JPH11141733A - 弁 - Google Patents
弁Info
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- JPH11141733A JPH11141733A JP30540297A JP30540297A JPH11141733A JP H11141733 A JPH11141733 A JP H11141733A JP 30540297 A JP30540297 A JP 30540297A JP 30540297 A JP30540297 A JP 30540297A JP H11141733 A JPH11141733 A JP H11141733A
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- Japan
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- ball valve
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Links
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- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 6
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 2
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Landscapes
- Details Of Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 弁のシール性能を簡便、容易に且つ確実に確
認出来る。 【解決手段】 ガスの流量の調節とガスの遮断を行な
い、外殻を形成するボディ3及びボディキャップ6と、
このボディ3及びボディキャップ6内に保持されたボー
ル8と、ボディ3及びボディキャップ6内に保持されボ
ール8に密着しガスをシールするシートリング10とを
有すると共に、全開又は全閉の時に、ボディ3、ボディ
キャップ6、ボール8及びシートリング10で形成され
流路と遮断されたキャビティ12を有するボール弁1に
おいて、キャビティ12を弁の外側50に連通するブリ
ード管25をボディ3の側面中央に備える。更に、ブリ
ード管25は、ボールバルブ32を介してキャビティ1
2を弁の外側50に連通する。
認出来る。 【解決手段】 ガスの流量の調節とガスの遮断を行な
い、外殻を形成するボディ3及びボディキャップ6と、
このボディ3及びボディキャップ6内に保持されたボー
ル8と、ボディ3及びボディキャップ6内に保持されボ
ール8に密着しガスをシールするシートリング10とを
有すると共に、全開又は全閉の時に、ボディ3、ボディ
キャップ6、ボール8及びシートリング10で形成され
流路と遮断されたキャビティ12を有するボール弁1に
おいて、キャビティ12を弁の外側50に連通するブリ
ード管25をボディ3の側面中央に備える。更に、ブリ
ード管25は、ボールバルブ32を介してキャビティ1
2を弁の外側50に連通する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弁に係り、特に、
弁体と弁座の間のシール性能をチェック出来る弁に関す
るものである。
弁体と弁座の間のシール性能をチェック出来る弁に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の弁、例えば特開平9−21022
5号公報に開示されている合成樹脂製ボール弁は、軸方
向に貫通孔を有するボール弁体と、このボール弁体の両
側に互いに対向して配置したシートリング(又は弁座)
と、このシートリングとボール弁体を内部に収容し上部
に弁体を挿入する開口部を有した熱可塑性樹脂製の弁本
体(又は弁箱)と、弁本体上面の開口部をふたする熱可
塑性樹脂製のフタと、フタに装着して弁本体内のボール
弁体に係合する弁棒とからなり、弁棒を操作してボール
弁体を略90度回転すことにより開閉するものである。
5号公報に開示されている合成樹脂製ボール弁は、軸方
向に貫通孔を有するボール弁体と、このボール弁体の両
側に互いに対向して配置したシートリング(又は弁座)
と、このシートリングとボール弁体を内部に収容し上部
に弁体を挿入する開口部を有した熱可塑性樹脂製の弁本
体(又は弁箱)と、弁本体上面の開口部をふたする熱可
塑性樹脂製のフタと、フタに装着して弁本体内のボール
弁体に係合する弁棒とからなり、弁棒を操作してボール
弁体を略90度回転すことにより開閉するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなボール弁に
おいて、ボール弁体とシートリングとの間の流体漏れを
チェックすることは容易でなく、早期発見が困難であっ
た。このため、従来は流体漏れを防止するためにボール
弁を2基直列に設置していた。更に、2基直列に設置す
ることは、設置スペース、設置コストの増大を招き、好
ましくない。
おいて、ボール弁体とシートリングとの間の流体漏れを
チェックすることは容易でなく、早期発見が困難であっ
た。このため、従来は流体漏れを防止するためにボール
弁を2基直列に設置していた。更に、2基直列に設置す
ることは、設置スペース、設置コストの増大を招き、好
ましくない。
【0004】本発明の課題は、流路の途中に設けられ流
体の流量の調節と流体の遮断の内の少なくとも一つを行
なう弁において、弁のシール性能を簡便、容易に且つ確
実に確認出来ることである。
体の流量の調節と流体の遮断の内の少なくとも一つを行
なう弁において、弁のシール性能を簡便、容易に且つ確
実に確認出来ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、流路の途中に設けられ流体の流量の調節と流
体の遮断の内の少なくとも一つを行ない、外殻を形成す
る弁本体と、該弁本体内に保持された弁体と、前記弁本
体内に保持され前記弁体に密着し前記流体をシールする
弁座とを有すると共に、全開又は全閉の時に、前記弁本
体、弁体及び弁座で形成され前記流路と遮断された密閉
空間を有する弁において、前記密閉空間を該弁の外側に
連通する連通管を備えたことである。
本発明は、流路の途中に設けられ流体の流量の調節と流
体の遮断の内の少なくとも一つを行ない、外殻を形成す
る弁本体と、該弁本体内に保持された弁体と、前記弁本
体内に保持され前記弁体に密着し前記流体をシールする
弁座とを有すると共に、全開又は全閉の時に、前記弁本
体、弁体及び弁座で形成され前記流路と遮断された密閉
空間を有する弁において、前記密閉空間を該弁の外側に
連通する連通管を備えたことである。
【0006】全開又は全閉の時に、密閉空間をこの弁の
外側に連通する連通管を備えたことにより、弁体と弁座
のシール部分を介して流路側から密閉空間側に流体が漏
れているかどうかを確認することが出来る。もし、流体
が漏れていれば密閉空間から連通管に流体が流れ込み、
検知することが出来る。この際、連通管に流体を検知す
る検知手段を接続すれば、一層確実に流体の漏れの有無
やその漏洩量を確認することが出来、弁のシール性能を
簡便、容易に且つ確実に確認出来る。
外側に連通する連通管を備えたことにより、弁体と弁座
のシール部分を介して流路側から密閉空間側に流体が漏
れているかどうかを確認することが出来る。もし、流体
が漏れていれば密閉空間から連通管に流体が流れ込み、
検知することが出来る。この際、連通管に流体を検知す
る検知手段を接続すれば、一層確実に流体の漏れの有無
やその漏洩量を確認することが出来、弁のシール性能を
簡便、容易に且つ確実に確認出来る。
【0007】更に、上記弁において、前記連通管は、第
2の弁を介して前記密閉空間を該弁の外側に連通するこ
とである。第2の弁を介して密閉空間を弁の外側に連通
することにより、上記弁の作用に加え、連通管と弁の外
側との間で容易に開閉出来る。
2の弁を介して前記密閉空間を該弁の外側に連通するこ
とである。第2の弁を介して密閉空間を弁の外側に連通
することにより、上記弁の作用に加え、連通管と弁の外
側との間で容易に開閉出来る。
【0008】そして、上記いずれかの弁において、前記
連通管は、前記弁本体の側面中央に設けられたことであ
る。連通管が弁本体の側面中央に設けられたことによ
り、上記いずれかの弁の作用に加え、連通管の取り付け
が容易であると共に、弁全体の小型化が図られ、弁を設
置するピットの容積も小さくなるので経済的である。
連通管は、前記弁本体の側面中央に設けられたことであ
る。連通管が弁本体の側面中央に設けられたことによ
り、上記いずれかの弁の作用に加え、連通管の取り付け
が容易であると共に、弁全体の小型化が図られ、弁を設
置するピットの容積も小さくなるので経済的である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る弁の実施の形
態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、図1〜4にお
いて、同一又は同等部分には同一符号を付けて示す。
態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、図1〜4にお
いて、同一又は同等部分には同一符号を付けて示す。
【0010】図1は、本発明に係る弁の一実施の形態を
示す正面図、図2は、図1の弁の破砕縦断面図である。
示す正面図、図2は、図1の弁の破砕縦断面図である。
【0011】図2に示すように、本実施の形態の弁は流
体がガスの場合のボール弁1であって、主な部材の材質
はポリエチレン(「PE」とも云う、以下同じ)樹脂で
形成されており、流路48の途中に設けられガスの流量
の調節とガスの遮断の双方を行なう。ボール弁1は、外
殻を形成する弁本体としてのボディ3及びボディキャッ
プ6と、このボディ3及びボディキャップ6で形成され
る内部空間に保持され軸方向に貫通孔9を有する弁体と
してのボール8と、上記ボディ3及びボディキャップ6
で形成される内部空間に保持されボール8の両側に互い
に対向して環状に配置されボール8に密着しガスをシー
ルする弁座としてのシートリング10とを有する。
体がガスの場合のボール弁1であって、主な部材の材質
はポリエチレン(「PE」とも云う、以下同じ)樹脂で
形成されており、流路48の途中に設けられガスの流量
の調節とガスの遮断の双方を行なう。ボール弁1は、外
殻を形成する弁本体としてのボディ3及びボディキャッ
プ6と、このボディ3及びボディキャップ6で形成され
る内部空間に保持され軸方向に貫通孔9を有する弁体と
してのボール8と、上記ボディ3及びボディキャップ6
で形成される内部空間に保持されボール8の両側に互い
に対向して環状に配置されボール8に密着しガスをシー
ルする弁座としてのシートリング10とを有する。
【0012】更に、ボール弁1は、ボール8の上部に設
けられた嵌合溝に嵌合しボール8を回動するステム23
と、ステム23の上部に設けられた回り止めに係止しボ
ディ3の上側を覆うキャップ15と、このキャップ15
の基端外側から操作空間であるピット52まで立ち上が
っているサヤ管16と、このサヤ管16の上端をふたす
るピットキャップ17とを有する。そして、ボール弁1
は、ステム23を操作してボール8を略90度回動する
ことにより開閉される。又、ボディ3及びボディキャッ
プ6のそれぞれには袖管24が溶着されている。このボ
ール弁1は、その全開又は全閉の時に、ボディ3、ボデ
ィキャップ6、ボール8及びシートリング10で形成さ
れ流路48と遮断された密閉空間(これを以下「キャビ
ティ12」と云う)を有する。
けられた嵌合溝に嵌合しボール8を回動するステム23
と、ステム23の上部に設けられた回り止めに係止しボ
ディ3の上側を覆うキャップ15と、このキャップ15
の基端外側から操作空間であるピット52まで立ち上が
っているサヤ管16と、このサヤ管16の上端をふたす
るピットキャップ17とを有する。そして、ボール弁1
は、ステム23を操作してボール8を略90度回動する
ことにより開閉される。又、ボディ3及びボディキャッ
プ6のそれぞれには袖管24が溶着されている。このボ
ール弁1は、その全開又は全閉の時に、ボディ3、ボデ
ィキャップ6、ボール8及びシートリング10で形成さ
れ流路48と遮断された密閉空間(これを以下「キャビ
ティ12」と云う)を有する。
【0013】図1に示すように、本実施の形態のボール
弁1は、上記キャビティ12をボール弁の外側50に連
通するブリード管(連通管)25を備えている。ブリー
ド管25は、第2の弁としてのボールバルブ32を介し
てキャビティ12をボール弁の外側50に連通するよう
になされ、且つ、ボディ3の側面中央4に取り付けられ
ている。即ち、ボディ3の側面中央4のキャビティ12
に通ずる連通孔の上に、サービスチー27を溶着し、こ
れに切管28を接続し、更にソケット29を介して立上
管30を接続し、この立上管30にソケット31を介し
てボールバルブ32を取り付けたものである。ボールバ
ルブ32の上端開口部は、通常プラグ33で密閉されて
いる。
弁1は、上記キャビティ12をボール弁の外側50に連
通するブリード管(連通管)25を備えている。ブリー
ド管25は、第2の弁としてのボールバルブ32を介し
てキャビティ12をボール弁の外側50に連通するよう
になされ、且つ、ボディ3の側面中央4に取り付けられ
ている。即ち、ボディ3の側面中央4のキャビティ12
に通ずる連通孔の上に、サービスチー27を溶着し、こ
れに切管28を接続し、更にソケット29を介して立上
管30を接続し、この立上管30にソケット31を介し
てボールバルブ32を取り付けたものである。ボールバ
ルブ32の上端開口部は、通常プラグ33で密閉されて
いる。
【0014】更に、図1、2に示すように、ボール弁1
は、その流路方向両側に、上流側、下流側のガスを放出
出来るガス放散管34を有する。ガス放散管34の取り
付け構造は、略ブリード管25の取り付け構造と同じ
で、袖管24にサドル35を溶着し、これにエルボ36
a、切管37a、エルボ36b及び切管37bを接続
し、更にソケット39を介して立上管40を接続し、こ
の立上管40にソケット41を介してボールバルブ42
を取り付け、このボールバルブ42の上端開口部にプラ
グ43を設けて密閉してある。ボールバルブ32、42
に2点鎖線で表示している符号32a、42aは開閉ハ
ンドルである。
は、その流路方向両側に、上流側、下流側のガスを放出
出来るガス放散管34を有する。ガス放散管34の取り
付け構造は、略ブリード管25の取り付け構造と同じ
で、袖管24にサドル35を溶着し、これにエルボ36
a、切管37a、エルボ36b及び切管37bを接続
し、更にソケット39を介して立上管40を接続し、こ
の立上管40にソケット41を介してボールバルブ42
を取り付け、このボールバルブ42の上端開口部にプラ
グ43を設けて密閉してある。ボールバルブ32、42
に2点鎖線で表示している符号32a、42aは開閉ハ
ンドルである。
【0015】図3は、上記弁1のサポート44部分の要
部平面図である。この図に示すように、先のブリード管
25と二つのガス放散管34とをサヤ管16の外側を囲
むサポート44及び図1、2に示すUボルト、六角ナッ
ト45によって固定している。サポート44は、フラッ
トバーで形成され平面矩形状である。
部平面図である。この図に示すように、先のブリード管
25と二つのガス放散管34とをサヤ管16の外側を囲
むサポート44及び図1、2に示すUボルト、六角ナッ
ト45によって固定している。サポート44は、フラッ
トバーで形成され平面矩形状である。
【0016】上記ボール弁1において、ボディ3、ボデ
ィキャップ6、キャップ15、袖管24、サービスチー
27及びサドル35、エルボ36a、36b、切管2
8、37a、37b、ソケット29、39、立上管3
0、40等はPE製である。又、ボールバルブ32、4
2はステンレス製である。
ィキャップ6、キャップ15、袖管24、サービスチー
27及びサドル35、エルボ36a、36b、切管2
8、37a、37b、ソケット29、39、立上管3
0、40等はPE製である。又、ボールバルブ32、4
2はステンレス製である。
【0017】以上の構造を有する本実施の形態のボール
弁1は、次のように作用する。即ち、ボール弁1の全開
又は全閉の時に、キャビティ12をこのボール弁の外側
50に連通するブリード管25を備えたことにより、ボ
ール8とシートリング10のシール部分を介してブリー
ド管25に流路48からガスが漏れているかどうかを確
認することが出来る。この際、ブリード管25にガスを
検知する検知手段を接続すれば、一層確実にガスの漏れ
の有無やその漏洩量を確認することが出来、弁のシール
性能を簡便、容易に確認出来る。
弁1は、次のように作用する。即ち、ボール弁1の全開
又は全閉の時に、キャビティ12をこのボール弁の外側
50に連通するブリード管25を備えたことにより、ボ
ール8とシートリング10のシール部分を介してブリー
ド管25に流路48からガスが漏れているかどうかを確
認することが出来る。この際、ブリード管25にガスを
検知する検知手段を接続すれば、一層確実にガスの漏れ
の有無やその漏洩量を確認することが出来、弁のシール
性能を簡便、容易に確認出来る。
【0018】更に、ボールバルブ32を介してキャビテ
ィ12をボール弁の外側50に連通することにより、ブ
リード管25とボール弁の外側50との間で容易に開閉
出来る。ブリード管25がボディ3の側面中央4に設け
られたことにより、ブリード管25の取り付けが容易で
あると共に、弁全体の小型化が図られる。更に、ボディ
3の側面中央4に付けることにより、輪荷重(道路上を
通る車両からの荷重)や地震による配管系からの外力に
よる撓みや曲げ応力を受けにくいので使用上安全であ
る。
ィ12をボール弁の外側50に連通することにより、ブ
リード管25とボール弁の外側50との間で容易に開閉
出来る。ブリード管25がボディ3の側面中央4に設け
られたことにより、ブリード管25の取り付けが容易で
あると共に、弁全体の小型化が図られる。更に、ボディ
3の側面中央4に付けることにより、輪荷重(道路上を
通る車両からの荷重)や地震による配管系からの外力に
よる撓みや曲げ応力を受けにくいので使用上安全であ
る。
【0019】ボール弁1は、埋設用であるので弁操作部
は、ピット52に出ているが、その胴に連通孔を設けて
ブリード管25を付けるので、ピット52の寸法上も小
さくなり、ピットの容積を小さく出来る。
は、ピット52に出ているが、その胴に連通孔を設けて
ブリード管25を付けるので、ピット52の寸法上も小
さくなり、ピットの容積を小さく出来る。
【0020】尚、図1、2において2点鎖線53は、ピ
ット52の内側壁を示し、2点鎖線54から矢印55で
示す上の部分は、現場取付け範囲を示す。
ット52の内側壁を示し、2点鎖線54から矢印55で
示す上の部分は、現場取付け範囲を示す。
【0021】図4は、本発明に係る弁の作用を説明する
弁の簡略図である。ボール弁1は、この場合全閉の状態
にあり、図の左側が上流側、右側が下流側であるものと
する。ブリード管25をこのキャビティ12と連通する
ことにより、ボール8とシートリング10との間のシー
ル性能をチェック(上流側流路48a側からキャビティ
12側への漏れ49の検知又は下流側流路48b側から
キャビティ12側への漏れ49の検知)が出来る。即
ち、 (1) ボールの貫通孔9及びこれに通ずるキャビティ12
の内圧をブリード管25により放出しゼロ圧にしてお
く。
弁の簡略図である。ボール弁1は、この場合全閉の状態
にあり、図の左側が上流側、右側が下流側であるものと
する。ブリード管25をこのキャビティ12と連通する
ことにより、ボール8とシートリング10との間のシー
ル性能をチェック(上流側流路48a側からキャビティ
12側への漏れ49の検知又は下流側流路48b側から
キャビティ12側への漏れ49の検知)が出来る。即
ち、 (1) ボールの貫通孔9及びこれに通ずるキャビティ12
の内圧をブリード管25により放出しゼロ圧にしてお
く。
【0022】(2) ブリード管25にガス漏れ(これを「越
しガス」と云う)したかを確認する。この際、ブリード管
25をガスの検知装置に接続しておけば精度高く検知出
来る。
しガス」と云う)したかを確認する。この際、ブリード管
25をガスの検知装置に接続しておけば精度高く検知出
来る。
【0023】又、本ボール弁1は、ガス放散管34を利
用して、ガスを止めずにボール弁1の遮断テストも出来
る。
用して、ガスを止めずにボール弁1の遮断テストも出来
る。
【0024】次に、本ボール弁1の特徴を更に挙げる。
【0025】(1) ブリード管により越しガスの早期発見
が可能である。
が可能である。
【0026】(2) 市販のPE継手(例えば、三井化学工
業(株)製 ポリエチレン管三井PEガス導管システムの
HFサービスチー)を使用しているので、経済的であ
る。
業(株)製 ポリエチレン管三井PEガス導管システムの
HFサービスチー)を使用しているので、経済的であ
る。
【0027】(3) 低圧ガス配管網に接続可能である。特
に、PE管であれば容易に接続することが可能である。
に、PE管であれば容易に接続することが可能である。
【0028】(4) 従来は越しガスを防止するために弁を
2基設置する必要があった。しかし、このボール弁1を
使用することにより、1基で越しガスを防止することが
出来、設置スペースの縮小、材料コストの削減が図れ
る。
2基設置する必要があった。しかし、このボール弁1を
使用することにより、1基で越しガスを防止することが
出来、設置スペースの縮小、材料コストの削減が図れ
る。
【0029】(5) 放散管(バイパス管)を取り付けたこ
とにより、パージ作業が容易に出来る。
とにより、パージ作業が容易に出来る。
【0030】
【発明の効果】本発明の弁によれば、弁のシール性能を
簡便、容易に且つ確実に確認出来る。
簡便、容易に且つ確実に確認出来る。
【図1】本発明に係る弁の一実施の形態を示す正面図で
ある。
ある。
【図2】図1の弁の破砕縦断面図である。
【図3】図1、2の弁のサポート部分の要部平面図であ
る。
る。
【図4】本発明に係る弁の作用を説明する弁の簡略図で
ある。
ある。
1 ボール弁(弁) 3 ボディ(弁本体) 4 側面中央 8 ボール(弁体) 10 シートリング(弁座) 12 キャビティ(密閉空間) 25 ブリード管(連通管) 32 ボールバルブ(第2の弁) 48、48a、48b 流路 50 弁の外側
Claims (3)
- 【請求項1】 流路の途中に設けられ流体の流量の調節
と流体の遮断の内の少なくとも一つを行ない、外殻を形
成する弁本体と、該弁本体内に保持された弁体と、前記
弁本体内に保持され前記弁体に密着し前記流体をシール
する弁座とを有すると共に、全開又は全閉の時に、前記
弁本体、弁体及び弁座で形成され前記流路と遮断された
密閉空間を有する弁において、前記密閉空間を該弁の外
側に連通する連通管を備えたことを特徴とする弁。 - 【請求項2】 請求項1において、前記連通管は、第2
の弁を介して前記密閉空間を該弁の外側に連通すること
を特徴とする弁。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、前記連通管
は、前記弁本体の側面中央に設けられたことを特徴とす
る弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30540297A JPH11141733A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30540297A JPH11141733A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11141733A true JPH11141733A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17944704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30540297A Pending JPH11141733A (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | 弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11141733A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009036250A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Maezawa Kyuso Industries Co Ltd | 逆流防止止水栓と逆止弁ユニット |
JP2019210953A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | コスモ工機株式会社 | 制流装置 |
-
1997
- 1997-11-07 JP JP30540297A patent/JPH11141733A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009036250A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Maezawa Kyuso Industries Co Ltd | 逆流防止止水栓と逆止弁ユニット |
JP2019210953A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | コスモ工機株式会社 | 制流装置 |
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