JP2007177945A - 弁体取替装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単に弁体及び弁軸を着脱できるようにする。
【解決手段】開閉弁Vの弁軸3を支持する蓋8のフランジ1aが弁箱4の開口5のフランジ5aにボルト1b及びナット1cで固定され、その開口5から弁体2及び弁軸3が取出し可能とした開閉弁Vの弁体2と弁軸3とを不断水で修理・交換する弁体取替装置において、管路Pに上記開閉弁Vを覆うケーシング10を水密に固定してそのケーシング10に開口5に臨む開放部11を設けて着脱装置20を水密に固定する。着脱装置20は、その内部に閉塞空間Sと弁軸3等を引き上げ可能なチャック装置22と作業弁21とを備え、ケーシング10に蓋8を前記開口5を液密に閉じた状態に係止する保持装置12を設けて、その係脱を外部から操作できるようにした。保持装置12による蓋8の係止により、弁箱4と蓋8とを係止するボルト1b及びナット1cの係脱作業が開放部11を通じてオープンな状態でできるようになり、作業性がよくなる。
【選択図】図1

Description

この発明は、管路に設けた開閉弁の弁体及び弁軸を、その管路への流体の供給を止めることなく補修又は交換するために使用する弁体取替装置に関するものである。
一般に、弁体取替装置は、上水道、下水道、農業用水、工業用水等のほか各種流体管路に設けられた開閉弁の弁体及び弁軸を、その管路に流れる流体の供給を止めることなく弁箱内から引き上げて補修又は交換するために使用される。
開閉弁の構成は、例えば、図22に示すように、上方に弁体及び弁軸用の開口5を有する弁箱4が管路Pの途中に設けられ、その上方開口した開口5から弁体2とその弁体2に固定された弁軸3が挿入されるようになっている。その弁軸3は、前記開口5を閉じる蓋8に開閉装置6等を介して回転自在、昇降可能に支持されて弁装置1を構成し、その蓋8の周縁のフランジ1aが前記開口5の周縁のフランジ5aと重ねられて、両フランジ5a,1aが、係止部Aにおいてボルト1b及び図示しないナットで締付けられて圧接し固定されている。
弁体取替装置の構成は、上記開口5周囲のフランジ5aに、上記蓋8及び開閉装置6等をすっぽりと覆う上端を閉塞した筒状の着脱装置(取外し装置)30が取り付けできるようになっており、その取付けは、前記着脱装置30下端のフランジ30aと前記フランジ5aが、図示する係止部Bにおいて、ボルト30b及びナット30cで締付けられて圧接し、水密を維持して固定されている。
その着脱装置30は、その内部に弁軸3上端を掴むチャック装置32と、その弁装置1のフランジ1aと前記着脱口5周囲のフランジ5aとを固定するボルトの緊解器33とをそれぞれ昇降自在に備え、その下部には作業弁31を備えている。
上記着脱装置30を上記着脱口5に取り付けた後、緊解器33を降下させて係止部Aのナットを掴み、その状態で緊解器33を回転させることによりナットを緩めて抜き取り、その緊解器33はナットを掴んだ状態で上方へ待避する。その後、チャック装置32により弁軸3上端を掴んで弁体2及び弁軸3を弁箱4内から上方へ引き上げる。弁体2及び弁軸3を完全に引き上げたら、作業弁31の弁体31aを閉じて止水する。
その後、作業弁31よりも上方の部分において着脱装置30を取外し、その引き上げた弁体2及び弁軸3を補修又は新たなものに取替える。そして、再度、着脱装置30を作業弁31上にセットした後、その作業弁31の弁体31aを開けて、弁体2及び弁軸3を弁箱4内に挿入し、緊解器33によりナットをボルトに締付けて係止部Aを係止しその係止により両フランジ5a,1aを固定する(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−26237号公報(第5頁第1図乃至第6図)
しかし、上記弁体取替装置によれば、上記両フランジ5a,1a同士を圧接状態に固定する上記係止部Aの係止を解く作業、及びその係止部Aを係止し両フランジ5a,1a同士を圧接状態に固定する作業は、作業者が、着脱装置30内部の状況を視認できない状態で外側から上記緊解器33等を操作して行うため作業性が悪く繁雑な作業となる。このため、弁体2及び弁軸3を簡単に着脱することができない
そこで、この発明は、弁体及び弁軸を簡単に着脱できるようにすることを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、管路にその管路の開閉弁が介設され、その開閉弁は、前記管路に固定された弁箱の開口から、弁体及びその弁体と一体の弁軸を取出し可能であるとともに、その弁軸が回転自在に貫通して支持される蓋が前記開口に被せられて弁箱に固定され、その蓋でもって前記開口を液密に閉じたものであり、上記開閉弁の上記弁体と弁軸を、上記管路の流通を遮断することなく、上記開口から取出して修理・交換する弁体取替装置において、下記の構成としたものである。
すなわち、上記管路に上記開閉弁を覆うケーシングを液密に固定してそのケーシングに上記開口に臨む開放部を設け、その開放部に着脱装置を液密に固定するとともに、その着脱装置は、その内部に前記開放部を通じてケーシング内と連通し且つ外部から閉塞された空間と上記弁軸又はその弁軸に一体に固定された部材を掴んで上記弁体と弁軸を上部へ引き上げ可能なチャック装置と前記空間を前記開放部側と前記チャック装置側とに液密に仕切ることができる作業弁とを備え、前記ケーシングに、上記蓋を前記開口を液密に閉じた状態に係止する保持装置を設けて、その保持装置による前記蓋の係脱を、前記ケーシングの外部から操作できるようにしたのである。
このようにすれば、まず、ケーシングを管路に取付け、そのケーシングに設けた保持装置を用いて弁箱の蓋を液密に閉じておけば、その蓋と弁箱とを固定している治具等をはずしても、管路内の流体が噴出しない。このため、その治具等をはずす作業は、弁箱の開口に臨む開放部を通じて視認しながらできるので、作業性がよい。
つぎに、弁体及び弁軸を弁箱から引き上げる際は、上記ケーシング及び着脱装置内を液密に閉じて管路の流体が外部に漏れないようにした後、ケーシングの外側からの操作により、上記保持装置による蓋の係止を解除すれば、弁体及び弁軸は、蓋とともに弁箱から切り離して引き上げることができるようになる。
さらに、引き上げた弁体及び弁軸を補修、交換した後、その弁体及び弁軸を再度弁箱内に挿入し、その後、前記保持装置により蓋を係止すれば、開口からは管路の流体が出なくなる。したがって、上記着脱装置をケーシングから外してそのケーシング内を開放し、上記開放部から上記蓋を弁箱に固定できるので作業性がよく、一連の作業が簡単である。
なお、上記チャック装置の構成としては、その弁軸を直接掴んで弁体と弁軸とを引き上げ可能とするものであってもよいし、その弁軸の上端に固定されたキャップ等の付属部品、あるいは弁軸に一体に固定された蓋等の部材の一部を掴むものであってもよい。すなわち、チャック装置の機能は、上記弁体と弁軸とを一体に備えて弁箱に着脱可能とした弁装置のうち、弁箱から上方に臨む部分の所定部分を掴むことができればよい趣旨である。
上記の構成において、上記開口は、上記蓋のフランジと前記開口周縁のフランジとを貫通するボルトによって締結することにより、前記蓋でもって液密に閉じたものであり、上記保持装置は、前記両フランジ同士を固定することにより、前記ボルトによる締結の有無に係わらず、前記開口を液密に閉じた状態に係止するようにした構成を採用し得る。
このようにすれば、特殊な構造を有する弁箱を使用する必要がなく、既設の一般的な弁箱にも対応できる。
また、上記保持装置は、上記両フランジを夾む断面コ字状の保持部材を有し、その保持部材を前記両フランジの端縁に向かって進退することにより前記保持部材が前記両フランジに係脱するようにしてもよい。
このようにすれば、保持装置は、進退操作のみで前記蓋の係脱操作ができるので、作業がさらに簡単である。
この発明は、以上のようにしたので、管路に流れる流体の供給を止めることなく、簡単に弁体及び弁軸を着脱できる。
一実施形態を図1乃至図20に示す。この実施例は、上水道管路に設けた仕切弁(開閉弁)Vの弁装置1を交換する際に使用する不断水弁体取替装置である。
まず、仕切弁Vの構成は、図1(a)(b)に示すように、管路Pに設けた弁箱4に開口(着脱口)5が上方開口して設けられており、その開口5から弁箱4の内部に弁体2及び弁軸3等からなる弁装置1が挿入されている。弁装置1は、図9に示すように、弁体2とその弁体2に固定された上下方向の弁軸3、及びその弁軸3を回転自在に貫通して支持して弁体2及び弁軸3を昇降可能とする蓋8及び昇降装置等から構成され、その弁軸3の上端部3aには、開閉操作用のキャップ7が設けられている。
この蓋8の周縁のフランジ1aが、前記開口5の周縁に設けられたフランジ5aとその縁が一致するように、蓋8が上記開口5に被せられて、その両フランジ5a,1a同士をボルト1b及びナット1cで締付けて固定する。このボルト1b及びナット1cの締付により、その蓋8でもって前記開口5を液密に閉じることができるようになっている。
また、ボルト1b及びナット1cを緩めて取り外すことにより、弁体2及びその弁体2と一体の弁軸3は開口5から取出し可能となる。
弁体取替装置の構成としては、まず、その弁箱4を覆うケーシング10を、パッキン13,13を介して管路Pに水密に固定する。ケーシング10は、図1(a)に示すように、上部10aと下部10bとに分割されて形成されており、その上下ケーシング10a,10bの対向するフランジ10a’,10b’同士がボルト等により締付けられて管路P周り一体に固定されている。
そのケーシング10には、前記開口5に固定した前記弁装置1に臨む開放部11が設けられている。その開放部11の周囲には、フランジ11aが設けられており、その開放部11上には、図6に示す着脱装置20が取付けできるようになっている。
着脱装置20は、上端を閉塞した筒状を成し、その内部に前記開放部11を通じてケーシング10内と連通し且つ外部から閉塞された空間Sを備え、その空間S内の下部に、空間Sを、上下に液密に仕切ることができる作業弁21を有して下端開放されている。その作業弁21と上記ケーシング10とは、図示するフランジ11a,21aを介して水密に固定される。また、その作業弁21と着脱装置20の本体部25とは、図示するフランジ21b,20aを介して水密に固定される。
また、その着脱装置20は、図6に示すように、上記弁装置1の弁軸3の上端部3aを掴んで上部へ引き上げ可能なチャック装置22を備えている。チャック装置22は、カップリング27,27を介して上下に分割可能な昇降軸23の下端に取付けられており、その昇降軸23の上部に形成された外ネジ23aが、着脱装置20上部のハンドル24のボス部24aにねじ込まれて、着脱装置20に昇降可能に支持されている。
さらに、上記ケーシング10には、図1乃至図3に示すように、上記両フランジ5a,1aを夾むことによりその両フランジ5a,1a間を水密に圧接(密着)可能及びその圧接が解除可能な対の保持装置12,12が設けられている。
上記保持装置12は、上記両フランジ5a,1aを夾む断面コ字状の凹部12cを有する保持部材12aと、その保持部材12aを前記両フランジ5a,1aの端縁に向かって進退操作する操作部12bとからなり、保持部材12aを横方向へ進退させることにより、凹部12cが前記両フランジ5a,1aの端縁に係脱して、前記両フランジ5a,1a間を水密に圧接及びその圧接を解除する。
この進退は、例えば、図20(b)に示すように、保持部材12aを支持する操作部12bの軸部12dにネジ部を設けて、そのネジ部をケーシング10にねじ込むことにより保持部材12aが進退するようにしてもよい。このとき、保持部材12aの向きが軸周りに回転せずに、常に上記両フランジ1a,5aを保持可能な向きに維持するガイド12eを設けても良い。また、他の手法としては、ケーシング10外に設けた操作部12bを押したり引いたりすることによりその進退をケーシング10外から操作できるようにし、その保持装置12には、保持部材12aが前記圧接状態位置から軸方向へ動かないように軸固定するロック機能を設けても良い。
なお、この保持部材12aの凹部12cは、図示するように、断面コ字状の対向面を平行としてもよいが、その両対向面を奥部に向かって徐々に間隔の狭まる断面くさび状とすれば、保持部材12aが前記両フランジ5a,1aの端縁に近づくにしたがって、両者を徐々に強く圧接していくので、両フランジ5a,1aを夾みやすいとともに両者がよりしっかりと係止されるようになる。
この不断水弁体取替装置を使用する際の手順を説明すると、図1(a)(b)に示すように、管路Pに弁箱4を覆うケーシング10を水密に固定する。
保持装置12の保持部材12aを前進させて、その保持部材12aの凹部12cが前記両フランジ5a,1aの端縁に係止して、その両フランジ5a,1aを上下方向に挟み込んで圧接する(図2及び図3参照)。この圧接の後、前記両フランジ5a,1aを固定していたボルト1b及びナット1cを緩めて取り外しておく。
弁装置1の弁軸3からキャップ7を取外し、その弁軸3の上端部3aにチャック装置22を取付ける。チャック装置22には、図4に示すねじ穴22aが形成されており、そのねじ穴22aに固定ねじ22bをねじ込むことにより、弁軸3とチャック装置22とが固定される。
次に、ケーシング10の上部に着脱装置20の作業弁21を取付け(図5参照)、さらにその上部に着脱装置20の本体部25を取付ける(図6参照)。本体部25には、開閉自在の窓26が設けられているので、作業弁21と本体部25とをフランジ21b、20aを介して固定した後、その窓26から手を入れて、上記カップリング27,27を接続する作業をすることができる。図7は、カップリング27,27を繋いで、上下昇降軸23,23が接続された状態を示す。
保持装置12の保持部材12aを外側へ後退させて、その保持部材12aの凹部12cを前記両フランジ5a,1aの端縁から外すと、図8に矢印で示すように、両フランジ5a,1a間の隙間から管路P内の水が噴出し、やがて、ケーシング10内及び着脱装置20内に水が満たされる。
その後、着脱装置20上部のハンドル24を操作して昇降軸23を上昇させ、図9に示すように、弁装置1を開放部11を介して上方へ引き出し、弁装置1が完全に上昇したら、図10に示すように、作業弁21の弁体21cを前進させて閉弁し止水する。
その後、図11に示すように、作業弁21よりも上方の部分において着脱装置20の本体部25等を取外し、その引き上げた弁装置1(弁体2及び弁軸3)を補修又は新たなものに取替える。
そして、図12に示すように、再度、着脱装置20を作業弁21上にセットした後、その作業弁21を開弁する(図13参照)。ハンドル24を操作して、弁装置1を弁箱4内に挿入して両フランジ5a,1aを重ねる(図14参照)。このとき、ケーシング10には、ガイド29が設けられているので、弁装置1をスムースに所定の位置に下ろすことができる。その後、保持装置12を操作して、その保持部材12aにより上記両フランジ5a,1aを圧接し固定する(図15参照)。
ケーシング10に設けた排出弁28(図16参照)を開放して、ケーシング10内及び着脱装置20内の水を外部に排出する。次に、窓26を開けて昇降軸23のカップリング27を切り離し、着脱装置20の本体部25を作業弁21から切り離す(図17参照)。
つづいて、作業弁21をケーシング10から切り離し、チャック装置22のねじ穴22aにねじ込まれた固定ねじ22bを抜くことにより、弁軸3とチャック装置22とを切り離す(図18参照)。
弁装置1のフランジ1aが前記開口5周囲のフランジ5aと重ねられているので、その両フランジ5a,1a同士を、ボルト1b及びナット1cで締付けて圧接し固定する。
両フランジ5a,1a同士をボルト1b及びナット1cで固定した後、保持装置12の保持部材12aを後退させ、ケーシング10の上部10aと下部10bを管路Pから取外し(図20(a)参照)、弁装置1の交換作業を完了する。
なお、他の実施形態として、図21に示す構成も採用し得る。図21に示す弁体取替装置は、弁箱4の開口5の周縁に設けたフランジ5aに上記弁装置1を覆うケーシング10を載せてボルト等により液密に固定し、そのケーシング10を介して上記着脱装置20を取付けできるようにしたものである。フランジ5aは前記ケーシング10を固定するために、その縁が蓋8のフランジ1aよりもさらに外側へ伸びているが、保持装置12の保持部材12aが進退する範囲には開口部1dが設けられて、その進退を阻害しないようになっている。また、前記フランジ5aは、前記開口部1dの下部において、保持装置12の保持部材12aが進退する空間を囲むように凹んで形成されており、その進退を阻害しないとともにケーシング10内に充満する水が外部に漏れ出ない構造となっている。
また、上記各実施形態では、保持装置12として断面コ字状の保持部材12aをケーシング10に進退可能に設けて、ケーシング10外からの操作により、その保持部材12aで上記両フランジ5a,1aを夾めば、上記蓋8を前記開口5を液密に閉じた状態に係止できるようにしたが、保持装置12としては他の構成も採用し得る。
例えば、保持装置12を、上記両フランジ5a,1aを夾む対の押圧部材を備えたものとし、その対の押圧部材を周知のリンク機構やねじ機構等によりケーシング10の外部から接離操作できるようにして、その接離により両フランジ5a,1aの締付け、圧接度合いを調整できるようにしてもよい。これらの押圧部材は、弁装置1を弁箱4から引き上げる際、及び弁箱4内部に挿入する際などには、昇降する弁体2及び弁軸3等に当たらないよう外側へ退去できるようにすることが望ましい。
また、保持装置12は、上記蓋8を前記開口5を液密に閉じた状態に係止するために、上記両フランジ5a,1aを夾む対の押圧部材を備えたもの以外の構成も考えられる。例えば、前記蓋8及び弁箱4、若しくは、そのいずれか一方に、前記両フランジ5a,1aに代わる係止部を設けてもよい。その係止部は、例えば、蓋8又は弁箱4に形成された係止用の穴、突起、凹部などが考えられ、その位置、形状は、前記保持装置12により、上記蓋8を前記開口5を液密に閉じた状態に係止し得るものであればよい。
また、上記各実施形態では、開閉弁Vの弁軸3を支持する蓋8と弁箱4とは、上記両フランジ1a,5a同士がボルト1b及びナット1cにより固定されていたが、蓋8が開口5を水密に閉じるための蓋8と弁箱4との固定方法は、上記ボルト1b及びナット1c以外によるものであってもよい。
一実施形態を示し、(a)は管路の弁箱周囲にケーシングを装着した状態を示す正面図、(b)はその切断側面図 図1(b)の保持装置で弁箱と弁装置のフランジを夾んだ状態を示す切断側面図 図2の平面図 図2のキャップを外して昇降軸を装着した状態を示す切断側面図 図4のケーシング上に着脱装置の作業弁を取付けた状態を示す切断側面図 図5の作業弁上に着脱装置の本体を取付けた状態を示す切断側面図 図6の昇降軸のカップリングを接続した状態を示す切断側面図 図7の保持装置を外した状態を示す切断側面図 弁箱内から弁装置を引き上げた状態を示す切断側面図 図9に示す弁装置を引き上げた後、作業弁を閉じた状態を示す切断側面図 図10の着脱装置の本体を取り外し、引き上げた弁装置を別のものに取替える状態を示す切断側面図 図11で取替えた弁装置とともに、着脱装置の本体を作業弁上に取付けた状態を示す切断側面図 図12の作業弁を開弁した状態を示す切断側面図 図13の昇降軸を降下させ、弁装置を弁箱内に挿入した状態を示す切断側面図 図14の保持装置で弁箱と弁装置のフランジを夾んだ状態を示す切断側面図 ケーシング及び着脱装置内の水を排水する状態を示す切断側面図 昇降軸のカップリングを切り離し、着脱装置の本体を作業弁から切り離した状態を示す切断側面図 作業弁をケーシングから取外し、昇降軸のチャック装置を弁装置から取り外した状態を示す切断側面図 図18の平面図で、弁箱と弁装置のフランジ同士をボルト及びナットで締付けて圧接固定した状態を示す平面図 (a)は管路からケーシングを取り外した状態を示す切断側面図、(b)は保持装置を示す要部拡大図、(c)は弁箱及び弁装置の全体図 他の実施形態を示す正面図 従来例の正面図
符号の説明
1 弁装置
1a 弁装置フランジ
1b ボルト
1c ナット
2 弁体
3 弁軸
3a 上端部
4 弁箱
5 開口(着脱口)
5a 弁箱フランジ
6 開閉装置
8 蓋
10 ケーシング
11 開放部
12 保持装置
12a 保持部材
12b 操作部
12c 凹部
20,30 着脱装置
21,31 作業弁
22,32 チャック装置
23 昇降軸
24 ハンドル
25 本体部
26 窓
27 カップリング
28 排出弁
29 ガイド
33 緊解器

Claims (3)

  1. 管路Pにその管路Pの開閉弁Vが介設され、その開閉弁Vは、前記管路Pに固定された弁箱4の開口5から、弁体2及びその弁体2と一体の弁軸3を取出し可能であるとともに、その弁軸3が回転自在に貫通して支持される蓋8が前記開口5に被せられて弁箱4に固定され、その蓋8でもって前記開口5を液密に閉じたものであり、
    上記開閉弁Vの上記弁体2と弁軸3を、上記管路Pの流通を遮断することなく、上記開口5から取出して修理・交換する弁体取替装置において、
    上記管路Pに上記開閉弁Vを覆うケーシング10を液密に固定してそのケーシング10に上記開口5に臨む開放部11を設け、その開放部11に着脱装置20を液密に固定するとともに、その着脱装置20は、その内部に前記開放部11を通じてケーシング10内と連通し且つ外部から閉塞された空間Sと上記弁軸3又はその弁軸3に一体に固定された部材を掴んで上記弁体2と弁軸3を上部へ引き上げ可能なチャック装置22と前記空間Sを前記開放部11側と前記チャック装置22側とに液密に仕切ることができる作業弁21とを備え、前記ケーシング10に、上記蓋8を前記開口5を液密に閉じた状態に係止する保持装置12を設けて、その保持装置12による前記蓋8の係脱を、前記ケーシング10の外部から操作できるようにしたことを特徴とする弁体取替装置。
  2. 上記開口5は、上記蓋8のフランジ1aと前記開口5周縁のフランジ5aとを貫通するボルト1bによって締結することにより、前記蓋8でもって液密に閉じたものであり、上記保持装置12は、前記両フランジ5a,1a同士を固定することにより、前記ボルト1bによる締結の有無に係わらず、前記蓋8を前記開口5を液密に閉じた状態に係止することを特徴とする請求項1に記載の弁体取替装置。
  3. 上記保持装置12は、上記両フランジ5a,1aを夾む断面コ字状の保持部材12aを有し、その保持部材12aを前記両フランジ5a,1aの端縁に向かって進退することにより前記保持部材12aが前記両フランジ5a,1aに係脱することを特徴とする請求項2に記載の弁体取替装置。
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