JP6721619B2 - 弁体撤去装置及び弁体撤去方法 - Google Patents
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Description
流体管に連結される管路部本体、及び該管路部本体の内部を閉塞可能な弁本体部を備える弁装置の前記弁本体部を、前記管路部本体から不断流状態で撤去するための弁体撤去装置において、
前記弁体撤去装置は、前記弁本体部を密封状態に囲う作業用ケースと、前記作業用ケースの内部空間を仕切る作業弁と、前記弁本体部を前記作業用ケース内で移動を可能とする弁移動手段と、前記管路部本体に設けられた第1フランジ及び前記弁本体部に設けられた第2フランジを締結する締結部材と、前記作業用ケースを支持するとともに高さ調整を行うサポートと、を備え、
前記作業用ケースは、前記締結部材が挿通される前記第1フランジの挿通孔の径方向外側を封止する封止部を有する第1分割体、及び前記弁本体部を囲う第2分割体から構成され、前記第1分割体は、前記第1フランジの周方向に少なくとも2分割されていることを特徴としている。
この特徴によれば、作業用ケースが、第1フランジの締結部材挿通孔の径方向外側を封止して、弁装置の一部を作業用ケースで密封状に囲うので、種々の弁装置に適用可能であるとともに、サポートによって高さ調整を行うことで密封性を確実にし、流体管よりも弁本体部側での作業のみで、弁装置から弁本体部を撤去することができる。
前記封止部は、前記第1フランジの外周面あるいは軸方向下端面を封止することを特徴としている。
この特徴によれば、作業用ケースが、第1フランジの外周面あるいは軸方向下端面を封止して、弁装置の一部を作業用ケースで密封状に囲うので、種々の弁装置に適用可能であるとともに、弁装置全体を囲う必要がなく、弁装置から弁本体部を撤去することができる。
前記締結部材は、少なくとも前記第2フランジから前記作業弁の方向に突出する長尺ナットを備えることを特徴としている。
この特徴によれば、締結部材が、少なくとも第2フランジから作業弁の方向に突出する長尺ナットとなっているので、作業用ケースのスペースが狭くとも、ナットに容易にアクセスできるので、分解組立て作業が容易となり、流体管路よりも弁本体部側での作業のみで、弁装置から弁体を撤去することができる。
前記作業用ケースは、該作業用ケースの外部から操作可能であるとともに前記第2フランジを前記第1フランジ側に保持する保持手段を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、作業用ケースの外部から操作可能である保持手段を備えているので、弁装置の全体を作業用ケースで密封状に囲うことなく、種々の弁装置に適用可能であるとともに、弁装置全体を囲う必要がなく、流体管よりも弁本体部側での作業のみで、弁装置から弁本体部を撤去することができる。
前記第1分割体は、前記第2フランジとの間に隙間を有する筒部を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、筒部は、第2フランジとの間に隙間を有するので、弁本体部を取り外す際に干渉せず、確実に弁本体部を撤去することができる。
前記第1分割体は、前記第1フランジの少なくとも短軸方向に沿って2分割されることを特徴としている。
この特徴によれば、第1分割体は、第1フランジの少なくとも短軸方向に沿って2分割されているので、第1分割体を第1フランジの長軸方向に沿って組立てる際、第1フランジの外周面をガイドにしつつ、第1分割体と第1フランジとのクリアランスが徐々に狭くなり、第1分割体が傾くことなく第1フランジの外周部に密接させて確実に封止することができるとともに、種々の弁装置の第1フランジに確実に取付けることができる。
前記管路部本体に設けられた第1フランジ及び前記弁本体部に設けられた第2フランジを接続するボルト、ナットを作業用ボルト、ナットに交換する工程と、
前記第1フランジの外周面あるいは軸方向下端面を、作業用ケースを構成し前記第1フランジの周方向に少なくとも2分割される第1分割体で封止するとともに、サポートによって前記作業用ケースを支持するとともに高さ調整を行い、前記弁本体部を、前記作業用ケースを構成する第2分割体で密封状態に囲う工程と、
前記作業用ケース内で前記管路部本体から前記弁本体部を取り外す工程と、
前記作業用ケース内に備えられた作業弁によって、前記作業用ケース内における前記弁本体部よりも前記管路部本体側を密封状態に閉塞する工程と、
前記弁本体部を取り出す工程と、
を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、作業用ケースが、第1フランジの外周面の一部を封止するとともに、弁装置の一部を作業用ケースで密封状態に囲うので、種々の弁装置に適用可能であるとともに、サポートによって高さ調整を行うことで密封性を確実にし、流体管よりも弁本体部側での作業のみで、弁装置から弁本体部を撤去することができる。
2 仕切弁(弁装置)
3 管路部本体
4 管部
5 首部
6 管路部フランジ(第1フランジ)
11 弁本体部
13 弁蓋フランジ(第2フランジ)
22 既設ボルト・ナット
23、123 作業用ボルト(締結部材)
24 ボルト挿通孔(挿通孔)
25、124 作業用ナット(締結部材)
30、120 作業用ケース
31 分割式取付部材(第1分割体)
36、109 封止部
61 円筒部材(第2分割体)
71 上部カバー(第2分割体)
101、111 仕切弁
102、115 管路部フランジ(第1フランジ)
103、116 弁蓋フランジ(第2フランジ)
107、117 分割式取付部材(第1分割体)
121、142 分割式取付部材(第1分割体)
141、151、161 仕切弁
145、153、166 管路部フランジ(第1フランジ)
146、154、167 弁蓋フランジ(第2フランジ)
152 分割式取付部材(第1分割体)
163 第1分割体
Claims (6)
- 地中に埋設された既設の水道本管に連結されている管路部本体と該管路部本体の内部を閉塞可能な弁本体部とを備える既設の一般的な弁装置の前記弁本体部を、前記管路部本体よりも深く掘削することなく、前記管路部本体から不断流状態で撤去するための弁体撤去装置において、
前記弁体撤去装置は、前記弁装置のうち前記弁本体部側のみを密封状態に囲う作業用ケースと、前記作業用ケースの内部空間を仕切る作業弁と、前記作業用ケースに設けられ前記弁本体部を前記作業用ケース内で移動を可能とする弁移動手段と、前記管路部本体に設けられた第1フランジ及び前記弁本体部に設けられた第2フランジを締結する締結部材と、前記弁装置のうち前記弁本体部側のみを密封状態に囲う前記作業用ケースに設けられ、該作業用ケースの外部から操作可能であるとともに前記第2フランジを前記第1フランジ側に保持する保持手段と、前記作業用ケースを支持するとともに高さ調整を行うサポートと、を備え、
前記作業用ケースは、前記締結部材が挿通される前記第1フランジの挿通孔の径方向外側を封止する封止部を有する第1分割体、及び前記弁本体部を囲う第2分割体から構成され、前記第1分割体は、前記第1フランジの周方向に少なくとも2分割されており、
前記保持手段と前記サポートにより、前記作業用ケースの水平と高さ調整が行われ、
前記弁移動手段は、前記締結部材を取外した状態で、流体を導入することで前記管路部本体内の圧力と同等に調整された前記作業用ケース内で、前記弁本体部を移動可能に構成されていることを特徴とする弁体撤去装置。 - 前記封止部は、前記第1フランジの外周面あるいは軸方向下端面を封止することを特徴とする請求項1に記載の弁体撤去装置。
- 前記第1分割体は、短軸及び長軸を有する形状の前記第1フランジの周方向に少なくとも2分割されることを特徴とする請求項1または2に記載の弁体撤去装置。
- 前記第1分割体は、前記第2フランジとの間に隙間を有する筒部を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の弁体撤去装置。
- 地中に埋設された既設の水道本管に連結されている管路部本体と該管路部本体の内部を閉塞可能な弁本体部とを備える既設の一般的な弁装置の前記弁本体部を、前記管路部本体よりも深く掘削することなく、前記管路部本体から不断流状態で撤去するための弁体撤去方法において、
前記管路部本体に設けられた第1フランジ及び前記弁本体部に設けられた第2フランジを接続するボルト、ナットを作業用ボルト、ナットに交換する工程と、
前記第1フランジの外周面あるいは軸方向下端面を、前記弁装置のうち前記弁本体部側のみを密封状態に囲う作業用ケースを構成し前記第1フランジの周方向に少なくとも2分割される第1分割体で封止するとともに、前記弁装置のうち前記弁本体部側のみを密封状態に囲う前記作業用ケースに設けられた保持手段を外部から操作し前記第2フランジを前記第1フランジ側に保持して、前記保持手段とサポートによって前記作業用ケースを支持するとともに水平と高さ調整を行い、前記弁本体部を、前記作業用ケースを構成する第2分割体で密封状態に囲う工程と、
前記作業用ボルト、ナットを取外した状態で、前記保持手段を操作し前記作業用ケース内と前記管路部本体内の圧力を同等に調整して、弁移動手段によって前記作業用ケース内で前記管路部本体から前記弁本体部を移動する工程と、
前記作業用ケース内に備えられた作業弁によって、前記作業用ケース内における前記弁本体部よりも前記管路部本体側を密封状態に閉塞する工程と、
前記弁本体部を取り出す工程と、
を備えることを特徴とする弁体撤去方法。 - 前記弁装置の吊耳を切断、除去する工程を備えることを特徴とする請求項5に記載の弁体撤去方法。
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