JP2639824B2 - 閃光放電発光器 - Google Patents

閃光放電発光器

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JP2639824B2 JP63151134A JP15113488A JP2639824B2 JP 2639824 B2 JP2639824 B2 JP 2639824B2 JP 63151134 A JP63151134 A JP 63151134A JP 15113488 A JP15113488 A JP 15113488A JP 2639824 B2 JP2639824 B2 JP 2639824B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、カメラの指令信号にしたがって充電を開始
し、発光可能状態に充電されたとき、この充電を自動的
に断続化させて充電状態を保持するようにした写真撮影
用の閃光放電発光器に関する。
「従来の技術」 第6図は閃光放電発光器の一回路例を示す。この回路
では、昇圧トランス1、発振用トランジスタ2及び整流
用ダイオード3等によって形成するDC−Dコンバータに
より、電池電源4の直流電圧を昇圧しその出力電圧によ
って主放電コンデンサ5を充電する。
主放電コンデンサ5の充電々圧が閃光放電管6を発光
できる電圧値、つまり発光可能な電圧値に達すると、ネ
オンランプ7が点灯し発光準備が整ったことを表示す
る。
また、主放電コンデンサ5が予め定めた最終的な充電
々圧に達することによって、ポテンショメータ8、9、
ツエナダイオード10及びトランジスタ11、12からなるモ
ニタ回路(発振停止回路)が動作しDC−DCコンバータの
発振が停止する。上記した充電状態において、トリガー
スイッチ13を閉成すると、トリガーコンデンサ14及びト
リガートランス15からなるトリガー回路の動作によって
閃光放電管6が発光する。
なお、この回路例に示した参照符号16は電池電源4の
電圧安定用のコンデンサ、17、18は発振動作を安定させ
るコンデンサ、19はモニタ回路に設けたコンデンサ、20
は電源スイッチである。
「発明が解決しようとする課題」 上記した閃光放電発光器は、トリガースイッチ13を除
くと、カメラとの連動回路を備えていないので、電源ス
イッチ20の投入によってDC−DCコンバータの発振が開始
し、主放電コンデンサ5が閃光放電管6の発光可能電圧
まで充電されると、モニタ回路によって発振が自動的に
停止するに止まる。
最近の閃光放電発光器の中には、発光可能を表示する
ネオンランプが点灯したとき、カメラに所定の信号を送
ってカメラをフラッシュ撮影モードに移行させるなど、
カメラとの間でいろいろな信号の授受を行なう構成のも
のがあるが、このような閃光放電発光器は高級機が多
く、また、回路構成も可成り複雑なものとなっている。
そこで、本発明では、カメラの指令信号にしたがって
DC−DCコンバータの発振が開始し、主放電コンデンサが
所定電圧以上に充電されたとき、その発振が自動的に断
続するようにして主放電コンデンサをほぼ一定の充電々
圧に保つ簡単な回路構成の閃光放電発光器を開発するこ
とを目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記した目的を達成するために、本発明では、昇圧ト
ランス、このトランスの一次コイル電流を断続する発振
用トランジスタを含み、発振動作によって電池電源の直
接電圧を昇圧して主放電コンデンサを充電するDC−DCコ
ンバータを備えた閃光放電発光器において、抵抗部材を
介して電池電源によって充電される表示用コンデンサ
と、上記昇圧トランスの二次コイルに中間タップを設
け、このトランスのバックスイングによって上記中間タ
ップから出力される逆起電力によって上記表示用コンデ
ンサの充電々荷を放電させる放電回路と、この放電回路
に接続した発光ダイオード等の光学的な表示部材と、主
放電コンデンサが所定の充電々圧に充電されたとき昇圧
トランスに設けた上記中間タップの出力電圧を検出して
上記発振用トランジスタをこの出力電圧に応じてOFFさ
せてDC−DCコンバータの発振を一時的に停止させるモニ
タ回路とより構成した充電表示装置を備えると共に、発
振用トランジスタのベースに接続した発振制御用トラン
ジスタをカメラの指令信号に応動させて導通させ上記発
振用トランジスタをON可能状態に移行させるスイッチン
グ回路を設けたことを特徴とする閃光放電発光器を提案
する。
「作 用」 カメラから所定の指令信号を受けることによって発振
用トランジスタがON可能になり、このトランジスタのO
N、OFFの繰返しにより、DC−DCコンバータが発振を継続
する。
主放電コンデンサの充電々圧が所定値に達するまでの
間は、DC−DCコンバータが発振を継続するため、昇圧ト
ランスは高い周波数でバックスイングを繰り返す。その
ため、表示用コンデンサが高い周波数で充電と放電を繰
り返すことになり、この充電と放電にしたがって表示部
材が点灯と消灯とを反復する。
ただ、このときの点灯と消灯は早い反復で行なわれる
ため、表示部材の残光によって連続点灯のようになる。
主放電コンデンサが所定の充電々圧値まで充電される
と、昇圧トランスに設けた中間タップの出力電圧の上昇
によってモニタ回路が動作、DC−DCコンバータの発振が
一旦停止するが上記中間タップの出力電圧は交流的な電
圧であるため、モニタ回路は一旦停止動作した後に直ち
に発振可能状態に復動する。
これより、DC−DCコンバータが再度発振を開始する
が、主放電コンデンサが所定値まで充電されているかぎ
り、再発振した後にモニタ回路が直ちに発振停止動作す
る。
このように、DC−DCコンバータが発振停止と再発振と
を繰り返して主放電コンデンサの充電々圧を予め定めた
ほぼ一定の電圧値に保持する。
したがって、発振が停止される毎に昇圧トランスがバ
ックスイングするため、表示用コンデンサが充電と放電
を繰り返し、これより、表示部材が点灯、消灯を反復す
る。
「実施例」 次に、本発明の一実施例について図面に添って説明す
る。
第1図は本発明に係る閃光放電発光器回路を示し、こ
の図において、21は昇圧トランス、22はスイッチング動
作する発振用トランジスタ、23はバイアス用コンデン
サ、24は整流用ダイオードであり、これら各部材はDC−
DCコンバータを構成しており、また、このコンバータに
は電源電圧を安定させるコンデンサ25に対して並列接続
した抵抗26と表示用コンデンサ27との直列回路体を設け
ると共に、この直列回路体の接続部aと発振制御用トラ
ンジスタ28のエミッタとの間に充電表示用の発光ダイオ
ード29が接続してある。
また、昇圧トランス21の二次コイルには中間タップ21
aを設け、この中間タップ21aに発生した出力電圧をツエ
ナダイオード30、ダイオード31を介して発振停止用トラ
ンジスタ32のベースに供給するモニタ回路が構成してあ
る。すなわち、主放電コンデンサ33が所定値まで充電さ
れたとき中間タップ21aに現われる出力電圧を検出し、
この検出によって発振停止用トランジスタ32をONさせ
る。このトランジスタ32はそのONにより発振用トランジ
スタ22のベース電流を消失させてこのトランジスタ22を
OFF状態に保ち発振を停止させる。なお、ツェナダイオ
ード30は中間タップ21aの電圧検出用のもので、ダイオ
ード31は発振停止用トランジスタ32の保護用に挿入して
ある。
中間タップ21aと発振制御用トランジスタ28のエミッ
タとの間に設けた抵抗34とコンデンサ35の直列回路体の
うち、コンデンサ35はDC−DCコンバータの発振動作を容
易化させるもので、抵抗34は中間タップ21aに現われる
出力電圧のオーバーシュートを吸収して波形整形するも
のである。
また、昇圧トランス21の二次コイルに直列接続した抵
抗36は中間タップ21aに現われる出力電圧を正確化させ
るための電流制限用のもので、この抵抗36は必ずしも必
要ではない。
上記した発振制御用トランジスタ32は、発振用トラン
ジスタ22のベースに接続したスイッチング動作用のもの
で、発振用トランジスタ22のベース回路を閉成し、ま
た、開放するスイッチング回路を形成するものである。
このトランジスタ32はそのベースに接続したトランジ
スタ37が導通することによりONする。
一方、トランジスタ37はカメラの指令信号をベース入
力端子38に受けて導通する指令信号の応答用のものであ
る。
カメラの指令信号は、2.5〜3.5ボルト程度の信号であ
り、カメラに備えられた明るさの判断回路から出力され
るようになっている。すなわち、被写体の明るさを検出
し、この明るさが所定レベル以下であるとき上記判断回
路より指令信号が連続的に出力される。
また、カメラの指令信号は操作スイッチの操作によっ
て信号出力する信号出力回路より伝達するように構成す
るなど各種の回路手段によって出力させるようになし得
る。
その他、図示する参照符号39は電池電源、40は電源ス
イッチ、41はトリガースイッチ、42はトリガーコンデン
サ、43はトリガートランス、44は閃光放電管である。
次に、上記した閃光放電発光器回路の動作について説
明する。
(1) 主放電コンデンサ33が所定の充電々圧に達する
前の動作 電源スイッチ40の投入により、電池電源39より送られ
る電流が抵抗26、発光ダイオード29を通ってバイアス用
コンデンサ23に流れ、また、同様に表示用コンデンサ27
にも流れ込み、これらコンデンサ23、27が共に図示極性
に充電される。このとき、発光ダイオード29を流れる電
流は小値であり、この発光ダイオード29は点灯しない。
カメラの指令信号を入力しないかぎり上記の状態が保
たれる。
指令信号を入力すると、トランジスタ37の導通によっ
て発振制御用トランジスタ28がONし発振用トランジスタ
22をON可能に移行する。
したがって、指令信号を入力したときには、バイアス
用コンデンサ23の充電が進むことによって、この充電々
圧がある値、例えば、0.6Vに達することによって発振用
トランジスタ22にベース電流が流れ、このトランジスタ
22がONする。
これより、昇圧トランス21には一次コイル電流が供給
され、二次コイルに発生する誘電電圧によって主放電コ
ンデンサ33が図示極性に充電される。すなわち、二次コ
イルに発生する誘電電圧によって、整流用ダイオード2
4、主放電コンデンサ33、発振用トランジスタ22のベー
ス〜エミッタ、抵抗36を径路として二次コイル電流が流
れる。したがって、主放電コンデンサ33が充電されると
共に発振用トランジスタ22が正帰還作用によって一次コ
イル電流を急激に増大する。
この動作によって昇圧トランス21が磁気飽和してバッ
クスイングを始める。つまり、二次コイルには逆起電力
が発生するようになる。
この逆起電力の発生により、発振用トランジスタ22が
逆バイアスされてOFFし、また、このとき二次コイルの
一部に発生した逆起電力が表示用コンデンサ27の充電々
圧に重合するため、このコンデンサ27の充電々荷が、発
光ダイオード29、コンデンサ35、抵抗34、二次コイルの
一部、抵抗36の径路を通って放電する。
これより、発光ダイオード29には発光に充分な電流が
流れ、このダイオード29が点灯する。
上記した逆起電力により逆方向電圧は振動するもので
あるから、この逆方向電圧の消失に伴って表示用コンデ
ンサ27の放電がなくなり発光ダイオード29が消灯すると
共に、表示用コンデンサ27が電池電源39によって図示極
性に充電され、このコンデンサ27がある電圧値まで充電
されたときにベース電流が流れて発振用トランジスタ22
がONする。
このように、発振用トランジスタ22がON、OFFを繰り
返すことにより、DC−DCコンバータが発振して主放電コ
ンデンサ33を充電し、また、この発振によって昇圧トラ
ンス21にバックスイングが生ずる毎に発光ダイオード29
が繰り返し点灯する。
ただ、DC−DCコンバータは高い周波数で発振するた
め、昇圧トランスに発生するバックスイングの間隔が早
いこと、発光ダイオード29の消灯時に残光があることか
ら、点灯と消灯を繰り返す発光ダイオード29が連続点灯
と同等の充電表示となる。
第2図は上記した動作を明らかにするタイムチャート
であり、(a)は中間タップ21aの出力電圧波形、
(b)は発振用トランジスタ22のベース電圧波形、
(c)は発光ダイオード29の点灯時を各々示している。
(2) 主放電コンデンサ33の所定の充電々圧に達した
以後の動作 昇圧トランス21の中間タップ21aに現われる順方向の
出力電圧は主放電コンデンサ33の充電々圧に対応して高
くなるから、主放電コンデンサ33が予め定めた所定の電
圧値まで充電されたとき、ツエナダイオード30がその中
間タップ21aの出力電圧を受けて導通し、発振停止用ト
ランジスタ32にベース電流を与えてONさせる。トランジ
スタ32のONは、発振用トランジスタ22のベース電流を消
失し、このトランジスタ22をOFFさせてDC−DCコンバー
タの発振を停止させると共に、バイアス用コンデンサ23
の充電々荷を放電させる。
発振用トランジスタ22のOFFによって昇圧トランス21
がバックスイングを始める。
したがって、既に説明したように、二次コイルに発生
した逆起電力が表示用コンデンサ27の充電々圧に重合
し、このコンデンサ27の充電々荷の放電によって発光ダ
イオード29が点灯する。
一方、中間タップ21aの出力電圧がバックスイングに
よって直ちに降下するために、ツエナダイオード30が非
導通に復帰し、発振停止用トランジスタ32を一時的にON
させた後にOFFさせるように働く。
このため、発振用トランジスタ22がON可能状態に移
る。
昇圧トランス21の二次コイルに発生した逆起電力が消
失すると、表示用コンデンサ27の電荷放電がなくなり発
光ダイオード29が消灯し、一方、バイアス用コンデンサ
23が抵抗26と発光ダイオード29を介して電池電源39によ
って充電されると同時に表示用コンデンサ27が充電さ
れ、バイアス用コンデンサ23がある電圧値にまで充電さ
れた時に発振用トランジスタ22にベース電流が流れ、こ
のトランジスタ22がONする。
なお、発光ダイオード29は電池電源39から流れる電流
によっては点灯しない。
したがって、DC−DCコンバータが発振を開始するが、
中間タップ21aに現われる出力電圧が直ちに検出される
ため、発振停止用トランジスタ32が一時的にONし発振停
止動作となる。
この発振停止によって昇圧トランス21にバックスイン
グが生ずるため、上記同様に発光ダイオード29が点灯す
る。
以後は主放電コンデンサ33の充電々荷が放電しないか
ぎり、また、カメラの指令信号が継続して入力している
かぎり同様の動作を繰り返し、発光ダイオード29が点灯
と消灯を反復する。
この場合、DC−DCコンバータの発振停止と発振開始の
繰り返しは、抵抗26とコンデンサ23、27との時定数によ
って定まり、主放電コンデンサ33が所定の充電々圧に達
する前の発振周期に比較して遥かに長くなるので、発光
ダイオード29の点灯と消灯とが明確となって点滅表示と
なる。
第3図は上記した動作を示すタイムチャートで、
(a)は中間タップ21aの出力電圧波形、(b)は発振
用トランジスタ22のベース電圧波形、(c)は発光ダイ
オード29の点灯時を各々示している。
なお、発光ダイオード29が上記のように点滅している
状態でトリガースイッチ41を閉成させれば、従来例同様
に閃光放電管44が発光する。
第4図は抵抗34を設けないときの中間タップ21aの出
力電圧Vsを示す。図示するようにこの出力電圧Vsにはオ
ーバーシュートVsoが発生し、ツエナダイオード30がこ
のオーバーシュートVsoを検出した結果、発振停止とな
ることがある。しかし、このオーバーシュートVsoは第
1図に示すように抵抗34を設けることによって吸収する
ことができる。
上記した閃光放電発光器回路は、カメラの指令信号が
断たれたとき、発振制御用トランジスタ28がOFFとな
り、電源スイッチ40の閉成にかかわらずDC−DCコンバー
タの発振が停止する。このことから、このトランジスタ
28のON、OFFにしたがって発振の開始と停止とが制御さ
れるので、電源スイッチ40は必ずしも必要ではない。
第5図は上記実施例の変形例を示す部分的な回路図で
ある。この変形例では、中間タップ21aと発振制御用ト
ランジスタ28のベースとの間をツエナダイオード30及び
ダイオード31を介して接続し、発振停止用トランジスタ
32が省略してある。その他は第1図の回路構成と同じで
ある。主放電コンデンサ33が所定の充電々圧に達する
と、中間タップ21aの出力電圧をベースに受ける発振制
御用トランジスタ28がこの出力電圧を入力する毎にOFF
するため、昇圧トランス21のバックスイング等に発光ダ
イオード29が点灯し、上記実施例と同様の動作となる。
なお、発振制御用トランジスタ28はダーリントン回路な
どによって置き換えることができる。
本発明を実施する場合には、発光ダイオード29に置き
換えてネオンランプを使用したり、発振用トランジスタ
22をPNP型トランジスタとしたDC−DCコンバータを利用
して本発明を実施すること等については任意である。
なお、バイアス用コンデンサ23とコンデンサ35の容量
を適当に定めることによって、昇圧トランス21のバック
スイングによって加わる発振用トランジスタ22の逆バイ
アスを耐電圧以内に抑えることができる。
「発明の効果」 上記した通り、本発明に係る閃光放電発光器は、消費
電力の少ない簡単な構成のスイッチング回路によってDC
−DCコンバータの発振始動とその停止を行ない、また、
昇圧トランスの出力電圧を検出して発振停止するモニタ
回路を利用して充電表示装置が構成してあるので、部品
点数が最小限となると共に装置回路が極めて簡単とな
り、この種の閃光放電発光器のローコスト化に適する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した閃光放電発光器の回路図、第
2図は主放電コンデンサが所定の充電々圧に達する前の
操作を示すタイムチャート、第3図は主放電コンデンサ
の充電々圧が所定値に達した以後の動作を示したタイム
チャート、第4図は昇圧トランスの中間タツプに現われ
る出力電圧波形図、第5図は変形例を示す部分的な回路
図、第6図は従来例として示した閃光放電発光器の回路
図である。 21……昇圧トランス 22……発振用トランジスタ 23……バイアス用コンデンサ 27……表示用コンデンサ 28……発振制御用トランジスタ 29……発光ダイオード 30……ツエナダイオード 32……発振停止用トランジスタ 33……主放電コンデンサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇圧トランス、このトランスの一次コイル
    電流を断続する発振用トランジスタを含み、発振動作に
    よって電池電源の直流電圧を昇圧して主放電コンデンサ
    を充電するDC−DCコンバータを備えた閃光放電発光器に
    おいて、抵抗部材を介して電池電源によって充電される
    表示用コンデンサと、上記昇圧トランスの二次コイルに
    中間タップを設け、このトランスのバックスイングによ
    って上記中間タップから出力される逆起電力によって上
    記表示用コンデンサの充電々荷を放電させる放電回路
    と、この放電回路に接続した発光ダイオード等の光学的
    な表示部材と、主放電コンデンサが所定の充電々圧に充
    電されたとき昇圧トランスに設けた上記中間タップの出
    力電圧を検出して上記発振用トランジスタをこの出力電
    圧に応じてOFFさせてDC−DCコンバータの発振を一時的
    に停止させるモニタ回路とより構成した充電表示装置を
    備えると共に、発振用トランジスタのベースに接続した
    発振制御用トランジスタをカメラの指令信号に応動させ
    て導通させ上記発振用トランジスタをON可能状態に移行
    させるスイッチング回路を設けたことを特徴とする閃光
    放電発光器。
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