JP2009041627A - 付属部品の脱着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】脱着のための装置が大型化することなく形状寸法を自由に定めることができ、不断水状態で付属部品の脱着作業を容易に行うことができる付属部品の脱着装置を提供すること。
【解決手段】流体管1側のフランジ5と付属部品側のフランジとの対向面間を水密に被覆する分割構造の弁筐体10と、弁筐体10に配設され両フランジの対向面間に嵌挿可能な弁体11と、弁筐体10に設けられ弁体11を流体管1側のフランジ5に向かって押圧する押圧部12と、分岐部4に挿入され分岐部4を止水する止水体25と、止水体25が貫設され弁筐体10に連通して着脱可能に取付けられる取付筐体14と、を備え、取付筐体14と弁筐体10とに介設されるフランジ体13が、弁筐体10に着脱可能に取付けられている。
【選択図】図8

Description

本発明は、流体管の分岐部においてフランジを介して接続された付属部品を、不断水状態で脱着する付属部品の脱着装置に関する。
従来、既設管の分岐部にフランジを介して接続される例えば空気弁及び補修弁等の付属部品を、交換あるいは保守点検等のために流体管に対して脱着する場合、付属部品を流体管から外す際に水圧等で多量の管内流体が流出するため、その付属部品が接続されている流体管の流体の流れを遮断し、そのフランジ同士を連結しているボルトを挿脱して付属部品を脱着していた。また、分岐部に接続された付属部品を不断流状態で交換する場合には、密閉ケースによって分岐部を付属部品も含めて外部から覆い、分岐部のフランジに密閉ケースの外からの操作で付属部品を押圧するとともに、付属部品を交換するために密閉ケース内を仕切る作業弁が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3533276号公報(第3頁、第3図)
しかしながら、特許文献1にあっては、分岐部及び付属部品に対し比較的大きな密閉ケースを漏れのないように立設する必要があり、しかも分岐部のフランジの連結の解除を操作窓より行うので作業に熟練を要し、また密閉ケース用の作業弁を備えるため装置全体が大型化するという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、脱着のための装置が大型化することなく形状寸法を自由に定めることができ、不断水状態で付属部品の脱着作業を容易に行うことができる付属部品の脱着装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の付属部品の脱着装置は、
流体管の分岐部においてフランジを介して接続された付属部品を、不断水状態で脱着する付属部品の脱着装置であって、
前記流体管側のフランジと前記付属部品側のフランジとの対向面間を水密に被覆する分割構造の弁筐体と、
該弁筐体に配設され前記両フランジの対向面間に嵌挿可能な弁体と、
前記弁筐体に設けられ前記弁体を流体管側のフランジに向かって押圧する押圧部と、
前記分岐部に挿入され該分岐部を止水する止水体と、
該止水体が貫設され前記弁筐体に連通して着脱可能に取付けられる取付筐体と、
を備え、
前記取付筐体と前記弁筐体とに介設されるフランジ体が、前記弁筐体に着脱可能に取付けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、付属部品を取外した後において、止水体が貫設された取付筐体を、フランジ体を介して弁筐体に取付けできるため、付属部品と流体管側のフランジとの相対位置に関係なく取付筐体の形状寸法を自由に定めることができ、不断水状態で付属部品の脱着作業を容易に行える。
本発明の請求項2に記載の付属部品の脱着装置は、請求項1に記載の付属部品の脱着装置であって、
前記フランジ体は、前記流体管側のフランジよりも大径に形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、流体管側のフランジよりも大径に形成されているフランジ体を介して取付ける取付筐体の内部に、止水体を収容するスペースを大きく確保できる。
本発明の請求項3に記載の付属部品の脱着装置は、請求項1または2に記載の付属部品の脱着装置であって、
前記フランジ体は、前記弁筐体に嵌挿可能な一体のフランジから成ることを特徴としている。
この特徴によれば、フランジ体の構成品数を一体に抑えて脱着装置を構成し易くなるばかりか、一体のみのフランジから成るフランジ体を弁筐体に嵌挿するだけで容易に取付けできる。
本発明の請求項4に記載の付属部品の脱着装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の付属部品の脱着装置であって、
前記フランジ体と前記弁筐体とに、該両体を互いに係合する一対の係合部が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、フランジ体と弁筐体とに設けられている一対の係合部により、両体を係合することが出来るため、両体が外れてしまうことを防止できる。
本発明の請求項5に記載の付属部品の脱着装置は、請求項4に記載の付属部品の脱着装置であって、
前記一対の係合部は、前記フランジ体と前記弁筐体とのいずれか一方の外周面に周方向に形成された凹溝と、該凹溝に嵌合可能に前記両体の他方の周面に螺挿されたボルトと、から成ることを特徴としている。
この特徴によれば、一対の係合部を凹溝とボルトとによりシンプルに構成できるばかりか、ボルトを凹溝に嵌合することでフランジ体と弁筐体とを確実に係合できる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、付属部品としての補修弁及び空気弁が接続された流体管を示す正面図である。図2は、空気弁を取外した流体管を示す正面図である。図3は、弁筐体及びフランジ体を示す斜視図である。図4(a)は、弁筐体の一部断面を示す平面図であり、(b)は、(a)と同じく側面図である。図5は、フランジに弁筐体を取付けた状態を示す断面図である。図6は、補修弁を取外した状態を示す断面図である。図7(a)は、フランジ体の平面図であり、(b)は、(a)と同じく一部断面を示す側面図である。図8は、フランジ体及び取付筐体を取付けた状態を示す断面図である。図9は、止水体による止水状態を示す断面図である。図10は、弁筐体等を取外した状態を示す断面図である。図11は、新たに補修弁を接続した状態を示す断面図である。図12は、収容ケース内に止水体を引き上げた状態を示す断面図である。図13は、新たに補修弁及び空気弁が接続した流体管を示す正面図である。
図1は、本発明が適用される上水が流通する流体管1と、それに取付けられた既設の付属部品としての補修弁2、及び補修弁2に接続された空気弁7を示すものである。補修弁2は、下端部に設けられた付属部品側のフランジ2aが、流体管1の上部外周面に接合された上方を向く分岐部としての分岐管4の上端に設けられた流体管1側のフランジ5に、図示しないシートパッキンを介して対面するとともに、両フランジ2a、5が、複数本の既設ボルト3により接合されている。
空気弁7は、空気孔を備えた弁箱7aと、この弁箱7aの内部に収容される図示しないフロートとから主として構成され、更に弁箱7aの内部が補修弁2及び分岐管4を介して流体管1内と連通しており、流体管1内の水位に応じて上下変位する前記フロートにより、流体管1内の空気を外部に放出若しくは外部の空気を流体管1内に取り込めるように成っている。
補修弁2は、弁箱2bの内部を開閉可能に回動する回動弁2cを有しており(図5参照)、通常時において回動弁2cは開放状態で空気弁7と流体管1内とを連通しているが、空気弁7の点検・交換時には回動弁2cを閉塞状態として、空気弁7を取外し可能とする。また、弁箱2bとフランジ2aとは、比較的近傍に位置している。
以下に、不断水状態における既設の付属部品の取外し及び新設の付属部品の取付けについて説明する。
図2に示されるように、補修弁2のハンドル2dを回動して弁箱2b内部の回動弁2cを閉塞状態とした後に、補修弁2と空気弁7とを接続していたボルト・ナット8を取外し、空気弁7を取り除く。続いて、分岐管4のフランジ5と補修弁2のフランジ2aとを接続している複数本の既設ボルト3のうち1本を取外し、代わりに作業ボルト9を取付ける。この作業を繰返して複数本の既設ボルト3を全て新設の作業ボルト9に交換する。このようにすることで、後述する弁筐体10取付け時における作業ボルト9の取外し作業が容易となる(図5参照)。尚、流体管1内は上水が満ちており内圧が掛かっているが、複数本の既設ボルト3のうち一時的に1本を取外しても、他のボルト3、9により、流体管1内から外部に漏水することはない。
次に、後述のように付属部品の脱着装置を流体管1の外周面側に配設する。図3に示されるように、脱着装置は、分岐管4のフランジ5と補修弁2のフランジ2aとの対向面間を水密に被覆する分割構造の弁筐体10と、弁筐体10に配設され両フランジ2a、5の対向面間に嵌挿可能な弁体11と、から主として構成される。また、弁体11を分岐管4のフランジ5に向かって押圧する押圧部としての押圧ボルト12が、弁筐体10の周方向に所定間隔を空けた計3箇所において、それぞれ螺挿されて設けられている。更に、後述のように取付ける取付筐体14と弁筐体10とに介設されるフランジ体13が、弁筐体10に着脱可能に形成されている。
図4(a)、(b)に示されるように、弁筐体10について詳述すると、弁筐体10は、ボルト・ナット19により接続される2分割構造であって、両フランジ2a、5と略同じ内径を有する円筒部10aと、開口10cを通じて弁体11を円筒部10a内に出し入れ可能に弁体11を収容する収容部10bと、から成り、円筒部10aの内周面に亘って弾性を有する防水部材15が配設されている。弁体11は、フランジ5の開口を全面に亘って被覆できる平面を有し、フランジ5の上面5aに当接する弁体11の下面は、ゴム等の防水性を有する部材で構成されている。また、弁体11に接続された操作ハンドル11aが、収容部10bの端面から外部に突出している。更に、収容部10b上面に、排水弁38が配設されており、収容部10b内の水を排水可能と成っている。
次に、弁筐体10のフランジ2a、5への取付けについて説明すると、弁体11を収容部10b内部に収容し、且つ押圧ボルト12の先端を円筒部10aの内周面よりも外方に螺挿した状態において、フランジ2a、5の外周面に、円筒部10aの内周面に配設された防水部材15を周方向に亘って密接させ、且つフランジ2a、5の対向面間に弁体11を嵌挿可能な高さ位置において、弁筐体10をフランジ2a、5に取付ける。円筒部10aの下部に上下方向に螺挿されたボルト20を適宜螺挿することで、弁筐体10のフランジ2a、5に対する位置決めが可能となる。このように取付けることで、フランジ2a、5の対向面間は弁筐体10により水密に被覆されている。
続いて、両フランジ2a、5を水密に接続している作業ボルト9を緩め、両フランジ2a、5の対向面間に若干の間隙が形成されるように、補修弁2をフランジ5に対し上方に浮かせる。このとき、両フランジ2a、5の対向面間は周方向に亘って防水部材15により水密に被覆されているため、流体管1内の水が両フランジ2a、5の対向面間から漏洩することはない。
次に、図5に示されるように、間隙が形成された両フランジ2a、5の対向面間に、操作ハンドル11aを用いて弁体11を嵌挿する。このとき、収容部10bに螺挿された案内ボルト21を適宜螺挿して、弁体11先端の高さ位置を調整し、弁体11を両フランジ2a、5の対向面間に案内することができる。
弁体11を嵌挿した後に、押圧ボルト12を円筒部10aの径方向の内方に向かって螺挿する。押圧ボルト12の先端部は先細り状のテーパ面12aが形成されており、押圧ボルト12を内方に螺挿するに従って、弁体11の上面が、押圧ボルト12のテーパ面12aにより漸次下方に押圧される(図示点線囲い部参照)。この作用により、防水性を有する部材で構成された弁体の下面とフランジ5の上面5aとが密接し、弁体11のフランジ5の開口が弁体11により水密に被覆される。
次に、図6に示されるように、作業ボルト9を取外すとともに、補修弁2を除去する。このとき、フランジ5の開口が弁体11により水密に被覆されされているため、流体管1内の水がフランジ5の開口から漏洩することはない。
そして、補修弁2の除去により上方が開放された弁筐体10の円筒部10aに、フランジ体13を嵌挿する。図7(a)、(b)に示されるように、フランジ体13は、弁筐体10に嵌挿可能な一体のフランジから成るとともに、円筒部10aの外径と略同径の内径を有し、フランジ5よりも大径に形成されている。フランジ体13の内周面に形成された溝条にパッキン16が配設されている。また、弁筐体10とフランジ体13には、円筒部10aの外周面上部において周方向に亘って形成された凹溝10dと、この凹溝10dに嵌合可能に、フランジ体13の周方向の所定間隔おきに、径方向に螺挿された複数のボルト17と、からなる一対の係合部が設けられている。フランジ体13を弁筐体10の円筒部10aに嵌挿し、ボルト17を凹溝10d内に向けて螺挿して嵌合させ両体10、13を係合する。
このように、フランジ体13の構成品数を一体に抑えて脱着装置を構成し易くなるばかりか、一体のみのフランジから成るフランジ体13を弁筐体10に嵌挿するだけで容易に取付けできる。
また、このように、フランジ体13と弁筐体10とに設けられている一対の係合部としての凹溝10dとボルト17とにより、両体10、13を係合することが出来るため、両体10、13が外れてしまうことを防止できる。
更に、このように、一対の係合部を凹溝10dとボルト17とによりシンプルに構成できるばかりか、ボルト17を凹溝10dに嵌合することでフランジ体13と弁筐体10とを確実に係合できる。
図8に示されるように、弁筐体10に係合したフランジ体13の上面に、後述のように分岐管4に挿入され分岐管4を止水する止水体25を収容した取付筐体14を、ボルト・ナット18により取付ける。フランジ体13の上面に形成された溝条にパッキン22が配設されており、フランジ体13と取付筐体14とは水密に接続される。
上述のように、フランジ5よりも大径に形成されているフランジ体13を介して取付ける取付筐体14の内部に、止水体25を収容するスペースを大きく確保できる。
次に、止水体25について詳述すると、止水体25は、筒状の弾性体26と、この弾性体26の中央を貫通し、上端に装着されたハンドル31の回転操作により下端の係合体27を半径方向に伸縮させるスピンドル28と、このスピンドル28を嵌挿し上端にハンドル32を備えるとともに、下方に弾性体26の支持体35を有するスリーブ29と、このスリーブ29を嵌挿し上端にハンドル33を備えるとともに、下端に弾性体26上部を下方に押圧できる押圧体34を備えたパイプ30と、で構成されている。
ハンドル31、ハンドル32、及びハンドル33は、それぞれスピンドル28、スリーブ29及びパイプ30に着脱自在に取り付けられており、また、スピンドル28、スリーブ29及びパイプ30は、取付筐体14に対して水密に取り付けられている。
次に、図9に示すように、弁体11を収容部10b内に収容してフランジ5の開口を開放状態とし、スリーブ29のハンドル32を用いて止水体25を分岐管4内方の所定位置まで送り込み、スピンドル28のハンドル31を回転操作し、スピンドル28の下端の係合体27を半径方向に伸張させて分岐管4の分岐口における流体管1の内周面に係止させる。この状態でスリーブ29のハンドル32を持ち固定し、パイプ30のハンドル33を回転操作させて弾性体26を挟持している支持体35と押圧体34とを相対移動させて、この弾性体26を押圧変形させて半径方向に拡張し、分岐管4内部を遮蔽し止水状態とする。
次いで、スピンドル28、スリーブ29及びパイプ30よりハンドル31〜33をそれぞれ取り外し、パイプ30を固定させるためのストッパ(図示せず)をスリーブ29の上端に固定し、弾性体26の拡張状態を維持する。この状態で、図10に示すように、フランジ5から取付筐体14、フランジ体13、及び弁筐体10を順次撤去する。
このとき、図10に示す状態において、露わになった分岐管4のフランジ5の上面5aを点検、清掃、補修した後に、後述のように補修弁に取り付けることができるので、止水性を確保することができる。
その後、図11に示すように、スピンドル28、スリーブ29及びパイプ30に、付属部品としての新しい補修弁42及び収容ケース36を挿通し、補修弁42のフランジ42aと分岐管4のフランジ5とをボルト・ナット43で水密に接続する。補修弁42は、既設の補修弁2とほぼ同じ仕様で構成される。続いて図12に示されるように、補修弁42の上部に収容ケース36をボルト・ナット37により連通接続する。
補修弁42及び収容ケース36を取り付けた後、スピンドル28、スリーブ29及びパイプ30に再びハンドル31〜33を取り付け、スリーブ29のハンドル32を支持した状態でパイプ30のハンドル33を操作して弾性体26を縮径させ、スピンドル28を操作して係合体27を縮径させて分岐管4の分岐口における流体管1の内周面との係止を解除し、図12に示すように止水体25を収容ケース36の内部まで引き上げる。
次に、補修弁42の回動弁42cをハンドル42dにより回転して閉塞し、収容ケース36及び止水体25を取り外す。最後に、図13に示すように、補修弁42の上側に空気弁47をボルト・ナット48により取り付ける。空気弁47は、既設の空気弁7とほぼ同じ仕様で構成される。補修弁42のハンドル42dを回動操作して補修弁42を開放状態にすることにより、空気弁47と流体管1内が連通し、付属部品としての新たな補修弁42及び空気弁47の接続が完了する。尚、付属部品の脱着については、新たな補修弁42若しくは空気弁47に変換できることは勿論、既設の補修弁2若しくは空気弁7の点検、保守を行って、これらを再度取付けることもできる。
以上、述べたように、補修弁2を取外した後において、止水体25が貫設された取付筐体14を、フランジ体13を介して弁筐体10に取付けできるため、補修弁2とフランジ5との相対位置に関係なく、より具体的には、両フランジ2a、5に対し比較的近傍に設けられる弁箱2bの位置に関係なく、取付筐体14の形状寸法を自由に定めることができ、不断水状態で付属部品の脱着作業を容易に行える。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、上記実施例では、流体管1内を流通する流体は上水であるが、例えば流体管内に下水が流通していてもよいし、油類やガス等が流通していても構わない。
また、上記実施例では、付属部品として補修弁2、42が示されているが、付属部品は、接続部を介して流体管に接続されるものであれば、例えば、空気弁や圧力計若しくは流量計等の計器類などであってもよい。
また、上記実施例では、フランジ体13と弁筐体10とを係合する一対の係合部として、弁筐体10の外周面に設けられた凹溝10dと、フランジ体13の周面に螺挿されたボルト17とが示されているが、例えば、フランジ体に凹溝が設けられ、該凹溝に嵌合するボルトが弁筐体に設けられていてもよい。更に、一対の係合部は、必ずしも凹溝とボルトとに限られず、例えば、ボルトとナット等であっても構わない。
更に、上記実施例では、フランジ体13は、一体のフランジから成るとともに、流体管1側のフランジ5よりも大径に形成されているが、例えば、フランジ体は、分割構造を有する2体以上のフランジから成っていてもよいし、また、フランジ5と略同径若しくは小径に形成されていても構わない。
また、上記実施例では、押圧部として押圧ボルト12が示されているが、例えば、弁筐体の内周面に周方向に沿って凹溝を設け、該凹溝に弁体11の端部を収容し、押圧部としてボルト20を螺入することで、フランジ5に対し下方に移動しようとする前記凹溝の内壁により、弁体11をフランジ5に向かって押圧するようにしてもよい。また、例えば、弁筐体10の円筒部10aに押圧部として上下方向のボルトを設け、該ボルトの先方に梃子部材を配設し、前記ボルトを螺入することで押圧される前記梃子部材の作用点により、弁体11をフランジ5に向かって押圧するようにしてもよい。
付属部品としての補修弁及び空気弁が接続された流体管を示す正面図である。 空気弁を取外した流体管を示す正面図である。 弁筐体及びフランジ体を示す斜視図である。 (a)は、弁筐体の一部断面を示す平面図であり、(b)は、(a)と同じく側面図である。 フランジに弁筐体を取付けた状態を示す断面図である。 補修弁を取外した状態を示す断面図である。 (a)は、フランジ体の平面図であり、(b)は、(a)と同じく一部断面を示す側面図である。 フランジ体及び取付筐体を取付けた状態を示す断面図である。 止水体による止水状態を示す断面図である。 弁筐体等を取外した状態を示す断面図である。 新たに補修弁を接続した状態を示す断面図である。 収容ケース内に止水体を引き上げた状態を示す断面図である。 新たに補修弁及び空気弁が接続した流体管を示す正面図である。
符号の説明
1 流体管
2 補修弁(付属部品)
2a フランジ(付属部品側のフランジ)
4 分岐管(分岐部)
5 フランジ(流体管側のフランジ)
7 空気弁
10 弁筐体
10d 凹溝(係合部)
11 弁体
12 押圧ボルト(押圧部)
13 フランジ体
14 取付筐体
15 防水部材
17 ボルト(係合部)
25 止水体
26 弾性体
36 収容ケース
42 補修弁(付属部品)
42a フランジ(付属部品側のフランジ)
47 空気弁

Claims (5)

  1. 流体管の分岐部においてフランジを介して接続された付属部品を、不断水状態で脱着する付属部品の脱着装置であって、
    前記流体管側のフランジと前記付属部品側のフランジとの対向面間を水密に被覆する分割構造の弁筐体と、
    該弁筐体に配設され前記両フランジの対向面間に嵌挿可能な弁体と、
    前記弁筐体に設けられ前記弁体を流体管側のフランジに向かって押圧する押圧部と、
    前記分岐部に挿入され該分岐部を止水する止水体と、
    該止水体が貫設され前記弁筐体に連通して着脱可能に取付けられる取付筐体と、
    を備え、
    前記取付筐体と前記弁筐体とに介設されるフランジ体が、前記弁筐体に着脱可能に取付けられていることを特徴とする付属部品の脱着装置。
  2. 前記フランジ体は、前記流体管側のフランジよりも大径に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の付属部品の脱着装置。
  3. 前記フランジ体は、前記弁筐体に嵌挿可能な一体のフランジから成ることを特徴とする請求項1または2に記載の付属部品の脱着装置。
  4. 前記フランジ体と前記弁筐体とに、該両体を互いに係合する一対の係合部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の付属部品の脱着装置。
  5. 前記一対の係合部は、前記フランジ体と前記弁筐体とのいずれか一方の外周面に周方向に形成された凹溝と、該凹溝に嵌合可能に前記両体の他方の周面に螺挿されたボルトと、から成ることを特徴とする請求項4に記載の付属部品の脱着装置。
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KR20150112616A (ko) * 2014-03-28 2015-10-07 (주)우신이엔지 개폐장치 일체형 부단수 할정자관

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