JP2000308917A - 既設流体管の不断水切断方法及び装置 - Google Patents

既設流体管の不断水切断方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 密閉ケースや大型の切断機等を用いること
なく、流体管に容易かつ安価に伸縮及び可撓性といった
自由度を持たせるようにする。 【解決手段】流体管1に水密的に装着した筺体3を回転
させて、その枝管8より挿入した回転切削工具16によ
り流体管1を切断すると、流体管1は伸縮及び可撓性を
有するようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば水道管やガ
ス管等の既設流体管を、内部の流体の流れを遮断するこ
となく切断できるようにした既設流体管の切断方法及び
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された流体管には、地震や地
盤沈下等による地盤の相対変位により、管と直交する方
向又は管軸方向に応力が加わることが多く、その応力が
許容限度を超えた際に、継手部より管が抜け出したり、
破損事故を起こしたりすることがある。
【0003】このような事故を防止するためには、既設
の流体管に伸縮可撓性の管継手を取付けることが効果的
である。この管継手を、流体管内の流体の流れを止める
ことなく不断流状態で取付ける従来の方法としては、例
えば次のような工法がある。
【0004】すなわち、流体管の周囲に密閉ケースを水
密的に取付け、このケース内において切断機により流体
管をリング状に切断したのち、この切断片を切断機と共
に密閉ケース内より撤去し、伸縮可撓継手を密閉ケース
内に挿入して、流体管の切断個所に嵌め込み、最後に密
閉ケース内を流体管より撤去する工程により行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の流体管
の伸縮可撓化方法では、流体管に密閉ケースを取付けた
り、作業終了後にこれを撤去したりする作業を要するた
め、その作業が煩雑であるとともに、管径が大きい場合
には、クレーン等の重機を用いる必要があるため、作業
が大がかりとなり、工数や作業コストが嵩む原因となっ
ている。
【0006】また、流管体の切断には、それよりも外径
の大きな円筒形のカッターを備える切断機が用いられる
ため、管径が大きい場合には、必然的に切断機も大型化
し、その取付けや撤去作業が煩雑となる。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、作業終了後に撤去の必要のある密閉ケー
スや大型の切断機などを用いることなく、流体管に容易
かつ安価に切断でき、その切断部により、例えば伸縮及
び可撓性を持たせることができるようにした既設流体管
の不断水切断方法及び装置を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の既設流体管の不断水切断方法は、既設流体
管の外周面に、分割構造の筒状の筺体を、その両端部内
周面に設けたシール部材を流体管の外周面に圧接するこ
とにより、水密的かつ流体管周りに回転可能として装着
したのち、この筺体を回転させつつ、その一部の開口部
より挿入した切削工具を流体管の中心に向かって送り込
むことにより、流体管を切断し、その後切削工具を取外
して筺体の開口部を閉鎖することを特徴としている。上
記構成の本発明の方法によれば、流体管に装着した筺体
を回転させて、その開口部より挿入した切削工具により
流体管を切断するので、流体管を不断水状態で切断で
き、従来のような密閉ケースや大型の切断機を用いる必
要はなく、作業コストが低減する。
【0009】上記方法において、少なくとも2個の筺体
を、互いに所定寸法離間させて流体管に装着し、各筺体
内の流体管を切削工具により切断することが好ましい。
このようにすると、流体管の少なくとも2個所において
伸縮及び可撓性を有するようになるため、地盤に大きな
相対変位が生じても流体管が破損することはない。
【0010】上記方法において、流体管の切断を、円周
方向に等間隔おきに配設した複数の切削工具により同時
に行うことが好ましい。このようにすると筺体の回転量
が小さくても、流体管は効率よく切断され、かつ付属の
ホースやケーブル類が流体管にからまるのが防止され
る。
【0011】上記方法において、切削工具の取外し作業
を、仕切弁により筺体の開口部を閉鎖した状態で行うこ
とが好ましい。このようにすると、切削工具の取外し作
業を、流体管の切断部よりの流体を外部に漏出させるこ
となく行うことができる。
【0012】上記目的を達成するために、本発明の既設
流体管の不断水切断装置は、既設流体管の外周面に、水
密的かつ管軸を中心として回転可能に装着される少なく
とも上下2分割構造の筒状の筺体と、この筺体に形成さ
れた開口部内に、先端が流体管の中心を向くようにして
着脱可能に設けられた切削工具と、この切削工具を流体
管の中心方向に向けて進退移動させる送り手段と、前記
筺体を回転させる回転駆動手段とを備えることを特徴と
している。上記構成の本発明の装置によれば、比較的簡
単な施行設備で、流体管を容易に伸縮可撓化することが
できる。
【0013】上記装置において、筺体の開口部に、開口
部内に向かって進退移動することにより、開口部内の流
路を閉塞可能な仕切弁装置を、着脱可能として設けるの
が好ましい。このようにすると、切削工具の取外し作業
を、流体を漏出させずに容易に行うことができる。
【0014】上記装置において、回転駆動手段が、筺体
の両側端面の少なくともいずれか一方に着脱可能として
固着された分割構造のリングギヤと、このリングギヤと
噛合してこれを回転させる駆動ギヤを備えるモータとか
らなることが好ましい。このようにすると、回転駆動手
段の構成が簡単であるとともに、筺体を安定的に回転さ
せることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。まず図1及び図2を参照して、本発明
の既設流体管の伸縮可撓化装置について説明する。
【0016】1は、地盤2を掘削して露出させた水道管
等の流体管で、その外周部には、上下2分割構造の半円
筒管3a、3aよりなる筺体3が、その対向面に形成さ
れたフランジ3b同士をボルト4とナット5により締結
することにより、流体管1の外周面との間に所要の隙間
Sを設けて取付けられている。
【0017】各半円筒管3aの両端部内周面の厚肉部3
Cには、環状凹溝が形成され、この凹溝6内には、流体
管1の外周部に圧接するパッキン7嵌合されている。ま
た、上下のフランジ3b同士の突合わせ面の内周面側に
も、パッキン7と一体をなすパッキン(図示略)が挟入
されている。これにより筺体3は、流体管1に対して水
密的に装着されている。
【0018】上記パッキン7は、流体管1の外周面に対
し、摺動抵抗の小さい硬質ゴムなどにより形成され、後
述するように、筺体3を流体管1回りに回動させる際の
抵抗を小さくするとともに、パッキン7がよじれるなど
して破損するのが防止されるようになっている。
【0019】両端部の厚肉部3Cの内周面と流体管1の
外周面との間には、筺体3と流体管1とが管軸と直交す
る上下方向に相対変位が可能なように、若干の隙間が形
成されている。
【0020】上部側の半円筒管3aの上面中央には、開
口部としての作業用の枝管8が上向きに連設され、その
中間部には、枝管8と直交する水平方向を向く仕切弁装
置9が取付けられている。仕切弁装置9は、操作ハンド
ル10を回転させることにより、仕切弁11をねじ送り
により進退させ、枝管8内の流路を開閉するものであ
る。
【0021】枝管8の上端の水平フランジ8aには、上
部側が右向きコ字形をなすシリンダブラケット12がね
じ止めされ、このブラケット12の上端の水平片12a
には、流体圧シリンダ、例えば油圧シリンダ13が、そ
のピストンロッド13aを下方に向けて取付けられてい
る。
【0022】上記ピストンロッド13aの下端に取付け
られた吊支架台14には、例えばッ電動モータ、空圧モ
ータ等よりなる回転アクチュエータ15が載設され、そ
の回転チャック15aには、エンドミル等の回転切削工
具16が取付けられている。
【0023】回転切削工具16は、枝管8の中心と同軸
をなすとともに、シリンダブラケット12の下端のベー
ス板12bに設けた筒状シール17を上下に摺動及び回
転可能として貫通して、その下端は、流体管1の中心の
直上に位置している。回転アクチュエータ15は、油圧
シリンダ13の作動により上下動させられ、回転切削工
具16の先端が流体管1の外周面に切込まれるようにな
っている。
【0024】筺体3の左方の側端面には、図2にも示す
ように、上下2分割構造のリングギヤ18が着脱可能と
してボルト止めされ、リングギヤ18の内周面と流体管
1の外周面との間には、若干の隙間を設けてある。
【0025】筺体32を挟む両側の流体管1は、堀削し
た地盤2上に立設された、上端部がU字形をなす支持体
19,19により支持され、右方の支持体19と、左方
の支持体19の突片19aは、それぞれ筺体3の右端及
びリングギヤ18の左端と近接又は摺接し、筺体3が管
軸方向に位置ずれするのを防止している。
【0026】左方の支持体19の上端にボルト止めされ
た水平基板20上には、モータ21が載置され、その右
方を向く回転軸21aに固嵌された小径の駆動ギヤ22
は、上記リングギヤ18と噛合している。これにより、
モータ21を作動させて駆動ギヤ22を回転させると、
リングギヤ18及びこれと一体をなす筺体3は緩速で回
転させられる。
【0027】次に、上記装置による流体管の伸縮可撓化
方法について説明する。まず図1に示す状態において、
アクチュエータ15を作動させて回転切削工具16を回
転させる。
【0028】ついで、図4に示すように、油圧シリンダ
13を作動させて、ピストンロッド13aを徐々に突出
させ、回転切削工具16の先端を流体管1の外周面に若
干食い込ませる。これと同時に、モータ21を作動させ
て、筺体3を、パッキン7を流体管1の外周面に圧接さ
せた状態で回転させる。
【0029】図3に拡大して示すように、筺体3をほぼ
1回転させて、流体管1の外周面に所要深さの切込溝2
3を形成したのち、さらに回転切削工具16を若干食い
込ませて、モータ21を逆回転させ、筺体3を元の位置
まで逆方向に1回転させる。これにより、流体管1の外
周面には、さらに深い切込溝23が形成される。
【0030】このように、筺体3を正逆方向に交互に1
回転させることにより、図4に示すように、流体管1は
回転切削工具16の外径の幅で切断される。なお、流体
管1の肉厚が薄い場合は、筺体3を1回転又は正逆方向
に1回転させるだけで切断することもできる。
【0031】ついで、図5に示すように、油圧シリンダ
13を縮退させて、回転切削工具16を仕切弁11の上
方まで引き上げたのち、仕切弁装置9を操作して仕切弁
11を突出させ、枝管8の流路を閉塞する。
【0032】ついで、図6に示すように、枝管8より、
シリンダブラケット12と供に、油圧シリンダ13や回
転アクチュエータ15等を全て取外し、枝管8のフラン
ジ8aに閉塞板24を取付けて密閉したのち、仕切弁装
置9を取外してその取付部を密閉する。
【0033】最後に、筺体3に取付られたリングギヤ1
8を取外すとともに、左右の両支持体19やモータ21
等も撤去し、筺体3のみを伸縮可撓管継手として残し
て、露出した流体管1を埋め戻せば、工事は終了する。
【0034】地震や地盤沈下等により流体管1に無理な
力が加わると、図7に示すように、流体管1は切断部を
中心として撓んだり、管軸方向に移動したりすることが
できるため、その破損が防止される。
【0035】図8は、上述した要領により、流体管1の
2個所を伸縮可撓化した例を示すもので、このようにす
ると、流体管1の伸縮及び可撓量が大となり、破損防止
効果も大きくなる。
【0036】以上説明したように、本発明においては、
流体管1に水密的に装着した筺体3を回転させ、それに
取付けた回転切削工具16により流体管1を切断したの
ち、筺体3をそのまま伸縮可撓管継手として残すように
しているため、従来の密閉ケースを用いた方法に比べて
作業性や作業能率が大幅に向上する。
【0037】また、管径が大きくても、大型の密閉ケー
スや切断機等が不要となり、従ってその取付けや撤去作
業にクレーン等に重機を用いる必要がないので、作業コ
ストが低減する。さらに、エンドミル等の回転切削工具
16を用いているため、切削負荷が小さく、油圧シリン
ダ13やモータ21を小型化しうる。
【0038】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、種々の実施形態をとり得る。上記実施例では、
筺体3の左端面にリングギヤ18を取付けて、これをモ
ータ21により回転させているが、流体管1の管径が大
きく、筺体3も大型のときには、その右端側にも上述と
同様のリングギヤ18とモータ21を設けて、筺体3を
左右両側で回転させるようにしてもよい。このようにす
ると、大型の筺体3であっても安定的に回転させること
ができる。
【0039】図4の想像線で示すように、下部側の半円
管3aの下面中央にも枝管8を設け、この枝管8に、上
述と同様の油圧シリンダ13や回転アクチュエータ1
5、回転切削工具16等を取付け、流体管1を上下2つ
の回転切削工具16により切断するようにしてもよい。
このようにすると、筺体3を半回転させるだけでよいの
で、切断効率が良く、また油圧シリンダ13や回転アク
チュエータ15に接続される油圧ホースやケーブル等の
余裕長も少なくて済み、配管や配線なども容易となる。
なお、流体管1が大径であるときには、上記回転切削工
具16及びその駆動手段を、2個以上等間隔おきに設け
ることもある。
【0040】回転切削工具16を流体管1に対し進退さ
せる手段に油圧シリンダ13等の流体圧シリンダを用い
ているが、このようなシリンダ13の代わりに、ねじ送
り機構などを設けて手動により行うようにしてもよい。
【0041】流体管1が薄肉の場合には、上記エンドミ
ル等の回転切削工具16の代わりに、突切りバイト等の
切削工具を用いることもあり、この際には、回転アクチ
ュエータ15は不要となる。
【0042】筺体3の回転駆動手段としてのリングギヤ
18とモータ21の代わりに、例えば筺体3の周囲にロ
ーラチェーンを固定的に巻回し、このローラチェーンに
噛合させたスプロケットをモータ等により駆動すること
により、筺体3を回転するようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0044】(a)請求項1に記載の発明の方法によれ
ば、従来のような密閉ケースや大型の切断機を用いるこ
となく、筺体を回転させるだけで流体管が切断され、し
かも筺体をそのまま残して流体管に伸縮や可撓性といっ
た自由度を持たせることができるので、作業コストは大
幅に低減する。
【0045】(b)請求項2に記載の発明によれば、流
体管の伸縮及び可撓量が大となるので、地盤に大きな相
対変位が生じても流体管に破損等を生じる恐れはない。
【0046】(c)請求項3に記載の発明によれば、筺
体の回転量を小さくして、流体管を効率良く切断するこ
とができ、かつ付属のホースやケーブル類が流体管にか
らみ付くことがなくなる。
【0047】(d)請求項4に記載の発明によれば、切
断後の切削工具の取外し作業を、流体を外部に漏出させ
ることなく行うことができる。
【0048】(e)請求項5に記載の発明の装置によれ
ば、比較的簡単な施工設備で、流体管を容易に伸縮可撓
化することができ、コスト低減が可能となる。
【0049】(f)請求項6に記載の発明によれば、切
削工具の取外し作業を、流体を漏出させずに容易に行う
ことができる。
【0050】(g)請求項7に記載の発明によれば、回
転駆動手段の構成が簡単で、取付けも容易であるととも
に、筺体を安定的に回転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置における流体管の切断開始前の状
態を示す一部切欠側面図である。
【図2】同じく、図2のII− II線の正面図である。
【図3】同じく、流体管の切断要領を示す拡大縦断正面
図である。
【図4】同じく、流体管の切断後の状態を示す一部切欠
側面図である。
【図5】同じく、切断後において枝管の流路を仕切弁に
より閉塞した状態を示す一部切欠側面図である。
【図6】同じく、切削工具、油圧シリンダ、リングギ
ヤ、モータ等を撤去し、筺体のみを残した状態を示す一
部切欠側面図である。
【図7】同じく、流体管撓んだ状態を示す縦断側面図で
ある。
【図8】同じく、流体管の2個所に筺体を取付けて伸縮
可撓性を持たせた例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 流体管 2 地盤 3 筺体 3a 半円筒管 3b フランジ 3c 厚肉部 4 ボルト 5 ナット 6 環状凹溝 7 パッキン(シール部材) 8 枝管 8a 水平フランジ 9 仕切弁装置 10 操作ハンドル 11 仕切弁 12 シリンダブラケット 12a 水平片 12b ベース板 13 油圧シリンダ(送り手段) 13a ピストンロッド 14 吊支架台 15 回転アクチュエータ 15a 回転チャック 16 回転切削工具 17 筒状シール 18 リングギヤ 19 支持体 19a 突片 20 水平基板 21 モータ 21a 回転軸 22 駆動ギヤ 23 切込溝 24 閉塞板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設流体管の外周面に、分割構造の筒状
    の筺体を、その両端部内周面に設けたシール部材を流体
    管の外周面に圧接することにより、水密的かつ流体管周
    りに回転可能として装着したのち、この筺体を回転させ
    つつ、その一部の開口部より挿入した切削工具を流体管
    の中心に向かって送り込むことにより、流体管を切断
    し、その後切削工具を取外して筺体の開口部を閉鎖する
    ことを特徴とする既設流体管の不断水切断方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも2個の筺体を、互いに所定寸
    法離間させて流体管に装着し、各筺体内の流体管を切削
    工具により切断することを特徴とする請求項1に記載の
    既設流体管の不断水切断方法。
  3. 【請求項3】 流体管の切断を、円周方向に等間隔おき
    に配設した複数の切削工具により同時に行うことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の既設流体管の不断水切断
    方法。
  4. 【請求項4】 切削工具の取外し作業を、仕切弁により
    筺体の開口部を閉鎖した状態で行うことを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれかに記載の既設流体管の不断水
    切断方法。
  5. 【請求項5】 既設流体管の外周面に、水密的かつ管軸
    を中心として回転可能に装着される少なくとも上下2分
    割構造の筒状の筺体と、この筺体に形成された開口部内
    に、先端が流体管の中心を向くようにして着脱可能に設
    けられた切削工具と、この切削工具を流体管の中心方向
    に向けて進退移動させる送り手段と、前記筺体を回転さ
    せる回転駆動手段とを備えることを特徴とする既設流体
    管の不断水切断装置。
  6. 【請求項6】 筺体の開口部に、開口部内に向かって進
    退移動することにより、開口部内の流路を閉塞可能な仕
    切弁装置を、着脱可能として設けた請求項5に記載の既
    設流体管の不断水切断装置。
  7. 【請求項7】 回転駆動手段が、筺体の両側端面の少な
    くともいずれか一方に着脱可能として固着された分割構
    造のリングギヤと、このリングギヤと噛合してこれを回
    転させる駆動ギヤを備えるモータとからなるものである
    請求項5または請求項6に記載の既設流体管の不断水切
    断装置。
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