JP2002172515A - 既設流体管の切断方法及び装置 - Google Patents

既設流体管の切断方法及び装置

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JP2002172515A JP2000373352A JP2000373352A JP2002172515A JP 2002172515 A JP2002172515 A JP 2002172515A JP 2000373352 A JP2000373352 A JP 2000373352A JP 2000373352 A JP2000373352 A JP 2000373352A JP 2002172515 A JP2002172515 A JP 2002172515A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型の密閉ケースや切断装置を用いずに流体
管を容易に伸縮可撓化しうるとともに、流体管と筐体と
の間のパッキンを損傷させたり、流体管の外周面を補修
したりすることがなく、かつ既設流体管の切断加工精度
を向上する。 【解決手段】 管軸方向に分割された一対の支持体40
a、40bを、回転スリーブ10と共に共働するよう装
着し、この支持体40a、40bに半径方向振止め手段
42を設けることにより、既設流体管1の外周に固定的
に設けられた両筐体5、5の外周に対し半径方向の振れ
が規制されるので、回転スリーブ10と共に共働する支
持体40a、40bが、既設流体管1の外周に固定的に
設けられた両筐体5、5の外周に対し、半径方向の振れ
を規制することができるので、既設流体管1の半径方向
の切断加工精度を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば水道管やガ
ス管等の既設流体管を、内部の流体の流れを遮断するこ
となく切断する既設流体管の切断方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、地中に埋設された流体管には、地
震や地盤沈下等による地盤の相対変位により、管と直交
する方向又は管軸方向に応力が加わることが多く、その
応力が許容限度を超えた際に、継手部より管が抜け出し
たり、破損事故を起こしたりすることがある。
【0003】このような事故を防止するには、既設の流
体管に伸縮可撓性の管継手を取り付けることが効果的で
ある。この管継手を、流体管内の流体の流れを止めるこ
となく不断流状態で取り付ける一般的な方法としては、
例えば次のような工法がある。
【0004】すなわち、流管体の周囲に密閉ケースを水
密的に取付け、このケース内において切断機により流体
管をリング状に切断したのち、この切断片を切断機と共
に密閉ケース内より撤去し、伸縮可撓継手を密閉ケース
内に挿入して、流体管の切断個所に嵌め込み、最後に密
閉ケース内を流管体より撤去する工程により行われる。
【0005】上述した通常の流管体の伸縮可撓化による
方法では、流体管に大型の密閉ケースを取り付けたり、
作業終了後にこれを撤去したりする作業を要するため、
その作業が煩雑であるとともに、管径が大きい場合に
は、クレーン等の重機を用いる必要があるため、作業が
大がかりとなり、工数や作業コストが嵩む問題がある。
【0006】また、流体管の切断には、それよりも外径
の大きな円筒形のカッターを備える切断装置が用いられ
るため、管径が大きい場合には、必然的に切断装置も大
型化し、その取付けや撤去作業が煩雑となる。
【0007】そこで、本願の出願人は、上記の問題点を
解決するために、大型の密閉ケースや円筒カッターを備
える大型の切断装置等を用いることなく、流体管を容易
に切断して伸縮可撓化しうる方法を案出し、先に特許出
願している(特願平11−119943号参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した先願
のものにおいても、次のような解決すべき課題が残され
ていた。すなわち、流体管にパッキンを介して装着した
筐体自体の外周に切断装置を回転させて既設流体管を切
断するようにしているため、筐体の外周面に対して切断
装置に芯ずれや傾きが生ずると、パッキンが損傷する恐
れがあるばかりか、既設流体管の切断加工精度に大きく
影響する問題が有る。
【0009】また、流体管の外周面が腐食等により凹凸
面となっていると、パッキンによる水密性を保持し得な
いため、外周面を平滑面に補修する必要があり、その作
業が面倒である。
【0010】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、大型の密閉ケースや切断装置を用いずに流体管を容
易に切断しうるとともに、流体管と筐体との間のパッキ
ンを損傷させたり、流体管の外周面を補修したりするこ
とがなく、かつ既設流体管の切断加工精度を向上するこ
とができる既設流体管の切断方法及び装置を提供するこ
とを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の既設流体管の切断方法は、既設流体管に予
め設定された所定切断位置を挟む両側の外周に、管軸方
向に所要寸法離間させた分割構造の左右1対の円筒状筐
体を、それぞれ水密的に装着したのち、両筐体の対向端
部外周面に管軸方向への移動を規制して密封状に外嵌し
た回転スリーブを回転させつつ、その外周面の少なくと
も一部の作業孔より挿入した切削工具を流体管の中心に
向けて送り込むことにより、両筐体により囲まれた流体
管の中間部を切断する既設流体管の切断方法であって、
前記回転スリーブの管軸方向両側に、支持体を前記回転
スリーブと共に共働するよう装着し、前記支持体に半径
方向の振れを規制する半径方向振止め手段を設けて、前
記既設流体管を切断する際に、前記回転スリーブと共に
回転する支持体が、前記半径方向振止め手段を介して前
記既設流体管の外周または該既設流体管に固定的に設け
られた両筐体の外周に対し半径方向の振れを規制するよ
うにしたことを特徴としている。上記構成の方法による
と、切削工具を装着した回転スリーブと共に共働する支
持体が、既設流体管の外周または該既設流体管に固定的
に設けられた両筐体の外周に対し、半径方向振止め手段
を介して半径方向の振れを規制することができるので、
既設流体管の半径方向の切断加工精度を向上することが
できる。ここで、「既設流体管に固定的に設けられた両
筐体」とは、両筐体が既設流体管に対してほぼ移動しな
いような状態を意味する。
【0012】上記の方法により、前記支持体が、切断位
置を挟む既設流体管の両側に固定的に配設された固定部
材に具備された軸方向振止め手段により軸方向の変位を
規制するようにするのが好ましい。このようにすれば、
切削工具を装着した回転スリーブと共に共働する支持体
が、軸方向振止め手段により軸方向の変位が規制される
ので、既設流体管の軸方向の切断加工精度を向上するこ
とができる。
【0013】上記目的を達成するために、本発明の既設
流体管の切断装置は、既設流体管に予め設定された所定
切断位置を挟む両側の外周に、管軸方向に所要寸法離間
させた分割構造の左右1対の円筒状筐体を、それぞれ水
密的に装着し、両筐体の対向端部外周面に管軸方向への
移動を規制して密封状に外嵌した回転スリーブを回転さ
せつつ、その外周面の少なくとも一部の作業孔より挿入
した切削工具を流体管の中心に向けて送り込むことによ
り、両筐体により囲まれた流体管の中間部を切断する既
設流体管の切断装置であって、前記回転スリーブに形成
された少なくとも1個の作業孔の開口部に取り付けら
れ、かつ流体管の中心に向かって進退しうる切削工具を
有する切断装置と、前記回転スリーブを回転させる回転
駆動手段と、流体管の切断後において前記作業孔を密閉
する密封手段とを備えて成り、前記切断装置は、前記回
転スリーブの管軸方向両側に装着された支持体と、該支
持体に設けられ、前記既設流体管または該既設流体管に
固定的に設けられた両筐体の外周に転動可能に摺接する
複数のガイドローラを備えた半径方向振止め手段とから
構成されていることを特徴としている。上記構成の本発
明の装置によると、切削工具を装着した回転スリーブと
共に共働する支持体が、既設流体管の外周または該既設
流体管に固定的に設けられた両筐体の外周に、半径方向
振止め手段の複数のガイドローラが転動可能に摺接して
半径方向の振れを規制することができるので、既設流体
管の半径方向の切断加工精度を向上することができる。
【0014】上記装置において、半径方向振止め手段
は、前記ガイドローラが、前記既設流体管の外周または
筐体の外周面に対し半径方向調節可能に転動可能に当接
するよう構成されているのが好ましい。このようにすれ
ば、支持体の加工誤差または組立上の誤差に影響される
ことなく、切断装置を既設流体管の外周または筐体の外
周面に対し、同芯上で回転するように調整することがで
きる。
【0015】上記装置において、前記回転スリーブが環
状に形成されて、その両端外周には管軸方向に分割され
た一対の支持体が外嵌され、前記回転スリーブの両側内
周には、前記筐体の外周面が水密的に摺接するように外
嵌されているのが好ましい。このようにすれば、回転ス
リーブの両側内周と筐体の外周面がシールされるので、
切断装置による切断作業中において、既設流体管の切断
加工が進んで水漏れが生じても、切断装置と共に回転す
る回転スリーブの両側内周と筐体外周との間からの水漏
れを遮断することができる。
【0016】上記装置において、前記円筒状筐体の端部
外周にフランジが形成され、該フランジの両側面が、一
方の円筒形ガイドスリーブの外側端部に外嵌固定された
保持体に挟持されているのが好ましい。このようにすれ
ば、ガイドスリーブ外側端部に形成されたフランジの両
側面が挟持されているので、既設流体管が切り離される
直前、または切り離された直後に、曲げモーメントによ
る筐体の傾きを防止することで、切削工具に側面から作
用する負荷が軽減され、切削工具の破損を防止すること
ができる。
【0017】上記装置において、切削工具をエンドミル
とするのが好ましい。このようにすれば、比較的大径か
つ厚肉の流体管でも容易に切断することができる。
【0018】上記装置において、作業孔の開口部と切断
装置との間に仕切弁装置を設けるのが好ましい。このよ
うにすれば、切断装置の取り外しや作業孔密封用の密封
手段の取付けが容易となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0020】まず、図1、図2及び図4を参照して、本
発明の既設流体管の切断装置について説明する。1は、
地盤2を掘削して所要長さに亘り露出させた既設流体
管、例えばスチール製の水道管で、その適所の外周面に
は、上下2分割構造の円筒形をなす左右1対のスチール
製のガイドスリーブ3,4が、互いに所定寸法離間して
外嵌され、それらの両端開口部を水道管1の外周面に溶
接するとともに、上下の突合わせ面を溶接することによ
り、密封状に固着されている。
【0021】左方のガイドスリーブ3の外周面は、管軸
を中心とする球面3aに形成され、その左右の両端には
環状ストッパ3bが連設されている。また、右方のガイ
ドスリーブ4は、直円筒形をなし、その左右両端の外周
面にも、環状ストッパ4aが連接されている。左右のガ
イドスリーブ3,4間の水道管1の周囲には、上下2分
割構造の円筒形をなすスチール製の左右1対の筐体5,
5が、互いの対向面間に所要の環状隙間Cが形成される
とともに、水道管1の外周面との間にも環状空間Sが形
成されるようにして外嵌され、上下の突合わせ面をボル
トにより締結することにより一体化されている。また、
各筐体5の対向端には、外向きの短寸のフランジ5aが
連設されている。
【0022】左方の筐体5の左端部内周面は、左方のガ
イドスリーブ3の球面3aのほぼ中間部に摺接し、筐体
5の左端に形成された環状凹溝6内に挿入したパッキン
7を、2つ割り環状リング8を介して複数のボルトによ
り押圧固定することにより、ガイドスリーブ3と左方の
筐体5との摺接面の水密性が保持されている。
【0023】右方の筐体5の右端部内周面は、右方ガイ
ドスリーブ4の外周面の右端寄りに摺接し、筐体5の右
端に形成された環状凹溝6内に挿入したパッキン7を、
上述と同様に環状リング8を介して複数のボルトにより
押圧固定することにより、ガイドスリーブ3と左方の筐
体5との摺接面の水密性が保持されている。なお、左右
1対の円筒状筐体5は、水道管1の外周に外嵌溶接され
た左右のガイドスリーブ3,4の外周面に保持される例
につき説明したが、水道管1の外周が精度良く形成され
ている場合は、前記円筒状筐体5を水道管1の外周に支
持することも可能である。
【0024】左右の筐体5,5における対向端の外周面
には、上下2分割構造の回転スリーブ10が、その内周
面の1対の環状溝11(図2参照)を両筐体5のフラン
ジ5aに遊嵌することにより、管軸方向への移動が規制
されて回転可能に外嵌され、かつ互いの対向面に形成さ
れた取付フランジ10a同士(片側のみ図示)をボルト
とナット13により締結することにより一体化されてい
る。
【0025】回転スリーブ10両端の内周面に形成され
た環状凹溝14内には、パッキン15が挿入され、この
パッキン15を、回転スリーブの両側面にボルト止めさ
れた押輪16により押圧することにより、両筐体5の外
周面と回転スリーブ10の内周面との水密性が保持され
ている。
【0026】上記パッキン15は、筐体5に対し摺動抵
抗の小さい硬質ゴム等が好ましく、後述するように、回
転スリーブ10を筐体5回りに回転させる際の抵抗を小
さくするとともに、パッキン15がよじれるなどして損
傷するのが防止されている。
【0027】回転スリーブ10に周壁上部の中央部に
は、両筐体5の対向面に形成された環状隙間Cよりも若
干小径の作業孔17が穿設され、その開口端部には、仕
切弁装置18と、その上部に切断装置19とが密封状に
上向きに取り付けられている。仕切弁装置18は、作業
孔17と連通する管路を開閉可能な弁体20と、これを
ねじ送りにより管路と直交する方向に進退移動させる移
動機構21とを備えている。
【0028】切断装置19は、回転切削工具であるエン
ドミル22と、これを水道管1の中心に向かって進退移
動させるねじ送り式の昇降機構23と、エンドミル22
を回転させる油圧モータ24と備えている。
【0029】地盤2上に敷設したベース板25における
回転スリーブ10の下方には、管軸と平行をなす駆動軸
26の両端部が、ブラケット27,27により固定され
ると共に、駆動軸26の両端部には1対の駆動スプロケ
ット28,28が軸支されており、この駆動軸26を、
その左端部をギヤードモータ29の回転軸29aに取り
付けることにより、回転スリーブ10を緩速で回転させ
る回転駆動手段が構成される。
【0030】回転スリーブ10における取付フランジ1
0aを挟む外周面には、図4に示すように、水道管1と
平行をなす4本の支持軸30が、ブラケット31により
対称的に固定され、各支持軸30の両端部には、従動ス
プロケット32が回転不能として軸着されている。
【0031】左右の各従動スプロケット32と、上記左
右の駆動スプロケット28とには、それぞれチェーン3
3が、回転スリーブ10を巻回するようにして掛け渡さ
れている。なお、各チェーン33は、1本のチェーンを
各従動スプロケット32と駆動スプロケット28とに掛
け渡したのち、両端部を結合して無端状に形成されてい
る。
【0032】モータ29により両駆動スプロケット28
を回転させ、各チェーン33を回走させると、各従動ス
プロケット32がチェーン33と共に回動することによ
り、回転スリーブ10は筐体5の回りを回転することが
できる。
【0033】次に、本発明の切断装置につき図1〜図4
を参照して説明する。40a、40bは、円筒状に形成
された支持体であって、これら支持体40a、40b
は、管軸方向に分割されて、両ガイドスリーブ3、4の
左右外周面に、それぞれ水密的に装着され、管軸方向に
所要寸法離間させた左右1対の筐体5を囲繞するように
配置されている。
【0034】これら支持体40a、40bは、対向する
分割端部が回転スリーブ10の管軸方向両側に挿嵌固定
されると共に、両外側端部には水道管1と直交する平面
を形成するフランジ状の環状当接板55が取り付けられ
ており、これら支持体40a、40bには、水道管1、
またはこの水道管1に固定的に設けられた両筐体5、5
の外周に転動可能に摺接する複数のガイドローラGを備
えた半径方向振止め手段42が円周方向に配置されてい
る。
【0035】更に詳しくは、半径方向振止め手段42
は、左右同一構造で構成されるので右側に配置される半
径方向振止め手段42につき説明する。すなわち、半径
方向振止め手段42は、支持体40a外周の円周方向に
所定間隔毎に形成された複数の角形貫通孔Hに対応して
配置されており、これら角形貫通孔Hの内径とほぼ同一
内径のガイド孔45を有する角形のボス44が前記貫通
孔Hと同位置に位置するよう支持体40a外周の円周方
向に所定間隔で溶接され、ガイド孔45の内部には断面
角筒形ケーシング46が挿嵌され、この端部に設けられ
た方形の蓋板48がボルト49を介してボス44の外側
端部に固定されている。
【0036】角筒形ケーシング46のガイド穴45内に
は、ガイドローラGを一端に回転自在に軸支するローラ
ホルダ47が摺動可能に挿嵌されており、このローラホ
ルダ47の他端には、調整ボルト50の下端が回転可能
に係止されている。
【0037】蓋板48の中央には、貫通ねじ孔52が穿
設されており、この貫通ねじ孔52に調整ボルト50が
挿通螺合され、先端に係止したローラホルダ47を軸方
向移動可能に保持している。
【0038】ローラホルダ47の端部には縦溝47aが
形成され、この縦溝47a内には円板状に形成された鋼
材の外周に硬度(HS80°)のウレタンゴムを外被し
たガイドローラGが支持軸54に軸支されている。
【0039】ローラホルダ47の一側面には支持軸54
の挿通穴47cの内周に接する段付き部47bが形成さ
れ、支持軸54の端部に形成されたフランジ54aの一
部は支持軸54の外周に接する位置まで平面状に削がれ
ている。
【0040】従って、段付き部47bが形成されたロー
ラホルダ47の一側面から挿入し、管軸方向にガイドロ
ーラGを挿通保持した支持軸54は、フランジ54aの
一部に形成された平面が段付き部47bに当接して、支
持軸54の回転を防止している。
【0041】次に、軸方向振止め手段につき図1、図2
を参照して説明する。図において、符号57は軸方向振
止め手段を示し、この軸方向振止め手段57は、左右1
対の固定部材としての支持脚34、並びにこれら支持脚
34の上端にボルト、ナットを介して水道管1の外周を
把持するように着脱可能に取着されたブラケット56の
内側面に、水道管1の管軸を中心とする同一円周上に、
半径方向振止め手段42と同一間隔となるよう配置され
ている。
【0042】詳しくは、軸方向振止め手段57の構造
は、ボス44を有さない点を除いて半径方向振止め手段
42と同一構造で構成されるため重複する説明は省略す
るが、これら軸方向振止め手段57のガイドローラGを
支持する支持軸54は、その軸線が水道管1管軸方向を
向くようにそれぞれ取付けられ、これらガイドローラG
は、支持体40a、40b両外側端部の環状当接板55
外側面に対し当接するように調整ボルト52により軸方
向移動可能に構成されている。
【0043】一方、図1、図2に示されるように、符号
58は環状の保持体を示し、この持体58は、左方の円
筒形ガイドスリーブ3の外側端部外周面に外嵌固定され
ており、外側端部外周面に固定された円板の外周面上に
は、軸方向の内方端部内周に内側を向く係止部62が突
設形成され、円板の同一円周上に形成された複数の貫通
ネジ穴には軸方向を向く複数の押圧ボルト65が挿通螺
着されている。
【0044】円筒状筐体5の端部外周にはフランジ64
が形成され、このフランジ64の内側面は、保持体58
の内側を向く係止部62に係止されると共に、パッキン
7を外側から押圧固定する2つ割り環状リング8の外側
面が複数の押圧ボルト65により押圧されている。
【0045】次に、上記装置による既設流体管の切断方
法について説明する。まず上述したように、地盤2を掘
削して露出させた水道管1に、左右のガイドスリーブ
3,4、筐体5,5、回転スリーブ10の順に取り付け
たのち、ガイドスリーブ3,4の両側方の水道管1を、
ベース板25に立設した左右1対の支持脚34により支
持する。
【0046】ついで、円筒状筐体5の端部外周に形成さ
れたフランジ64の内側面に係止部62を係止させた状
態で保持体58を、左方の円筒形ガイドスリーブ3の外
側端部外周面に外嵌固定し、環状リング8の外側面に円
板を挿通した軸方向を向く複数の押圧ボルト65先端を
当接し、軸方向に進退させて環状の保持体58を軸方向
両側から保持する。
【0047】次に、回転スリーブ10の管軸方向両側
に、左右に分割された円筒状支持体40a、40bの対
向する分割端部を、ボルトを介して挿嵌固定し、半径方
向振止め手段42の調整ボルト50を廻して左右の筐体
5,5の外周面上に複数のガイドローラGが均等に当接
させる。
【0048】ついで、軸方向振止め手段57の調整ボル
ト50を廻し、複数のガイドローラGを軸方向に進退移
動させてこれら複数のガイドローラGを円筒状支持体4
0a、40bの両外側端部の環状当接板55外側面に均
等に当接させる。
【0049】次に、回転スリーブ10の作業孔17の開
口部に、仕切弁装置18と切断装置19とを取り付けた
のち、回転スリーブ10の下方のベース板25上に、駆
動スプロケット28やモータ29等の駆動手段を設置す
るとともに、回転スリーブ10の両側に固定された円筒
状の支持体40a、40bの外周面に、各支持軸30及
び従動スプロケット32を取付け、両スプロケット2
8,32にチェーン33を掛け渡す。
【0050】この状態(図1及び図2の状態)におい
て、油圧モータ24を作動させてエンドミル22を回転
させるとともに、昇降機構23の上端に取り付けたハン
ドル(図示略)を回転させてエンドミル22を水道管1
の上端面に向かって下降させる。
【0051】エンドミル22の先端部により水道管1の
上端を穿孔すると同時に、モータ29を作動させて両チ
ェーン33を回走させて回転スリーブ10を支持体40
a、40bと共に一定方向に1回転させる。この際、支
持体40a、40bは、半径方向振止め手段42の複数
のガイドローラGにより両筐体5、5の外周が案内支持
されると共に、支持体40a、40b両端の環状当接板
55が軸方向振止め手段57のガイドローラGにより軸
方向に案内される。なお、回転スリーブ10の両側面
を、水道管1に別途装着したガイドローラ等により保持
し、管軸方向にがた付くのを防止するようにしてもよ
い。
【0052】なお、水道管1が厚肉のときは、エンドミ
ル22に段階的に送りを与えつつ、回転スリーブ10を
正逆方向に交互に複数回転させて切断するようにしても
よい。上記のように、回転スリーブ10を回転させる
と、図5に示すように、水道管1は、エンドミル22の
外径の幅で切断される。
【0053】水道管1を切断したのち、図6に示すよう
に、切断装置19の昇降機溝23を操作して、エンドミ
ル22を仕切弁装置18の弁体20上方まで上昇させ、
移動機構21の操作により弁体20を突出させて作業孔
17の上方の管路を密閉する。
【0054】ついで、切断装置19を取り外して図示し
ない止水栓取付装置を装着したのち、弁体20を開放
し、図7に示すように、回転スリーブ10の作業孔17
内に止水栓35を圧入して密封する。ついで、止水栓取
付装置及び仕切弁装置18を取り外し、回転スリーブ1
0の作業孔17の開口面に抜け止め板36を止着する。
【0055】次に、回転スリーブ10の外周面に取り付
けられた支持軸30や従動スプロケット32,チェーン
33,駆動スプロケット28やモータ29等の駆動手
段、左右の支持脚34及びベース板25等を撤去し、最
後に、両支持脚34、34ないし左右の支持体40a、
40bを取り外したのち、露出させた水道管1を埋め戻
せば、工事は終了する。
【0056】地震や地盤沈下等により水道管1に引張力
や圧縮力が加わったり、管と直交する方向に曲げモーメ
ントが作用するなどすると、図8に示すように、水道管
1における切断部の右方側が、ガイドスリーブ4と右方
の筐体5との間で相対的に伸縮しうるとともに、左方の
ガイドスリーブ3の球面3aと摺接している左方の筐体
5が、ガイドスリーブ3を中心として左右いずれかの方
向にも撓曲しうるため、水道管1に作用する応力が吸収
され、その破損等が防止される。
【0057】また、左方のガイドスリーブ3の外周面を
球面3aとして、水道管1の可撓量を大きくしているた
め、その上下方向等の相対変位量が大となっても破損す
る恐れはない。
【0058】以上説明したように、上記実施形態におい
ては、水道管1の切断加工に際し、エンドミル等の切削
工具22を装着した回転スリーブ10が、回転駆動され
る円筒状の支持体40a、40bと共に共働し、これら
両支持体40a、40bが、水道管1の外周、またはこ
の水道管1に固定的に設けられた両筐体5、5の外周上
を摺接転動する複数の半径方向振止め手段42のガイド
ローラGによって案内されるため、水道管1外周に対す
る切削工具22の半径方向の振れが規制されて水道管1
の半径方向の切断加工精度を向上することができる。
【0059】また、水道管1の切断加工に際し、エンド
ミル等の切削工具22を装着した回転スリーブ10が、
回転駆動される円筒状の支持体40a、40bと共に共
働し、これら両支持体40a、40bの軸方向両端に設
けられた環状当接板55外側面に、複数の軸方向振止め
手段57のガイドローラGが摺接転動して軸方向の変位
が規制されるため、水道管1が切り離される直前、また
は切り離された直後に、曲げモーメントによる筐体5の
傾きを防止することが可能となり、これにより切削工具
22に側面から作用する負荷が軽減され、切削工具22
の破損を防止することができる。
【0060】加えて、半径方向振止め手段42及び軸方
向振止め手段57のガイドローラGは、筐体5の外周ま
たは両支持体40a、40bの軸方向両端の環状当接板
55外側面に対し、水道管1の中心方向または水道管1
の軸線方向に対し進退量が調整できるので、支持体40
a、40bの加工誤差または組立上の誤差に影響される
ことなく、水道管1の外周または筐体の外周面に対する
切削工具の半径方向ないし軸方向の振止れを最小限に抑
えることができ、水道管1の切断加工精度を向上するこ
とができる。
【0061】更に、回転スリーブ10の両側内周と筐体
5、5の外周面がパッキン15によりシールされるの
で、切断作業中において水道管1の切断加工の進行と共
に水漏れが生じても、回転駆動される回転スリーブ10
両側内周と筐体5、5外周間からの水漏れを遮断するこ
とができる。
【0062】そして、上記のように筐体5を回転させず
に、回転スリーブ10のみを回転させて切断しているた
め、水道管1の外周面と筐体5との間に介設したパッキ
ン7を損傷させる恐れがない。
【0063】水道管1に溶接により固着した一方のガイ
ドスリーブ3の外周面を球面3aとして、可撓量を大と
してあるため、水道管1の上下方向等の相対変位が効果
的に吸収され、その破損防止効果も高まる。
【0064】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、上記実施形態では、切削工具としてエンドミ
ルを使用した例につき説明したが、水道管1が薄肉の場
合には、上記エンドミル22の代わりに、突切りバイト
等の切削工具を用いることもあり、この際には、油圧モ
ータ24等の回転アクチュエータは不要となる。
【0065】上記実施形態では、回転スリーブ10の外
周面に複数の従動スプロケット32を回転不能に取付
け、これをチェーン33により駆動して回転スリーブ1
0を回転させるようにしているが、回転スリーブ10の
左右の外周面に、上下2分割構造のリング状のスプロケ
ットを着脱可能に固着し、これにチェーン33を掛け回
して回転スリーブ10を回転させるようにしてもよい。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
る。
【0067】(a)請求項1項の発明によれば、切削工
具を装着した回転スリーブと共に共働する支持体が、既
設流体管の外周または該既設流体管に固定的に設けられ
た両筐体の外周に対し、半径方向振止め手段を介して半
径方向の振れを規制することができるので、既設流体管
の半径方向の切断加工精度を向上することができる。
【0068】(b)請求項2項の発明によれば、切削工
具を装着した回転スリーブと共に共働する支持体が、軸
方向振止め手段により軸方向の変位が規制されるので、
既設流体管の軸方向の切断加工精度を向上することがで
きる。
【0069】(c)請求項3項の発明によれば、切削工
具を装着した回転スリーブと共に共働する支持体が、既
設流体管の外周または該既設流体管に固定的に設けられ
た両筐体の外周に、半径方向振止め手段の複数のガイド
ローラが転動可能に摺接して半径方向の振れを規制する
ことができるので、既設流体管の半径方向の切断加工精
度を向上することができる。
【0070】(d)請求項4項の発明によれば、支持体
の加工誤差または組立上の誤差に影響されることなく、
切断装置を既設流体管の外周または筐体の外周面に対
し、同芯上で回転するように調整することができる。
【0071】(e)請求項5項の発明によれば、回転ス
リーブの両側内周と筐体の外周面がシールされるので、
切断装置による切断作業中において、既設流体管の切断
加工が進んで水漏れが生じても、切断装置と共に回転す
る回転スリーブの両側内周と筐体外周との間からの水漏
れを遮断することができる。
【0072】(f)請求項6項の発明によれば、ガイド
スリーブ外側端部に形成されたフランジの両側面が挟持
されているので、既設流体管が切り離される直前、また
は切り離された直後に、曲げモーメントによる筐体の傾
きを防止することで、切削工具に側面から作用する負荷
が軽減され、切削工具の破損を防止することができる。
【0073】(g)請求項7項の発明によれば、比較的
大径かつ厚肉の流体管でも容易に切断することができ
る。
【0074】(h)請求項8項の発明によれば、切断装
置の取り外しや、作業孔密封用の密封手段の取付けが容
易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置における流体管の切断開始前の状
態を示す一部切欠側面図である。
【図2】同じく、流体管の切断開始前の状態を示す部分
拡大断面図である。
【図3】(a)は半径方向振止め手段の断面図であり、
(b)は(a)のB−B断面図である。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】本発明の装置における流体管の切断後の状態を
示す一部切欠側面図である。
【図6】同じく、切断後においてエンドミルを上昇さ
せ、作業孔の管路を仕切弁により閉塞した状態を示す縦
断側面図である。
【図7】同じく、切断装置、仕切弁装置等の附属装置を
取外し、作業孔を密封した状態を示す縦断側面図であ
る。
【図8】同じく、流体管が撓んだ状態を示す縦断側面図
である。
【符号の説明】
1 水道管(既設流体管) 2 地盤 3 ガイドスリーブ 3a 球面 3b 環状ストッパ 4 ガイドスリーブ 4a 環状ストッパ 5 筐体 5a フランジ 6 環状凹溝 7 パッキン 8 環状リング 10 回転スリーブ 10a 取付フランジ 11 環状溝 13 ナット 14 環状凹溝 15 パッキン 16 押輪 17 作業孔 18 仕切弁装置 19 切断装置 20 弁体 21 移動機構 22 エンドミル(切削工具) 23 昇降機構 24 油圧モータ 25 ベース板 26 駆動軸 27 ブラケット 28 駆動スプロケット 29 ギヤードモータ 29a 回転軸 30 支持軸 31 ブラケット 32 従動スプロケット 33 チェーン 34 支持脚 35 止水栓 36 抜け止め板 40a、40b 支持体 42 半径方向振止め手段 44 ボス 45 ガイド穴 46 角筒形ケーシング 47 ローラホルダ 47a 縦溝 47c 挿通穴 47b 段付き部 48 蓋板 49 ボルト 50 調整ボルト 52 貫通ねじ孔 52 調整ボルト 54 支持軸 54a フランジ 55 環状当接板 56 ブラケット 57 軸方向振止め手段 58 保持体 62 係止部 64 フランジ 65 押圧ボルト C 環状隙間 G ガイドローラ H 角形貫通孔 S 環状空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒田 丈二 東京都港区新橋2丁目16番の1の701号ニ ュー新橋ビル706号室 コスモ工機株式会 社内 Fターム(参考) 3H104 JA02 JB01 JC08 JC09 JD01 JD06 JD09 KA01 KA04 KB20 LA03 LA12 LF16 LG02 MA10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設流体管に予め設定された所定切断位
    置を挟む両側の外周に、管軸方向に所要寸法離間させた
    分割構造の左右1対の円筒状筐体を、それぞれ水密的に
    装着したのち、両筐体の対向端部外周面に管軸方向への
    移動を規制して密封状に外嵌した回転スリーブを回転さ
    せつつ、その外周面の少なくとも一部の作業孔より挿入
    した切削工具を流体管の中心に向けて送り込むことによ
    り、両筐体により囲まれた流体管の中間部を切断する既
    設流体管の切断方法であって、 前記回転スリーブの管軸方向両側に、支持体を前記回転
    スリーブと共に共働するよう装着し、前記支持体に半径
    方向の振れを規制する半径方向振止め手段を設けて、前
    記既設流体管を切断する際に、前記回転スリーブと共に
    回転する支持体が、前記半径方向振止め手段を介して前
    記既設流体管の外周または該既設流体管に固定的に設け
    られた両筐体の外周に対し半径方向の振れを規制するよ
    うにしたことを特徴とする既設流体管の切断方法。
  2. 【請求項2】 前記支持体が、切断位置を挟む既設流体
    管の両側に固定的に配設された固定部材に具備された軸
    方向振止め手段により軸方向の変位を規制するようにし
    たことを特徴とする請求項1に記載の既設流体管の切断
    方法。
  3. 【請求項3】 既設流体管に予め設定された所定切断位
    置を挟む両側の外周に、管軸方向に所要寸法離間させた
    分割構造の左右1対の円筒状筐体を、それぞれ水密的に
    装着し、両筐体の対向端部外周面に管軸方向への移動を
    規制して密封状に外嵌した回転スリーブを回転させつ
    つ、その外周面の少なくとも一部の作業孔より挿入した
    切削工具を流体管の中心に向けて送り込むことにより、
    両筐体により囲まれた流体管の中間部を切断する既設流
    体管の切断装置であって、 前記回転スリーブに形成された少なくとも1個の作業孔
    の開口部に取り付けられ、かつ流体管の中心に向かって
    進退しうる切削工具を有する切断装置と、前記回転スリ
    ーブを回転させる回転駆動手段と、流体管の切断後にお
    いて前記作業孔を密閉する密封手段とを備えて成り、 前記切断装置は、前記回転スリーブの管軸方向両側に装
    着された支持体と、該支持体に設けられ、前記既設流体
    管または該既設流体管に固定的に設けられた両筐体の外
    周に転動可能に摺接する複数のガイドローラを備えた半
    径方向振止め手段とから構成されていることを特徴とす
    る既設流体管の切断装置。
  4. 【請求項4】 半径方向振止め手段は、前記ガイドロー
    ラが、前記既設流体管の外周または筐体の外周面に対し
    半径方向調節可能に転動可能に当接するよう構成されて
    いる請求項3に記載の既設流体管の切断装置。
  5. 【請求項5】 前記回転スリーブが環状に形成されて、
    その両端外周には管軸方向に分割された一対の支持体が
    外嵌され、前記回転スリーブの両側内周には、前記筐体
    の外周面が水密的に摺接するように外嵌されている請求
    項3または4に記載の既設流体管の切断装置。
  6. 【請求項6】 前記円筒状筐体の端部外周にフランジが
    形成され、該フランジの両側面が、一方の円筒形ガイド
    スリーブの外側端部に外嵌固定された保持体に挟持され
    ている請求項3〜5の何れかに記載の既設流体管の切断
    装置。
  7. 【請求項7】 切削工具をエンドミルとした請求項3に
    記載の既設流体管の切断装置。
  8. 【請求項8】 作業孔の開口部と切断装置との間に仕切
    弁装置を設けた請求項3に記載の既設流体管の切断装
    置。
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