JPS6020877Y2 - フランジ継手の間に流通板或は盲板を装着する装置 - Google Patents

フランジ継手の間に流通板或は盲板を装着する装置

Info

Publication number
JPS6020877Y2
JPS6020877Y2 JP1836282U JP1836282U JPS6020877Y2 JP S6020877 Y2 JPS6020877 Y2 JP S6020877Y2 JP 1836282 U JP1836282 U JP 1836282U JP 1836282 U JP1836282 U JP 1836282U JP S6020877 Y2 JPS6020877 Y2 JP S6020877Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
cock
blind
blind plate
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1836282U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57149390U (ja
Inventor
勲 榎本
Original Assignee
株式会社三興製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三興製作所 filed Critical 株式会社三興製作所
Priority to JP1836282U priority Critical patent/JPS6020877Y2/ja
Publication of JPS57149390U publication Critical patent/JPS57149390U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6020877Y2 publication Critical patent/JPS6020877Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pipe Accessories (AREA)
  • Sliding Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は可燃ガス或は有毒ガスの如き有害なガスを流
す管のフランジ継手において、前記の有害ガスをしゃ断
するための盲板を外気をしゃ断した状態で着脱するため
の装置に係るものである。
石油精製装置や化学装置を整備する場合等において、配
管内流体の流れを完全に閉塞する目的で、配管に設けら
れた弁を閉止するだけではなく、フランジ継手を利用し
て二枚のフランジ間に盲板を着脱する作業が数多く必要
である。
この理由は、配管に設けられた弁が全閉された状態であ
っても、管内流体が弁により完全に絶縁されているとみ
なすことができなく、流体が微少なりとも漏洩した場合
は爆発や中毒等の大事故が発生するからである。
この考案によらない方法としてはフランジ継手のボルト
を取外し第8図に示す如き8の字形盲板を入替える方法
がありこの作業を行なうと、流体が外部に漏洩するばか
りなく、有毒性ガス等の場合は頗る危険性の高い困難な
作業とされている。
また、フランジ接続の管のフランジ間に弁を挿入する装
置として、フランジの周囲を殻構造体で気密的にカバー
し、フランジのボルト・ナツトを前記の殻構造体外から
遠隔操作により着脱させるものは、装置全体が極めて大
きく、操作も極めて困難であった。
この考案の目的とするところは、フランジ継手間に盲板
を着脱する作業に際し、配管内流体を外気に対してしゃ
断した状態で行い、しかも、フランジ継手の締付ボルト
を直接ゆるめ且つ締め付けることが出来、盲板の着脱に
際して配管内流体の漏洩を極めて少くした、フランジ継
手の間に流通板或は盲板を装着する装置を提供するにあ
る。
この考案の装置を図面について説明すると、第3図にお
ける二つの管端1,1にフランジ2を夫々一体に固定し
、それ等の管端1,1にはそれぞれのフランジ2の対向
面3から突出した結合面4.4を有腰その間に流通板5
或は盲板6を気密に介在させる。
この気密を得るために流通板5及び盲板6に溝を切り、
この溝にガスケット7を嵌め込む。
通常は流通板5が介在されて、その間口8を通って管内
の流体の流れに支障が無いようにしである。
この流通板5に替え、盲板6を両フランジ2.2間即ち
、結合面4,4の間に介在させて管内の流体の流れを阻
止する必要が起きる。
この必要に応じて盲板6が流通板5とは別に用意され、
これを前記の流通板5を取り外した後に管端面4.4の
間に気密的に介在させる。
理論上では、通常は、前記の管端面4,4を直接気密に
接合させて、必要に応じて管端面4,4の間に盲板6を
介在させればよいのであるが、この盲板6には厚みがあ
るので、前記の如く、通常の状態でも盲板6と同じ厚さ
の流通板5を介在させる。
前述の如く、流通板5及び盲板6の交換時に、管内の流
体を外気に漏出させるのを極力阻止するため、ステンレ
ス鋼板の如き耐食性の材料でフランジ2の軸線方向即ち
管の軸線方向に伸縮可能に、蛇腹部分9を形成した伸縮
箱10で前記の管端面4,4の周囲を気密に包囲する。
この伸縮箱10は上端が開口され、更に両側板部分の中
央よりや)下方に前記の管内の流体を通す開開口を設け
である。
そして、第3図に示す如く前記の両側板部分を管端面4
,4より外側の管端部分か、或は第6図に示す如く、フ
ランジ2゜2の対向に溶接の如き手段で密着させる。
いずれの場合も、この伸縮箱10の一部分を通してフラ
ンジ締付用のボルト11を挿通させるため両側板部分に
は孔12が鍔状に設けられ、この鍔部分がフランジのボ
ルト孔に密着されている。
前記の伸縮板10の上側開口を閉塞し、或はこの上側開
口を通して流通板5及び盲板6を出入させるため、この
上側開口に横長のコック13を気密に取り付ける。
このコック13の一端にバンドル14を有して前記の開
閉操作を行う。
前記の流通板5及び盲板6には係合片15を形成して、
その上端には係合凹所16が切っである。
又、この保合片15には、必要ならば、前記のボルト1
1を通すための孔17をあける。
前記の流通板5及び盲板6を外気に対して密封した状態
で伸縮箱10から出し入れするため、第1図及び第2図
で示す如く、下端に開口18を形成した着脱用蓋19を
備える。
この着脱用蓋19の下端に張出板20を形成して、前記
のコック13の上側面に鉤ボルト21で気密に取り付け
、及び取り外し出来るようにする。
この着脱用蓋19の上側壁の中央に昇降杆22をバッキ
ング23を介して気密に上下し得るように取り付ける。
この昇降杆22の上端にバンドル24を固定し、下端に
爪金具25を有して、前記の係合片15の凹所16に係
合可能にする。
フランジ2,2間即ち、管端面4,4間に流通板5が気
密に介在されて、管内を流体が流れ得る状態から、この
流通板5を盲板6に取り換える操作についてイ、口、ハ
順に説明する。
(イ)着脱用蓋19をコック13上にガスケットをはさ
んで鉤ボルト21で気密に固定する。
(ロ)流通板5の係合片15の孔17を貫通しているフ
ランジ締付用のボルト11を取り外す。
(ハ)このフランジ孔にはプラグ相離ねじ30が切って
あり、この雌ねじ30にプラグ26をねじ込んでフラン
ジ孔を気密に閉じる。
(第9図参照) に)他のフランジ締付用ボルト11を全て弛め、フラン
ジ2,2間に介在させたジヤツキボルト27により、両
フランジ2,2間を約3m/m広げる。
(ホ)昇降杆22を押し下げて、爪金具25を既設の流
通板5の係合片15の係合凹所16に係合させて、流通
板5をコック13を通して伸縮箱10から引き抜き、着
脱用蓋19内に入れる。
(へ)コック13のバンドル14を90°回転させてコ
ック13を気密に閉じる。
(ト)鉤ボルト21をゆるめて、着脱用蓋19をコック
13から取り外す。
(チ)着脱用蓋19内の流通板5を盲板6に交換する。
(す)着脱用蓋19を再びコック13の上側面に気密に
固定する。
(ヌ) コック13を開く。
(ル) 昇降杆22を押し下げて盲板6を伸縮箱10内
に押込む。
(ヲ) ジヤツキボルト27を弛めて短くする。
(ワ) 伸縮箱10を貫通させるフランジボルト以外の
フランジボルト11を締め付けて、盲板6を管端の接合
面4,4の間に気密に介在させる。
(力) プラグ26を取り外し、フランジボルト11を
フランジ2の雌ねじ30、伸縮箱10の孔12及び係合
片15の孔17を貫通させナツトを締付ける。
(ヨ) 着脱用蓋の鉤ボルト21を弛め、昇降杆22を
そのま)の状態で蓋を爪金具25の見える位置までもち
上げ、爪を盲板係合凹所16から外す。
(り) 着脱用蓋19をコック13から取り外す。
この様にして、既設の流通板5を盲板6と交換し、管内
の流体をしゃ断する。
このしゃ断状態で配管の他の部分の整備或は修理などの
作業が完了したならば、盲板6を再び流通板5と交換す
る。
この交換操作は前記の流通板5を盲板6に交換する操作
と全く同じであるから省略する。
この交換操作では着脱用蓋内に多少の管内の流体が入る
が、交換操作中の排出弁31により安全な場所へ排出す
る。
この考案による装置は、一側にコック13を有して密閉
可能な伸縮箱10が一組のフランジ継手2.2の間にそ
の軸線方向に伸縮可能に密着されているので、このコッ
ク13の外側面に着脱用蓋19を気密に取り付は或は取
り外しこのコック13を開き或は閉じ、フランジ継手2
,2の締付ボルトをゆるめてフランジ継手の間隔を拡げ
れば、このフランジ継手間に挿入した流通板5を盲板6
に前記コック13を通して交換することが出来る。
このとき、前記コック13に着脱用蓋19が気密に取り
付けられるから、この着脱用M19に入った管内流体だ
けを処理すればよい。
従って、管内流体が危険性の高いものであっても安全に
処理することが出来る。
前記の締付ボルトはその両端が外気に露出しているので
、ゆるめたり、締め付けたりする操作を直接行うことが
出来る。
また、コック13を通過させる流通板5及び盲板6だけ
を昇降杆22により遠隔操作すればよいから、流通板5
を盲板6に交換し、更に盲板6を流通板5に交換する操
作を容易に行うことが出来る。
また、この考案による装置は極めて簡単であって費用が
か)らず、いざという時、工場全体を停止しないでもよ
いと考えられる配管場所にあらかじめ取付けて置けばよ
い。
そして操作が容易で確実である。
この着脱用蓋19は同一寸法のコック13を備えた多数
のフランジ継手に対して一個用意すればよいから経費の
節約が極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図イ9口はこの考案によるフランジ継手の間に流通
板或は盲板を装着する装置の全体を示す斜視図、第2図
は着脱用蓋の縦断側面図、第3図は伸縮箱とフランジ継
手を示す縦断側面図、第4図はその縦断正面図、第5図
はこの考案による他の実施例を示す正面図、第6図は第
5図の線■−■に沿って縦断した側面図、第7図はこの
考案による装置の一部分を分解し且つ縮小して示した斜
視図、第8図はこの考案によらない流通板と盲板とをひ
とつにしたいわゆる8の字盲板の正面図である。 第9図はこの考案による装置の縦断側面図である。 図面中、符号13はコック、10は伸縮箱、2.2はフ
ランジ、19は着脱用蓋、5は流通板、6は盲板である

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一組のフランジ継手2,2の間に伸縮箱10がそれ等の
    軸線方向に伸縮可能に密着され、この伸縮箱10の一側
    にコック13が設けられ、前記フランジ継手2,2間に
    流通板5がその外周部分の両側面で前記フランジ2,2
    に気密に嵌装され、この流通板5の一端に保合片15が
    形成され、前記伸縮箱とは別にこれと略同形状で前記コ
    ック13に対して開口され且つ気密に着脱可能な着脱用
    蓋19と前記流通板5と同じ外径で係合片15が形成さ
    れた盲板6とが備えられ、前記着脱用蓋19に前記伸縮
    箱10と着脱用蓋19との間を前記コック13を通して
    前記流通板5及び盲板6を移動させるための昇降機22
    が気密的に摺動可能に設けられたフランジ継手の間に流
    通板或は盲板を装着する装置。
JP1836282U 1982-02-12 1982-02-12 フランジ継手の間に流通板或は盲板を装着する装置 Expired JPS6020877Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1836282U JPS6020877Y2 (ja) 1982-02-12 1982-02-12 フランジ継手の間に流通板或は盲板を装着する装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1836282U JPS6020877Y2 (ja) 1982-02-12 1982-02-12 フランジ継手の間に流通板或は盲板を装着する装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57149390U JPS57149390U (ja) 1982-09-20
JPS6020877Y2 true JPS6020877Y2 (ja) 1985-06-21

Family

ID=29816329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1836282U Expired JPS6020877Y2 (ja) 1982-02-12 1982-02-12 フランジ継手の間に流通板或は盲板を装着する装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6020877Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2886447B1 (fr) * 2005-05-31 2007-10-05 Commissariat Energie Atomique Systeme de separation de deux equipements possedant chaucun une enceinte reliee a celle de l'autre, de facon etanche

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57149390U (ja) 1982-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9759333B2 (en) Gate valve bonnet removal method, valve removal method, attachment for removing bonnet, and gate valve
US6234007B1 (en) Leak testing device
US4756338A (en) Pipe repair assemblies to repair pipe when fluids therein are under high pressure
JP4993977B2 (ja) 管接続部材を分岐部から取り外すための弁装置及びその取外方法
US10612672B2 (en) Pipeline control unit
JP5900801B2 (ja) 仕切弁の弁蓋撤去工法及び仕切弁
CN112344126B (zh) 管道焊接封堵装置
US8136602B2 (en) Method and apparatus for sealing and venting pressurized casings of gas wells
JPH0255678B2 (ja)
JPS6020877Y2 (ja) フランジ継手の間に流通板或は盲板を装着する装置
JP6426892B2 (ja) 弁体撤去装置及び弁体撤去方法
US4903719A (en) Apparatus and method for providing secondary containment of fluids in a piping system
US20080083267A1 (en) Leak testing device with a permanent coupling
KR100366901B1 (ko) 누출을 제한하는 환형 지지 구조체를 구비하는 플로팅 풀 밀봉 조립체
JP7321527B2 (ja) 流体機器用撤去治具
JP2015143562A (ja) 仕切弁の弁蓋撤去工法
JPH11108285A (ja) 配管のフランジ継手部のフランジ面シール方法及び装置
CA2797836A1 (en) Method and apparatus for sealing and venting of pressurized casings of gas wells
JP2012112485A (ja) 管接続部材の脱着装置
CA2931416A1 (en) Method and apparatus for sealing and venting pressurized casings of gas wells
RU191332U1 (ru) Устройство для сбора жидкости из фланцевого стыка трубопровода
JPH043196Y2 (ja)
JP6095742B2 (ja) 弁蓋固定装置
JP3154092B2 (ja) 地下式消火栓
CN220536548U (zh) 一种可调型内浮顶储罐带芯人孔