JP2002145408A - 立体自動倉庫の入出庫装置 - Google Patents
立体自動倉庫の入出庫装置Info
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- JP2002145408A JP2002145408A JP2000347169A JP2000347169A JP2002145408A JP 2002145408 A JP2002145408 A JP 2002145408A JP 2000347169 A JP2000347169 A JP 2000347169A JP 2000347169 A JP2000347169 A JP 2000347169A JP 2002145408 A JP2002145408 A JP 2002145408A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】建屋の出入口の幅に応じて配置状態を調整した
り取り合いスペースを広く取ったりすること。 【解決手段】レール5上の台車6を前後進a,bさせて
その上に載置した荷物Wを格納棚に対して搬入出するよ
うにしたものであって、前記台車6が、前後進a,bな
台車本体6Aと、該台車本体6A上に配置されてその台
車本体6Aの移動方向a,bとは直交する左右方向c,
dに沿って移動可能な可動受台6Bとを有し、台車本体
6Aの移動方向a,bに沿って延びて両端部を左右方向
c,dに所定間隔eだけ位置ずれさせたガイドレール1
0Aと、可動受台に回転可能に設けられてガイドレール
10Aに係合するガイドローラ10Bとにより、台車本
体6Aの前後進a,bに連動して可動受台6Bを左右方
向c,dに移動させる。
り取り合いスペースを広く取ったりすること。 【解決手段】レール5上の台車6を前後進a,bさせて
その上に載置した荷物Wを格納棚に対して搬入出するよ
うにしたものであって、前記台車6が、前後進a,bな
台車本体6Aと、該台車本体6A上に配置されてその台
車本体6Aの移動方向a,bとは直交する左右方向c,
dに沿って移動可能な可動受台6Bとを有し、台車本体
6Aの移動方向a,bに沿って延びて両端部を左右方向
c,dに所定間隔eだけ位置ずれさせたガイドレール1
0Aと、可動受台に回転可能に設けられてガイドレール
10Aに係合するガイドローラ10Bとにより、台車本
体6Aの前後進a,bに連動して可動受台6Bを左右方
向c,dに移動させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建屋の出入口の幅
に応じて配置状態を調整したり取り合いスペースを広く
取ったりすることができる立体自動倉庫の入出庫装置に
関する。
に応じて配置状態を調整したり取り合いスペースを広く
取ったりすることができる立体自動倉庫の入出庫装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、立体自動倉庫の一例として図9に
示すものがある。これは、建屋1内に左右一対の格納棚
2が所定間隔をおいて平行に配列され、該両格納棚2間
にスタッカークレーン3が前後方向a,bに移動可能に
配置され、各格納棚2の端部に対向して左右一対の入出
庫装置4が配置されており、該各入出庫装置4は、各格
納棚2の端部に接近する位置から建屋1の出入口1aを
通って外部まで延びる左右一対のレール5上に電動式台
車6を前後方向a,bに移動可能に配置したものであ
る。なお、7は保護柵、8はフォークリフトである。
示すものがある。これは、建屋1内に左右一対の格納棚
2が所定間隔をおいて平行に配列され、該両格納棚2間
にスタッカークレーン3が前後方向a,bに移動可能に
配置され、各格納棚2の端部に対向して左右一対の入出
庫装置4が配置されており、該各入出庫装置4は、各格
納棚2の端部に接近する位置から建屋1の出入口1aを
通って外部まで延びる左右一対のレール5上に電動式台
車6を前後方向a,bに移動可能に配置したものであ
る。なお、7は保護柵、8はフォークリフトである。
【0003】入出庫の手順を説明すると、荷物Wを搬入
する場合には、フォークリフト8により持ち上げた荷物
Wを前端位置の台車6上に載置した後、該台車6を後方
bに移動させ、次に、スタッカークレーン3により後端
位置の台車6から荷物Wを持ち上げて格納棚2の所定の
格納空間に搬入すればよい。また、荷物Wを搬出する場
合には、上記とは逆の手順で行えばよい。
する場合には、フォークリフト8により持ち上げた荷物
Wを前端位置の台車6上に載置した後、該台車6を後方
bに移動させ、次に、スタッカークレーン3により後端
位置の台車6から荷物Wを持ち上げて格納棚2の所定の
格納空間に搬入すればよい。また、荷物Wを搬出する場
合には、上記とは逆の手順で行えばよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
台車6を前後方向a,bに直線的に移動させるだけであ
るから、客先の要望などの設計上の条件により建屋1の
出入口1aの幅Hを小さく設定せざるを得ない場合に、
入出庫装置4を配置することが困難になることがある。
また、出入口1aの幅Hが大きくて入出庫装置4の配置
が容易な場合でも、両格納棚2の間隔に合わせて両入出
庫装置4間の間隔αを小さく設定しているので、その各
入出庫装置4に対する取り合いスペースが狭くてフォー
クリフト8による搬入出作業に支障が生じることがあ
る。
台車6を前後方向a,bに直線的に移動させるだけであ
るから、客先の要望などの設計上の条件により建屋1の
出入口1aの幅Hを小さく設定せざるを得ない場合に、
入出庫装置4を配置することが困難になることがある。
また、出入口1aの幅Hが大きくて入出庫装置4の配置
が容易な場合でも、両格納棚2の間隔に合わせて両入出
庫装置4間の間隔αを小さく設定しているので、その各
入出庫装置4に対する取り合いスペースが狭くてフォー
クリフト8による搬入出作業に支障が生じることがあ
る。
【0005】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、建屋の
出入口の幅に応じて配置状態を調整したり取り合いスペ
ースを広く取ったりすることができる立体自動倉庫の入
出庫装置を提供することを目的としている。
出入口の幅に応じて配置状態を調整したり取り合いスペ
ースを広く取ったりすることができる立体自動倉庫の入
出庫装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、格納棚の端部に対向する一
定経路上に配置した台車を前後方向に移動させてその上
に載置した荷物を格納棚に対して搬入出するようにした
立体自動倉庫の入出庫装置において、前記台車が、前後
方向に移動可能な台車本体と、該台車本体上に配置され
てその台車本体の移動方向とは直交する左右方向に沿っ
て移動可能な可動受台とを有し、前記台車本体の前後方
向の移動に連動して前記可動受台を左右方向に移動させ
るガイド機構が設けられていることを特徴としている。
め、請求項1記載の発明は、格納棚の端部に対向する一
定経路上に配置した台車を前後方向に移動させてその上
に載置した荷物を格納棚に対して搬入出するようにした
立体自動倉庫の入出庫装置において、前記台車が、前後
方向に移動可能な台車本体と、該台車本体上に配置され
てその台車本体の移動方向とは直交する左右方向に沿っ
て移動可能な可動受台とを有し、前記台車本体の前後方
向の移動に連動して前記可動受台を左右方向に移動させ
るガイド機構が設けられていることを特徴としている。
【0007】上記構成によれば、台車本体を前後方向に
直線的に移動せると、それに連動してガイド機構により
可動受台が左右方向に移動されるようになっており、客
先の要望などの設計上の条件により建屋の出入口の幅を
小さく設定する場合には、ガイド機構により可動受台を
前方に向かって内側に移動させるように設定することに
より、狭い出入口に合わせて入出庫装置を容易に配置す
ることができる。また、出入り口の幅が広くて入出庫装
置の配置が容易な場合には、ガイド機構により可動受台
を前方に向かって外側に移動させるように設定すること
により、入出庫装置に対する取り合いスペースを広く取
って、フォークリフトなどの荷役作業機による搬入出作
業を円滑に行うことができる。
直線的に移動せると、それに連動してガイド機構により
可動受台が左右方向に移動されるようになっており、客
先の要望などの設計上の条件により建屋の出入口の幅を
小さく設定する場合には、ガイド機構により可動受台を
前方に向かって内側に移動させるように設定することに
より、狭い出入口に合わせて入出庫装置を容易に配置す
ることができる。また、出入り口の幅が広くて入出庫装
置の配置が容易な場合には、ガイド機構により可動受台
を前方に向かって外側に移動させるように設定すること
により、入出庫装置に対する取り合いスペースを広く取
って、フォークリフトなどの荷役作業機による搬入出作
業を円滑に行うことができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記ガイド機構が、前後方向に沿って延び
て両端部を左右方向に所定間隔だけ位置ずれさせたガイ
ドレールと、前記可動受台に設けられて前記ガイドレー
ルに係合するガイドローラとを有することを特徴として
いる。
明において、前記ガイド機構が、前後方向に沿って延び
て両端部を左右方向に所定間隔だけ位置ずれさせたガイ
ドレールと、前記可動受台に設けられて前記ガイドレー
ルに係合するガイドローラとを有することを特徴として
いる。
【0009】上記構成によれば、台車本体を前後方向に
移動させると、両端部を左右方向に所定間隔だけ位置ず
れさせたガイドレールに沿ってガイドローラが前後方向
に移動しながら左右方向に移動されて、可動受台も同方
向に移動されるようになっており、台車本体の移動によ
る駆動力を利用して可動受台を移動させるから、その可
動受台を移動させるための専用の駆動装置が不要であ
り、製作費が安くつく。
移動させると、両端部を左右方向に所定間隔だけ位置ず
れさせたガイドレールに沿ってガイドローラが前後方向
に移動しながら左右方向に移動されて、可動受台も同方
向に移動されるようになっており、台車本体の移動によ
る駆動力を利用して可動受台を移動させるから、その可
動受台を移動させるための専用の駆動装置が不要であ
り、製作費が安くつく。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記可動受台が、平面視略ロ字状に枠組み
した前後一対の横桁と左右一対の縦桁とを有し、該両縦
桁間または両横桁間に架設した支持桁から垂下する支持
軸の下端に前記ガイドローラが回転可能に設けられてい
ることを特徴としている。
明において、前記可動受台が、平面視略ロ字状に枠組み
した前後一対の横桁と左右一対の縦桁とを有し、該両縦
桁間または両横桁間に架設した支持桁から垂下する支持
軸の下端に前記ガイドローラが回転可能に設けられてい
ることを特徴としている。
【0011】上記構成によれば、可動受台が、平面視略
ロ字状に枠組みした前後一対の横桁及び左右一対の縦桁
と、該両縦桁間または両横桁間に架設した支持桁とから
なり、その可動受台を軽量の剛体構造にすることができ
る。また、可動受台に支持軸を介してガイドローラを確
実に取り付けることができる。
ロ字状に枠組みした前後一対の横桁及び左右一対の縦桁
と、該両縦桁間または両横桁間に架設した支持桁とから
なり、その可動受台を軽量の剛体構造にすることができ
る。また、可動受台に支持軸を介してガイドローラを確
実に取り付けることができる。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記各横桁の両端に垂直桁を垂設し、該各
垂直桁の下端に前記各縦桁の両端を一体連結することに
より、前記各横桁の上面が荷物載置面とされ、その各横
桁の下方に可動受台用車輪が配置されていることを特徴
としている。
明において、前記各横桁の両端に垂直桁を垂設し、該各
垂直桁の下端に前記各縦桁の両端を一体連結することに
より、前記各横桁の上面が荷物載置面とされ、その各横
桁の下方に可動受台用車輪が配置されていることを特徴
としている。
【0013】上記構成によれば、各横桁の上面に形成し
た荷物載置面に荷物を載置することにより、その荷物と
各縦桁との間に空間が形成されるから、その空間にスラ
イドフォークなどの搬入出手段を挿入して荷物の搬入出
を容易に行なうことができる。また、各横桁の下方の両
垂直桁により囲まれた凹部に可動受台用車輪が収納され
ているから、その車輪に作業員などが接触する虞れがな
くて安全性が高い。更に、両横桁に対して両縦桁を低い
位置に配置することにより、可動受台の重心を下げてい
るので、安定性に優れている。
た荷物載置面に荷物を載置することにより、その荷物と
各縦桁との間に空間が形成されるから、その空間にスラ
イドフォークなどの搬入出手段を挿入して荷物の搬入出
を容易に行なうことができる。また、各横桁の下方の両
垂直桁により囲まれた凹部に可動受台用車輪が収納され
ているから、その車輪に作業員などが接触する虞れがな
くて安全性が高い。更に、両横桁に対して両縦桁を低い
位置に配置することにより、可動受台の重心を下げてい
るので、安定性に優れている。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明の実施の一形
態である立体自動倉庫の入出庫装置を示すものであっ
て、台車6が、前後方向a,bに移動可能な台車本体6
Aと、該台車本体6A上に配置されてその台車本体6A
の移動方向a,bとは直交する左右方向c,dに沿って
移動可能な可動受台6Bとを有し、台車本体6Aの前後
方向a,bの移動に連動して可動受台6Bを左右方向
c,dに移動させるガイド機構10が設けられている。
上記以外の構成は図9に示す構成とほぼ同じであるか
ら、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
態である立体自動倉庫の入出庫装置を示すものであっ
て、台車6が、前後方向a,bに移動可能な台車本体6
Aと、該台車本体6A上に配置されてその台車本体6A
の移動方向a,bとは直交する左右方向c,dに沿って
移動可能な可動受台6Bとを有し、台車本体6Aの前後
方向a,bの移動に連動して可動受台6Bを左右方向
c,dに移動させるガイド機構10が設けられている。
上記以外の構成は図9に示す構成とほぼ同じであるか
ら、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0015】前記台車本体6Aは、図4〜図6に示すよ
うに、平面視略ロ字状に枠組みした前後一対の横桁11
と左右一対の縦桁12とを有し、両横桁11間に複数の
支持桁13が架設され、これによって、台車本体6Aが
軽量の剛体構造に形成されている。また、各縦桁12の
下面に設けた一対のブラケット14に枢支させた車輪1
5がレール(経路)5の上面に当接され、一方のレール
5の内側面にラック16が突設され、該ラック16に噛
合するピニオン17を正逆回転させるための減速機付き
駆動モータ18が台車本体6Aの下面に配置されてお
り、該駆動モータ18を正逆回転させることにより、ピ
ニオン17及びラック16を介して台車本体6Aを前後
方向a,bに移動させることができる。なお、図4中、
19は右側ブラケット14に設けた横揺れ防止ローラ、
20は各ブラケット14に設けた浮き上がり防止片、2
1は電源ケーブルである。また、図1中、22は台車本
体6Aの下面に配置した複数の位置検知器であって、台
車本体6Aの移動経路の両端に設けたドグ23に接触す
ることにより、その台車本体6Aが前端位置または後端
位置に達したことを検知するものである。
うに、平面視略ロ字状に枠組みした前後一対の横桁11
と左右一対の縦桁12とを有し、両横桁11間に複数の
支持桁13が架設され、これによって、台車本体6Aが
軽量の剛体構造に形成されている。また、各縦桁12の
下面に設けた一対のブラケット14に枢支させた車輪1
5がレール(経路)5の上面に当接され、一方のレール
5の内側面にラック16が突設され、該ラック16に噛
合するピニオン17を正逆回転させるための減速機付き
駆動モータ18が台車本体6Aの下面に配置されてお
り、該駆動モータ18を正逆回転させることにより、ピ
ニオン17及びラック16を介して台車本体6Aを前後
方向a,bに移動させることができる。なお、図4中、
19は右側ブラケット14に設けた横揺れ防止ローラ、
20は各ブラケット14に設けた浮き上がり防止片、2
1は電源ケーブルである。また、図1中、22は台車本
体6Aの下面に配置した複数の位置検知器であって、台
車本体6Aの移動経路の両端に設けたドグ23に接触す
ることにより、その台車本体6Aが前端位置または後端
位置に達したことを検知するものである。
【0016】前記可動受台6Bは、図4〜図6に示すよ
うに、前後一対の横桁24と該各横桁24の両端から垂
下させた4本の垂直桁25と該各垂直桁25の下端に一
体連結した左右一対の縦桁26とにより平面視略ロ字状
に枠組みされ、両縦桁26間に複数の支持桁27が架設
され、これによって、可動受台6Bが軽量の剛体構造に
形成され、両横桁24に対して両縦桁26を低い位置に
配置することにより、可動受台6Bの重心を下げている
ので、安定性に優れている。また、各横桁24の上面が
荷物載置面28とされ、該荷物載置面28に載置した荷
物Wと各縦桁26との間にスタッカークレーン3のスラ
イドフォーク(図示せず)を挿入するための空間29が
形成され、各横桁24の下面に設けた一対のブラケット
30に枢支させた車輪31が台車本体6A上に敷設した
左右方向c,dに延びる前後一対のレール32の上面に
当接され、その車輪31が両側の垂直桁25により囲ま
れているので、その車輪31に作業員などが接触する虞
れがなく、安全性が高い。なお、図4中、33は後側ブ
ラケット30に設けた横揺れ防止ローラ、34は各ブラ
ケット30に設けた浮き上がり防止片、35は各横桁2
4の両端角部に突設した荷物支持片、36a,36bは
荷物Wを検知するための投受器と受光器である。
うに、前後一対の横桁24と該各横桁24の両端から垂
下させた4本の垂直桁25と該各垂直桁25の下端に一
体連結した左右一対の縦桁26とにより平面視略ロ字状
に枠組みされ、両縦桁26間に複数の支持桁27が架設
され、これによって、可動受台6Bが軽量の剛体構造に
形成され、両横桁24に対して両縦桁26を低い位置に
配置することにより、可動受台6Bの重心を下げている
ので、安定性に優れている。また、各横桁24の上面が
荷物載置面28とされ、該荷物載置面28に載置した荷
物Wと各縦桁26との間にスタッカークレーン3のスラ
イドフォーク(図示せず)を挿入するための空間29が
形成され、各横桁24の下面に設けた一対のブラケット
30に枢支させた車輪31が台車本体6A上に敷設した
左右方向c,dに延びる前後一対のレール32の上面に
当接され、その車輪31が両側の垂直桁25により囲ま
れているので、その車輪31に作業員などが接触する虞
れがなく、安全性が高い。なお、図4中、33は後側ブ
ラケット30に設けた横揺れ防止ローラ、34は各ブラ
ケット30に設けた浮き上がり防止片、35は各横桁2
4の両端角部に突設した荷物支持片、36a,36bは
荷物Wを検知するための投受器と受光器である。
【0017】前記ガイド機構10は、図4〜図6に示す
ように、床面上に前後方向a,bに沿って延びて両端部
を左右方向c,dに所定間隔eだけ位置ずれさせた横断
面略コ字状のガイドレール10Aと、可動受台6Bの中
央の支持桁27から垂下する支持軸38の下端に回転可
能に設けられてガイドレール10Aに係合するガイドロ
ーラ10Bとを有している。なお、39は支持軸38と
支持桁27との間に架設した補強桟である。
ように、床面上に前後方向a,bに沿って延びて両端部
を左右方向c,dに所定間隔eだけ位置ずれさせた横断
面略コ字状のガイドレール10Aと、可動受台6Bの中
央の支持桁27から垂下する支持軸38の下端に回転可
能に設けられてガイドレール10Aに係合するガイドロ
ーラ10Bとを有している。なお、39は支持軸38と
支持桁27との間に架設した補強桟である。
【0018】上記構成によれば、台車本体6Aを前後方
向a,bに移動させると、ガイドローラ10Bがガイド
レール10Aに沿って前後方向a,bに移動しながら左
右方向c,dに移動され、可動受台6Bも同方向c,d
に移動されるようになっており、台車本体6Aの移動に
よる駆動力を利用して可動受台6Bを移動させるから、
その可動受台6Bを移動させるための専用の駆動装置が
不要であり、製作費が安くつく。
向a,bに移動させると、ガイドローラ10Bがガイド
レール10Aに沿って前後方向a,bに移動しながら左
右方向c,dに移動され、可動受台6Bも同方向c,d
に移動されるようになっており、台車本体6Aの移動に
よる駆動力を利用して可動受台6Bを移動させるから、
その可動受台6Bを移動させるための専用の駆動装置が
不要であり、製作費が安くつく。
【0019】上記構成において、客先の要望などの設計
上の条件により建屋1の出入口1aの幅Hを小さく設定
する場合には、図7に示すように、各入出庫装置4のガ
イドレール10Aを、その前端部が前方aに向かって内
側に所定間隔eだけ位置ずれされるように敷設する。こ
れによって、狭い出入口1aに合わせて入出庫装置4を
容易に配置することができる。
上の条件により建屋1の出入口1aの幅Hを小さく設定
する場合には、図7に示すように、各入出庫装置4のガ
イドレール10Aを、その前端部が前方aに向かって内
側に所定間隔eだけ位置ずれされるように敷設する。こ
れによって、狭い出入口1aに合わせて入出庫装置4を
容易に配置することができる。
【0020】また、出入口1aの幅Hが大きくて入出庫
装置4の配置が容易な場合には、図8に示すように、各
入出庫装置4のガイドレール10Aを、その前端部が前
方aに向かって外側に所定間隔eだけ位置ずれされるよ
うに敷設する。これによって、両入出庫装置4間の間隔
αを大きく設定し、該各入出庫装置4に対する取り合い
スペースを広く取って、フォークリフト8による搬入出
作業を円滑に行うことができる。
装置4の配置が容易な場合には、図8に示すように、各
入出庫装置4のガイドレール10Aを、その前端部が前
方aに向かって外側に所定間隔eだけ位置ずれされるよ
うに敷設する。これによって、両入出庫装置4間の間隔
αを大きく設定し、該各入出庫装置4に対する取り合い
スペースを広く取って、フォークリフト8による搬入出
作業を円滑に行うことができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、台車本体
を前後方向に直線的に移動せると、それに連動してガイ
ド機構により可動受台が左右方向に移動されるようにな
っており、客先の要望などの設計上の条件により建屋の
出入口の幅を小さく設定する場合には、ガイド機構によ
り可動受台を前方に向かって内側に移動させるように設
定することにより、狭い出入口に合わせて入出庫装置を
容易に配置することができる。また、出入り口の幅が広
くて入出庫装置の配置が容易な場合には、ガイド機構に
より可動受台を前方に向かって外側に移動させるように
設定することにより、入出庫装置に対する取り合いスペ
ースを広く取って、フォークリフトなどの荷役作業機に
よる搬入出作業を円滑に行うことができる。
を前後方向に直線的に移動せると、それに連動してガイ
ド機構により可動受台が左右方向に移動されるようにな
っており、客先の要望などの設計上の条件により建屋の
出入口の幅を小さく設定する場合には、ガイド機構によ
り可動受台を前方に向かって内側に移動させるように設
定することにより、狭い出入口に合わせて入出庫装置を
容易に配置することができる。また、出入り口の幅が広
くて入出庫装置の配置が容易な場合には、ガイド機構に
より可動受台を前方に向かって外側に移動させるように
設定することにより、入出庫装置に対する取り合いスペ
ースを広く取って、フォークリフトなどの荷役作業機に
よる搬入出作業を円滑に行うことができる。
【0022】請求項2記載の発明によれば、台車本体を
前後方向に移動させると、両端部を左右方向に所定間隔
だけ位置ずれさせたガイドレールに沿ってガイドローラ
が前後方向に移動しながら左右方向に移動されて、可動
受台も同方向に移動されるようになっており、台車本体
の移動による駆動力を利用して可動受台を移動させるか
ら、その可動受台を移動させるための専用の駆動装置が
不要であり、製作費が安くつく。
前後方向に移動させると、両端部を左右方向に所定間隔
だけ位置ずれさせたガイドレールに沿ってガイドローラ
が前後方向に移動しながら左右方向に移動されて、可動
受台も同方向に移動されるようになっており、台車本体
の移動による駆動力を利用して可動受台を移動させるか
ら、その可動受台を移動させるための専用の駆動装置が
不要であり、製作費が安くつく。
【0023】請求項3記載の発明によれば、可動受台
が、平面視略ロ字状に枠組みした前後一対の横桁及び左
右一対の縦桁と、該両縦桁間または両横桁間に架設した
支持桁とからなり、その可動受台を軽量の剛体構造にす
ることができる。また、可動受台に支持軸を介してガイ
ドローラを確実に取り付けることができる。
が、平面視略ロ字状に枠組みした前後一対の横桁及び左
右一対の縦桁と、該両縦桁間または両横桁間に架設した
支持桁とからなり、その可動受台を軽量の剛体構造にす
ることができる。また、可動受台に支持軸を介してガイ
ドローラを確実に取り付けることができる。
【0024】請求項4記載の発明によれば、各横桁の上
面に形成した荷物載置面に荷物を載置することにより、
その荷物と各縦桁との間に空間が形成されるから、その
空間にスライドフォークなどの搬入出手段を挿入して荷
物の搬入出を容易に行なうことができる。また、各横桁
の下方の両垂直桁により囲まれた凹部に可動受台用車輪
が収納されているから、その車輪に作業員などが接触す
る虞れがなくて安全性が高い。更に、両横桁に対して両
縦桁を低い位置に配置することにより、可動受台の重心
を下げているので、安定性に優れている。
面に形成した荷物載置面に荷物を載置することにより、
その荷物と各縦桁との間に空間が形成されるから、その
空間にスライドフォークなどの搬入出手段を挿入して荷
物の搬入出を容易に行なうことができる。また、各横桁
の下方の両垂直桁により囲まれた凹部に可動受台用車輪
が収納されているから、その車輪に作業員などが接触す
る虞れがなくて安全性が高い。更に、両横桁に対して両
縦桁を低い位置に配置することにより、可動受台の重心
を下げているので、安定性に優れている。
【図1】 本発明の実施の一形態である立体自動倉庫の
入出庫装置の平面図である。
入出庫装置の平面図である。
【図2】 同側面図である。
【図3】 同正面図である。
【図4】 同分解斜視図である。
【図5】 同縦断面図である。
【図6】 同横断面図である。
【図7】 同入出庫装置の配置状態の一例を示す概略平
面図である。
面図である。
【図8】 同入出庫装置の配置状態の他の例を示す概略
平面図である。
平面図である。
【図9】 従来例を示す概略平面図である。
2 格納棚 4 入出庫装置 5 レール(経路) 6 台車 6A 台車本体 6B 可動受台 10 ガイド機構 10A ガイドレール 10B ガイドローラ 24 横桁 25 垂直桁 26 縦桁 27 支持桁 28 荷物載置面 31 可動受台用車輪 38 支持軸 a,b 前後方向 c,d 左右方向 e ガイドレールの両端部の位置ずれ間隔 W 荷物
Claims (4)
- 【請求項1】 格納棚の端部に対向する一定経路上に配
置した台車を前後方向に移動させてその上に載置した荷
物を格納棚に対して搬入出するようにした立体自動倉庫
の入出庫装置において、前記台車が、前後方向に移動可
能な台車本体と、該台車本体上に配置されてその台車本
体の移動方向とは直交する左右方向に沿って移動可能な
可動受台とを有し、前記台車本体の前後方向の移動に連
動して前記可動受台を左右方向に移動させるガイド機構
が設けられていることを特徴とする立体自動倉庫の入出
庫装置。 - 【請求項2】 前記ガイド機構が、前後方向に沿って延
びて両端部を左右方向に所定間隔だけ位置ずれさせたガ
イドレールと、前記可動受台に設けられて前記ガイドレ
ールに係合するガイドローラとを有することを特徴とす
る請求項1記載の立体自動倉庫の入出庫装置。 - 【請求項3】 前記可動受台が、平面視略ロ字状に枠組
みした前後一対の横桁と左右一対の縦桁とを有し、該両
縦桁間または両横桁間に架設した支持桁から垂下する支
持軸の下端に前記ガイドローラが回転可能に設けられて
いることを特徴とする請求項2記載の立体自動倉庫の入
出庫装置。 - 【請求項4】 前記各横桁の両端に垂直桁を垂設し、該
各垂直桁の下端に前記各縦桁の両端を一体連結すること
により、前記各横桁の上面が荷物載置面とされ、その各
横桁の下方に可動受台用車輪が配置されていることを特
徴とする請求項3記載の立体自動倉庫の入出庫装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000347169A JP2002145408A (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | 立体自動倉庫の入出庫装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000347169A JP2002145408A (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | 立体自動倉庫の入出庫装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002145408A true JP2002145408A (ja) | 2002-05-22 |
Family
ID=18820942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000347169A Pending JP2002145408A (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | 立体自動倉庫の入出庫装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002145408A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011162345A (ja) * | 2010-02-15 | 2011-08-25 | Murata Machinery Ltd | 有軌道台車システム |
KR101062925B1 (ko) | 2009-03-11 | 2011-09-07 | 순환엔지니어링 주식회사 | 컨테이너의 화물 탑재 어셈블리 및 그 적층 구조 |
-
2000
- 2000-11-14 JP JP2000347169A patent/JP2002145408A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101062925B1 (ko) | 2009-03-11 | 2011-09-07 | 순환엔지니어링 주식회사 | 컨테이너의 화물 탑재 어셈블리 및 그 적층 구조 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050127 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050523 |