JP3492391B2 - 管接続部材装脱着装置 - Google Patents
管接続部材装脱着装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/18—Appliances for use in repairing pipes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Description
に対して管軸芯方向から固定連結される固定フランジを
備えた管継手やバルブ等の管接続部材を、当該既設管に
対して管内流体の流れを断たない不断流状態で装脱着す
る管接続部材装脱着装置に関する。
続部材を交換或いは保守点検等の為に当該既設管に対し
て装脱着する場合、管接続部材を既設管から外した際に
多量の管内流体が流失しないよう、その管接続部材が連
結されている既設管内の流体の流れを遮断してから、そ
の固定フランジどうしを連結している連結ボルトを挿抜
して管接続部材を装脱着する方法が考えられるが、この
装脱着方法では、例えば既設管が水道管の場合には、管
接続部材の装脱着に際して所定の断水区域を設定する必
要があり、需要者に不都合を強いることになる。 そのた
めに、管接続部材を既設管側の固定フランジと共に密閉
状態で囲繞する密閉ケースに、密閉ケースの外側からの
操作でその固定フランジどうしを連結している多数の連
結ボルトを挿抜可能な操作具を設けて、多量の管内流体
の流失を密閉ケースで阻止しながら、管内流体の流れを
断たない不断流状態で管接続部材を装脱着する手段が考
えられるが、この場合は、密閉ケース内の多数の連結ボ
ルトを密閉ケースの外側からの操作で、しかも、所定位
置に正確に挿抜する必要があり、多大の手間と労力を要
する欠点があつた。 そこで、従来では、例えば、特開平
3-272390号公報等において開示されているよう
に、密閉ケース内に、管内流体の流れを断たない不断流
状態で管接続部材を出し入れ可能な開閉機構と、管接続
部材を既設管に対してフランジ同士が管軸芯方向で相対
向する連結位置に着脱可能な着脱機構とを設けるととも
に、既設管の外周面に、管接続部材の固定フランジに突
出形成された接続筒部に対して管軸芯方向から外嵌接続
可能な環状凹部を備えた可動接続筒を摺動自在に外装
し、この可動接続筒の一端部に、管接続部材の固定フラ
ンジに対して管軸芯方向からボルト・ナットで固定連設
可能な第1フランジを固着し、更に、密閉ケースのう
ち、可動接続筒の他端部に固着された第2フランジに対
して管軸芯方向で相対向する部位には、可動接続筒の第
1フランジが管接続部材の固定フランジに圧接される位
置まで、可動接続筒の第2フランジを管軸芯方向から押
圧移動させる押圧維持機構を設けていた。
着装置では、管接続部材の固定フランジに突出形成され
た接続筒部に対して管軸芯方向から外嵌接続可能な可動
接続筒を既設管側に摺動自在に外嵌させる必要があると
ともに、フランジ接合構造が特殊な形状となり、しか
も、管接続部材の固定フランジと可動接続筒側の第1フ
ランジとを同芯状態 に維持するための摺動案内具が必要
で、その上、管接続部材と可動接続筒との嵌合部及び可
動接続筒部と既設管との間に夫々シール材を設ける必要
があるため、構造全体が複雑化するとともに、製造コス
トの高騰化を招来する問題がある。本発明は上記実情に
鑑みてなされたものであって、フランジ接合構造の簡素
化と部品点数の削減とを図りながら、フランジ連結され
る管接続部材を、簡単な操作で、既設管に対して不断流
状態で装脱着できる管接続部材装脱着装置を提供するこ
とを目的とする。
の本発明による管接続部材装脱着装置の特徴構成は、既
設管の固定フランジに対して管軸芯方向から固定連結さ
れる固定フランジを備えた管接続部材を既設管側の固定
フランジと共に密閉状態で囲繞可能な密閉ケースに、管
内流体の流れを断たない不断流状態で管接続部材を出し
入れ可能な開閉機構と、管接続部材を既設管に対して固
定フランジ同士が管軸芯方向で相対向する連結位置に着
脱可能な着脱機構とが設けられているとともに、密閉ケ
ース内には、連結位置で相対向する両固定フランジに対
して径方向外方から嵌合可能な嵌合溝とそれの嵌合に連
れて両固定フランジを管軸芯方向から圧接させる楔面と
を備えた複数の押圧部材からなる押圧具を設け、更に、
密閉ケースのうち、押圧具に対して径方向で対応する部
位には、両固定フランジに嵌合させた押圧位置と両固定
フランジから径方向外方に離脱させた押圧解除位置とに
亘って押圧部材を移動自在に支持し、かつ、密閉ケース
の外側において付与される操作力により押圧部材を押圧
位置と押圧解除位置とに切換え操作自在な押圧維持機構
が設けられている点にある。前記押圧部材の嵌合溝内の
管軸芯方向両側に楔面が形成されている管接続部材装脱
着装置であっても良い。
ときは、押圧維持機構を密閉ケースの外側において操作
して、押圧解除位置にあった押圧具の各押圧部材を径方
向に沿って押圧位置に移動させると、各押圧部材の嵌合
溝が連結位置で相対向する両固定フランジに対して径方
向外方から嵌合し、かつ、その嵌合に伴う楔面による押
圧ガイド作用により、両固定フランジを管軸芯方向から
圧接させることができる。 そして、管接続部材と既設管
とを押圧具で押圧固定してから、固定フランジどうしを
連結している連結ボルトを外した後、管接続部材が既設
管側の固定フランジと共に密閉ケースで囲繞されている
状態で、押圧維持機構を密閉ケースの外側において操作
して、押圧位置にあった押圧具の各押圧部材を径方向に
沿って押圧解除位置に移動させ、押圧具による管接続部
材と既設管との押圧固定を解除して、管接続部材をその
連結位置から移動し、不断流状態で密閉ケースから取り
出す。また、管接続部材を不断流状態で既設管に対して
装着するときは、管接続部材を不断流状態で密閉ケース
の中に入れて、固定フランジ同士が管軸芯方向で相対向
する連結位置に装着し、押圧維持機構を密閉ケースの外
側において操作して、押圧解除位置にあった押圧具の各
押圧部材を径方向に沿って押圧位置に移動させると、各
押圧部材の嵌合溝が連結位置で相対向する両固定フラン
ジに対して径方向外方から嵌合し、かつ、その嵌合に伴
う楔面による押圧ガイド作用により、両固定フランジを
同芯状態に矯正しながら管軸芯方向から圧接させること
ができる。 そして、押圧具で管接続部材の固定フランジ
と既設管の固定フランジとを連結位置に押圧固定した
後、密閉ケースを開放して、固定フランジどうしを連結
する連結ボルトを固定し、押圧維持機構を密閉ケースの
外側において操作して、押圧位置にあった押圧具の各押
圧部材を径方向に沿って押圧解除位置に移動させ、押圧
具による管接続部材と既設管との押圧固定を解除する。
また、前記押圧部材の嵌合溝内の管軸芯方向両側に楔面
が形成されている場合には、両固定フランジを同芯状態
にスムーズに矯正しながら管軸芯方向から強力に圧接さ
せることができる。
来装置のような可動接続筒や摺動案内具が不要であるこ
と、固定フランジとしても汎用化されているシンプルな
形状のもので済むこと、押圧具による両固定フランジの
仮連結時に荷重の一部を密閉ケースに分散支持させるこ
とが可能であること、既設管と干渉し難い径方向の空間
を利用して押圧具及び押圧維持機構配設することによ
り、押圧具と押圧維持機構との連係構造の簡略化を図る
ことができることとの相乗により、構造の簡素化と製造
コストの低廉化とを図りながら、フランジ連結される管
接続部材を、押圧維持機構に対して密閉ケース外側から
操作力を付与したり除去したりするだけの簡単な操作
で、当該既設管に対して不断流状態で装脱着することが
できる。請求項2の管接続部材装脱着装置は、押圧具に
よる両固定フランジの仮連結の確実化を図ることができ
る。
管Aの分岐管Bに対してフランジ連結される管接続部材
の一例である空気弁Cを、当該分岐管Bに対して水道水
の流れを断たない不断水状態で装脱着する管接続部材装
脱着装置を示し、空気弁Cをそれの固定フランジ1に連
結ボルト・ナット23で連結されている分岐管B側の固
定フランジ2と共に密閉状態で囲繞可能な密閉ケース3
に、不断水状態で空気弁Cを出し入れ可能な開閉機構4
と、空気弁Cを分岐管Bに対して連結位置に着脱可能な
着脱機構5とが設けられているとともに、密閉ケース3
内には、連結位置で相対向する空気弁Cと分岐管Bとの
両固定フランジ1,2に対して径方向外方から嵌合可能
な嵌合溝である周溝14とそれの嵌合に連れて両固定フ
ランジ1,2を管軸芯方向から圧接させる楔面16とを
備えた一対の押圧部材13からなる押圧具6を設け、更
に、密閉ケース3のうち、押圧具6に対して径方向で対
応する部位には、両固定フランジ1,2に嵌合させた押
圧位置と両固定フランジ1,2から径方向外方に離脱さ
せた押圧解除位置とに亘って押圧部材13を移動自在に
支持し、かつ、密閉ケース3の外側において付与される
操作力により押圧部材13を押圧位置と押圧解除位置と
に切換え操作自在な押圧維持機 構7が設けられている。
前記密閉ケース3は、本管側固定フランジ2の下面側に
着脱自在に固定される分岐管径方向で二つ割りの底板8
と、空気弁Cを覆う上下二つの円筒ケース9,10と、
上部円筒ケース9上端を塞ぐ天蓋11とを分離可能にボ
ルト連結して構成され、底板8と本管側固定フランジ2
との間に、密閉ケース3と分岐管Bとの上下方向相対移
動を規制するスペーサー12が設けられているととも
に、上部円筒ケース9と下部円筒ケース10との間に作
業用仕切弁4をボルト連結して前記開閉機構が構成され
ている。前記着脱機構5は、天蓋11に水密状態で昇降
自在に貫通されている昇降操作軸を設けて構成され、こ
の昇降操作軸5の下端に空気弁Cが着脱自在に連結され
るとともに、昇降操作軸5の昇降ストローク量を調節す
ることにより、空気弁Cを分岐管Bに対する連結位置に
着脱移動できるよう構成されている。
フランジ1,2を径方向から挟む状態で対向配置される
平面視で円弧状の一対の押圧部材13の内周側に、弁側
固定フランジ1と本管側固定フランジ2との双方に対し
てその径方向から入り込む、フランジ厚み方向の断面が
台形の周溝14を形成して構成されている。前記周溝1
4の内面は、フランジ厚み方向に沿ってフランジ外周縁
15の曲率と同じ曲率で形成され、周溝14内の管軸芯
方向両側には、両固定フランジ1,2が入り込むにとも
なって、両フランジ外周縁15との接当で両固定フラン
ジ1,2どうしを互いに圧接させる楔面16が形成され
ているとともに、この楔面16が、両固定フランジ1,
2の双方をその径方向から押圧する押圧部17に兼用さ
れている。前記下部円筒ケース10に一端側に右ネジ、
他端側に左ネジを切ってある螺軸18の二本が水密状態
で回転自在に平行に支承され、押圧部材13各々の両端
に形成したボス19を両螺軸18に挿通して、押圧具6
が螺軸長手方向に沿って、両押圧部材13で両固定フラ
ンジ1,2を径方向から挟み付けて空気弁Cと分岐管B
とを連結位置で押圧固定する押圧位置と、押圧固定を解
除する押圧解除位置とに亘って移動可能に設けられてい
る。
ジの各々に螺合したナット20を、押圧部材13のボス
19に形成した異径凹部21に回り止め状態で遊嵌する
とともに、対向する押圧部材13のボス19間に圧縮コ
イルばね22を挿通して構成され、密閉ケース3外側か
ら付与する操作力で螺軸18の各々を均等に回転させる
と、螺軸18の各々に螺合した二個のナット20が両押
圧部材13を圧縮コイルばね22の付勢力に抗して押し
ながら互いに近接する方向に移動し、押圧具6が両押圧
部材13で両固定フランジ1,2を径方向から挟み付け
ている押圧位置に維持される。又、密閉ケース3外側か
ら付与されている操作力を除去するべく、螺軸18の各
々を均等に逆回転させると、螺軸18の各々に螺合した
二個のナット20が互いに離間する方向に移動して両押
圧部材13が圧縮コイルばね22の付勢力で互いに離間
する方向に移動し、押圧具6が、両押圧部材13が両固
定フランジ1,2の径方向外方に引退する押圧位置に復
帰移動する。
て、空気弁Cを不断水状態で取り替える工法について説
明する。図3に示すように、空気弁Cと本管側固定フラ
ンジ2とを底板8と下部円筒ケース10とで覆い、螺軸
18の各々を手動或いは油圧モーター,電動モーター等
のアクチュエーターで回転させて、押圧具6を押圧位置
に維持し、両固定フランジ1,2を連結している連結ボ
ルト・ナット23を外しておく。次に、昇降操作軸5の
下端に空気弁Cを連結した状態で、図1に示すように、
密閉ケース3を組み立てる。次に、水密状態を確認して
から押圧具6を押圧解除位置に移動させて、昇降操作軸
5の上昇移動で空気弁Cを上部円筒ケース9内に移動
し、図4に示すように、作業用仕切弁4を閉じて、空気
弁Cを天蓋11ごと上部円筒ケース9から取り出す。次
に、昇降操作軸5の下端に本管側固定フランジ2のフラ
ンジ表面に付着しているシール材等を掻き取るスイーパ
ー24を連結し、天蓋11を上部円筒ケース9に固定し
てから作業用仕切弁4を開いて、図5に示すように、ス
イーパー24を本管側固定フランジ2に当て付け、昇降
操作軸5を回転させて本管側固定フランジ2表面を清掃
する。次に、空気弁Cの場合と同様の手順で、スイーパ
ー24を上部円筒ケース9から取り出して、弁側固定フ
ランジ1にシール材が予め接着固定されている新たな空
気弁Cを昇降操作軸5の下端に連結し、空気弁Cを上部
円筒ケース9から取り出した場合と逆の手順で、空気弁
Cを下部円筒ケース10内に移動して本管側固定フラン
ジ2の上面に載置状態で装着し、昇降操作軸5で空気弁
Cを本管側固定フランジ2に押圧しながら、螺軸18を
回転させて押圧部材13の周溝14内に両固定フランジ
1,2を入り込ませ、図1に示すように、押圧具6を押
圧位置に維持する。次に、密閉ケース3内の水を排出し
た後、図3に示すように、天蓋11を開放して両固定フ
ランジ1,2を連結ボルト・ナット23で連結固定し、
押圧具6を押圧解除位置に移動させて密閉ケース3を撤
去する。
接続部材の一例である仕切弁Cを、当該水道管Aに対し
て不断水状態で装脱着する管接続部材装脱着装置を示
す。前記仕切弁Cは、既設管の一例である受け口25を
備えている短管1号26と差し口27を備えている短管
2号28との間にフランジ連結され、水道管Aの一端側
を受け口25に差し込んで、押し輪29を介して管軸方
向に相対移動可能に短管1号26に接続されているとと
もに、水道管Aの他端側と短管2号28の差し口27と
を継ぎ輪30に差し込んで、押し輪31を介して管軸方
向に相対移動可能に接続されている。前記管接続部材装
脱着装置は、仕切弁Cを連結ボルト・ナット23で連結
されている固定フランジ1,2と共に密閉状態で囲繞可
能な密閉ケース3に、不断水状態で仕切弁Cを出し入れ
可能な開閉機構4と、仕切弁Cを短管1号26と短管2
号28との間の連結位置に着脱可能な着脱機構5と、短
管1号26と仕切弁Cと短管2号28とを連結位置で押
圧固定する押圧位置と押圧固定を解除する押圧解除位置
とに亘って移動可能な押圧具6と、密閉ケース3外側か
ら付与される操作力で押圧具6を押圧位置に維持する押
圧維持機構7とが設けられている。前記密閉ケース3
は、仕切弁Cと短管1号26とを囲繞する管径方向で二
つ割りの下部タンク32と上部タンク33と上部タンク
を塞ぐ天蓋11とを分離可能にボルト連結して構成さ
れ、上部タンク33と下部タンク32との間に作業用仕
切弁4をボルト連結して前記開閉機構が構成されている
とともに、短管2号28に締め付け固定した環状の固定
金具34を押し引きして、短管2号28を管軸方向に移
動可能な押し引きネジ35が下部タンク32の周壁に設
けられている。
のフランジ連結部分と仕切弁Cと短管2号28とのフラ
ンジ連結部分との各々に対応して設けられ、図7に示す
ように、押圧具6を構成する一対の押圧部材13の各々
に、下部タンク32を貫通する状態で周壁に螺着されて
いる上下二本の螺軸36の先端を抜け止め状態で回転自
在に連結して、螺軸36の回転操作で、押圧具6が、押
圧部材13で両固定フランジ1,2を径方向から挟み付
けて、仕切弁Cと短管1号26或いは仕切弁Cと短管2
号28とを連結位置で押圧固定する押圧位置と、押圧固
定を解除する押圧解除位置とに亘って移動可能に設けら
れている。
成され、各押圧具6について、両押圧部材13に連結し
た螺軸36を密閉ケース3外側から付与する操作力で回
転させると、両押圧部材13が互いに近接する方向に移
動し、押圧具6が両押圧部材13で両固定フランジ1,
2を径方向から挟み付けている押圧位置に維持される。
又、密閉ケース3外側から付与されている操作力を除去
するべく、螺軸36を逆回転させると、両押圧部材13
が互いに離間する方向に移動し、押圧具6が、両押圧部
材13が両固定フランジ1,2の径方向外方に引退する
押圧位置に復帰移動する。
て、仕切弁Cを不断水状態で取り替える工法について説
明する。仕切弁Cと短管1号26とを下部タンク32で
覆い、各押圧具6について、螺軸36を手動或いは油圧
モーター,電動モーター等のアクチュエーターで回転さ
せて、図8に示すように、押圧具6を押圧位置に維持
し、両固定フランジ1,2を連結している連結ボルト・
ナット23を外しておく。次に、昇降操作軸5の下端に
仕切弁Cを連結した状態で、図6,図7に示すように、
密閉ケース3を組み立てる。次に、水密状態を確認して
から短管2号28側の押圧具6を押圧解除位置に移動さ
せ、押し引きネジ35の操作で短管2号28を管軸方向
に移動させて、図6の仮想線で示すように、仕切弁Cと
短管2号28とのフランジ間に隙間を形成してから、短
管1号26側の押圧具6を押圧解除位置に移動させて、
昇降操作軸5の上昇移動で仕切弁Cを上部タンク33内
に移動し、作業用仕切弁4を閉じて、仕切弁Cを天蓋1
1ごと上部タンク33から取り出す。次に、昇降操作軸
5の下端に新たな仕切弁Cを連結し、天蓋11を上部タ
ンク33に固定してから作業用仕切弁4を開いて、仕切
弁Cを下部タンク32内に移動し、図6,図7に示すと
同様に、短管1号26と短管2号28との間の連結位置
に装着保持する。次に、押し引きネジ35の操作で短管
2号28を移動させて仕切弁Cと短管2号28との間の
隙間をなくし、各押圧具6について、螺軸36を回転さ
せて押圧具6を押圧位置に維持し、密閉ケース3内の水
を排出した後、天蓋11を開放して、図8に示すと同様
に、各フランジ連結部分について、両固定フランジ1、
2を連結ボルト23で連結固定し、各押圧具6を押圧解
除位置に移動させて、密閉ケース3を撤去する。その他
の構成は第1実施例と同様である。
は、可動式管継手等の管継手であっても良い。2. 管接続部材と既設管とを連結位置で押圧固定する
押圧具は、管接続部材と既設管とをフランジ厚み方向に
押圧するものであっても良い。3. 押圧位置と押圧解除位置とに亘って移動可能な押
圧具は、管接続部材と既設管との各々に直接接当してこ
れらを各別に押圧する複数の螺軸等の軸部材を、密閉ケ
ースに対して貫通状態で軸方向に移動可能に設けて構成
しても良い。4. 押圧位置と押圧解除位置とに亘って移動可能な押
圧具は、油圧シリンダーで押圧するものであっても良
い。5. 管接続部材がフランジ接続される既設管は、地中
に埋設されるものであっても、地上に配設されるもので
あっても良い。6. 管接続部材がフランジ接続される既設管は、気体
や油等の流体を輸送する既設管であっても良い。7. フランジ径方向に沿っての押圧位置への移動にと
もなう、固定フランジとの接当で固定フランジどうしを
圧接する楔面は、一方の固定フランジに対してのみ接当
するものであっても良い。8. 第2実施例において、フランジ外周に沿って3個
以上の押圧部材を配置して、これらの押圧部材がフラン
ジ径方向に沿って押圧位置と押圧解除位置とに亘って移
動可能な押圧具を構成しても良い。9. 第2実施例において、仕切弁Cを短管1号26と
短管2号28との間の連結位置に押圧固定する押圧具
を、短管2号28で構成し、この短管2号28を油圧シ
リンダー等で押圧位置に維持する押圧維持機構を設けて
実施しても良い。
Claims (2)
- 【請求項1】 既設管の固定フランジに対して管軸芯方
向から固定連結される固定フランジを備えた管接続部材
を既設管側の固定フランジと共に密閉状態で囲繞可能な
密閉ケースに、管内流体の流れを断たない不断流状態で
管接続部材を出し入れ可能な開閉機構と、管接続部材を
既設管に対して固定フランジ同士が管軸芯方向で相対向
する連結位置に着脱可能な着脱機構とが設けられている
とともに、密閉ケース内には、連結位置で相対向する両
固定フランジに対して径方向外方から嵌合可能な嵌合溝
とそれの嵌合に連れて両固定フランジを管軸芯方向から
圧接させる楔面とを備えた複数の押圧部材からなる押圧
具を設け、更に、密閉ケースのうち、押圧具に対して径
方向で対応する部位には、両固定フランジに嵌合させた
押圧位置と両固定フランジから径方向外方に離脱させた
押圧解除位置とに亘って押圧部材を移動自在に支持し、
かつ、密閉ケースの外側において付与される操作力によ
り押圧部材を押圧位置と押圧解除位置とに切換え操作自
在な押圧維持機構が設けられている管接続部材装脱着装
置。 - 【請求項2】 前記押圧部材の嵌合溝内の管軸芯方向両
側に楔面が形成されている請求項1記載の管接続部材装
脱着装置。
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