JP6588613B2 - 弁体撤去装置及び弁体撤去方法 - Google Patents
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Description
流体管とともに管路構成部材を構成する管路部本体と、該管路部本体に接続され前記管路部本体を閉塞可能な弁本体部と、を備える弁装置から、不断流状態で前記弁本体部を撤去するための弁体撤去装置において、
前記弁体撤去装置は、前記弁本体部から、前記管路部本体と前記弁本体部との接続部分にかけて密封状態に囲う作業用ケースと、前記弁本体部を前記作業用ケース内で少なくとも前記弁装置を構成する弁箱部の軸方向に移動させるための弁移動手段と、を備え、
前記作業用ケースは、該作業用ケースとは別体であって、前記管路構成部材の外周面上側を利用して前記弁本体部を両側から挟むように配置される支持装置により支持されるようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、作業用ケースが弁本体部から、管路部本体と弁本体部との接続部分にかけて密封状態に囲う構成となっているともに、弁本体部を挟んだ両側に配置される支持装置により作業用ケースが管路構成部材の外周面上側を利用して支持されるため、管路構成部材の外周面上側が露出する程度に埋設地盤を掘削するのみで不断流状態で弁体撤去作業を実施できる。そのため、掘削作業や埋戻作業に費やす時間が削減され、作業効率が高まる。
この特徴によれば、支持装置は、支持部の伸長により作業用ケースにおける開口部を有する底面を管路部本体上端に位置するフランジ側に押し付け、支持装置とフランジとで作業用ケースを確実に保持することができる。
この特徴によれば、管路構成部材の外周面と支持装置の曲面形状の支持面とが大面積で接触し、管路構成部材に局所的な負荷を与えないばかりか、設置位置を自在に設定できる。
この特徴によれば、支持部により各分割構造体をいずれも押し上げているため、分割構造体同士に偏荷重がかかった場合においても分割構造体にずれが発生せず、密封性を高い状態に維持することができる。
この特徴によれば、支持装置がボルトにより流体管軸上にある管路構成部材を接続するフランジに固定されるため、作業用ケースの取付け時に支持装置を確実に保持することができる。
流体管とともに管路構成部材を構成する管路部本体と、該管路部本体に接続され前記管路部本体を閉塞可能な弁本体部と、を備える弁装置から、不断流状態で前記弁本体部を撤去するための弁体撤去方法であって、
前記弁本体部から、前記管路部本体と前記弁本体部との接続部分にかけて第1の分割ケースで密封状態に囲う密封工程と、
前記第1の分割ケース上に第2の分割ケースを密封状に接続する接続工程と、
前記第1の分割ケースとは別体であって、前記管路構成部材の外周面上側を利用して前記弁本体部を両側から挟むように配置される支持装置により前記第1の分割ケース及び前記第2の分割ケースを支持する支持工程と、を備え、
少なくとも前記第1の分割ケース上に前記第2の分割ケースを接続する接続工程より前に、前記支持装置により前記第1の分割ケースを支持する工程を含むことを特徴としている。
この特徴によれば、弁本体部を挟んだ両側に配置される支持装置により作業用ケースが管路構成部材の外周面上側を利用して支持されるため、管路構成部材の外周面上側が露出する程度に埋設地盤を掘削するのみで不断流状態で弁体撤去作業を実施できる。そのため、掘削作業や埋戻作業に費やす時間が削減され、作業効率が高まるばかりか、弁体撤去作業中に第1の分割ケース及び第2の分割ケースが傾くことがなく、安全に弁体の撤去を行うことができる。
2,2’ 流体管(管路構成部材)
3 仕切弁装置(弁装置)
4,4’ 支持装置
5 作業用ケース
11 管路部本体(管路構成部材)
12 弁本体部
13 管部
14,14’ フランジ部
15 弁箱部
16 管路部フランジ
17 弁体
18 弁蓋フランジ
19 弁蓋
21a,21a’ 管路部
21,21’ 接続管(管路構成部材)
24,24’ 押輪(管路構成部材)
25,25,… 作業用ボルト・ナット
26 脚部
26a 支持面
27,27’ 支持部
28 板体
29 台座部
30,30’ 高さ調整部材
31,32 分割構造体(第1の分割ケース)
34,34 突出片
35,35 密封ゴム
36,36 パッキン
42,42,… フランジ下部固定ボルト
42a,42a,…先端部
43,43,… フランジ上部固定ボルト
43a,43a,…先端部
44,44 フランジ部
47 開口部
48 弁吊り金具(弁移動手段)
49 合いフランジ(第2の分割ケース)
50 作業弁装置(第2の分割ケース)
51 作業弁
52 円筒(第2の分割ケース)
53 延長ロッド(弁移動手段)
54 上蓋(第2の分割ケース)
55 上部吊り金具(弁移動手段)
104,104’ 支持装置
126,226 脚部
130,130’ 当接面
131,131’ 特殊ボルト
133,133’ 特殊ボルト
204,204’ 支持装置
Claims (6)
- 流体管とともに管路構成部材を構成する管路部本体と、該管路部本体に接続され前記管路部本体を閉塞可能な弁本体部と、を備える弁装置から、不断流状態で前記弁本体部を撤去するための弁体撤去装置において、
前記弁体撤去装置は、前記弁本体部から、前記管路部本体と前記弁本体部との接続部分にかけて密閉状態に囲う作業用ケースと、前記弁本体部を前記作業用ケース内で少なくとも前記弁装置を構成する弁箱部の軸方向に移動させるための弁移動手段と、を備え、
前記作業用ケースは、複数の分割構造体を有する第1の分割ケース、前記第1の分割ケースに密封状に接続される第2の分割ケース、及び前記作業用ケースを前記弁本体部に保持可能な固定ボルトを有し、前記作業用ケースとは別体であって、前記管路構成部材の外周面上側を利用して配置される支持装置により支持されるようになっており、前記支持装置は、前記管路構成部材の外周面上側に接する脚部と、前記作業用ケースを下方から支持して高さ調整を行う支持部と、を有することを特徴とする弁体撤去装置。 - 前記作業用ケースは、前記管路部本体上端に位置するフランジを下方から取り囲む開口部を有する底面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の弁体撤去装置。
- 前記支持装置は、前記弁本体部を両側から挟むように配置され、前記脚部は、前記管路構成部材の管外周面と略同曲率の曲面形状の支持面を有することを特徴とする請求項1または2に記載の弁体撤去装置。
- 前記作業用ケースは、前記弁装置の側方より取付け可能となっており、前記支持装置の前記支持部は、前記複数の分割構造体をいずれも下方から支持して前記脚部と平行になるように調整することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の弁体撤去装置。
- 前記支持装置は、流体管軸上にある前記管路構成部材が接続されるフランジ近傍に配置され、前記支持装置の一部に前記フランジ同士を締結するボルトが当接可能な当接部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の弁体撤去装置。
- 流体管とともに管路構成部材を構成する管路部本体と、該管路部本体に接続され前記管路部本体を閉塞可能な弁本体部と、を備える弁装置から、不断流状態で前記弁本体部を撤去するための弁体撤去方法であって、
前記弁本体部から、前記管路部本体と前記弁本体部との接続部分にかけて、複数の分割構造体を有する第1の分割ケースで密封状態に囲う密封工程と、
前記第1の分割ケース上に第2の分割ケースを密封状に接続する接続工程と、
前記第1の分割ケース及び前記第2の分割ケースからなる作業用ケースを、固定ボルトにより前記弁本体部に保持する保持工程と、
前記第1の分割ケースとは別体であって、前記管路構成部材の外周面上側を利用して配置される支持装置により前記第1の分割ケース及び前記第2の分割ケースを支持する支持工程と、を備え、
前記支持装置の支持部により前記第1の分割ケースを下方から支持して高さ調整を行う工程を含むことを特徴とする弁体撤去方法。
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