JP2001193893A - 不断水防錆装置および方法 - Google Patents

不断水防錆装置および方法

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JP2001193893A
JP2001193893A JP2000006172A JP2000006172A JP2001193893A JP 2001193893 A JP2001193893 A JP 2001193893A JP 2000006172 A JP2000006172 A JP 2000006172A JP 2000006172 A JP2000006172 A JP 2000006172A JP 2001193893 A JP2001193893 A JP 2001193893A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配水工事(φ50以上) に適用し得ると共に、
開孔を閉封し得る防錆処理具や方法を提供する。 【解決手段】 本発明の不断水工事用の防錆具7は、既
設管1の周方向Rに概ね180°ないし180 °よりも若干
小さな角度の範囲にわたる円形ないし長円形の開孔12
Cを閉封するものである。該防錆具7は前記開孔12C
に対応する形状を持ち、かつ、前記既設管1内の水の流
れを止めることのないものであって、前記開孔12Cの
切削された面に略全周にわたって圧接するエラストマー
からなる圧接部71と、該圧接部71に一体で前記開孔
12Cに作用する水圧に抗する剛性を持つ芯材部72と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明のバックグラウンド】発明の分野:本発明は、既
設管に不断水で施工した円形ないし溝形の開孔の防錆処
理に関するものである。
【0002】従来の技術:従来より、既設管に不断水下
において開孔を形成し、該開孔から仕切弁体を挿入し、
管路内の水の流れを遮断可能にする不断水バルブ挿入工
法は周知である(U.S.P.3,948,282,U.S.P.4,516,598)。
かかる工法では、バルブ挿入後に仕切弁体で水の流れを
遮断し、目的とする配管変更などの作業を行うと、当該
仕切弁体が不要になるので、当該仕切弁体を撤去(除
去)する場合がある。かかる場合、前記開孔は穿孔ない
し切削して形成したものであるため、防錆処理ができて
いない。
【0003】25mm以下の給水工事では、かかる開孔に銅
製の中空ブッシュをかしめて挿入する防錆処理を行って
いる。しかし、かかる防錆処理ではブッシュを押し拡げ
てかしめる工程が必要になるので配水工事(φ50以上)
のような口径の大きい場合には適用できない。また、前
記開孔を閉封しないので、工法が複雑になる。
【0004】したがって、本発明の目的は、配水工事
(φ50以上) に適用し得ると共に、開孔を閉封し得る防
錆処理具や方法を提供することである。
【0005】
【発明の概要】前記目的を達成するために、本発明の防
錆具は、既設管の周方向に概ね 180°ないし180 °より
も若干小さな角度の範囲にわたる円形ないし溝形の開孔
を閉封する不断水工事用の防錆具である。該防錆具は前
記開孔に対応する形状を持ち、かつ、前記既設管内の水
の流れを止めることのない(弁体ではない)ものであ
る。前記防錆具は、前記開孔の切削された面に略全周に
わたって圧接するエラストマーからなる圧接部と、該圧
接部に一体で前記開孔に作用する水圧に抗する剛性を持
つ剛体部とを備えている。なお、円形の開孔は周知のホ
ールソーにより形成することができる。また、溝形の開
孔はエンドミルやフライスにより形成することができ
る。本発明において、「剛体部」は、一般に、ダクタイ
ル鋳鉄、スチール、ステンレスなどの金属で形成され
る。
【0006】かかる防錆具は、以下の仕切弁体と共に密
閉ケースに収容して防錆具挿入装置を構成することがで
きる。ここに、前記仕切弁体は、前記開孔から前記既設
管内に侵入することで、前記既設管内の水の流れを止め
る。一方、前記密閉ケースは、前記防錆具および前記仕
切弁体を収容すると共に、前記既設管の周方向に複数個
に分割されている。
【0007】一方、本発明の不断水工法は、前記防錆具
挿入装置等を用いて、以下に説明する囲繞工程、孔形成
工程、止水工程、取出工程および閉封工程とを有する。
前記囲繞工程では、既設管の一部を、該既設管の周方向
に複数個に分割された密閉ケースによって気密状態で囲
繞する。前記孔形成工程では、前記密閉ケース内におい
て、既設管の周方向に概ね 180°ないし180 °よりも若
干小さな角度の範囲にわたって円形ないし溝形の開孔を
形成する。前記止水工程では、前記開孔から前記既設管
内に仕切弁体を侵入させて、該仕切弁体により前記既設
管内の水の流れを止める。前記取出工程では、前記仕切
弁体を前記開孔から取り出す。前記閉封工程では、前記
開孔の切削された(金属)面に略全周にわたって接触す
るエラストマーからなる圧接部と、該圧接部に一体で前
記開孔に作用する水圧に抗する剛性を持つ剛体部とを備
えた防錆具を前記開孔に嵌め込む。
【0008】かかる不断水工法によって、本発明の配管
構造が得られる。すなわち、本発明の配管構造は、既設
管の周方向に概ね 180°ないし180 °よりも若干小さな
角度の範囲にわたって切欠されて形成された開孔を側面
に有する既設管と、前記開孔に対応する形状を持ち、か
つ、前記既設管内の水の流れを止めることのない防錆具
とを備えている。前記防錆具は、前記開孔の切削された
面に略全周にわたって圧接するエラストマーからなる圧
接部と、該圧接部に一体で前記開孔に作用する水圧に抗
する剛性を持つ剛体部とを備えている。なお、前記防錆
具は密閉ケースで収容したまま密閉ケース内で固定して
おいてもよいが、バンドで既設管に固定して前記密閉ケ
ースを取り外してもよい。
【0009】なお、本発明において、「エラストマー」
としては、ゴムの他にゲル、未架橋の樹脂または樹脂ス
ポンジなどを採用することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、銅製のブッシュを押し
拡げる必要がないから、口径の大きい配水工事にも適用
することができる。また、防錆具には開孔を閉封する剛
体部を備えているので、閉封後の板フランジの取付など
が容易になる。
【0011】
【実施例の説明】以下、本発明の実施例を図面にしたが
って説明する。図1ないし図7は第1実施例を示す。防錆具挿入装置10 図1および図2に示すように、防錆具挿入装置10は、
密閉ケース2、仕切弁体8A、弁棒8C、防錆具7およ
び防錆具挿入用ボルト7Aを有している。前記密閉ケー
ス2は、前記仕切弁体8Aおよび防錆具7を収容すると
共に、周方向Rに2分割された第1および第2分割ケー
ス21,22を備えている。弁蓋23は、第1および第
2分割ケース21,22と共に前記密閉ケース2を構成
する。前記弁棒8Cおよび防錆具挿入用ボルト7Aは前
記仕切弁体8Aおよび防錆具7を既設管1の管径方向C
にスライドさせる。前記第1分割ケース21と第2分割
ケース22との間や、図2に示す密閉ケース2と既設管
1との間は、ゴムパッキン14でシールされている。ま
た、前記弁蓋23と第2分割ケース22との間はゴムリ
ング15でシールされている。なお、前記密閉ケース2
の両端部には、ゴムリング16(図5)が押し込まれる
パッキン挿入部26が設けてある。
【0012】前記第1分割ケース21には、既設管1の
管径方向Cの外方に向って分岐状に突出して防錆具7を
収容する防錆具収容部210が形成されている。前記防
錆具収容部210には、図1に示すように、既設管1の
管径方向Cの外方に向って分岐状に突出した、ボルト挿
入部211と一対の固定ネジ挿入部213,213とが
形成されている。前記ボルト挿入部211には、前記防
錆具挿入用ボルト7Aが螺合している。また、前記ボル
ト挿入部211は外周面にキャップ65(図7)が螺合
する雄ネジ部212を有している。前記固定ネジ挿入部
213,213は、前記防錆具収容部210内の防錆具
7の両端部に近接した位置において既設管1の概ね中心
に向って形成されている。前記固定ネジ挿入部213,
213には、固定ネジ61が螺合している。ボルト挿入
部211と一対の固定ネジ挿入部213,213には、
それぞれ、防錆具挿入用ボルト7Aおよび固定ネジ61
がねじ込まれた際に、前記各挿入部211,213と、
防錆具挿入用ボルト7Aおよび固定ネジ61との間をシ
ールするゴムリング17が固着されている。
【0013】前記第2分割ケース22には、既設管1の
管径方向Cの外方に向って分岐状に突出する第1分岐状
部221と第2分岐状部222とが形成されている。前
記第2分岐状部222は、前記第1分岐状部221から
分岐するように前記第1分岐状部221に対して斜めに
形成されている。
【0014】前記第1分岐状部221には、前記弁蓋2
3が組立ボルト62によって締結されている。前記第1
分岐状部221および弁蓋23は、開弁時に仕切弁体8
Aを収容する。前記第2分岐状部222は、既設管1の
中心に向って開口しており、該第2分岐状部222に装
着されるミリング状の切削工具4が前記第1分岐状部2
21を貫通する。前記第2分岐状部222には、作業用
仕切弁70を介して切削装置3のアタッチメント34が
固定されている。前記第2分岐状部222と前記作業用
仕切弁70との間や、前記作業用仕切弁70とアタッチ
メント34との間は、図示しないゴムリングによってシ
ールされている。前記第2分岐状部222は、内側に図
4のプラグ60をねじ込むための雌ネジ部22aを有し
ている。
【0015】仕切弁体8A 仕切弁体8Aは、弁棒8Cを正逆方向に回転させること
により、第2分割ケース22内において既設管1の管径
方向Cにスライドする。仕切弁体8Aには、ゴムパッキ
ン8dが装着されている。該ゴムパッキン8dは、仕切
弁体8Aが開孔12Cから既設管1内に侵入すると、開
孔12Cを閉塞すると共に、既設管1の内周面1bに圧
接して、既設管1内の水の流れを止める。なお、弁棒8
Cには周知のコマ140が螺合している。
【0016】防錆具7 図1および図2に示すように、防錆具7は前記仕切弁体
8Aとは既設管1の周方向Rに約180 °離れた位置に配
設されている。防錆具7は、切削工具4により既設管1
の周方向Rに形成される概ね180 °ないし180 °よりも
若干小さな角度の範囲にわたる長円形の開孔12Cに対
応する形状を有している。すなわち、前記防錆具7は、
既設管1に沿う半円環状に湾曲した形状に形成されてお
り、かつ、既設管1に押し込まれた後、既設管1内の水
の流れを止めることのない形状を有している。前記防錆
具7は、エラストマーからなる圧接部71と、芯材部
(剛体部)72とを備えている。前記圧接部71は、開
孔12Cの切削された面に略全周にわたって圧接する。
前記芯材部72は、開孔12Cに作用する水圧に抗する
剛性を持ち、圧接部71が一体に焼付けられている。ま
た、前記芯材部72は、防錆具挿入用ボルト7Aの先端
に一体に形成された押込部7Bが係合する係合部73を
有している。さらに、図2に示すように、前記芯材部7
2は既設管1内への侵入部分以外の部分の幅が開孔12
Cよりも若干大きく形成されてなる。
【0017】切削装置3 図1において、第2分岐状部222には、作業用仕切弁
70を介して切削装置3が取り付けられている。該切削
装置3は、前記開孔12C(図2)を形成するためのも
ので、ミリング状の切削工具4を備えている。前記切削
工具4は切削装置3のカッタ軸32の先端部に固定され
ている。前記カッタ軸32は、図示しないモータなどの
原動機に連結されており、原動機の動力で回転される。
したがって、切削工具4は、原動機の動力でカッタ軸3
2のまわりに回転する。なお、本切削装置3は、切削工
具4がエンドミル状である他は、周知の穿孔機と同様の
構造のものを用いることができる。
【0018】つぎに、工法について説明する。囲繞工程 まず、図1の既設管1内に液体(水)が流れている状態
で、密閉ケース2を既設管1の切削位置に取り付けると
共に、図示しない組立ボルトにより、防錆具7を収容し
た第1分割ケース21と第2分割ケース22とを組み立
てる。この後、切削装置3を第2分岐状部222に取り
付ける。こうして、図1のように、密閉ケース2が既設
管1の一部を気密状態で囲繞する。
【0019】孔形成工程 前記組立工程の後、作業者は切削装置3を操作して、図
示しない原動機を駆動させると、切削工具4がカッタ軸
32と共に回転し、既設管1を切削する切削運動を開始
する。該切削運動を行っている状態で、作業者が切削装
置3を操作して、切削工具4を切込方向C1に向って送
ると、やがて、図1の二点鎖線および図3(a)に示す
ように、切削工具4の先端面40が既設管1の管壁1a
の一部を貫通する位置まで進む。こうして、切削工具4
による切込みが完了する。この切込後、前記切削運動を
切削工具4が行っている状態で、図3(b)に示すよう
に、作業者が密閉ケース2を既設管1の周方向Rに回転
させる。すなわち、前記切削工具4は前記カッタ軸32
のまわりを回転しながら密閉ケース2と共に前記周方向
Rに回転する送り運動を行う。このように作業者は切削
工具4が送り運動を行っている状態で、切削工具4を既
設管1の周方向Rに概ね180 °ないし180 °よりも若干
小さな角度の範囲にわたって回転させる。その後、作業
者は、切削工具4を元の位置まで退避させて、図3
(c)に示すように、密閉ケース2を元の位置戻す。こ
のようにして、既設管1を切片を生成することなく、既
設管1に前記周方向Rに概ね180 °ないし180 °よりも
若干小さな角度の範囲にわたって切欠された長円形の開
孔12Cを形成する。
【0020】止水工程 前記孔形成工程の後、作業者は、図1の作業用仕切弁7
0の作業レバー700を操作して作業用仕切弁70を閉
弁する。その後、作業者は切削装置3を取り外す。この
取り外し後、作業者は、周知のプラグ挿入器(図示せ
ず)を作業用仕切弁70に取り付けて、作業用仕切弁7
0を開弁する。この開弁後、作業者はプラグ挿入器(図
示せず)を操作して、図4のプラグ60を第2分岐状部
222の雌ネジ部22aにねじ込む。このねじ込み後、
作業者は、作業用仕切弁70(図1)とプラグ挿入器を
取り外す。その後、図4に示すように、作業者は、弁棒
8Cを正方向に回転させることにより、仕切弁体8Aを
開孔12Cから既設管1内に侵入させて、該仕切弁体8
Aにより既設管1内の水の流れを止める。この既設管1
の閉塞状態において、たとえば、既設管1の配管変更箇
所を切断した後、メカ帽51(図7)を取り付けて、配
管変更などの作業を行う。
【0021】取出工程 前記配管変更などの作業を行った後、作業者は、弁棒8
Cを逆方向に回転させて、図5(a)に示すように、仕
切弁体8Aを開孔12Cから取り出す。
【0022】閉封工程 前記取出工程の後、図5(b)に示すように、作業者
は、密閉ケース2を既設管1の周方向Rに約180 °回転
させて、防錆具7を開孔12Cの位置に対応させる。こ
の後、作業者は、パッキン挿入部26(図2)にゴムリ
ング16および割押輪50を取り付ける。その後、作業
者は、図6の防錆具挿入用ボルト7Aをねじ込んで防錆
具7を開孔12Cに嵌め込む。この嵌込後、防錆具7の
芯材部72を既設管1の内に向って押し付ける固定ネジ
61(図1)をねじ込む。その後、ボルト挿入部211
の雌ネジ部212にキャップ65(図7)をねじ込む。
【0023】前記閉封工程の後、作業者は、仕切弁体8
Aを収容した弁蓋23を取外し、弁蓋23に代えて図7
のフランジ蓋55を取り付ける。このようにして、図7
に示す配管構造が得られる。なお、この第1実施例で
は、密閉ケース2内に仕切弁体8Aおよび防錆具7の両
方を収容しているので、施工性が良いという利点を有す
る。また、こうして開孔12Cが閉封された状態で密閉
ケース2が既設管1を囲繞しているので、以下に説明す
るように再びバルブとしての機能を発揮することができ
る。すなわち、前記フランジ蓋55を取り外した後に、
再び仕切弁体8Aおよび弁蓋23を取り付け、前記開孔
12Cを再び開いた後、前記仕切弁体8Aを開孔12C
の位置まで移動させることにより、再びバルブとしての
機能を発揮することもできる。
【0024】第2実施例 図8ないし図14は第2実施例を示す。防錆具挿入装置100 図8ないし図10に示すように、防錆具挿入装置100
は、密閉ケース2、仕切弁体8A、弁棒8C、防錆具7
および防錆具挿入用ボルト7Aを有している。前記密閉
ケース2は、前記仕切弁体8Aおよび防錆具7を収容す
ると共に、周方向Rに2分割された第1および第2分割
ケース21,22を備えている。前記第2分割ケース2
2の第1分岐状部221は、防錆具収容部210を一体
に形成しており、防錆具7と仕切弁体8Aとが既設管1
の管軸方向Sに離れて設けられている。なお、防錆具挿
入装置100のその他の構成は、第1実施例と同様であ
り、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その
詳しい説明を省略する。
【0025】つぎに、工法について説明する。囲繞工程 まず、図8の既設管1内に液体(水)が流れている状態
で、密閉ケース2を既設管1の切削位置に取り付けると
共に、図示しない組立ボルトにより、第1分割ケース2
1と、防錆具7を収容した第2分割ケース22とを組み
立てる。この後、切削装置3を第2分岐状部222に取
り付ける。こうして、図8のように、密閉ケース2が既
設管1の一部を気密状態で囲繞する。
【0026】孔形成工程 前記組立工程の後、前記第1実施例の孔形成工程と同様
にして、図11(a)に示すように、既設管1に前記周
方向Rに概ね180 °ないし180 °よりも若干小さな角度
の範囲にわたって開孔12Cを形成する。
【0027】止水工程 前記孔形成工程の後、前記第1実施例の止水工程と同様
にして、図11(b)に示すように、仕切弁体8Aを開
孔12Cから既設管1内に侵入させて、該仕切弁体8A
により既設管1内の水の流れを止める。この既設管1の
閉塞状態において、たとえば、既設管1の配管変更箇所
を切断した後、図12(a)に示すように、メカ帽51
を取り付けて、配管変更などの作業を行う。
【0028】取出工程 前記配管変更などの作業を行った後、前記第1実施例の
取出工程と同様にして、図12(b)に示すように、仕
切弁体8Aを開孔12Cから取り出す。
【0029】移動工程 前記取出工程の後、図13(a)に示すように、密閉ケ
ース2を既設管1の管軸方向Sに移動させて、開孔12
Cに対応する位置に防錆具7を移動させる。
【0030】閉封工程 前記移動工程の後、図13(b)に示すように、防錆具
挿入用ボルト7Aをねじ込んで防錆具7を開孔12Cに
嵌め込む。この嵌込後、防錆具7の芯材部72を既設管
1の内に向って押し付ける固定ネジ61をねじ込む。そ
の後、ボルト挿入部211の雌ネジ部212にキャップ
65をねじ込む。
【0031】前記閉封工程の後、作業者は、仕切弁体8
Aを収容した弁蓋23を取外し、弁蓋23に代えて図1
4のフランジ蓋55を取り付ける。このようにして、図
14に示す配管構造が得られる。なお、この第2実施例
では、管下の掘削を浅くすることができる。
【0032】第3実施例 図15ないし図19は第3実施例を示す。防錆具挿入装置200 図15に示すように、防錆具挿入装置200は、密閉ケ
ース2、仕切弁体8A、弁棒8Cを有している。前記密
閉ケース2は、周方向Rに2分割された第1および第2
分割ケース21,22を備えている。弁蓋23は、第1
および第2分割ケース21,22と共に前記密閉ケース
2を構成する。
【0033】前記第2分割ケース22には、既設管1の
管径方向Cの外方に向って分岐状に突出する第1分岐状
部221と第2分岐状部222とが形成されている。前
記第2分岐状部222は、前記第1分岐状部221から
分岐するように前記第1分岐状部221に対して斜めに
形成されている。
【0034】前記第1分岐状部221には、第1分岐状
部221側から組立ボルト62によって前記弁蓋23が
固定されている。前記第1分岐状部221のフランジ2
21aは、前記弁蓋23のフランジ23aよりも若干大
きく形成されている。なお、防錆具挿入装置200のそ
の他の構成は、第1実施例と同様であり、同一部分また
は相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明を省略
する。
【0035】つぎに、工法について説明する。囲繞工程 まず、図15の既設管1内に液体(水)が流れている状
態で、密閉ケース2を既設管1の切削位置に取り付ける
と共に、図示しない組立ボルトにより、第1分割ケース
21と第2分割ケース22とを組み立てる。この後、切
削装置3を第2分岐状部222に取り付ける。こうし
て、図15のように、密閉ケース2が既設管1の一部を
気密状態で囲繞する。
【0036】孔形成工程 前記組立工程の後、前記第1実施例の孔形成工程と同様
にして、既設管1に前記周方向Rに概ね180 °ないし18
0 °よりも若干小さな角度の範囲にわたって切欠して形
成された開孔12Cを形成する。
【0037】止水工程 前記孔形成工程の後、前記第1実施例の止水工程と同様
にして、仕切弁体8Aを開孔12Cから既設管1内に侵
入させて、該仕切弁体8Aにより既設管1内の水の流れ
を止める。この既設管1の閉塞状態において、たとえ
ば、既設管1の配管変更箇所を切断した後、図16
(a)に示すように、メカ帽51を取り付けて、配管変
更などの作業を行う。
【0038】仕切弁体取出工程 前記配管変更などの作業を行った後、作業者は仕切弁体
8Aを密閉ケース2の弁蓋23内に取り出す。その後、
図16(a)に示すように、作業者は第1分岐状部22
1のフランジ221aに作業用仕切弁75を接合し、さ
らに、該作業用仕切弁75に作業用上部タンク76を重
ねて接合する。この接合時に、作業用上部タンク76を
貫通する昇降シャフト77の先端部に弁蓋23を接合す
る。この接合後、作業者は、組立ボルト62を取り外
す。該取外し後、作業者は、図16(b)に示すよう
に、昇降シャフト77を引き上げて弁蓋23と共に仕切
弁体8Aを密閉ケース2から作業用上部タンク76内に
取り出す。この取出後、作業者は作業用仕切弁75を閉
弁する。該閉弁後、作業者は作業用上部タンク76を作
業用仕切弁75から切り離す。
【0039】防錆具取付工程 前記仕切弁体の取出工程の後、作業者は、図17(a)
に示すように、防錆具7およびフランジ蓋78を収容し
た作業用上部タンク76を作業用仕切弁75に接合す
る。前記作業用上部タンク76を貫通する昇降シャフト
77の先端部には、アダプタ79を介して防錆具押込軸
7A(図19)が連結されている。この接合後、作業者
は、昇降シャフト77を降下させて、前記フランジ蓋7
8を組立ボルト62によって固定する。その後、作業者
は、図18(a)に示すように、作業用上部タンク76
および作業用仕切弁75を密閉ケース2から取り外す。
【0040】閉封工程 前記防錆具取付工程の後、図18(b)に示すように、
防錆具押込軸7Aをねじ込んで防錆具7を開孔12Cに
嵌め込む。この嵌込後、防錆具7の芯材部72を既設管
1の内に向って押し付ける固定ネジ61をねじ込む。そ
の後、ボルト挿入部211の雌ネジ部212にキャップ
65をねじ込む。このようにして、図19に示す配管構
造が得られる。
【0041】なお、図20(a),(b)に示すよう
に、圧接部71は開孔12Cの切削面に圧接すればよ
く、板状であってもよい。また、剛体部72は前記圧接
部71の圧接状態を保持する剛性があればよい。また、
防錆具7は固定ネジ61で押し付けて固定する必要はな
く、図20(c)のようにバンドで既設管1に固定する
など他の方法で既設管1に固定すればよい。
【0042】以上のとおり、図面を参照しながら好適な
実施例を説明したが、当業者であれば、本明細書を見
て、自明な範囲内で種々の変更および修正を容易に想定
するであろう。たとえば、切削工具に切削運動を与える
原動機としては、モータの他にエンジンなどを用いても
よい。また、密閉ケースで既設管を囲繞する前に前記密
閉ケースに切削装置を取り付けてもよい。また、密閉ケ
ースは周方向に3つないし4つに分割してもよい。ま
た、周知のホールソーにより既設管に形成した円形の開
孔を閉封する場合についても本発明を適用し得る。した
がって、そのような変更および修正は、本発明の範囲の
ものと解釈される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例にかかる工法の組立
工程を示す横断面図である。
【図2】図2は同縦断面図である。
【図3】図3(a),図3(b)および図3(c)は孔
形成工程を示す概略横断面図である。
【図4】図4は止水工程を示す横断面図である。
【図5】図5(a)は取出工程を示す概略縦断面図であ
る。図5(b)は閉塞工程の前の状態を示す概略縦断面
図である。
【図6】図6は閉塞工程を示す概略縦断面図である。
【図7】図7は第1実施例にかかる配管構造を示す縦断
面図である。
【図8】図8は本発明の第2実施例にかかる工法の組立
工程を示す縦断面図である。
【図9】図9は同IX−IX線断面図である。
【図10】図10は図8のX−X線断面図である。
【図11】図11(a),図11(b)は止水工程を示
す概略縦断面図である。
【図12】図12(a)は止水工程を示す概略縦断面図
である。図12(b)は取出工程を示す概略縦断面図で
ある。
【図13】図13(a)は移動工程を示す概略縦断面図
である。図13(b)は閉塞工程を示す概略縦断面図で
ある。
【図14】図14は第2実施例にかかる配管構造を示す
縦断面図である。
【図15】図15は本発明の第3実施例にかかる工法の
組立工程を示す縦断面図である。
【図16】図16(a),図16(b)は仕切弁体の取
出工程を示す概略図である。
【図17】図17(a),図17(b)は防錆具取付工
程を示す概略縦断面図である。
【図18】図18(a),図18(b)は閉塞工程を示
す概略縦断面図である。
【図19】図19は第3実施例にかかる配管構造を示す
横断面図である。
【図20】図20は防錆具の他の例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1:既設管 12C:開孔 2:密閉ケース 61:固定ネジ 7:防錆具 71:圧接部 72:剛体部 8A:仕切弁体 R:周方向 S:管軸方向

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設管の周方向に概ね 180°ないし180
    °よりも若干小さな角度の範囲にわたって切欠された円
    形ないし溝形の開孔を閉封する不断水工事用の防錆具で
    あって、 該防錆具は前記開孔に対応する形状を持ち、かつ、前記
    既設管内の水の流れを止めることのないものであって、 前記開孔の切削された面に略全周にわたって圧接するエ
    ラストマーからなる圧接部と、該圧接部に一体で前記開
    孔に作用する水圧に抗する剛性を持つ剛体部とを備えて
    いる不断水工事用の防錆具。
  2. 【請求項2】 請求項1の防錆具と、 前記開孔から前記既設管内に侵入することで前記既設管
    内の水の流れを止める仕切弁体と、 前記防錆具および前記仕切弁体を収容すると共に、前記
    既設管の周方向に複数個に分割された密閉ケースとを備
    えた防錆具挿入装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記防錆具と前記仕切弁体とが既設管の周方向に離れた
    位置に配設されている防錆具挿入装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記防錆具と前記仕切弁体とが既設管の管軸方向に離れ
    て設けられている防錆具挿入装置。
  5. 【請求項5】 既設管の一部を、該既設管の周方向に複
    数個に分割された密閉ケースによって気密状態で囲繞す
    る囲繞工程と、 前記密閉ケース内において、既設管の周方向に概ね 180
    °ないし180 °よりも若干小さな角度の範囲にわたって
    円形ないし溝形の開孔を形成する孔形成工程と、 前記開孔から前記既設管内に仕切弁体を侵入させて、該
    仕切弁体により前記既設管内の水の流れを止める止水工
    程と、 前記仕切弁体を前記開孔から取り出す取出工程と、 前記開孔の切削された面に略全周にわたって接触するエ
    ラストマーからなる圧接部と、該圧接部に一体で前記開
    孔に作用する水圧に抗する剛性を持つ剛体部とを備えた
    防錆具を前記開孔に嵌め込む閉封工程とを備えた不断水
    工法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記取出工程の後、前記閉封工程の前に、前記密閉ケー
    スを移動させて、前記開孔に対応する位置に前記防錆具
    を移動させる移動工程を更に備えた不断水工法。
  7. 【請求項7】 既設管の周方向に概ね 180°ないし180
    °よりも若干小さな角度の範囲にわたって切欠されて形
    成された開孔を側面に有する既設管と、 前記開孔に対応する形状を持ち、かつ、前記既設管内の
    水の流れを止めることのない防錆具とを備えた配管構造
    であって、 前記防錆具は、前記開孔の切削された面に略全周にわた
    って圧接するエラストマーからなる圧接部と、該圧接部
    に一体で前記開孔に作用する水圧に抗する剛性を持つ剛
    体部とを備えている配管構造。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記既設管の周方向に複数個に分割されていると共に、
    前記既設管の一部および防錆具を気密状態で囲繞する密
    閉ケースと、 前記密閉ケースに取り付けられ、前記剛体部を前記既設
    管の内に向って押し付ける固定ネジとを備えた配管構
    造。
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JP2011021692A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Cosmo Koki Co Ltd 制水体設置装置
FR3075668A1 (fr) * 2017-12-22 2019-06-28 Societe D'assainissement Rationnel Et De Pompage Dispostif de protection pour le nettoyage d'une canalisation contenant de l'amiante et procede de nettoyage utilsant un tel dispositif
CN115264148A (zh) * 2022-07-27 2022-11-01 济南迈克阀门科技有限公司 一种给水管道排气阀

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