトを用いた棚設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36356999A JP2001171807A (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | サイドフォークリフトを用いた棚設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36356999A JP2001171807A (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | サイドフォークリフトを用いた棚設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001171807A true JP2001171807A (ja) | 2001-06-26 |
Family
ID=18479650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36356999A Pending JP2001171807A (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | サイドフォークリフトを用いた棚設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001171807A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009012916A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-22 | Asyst Technologies Japan Inc | 搬送システム |
WO2009125616A1 (ja) * | 2008-04-11 | 2009-10-15 | 株式会社ダイフク | 物品収納設備 |
CN111453285A (zh) * | 2020-03-26 | 2020-07-28 | 潍坊路加精工有限公司 | 基于agv的物料管理配送系统及其方法 |
JP2021504269A (ja) * | 2017-11-30 | 2021-02-15 | ソフトエンリフト リミテッド | パレット棚装置 |
-
1999
- 1999-12-22 JP JP36356999A patent/JP2001171807A/ja active Pending
Cited By (11)
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