JP6764986B2 - 弁体撤去装置及び弁体撤去方法 - Google Patents

弁体撤去装置及び弁体撤去方法 Download PDF

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本発明は、既設流体管に連結された弁装置の弁体を不断流状態で撤去する弁体撤去装置及び弁体撤去方法に関する。
従来、水道本管等の既設流体管には仕切弁等の弁装置が設けられており、既設流体管の流体管路を遮断できるようになっている。例えば、仕切弁装置は、その構造上、流体管路を遮断するための弁体やこの弁体を操作するための操作軸等からなる弁本体部が、流体管路に対して大きく突出するので、耐久年数に至って流体管路を遮断する能力が低下した場合や、仕切弁装置が流体管路に不要になった場合等に、作業用ケースで仕切弁装置全体を密封状に囲って、流体管路から仕切弁装置を撤去して流体管を配置したり、仕切弁装置を流体管路としてのみ使用するため、または将来的に仕切弁装置として再利用するために管路部を残して弁本体部のみを撤去したりする撤去工事が行われている。
作業用ケースで仕切弁装置全体を囲い、管路部を残して弁体を取り除く方法として、例えば、分割構造の作業用ケースを仕切弁及び仕切弁近傍の流体管路を上下方向から挟むようにして仕切弁近傍の流体管路の外周に水密状に装着し、作業用ケースに備えられた弁本体部の脱着手段により、作業用ケース内で弁本体部を管路部から取り外すようにしたものがある(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2012−207719号公報(第6頁、第6図) 特開2007−177945号公報(第6頁、第9図)
しかしながら、特許文献1、2にあっては、流体管路を挟み上部と下部とに分割されて形成された作業用ケースによって、仕切弁装置を上下方向から仕切弁装置近傍の流体管路ごと密封状に覆う必要がある。そのため、埋設地盤を仕切弁装置及び仕切弁装置近傍の流体管路が露出するまで掘削し、十分な作業スペースを確保する必要があり、掘削作業や埋戻作業に多大な時間を要し、作業効率が低下するという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、掘削作業や埋戻作業に費やす時間を削減し、作業効率を高めることができるようにした弁体撤去装置及び弁体撤去方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の弁体撤去装置は、
流体管とともに管路構成部材を構成する管路部本体と、該管路部本体に接続され前記管路部本体を閉塞可能な弁本体部と、を備える弁装置から、不断流状態で前記弁本体部を撤去するための弁体撤去装置において、
前記弁体撤去装置は、前記弁本体部から、前記管路部本体と前記弁本体部との接続部分にかけて密封状態に囲う作業用ケースと、前記弁本体部を前記作業用ケース内で少なくとも前記弁装置を構成する弁箱部の軸方向に移動させるための弁移動手段と、を備え、
前記作業用ケースは、該作業用ケースとは別体であって、前記管路構成部材の外周面上側を利用して前記弁本体部を両側から挟むように配置される支持装置により支持されるようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、作業用ケースが弁本体部から、管路部本体と弁本体部との接続部分にかけて密封状態に囲う構成となっているともに、弁本体部を挟んだ両側に配置される支持装置により作業用ケースが管路構成部材の外周面上側を利用して支持されるため、管路構成部材の外周面上側が露出する程度に埋設地盤を掘削するのみで不断流状態で弁体撤去作業を実施できる。そのため、掘削作業や埋戻作業に費やす時間が削減され、作業効率が高まる。
前記作業用ケースは、前記管路部本体上端に位置するフランジを下方から取り囲む開口部を有する底面が形成されており、前記支持装置は、前記作業用ケースを支持する上下に伸長可能な支持部を有することを特徴としている。
この特徴によれば、支持装置は、支持部の伸長により作業用ケースにおける開口部を有する底面を管路部本体上端に位置するフランジ側に押し付け、支持装置とフランジとで作業用ケースを確実に保持することができる。
前記支持装置は、前記管路構成部材の管外周面と略同曲率の曲面形状の支持面を有することを特徴としている。
この特徴によれば、管路構成部材の外周面と支持装置の曲面形状の支持面とが大面積で接触し、管路構成部材に局所的な負荷を与えないばかりか、設置位置を自在に設定できる。
前記作業用ケースは、前記弁装置の側方より取付け可能な複数の分割構造体を有しており、前記支持装置は、前記複数の分割構造体をいずれも下方から支持する支持部を有することを特徴としている。
この特徴によれば、支持部により各分割構造体をいずれも押し上げているため、分割構造体同士に偏荷重がかかった場合においても分割構造体にずれが発生せず、密封性を高い状態に維持することができる。
前記支持装置は、流体管軸上にある前記管路構成部材が接続されるフランジ近傍に配置され、前記支持装置の一部に前記フランジ同士を締結するボルトが当接可能な当接部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、支持装置がボルトにより流体管軸上にある管路構成部材を接続するフランジに固定されるため、作業用ケースの取付け時に支持装置を確実に保持することができる。
前記課題を解決するために、本発明の弁体撤去方法は、
流体管とともに管路構成部材を構成する管路部本体と、該管路部本体に接続され前記管路部本体を閉塞可能な弁本体部と、を備える弁装置から、不断流状態で前記弁本体部を撤去するための弁体撤去方法であって、
前記弁本体部から、前記管路部本体と前記弁本体部との接続部分にかけて第1の分割ケースで密封状態に囲う密封工程と、
前記第1の分割ケース上に第2の分割ケースを密封状に接続する接続工程と、
前記第1の分割ケースとは別体であって、前記管路構成部材の外周面上側を利用して前記弁本体部を両側から挟むように配置される支持装置により前記第1の分割ケース及び前記第2の分割ケースを支持する支持工程と、を備え、
少なくとも前記第1の分割ケース上に前記第2の分割ケースを接続する接続工程より前に、前記支持装置により前記第1の分割ケースを支持する工程を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、弁本体部を挟んだ両側に配置される支持装置により作業用ケースが管路構成部材の外周面上側を利用して支持されるため、管路構成部材の外周面上側が露出する程度に埋設地盤を掘削するのみで不断流状態で弁体撤去作業を実施できる。そのため、掘削作業や埋戻作業に費やす時間が削減され、作業効率が高まるばかりか、弁体撤去作業中に第1の分割ケース及び第2の分割ケースが傾くことがなく、安全に弁体の撤去を行うことができる。
実施例1において流体管、仕切弁装置、接続管の上部が露出するまで埋設地盤を掘削した様子を示す正面図である。 接続管の外周面上側に実施例1における支持装置を載置した状態を示す正面図である。 実施例1における支持装置を示す側面図である。 実施例1における支持装置を示すA−A断面図である。 実施例1における支持装置の上に分割構造体を支持させた状態を示す正面図である。 分割構造体を示す平面図である。 (a)は、分割構造体を示す側面図であり、(b)は、一方の分割構造体を示す側面図である。 実施例1における支持装置の上に分割構造体を支持させた状態を示す側面図である。 分割構造体に作業弁装置を取付けた状態を示す一部断面側面図である。 実施例1における支持装置の上に弁体撤去装置を支持させた状態を示す一部断面側面図である。 弁体撤去装置により弁本体部を撤去する様子を示す一部断面側面図である。 (a)は、実施例2における支持装置を示す側面図であり、(b)は、同じく正面図である。 接続管の外周面上側に実施例2における支持装置を載置した状態を示す正面図である。 接続管の外周面上側に実施例2における支持装置を載置した状態を示す側面図である。 実施例3における支持装置を示す側面図である。 接続管の外周面上側に実施例3における支持装置を載置した状態を示す側面図である。 接続管の外周面上側に実施例3における支持装置を載置した状態を示す正面図である。
本発明に係る弁体撤去装置及び弁体撤去方法を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る弁体撤去装置及び弁体撤去方法につき、図1から図11を参照して説明する。図1に示すように、本実施例において、既設の流体管2,2’に、流体管路を開閉可能な仕切弁装置3(弁装置)が連結されている。流体管2,2’及び仕切弁装置3は、例えば、地中に埋設される上水道用のダクタイル鋳鉄製であり、流体管2,2’は、断面視略円形状に形成され、内周面がモルタル層で被覆されている。尚、本発明に係る流体管及び弁装置は、その他鋳鉄、鋼等の金属製、あるいは石綿、コンクリート製、塩化ビニール、ポリエチレン若しくはポリオレフィン製等であってもよい。更に尚、流体管の内周面はモルタル層に限らず、例えばエポキシ樹脂等により被覆されてもよく、若しくは適宜の材料を粉体塗装により流体管の内周面に被覆してもよい。また、本実施例では流体管内の流体は上水であるが、本実施例の上水に限らず、例えば工業用水や農業用水、下水等の他、ガスやガスと液体との気液混合体であっても構わない。
図1に示されるように、仕切弁装置3は、管路部本体11と弁本体部12とから構成されている。管路部本体11は、流体管2,2’に連通する管部13と、管部13に一体に形成されたフランジ部14,14’と、管部13の管軸と異なる方向に突出された筒状の弁箱部15と、管路部フランジ16と、から構成される。
弁本体部12は、管路部本体11を閉塞可能な弁体17(図11参照)と、弁蓋フランジ18と、弁蓋フランジ18と一体に形成された弁蓋19と、弁蓋19の上面に突出され、仕切弁装置3を外部から開閉操作するための操作部20と、から構成され、操作部20は弁蓋19との間をシールするためのパッキン(図示略)を介して着脱可能に接合されている。また、管路部本体11と弁本体部12とは、管路部本体11の管路部フランジ16と弁蓋フランジ18とをシールするためのパッキン(図示略)を介して、ボルト・ナット60により着脱可能に接合されている。
また、仕切弁装置3と流体管2,2’とは、接続管21,21’を介して接続されている。接続管21,21’は、長手方向一端にフランジ部22,22’、他端に受口部23,23’をそれぞれ備えており、これらフランジ部22,22’と仕切弁装置3の両端部のフランジ部14,14’とが、パッキン(図示略)を介して密封状に接合されるとともに、フランジ部同士がボルト・ナット(図示略)で締結されている。流体管2,2’は、端部に固定される押輪24,24’により、接続管21,21’の受口部23,23’とパッキン(図示略)を介して密封状に接合されるとともに、フランジ部同士がボルト・ナット(図示略)で締結されている。尚、流体管2,2’と仕切弁装置3における管路部本体11と接続管21,21’及び押輪24,24’とは、同じ流体管路を構成しており、本実施例では、これらを総称して管路構成部材と定義する。また、本実施例では、管路構成部材を構成する部材同士は、フランジによる接合、受口と挿口による接合及び押輪を用いた接合であるが、溶接による接合などでもよい。
本実施例における弁体撤去装置及び弁体撤去方法は、例えば弁体17の老朽化及びゴムの劣化等に伴う交換時に用いられる。以下、弁体17の撤去工程を順に説明する。先ず、図1に示されるように、流体管2,2’の外周面上側が中心近くまで露出するように埋設地盤を掘削する。続いて管路部本体11と弁本体部12とを締結するボルト・ナット60を、図2に示される作業用ボルト25a,25a,…及びナット25b,25b,…に付け替えるとともに、弁体撤去装置1(図10参照)を構成する支持装置4,4’を接続管21,21’における管路部21a,21a’の外周面上側に設置する。作業用ボルト25a,25a,…には、管路部フランジ16のボルト孔(図示略)を密封するためのパッキンが組み込まれている。尚、管路部フランジ16のボルト孔は、パッキンの代わりにシールワッシャーを介在させて密封するようにしてもよい。
図3及び図4に示されるように、それぞれの支持装置4,4’は、接続管21,21’における管路部21a,21a’の外周面に面当接可能な曲面形状の支持面26aを有する脚部26と、脚部26上部に設けられ、上方に伸縮自在に延出する一対の支持部27,27’と、支持部27,27’同士に架け渡されるように載置される板体28と、から主に構成されている。
図3及び図4に示されるように、それぞれの支持部27(27’)は、脚部26の上部に形成され、内側に雌ネジ(図示略)が形成された円柱状の台座部29と、雌ネジ(図示略)に螺合する雄ネジ(図示略)が形成された高さ調整部材30(30’)と、からなり、高さ調整部材30の螺進退により接続管21,21’と、支持部27上に載置された板体28との距離を調整できるようになっている。
続いて、図5及び図8に示されるように、支持装置4,4’における板体28,28’の上に作業用ケース5の一部を構成する第1の分割ケースである分割構造体31,32を載置する。
後述するが、図10に示されるように、作業用ケース5は、分割構造体31,32と、合いフランジ49と、作業弁装置50と、円筒52と、上蓋54と、から主に構成されている。図6及び図7に示されるように、分割構造体31,32の上部には、円形のフランジ部44が形成されており、後述する作業弁等が取付け可能となっている。尚、分割構造体31,32及びフランジ部44は円筒形状に限らず、断面形状及び平面形状が略小判形、略楕円、略角形などの筒部材でもよい。
図7及び図8に示されるように、分割構造体31,32は、それぞれ接合端部より離れた位置に板状の突出片34,34が形成されており、これら突出片34,34に複数設けられた孔34a,34a,…にボルト33a,33a,…が挿通されるようになっており、これらボルト33a,33a,…及びナット33b,33b,…により締結されて、仕切弁装置3を囲繞する円筒形状となる。
また、図6に示されるように、分割構造体31及び分割構造体32の底面31a,32aには、それぞれ円弧状の切り欠き31b及び切り欠き32bが形成されており、これら切り欠き31b,32bは、前記仕切弁装置3における弁箱部15の管路部フランジ16側を囲う開口部47を構成するようになっている。また、分割構造体31及び分割構造体32の底面31a,32aには、弁本体部12の弁蓋フランジ18及びに管路部本体11の管路部フランジ16を締結する作業用ボルト25a,25a,…及びナット25b,25b,…と対応する位置に貫通孔64,64,…が複数形成されている。尚、底面31a,32aは平面状で周上に連続的に面形成されているが、これに限らず、例えば凹凸面形状でもよいし、断続的に形成されていてもよい。
分割構造体31の内周面には、管路部フランジ16の外周面形状に沿った、略半円形状の密封ゴム35が固着されており、同様に分割構造体32の内周面にも、管路部フランジ16の外周面形状に沿った、略半円形状の密封ゴム35が固着されており、これら密封ゴム35,35同士は、ボルト33a,33a,…及びナット33b,33b,…による分割構造体31,32同士の締付けによりその端部同士が密封状に当接するようになっている。図5に示されるように、密封ゴム35は、管路部フランジ16の側面16bに亘り当接し、図示しないものの、分割構造体32における密封ゴム35も同様に、管路部フランジ16の側面16bに亘り当接して、分割構造体31,32下側からの流体の漏出を防止するようになっている。加えて、分割構造体31,32同士の接合面にはパッキン36,36が固着され、分割構造体31,32間の密封性が高められている。上記したような密封工程により、分割構造体31,32は、分割構造体31,32同士の締付けにより弁本体部12から弁蓋フランジ18及びに管路部フランジ16にかけて密封状に接続されることになる。尚、密封ゴム35とパッキン36とは、一体に形成されてもよい。更に尚、密封ゴム35は、管路部フランジ16の側面16bに亘り当接するものに限らず、管路部本体11の一部を囲うようにして分割構造体31,32下側からの流体の漏出を防止するようにしてもよい。
また、図7(a)、(b)に示されるように、分割構造体31,32の下部側には、外方に突出する操作突起40,40,…が複数形成されている。操作突起40,40,…は、分割構造体31,32内に貫通する中空構造をなしており、この中空構造の内周面には、ここでは図示しない雌ネジが形成され、外部より操作可能なフランジ下部固定ボルト42,42,…が、その先端部42a,42a,…が分割構造体31,32内側に突出可能に螺合されている。フランジ下部固定ボルト42,42,…は、その突出時に、先端部42a,42a,…が管路部フランジ16の下部16aにそれぞれ当接可能となっている。尚、フランジ下部固定ボルト42,42,…は、分割構造体31,32に対して密封状に螺合されていてもよい。
更に、分割構造体31,32の下部側には、操作突起40,40,…から所定間隔上方へ離間して操作突起41,41,…が複数形成されており、操作突起40,40,…と同様にフランジ上部固定ボルト43,43,…が分割構造体31,32に対して密封状に分割構造体31,32内側に貫通可能に螺合されている。フランジ上部固定ボルト43,43,…は、その突出時に、先端部43a,43a,…が弁蓋フランジ18の上部18aにそれぞれ当接可能となっている。
図7(b)及び図8に示されるように、分割構造体31の上下方向略中央には、作業用ケース5内に外部より挿通し、外部より操作可能な治具45が密封状に取付けられている。また図7(a)及び図8に示されるように、分割構造体32の上部側には、確認用窓46,46が密封状に取付けられている。確認用窓46,46は、弁本体部12を撤去した後、管路部フランジ16の密封面に残っているパッキンの除去や密封面の掃除を行う際や、交換後の弁本体部を取付ける際に使用される。このとき、一方の確認用窓46は作業者が内部を直接目視する用途として、他方は明かり採りとして使用される。続いて仕切弁装置3への分割構造体31,32の取り付け方法を説明する。まず、接続管21,21’の外周面上側に載置された支持装置4,4’の高さ調整部材30,30,…を回転させ、支持装置4,4’を所定の高さに調整する。
次いで、図6及び図8に示されるように、切り欠き31b,32bすなわち開口部47が弁箱部15の管路部フランジ16側を囲うように、管路部フランジ16と弁蓋フランジ18を側方より分割構造体31,32により囲繞し、分割構造体31,32をボルト33a,33a,…及びナット33b,33b,…により突出片34,34同士を締結する。このとき、前記密封ゴム35,35が管路部フランジ16の側面16bに圧接されるとともに、密封ゴム35,35の端部同士が相対的に圧接されることとなり、管路部フランジ16より下方側、即ち管路部本体11と開口部47との間からの流体の漏出を防止できるようになっている。尚、密封ゴム35は、管路部フランジ16のみならず、弁蓋フランジ18外周までを囲うものであってもよい。
図8に示されるように、分割構造体31,32は、突出片34,34の下面34b,34bが支持装置4,4’の板体28,28の上面28a,28a上に仮置きされ、その荷重が一部支持された状態となる。次いで、図5に示されるように、作業用ボルト25a,25a,…の下面に形成された雌ネジ部(図示略)に対して、複数本の固定ネジ65,65,…を貫通孔64,64,…を介して螺合させ、作業用ボルト25a,25a,…を分割構造体31,32に保持させるとともに、本実施例で作業用ボルト25a,25a,…と管路部フランジ16との間に介在させたシールワッシャー(図示略)の密封性を確実なものとする。
仕切弁装置3への分割構造体31,32の保持方法としては、フランジ下部固定ボルト42,42,…及びフランジ上部固定ボルト43,43,…を締込操作し、それぞれ先端部42a,42a,…、先端部43a,43a,…を管路部フランジ16の下部16a及び弁蓋フランジ18の上部18aに当接させ、管路部フランジ16と弁蓋フランジ18とを挟み込んで、仕切弁装置3に分割構造体31,32を保持させる。
続いて、支持装置4,4’の高さ調整部材30,30,…を更に回転させ、支持装置4,4’におけるそれぞれの板体28,28の上面28a,28aが突出片34,34の下面34b,34bと当接し、かつ板体28,28の上面28a,28aが脚部26と平行になるように再度支持装置4,4’の高さを調整する。
尚、分割構造体31,32の取付け工程は、上記した順序に限らない。例えば、予めフランジ上部固定ボルト43,43,…を締込操作しておき、分割構造体31,32内に突出した先端部43a,43a,…を弁蓋フランジ18の上部18aに支持させ、その後、支持装置4,4’を配置することで、支持装置4,4’上に分割構造体31,32を仮置きする上記した手順を省略してもよい。
また、支持装置4,4’上に分割構造体31,32の仮置きした状態で支持装置4,4’の高さ調整部材30,30,…を回転させることで、板体28,28上に載置された分割構造体31,32を所定位置まで上昇させるようにしてもよい。
更に、高さ調整部材30,30,…を再調整する工程より以前に、前記したフランジ下部固定ボルト42,42,…またはフランジ上部固定ボルト43,43,…を締込操作し、その先端部42a,42a,…または先端部43a,43a,…を突出させておくことで、先端部42a,42a,…または先端部43a,43a,…が管路部フランジ16の下部16aまたは弁蓋フランジ18の上部18aと当接したことに基づき、作業用ケース5が所定の高さに位置することを判断することも可能である。
次に、図9に示されるように、第1の分割ケースである分割構造体31,32上に第2の分割ケースを密封状に接続する工程を行う。尚、第2の分割ケースは、後述する合いフランジ49と作業弁装置50と円筒52と上蓋54とから主に構成されている。この状態で作業用ナット25b,25b,…を取外すとともに、弁蓋19の上部に設けられた操作部20のキャップ部を取外し、代わりに弁移動手段を構成する弁吊り金具48を固定する。更に、分割構造体31,32のフランジ部44,44の上部に開閉自在な作業弁50cを備える作業弁装置50を合いフランジ49を介して接続する。作業弁装置50は、上下にフランジ部50a,50bを有しており、下フランジ50bは、図示しないボルト・ナットを用いてフランジ部44及び合いフランジ49と固定される。
次に、図10に示されるように、作業弁装置50と円筒52とを固定する。円筒52は上下にフランジ部52a,52bを有しており、下フランジ52bは、図示しないボルト・ナットを用いて作業弁装置50の上フランジ50aと固定される。次いで、弁吊り金具48に弁移動手段を構成する延長ロッド53を取付け、更に円筒52の上フランジ52aに、延長ロッド53が挿通可能な上蓋54を密封状態に取付ける。そして、延長ロッド53における上蓋54より露出した部分に弁移動手段を構成する上部吊り金具55を固定する。次いで、円筒52及び作業弁装置50内に流体を充填し、圧力ポンプ56にて円筒52及び作業弁装置50内を管路構成部材(流体管2,2’、仕切弁装置3における管路部本体11、接続管21,21’、押輪24,24’)内の流体圧と略同圧に調整し、流体圧試験を行う。
次いで、図11に示されるように、円筒52及び作業弁装置50内と管路構成部材内とが略同圧となった状態、或いは、一旦圧力を抜いた状態で前記フランジ上部固定ボルト43,43,…を退行させ、上部吊り金具55、延長ロッド53を引き上げ操作し、管路部本体11より弁本体部12を取り外す。弁本体部12を引き上げた後、作業弁50cを閉操作する。そして、ここでは詳述しないが、円筒52内の流体を排出し、円筒52を作業弁装置50より取外し、新たな弁本体部を管路部本体11に取付ける。また、新たな弁本体部の取付けの際、図示しないおもりを弁移動手段に組付けることで、弁本体部の挿入を助けるようにすることが望ましい。更に、弁本体部の挿入の最終段階では、上蓋54上部のネジ機構を利用して流体圧に抗して挿入することが望ましい。
上述したように、弁体撤去装置1は、作業用ケース5が弁本体部から弁本体部12から管路部フランジ16と弁蓋フランジ18にかけて密封状態に囲う構成となっているともに、弁本体部12を挟んだ両側に配置される支持装置4,4’により作業用ケース5が管路構成部材の外周面上側を利用して支持される。そのため、管路構成部材の外周面の上側が露出する程度に埋設地盤を掘削するのみで不断流状態で弁体撤去作業を実施でき、掘削作業や埋戻作業に費やす時間を削減し、作業効率を高めることができるばかりか、弁体撤去作業中に作業用ケース5が傾くことがなく、安全に弁体の撤去を行うことができる。加えて、円筒52及び作業弁装置50内に流体を充填し、圧力ポンプ56にて円筒52及び作業弁装置50内を管路構成部材内の流体圧と略同圧に調整する工程の際に、作業弁装置50に大きな圧力がかかった際にも、安定して作業弁装置50を保持可能となる。
また、管路部本体11上端に位置する管路部フランジ16を下方から取り囲む小径の開口部47が形成されており、支持装置4,4’は作業用ケース5を構成する分割構造体31,32の突出片34,34の下面34b,34bに当接する伸長可能な支持部27,27’を有しているため、支持装置4,4’は、支持部27,27’の伸長により開口部47を有する分割構造体31,32の底面31a,32aを作業用ボルト25a,25a,…或いは、管路部フランジ16に対し押し付け、支持装置4,4’と管路部フランジ16とで作業用ケース5を構成する分割構造体31,32を確実に保持できる。尚、分割構造体31,32の底面31a,32aは、作業用ボルト25a,25a,…及び管路部フランジ16のいずれに対しても押し付けられるようになっていてもよい。更に尚、支持部27,27’の伸長により開口部47を有する分割構造体31,32の底面31a,32aを作業用ボルト25a,25a,…及び/或いは管路部フランジ16に対し押し付ける工程は、弁装置3と分割構造体31,32及び作業用ケース5との固定力の補強を目的とした態様であり、支持装置4,4’により作業用ケース5の荷重が支持可能な状態となっていれば、この工程を省略し、分割構造体31,32の底面31a,32aと、作業用ボルト25a,25a,…及び/或いは管路部フランジ16との間に間隙が生じていても構わない。
また、支持装置4,4’は、接続管21,21’(管路構成部材)の管外周面と略同曲率の曲面形状の支持面26aを有していることから、管路構成部材の外周面上側と支持装置4,4’の曲面形状の支持面26aとが大面積で接触し、管路構成部材に局所的な負荷を与えないばかりか、設置位置を自在に設定できる。
また、支持装置4,4’は、支持部27,27’により各分割構造体31,32の突出片34,34を押し上げているため、分割構造体31,32同士に偏荷重がかかった場合においても分割構造体31,32にずれが発生せず、密封性を高い状態に維持することができる。
次に、実施例2に係る弁体撤去装置及び弁体撤去方法につき、図12から図14を参照して説明する。尚、前記実施例と同一構成で重複する構成の説明を省略する。
図12(a)及び(b)に示されるように、支持装置104は、接続管21,21’における管路部21a,21a’の外周面に面当接可能な曲面形状の支持面26aを有する脚部126と、脚部126上部に設けられ、上方に伸縮自在に延出する支持部27,27’と、支持部27,27’同士に架け渡されるように載置される板体28と、から主に構成されている。
図12(a)に示されるように、脚部126は、支持面26aの長手方向両端部近傍に、支持面26aより小径の曲面形状の当接面130,130’が形成されている。
図13に示されるように、支持装置104,104’の管路構成部材への取り付け方法としては、まず接続管21,21’のフランジ部22,22’と仕切弁装置3の両端部のフランジ部14,14’とを締結するボルト・ナット70,70,…(図14参照)の少なくとも上方側のそれぞれ2本を特殊ボルト131,131’に付け替える。
図13及び図14に示されるように、特殊ボルト131,131’は、支持装置104,104’における前記当接面130,130’に面当接する補助支持部131a,131a’を有しており、支持装置104,104’は、接続管21,21’の外周面上側に支持面26aを載置されるとともに、補助支持部131a,131a’に当接面130,130’が載置され、当接面130,130’が本実施例の当接部となる。これによれば、支持装置104,104’が特殊ボルト131,131’上に回転規制されるように補助的に支持されるため、作業用ケース5における分割構造体31,32の取付け時に支持装置104,104’を確実に保持することができ、作業者は、支持装置104,104’を保持する必要がなく、作業効率が高い。
次に、実施例3に係る弁体撤去装置及び弁体撤去方法につき、図15から図17を参照して説明する。尚、前記実施例と同一構成で重複する構成の説明を省略する。
図15に示されるように、支持装置204は、接続管21,21’における管路部21a,21a’の外周面に面当接可能な曲面形状の支持面26aを有する脚部226と、脚部126上部に設けられ、上方に伸縮自在に延出する支持部27,27’と、支持部27,27’同士に架け渡されるように載置される板体28と、から主に構成されている。
図15に示されるように、脚部226は、支持面26aの長手方向両端部近傍に、支持面26aより小径の曲面形状の切り欠き132,132’が形成されている。
図16に示されるように、支持装置204,204’の管路構成部材への取り付け方法としては、支持装置204,204’が接続管21,21’の外周面上側に支持面26aを載置された状態で、接続管21,21’のフランジ部22,22’と仕切弁装置3の両端部のフランジ部14,14’とを締結するボルト・ナット70,70,…の少なくとも上方側のそれぞれ2本を特殊ボルト133,133’に付け替える。
図16及び図17に示されるように、特殊ボルト133,133’は、支持装置204,204’における前記切り欠き132,132’に係合するようになっており、切り欠き132,132’が本実施例の当接部となる。支持装置204,204’は、接続管21,21’の外周面上側に支持面26aを載置されるとともに、切り欠き132,132’に特殊ボルト133,133’が係合される。これによれば、支持装置204,204’が特殊ボルト131,131’に係合して上下移動及び回転移動が規制されるように支持されるため、作業用ケース5における分割構造体31,32の取付け時に支持装置204,204’を確実に保持することができ、作業者は、支持装置204,204’を保持する必要がなく、作業効率が高い。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、本実施例における弁体撤去装置1は、仕切弁装置における弁本体部12を撤去する用途に限らず、その利用用途は多岐にわたり、例えば、バタフライ弁、切換弁、ボールバルブ、プラグ等から弁本体部を撤去する用途に用いることができるばかりか、蓋体により封止された管路部本体11から蓋体を撤去する場合にも利用可能である。
また、支持装置4,4’は、接続管21,21’の外周面上側に設置される態様に限らず、例えば、管路構成部材を構成する流体管2,2’、仕切弁装置3における管路部本体11の外周面上側に設置されてもよい。更に、支持装置4は、管路構成部材の外周面上側に3つ以上の複数個設置されてもよい。
また、支持装置4,4’の支持面26aは、管路構成部材の外周面上側に当接する面形状に限らず、管路構成部材の外周面上側を利用して設置される態様であれば、例えば、凹凸形状でもよいし、管路構成部材の外周面上側と係合するような構成であってもよい。
また、支持装置4,4’における支持部27,27’は、上述したようなネジ式の高さ調整機構に限らず、例えば、油圧ジャッキ等でもよい。更に、支持部27,27’は、各支持装置4に2つずつ設けられているが、これに限らず、各支持装置4に1つでもよいし、3つ以上の複数個設けられてもよい。
また、支持装置4,4’と作業用ケース5とが別体で構成される態様で説明したが、これに限らず、例えば、作業用ケース5に支持装置4,4’を一体化した構成としてもよい。
また、支持装置4,4’における板体28は、支持部27,27’上に載置される構成に限らず、例えば、支持部27,27’が回転可能な状態で支持部27,27’と係合されていてもよい。更に、板体28は、支持部27,27’に架け渡される一体形状に限らず、複数に分割されていてもよい。
また、分割構造体31,32は、2分割に限らず、3以上の複数個に分割されていてもよい。
また、支持装置は板体により作業用ケースの下面を支持する態様で説明したが、これに限らず、例えば、支持装置の脚部に作業用ケースの側面に係合する上下に伸長可能なアーム等を延設することで、作業用ケースの荷重を管路構成部材の外周面上側に支持させるようにしてもよい。尚、前記アームは、作業用ケース側に設けられてもよいし、支持装置及び作業用ケースとは別体に構成されてもよい。
また、上記した実施例において、弁体撤去装置1は、設置時に操作部が上方に向くような弁装置から弁体本体を撤去する態様で説明しているが、これに限らず、例えば、設置時の操作部が横方向に向くような弁装置にも適用可能である。
1 弁体撤去装置
2,2’ 流体管(管路構成部材)
3 仕切弁装置(弁装置)
4,4’ 支持装置
5 作業用ケース
11 管路部本体(管路構成部材)
12 弁本体部
13 管部
14,14’ フランジ部
15 弁箱部
16 管路部フランジ
17 弁体
18 弁蓋フランジ
19 弁蓋
21a,21a’ 管路部
21,21’ 接続管(管路構成部材)
24,24’ 押輪(管路構成部材)
25,25,… 作業用ボルト・ナット
26 脚部
26a 支持面
27,27’ 支持部
28 板体
29 台座部
30,30’ 高さ調整部材
31,32 分割構造体(第1の分割ケース)
34,34 突出片
35,35 密封ゴム
36,36 パッキン
42,42,… フランジ下部固定ボルト
42a,42a,…先端部
43,43,… フランジ上部固定ボルト
43a,43a,…先端部
44,44 フランジ部
47 開口部
48 弁吊り金具(弁移動手段)
49 合いフランジ(第2の分割ケース)
50 作業弁装置(第2の分割ケース)
51 作業弁
52 円筒(第2の分割ケース)
53 延長ロッド(弁移動手段)
54 上蓋(第2の分割ケース)
55 上部吊り金具(弁移動手段)
104,104’ 支持装置
126,226 脚部
130,130’ 当接面
131,131’ 特殊ボルト
133,133’ 特殊ボルト
204,204’ 支持装置

Claims (6)

  1. 流体管とともに管路構成部材を構成する管路部本体と、該管路部本体に接続され前記管路部本体を閉塞可能な弁本体部と、を備える弁装置から、不断流状態で前記弁本体部を撤去するための弁体撤去装置において、
    前記弁体撤去装置は、前記弁本体部から、前記管路部本体と前記弁本体部との接続部分にかけて密閉状態に囲う作業用ケースと、前記弁本体部を前記作業用ケース内で少なくとも前記弁装置を構成する弁箱部の軸方向に移動させるための弁移動手段と、を備え、
    前記作業用ケースは、支持装置により支持されるようになっており、前記支持装置は、流体管軸上にある前記管路構成部材が接続されるフランジ近傍に配置され、前記支持装置の一部に前記フランジ同士を締結するボルトが当接可能な当接部が形成されていることを特徴とする弁体撤去装置。
  2. 前記支持装置は、前記作業用ケースを支持する上下に伸長可能な支持部を有することを特徴とする請求項1に記載の弁体撤去装置。
  3. 前記支持装置は、前記管路構成部材の管外周面と略同曲率の曲面形状の支持面を有することを特徴とする請求項1または2に記載の弁体撤去装置。
  4. 前記作業用ケースは、前記弁装置の側方より取付け可能な複数の分割構造体を有しており、前記支持装置は、前記複数の分割構造体をいずれも下方から支持する支持部を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の弁体撤去装置。
  5. 前記作業用ケースには、確認用窓が密封状に取付けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の弁体撤去装置。
  6. 流体管とともに管路構成部材を構成する管路部本体と、該管路部本体に接続され前記管路部本体を閉塞可能な弁本体部と、を備える弁装置から、不断流状態で前記弁本体部を撤去するための弁体撤去方法であって、
    前記弁本体部から、前記管路部本体と前記弁本体部との接続部分にかけて、複数の分割構造体を有する第1の分割ケースで密封状態に囲う密封工程と、
    前記第1の分割ケース上に第2の分割ケースを密封状に接続する接続工程と、
    流体管軸上にある前記管路構成部材が接続されるフランジ近傍に配置され、前記フランジ同士を締結するボルトが当接可能な当接部が一部に形成されている支持装置により、前記第1の分割ケース及び前記第2の分割ケースを支持する支持工程と、を備え、
    少なくとも前記第1の分割ケース上に第2の分割ケースを密封状に接続する接続工程よりも前に、前記支持装置により前記第1の分割ケースを支持する工程を含むことを特徴とする弁体撤去方法。
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