JP2649427B2 - 流体制御弁等の不断水設置方法及びその密封接続装置 - Google Patents

流体制御弁等の不断水設置方法及びその密封接続装置

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Description

【発明の詳細な説明】 イ.発明の目的 〔産業上の利用分野〕 この発明は、既設の流体管路例えば水道管に不断水状
態(既設管路内の流水の流れを予め設置された制水弁で
止めることなく流通状態で工事を実施すること。)で流
体制御弁を設置するいわゆる不断水流体制御弁設置工法
に関し、更に詳しくは、密封された筐体内で管路を直交
状に切断し、該切断部分に当該流体制御弁を設置する方
法並びにその施工装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の技術として、特公昭59−42193号公報のもの
が公知である。
すなわち、該公知技術によれば、流体制御弁の設置箇
所の両側に相当する管周面に一対の割り継輪を摺動可能
にし、次にこれら割り継輪を含めて前記流体制御弁の設
置箇所を密封状態の筺体で囲ぎょうし、前記筺体内で前
記流体制御弁の設置箇所を切断機で切除した後、その切
除部に流体制御弁を管軸方向への移動を規制する状態で
装着してから、それの両側に位置する割り継輪を外部か
ら前記流体制御弁に向けて両側から押し込んで前記流体
制御弁に接続用フランジ部と前記切除部の管端部との間
に跨がって嵌合させてそれら両者管を接続した後、前記
外筺を撤去することによって流体制御弁を管路の途中に
取り付けるここを特徴とする。
しかしながら、該公知技術によれば、切除された流体
管の切口端面は露出された状態となり、流体管内の流体
と常時接触し、腐食性の流体によっては当該切除端面よ
り腐食が始まり早期に劣化が進行するとの不具合があ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記実情に艦みなされたものであって、この
種の流体制御弁の不断水設置工法において、切断部に錆
が生じない新規な施工方法を提供することをその目的
(技術的課題)とする。
ロ.発明の構成 〔課題を解決するための手段〕 本発明の流体制御弁の不断水設置方法は上記目的を達
成するため、次の工程よりなる構成(技術的手段)を採
る。すなわち、密閉ケース内において、切断機により流
体管を直管状に切断し、次いで当該切断部に流体制御弁
を挿入設置する流体制御弁の不断水設置方法において、
予め流体制御弁の設置箇所の両側に相当する管周面にそ
れぞれ可動接続環を装着する工程、切断機で流体管を切
断した後、その切除部に、前記可動接続環側の切口端面
に当接されるシール材を抱持した伸縮可能な伸縮接手環
を収縮状態で装着した流体制御弁を挿着する工程、前記
可動接続手環を管軸方向に前進させて前記伸縮接手環に
水密に係合する工程、しかる後、伸縮接手環を伸長させ
そのシール材を切口端面に押圧する工程、からなること
を特徴とする。
また、密封接続装置は叙上の流体制御弁の不断水設置
方法を実施するものであって、流体制御弁の挿入設置箇
所の両側の管周面に水密に装着される可動接続環と、挿
入設置される流体制御弁において、前記可動接続環に対
応して装着され、流体管の切口部に当接されるシール材
を抱持した管軸方向に伸縮可能な伸縮接手環と、からな
ることを特徴をする。
〔作用〕
可動接続環の軸方向への移動により伸縮接手環と水密
に係合し、流体管内の流水の流出は封止される。
その後の伸縮接手環の伸長により伸縮接手環に抱持さ
れたシール材は切口部に押圧当接される。
〔実施例〕
以下、本発明の流体制御弁の不断水設置方法及びその
密封接続装置の実施例を図面に基づいて説明する。
(実施例装置) 第1図及び第2図は本発明方法の途中工程(流体弁の
挿入直後の状態)を示すものであるが、その一実施例の
密封接続装置の全体が示されている。
図において、Pは配水主管等の流体管、Qはその切断
された切口部、Sは作業用密閉ケース、Vは挿入される
流体制御弁である。
(作業用密閉ケース) 先ず、作業用密閉ケースSについて説明する。
該作業用密閉ケースSは上ケース100と下ケース101と
の管軸を含む平面において二つ割に形成され、それらの
フランジ102,103相互を衝接させて締付けボルト104をも
って一体的に組み立てられる。管軸方向の両端部には、
流体管Pを挿通する挿通孔106が開設され、挿通孔106に
臨んで本密閉ケースSの内面に当金107が固設されると
ともに、該挿通孔106と流体管Pとの間隙にはパッキン
グ108が装着される。109はこのパッキング108を押圧す
る押輪であって、該押輪109は本密閉ケースSに螺入さ
れる締付けボルト110をもって前進せられる。
また、押輪109にはそのボルトが流体管Pに食い込ん
で離脱を阻止する離脱防止装置111が付置される。
本密閉ケースSは実質的に横置き状の円筒形状をなす
が、上部は矩形状の開口部113をなし、上端面のフラン
ジ114をもって後記する他の装置の接続をなす。本密閉
ケースSの内面には案内レール115が開口部113に臨んで
縦設される。116は開閉のできる作業用窓である。
本密閉ケースSの下部底部にはドレーン管118が配さ
れ、また底面にはこのケースS全体を支える支持脚119
が設けられる。
(密封接続装置) しかして、本実施例の密封接続装置は、この作業用密
封ケースS内において、流体管P側に装着される接続部
と、挿入される流体制御弁V側に装着される接続部とか
らなる。
すなわち、この密封接続装置は流体弁Vを挟んで、流
体管P側の左右に配される可動接続環1と、流体制御弁
V側においてこの可動接続環1に対応して配される内側
環3と外側環4とからなる伸縮接手環2と主たる構成と
して含む。
また、本密閉接続装置には、補助的構成として、摺動
案内具6及び押出し具7が含まれ、この密封接続装置の
装着操作に供される。
以下、この密封接続装置の各部の細部構造を説明す
る。なお、以下の説明において、前部及び後部を流体弁
Vを中心にしてこの流体弁に向かう側を前部、この流体
弁から離れる側を後部と定義する。
第3図は本密封接続装置を取り出して示したものであ
る。
可動接続環1は二つ割体よりなり、管Pの回りパッキ
ング10をもって水密に装着され、前部において管径方向
の外方へ突出するフランジ部11が突設されるとともにそ
の内方には直角凹部12が形成される。また、後部におい
て、外方に突出するフランジ部14が、内方にはゴム輪収
容凹部15が形成され、ゴム輪収容凹部15内にはゴム輪16
が収容されるとともにフランジ部14と締付けボルト17を
介して係合する押輪18によって押圧される。
伸縮接手環2は一体ものの管状体である内側環3と外
側環4との組合わせによって伸縮機能をもつ。
もっと詳しくは、内側環3の後部には、可動接続環1
の前部形状に嵌合対応するように、フランジ部11に衝接
するフランジ部20が、また、直角凹部12内に嵌挿される
ように外フランジ部20よりも後方に突出する水平鍔21が
形成されてなる。
フランジ部11,20は対応する位置に開設されたボルト
挿通孔に挿通された締付けボルトによって互いに締め付
けられる。水平鍔21は該フランジ部11,20相互が衝接し
たとき、直角凹部12内に所定の間隙を存して嵌挿され、
その外周面に形成されたパッキング溝に装着されたパッ
キング22の当接により可動接続環1との水密作用をな
す。
該水平鍔21の後端部面には内方に向けて環状の凹部23
が形成され、この凹部23にシール材24が固定装着され
る。凹部23は、少なくとも外径が流体管Pの外径以上
で、内径が流体管Pの内径以下とされる。
シール材24は所定厚さの環状板をなす。
内側環3の前部には、所定幅の環状体26が外方に突設
され、その外周面にパッキング溝が凹設され、該パッキ
ング溝にパッキング27が装着される。
外側環4は、内側環3の本体の外周に重合して配さ
れ、その後部にはフランジ部29が外方に張設され、該フ
ランジ部29には円周方向に所定間隔にわたって水平ねじ
孔30が管軸方向に平行して開設され、また、水平ねじ孔
30の間に鉛直ねじ孔31が管軸中心方向に開設されてい
る。そして、水平ねじ孔30には押出しねじ33が螺装さ
れ、鉛直ねじ孔31には締付けねじ34が螺装される。押出
しねじ33の先端は内側環3のフランジ部20に当接され
る。なお、フランジ部29の外径は前記したフランジ部1
1,20の外径以下とされる。
外側環4の前部にはフランジ部35が外方に張設され、
取付けボルト・ナット36をもって流体弁Vに固定され
る。
以上の構成よりなる本実施例の密封接続装置におい
て、後記する摺動案内具6との関連のため、フランジ部
11,20は同一径とされる。
再び、第1図及び第2図に戻って、摺動案内具6、押
出し具7、その他の部材について説明する。
(摺動案内具6) 摺動案内具6は流体弁Vを含む密封接続装置を下方に
おいて支持し、かつ、密封接続装置が管軸方向に移動す
る際の案内をなす機能をもつ。
もっと詳しくは、密閉ケースSの底部の中央部に位置
して案内箱40が配され、一方、基台41は該案内箱置40の
内壁に沿って上下動自在に嵌装される基柱42と該基柱42
上の平板43とからなる。案内箱40と基柱42とはねじ棒45
によって連動され、また基柱42の側面にはキー溝が縦設
されるとともに該キー溝に密閉ケースS側に固定された
キー46が嵌装され、これによってねじ棒45の回動ととも
に基柱42が共回りすることなく上下動するようにされて
いる。基台41の平板43上に案内用のパイプ48が相並べて
配される。しかして、この案内用パイプ48上に密封接続
装置を構成する可動接続環1及び伸縮接手環2のフラン
ジ部11,20の下方部の外端面が当接される。
(押出し具7) 押出し具7は密閉ケースSの軸方向両側面に設けら
れ、密閉ケースS外からの操作により可動接続環2を前
進押圧する機能を奏する。
もっと詳しくは、密閉ケースSの側面に円孔50が開設
され、該円孔50に臨んで案内筒52がケースSの外部に固
設され、この案内筒52内に移動軸53が密閉ケースSの内
部にまで延設して配されている。案内筒52と移動軸53と
はねじ棒54によって連動されるとともに、移動軸53はキ
ー55によってねじ棒54との共回りが防止され、ねじ棒54
の回動により移動軸53は前後に移動する。移動軸53の先
端部には係合子55が取り付けられ、その前端面55aを可
動伸縮接続環1のフランジ部14に当接される。
(流体弁V) 本実施例の流体弁Vはいわゆる蝶形弁であって、弁箱
内に収容された弁体130は弁棒132の回動により開閉動作
を行う。図は開状態を示す。
本密封接続装置の伸縮接手環2はこの流体弁の弁箱に
直接的に固設される。
弁棒132はその上端のフランジ133を介して、後記する
装入装置の昇降軸135の下端に装着された接続体136を介
して連結される。
また、流体弁Vの側方から横梁部材138が張設され、
横梁部材138の両端部は前記した密閉ケースSの案内レ
ール115に摺動自在に係合する。
(実施例方法) 上記の本実施例の密封接続装置を使用して行われる流
体制御弁の不断水設置方法を第4図以降の図面に基づい
て説明する。なお、第1図及び第2図はその施工途中を
示し、第3図は終了状態を示す。
(1)先ず、第4図に示すように、流体管Pの流体制御
弁配設位置の地盤Eを掘削して作業空間Fを確保する。
この際、該掘削穴の底部の地盤が十分な地耐力を有する
ように地盤処理されることが好ましい。
流体制御弁設置位置の当配水主管Pに切断機Hを取り
付けた後、その外側に本密封接続装置の固定接続環1を
それぞれ装着する。
図において200は切断機Hの駆動軸であり、202はその
上端の接手部である。
(2)作業用密閉ケースSの下ケース101を脚119を介し
て流体管P回りに取り付ける(第5図参照)。また、摺
動案内具6はその案内パイプ48のレベルを調整して設置
する。
次いで、作業用密閉ケースSの上ケース102を被せ、
作業用密閉ケースSを一体的に組み立てる。このとき密
閉ケースSの両端の開口部はパッキング108及び押輪109
をもつて水密に、かつ離脱防止金具111を効かす。しか
る後、盲蓋Iを被せ、この状態で水圧テストを行う(第
6図参照)。
(3)水密状態が維持されていることが確認できれば、
盲蓋Iを外し、作業用ケースS上にそのフランジ114を
介して作業用制水弁J、更に、接続筒Kを水密に取り付
ける。該接続筒Kには作業用窓が備わっている。なお、
このとき、作業用制水弁Jは開状態となっている(第7
図参照)。
(4)しかる後、切断機Hの駆動装置Lを取り付ける
(第8図参照)。
第9図は密閉ケースS内での駆動装置Lの駆動軸204
と切断機Hの駆動軸200との連結状態を示す。図から判
るように、両者の連結は接続筒Kの作業用窓を介して作
業同制水弁Jの下方近傍でなされる。
この状態で切断機Hを駆動し、流体管Pを切断してゆ
く。この切断機Hの切断機構は公知のもであって、駆動
軸200の回転は傘歯車機構によって2方向に振り分けら
れ、更に歯車機構並びにチェーン機構を介して切削バイ
トを流体管Pの外周面に当接させるとともに流体管P回
りに回転させ、流体管Pを直管状に切断する。
この切断に伴い、流体管P内の流体は作業用密閉ケー
スS、作業用制水弁J、接続筒K内に充満するが、外部
に溢れ出ることなく、不断水で作業される。また、その
切粉は密閉ケースSの下底の排水管118より排出ととも
に排出される。
(5)流体管Pの切断作業が完了すれば、切断片を抱持
したまま切断機Hを引き上げる。
そして、切断機Hが作業用制水弁Jを通過した時点で
作業用制水弁Jを閉じ、しかる後、切断機H並びにその
駆動装置Lを取り外す(第10図参照)。
(6)次いで、流体弁Vを装着した流体弁の挿入装置M
を接続筒K上に取り付ける(第11図)。このとき、流体
弁Vには伸縮接手環2が収縮状態で装着される。また、
昇降軸135は収縮された状態となっている。流体弁Vは
接続筒K内に水密に収容される。
しかる後、作業用制水弁Jを開け、挿入装置Mを駆動
して流体弁Vを作業用密封ケースS内へ押し込んでゆ
く。
このとき、流体弁Vは作業用密封ケースS内の案内レ
ール115に沿って降下されるので、切断部への挿入は容
易になされる。
第1図及び第2図はこの状態を示す。
(7)押出し具7を操作して、可動接続環1を流体弁V
の方向に向けて押し出す。
第12図はその初期の状態を示す。
押出し具7の係合子55の端面55aを可動接続環1のフ
ランジ部14に当接し、この状態で、押出し具7のねじ棒
54を回動させ、移動軸53を前進させてゆく。このとき、
伸縮接手環2の締付けねじ34はロック状態となってい
る。
第13図は押圧前進を完了した状態を示す。
図示されるように、可動接続環1は切口部Qを跨いで
前方へ迫り出し、そのフランジ部11は伸縮接手環2のフ
ランジ部20に当接し、かつ、その直角凹部12は水平鍔21
に水密に嵌合する。これにより、流体管P内の流水は完
全に止水された状態となる。
(8)作業用密閉ケースS内の流水をドレーン管118を
介して排水し、第14図に示すように、その密閉ケースS
内で押付けねじ34を緩め、押出しねじ33を回動して伸縮
接手環2の内側環3をそのシール材24が切口面Qに当接
するまで後方へ押し戻す。
しかる後、作業用密閉ケースS、作業用制水弁J、接
続筒K等が取り外され、密閉接続装置においては可動接
続環1の後部にパッキング及び押輪を装着して水密性を
保持する。
なお、この工程において、作業用密閉ケースS内の流
水を排水すれば、作業用密閉ケースSを直ちに取り外し
てもよい。
(9)第15図に示すように、流体弁Vに開閉作動装置N
を装着し、また、必要に応じて流体弁Vの下部に基礎台
Oを設置する。
しかる後、所定の弁室処理をなし、地盤Eを埋め戻
す。
このように、本実施例方法によれば、流体弁Vの切断
部への挿入設置において、作業用密閉ケースSの底部に
設けた摺動案内具6と本密封接続装置の各フランジ11,2
0との摺動作用により、軸方向の移動が案内され、その
挿入設置作業が円滑かつ容易になされる。
また、切断部の切口面Qはシール材24によって密封封
止され、当該切口面Qからの発錆は防止される。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発
明の基本的技術思想の範囲内で種々設計変更が可能であ
る。すなわち、以下の態様は本発明の技術的範囲内に包
含される。
密封接続装置において、可動接続環1が水密を保って
可動であること、また、伸縮接手環2が伸縮自在となっ
ていること、及びシール材24を抱持することが必須であ
り、その他の構成は実施例の構成に限定されず、適宜変
更されうる。
すなわち、可動接続環1は三つ割以上であってもよ
く、また、それらの後部の水密性を流体管との溶着によ
ってなしてもよい。伸縮接手環2の前部の流体弁Vとの
固着は溶着等の適宜手段を採りうる。可動接続環1と伸
縮接手環2との密封はパッキング22の外にフランジ部11
とフランジ部20との間に介装されるガスケットもしくは
パッキングによることができる。
本発明方法・装置は流体制御弁の設置にのみ適用され
るものではなく、その他の用途、例えば流量計の設置に
適用でき、要はその対象物に伸縮接手環2を装着させう
れば足りる。
ハ.発明の効果 本発明によれば、以下の特有の効果を有する。
直管状に切断された流体管の切口面は本密封接続装置
に把持されたシール部材によって密封封止され、当該切
口面からの発錆を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の流体制御弁等の不断水設置方法及びその
密封接続装置の実施例を示すものであって、第1図は本
発明方法の施工途中の全体断面図、第2図はその一部断
面側面図、第3図(a)は本発明装置の要部拡大図、
(b)図は(a)図のA部拡大図、第4図は初期工程
図、第5図は第4図に続く工程図、第6図は第5図に続
く工程図、第7図は第6図に続く工程図、第8図は切断
工程を示す図、第9図は切断状態の内部部、第10図は切
断機及び切断片の引上げ工程図、、第11図は流体弁の挿
入工程図、第12図は流体弁の接続操作の初期工程図、第
13図は流体弁の接続操作の中間工程図、第14図は流体弁
の接続操作の完了工程図、第15図は流体弁の設置終了図
である。 P……流体管、Q……切口面、S……作業用密閉ケー
ス、V……流体弁、1……可動接続環、2……伸縮接続
環、24……シール部材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉ケース内において、切断機により流体
    管を直管状に切断し、次いで当該切断部に流体制御弁を
    挿入設置する流体制御弁の不断水設置方法において、 予め流体制御弁の設置箇所の両側に相当する管周面にそ
    れぞれ可動接続環を装着する工程、 切断機で流体管を切断した後、その切除部に、前記可動
    接続環側の切口端面に当接されるシール材を抱持した伸
    縮可能な伸縮接手環を収縮状態で装着した流体制御弁を
    挿着着する工程、 前記可動接続手環を管軸方向に前進させて前記伸縮接手
    環に水密に係合する工程、 しかる後、伸縮接手環を伸張させそのシール材を切口端
    面に押圧する工程、 からなる流体制御弁の不断水設置方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、流体制御弁に代えて流
    量計を設置する不断水設置工法。
  3. 【請求項3】流体制御弁の挿入設置箇所の両側の管周面
    に水密に装着される可動接続環と、 挿入設置される流体制御弁において、前記可動接続環に
    対応して装着され、流体管の切口部に当接されるシール
    材を抱持した管軸方向に伸縮可能な伸縮接手環と、 からなることを特徴とする密封接続装置。
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