JPH04113977A - 作業車の操向操作構造 - Google Patents

作業車の操向操作構造

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JPH04113977A
JPH04113977A JP23496990A JP23496990A JPH04113977A JP H04113977 A JPH04113977 A JP H04113977A JP 23496990 A JP23496990 A JP 23496990A JP 23496990 A JP23496990 A JP 23496990A JP H04113977 A JPH04113977 A JP H04113977A
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hydraulic clutch
pressure increase
handbrake
gear
operated
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JP23496990A
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Teruo Minami
照男 南
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クローラ式や多輪式の走行装置を左右一対備
えた作業車の操向操作構造に関する。
〔従来の技術〕
前述のような作業車の一例として、クローラ式の走行装
置を装備したコンバインかある。このようなコンバイン
においては例えは実開平268272号公報に開示され
ているように、選択された一方の走行装置に制動を掛け
る油圧操作式のサイドブレーキ(前記公報の(28))
と、選択された一方の走行装置に逆転動力を伝達可能な
油圧クラッチ(前記公報の(30))とを備えているも
のかある。
これにより、サイドブレーキにて一方の走行装置に制動
を掛けることにより信地旋回か行えるのであり、油圧ク
ラッチにより一方の走行装置を逆転駆動することによっ
て、さらに小半径で旋回が可能な超信地旋回か行えるの
である。
〔発明が解決しようとする課題〕
コンバインか走行する水田は泥の硬軟や水の多少により
、表面の状態が大きく変化する。従って、水が多く表面
の泥が非常に軟らかい超湿田において一方の走行装置を
逆転駆動させて超信地旋回を行おうとした場合、クロー
ラか表面の泥を掘ってしまい機体が下にもぐり込んでし
まうような状態か生ずる。
逆に、水が少なく表面の泥が非常に固い水田や舗装路等
において、一方の走行装置に制動を掛けた場合、制動側
の走行装置かスリップしてうまく信地旋回できない場合
か生ずる。
ここで本発明は作業車か走行する作業地の状態に関係な
(、うまく旋回及び操向操作か行えるようにすることを
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は、左右一対の走行装置を備えた作業車の
操向操作構造において次のように構成することにある。
つまり、 ■〔イ〕前記走行装置のうちの選択された一方に制動を
掛ける油圧操作式のサイトブレーキを備える。
〔口〕前記走行装置のうちの選択された一方に逆転動力
を伝達可能な油圧クラッチを備える。
〔ハ〕前記サイドブレーキ及び油圧クラッチへの入り操
作用の作動油供給系に昇圧調節機構を設ける。
〔二〕人為操作用の操作レバーの操作位置に対応して前
記昇圧調節機構により、前記サイドブレーキ及び油圧ク
ラッチへの入り操作用の圧力か上昇操作されて行くよう
に、前記操作レバーと昇圧調節機構とを連係する。
〔ホ〕前記サイドブレーキか作動可能て前記油圧クラッ
チか作動不可の第1状態と、サイドブレーキか作動不可
で油圧クラッチが作動可能な第2状態とに切換可能な切
換手段を備える。
〔へ〕前記切換手段の第1状態での前記操作レバーの単
位操作量に対するサイドブレーキの昇圧比と、切換手段
の第2状態での操作レバーの単位操作量に対する油圧ク
ラッチの昇圧比とにおいて、サイドブレーキの昇圧比よ
りも油圧クラッチの昇圧比の方が大となるように、前記
昇圧調節機構と切換手段とを連係する。
■〔ト〕前記走行装置のうちの選択された一方に逆転動
力を伝達可能な油圧クラッチを備える。
〔チ〕前記油圧クラッチの伝動上手側部に逆転動力を伝
達する状態と、この伝動上手側部を係止固定する状態と
に切換可能なシフト部材を備える。
〔す〕前記油圧クラッチへの入り操作用の作動油供給系
に昇圧調節機構を設ける。
〔ヌ〕人為操作用の操作レバーの操作位置に対応して前
記昇圧調節機構により、前記油圧クラッチへの入り操作
用の圧力が上昇操作されて行くように、前記操作レバー
と昇圧調節機構とを連係する。
〔ル〕前記シフト部材を係止固定側に操作しての前記操
作レバーの単位操作量に対する油圧クラッチの昇圧比よ
りも、シフト部材を逆転伝動側に操作しての操作レバー
の単位操作量に対する油圧クラッチの昇圧比か大となる
ように、シフト部材と昇圧調節機構を連係する。
〔作 用〕
(i)前項■のように構成すれば、軟弱な作業地ではサ
イドブレーキか作動可能な第1状態に切換えればよい。
このように、一方の走行装置を逆転できないようにして
、機体のもぐり込みをある程度避けることかできる。
軟弱な作業地では地面から走行装置に掛かる抵抗は非常
に大きいので、一方の走行装置に制動を少し掛けたつも
りでも、この走行装置か停止して小回りし過ぎる場合か
ある。この場合、サイドブレーキの昇圧比が小になり操
作レバーの操作量の割に、サイドブレーキの入り操作用
の圧力があまり上昇しないように設定される。従って、
操作レバーによりサイドブレーキの制動具合を微妙に調
節して、一方の走行装置を制動が掛かりなから回転する
状態から略完全に停止する状態に亘り変更して、旋回半
径の微妙な調節が行える。
逆に固い作業地では逆転用の油圧クラッチか作動可能な
第2状態に切換える。これにより、滑り易く固い作業地
状態でも走行装置を逆転駆動してやれば、走行装置のス
リップか少なくなり的確に旋回が行える。
この場合、逆転用の油圧クラッチの昇圧比か大にぬり操
作レバーの操作量の割に、油圧クラッチの入り操作用の
圧力が早く上昇するように設定される。従って、操作レ
バーを操作し始めると比較的早く油圧クラッチが入り状
態となり、遅れなく旋回が行われるのである。
(ii)前項■のように構成すると、シフト部材によっ
て油圧クラッチに逆転動力か伝達される状態にすれば、
この油圧クラッチを入り操作することにより一方の走行
装置を逆転駆動できる。又、シフト部材により油圧クラ
ッチの伝動上手側部を係止固定してやると、この油圧ク
ラッチを入り操作することにより一方の走行装置に制動
を掛けることができる。
これにより、油圧クラッチか逆転動力を伝達する機能と
サイドブレーキの機能を持つことになるので、前項■の
ような専用のサイドブレーキが不要になる。
そして、油圧クラッチの昇圧比を変更することにより、
前項■のような一方の走行装置に制動を掛けての旋回半
径の微妙な調節、並びに一方の走行装置を遅れなく逆転
駆動する機能はそのまま備えている。
〔発明の効果〕
以上のように、作業地の状態に応じてサイドブレーキが
作動可能な状態、又は逆転用の油圧クラッチが作動可能
な状態を選択できるようになり、機体のもぐり込みや旋
回内側の走行装置のスリップ等を少なくすることができ
た。そして、サイドブレーキを用いての旋回時に、サイ
ドブレーキの制動具合を変更しての旋回半径の微妙な調
節か容易に行えるようになり、又、方の走行装置を遅れ
なく逆転駆動できるようになって旋回及び操向性能の向
上を図ることかできた。
そして、油圧クラッチをサイドブレーキ用及び逆転伝動
用に兼用することも可能になって、構造の簡素化も図る
ことができた。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基ついて説明する。
第2図は作業車の1っであるコンバインの走行系のミヅ
ションケース(8)内の構造を示しており、エンジン(
図外)からの動力かテンションクラッチを備えたベルト
伝動機構(図示せず)を介して静油圧式無段変速装置(
1)の入カブーリー(2)に伝達されると共に、静油圧
式無段変速装置(1)の出力軸(3)からの動力か第1
ギヤ対(9)からワンウェイクラッチ(5)、第1伝動
軸(4)及び出力ブーリ−(7)を介して、第4図に示
す刈取部(6)に伝達されて行く。
第1ギヤ対(9)からの動力が第2ギヤ(10)を介し
て第2伝動軸(11)に伝達され、この第2伝動軸(]
1)に第1高速ギヤ(12)か相対回転自在に外嵌され
ると共に、シフトギヤ(14)かスプライン構造にてス
ライド自在に外嵌されている。これに対し、第3伝動軸
(15)には第2高速ギヤ(16)及び低速ギヤ(17
)か固定され、第1高速ギヤ(12)が第2高速ギヤ(
16)に咬合している。さらに、第3伝動軸(]5)に
は中速ギヤ(]8)か固定されている。
以上の構造によりシフトギヤ(14)をスライド操作し
て第1高速ギヤ(12)、中速ギヤ(18)、低速ギヤ
(17)に咬合させることにより、動力を高中低の3段
に変速できるのであり、この動力は中速ギヤ(18)に
咬合する第3ギヤ(19)に伝達される。
第3ギヤ(19)を支持する支持軸(20)には右サイ
ドギヤ(21R)及び左サイドギヤ(21L)か相対回
転自在に外嵌されると共に、左右の車軸(22L)。
(22R)の入力ギヤ(23R)、 (23L)が左右
サイドギヤ(21L)、 (21R)に常時咬合してい
るのである。
これにより、右又は左サイドギヤ(21R)、 (21
L)を第3ギヤ(19)に対しスライド操作し咬合・離
間させて、第4図に示すクローラ式の走行装置(24)
の駆動スプロケット(24a)に対し動力伝達の大切操
作を行うのであり、第3ギヤ(19)と左右サイドギヤ
(21L)、 (21R)との間でサイドクラッチ(2
5R)、 (25L)か構成されている。
次に一方の車軸(22R)又は(22L)に制動を掛け
る構造jこついて説明する。第2図に示すように、支持
軸(20)に右第4ギヤ(26R)及び左第4ギヤ(2
6L)が相対回転自在にベアリング支持されると共に、
第4伝動軸(27)に固定された1対の第5ギヤ(29
)か右第4ギヤ(26R)及び左第4ギヤ(26L)に
咬合している。そして、第4伝動軸(27)の一端に多
板油圧操作式のサイドブレーキ(28)か設けられてい
る。これにより、右サイドギヤ(21R)又は左サイド
ギヤ(21L)を第3ギヤ(19)より離間させ右第4
ギヤ(26R)又は左第4ギヤ(26L)に咬合させる
と共に、サイドブレーキ(28)を入り操作することに
よって、一方の車軸(22R)又は(22L)に制動を
掛けることかできる。そして、これか信地旋回状態であ
る。
次に一方の車軸(22R)又は(22L)を逆転させる
構造について説明する。第2図に示すように、第3伝動
軸(15)の第2高速ギヤ(16)に咬合する第6ギヤ
(37)が第4伝動軸(27)に相対回転自在に外嵌さ
れると共に、第6ギヤ(37)と第4伝動軸(27)と
の間に油圧クラッチ(30)か設けられている。これに
より、右サイドギヤ(21R)又は左サイドギヤ(21
L)を前述のように右第4ギヤ(26R)又は左第4ギ
ヤ(26L)に咬合させた状態で、油圧クラッチ(30
)を入り操作すると第2高速ギヤ(16)からの動力が
逆転状態で、且つ、1/2に減速されて車軸(22R)
又は(22L)に伝達されて行く。そして、これか超信
地旋回状態である。
次に一方の車軸(22R)又は(22L)を他方よりも
低速で正転駆動する構造について説明する。
第2図に示すように第3伝動軸(15)に第1スプロケ
ツト(13)が固定されると共に、第4伝動軸(27)
に第2スプロケツト(38)か相対回転自在に外嵌され
、第1及び第2スプロケツト(13)、 (38)に亘
り伝動チェーン(40)が巻回されている。そして、第
4伝動軸(27)にシフト部材(41)かスプライン構
造にてスライド操作自在に外嵌されている。これにより
、シフト部材(41)を第2スプロケツト(38)に咬
合させた状態で、右又は左サイドギヤ(21R)、 (
21L)を右又は左第4ギヤ(26R)。
(26L)に咬合させると、第3伝動軸(15)からの
正転動力が172に減速されて車軸(22R)又は(2
2L)に伝達されて行く。又、シフト部材(41)には
、これを第2スプロケツト(38)から離れる方向に付
勢するバネ(42)か設けられている。
次に、左右サイドギヤ(21L)、 (21R)のスラ
イド操作を行う油圧シリンダ(31R)、 (31L)
、サイドブレーキ(28)及び油圧クラッチ(30)へ
の作動油供給構造について説明する。第1図に示すよう
にポンプ(32)からの作動油か第1切換弁(33)を
介して、左右サイドギヤ(21L)、 (21R)に対
する油圧シリンダ(31R)、 (31L)に供給され
ると共に、油圧シリンダ(31R)、 (31L)の側
面からの油路(34)か、サイドブレーキ(28)及び
油圧クラッチ(30)に対する第2切換弁(35)に接
続されている。さらに油路(34)には、サイドブレー
キ(28)及び油圧クラッチ(30)に対する可変リリ
ーフ弁(36) (昇圧調節機構に相当)か接続されて
いる。
次に第1切換弁(33)、第2切換弁(35)、可変リ
リーフ弁(36)の操作構造について説明する。
第1図に示すように、左右に操作自在な操作レバー(3
9)と第1切換弁(33)及び可変リリーフ弁(36)
か、ワイヤ(43)等を介して機械的に連係されている
。ワイヤ(43)においてアウター(43a)か軸芯(
Pl)周りに揺動自在なブラケット(59)に取り付け
られると共に、ワイヤ(43)のインナー(43b)に
ブラケット(45)か取り付けられている。
そして、可変リリーフ弁(36)を閉側に操作する第1
操作アーム(44)の長孔(44a)に、ブラケット(
45)のビン(45a)が係入され、ブラケット(45
)を長孔(44a)に沿って動かす第2操作アーム(4
8)が備えられている。
そして、第3操作アーム(48)、第2図のシフト部材
(41)用の第2操作アーム(50)及び第2切換弁(
35)と、切換レバー(49) (切換手段に相当)と
がワイヤ(51)、 (52)等を介して連係されてい
る。又、ブラケット(45)、 (59)の姿勢を決め
るロッド(60)がブラケット(45)のピン(45a
)に取り付けられると共に、ブラケット(59)にスラ
イド自在に挿入されている。
第1図に示す状態は切換レバー(49)を信地旋回位置
に操作している状態であり、シフト部材(41)が第2
スプロケツト(38)から離れると共に、ワイヤ(43
)のブラケット(45)が第1操作アーム(44)の端
部側に位置している状態である(第1状態に相当)。こ
の状態で操作レバー(39)を中立位置(N)から右第
1旋回位置(R3)又は左第1旋回位置(Ll)に操作
すると、第1切換弁(33)のみか操作されて油圧シリ
ンダ(31R)又は(31L)により右又は左の操作部
(46R)、 (46L)を介して、第3ギヤ(19)
に咬合していた右又は左サイドギヤ(21R)、 (2
1L)が第3ギヤ(19)から離されて、右又は左第4
ギヤ(26R)、 (26L)に咬合する。
この場合、可変リリーフ弁(36)は全開状態に在り、
サイドブレーキ(28)及び油圧クラッチ(30)の両
者共に切り状態となっている為、右又は左の車軸(22
R)、 (22L)への伝動か断たれた状態(サイドク
ラッチ(25R)又は(25L)の切り状態)となり、
機体は右又は左に緩やかに旋回して行く。又、油路(3
4)に設けられているシーケンス弁(47)は、右又は
左サイドギヤ(21R)、 (21L)か右又は左第4
ギヤ(26R)、 (26L)に完全に咬合するのに必
要な圧力を、油圧シリンダ(31R)。
(31L)に確保する為のものである。
次に操作レバー(39)を右又は左第1旋回位置(R+
)、 (L、)から右又は左第2旋回位置(R2)、 
(L2)に操作して行くと、右又は左サイドギヤ(21
R)。
(21L)が右又は左第4ギヤ(26R)、 (26L
)に咬合し、且つ、第2切換弁(35)がサイドブレー
キ(28)への作動油の供給位置(35a)に操作され
た状態で、ワイヤ(43)が引き操作されて第1操作ア
ーム(44)により可変リリーフ弁(36)が、全開状
態から徐々に閉側に操作されて行く。
これにより、サイドブレーキ(28)が作用し始めて右
又は左の車軸(22R)、 (22L)に徐々に制動が
掛かって行き、機体は右又は左に信地旋回して行く。そ
して、操作レバー(39)の右又は左第2旋回位置(R
2)、 (L2)においてサイドブレーキ(28)の制
動力は最大となる。この場合、ワイヤ(43)のブラケ
ット(45)か第1操作アーム(44)の端部側に位置
しているのて、ワイヤ(43)の引き量(操作レバー(
39)の操作量に相当)に比べて第1操作アーム(44
)の変位量が比較的小さくなる。これにより、第3図の
(A、)に示すようにサイドブレーキ(28)の昇圧比
か小さくなり、操作レバー(39)によってサイドブレ
ーキ(28)の入り具合を微妙に調節する二とか可能と
なる。
次に、切換レバー(49)を超信地旋回位置に操作する
と、バネ(53)により第2操作アーム(48)か第1
図の紙面上方に揺動操作されて、ワイヤ(43)のブラ
ケット(45)か長孔(44a)に沿って第1操作アー
ム(44)の基部側に移動させられると共に、第2切換
弁(35)が油圧クラッチ(30)への作動油の供給位
置(35b)に切換操作される(第2状態に相当)。こ
の状態で操作レバー(39)を中立位置(N)から右又
は左第1旋回位置(R,)。
(Ll)に操作すると、前述と同様に右又は左サイドク
ラッチ(25R)、 (25L)の切り状態か現出する
次に操作レバー(39)を右又は左第1旋回位置(R,
)、 (L、)から右又は左第2旋回位置(R2)、 
(L2)に操作して行くと、右又は左サイドギヤ(21
R)。
(21L)か右又は左第4ギヤ(26R>、 (26L
)に咬合し、且つ、第2切換弁(35)か油圧クラッチ
(30)への作動油の供給位置(35b)に操作された
状態で、前述のように可変リリーフ弁(36)か全開状
態から徐々に閉側に操作されて行く。この場合、ワイヤ
(43)のブラケット(45)が第1操作アーム(44
)の基部側に位置しているので、ワイヤ(43)の引き
量(操作レバー(39)の操作量に相当)に比べて第1
操作アーム(44)の変位量か比較的大きくなる。これ
により、第3図の(A2)に示すように油圧クラッチ(
30)の昇圧比か大きくなり、油圧クラッチ(30)が
素早く入り状態となる。
次に切換レバー(49)を緩旋回位置に操作すると、第
2切換弁(35)が排油位置(35c)に操作されると
共に、第3操作アーム(50)により第2図のシフト部
材(41)が第2スプロケツト(38)に咬合操作され
る。この状態で、操作レバー(39)を右又は左第1旋
回位置(R,)、 (L、)に操作して、右又は左サイ
ドギヤ(21R)、 (21L)を右又は左第4ギヤ(
26R)、 (26L)に咬合させると、右又は左の車
軸(22R)、 (22L)が1/2に減速されて正転
駆動される。これにより、機体は右又は左に緩旋回して
行くのである。
〔別実施例〕
第5図に示すように第3伝動軸(]5)にシフト部材(
54)をスライド操作自在に外嵌すると共に、第2図の
サイドブレーキ(28)を省略した構造としてもよい。
この場合、第5図に示す第6ギヤ(油圧クラッチ(30
)の伝動上手側部に相当)は、第2高速ギヤ(16)で
はなくシフト部材(54)に常時咬合しており、シフト
部材(54)を第2高速ギヤ(16)に咬合させること
によって、1/2に減速された逆転動力を油圧クラッチ
(30)に伝達する。
逆に、シフト部材(54)を紙面左方にスライド操作し
て、ミッションケース(8)の内壁面の突部(8a)に
咬合させると第6ギヤ(37)が係止固定された状態と
なる。これにより、右又は左サイドギヤ(21+?)、
 (21L)を右又は左第4ギヤ(26R)。
(26L)に咬合させた状態で油圧クラッチ(30)を
入り操作すると、右又は左の車軸(22R)、 (22
L)に制動か掛かることになる。
第5図に示す構造の場合、第6図に示すように第2切換
弁(35)が不要になり、切換レバー(49)とシフト
部材(54)とか機械的に連係される。
そして、切換レバー(49)の各操作位置における各部
の状態は第7図に示すようになる。
第8図に示すような構造としてもよい。つまり、ミッシ
ョンケース(8)に固定の支持軸(55)を設け、この
支持軸(55)に外嵌された第7ギヤ対(56)を第6
ギヤ(37)に咬合させると共に、第7ギヤ対(56)
に咬合してこれを係止固定可能なソフト部材(57)を
設ける。そして、第3伝動軸(15)にスプライン構造
にてシフト部材(58)を取り付けると共に、このシフ
ト部材(58)を第6ギヤ(37)に咬合する位置、第
7ギヤ対(56)に咬合する位置、第6ギヤ(37)に
も第7ギヤ対(56)にも咬合しない中立位置の3位置
にスライド操作可能に構成する。この場合、第2図に示
すサイドブレーキ(28)、第1及び第2スプロケツト
(13)、 (38)等は省略する。
そして、操作レバー(39)と第1切換弁(33)及び
可変リリーフ弁(36)とを第1図に示すように連係す
ると共に、切換レバー(49)と第8図のシフト部材(
57)、 (58)とを機械的に連係する。この場合、
切換レバー(49)の各操作位置における各部の状態は
第9図に示すようになる。
第1図又は第6図の構造において油路(34)に開度特
性の異なる2組の可変リリーフ弁を並列に接続して、切
換レバー(49)を信地旋回位置に操作すると昇圧比小
側の可変リリーフ弁か油路(34)に連通ずるように、
逆に切換レバー(49)を超信地旋回位置に操作すると
昇圧比大側の可変リリーフ弁が油路(34)に連通ずる
ように構成してもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すか、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る作業車の操向操作構造の実施例を示
し、第1図は操作レバー及び切換レバーと各部の連係状
態を示す図、第2図はミッションケースの縦断正面図、
第3図は操作レバーの操作位置とサイドブレーキ及び油
圧クラッチの圧力との関係を示す図、第4図はコンバイ
ンの前半部の側面図、第5図は第1別実施例におけるミ
ッションケースの概略正面図、第6図は第1別実施例に
おける操作レバー及び切換レバーと各部の連係状態を示
す図、第7図は第1別実施例における各部の位置関係を
示す表、第8図は第2別実施例におけるミッションケー
スの概略正面図、第9図は第2別実施例における各部の
位置関係を示す表である。 (24)・・・・・・走行装置、(−28)・・・・・
・サイドブレーキ、(30)・・・・・・油圧クラッチ
、(36)・・・・・・昇圧調節機構、(39)・・・
・・・操作レバー、(49)・・・・・・切換手段、(
54)・・・・・・シフト部材。 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、左右一対の走行装置(24)、(24)を備えた作
    業車の操向操作構造であって、下記の〔イ〕〜〔ヘ〕に
    記載の構成を備えてある作業車の操向操作構造。 〔イ〕前記走行装置(24)、(24)のうちの選択さ
    れた一方に制動を掛ける油圧操作式の サイドブレーキ(28)を備える。 〔ロ〕前記走行装置(24)、(24)のうちの選択さ
    れた一方に逆転動力を伝達可能な油圧 クラッチ(30)を備える。 〔ハ〕前記サイドブレーキ(28)及び油圧クラッチ(
    30)への入り操作用の作動油供給系に昇圧調節機構(
    36)を設ける。 〔ニ〕人為操作用の操作レバー(39)の操作位置に対
    応して前記昇圧調節機構(36)により、前記サイドブ
    レーキ(28)及び油圧クラッチ(30)への入り操作
    用の圧力が上昇操作されて行くように、前記操作レバー (39)と昇圧調節機構(36)とを連係する。 〔ホ〕前記サイドブレーキ(28)が作動可能で前記油
    圧クラッチ(30)が作動不可の第1状態と、サイドブ
    レーキ(28)が作動不可で油圧クラッチ(30)が作
    動可能な第2状態とに切換可能な切換手段(49)を備
    える。 〔ヘ〕前記切換手段(49)の第1状態での前記操作レ
    バー(39)の単位操作量に対するサイドブレーキ(2
    8)の昇圧比と、切換手段(48)の第2状態での操作
    レバー(39)の単位操作量に対する油圧クラッチ(3
    0)の昇圧比とにおいて、サイドブレーキ(28)の昇
    圧比よりも油圧クラッチ(30)の昇圧比の方が大とな
    るように、前記昇圧調節機 構(36)と切換手段(49)とを連係する。 2、左右一対の走行装置(24)、(24)を備えた作
    業車の操向操作構造であって、下記の〔ト〕〜〔ル〕に
    記載の構成を備えて、ある作業車の操向操作構造。 〔ト〕前記走行装置(24)、(24)のうちの選択さ
    れた一方に逆転動力を伝達可能な油圧 クラッチ(30)を備える。 〔チ〕前記油圧クラッチ(30)の伝動上手側部に逆転
    動力を伝達する状態と、この伝動 上手側部を係止固定する状態とに切換可 能なシフト部材(54)を備える。 〔リ〕前記油圧クラッチ(30)への入り操作用の作動
    油供給系に昇圧調節機構(36)を設ける。 〔ヌ〕人為操作用の操作レバー(39)の操作位置に対
    応して前記昇圧調節機構(36)により、前記油圧クラ
    ッチ(30)への入り操作用の圧力が上昇操作されて行
    くように、 前記操作レバー(39)と昇圧調節機構(36)とを連
    係する。 〔ル〕前記シフト部材(54)を係止固定側に操作して
    の前記操作レバー(39)の単位操作量に対する油圧ク
    ラッチ(30)の昇圧比よりも、シフト部材(54)を
    逆転伝動側に操作しての操作レバー(39)の単位操作
    量に対する油圧クラッチ(30)の昇圧比が大となるよ
    うに、シフト部材(54)と昇圧調節機構(36)を連
    係する。
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