JP2641613B2 - 作業車の操向操作構造 - Google Patents

作業車の操向操作構造

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JP2641613B2 JP2310405A JP31040590A JP2641613B2 JP 2641613 B2 JP2641613 B2 JP 2641613B2 JP 2310405 A JP2310405 A JP 2310405A JP 31040590 A JP31040590 A JP 31040590A JP 2641613 B2 JP2641613 B2 JP 2641613B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クローラ式や片側4輪等の多輪式の走行装
置を左右一対備えた作業車の操向操作構造に関する。
〔従来の技術〕
前述のような作業車の一つとして、クローラ式の走行
装置を左右一対備えたコンバインがあり、その操向系の
構造の一例が実開平1−106642号公報に開示されてい
る。
この構造では、走行装置の入力用のサイドギヤ(前記
公報の(3R),(3L)の各々に対して、前進用の正転動
力を伝達可能な咬合式のサイドクローラ(前記公報の
(CR),(CL))と、サイドギヤを制動可能な多板摩擦
式のサイドブレーキ(前記公報の(BR),(BL))とを
設けている。
従って、左右のサイドクラッチを入り操作した直進状
態から、例えば右のサイドクラッチを切り操作すると伝
動が断たれて右の走行装置が自由回転状態となり、機体
は緩やかに右に向きを変える。その後、右のサイドブレ
ーキを入り操作すれば、右の走行位置に制動が掛かり機
体は右に信地旋回していくのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のようなサイドクラッチ及びサイドブレーキを用
いての2段階の旋回は、作業地が比較的乾いた条件のよ
い場合に可能となるものである。
これに対し水の多い湿田等のように、地面からの走行
抵抗の非常に大きい作業地では、一方のサイドクラッチ
を切り操作した場合には、地面からの走行抵抗により一
方の走行装置が停止してしまうような状態となる。これ
では、先のサイドブレーキを入り操作したのと略同じよ
うな状態となって機体が大きく向きを変えてしまうの
で、サイドクラッチを切り操作して機体の向きを僅かに
変えると言うような操向操作は、実質的に不可能となっ
てしまう。
本発明は湿田等の走行抵抗の大きな作業地において
も、機体の向きを僅かに変える操行操作や、機体の向き
を大きく変える操向操作が自由に行えるような構成を得
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は以上のような作業車の操向操作構造に
おいて、次のように構成することにある。つまり、 〔A〕前記走行装置の入力用のサイドギヤの各々に対し
て、前進用の正転動力を伝達可能な油圧多板摩擦式の前
進クラッチと、入り操作で伝動状態となり切り操作で非
伝動状態となる選択クラッチとを設ける。
〔B〕左右に操作自在な人為操作具を備えて、この人為
操作具の中立位置にて前記前進クラッチが入り状態で、
前記選択クラッチが切り状態となるように設定する。
〔C〕前記人為操作具を中立位置から一方の所定位置に
操作すると、前記前進クラッチが入り状態から切り状態
となるまで伝動トルクが連続的に低下して行くように、
前記前進クラッチ用の圧力調節機構と人為操作具とを連
係する。
〔D〕前記人為操作具を前記所定位置からさらに操作す
ると、前記選択クラッチが切り状態から入り状態となる
まで伝動トルクが連続的に上昇して行くように、前記選
択クラッチ用の圧力調節機構と人為操作具とを連係す
る。
〔E〕前記選択クラッチの伝動上手側部に対して逆転伝
動を伝える状態と、該選択クラッチの伝動上手部を係止
固定する状態とに切り換え自在な切換手段を備えてあ
る。
〔作 用〕
上記特徴によると、人為操作具を中立位置に操作して
いると左右の前進クラッチが入り状態となって、機体は
直進する。そして、人為操作具を右又は左に操作して行
くと、圧力調節機構により前進クラッチの伝動トルクが
連続的に低下操作されて行き、人為操作具を所定位置に
まで操作すると、一方の走行装置への伝動が断たれた状
態となる。
つまり、サイドクラッチを入り切り操作する従来構造
のように一方の走行装置への伝動を突然断つのではな
く、本発明では人為操作具の操作位置に応じて、伝動ト
ルクを連続的に低下操作しながら伝動の遮断状態に至っ
ている。このように、低伝動トルクであっても一方の走
行装置を駆動していれば、走行抵抗の大きな作業地にお
いても一方の走行装置が停止することなく、他方の走行
装置よりも低速で駆動される。
これにより、機体は左右の走行装置の速度差に応じた
旋回半径で向きを変えていくのであり、前述のように伝
動トルクを変化させることにより、向き変更の旋回半径
を任意に調節できるのである。
そして、切換手段によって選択クラッチの伝動上手部
を係止固定する状態に設定してある場合には、人為操作
具を前述の所定位置からさらに操作していくと、次は一
方の走行装置の選択クラッチからの制動トルクが連続的
に上昇操作されて行き、一方の走行装置に徐々に制動が
掛かっていく。これにより、機体は徐々に信地旋回状態
に入って行き、前述の中立位置から所定位置までの範囲
よりも小半径で旋回するものとなり、この旋回時に人為
操作具の操作位置に応じて制動トルクを変化させること
により、信地旋回の半径を任意に調節できるのである。
又、切換手段によって選択クラッチの伝動上手部に対
して逆転動力を伝える状態にしてある場合には、人為操
作具を所定位置からさらに操作していくと、一方の走行
装置の逆転クラッチの伝動トルクが連続的に上昇操作さ
れて行き、一方の走行装置が徐々に逆転駆動されてい
く。これにより、機体は徐々に超信地旋回状態での旋回
を開始し、この旋回時に人為操作具の操作位置に応じて
逆転動力の伝動トルクを変化させることにより、超信地
旋回の半径を任意に調節できるのである。
〔発明の効果〕
以上のように、単純に走行装置への伝動を断つのでは
なく、正転の伝動トルクを連続的に低下させ、次に予め
選択された制動トルク又は逆転の伝動トルクを連続的の
何れかを上昇させるように構成することにより、走行抵
抗の大きな作業地においても、大小の所望の旋回半径に
て旋回が行えるようになって、作業車の操向操作性の向
上を図ることができた。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は作業車の1つであるコンバインの走行系のミ
ッションケース(8)内の構造を示しており、エンジン
(図外)からの動力がテンションクラッチを備えたベル
ト伝動機構(図示せず)を介して静油圧式無段変速装置
(1)の入力プーリ(2)に伝達されると共に、静油圧
式無段変速装置(1)の出力軸(3)からの動力が第1
伝動軸(4)、ワンウェイクラッチ(5)及び出力プー
リー(7)を介して刈取部(図示せず)に伝達されて行
く。
第1伝動軸(4)からの動力は第1ギヤ(9)及び第
2ギヤ(10)を介して第2伝動軸(11)に伝達さる。こ
の第2伝動軸(11)と第3伝動軸(15)との間には第
1、2、3油圧クラッチ(6),(12),(13)及びギ
ヤ等にて副変速装置(14)が構成されており、第1、
2、3油圧クラッチ(6),(12),(13)を択一的に
入り操作することにより、動力を高中低の3段に変速で
きるのであり、この動力は低速ギヤ(16)に咬合する第
3ギヤ(19)に伝達される。
第3ギヤ(19)を支持する支持軸(20)には左右一対
のサイドギヤ(21)が相対回転自在に外嵌されると共
に、左右の車軸(22)の入力ギヤ(23)が左右のサイド
ギヤ(21)に常時咬合している。そして、左右のサイド
ギヤ(21)と第3ギヤ(19)との間の各々に、油圧多板
摩擦式の前進クラッチ(25)が設けられている。これに
より、右又は左の前進クラッチ(25)を入り切り操作す
ることによって、クローラ式の走行装置(24)に対し直
進用の正転動力の伝動及び遮断操作を行うのである。
次に一方の走行装置(24)に制動を掛ける構造につい
て説明する。第2図に示すように、支持軸(20)に左右
一対の第4ギヤ(26)が相対回転自在に外嵌されると共
に、第4伝動軸(27)に外嵌された左右一対の第5ギヤ
(29)が各々左右の第4ギヤ(26)に咬合している。そ
して、第4伝動軸(27)と左右の第5ギヤ(29)との間
の各々に、油圧多板摩擦式の選択クラッチ(30)が設け
られている。これに対して、第4伝動軸(27)にシフト
部材(17)(切換手段に相当)がスプライン構造にてス
ライド操作自在に支持されている。
以上の構造により、ミッションケース(8)の内壁に
固定された係止部(18)にシフト部材(17)を係合させ
ると、第4伝動軸(27)が固定された状態となる。この
状態で、一方の選択クラッチ(30)を入り操作すると、
一方の走行装置(24)に制動を掛けることができる。そ
して、これが信地旋回状態である。
次に一方の走行装置(24)を逆転駆動する構造につい
て説明する。第2図に示すように、第3伝動軸(15)の
第7ギヤ(28)に咬合する第8ギヤ(31)が第4伝動軸
(27)に相対回転自在に外嵌されるている。この構造に
よって、シフト部材(17)を係止部(18)から分離し第
8ギヤ(31)に咬合させた状態で、一方の選択クラッチ
(30)を入り操作すると第8ギヤ(31)からの動力が逆
転状態で、且つ、1/2に減速されて一方の走行装置(2
4)に伝達されて行くのである。そして、これが超信地
旋回状態である。
次に前進クラッチ(25)及び選択クラッチ(30)に対
する油圧回路について説明する。第1図に示すように、
ポンプ(32)からの作動油が、一対の常開型の第1可変
リリーフ弁(33)(圧力調節機構に相当)を介して、左
右の前進クラッチ(25)に並列的に供給されると共に、
左右の前進クラッチ(25)の排油路(34)にパイロット
式で3位置切換式の開閉弁(35)が接続されている。
又、ポンプ(32)からの油路(36)に常閉型のパイロッ
ト式の開閉弁(37)が設けられている。さらに、開閉弁
(37)の下手順に、選択クラッチ(30)用の切換弁(3
8)及び第2可変リリーフ弁(39)(圧力調節機構に相
当)が接続されている。
次に第1及び第2可変リリーフ弁(33),(39)、切
換弁(38)の操作構造について説明する。第1図に示す
ように機体の操縦部に、左右に操作自在な操作レバー
(40)(人為操作具に相当)が備えられ、この操作レバ
ー(40)にプッシュプルワイヤ(41)が接続されてい
る。第1可変リリーフ弁(33)を閉側に操作する一対の
揺動式の操作アーム(42)が設けられ、プッシュプルワ
イヤ(41)の他端部(41a)が左右の操作アーム(42)
に狭まれている。又、長孔(43a)の作用によりプッシ
ュプルワイヤ(41)が設定以上に伸縮操作されると、こ
れに伴って揺動操作される操作部(43)が設けられ、こ
の操作部(43)と切換弁(38)とが機械的に連係されて
いる。そして、第2可変リリーフ弁(39)も操作レバー
(40)と機械的に連係されている。
第1図に示す状態は、第2図のシフト部材(17)を係
止部(18)に係合させて選択クラッチ(30)をサイドブ
レーキとして機能させる状態であり、操作レバー(40)
を中立位置(N)に操作している状態である。この状態
でポンプ(32)からの作動油が、第1可変リリーフ弁
(33)から左右の前進クラッチ(25)に供給され、開閉
弁(35)により前進クラッチ(25)の両排油路(34)が
閉じられているので、左右の前進クラッチ(25)が入り
状態となっている。これに対し、開閉弁(37)が閉じて
いるので選択クラッチ(30)は切り状態となっている。
これにより、機体は直進状態となっている。
この状態から操作レバー(40)を例えば右に操作して
いく、プッシュプルワイヤ(41)の押し作用により、右
の操作アーム(42)により右の第1可変リリーフ弁(3
3)が徐々に閉操作されて行き、第3図に示すように右
の前進クラッチ(25)の圧力、つまり伝動トルクが操作
レバー(40)の操作位置に応じて徐々に低下して行く。
そして、操作レバー(40)を右の所定位置(R1)にま
で操作すると右の第1可変リリーフ弁(33)が完全に閉
操作されて、前進クラッチ(25)の圧力が略零になって
開閉弁(37)が開くと共に、操作部(43)により切換弁
(38)が右の選択クラッチ(30)への作動油の供給位置
(38a)に切り換え操作される。この場合、切換弁(3
8)からのパイロット圧により、開閉弁(35)が右の排
油路(34)をアンロードし、左の排油路(34)を遮断す
る位置(35a)に切り換え操作される。しかし、第2可
変リリーフ弁(39)が開位置にあるので、右の選択クラ
ッチ(30)は切り状態となっている。
この右の所定位置(R1)から操作レバー(40)ををさ
らに右側に操作して行くと、第2可変リリーフ弁(39)
が徐々に閉側に操作されて行く。これにより、第3図に
示すように右の選択クラッチ(30)(図中には逆転クラ
ッチ(30)と記載)の圧力、つまり制動トルクが操作レ
バー(40)の操作位置に応じて徐々に上昇して右の走行
装置(24)に制動が掛かって行き、機体が右に信地旋回
して行く。
次に、第2図のシフト部材(17)を係止部(18)から
外し、第8ギヤ(31)に咬合させる。この状態で操作レ
バー(40)を中立位置(N)から例えば右の所定位置
(R1)に操作して行けば、前述と同様に右の前進クラッ
チ(25)の圧力、つまり伝動トルクが徐々に低下して行
く。
そして、この右の所定位置(R1)から操作レバー(4
0)ををさらに右側に操作して行くと、第2可変リリー
フ弁(39)が徐々に閉側に操作されて行く。これによ
り、第3図に示すように右の選択クラッチ(30)の圧
力、つまり逆転の伝動トルクが徐々に上昇して右の走行
装置(24)が逆転駆動されて行き、機体が右に超信地旋
回して行くのである。
〔別実施例〕
第2図に示す構造では副変速装置(14)を3組の油圧
クラッチにより構成したが、第4図に示すようにシフト
ギヤ(44)を第2伝動軸(11)にスプライン構造にて取
り付け、このシフトギヤ(44)をスライド操作するギヤ
変速式に構成してもよい。
第1図の油圧回路に替えて第5図に示すように、前進
クラッチ(25)用の電磁操作式の切換弁(45)、及び逆
転クラッチ(30)(選択クラッチに相当)用の電磁操作
式の切換弁(46)を備える。そして、前進及び逆転クラ
ッチ(25),(30)に対し電磁操作式の開閉弁(47),
(48)(圧力調節機構に相当)を設けると共に、第1図
の操作レバー(40)の操作位置に応じて開閉弁(47),
(48)を高速で開閉操作して流量制御(所謂、デューテ
ィ制御)を行い、伝動及び制動トルクを変更操作しても
よい。
第5図の油圧回路に替えて第6図に示すように切換弁
(45),(46)を装備せずに、ポンプ(32)に、高速で
開閉操作して流量制御が可能な4組の開閉弁(47),
(48)(圧力調節機構に相当)を並列に接続すると共
に、各開閉板(47),(48)に前進クラッチ(25)及び
逆転クラッチ(30)(選択クラッチに相当)を接続する
構造としてもよい。
前進クラッチ(25)及び選択クラッチ(30)として、
第7図に示すような構造のものを備えてもよい。つま
り、第3ギヤ(19)と左右のサイドギヤ(21)の間に多
板摩擦式の前進クラッチ(25)を設け、左右のサイドギ
ヤ(21)と第4ギヤ(26)の間に選択クラッチ(30)を
設けた構造である。そして、第4伝動軸(27)のシフト
部材(17)をスライド操作することにより、左右の第4
ギヤ(26)に逆転動力を伝達するか、第4ギヤ(26)を
固定するかの切り換えを行う。
この場合、前進及び選択クラッチ(25),(30)は第
2図のような型式ではなく、サイドギヤ(21)を左右の
スライド操作してサイドギヤ(21)により前進及び選択
クラッチ(25),(30)の摩擦板を押圧して、これを入
り操作する構成となっている。
そして、左右のサイドギヤ(21)のスライド操作は第
8図に示すように、左右一対の複動型の油圧シリンダ
(49)により操作アーム(50)によって行う。この場
合、油圧シリンダ(49)はバネ(49a)により収縮側、
つまり前進クラッチ(25)の入り側に付勢されており、
第1可変リリーフ弁(33)を閉側に操作して油圧シリン
ダ(49)を伸長させて、前進クラッチ(25)の伝動トル
クを低下させていく。第2可変リリーフ弁(39)を閉側
に操作して油圧シリンダ(49)をさらに伸長させて、選
択クラッチ(30)の制動又は逆転の伝動トルクを上昇さ
せていくのである。
以上の実施例はクローラ式の走行装置を左右一対備え
た型式であるが、本発明は片側6輪又は片側8輪等の多
輪式の走行装置を備えた作業車にも適用できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る作業車の操向操作構造の実施例を示
し、第1図は前進及び選択クラッチの油圧回路、並びに
操作系を示す図、第2図はミッションケースの概略正面
図、第3図は前進及び選択クラッチの圧力と操作レバー
の操作位置との関係を示す図、第4図は第1別実施例に
おけるミッションケースの部分概略正面図、第5図は第
2別実施例における油圧回路図、第6図は第3別実施例
における油圧回路図、第7図は第4別実施例におけるミ
ッションケースの概略正面図、第8図は第4別実施例に
おける油圧回路図である。 (17)……切換手段、(21)……サイドギヤ、(24)…
…走行装置、(25)……前進クラッチ、(30)……選択
クラッチ、(33),(47)……前進クラッチ用の圧力調
節機構、(39),(48)……選択クラッチ用の圧力調節
機構、(40)……人為操作具、(N)……中立位置、
(R1),(L1)……所定位置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右一対の走行装置(24),(24)を備え
    た作業車の操向操作構造であって、下記の〔A〕〜
    〔E〕に記載の構成を備えている作業車の操向操作構
    造。 〔A〕前記走行装置(24),(24)の入力用のサイドギ
    ヤ(21)の各々に対して、前進用の正転動力を伝達可能
    な油圧多板摩擦式の前進クラッチ(25)と、入り操作で
    伝動状態となり切り操作で非伝動状態となる選択クラッ
    チ(30)とを設ける。 〔B〕左右に操作自在な人為操作具(40)を備えて、こ
    の人為操作具(40)の中立位置(N)にて前記前進クラ
    ッチ(25)が入り状態で、前記選択クラッチ(30)が切
    り状態となるように設定する。 〔C〕前記人為操作具(40)を中立位置(N)から一方
    の所定位置(R1),(L1)に操作すると、前記前進クラ
    ッチ(25)が入り状態から切り状態となるまで伝動トル
    クが連続的に低下して行くように、前記前進クラッチ
    (25)用の圧力調節機構(33),(47)と人為操作具
    (40)とを連係する。 〔D〕前記人為操作具(40)を前記所定位置(R1),
    (L1)からさらに操作すると、前記選択クラッチ(30)
    が切り状態から入り状態となるまで伝動トルクが連続的
    に上昇して行くように、前記選択クラッチ(30)用の圧
    力調節機構(39),(48)と人為操作具(40)とを連係
    する。 〔E〕前記選択クラッチ(30)の伝動上手側部に対して
    逆転伝動を伝える状態と、該選択クラッチ(30)の伝動
    上手部を係止固定する状態とに切り換え自在な切換手段
    (17)を備えてある。
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JPH0774009B2 (ja) * 1988-08-04 1995-08-09 株式会社クボタ 作業車
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