JP7101047B2 - 制流装置 - Google Patents

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Description

本発明は、流体管を密封状に囲う筐体の内部に流体弁等の制流体を備えた制流装置に関する。
従来の制流装置には、管路構成部材としての流体管の外面に分割構造の筐体を密封状に外嵌し、この筐体内の流体管を切断装置にて不断流状態で切断して、この筐体の内部に制流体を設置することで、流路を開閉若しくは流量制御するようにした装置がある(例えば、特許文献1参照)。
このような制流装置にあっては、地中に埋設された既設の流体管の周囲を掘削し、流体管に外嵌した筐体の鉛直上方に連通して作業弁を介し切断装置のケースを接続して、このケース内に配設したカッタを流体管の径方向に下方に進出させて流体管を切断した後、切断装置に替えて制流体の設置装置を筐体に接続し、その内部に配設した制流体を下方に進出させて制流体を設置している。
また従来の制流装置として、流体管であるガス管若しくは水道管に接続された制流装置の場合、流体弁等の制流体を備えた筐体の内部に溜まる流体を外部に放出若しくはバイパスするための延出管が、筐体から外方に延出される形態の装置がある(例えば、特許文献2参照)。この延出管は、その先端の開閉部が筐体の鉛直上方まで延設することが望ましく、すなわち制流装置の上方に延出した操作軸とともに、制流装置の上方を囲う弁筐、弁室、人孔等の内側に集約して配置することが望まれている。
実公昭64-38365号公報(第14頁、第6図) 特開2001-182861号公報(第2頁、第1図)
しかしながら、特許文献1にあっては、流体管を外嵌した筐体の鉛直上方から切断装置のカッタを進出させる必要があるため、このような切断装置を特許文献2に記載の延出管を備えた筐体に接続して該筐体内の流体管を切断しようとする場合、切断装置が延出管と干渉してしまう不具合が生じ、当該延出管の先端部を筐体の鉛直上方まで延設できないという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、流体管に外嵌される筐体の鉛直上方に延出された延出管と干渉することなく、この筐体内の流体管を不断流状態で切断し、制流体を設置して構成できる制流装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の制流装置は、
流体管を密封状に外嵌する分割構造の筐体と、前記流体管が不断流状態で切断された前記筐体内に設置された制流体と、を少なくとも備えた制流装置であって、
前記筐体を構成する分割筐体は、該分割筐体から側方に延出される第1の管部と、該第1の管部に相対移動可能で且つ密封状に接続され、前記分割筐体の上方に延出される第2の管部と、から少なくとも構成された延出管を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、延出管を構成する第2の管部を第1の管部に対し密封状態で相対移動することで、筐体内の流体管を切断して制流体を設置する際には、この延出管との干渉を回避できるとともに、筐体内に制流体を設置して制流装置を構成した際には、延出管の先端側を筐体の上方に配置することができる。
前記第2の管部は、その開放端部に開閉弁を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、延出管の自由端側である第2の管部の開放端部に設けられ、筐体の上方に配置される開閉弁を容易に開閉操作することができる。
前記第2の管部は、側方に延出された延出部を有し前記第1の管部に相対回動可能に接続されていることを特徴としている。
この特徴によれば、延出管の延長寸法を変えることなく、第2の管部の回動量に応じて第1の管部との移動量を容易に設定することができる。
前記第2の管部の開放端部側の少なくとも一部は、前記筐体の鉛直上方に配置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、延出管の開放端部側を筐体の鉛直上方に配置することで、制流装置の上方を弁筐、弁室、人孔等で覆う場合に、筐体及び延出管の先端部を弁筐内に集約することができる。
前記筐体は、前記第2の管部を支持する支持部材を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、延出管の自由端側を構成する第2の管部を支持部材によって支持して安定させることができる。
流体管を密封状に外嵌する分割構造の筐体と、前記流体管が切断された前記筐体内に設置された制流体と、を少なくとも備えた制流装置であって、
前記筐体を構成する分割筐体は、該分割筐体から側方に延出される第1の管部と、該第1の管部に密封状に接続され、前記分割筐体の上方に延出される第2の管部と、から少なくとも構成された延出管を備え、前記第2の管部の開放端部側の少なくとも一部は、前記筐体の鉛直上方に配置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、延出管を構成する第2の管部が第1の管部に対し密封状に接続されていることで、筐体内の流体管を切断して制流体を設置する際には、この延出管との干渉を回避できるとともに、筐体内に制流体を設置して制流装置を構成した際には、延出管の開放端部側を筐体の上方に配置することができる。
実施例における制流装置を構成する筐体を示す正面図である。 (a)は制流装置を構成する筐体を示す平面図であり、(b)は同じく側面図である。 筐体の耐圧性の確認試験の状況を示す正面図である。 (a)は延出管の第2の管部を回動する状況を示す平面図であり、(b)は同じく側面図である。 (a)は筐体に作業弁を取付ける状況を示す側面図であり、(b)は取付後の正面図である。 作業弁に管路切断装置を取付けた状況を示す一部断面正面図である。 作業弁に制流体の設置機を取付けた状況を示す一部断面正面図である。 (a)は制流装置の密封状態の確認試験の状況を示す正面断面図であり、(b)は同じく平面断面図である。 (a)は延出管の第2の管部を内方位置に回動する状況を示す平面図であり、(b)は同じく側面図である。 延出管の第2の管部を内方位置に回動した制流装置を示す正面図である。 (a)は人孔内に配置される制流装置を示す平面図であり、(b)は同じく一部断面側面図である。 図11と同じく一部断面正面図である。 (a)~(d)は筐体内に設置した制流体を仮固定する変形例の手順を示す要部拡大断面図である。 (a)は第1の管部及び第2の管部の継手部を固定する第1の変形例を示す正面図であり、(b)は(a)のB-B断面図である。 (a)は第1の管部及び第2の管部の継手部を固定する第2の変形例を示す正面断面図であり、(b)は(a)のC-C断面図である。
本発明に係る制流装置を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る制流装置につき、図1から図15を参照して説明する。先ず図1に示されるように、管路部材1としてのガス管(流体管)に適用される本発明の制流装置を構成する筐体5である。
本実施例においては、制流装置及びその設置方法として、地中に埋設された既設の管路部材1を構成するガス管(流体管)である直管3の所定箇所を筐体5内にて切除し、その切除箇所に制流装置を不断流状態で設置するまでの一連の流れを図1から図12を参照して説明する。尚、管路部材1内の流体は、本実施例ではガスであるが、例えば、上水、工業用水、下水等の液体の他、ガスと液体との気液混合体であっても構わない。
直管3は鋼管であって、本実施例では図1,2に示されるように、管路方向は略水平方向に延びており、略直線状で断面視略円形状に形成されている。尚、本発明に係る流体管は、ダクタイル鋳鉄製、ステンレス製、その他鋳鉄等の金属製、あるいはコンクリート製、塩化ビニール製、ポリエチレン製若しくはポリオレフィン製等であってもよい。さらに尚、流体管の内周面はエポキシ樹脂層、モルタル、めっき等により被覆されてもよく、若しくは適宜の材料を粉体塗装により管路部材の内周面に被覆してもよい。
また、後述する筐体5内で切断対象となる流体管として、本実施例のように直管3のみに限られず、例えば管路方向に延びる一対の直管と、これら直管の端部に跨って密封状に接続される継輪や異形管等の接続部材と、から構成されてもよい。
以下に本発明に係る制流装置の設置方法について工程順に説明する。先ず筐体の組付け工程について説明する。図1に示されるように、地表面から所定深さ掘削して管路部材1を構成する直管3を露出させて外面を清掃し、この直管3の外面に対して、制流装置を構成する筐体5を密封状に外嵌する。筐体5は、複数の分割筐体からなる構造であり、本実施例では、上部側の分割筐体を構成する第1分割体51と、下部側の分割筐体を構成する第2分割体52とから構成される筐体本体50と、第1分割体51から延出された延出管20,20’と、から主に構成されている。尚、筐体5の分割構造は、本実施例に限らず例えば、鉛直方向に分割されてもよいし、また、分割数も3分割以上の所定数に分割されてもよい。
本実施例では、第1分割体51,第2分割体52の対向面同士の接合、及び、筐体5の管軸方向の両端部の内面と直管3の外面との接合は、図示しない溶接機を用いて溶接により行う。このとき、第2分割体52の下面と掘削面との間に油圧等のジャッキ9を設置して、このジャッキ9を上下方向に伸縮することで、直管3を水平に保ちながら芯合わせを容易に行うことができる。なお、これに限らず例えば分割筐体同士の接合、若しくは筐体と流体管との接合は、パッキンを介しボルト・ナットや押輪等の部材を用いても構わない。またこの際には、延出管20,20’を互いにスリングベルト等で固定しておくとよい。
図2(a)に示されるように、筐体本体50は、直管3を囲繞するように管路方向に延設されるとともに、上下方向に延び上方に開口する開口部50cが形成されている。尚、筐体本体50の管路方向の両端部に、離脱防止を図る押輪を密封状に取付けてもよい。
図3,4に示されるように、本実施例の延出管20,20’は、本実施例では筐体5内のガス(流体)を外部に放散するための放散管であって、制流体10によって仕切られる筐体5内部の管軸方向の一方側及び他方側とそれぞれ連通するように、筐体5の正面視で左右一対に設けられている。延出管20,20’は図示左右対称で同じ構造であり、また図示左右対称に回動可能に設けられるため、一方の延出管20についてのみ説明し、他方の延出管20’についての説明を省略する。
延出管20は、該第1分割体51の外側方向(略水平方向)に延出される基端側の第1の管部21と、この第1の管部21に相対移動可能且つ密封状に接続されて上方に延出され、開放端部28aを備えた自由端側の第2の管部25と、から主として構成されており、この第2の管部25の開放端部28aに開閉弁30が接続されている。この開閉弁30は、本実施例ではボール弁として構成されており、制流装置の内部ガスを散気する際や、制流装置を用いてバイパス管路(図示略)を構成する際に使用され、その内部弁体が開放されるものであるが、本実施例の工程においては開閉弁30の内部弁体は基本的に閉塞されている。
延出管20について、その基端側から先端側に向けて順に詳しく説明すると、先ず第1の管部21は、第1分割体51の略鉛直方向の壁部から外側方向(略水平方向)に延出される側延部22、及びエルボー部を介して上方向(略鉛直方向)に延びる上延部23を有している。また、第2の管部25は、第1の管部21の上延部23の先端部24に回動可能且つ密封状に接続される基端部29を備え上方向に伸びる上伸部26、この上伸部26にエルボー部を介して略水平方向に延出される延出部としての水平部27、及びこの水平部27にエルボー部を介して上方向に延出され開放端部28aを備えた直管部28を有している。第1の管部21の上延部23の先端部24と、第2の管部25の上伸部26の基端部29とにより、これら両管部21,25の継手部が構成されている。
よって第2の管部25は、第1の管部21に対し継手部にて本実施例では上下方向を向く仮想軸線回りに相対回動(相対移動)可能となっており、より詳しくは、第2の管部25の全体が平面視で筐体5の開口部50cの周縁よりも外方側の位置(以下、「外方位置」と称する)と、平面視で第2の管部25及び開閉弁30の少なくとも一部が平面視で筐体5の開口部50cの周縁よりも内方側の位置(以下、「内方位置」と称する)とに、相対回動可能となっている。
次に、図4を参照して、延出管20の継手部について説明する。先ず第1の管部21の上延部23の先端部24は、継手部の挿口部として構成されるものであり、該先端部24の開放された先端開口24cに向けて、上延部23の外面よりも縮径された外面を有する縮径部24aと、この縮径部24aよりも更に小径の外面を有する小径部24bとを備えている。次に、第2の管部25の上伸部26の基端部29は、継手部の受口部として構成されるものであり、その基端開口29cの内面及び上伸部26の内面よりも内径方向に膨出した膨出部29aを備えている。
このように構成された第1の管部21の先端部24に第2の管部25の基端部29を外嵌した状態で、膨出部29aの内面に環状に複数形成された凹部29bにそれぞれ収容されたOリング31が、小径部24bの外面に圧接されることで、第1の管部21及び第2の管部25の継手部の密封状態が維持されている。更に、先端部24の先端開口24cの雌ネジ部に螺合された抜け止めネジ32が、膨出部29aの端部に延出管20の管軸方向に係止することで、これら第1の管部21及び第2の管部25は、周方向に相対回動(相対移動)可能で、且つ管軸方向に相対移動が規制されている。
なお、上記した第1の管部21の先端部24を構成する縮径部24a、小径部24b及び、第2の管部25の基端部29を構成する膨出部29aは、互いに内径・外径の異なる異形管同士を適宜の順に溶接することで、容易且つ自在に継手部として構成することができる。より詳しくは、例えば先ず第1の管部21の先端開口24cを備えた先端部24に、膨出部29aを備えた筒状体Pを外嵌し、抜け止めネジ32を先端開口24cに螺合した後、筒状体Pと管部材Qとの隣接部Rを溶接することで、第1の管部21及び第2の管部25継手部を容易に構成することができる。
次に、図3に示されるように、直管3に溶接した筐体5の耐圧性及び密封状態を確認するための試験を行う。より詳しくは、筐体5の取付フランジ50fに、接続フランジ33を介し試験蓋40を密封状に取付け、この試験蓋40を貫通する貫通孔に接続されたガスチューブ41を介し、ガスボンベ42から圧縮ガスを筐体5内に供給して、筐体5内が所定圧力に達することを圧力ゲージ43にて確認する。試験後は、筐体5内の圧力を開放し、試験蓋40、ガスチューブ41及びガスボンベ42を撤去する。この際、第2の管部25を、第1の管部21に対し相対回動して、外方位置に配置させておく。このとき、第2の管部25が外方位置に留まるように、スリングベルト等で固定しておくとよい。
次いで、管路部材の切断工程について説明する。図5及び図6に示されるように、筐体本体50の開口部50cの上端に設けられた取付フランジ50fに、接続フランジ33を介し、開口部50cを閉塞可能な弁体6aを備える作業弁6を取付けるとともに、該作業弁6の上方に切断手段としての切断機7を設置する。なお本実施例の管路切断装置は、筐体5と、切断機7とから主として構成される。
この際、少なくとも作業弁6及び切断機7の取付けよりも前に、第2の管部25を、第1の管部21に対し相対回動して、外方位置に配置させておく。このとき、第2の管部25が外方位置に留まるように、スリングベルト等で固定しておくとよい。このようにすることで、筐体5に取付けられる作業弁6及び切断機7が延出管20,20’と干渉することを回避できる。なお第2の管部25が予め外方位置に配置された状態で、当該第2の管部25が接続された第1分割体51を、直管3に取り付け第2分割体52に接続するようにしてもよい。また筐体5を直管3に組付けた直後に、第2の管部25を回動して外方位置に配置していてもよい。
切断機7は、取付フランジ筒71と、管路部材1を切断するためのカッタ72と、取付フランジ筒71内においてカッタ72を回転させるための駆動機構78と、から主に構成されている。なお、駆動機構78によってカッタ72を上下方向に進行・退避させてもよい。カッタ72は、下方先端に周方向に沿って切断刃を備えたホールソー73と、該ホールソー73の回転軸と同軸に配設され切断刃よりも先方に突出したセンタードリル74とから構成されている。尚、カッタ72のホールソー73は、センタードリル74及び筐体5の開口部50cと同心の円形状に構成され、開口部50cから筐体5内に挿入され、筐体本体50の底部近傍の位置まで進行可能となっている。
次に、切断機7による具体的な管路部材1の切断工程としては、先ず、作業弁6内部の弁体6aを退避させて筐体5の開口部50cを開放した後、図6に示されるように、切断機7のカッタ72、すなわちセンタードリル74及びホールソー73を回転させながら下方に進行させ管路部材1を構成する直管3を不断流状態で切断する。
尚、本実施例においては、カッタ72を構成するセンタードリル74により、先ず直管3に穿孔が穿設されカッタ72が位置決めされるとともに、ホールソー73の進行によって直管3の管壁が一度に切断され、直管3が管軸方向に分断される。
また、筐体本体50内の底部には、流体を外部に排出可能なドレン(図示略)が開閉可能な弁とともに取付けられていてもよく、カッタ72により管路部材1を切断する際に発生する切り粉を流体とともに外部へ排出してもよい。
尚、特に図示しないが、カッタ72により管路部材1が切断されると、管路部材1から分断された直管3の切片が、ホールソー73内にてセンタードリル74により貫通されて保持された状態となる。そして、カッタ72を取付フランジ筒71の内部に引き上げると、このホールソー73内の切片はセンタードリル74に設けられたロックピン(図示略)に係止されることで、センタードリル74に追随して引き上げられ、筐体5の外部に搬出される。
作業弁6内部の弁体6aにより筐体5の開口部50cを閉塞することで、管路部材1の切除作業が完了する。また、カッタ72による管路部材1の切除後に筐体5内に残される直管3は、分断されるものの、筐体5により囲繞された状態で一体状に保持される。尚、特に図示しないが、作業弁6内部の弁体6aにより筐体5の開口部50cを閉塞した状態で、切断機7の撤去作業を行う。
次いで、図7に示されるように、筐体5の筐体本体50の開口部50cを閉塞した作業弁6の上方に設置機8を設置する。当該設置機8は、取付フランジ筒81と、取付フランジ筒81内において制流体10を吊支するための弁吊金具82と、この弁吊金具を上下方向に進行・退避させるための駆動機構83と、から主に構成されている。
このとき、第2の管部25は、上述した切断機7を取付けたときと同様に、外方位置に配置するように第1の管部21に対し相対回動させておく。このようにすることで、筐体5に取り付けられる設置機8が延出管20と干渉することを回避できる。
図8及び図9に示されるように、本実施例の制流体10は、開口部を有する仕切壁11と、この開口部を開閉する弁体13と、上蓋部12と、この弁体13を開閉駆動する駆動部18と、から主に構成されるいわゆるボール弁であり、仕切壁11には、下端部から両側部に亘って第1シール部材S1が取付けられ、上蓋部12には、外周部に亘って環状の第2シール部材S2が取付けられている。尚、第1シール部材S1及び第2シール部材S2は、NBR、SBR、CRを含むゴム、エラストマー、樹脂等の弾性部材から構成されている。また制流体10はボール弁に限らず、例えばゲート弁、バタフライ弁、プラグ、切換弁等であってもよい。
設置機8による制流体10の設置工程としては、先ず、作業弁6内部の弁体6aを退避させて筐体5の開口部50cを開放した後、設置機8の弁吊金具82により吊支される制流体10を下方に進行させ、筐体5内の所定位置に制流体10を挿入する。このとき制流体10の弁体13は開放した状態で挿入する。
尚、筐体本体50の内壁面には、他の部位よりも筐体本体50の内側に突出する側壁段部を互いに対向するように形成されていてもよく、このようにすることで、制流体10が筐体5内に挿入される際には、制流体10の仕切壁11の両側部が当該側壁段部によりガイドされることにより、制流体10の挿入位置のずれが防止される。
また、筐体5の底部内壁面には底壁段部50hが形成されるとともに、筐体5の開口部50cの内壁面には環状段部50jが形成されている。そのため、制流体10が筐体5内に所定の深度挿入されることにより、制流体10の仕切壁11の下端部から両側部に亘って取付けられる第1シール部材S1が底壁段部50h及び内側壁に密封状に圧入されるとともに、制流体10の上蓋部12の外周部に亘って取付けられる環状の第2シール部材S2は、筐体5の環状段部50jに圧接される。
このように制流体10が、筐体5内に、分断された直管3の切断面間を仕切るように設置されることにより、制流体10の周縁と筐体5との間の流体の漏洩が防止され、制流体10の弁体13の開閉によって筐体5内の流路が開放若しくは遮断可能とされる。
次に、図7に示されるように、筐体5の開口部50cの周方向に複数設けられ径方向に貫通した雌ネジ孔50gを予め閉塞していたOリング付きプラグ35を取外し、これに替えて雌ネジ孔50gに固定用の押えネジ36を螺合して、この押えネジ36を開口部50cの内径方向に進行させる。これにより、押えネジ36が制流体10の上蓋部12を上方から押さえるように係止して、制流体10が筐体5の開口部50cから抜け出すことが防止される。このように、押えネジ36が制流体10の上蓋部12を上方から押さえることにより、設置機8及び作業弁6を筐体5から取外すことができるようになる。
次いで、図8に示されるように、制流体10の上蓋部12の外周部と筐体5の開口部50cの内周部との接触部分に例えば発泡液を付着させることで、当該接触部分から筐体5内のガス(流体)の漏洩がないか確認する。なお本実施例のように管内流体がガスの場合、当該接触部分からガスの漏洩が僅かでもあれば泡が発生するため容易に検知することができる。
次いで、図9に示されるように、筐体5の取付フランジ50fに対して、上面視環状の蓋部材57を固定ボルト58によって固定することで、蓋部材57が制流体10を押えることにより、制流体10が筐体5の開口部50cから抜け出すことを防止する。蓋部材57の中央の空隙部分から弁体13の駆動部18が突出形成されている。この後、押えネジ36を取外し、これに替えて上述したOリング付きプラグ35により雌ネジ孔50gを閉塞する。なお、本実施例のように内部流体がガスの場合、図11に示されるようにOリング付きプラグ35の外面に鋼板37を被覆して溶接することが好ましく、また蓋部材57を取付フランジ50fに対して溶接することが好ましい。
次に、図9及び図10に示されるように、第2の管部25を、第1の管部21に対し相対回動して、内方位置に配置させておく。本実施例では、平面視で第2の管部25の直管部28及び開閉弁30の略全体が内方位置に配置されている。なお、設置機8及び作業弁6を筐体5から取外した直後に、第2の管部25を回動させて内方位置に配置してもよい。
このように、第2の管部25は、側方に延出された水平部27(延出部)を有し、第1の管部21に相対回動可能に接続されていることで、延出管20,20’の延長寸法を変えることなく、第2の管部25の回動量に応じて第1の管部21との移動量を容易に設定することができる。
また、この内方位置にて第1の管部21及び第2の管部25の継手部、すなわち第1の管部21の先端部24と第2の管部25の基端部29とを固定し、周方向の相対回動を規制する。なお、本実施例のように内部流体がガスの場合、先端部24と基端部29との接続部分を周方向に亘って溶接して密封固定することが好ましい。
また、蓋部材57の上面に、側面視略L字状に形成されたブラケット45の底部をボルト47により接続固定するとともに、当該ブラケット45の上端部に、第2の管部25の直管部28をU字ボルト46により接続固定する。すなわちブラケット45、U字ボルト46及びボルト47は支持部材39を構成している。このようにすることで、筐体5から先端上方に延出される延出管20,20’の自由端側を構成する第2の管部25を、支持部材39によって支持して安定させることができる。
次に、図11及び図12に示されるように、制流装置の設置に要した掘削部分の一部を必要に応じて埋め戻して小径の縦孔を形成すると共に、制流装置の上方の地表面近傍に、上下両端が開放された人孔を構成する略筒状の弁筐48を配設する。当該弁筐48の内方には、延出管20,20’の開放端部28a,28a及び開閉弁30,30、更に駆動部18の上方に延長して接続された延長駆動部19が配置されている。この弁筐48の上端に、人孔蓋49を地表面と面一に配置することで、弁筐48内を閉塞する。
これにより、制流装置の筐体5内への設置が完了する。また、不断流状態での切断や弁設置などの際に全ての窓部や貫通部、作業孔などには蓋を密封状に取付けるのは言うまでもない。
このように、延出管20,20’を内方位置に配置することで、延出管20,20’の開放端部28a及び開閉弁30,30が、延長駆動部19とともに人孔蓋49によって閉塞される弁筐48内の筐体5の上方に配置されるため、筐体5及び延出管20,20’の開放端部28a側を弁筐48内に集約することができ、制流装置の操作時の作業性や管理面での向上を図ることができるとともに、コスト低減を達成することができる。
また、延出管20,20’の自由端側である第2の管部25の開放端部28aに設けられ、筐体5の上方に配置される開閉弁30,30を容易に開閉操作することができる。
以上説明した本発明の制流装置によれば、延出管20,20’を構成する第2の管部25を第1の管部21に対し密封状態で相対移動することで、筐体5内の直管3を切断して制流体10を設置する際には、この延出管20,20’との干渉を回避できるとともに、筐体5内に制流体10を設置して制流装置を構成した際には、延出管20,20’の先端側を筐体5の上方に配置することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、筐体5内に制流体10を設置した後、開口部50cに螺合した固定用の押えネジ36を内径方向に進行させることで、この押えネジ36が制流体10の上蓋部12を上方から押さえるように係止しているが、この押えネジ36に加え、例えば制流体10を仮固定する変形例として、図13(a)に示されるように、開口部50cと作業弁6との間に配設した接続フランジ33を径方向に貫通した雌ネジ孔に、仮固定ボルト38を螺合して配設してもよい。
これによれば、図13(b)に示されるように、設置機8の弁吊金具82により制流体10を設置した後、先ず仮固定ボルト38を内径方向に進行させ、弁吊金具82若しくはその下端に配置された介設部材84を下方に押圧することで、制流体10を予め所定の設置深さまで押し込むことができるため、仮固定ボルト38の進行後に、図13(c)に示されるように、押えネジ36を進行した際に、押えネジ36によって上蓋部12の上面を過度に摺接して損傷させる虞を回避できる。このように押えネジ36が制流体10の上蓋部12を上方から押さえている状態で、図13(d)に示されるように、仮固定ボルト38を外径方向に退行させることで、弁吊金具82等を撤去することができる。
また例えば、前記実施例では、制流装置を設置した後、延出管20の第1の管部21及び第2の管部25の継手部を溶接固定することで、周方向の相対移動を規制していたが、これに限らず第1の変形例として図14に示されるように、第1の管部21の先端部24の外周面と、第2の管部25の基端部29の外周面とに、跨るように形成された周方向に分割構造の係止リング60を、取付部材61によってパッキン材62を介して取付けることで、周方向の相対移動を規制するようにしてもよい。また係止リング60を用いて、流体管の切断時や制流体の設置時に、第2の管部25が外方位置に留まるように固定してもよい。
また第2の変形例として、図15に示されるように、第1の管部21の先端部24の外周面に拡径部24dを形成するとともに、第2の管部25の基端部29の外周面にも略同径の拡径部29dを形成し、これらの拡径部24d,29dに跨るように断面視略コ字状に形成された周方向に分割構造の係止リング65を取付部材61によって取付けることで、周方向の相対移動を規制するようにしてもよい。
より詳しくは、これら拡径部24d、29dの外周面には、周方向に互いに同じ位置にスリット状の切欠き部24e,29eが管軸方向に凹設されるとともに、係止リング65の内周面には、この切欠き部24e,29eを補完する形状若しくは僅かに小さい形状の突出部66が内径方向に突出されており、係止リング65の突出部66を切欠き部24e,29e内に挿入した状態で、分割構造の係止リング65を取付部材61によって取付けることで、第1の管部21及び第2の管部25の周方向の相対移動が規制される。
このようにすることで、第1の管部21及び第2の管部25を溶接する手間をかけることなく、これらの周方向の相対移動を容易に規制できる。更に、切欠き部24e,29eと突出部66とを遊嵌状態にて係合することで、第1の管部21及び第2の管部25の周方向の相対移動を僅かに許容した後に規制することができる。
なお上記した変形例に限らず例えば、拡径部24d、29dの外周面に突出部を形成するとともに、係止リング65の内周面に当該突出部を補完する切欠き部を設けることで、第1の管部21及び第2の管部25の周方向の相対移動を規制するようにしてもよい。
また、前記実施例では、延出管20,20’が左右対称で同じ構造を有しているが、これに限らず、非対称でもよいし、互いに異なる構造であってもよい。
また、前記実施例では、延出管20,20’は、直管3(流体管)に筐体5を取付ける際に第1の管部21及び第2の管部25が取り付けられた状態であったが、これに限らず例えば、第1の管部21の一部のみを備えた筐体5を流体管に取付けた後、第2の管部25に相当する管部を溶接等により取り付けてもよく、また例えば、ボール弁等の仕切弁を取付けた第1の管部21のみを備えた筐体5を流体管に取付けた後、流体管の切断後や制流体10の設置後に、第1の管部21に第2の管部25を接続するようにしてもよい。
1 管路部材
3 直管(流体管)
5 筐体
6 作業弁
7 切断機
8 設置機
10 制流体
11 仕切壁
12 上蓋部
13 弁体
18 駆動部
20,20’ 延出管
21 第1の管部
22 側延部
23 上延部
24 先端部
25 第2の管部
26 上伸部
27 水平部(延出部)
28 直管部
28a 開放端部
29 基端部
30 開閉弁
33 接続フランジ
36 押えネジ
38 仮固定ボルト
39 支持部材
50 筐体本体
50c 開口部
50f 取付フランジ
51 第1分割体(分割筐体)
52 第2分割体(分割筐体)
72 カッタ
78 駆動機構
82 弁吊金具
83 駆動機構

Claims (6)

  1. 流体管を密封状に外嵌する分割構造の筐体と、前記流体管が不断流状態で切断された前記筐体内に設置された制流体と、を少なくとも備えた制流装置であって、
    前記筐体を構成する分割筐体は、該分割筐体から側方に延出される第1の管部と、該第1の管部に対し、平面視で前記筐体の開口部の周縁よりも外方側の位置と内方側の位置とを移動可能で且つ密封状に接続され、前記分割筐体の上方に延出される第2の管部と、から少なくとも構成された延出管を備えることを特徴とする制流装置。
  2. 前記第2の管部は、その開放端部に開閉弁を備えることを特徴とする請求項1に記載の制流装置。
  3. 前記第2の管部は、側方に延出された延出部を有し前記第1の管部に対し、平面視で前記筐体の前記開口部の周縁よりも外方側の位置と内方側の位置とを回動可能に接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の制流装置。
  4. 前記第2の管部の開放端部側の少なくとも一部は、前記筐体の鉛直上方に配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の制流装置。
  5. 前記筐体は、前記第2の管部を支持する支持部材を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の制流装置。
  6. 流体管を密封状に外嵌する分割構造の筐体と、前記流体管が切断された前記筐体内に設置された制流体と、を少なくとも備えた制流装置であって、
    前記筐体を構成する分割筐体は、該分割筐体から側方に延出される第1の管部と、該第1の管部に密封状に接続され、前記分割筐体の上方に延出される第2の管部と、から少なくとも構成された延出管を備え、前記第2の管部の開放端部側の少なくとも一部は、前記筐体の鉛直上方に配置されていることを特徴とする制流装置。
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