JP2639169B2 - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JP2639169B2
JP2639169B2 JP2093543A JP9354390A JP2639169B2 JP 2639169 B2 JP2639169 B2 JP 2639169B2 JP 2093543 A JP2093543 A JP 2093543A JP 9354390 A JP9354390 A JP 9354390A JP 2639169 B2 JP2639169 B2 JP 2639169B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は数値制御装置に係わり、特に数値制御装置の
加工プログラムの入力処理の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
数値制御装置は紙テープ等から指令された加工プログ
ラムに基づいて数値制御処理を実行し、該処理結果によ
り工作機械を駆動してワークに指令通りの加工を施すも
のである。
第13図はかかる従来の数値制御装置のブロック図であ
る。
テープリーダ11からブロック毎に読み込まれた加工プ
ログラムはまず、処理装置や制御プログラムメモリ等か
ら内蔵する制御装置12に入力される。ついで、制御装置
12は該加工プログラムに応じた数値制御処理を実行し、
工作機械14のサーボモータを駆動してテーブルまたは刃
物を移動指令通りに移動せしめ、或いは強電制御装置13
を介して工作機械14のクーラントのオン/オフ、スピン
ドル正転/逆転/停止等の制御を行なう。なお、15は原
点復帰、ジョグ等を指令するスイッチ、釦等を有する操
作盤、16は手動により1ブロックの指令データ等を入力
するマニュアル・データ・インプット装置(以下MDIと
いう)、17は機械の現在位置等を表示する表示ユニット
であり、各装置11〜17(工作機械14は除く)によりコン
ピュータ数値制御装置(以下CNCとい)が構成されてい
る。そして、このCNCにおける制御装置12は前述の如く
処理装置(CPU)、制御プログラムメモリ等を有してコ
ンピュータ構成になっており、処理装置が制御プログラ
ム並びに加工プログラムに基づいて所定の数値制御処理
を行ない工作機械を制御するようになっている。一般
に、工作機械の機種とCNCの機種の組合せに応じて、か
かるCNCの加工プログラムは全く同様の加工を行なう場
合でも多少変更する必要があった。なぜならば、工作機
械の種類やCNCの種類によって指令すべき指令値が異な
る場合があるからである。例えば、クーラントのオン指
令が、あるCNC付工作機械ではM201であるのに、別のCNC
付工作機械ではM305であるというような類である。よっ
て、CNCの加工プログラムは、そのような場合、その大
半が同一であるにもかかわらず、各機械ごとに1本1本
新たに加工プログラムを作成しなくてはならないという
欠点があった。
これを改善するため、第14図に示すようにメモリ20
に、加工プログラム中のある特定のワードデータ(Gコ
ード、Mコード、座標値指令コード)の数値データを変
換(例えばM指令値“02"を“03"に変更)したり、座標
値指令コードのワードデータを変換(例えばワードデー
タ“X"を“Y"に変更)したりする変換テーブル(GT
B)、(MTB)、(PTB)を登録させておくものが提案さ
れている(特開昭62−267804号公報参照)。
しかしながらこの第14図に示すものは、Gコード、M
コード及び座標値指令コードの数値データを変換した
り、座標値指令コードのワードデータを変換したりする
だけであるので、作成された同一機種の加工プログラム
において、ある特定の一部分だけ変更すれば別の加工に
対応できるような場合(例えば第15図(a)と第15図
(b)に示す加工の場合)には、新たに加工プログラム
を作成し直す必要があった。
この対策として、例えば特公昭61−46846号公報(オ
プショナルブロックスキップ機能を備えた数値制御装
置)で示されるようなオプショナルブロックスキップ機
能を用いて加工プログラムを作成する方法があった。第
16図はこの従来例の要部ブロック図であり、11はテープ
リーダ、20はメモリ、21は切換スイッチ、22はブロック
選択スイッチ、23はブロックスキップ回路、24はバッフ
ァ記憶回路、25はデータ処理部、TPは加工プログラムテ
ープである。また、第15図(a)、(b)は第16図の動
作を説明するために用いる加工図であり、40は加工ワー
ク、41〜43はそれぞれの穴明け位置を示す。第15図
(a)、(b)に示すように、穴あけ位置41〜43のう
ち、オペレータにより指定された位置に穴あけを行なう
場合、まず、加工プログラム中における穴あけ工程の区
間に、次のような3つのブロックを記述しておく。
/ 1N101G81X31・・・・・ ; / 2N102G81X32・・・・・ ; / 3N103G81X33・・・・・ ; ここで、各ブロックの先頭に付加されたスラッシュ/
はそのブロックがオプショナルブロックスキップ制御の
対象になっていることを示すスキップ対象指示情報であ
り、その直後のキャラクタ1、2、3はそのブロックを
スキップすべきか否かの判断資料となるスキップ選択情
報である。なお、N101〜N103はシーケンス番号、 G81X31・・・、G81X32・・・、G81X33・・・ はそれぞれ穴あけ位置41〜43に穴あけすることを指令す
るデータワード、;はブロックの終了を示すキャラクタ
である。以上のような3つのブロックが挿入されたプロ
グラムは、紙テープなどの数値制御情報記録媒体に穿孔
されて加工プログラムの形で記憶され、或いは直接NCの
内部メモリ20に数値情報として記憶される。また、操作
盤上には、数値情報記憶媒体に記憶されているオプショ
ナルブロックスキップ制御の対象となっているブロック
のうち実際の加工においてどのブロックを有効としどの
ブロックを無効とするかの情報を入力するブロック選択
スイッチ22が設けられている。このブロック選択スイッ
チ22は、具体的には例えば第17図の平面図に示すように
スキップ選択情報1、2、3に対応して配置された3個
のスイッチ31、32、33で構成され、オフのスイッチから
はそのスイッチに対応するブロックを有効とする旨の情
報がブロックスキップ回路23に送出され、オンのスイッ
チからはそのスイッチに対応するブロックを無効とする
旨の情報がブロックスキップ回路23に送出される。よっ
て、穴あけ位置41〜43の各々の位置の穴加工を実行させ
るかどうかを、オペレータがブロック選択スイッチ22を
操作することで、一種類の加工プログラムをもって第15
図(a)で示す加工や、第15図(b)で示す加工ができ
る。
また、加工プログラムの制御をプログラマブルに行な
う方法として、特開昭56−168223号公報(数値制御方
式)で示されるように、ユーザマクロの機能を用いて加
工プログラムの実行順序を制御する方法も考えられてき
た。この方法によれば、IFやWHILE文等の加工プログラ
ムの実行順序を制御する指令を指定することにより任意
に加工プログラムの実行順序を制御することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような従来のオプショナルブロックスキ
ップを用いる方法では各ブロック毎にオプショナルブロ
ックスキップの指令を指定する必要があり、また該ブロ
ックを実行するかどうかの選択は選択用スイッチで行な
っていたため、このスイッチ設定操作が煩雑でありまた
オペレータが誤操作を犯し易いという欠点があった。ま
た、工作機械の機種毎に少しずつ加工プログラムの変更
を必要とされるような場合、従来はその都度加工プログ
ラムを変更する必要があり、人件費の増大、ひいではコ
ストアップの弊害を招来していた。
また、従来のユーザマクロを用いる方法では、CNCの
システムにこのユーザマクロを処理する機能を組み込ま
なければならず、CNCのシステム全体を変更する必要が
あった。さらに、加工プログラムの実行順序等を変更し
ようとする場合、マクロ変数等でこれを制御するため、
その都度マクロ変数にデータをオペレータが設定しなく
てはならず、この設定操作が煩雑でありまたオペレータ
が誤操作を犯し易いという欠点があった。
従って、本発明は加工プログラムそのものをなんら変
更することなく、又CNCのシステムそのものを大幅に変
更することなく、各加工に対応した加工プログラムを実
行できる低コストで機能性が良好なCNCを提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る数値制御装置は、加工プログラムに基
づいて数値制御処理を実行し、該処理結果により工作機
械を駆動してワークに指令通りの加工を施す数値制御装
置において、加工プログラム中に指定された、ISO/EIA
プログラム言語とは異なる任意の文字列を、上記加工プ
ログラムの内容を変更する際にその文字列が入っている
ブロックの削除を意味する内容、または上記加工プログ
ラムの内容を変更する際にその文字列を無視する内容に
変換する加工プログラム変換テーブルと、この加工プロ
グラム変換テーブルの情報に基づき上記加工プログラム
の内容を変更する際、上記加工プログラム変換テーブル
の情報が上記文字列が入っているブロックの削除を意味
する内容である場合には、上記加工プログラム中の上記
文字列が入っているブロックを削除する処理を上記加工
プログラムに対して行うとともに、上記加工プログラム
変換テーブルの情報が上記加工プログラム中に上記文字
列を無視する内容である場合には、その文字列を無視す
る処理を、上記加工プログラムに対して行う加工プログ
ラム変換処理手段とを備えてなるものである。
また、この発明に係る数値制御装置は、加工プログラ
ムに基づいて数値制御処理を実行し、該処理結果により
工作機械を駆動してワークに指令通りの加工を施す数値
制御装置において、加工プログラム中に指定された、IS
O/EIAプログラム言語とは異なる任意の文字列を、上記
加工プログラムの内容を変更する際にその文字列を複数
のブロックの削除を意味する内容、または上記加工プロ
グラムの内容を変更する際にその文字列を無視する内容
に変換する加工プログラム変換テーブルと、この加工プ
ログラム変換テーブルの情報に基づき上記加工プログラ
ムの内容を変更する際、上記加工プログラム変換テーブ
ルの情報が上記加工プログラム中の複数のブロックの削
除を意味する内容である場合には、上記加工プログラム
中の複数のブロックを削除する処理を上記加工プログラ
ムに対して行うとともに、上記加工プログラム変換テー
ブルの情報が上記加工プログラム中の上記文字列を無視
する内容である場合には、その文字列を無視する処理
を、上記加工プログラムに対して行う加工プログラム変
換処理手段とを備えてなるものである。
更にまた、この発明に係る数値制御装置は、加工プロ
グラムに基づいて数値制御処理を実行し、該処理結果に
より工作機械を駆動してワークに指令通りの加工を施す
数値制御装置において、加工プログラム中に指定され
た、ISO/EIAプログラム言語とは異なる任意の文字列
を、上記加工プログラムの内容を変更する際にその文字
列をブロックの複数繰返しを意味する内容、または上記
加工プログラムの内容を変更する際にその文字列を無視
する内容に変換する加工プログラム変換テーブルと、こ
の加工プログラム変換テーブルの情報に基づき上記加工
プログラムの内容を変更する際、上記加工プログラム変
換テーブルの情報が上記加工プログラム中のブロックの
複数繰返しを意味する内容である場合には、上記加工プ
ログラム中のブロックの複数繰返しを行う処理を上記加
工プログラムに対して行うとともに、上記加工プログラ
ム変換テーブルの情報が上記加工プログラム中の上記文
字列を無視する内容である場合には、その文字列を無視
する処理を、上記加工プログラムに対して行う加工プロ
グラム変換処理手段とを備えてなるものである。
(作用) この発明に係る加工プログラム変換テーブルは、加工
プログラム中に指定された、ISO/EIAプログラム言語と
は異なる任意の文字列を、上記加工プログラムの内容を
変更する際にその文字列が入っているブロックの削除を
意味する内容、または上記加工プログラムの内容を変更
する際にその文字列を無視する内容に変換する。
また、この発明に係る加工プログラム変換テーブル
は、加工プログラム中に指定された、ISO/EIAプログラ
ム言語とは異なる任意の文字列を、上記加工プログラム
の内容を変更する際にその文字列を複数のブロックの削
除を意味する内容、または、上記加工プログラムの内容
を変更する際にその文字列を無視する内容に変換する。
更にまた、この発明に係る加工プログラム変換テーブ
ルは、加工プログラム中に指定された、ISO/EIAプログ
ラム言語とは異なる任意の文字列を、上記加工プログラ
ムの内容を変更する際にその文字列をブロックの複数繰
返しを意味する内容、または上記加工プログラムの内容
を変更する際にその文字列を無視する内容に変換する。
また、この発明に係る加工プログラム変換処理手段
は、加工プログラム変換テーブルの情報に基づき上記加
工プログラムの内容を変更する際、上記加工プログラム
変換テーブルの情報が上記文字列が入っているブロック
の削除を意味する内容である場合には、上記加工プログ
ラム中の上記文字列が入っているブロックを削除する処
理を上記加工プログラムに対して行うとともに、上記加
工プログラム変換テーブルの情報が上記加工プログラム
中の上記文字列を無視する内容である場合には、その文
字列を無視する処理を、上記加工プログラムに対して行
う。
また、この発明に係る加工プログラム変換処理手段
は、加工プログラム変換テーブルの情報に基づき上記加
工プログラムの内容を変更する際、上記加工プログラム
変換テーブルの情報が上記加工プログラム中の複数のブ
ロックの削除を意味する内容である場合には、上記加工
プログラム中の複数のブロックを削除する処理を上記加
工プログラムに対して行うとともに、上記加工プログラ
ム変換テーブルの情報が上記加工プログラム中の上記文
字列を無視する内容である場合には、その文字列を無視
する処理を、上記加工プログラムに対して行う。
更にまた、この発明に係る加工プログラム変換処理手
段は、加工プログラム変換テーブルの情報に基づき上記
加工プログラムの内容を変更する際、上記加工プログラ
ム変換テーブルの情報が上記加工プログラム中のブロッ
クの複数繰返しを意味する内容である場合には、上記加
工プログラム中のブロックの複数繰返しを行う処理を上
記加工プログラムに対して行うとともに、上記加工プロ
グラム変換テーブルの情報が上記加工プログラム中の上
記文字列を無視する内容である場合には、その文字列を
無視する処理を、上記加工プログラムに対して行う。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例を図面にしたがって詳細に説明す
る。第1図は本発明に係わるCNCのブロック図である。
第13図の従来のCNCのブロック図と比較して、加工プロ
グラム変換処理装置18及び、加工プログラム変換テーブ
ル19が付加されているのが特徴である。第2図、第5図
〜第7図にその詳細を示す加工プログラム変換テーブル
19に基づいて第8図にその詳細を示す加工プログラム変
換処理装置18がテープリーダ11から読み込んだ加工プロ
グラムを変換処理し、この変換された加工プログラムを
従来のCNCの処理と同様に実行するものである。なお、
加工プログラム変換処理装置18はROM又はRAMに記憶さ
れ、又加工プログラム変換テーブル19はRAMに記憶され
る。加工プログラム変換テーブル19は例えば第2図のよ
うな構造を有し、変換対象文字列51と、変換文字列52の
組合わせで構成されている。変換対象文字列51が加工プ
ログラム中に存在した場合には、その文字列部分を変換
文字列52に置換することを意味している。変換対象文字
列51、変換文字列52のデータは予め定められた長さ以内
の任意の文字列を設定することが可能であり、その設定
個数も予め定められた個数まで設定することが可能であ
る。その数は加工プログラム変換テーブル19のメモリ−
サイズによって制限されるものである。例えば、第2図
に示した加工プログラム変換テーブル19に基づいて次の
加工プログラムを変換すると次のようになる。
入力された加工プログラム N100 G00 X70000 Y−50000 COLON ; 変換処理された加工プログラム N100 G00 X70000 Y−50000 M305 ; この例では、COLONの文字列パターンがM305(クーラ
ントオン指令)の文字列パターンに変換処理されたもの
である。この例で示されたように、変換対象文字列51、
変換文字列52共に任意の文字列が定義可能である。これ
により、機械固有の制御指令(M指令等)をそのままの
指令、M305の様にプログラムする代わりに、ISO/EIAプ
ログラム言語とは異なるシンボリックなCOLONの様な文
字列でプログラムすることにより、CNC付工作機械の機
種に依存しない加工プログラムを分かりやすく作成する
ことが可能となる。例えば、クーラントのオン指令が、
Aの機械ではM201であるのに対しBの機械ではM305であ
る場合、加工プログラム変換テーブル19を AのCNC付工作機械の加工プログラム変換テーブル COLON=M201 BのCNC付工作機械の加工プログラム変換テーブル COLON=M305 の様に定義しておくことで対応が可能となる。
加工プログラム変換テーブル19は、第3図のブロック
図に示すようにMDI16によって設定が可能であり、表示
ユニット17によってその内容が確認できる。また、加工
プログラム変換テーブル19の内容は、カセットテープ・
リーダ8、フロッピーディスクユニット9、テープリー
ダ11等の外部I/O機器と入出力可能に構成されている。
なお、第3図中10はこれらの外部I/O機器との入出力を
制御する入出力制御装置である。
次に本発明の動作を説明する。
(A)文字列パターン変換動作 第4図は入力された加工プログラム53を加工プログラ
ム変換処理装置18が加工プログラム変換テーブル19を基
に加工プログラム54の様に変換処理したことを示す説明
図である。なお、変換テーブル19に設定されたデータは
第2図に示したデータが設定されていたものとする。第
4図の説明図においては、COLONがM305に、COLOFFがM30
6に変換されたことを示す。
(B)予約語変換動作 変換された文字列がシステムで予め定められた予約語
と一致した場合、各予約語に相当する処理を行なう。
予約語には次のものがある。
@DA・・・・・・・そのブロック全体を削除する @DS〜@DE ・・・@DSから@DEまでのデータを全て削
除する @L〜@E・・・・@Lから@Eまでのブロックを指定
回数分繰り返す (B−1)予約語@DAの動作 第15図(b)は予約語@DAの動作を説明するために用
いる加工図であり、40は加工ワーク、41、43はそれぞれ
の穴明け位置を示す。これは第15図(a)で示した加工
図のうち、穴加工42を行なわない加工を示す。第5図は
予約語@DAの動作を説明するために用いる、加工プログ
ラムの変換を示す説明図であり、53は入力された加工プ
ログラム、54は変換後の加工プログラムを示し、加工プ
ログラム変換テーブル19に図示のようなデータが設定さ
れているものとする。テーブル19中、CHK1、CHK2、CHK3
が変換対象文字列51であり、これらの文字列が加工プロ
グラム変換処理装置18にて各々 CHK1 = CHK2 = @DA CHK3 = の様に変換されたものである。ここで、変換テーブル19
の空欄はこの変換対象文字列51をそのまま無視すること
を示す。たとえば、 CHK1 K100 G81 X40・・・;が N100 G81 X40・・・;の様にCHK1部分が除去されて変換
されることを意味する。またここで、@DAは予約語であ
るので、@DAに相当する処理、すなわちこのブロック全
体が削除する処理が加工プログラム変換処理装置18にて
行なわれる。すなわち、この@DAを用いることにより従
来行なわれていたブロックデリート(第16図及び第17図
参照)に相当する機能が実現できる。しかも、従来の実
施例のように切換スイッチをオペレータに設定させる方
法ではないので、より安全確実に加工の指令ができる。
(B−2)予約語@DS〜@DEの動作 第6図は予約語@DS〜@DEの動作を説明するために用
いる、加工プログラムの変換を示す説明図である。いま
53で示すような加工プログラムが入力されたものとす
る。ここで55、56、57は各々一連の加工を表わすブロッ
クの固まりである。CHKS、CHKEが変換対象文字列51であ
り、第6図上側の例はこれらの文字列が加工プログラム
変換処理装置18にて各々@DS、@DEに変換され、@DS、
@DEは予約語であるので、@DS、@DEに相当する処理、
すなわちこの間のブロック全体が削除する処理が行なわ
れる。これにより56で示された部分の加工プログラムが
削除される。又第6図下側の例はCHKS、CHKEの変換文字
列52が空欄になっているのでCHKS、CHKEが無視されたよ
うに変換される。
(B−3)予約語@L〜@Eの動作 第7図は予約語@L〜@Eの動作を説明するために用
いる、加工プログラムの変換を示す説明図である。いま
53で示すような加工プログラムが入力されたものとす
る。ここで55は一連の加工を表わすブロックの固まりで
ある。CHLS、CHLEが変換対象文字列51であり、加工プロ
グラム変換テーブル19により各々これらの文字列が加工
プログラム変換処理装置18にて@L1=5、@E1に変換さ
れ、これらは予約語であるので、@L、@Eに相当する
処理、すなわちこの間のブロック全体を指定回数分だけ
繰り返す処理が行なわれる。@L1=5の“=”の次の数
値で繰り返し回数を定義する。また、“L"の次の数値で
繰り返し部分のネスティングの指定が可能である。繰り
返しのネスティングの例としては次のようなものがあ
る。
第7図の例では、55の部分が5回繰り返されて変換さ
れていることを示す。すなわち、@L、@Eを用いるこ
とにより同じパターンの繰り返しがあるような加工プロ
グラムでは、元の加工プログラムを短く記述することが
可能となる。
第8図は本発明の処理の流れを説明するフローチャー
トである。以下、第8図に示すフローチャートに従って
本発明に係わる数値制御加工プログラムの変換処理装置
18の動作を詳細に説明する。
ステップ(101);加工プログラムの1ブロック分の
データを読み込む。この場合、加工プログラムはテープ
リーダ等の外部I/O機器から直接読み込む場合と、一旦
メモリに格納されたデータを読み込む場合がある。
ステップ(102);加工プログラムの読み込みアドレ
スを更新する。CNCの内部メモリに格納されている加工
プログラムを処理する場合のみ行ない、外部のI/O機器
から直接読み込む場合にはこのステップは不用。
ステップ(103);加工プログラム変換テーブル19のN
O.が設定されているか判定する。これは、テーブル19を
複数固有する場合にどの変換テーブルを使用するかを指
定させる。なおこの詳細については第10図を用いて後述
する。又たとえ1個の場合でもテーブル19を使用するか
どうかを指定させてこれを判定するものである。変換が
必要ないと判断された場合はステップ(106)へ、そう
でなければステップ(104)を実行する。
ステップ(104);指定されたテーブル19の先頭アド
レス(最初の交換処理用データ51、52が格納されている
アドレス)をポインタに設定する。
ステップ(105);テーブル19内に変換処理用データ5
1、52が設定済みかどうか判定する。まだ変換テーブル1
9にデータが設定されていなければステップ(106)へ、
設定されていればステップ(107)を実行する。
ステップ(106);加工プログラムの1ブロツク分
(変換処理が終わったもの)を加工プログラムの出力バ
ッファ(図示せず)に格納する。
ステップ(107);設定されている変換テーブル19に
基づいてステップ(101)で入力された加工プログラム
を変換処理する。この部分の詳細は第8図(d)で説明
する。
ステップ(108);予約語の@DAの判定を行なう。予
約語の@DAが指定されていればステップ(101)へ、こ
れによって@DAの指定された1ブロック分が削除され
る。予約語の@DAが指定されていなければステップ(10
9)を実行する。
ステップ(109);削除モード中の判定を行なう。削
除モード中であればステップ(112)へ、そうでなけれ
ばステップ(110)を実行する。削除モード中とは、@D
Sが指令された後、複数のブロックにわたって加工プロ
グラムを削除している間のことである。
ステップ(110);予約語の@DSの判定を行う。予約
語の@DSが指定されていればステップ(111)へ、され
ていなければステップ(116)を実行する。
ステップ(111);@DSが指定されたのでこれ以後の
データを@DEが指定されるまで削除するため、削除モー
ドを設定する。
ステップ(112);予約語の@DEの判定を行なう。予
約語の@DEが指定されていなければステップ(101)
へ、これによって@DEが指定されるまでのブロックがす
べて削除される。予約語の@DEが指定されていればステ
ップ(113)を実行する。
ステップ(113);ブロック内に@DSが指定されてい
れば@DS〜@DEの間を、そうでなければブロックの先頭
から@DEまでを削除する。同一のブロック内に@DS、@
DEが指定されていた場合、この間の文字列のみ削除す
る。一例を次に示す。
@DS、@DE 処理前のブロック N100 G01 X70000 Y−20000 @DS M101 M105 @DEF2500; @DS、@DE処理後のブロック N100 G01 X70000 Y−20000 F2500; ステップ(114);@DEが指定されたので削除モード
を解除する。
ステップ(115);変換後の加工プログラムの有無を
判定する。変換した結果、その加工プログラムのブロッ
クが全て削除されてしまったかどうか判定する。全て削
除されてしまった場合にはステップ(101)へ、ブロッ
クのデータが残っていればステップ(116)を実行す
る。すべて削除されたとは、次のような場合である。
@DS、@DE 処理前のブロック @DS N100 G01 X70000 Y−20000 F2500 @DE; @DS、@DE 処理後のブロック ; ステップ(116);予約語の@Lの判定を行なう。予
約語の@Lが指定されていればステップ(122)へ、さ
れていなければステップ(117)を実行する。
ステップ(117);予約語の@Eの判定を行なう。予
約語の@Eが指定されていればステップ(118)へ、さ
れていなければステップ(106)を実行する。
ステップ(118);メモリー読み込みモードの判定を
行なう。一旦入力された加工プログラムをメモリに格納
してから処理を行なうモードかどうかを判定する。@L
の繰り返し処理はこのメモリーモードでないと実行でき
ないので、これ以外のモードすなわちテープリーダ等の
外部のI/O機器から直接加工プログラムを読み込むよう
な場合には、@L、@Eを無視するようにする。メモリ
ー読み込みモードであればステップ(119)へ、そうで
なければステップ(101)を実行する。
ステップ(119);@Lで指定された繰り返しナンバ
ーのテーブルに格納されている繰り返し回数を1だけ減
らす。第9図にこのテーブルの構造を示す。140がテー
ブルであり、141部分に加工プログラムの読み込みアド
レスが格納されていて、142部分に@L=で指定された
繰り返し回数が格納されている。NO.は@L1、@L2・・
・の様に繰り返しのネスティングを行なわせる際に指定
する番号に対応するものである。
ステップ(120);繰り返し回数の判定を行なう。ス
テップ(119)で減じた繰り返し回数が0かどうかを判
定し、0であればステップ(101)へ、0以外であれば
ステップ(121)実行する。すなわち、繰り返し回数が
0になった場合は繰り返しを終了して次のブロックの読
み込みを行い、0以外の場合は指定部分の加工プログラ
ムの繰り返し処理を行なう。
ステップ(121);ステップ(119)で説明したテーブ
ル140より加工プログラムの読み込みアドレスを取り出
す。これは次にステップ(101)で加工プログラムの読
み込み処理を行なうので、このための読み込みアドレス
を設定するものである。このアドレスは繰り返し部分の
先頭アドレスを示している。
ステップ(122);ステップ(118)と同様にメモリー
読み込みモードの判定を行なう。メモリー読み込みモー
ドであればステップ(122)へ、そうでなければステッ
プ(101)を実行する。
ステップ(123);ステップ(119)で説明した140の
テーブルに加工プログラムの読み込みアドレスを141の
部分に設定する。この場合、@L1、@L2、@L3・・・の
ようにLの次に指定された数値に相当する部分に設定を
行なう。この数値が無指定の場合は1が設定されていた
ものとして扱う。
ステップ(124);ステップ(123)と同様に、140の
テーブルに@L1=5の様に=の次に指定された繰り返し
回数を142の部分に設定する。繰り返し回数が無指定の
場合は1が設定されていたものとして扱う。ステップ
(101)を次に実行する。
次にステップ(107)の部分、すなわち入力された加
工プログラムを加工プログラム変換テーブル19に基づい
て変換処理方法を第8図(d)でさらに詳しく説明す
る。
ステップ(131);変換テーブル19より変換対象文字
列51を取り出す。
ステップ(132);ステップ(101)で読み込んだブロ
ック中にステップ(131)で取り出した変換対象文字列
が存在するかどうか比較判定する。存在しなければステ
ップ(134)へ、存在すればステップ(133)を実行す
る。
ステップ(133);変換テーブル19より変換文字列52
を取り出し、ステップ(131)で取り出した変換対象文
字列の部分と置換する。第2図に示したいちばん上のデ
ータの例では、COLONの文字列をM305(クーラントオン
指令)の文字列に置換する。
ステップ(134);変換テーブル19の次のデータが取
り出せるようにポインタを更新する。
ステップ(135);変換テーブル19の設定されている
全データに関して処理を行なったかどうか判定する。全
データに関して処理を行なっていれば変換処理を終了
し、処理すべきデータが残っていればステップ(131)
を実行する。
以上により、入力された加工プログラムを加工プログ
ラム変換テーブル19に基づき加工プログラム変換処理装
置18にて変換処理を行なうことができる。
また、第10図に示すように加工プログラム変換テーブ
ル19を複数個持ち、加工プログラム変換テーブル選択用
テーブル60で切り換えて使用する様に構成することもで
きる。テーブル60はMDI16によって設定可能であり、そ
の内容は表示ユニット17によって確認可能である。
また、第11図に示すように、加工プログラム変換処理
装置18をCNCの外部に外付けする構成にすることも可能
である。この場合のテーブル19にデータを設定するの
は、CNC側から行なうような構成することも、外付けし
た装置側で行なわせるようにすることも可能である。こ
れによって、既存のCNCに何等システム上の変更を加え
ることなしに本発明の機能を追加することができる。
本発明の変換処理は、第12図(a)に示すようにテー
プリーダ11等の外部I/O機器からの入力された加工プロ
グラムを直ちに加工プログラム変換処理装置18で変換処
理し、この変換結果をメモリ20に格納し、このメモリ20
から加工実行時に加工プログラムを読みだして既知のデ
ータ処理部25で解析処理して加工を行なわせる方法があ
る。なお、この場合メモリ20が無くても、変換処理後の
データをそのままデータ処理部25で解析処理して加工を
行なわせる方法でもよい。この方法は、加工プログラム
を一度変換処理すればその後別の形に変換する必要が全
く無い場合に有効である。加工プログラムの変換は入力
時に一回行なわれるだけであるので毎回変換処理を行な
う手間が不要となる。又加工プログラムをCNC付工作機
械の機種に対応させて一部変更する様な場合に有効であ
る。更に又元の加工プログラムは数値制御システム内に
は入力されず、変換後の結果だけ入力されることにな
る。
また、第12図(b)に示すようにテープリーダ11等の
外部I/O機器からの入力された加工プログラムを一旦メ
モリ20に格納し、このメモリ20から加工実行時に加工プ
ログラムを読みだしてこれを加工プログラム変換処理装
置18で変換処理し、この変換結果をデータ処理部25で解
析処理して加工を行なわせる方法もある。この方法は、
加工ワークに応じて加工プログラムの一部を修正する必
要がある場合に有効である。加工プログラムの変換は実
行時に毎回変換処理を行なうことになる。元の加工プロ
グラムはCNC内にそのまま格納されているので、加工プ
ログラム変換テーブル19を変更するだけで再度加工プロ
グラムを入力し直すことなしに、別のパターンの加工プ
ログラムを変更処理に対応することが可能である。
また、予約語の種類は、本発明の一実施例で示したも
のに限るわけではなく、必要に応じて追加することが可
能であることは言うまでもない。
以上の説明から分かるように、本発明の実施例によれ
ば、入力された加工プログラムに対し、加工プログラム
変換テーブルに基づいて変換処理を行ない所望の加工プ
ログラムを元の加工プログラムを変更すること無しに得
ることができ、又オペレータが誤操作(設定)しやす
い、ブロツク選択スイッチの操作やマクロ変数のデータ
設定等を省略することができ、ひいてはCNCの機能を著
しく向上させることができる利点がある。
また、加工プログラム変換テーブルは外部のI/O機器
と入出力可能であるので、加工プログラム変換テーブル
の内容の保存、復元が容易である。
さらに、加工プログラム変換テーブルを複数個有し、
加工に応じてこれを選択することで、加工プログラム変
換テーブルをその都度変更することなしに各加工に容易
に対応することができ、これによってオペレートミス等
のトラブルを最小限に防止することが可能である。
また、変換テーブルの変換対象文字列の指定は任意の
文字列で行えるので、例えばM指令値の値を、単純な数
値データで指定する代わりにシンボルリックな文字列で
指定することも可能であるので、加工プログラムがより
分かりやすく記述することが可能となる。
更に又本発明の実施例によれば、CNCのシステムその
ものを変更することなく、加工プログラムの入力処理部
分に機能を追加するだけで実現可能であるので、既存の
CNCシステムに本機能を後から追加することも容易であ
る。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、従来のような切換えス
イッチをオペレータに設定させることなく、ブロックデ
リート機能を実現できる。
また、本発明によれば、一つの加工プログラムで、複
数の異なる複雑な加工を行うことが出来る。
更にまた本発明によれば、一つの加工プログラムで、
複数の異なる加工を行うことが出来、しかもその元とな
る加工プログラムを短く記述できる。
従って、本発明によれば、加工プログラムそのものを
何等変更することなく、更にCNCシステムそのものを大
幅に変更することなく、各加工に対応した加工プログラ
ムを実行できる低コストで機能性が良好なCNCを得るこ
とができる。
又本発明によれば、加工プログラムをプログラマー、
オペレータ等が理解し易いシンボリックな文字列で記述
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本発明の第1の実施例に係る図で、第
1図は数値制御装置のブロック図、第2図は加工プログ
ラム変換テーブルの一例を示す図、第3図は加工プログ
ラム変換テーブルの要部ブロック図、第4図〜第7図は
加工ブログラム変換テーブルを用いた変換例の説明図、
第8図は加工プログラム変換処理装置の動作を説明する
ためのフローチャート、第9図は内部テーブル構造図、
第10図は本発明の第2の実施例を説明するための要部ブ
ロック図、第11図は本発明の第3の実施例を説明するた
めの要部ブロック図、第12図は本発明の第4の実施例を
説明するための要部ブロック図、第13図は従来の数値制
御装置のブロック図、第14図は従来例を説明するための
要部ブロッ図、第15図は他の従来例及び本発明の動作を
説明するための加工図、第16図及び第17図は他の従来例
を説明するための図で、第16図は要部ブロック図、第17
図はブロック選択スイッチの平面図である。 図において、18は加工プログラム変換処理装置、19は加
工プログラム変換テーブルである。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工プログラムに基づいて数値制御処理を
    実行し、該処理結果により工作機械を駆動してワークに
    指令通りの加工を施す数値制御装置において、加工プロ
    グラム中に指定された、ISO/EIAプログラム言語とは異
    なる任意の文字列を、上記加工プログラムの内容を変更
    する際にその文字列が入っているブロックの削除を意味
    する内容、または上記加工プログラムの内容を変更する
    際にその文字列を無視する内容に変換する加工プログラ
    ム変換テーブルと、この加工プログラム変換テーブルの
    情報に基づき上記加工プログラムの内容を変更する際、
    上記加工プログラム変換テーブルの情報が上記文字列が
    入っているブロックの削除を意味する内容である場合に
    は、上記加工プログラム中の上記文字列が入っているブ
    ロックを削除する処理を上記加工プログラムに対して行
    うとともに、上記加工プログラム変換テーブルの情報が
    上記加工プログラム中の上記文字列を無視する内容であ
    る場合には、その文字列を無視する処理を、上記加工プ
    ログラムに対して行う加工プログラム変換処理手段とを
    備えてなる数値制御装置。
  2. 【請求項2】加工プログラムに基づいて数値制御処理を
    実行し、該処理結果により工作機械を駆動してワークに
    指令通りの加工を施す数値制御装置において、加工プロ
    グラム中に指定された、ISO/EIAプログラム言語とは異
    なる任意の文字列を、上記加工プログラムの内容を変更
    する際にその文字列を複数のブロックの削除を意味する
    内容、または上記加工プログラムの内容を変更する際に
    その文字列を無視する内容に変換する加工プログラム変
    換テーブルと、この加工プログラム変換テーブルの情報
    に基づき上記加工プログラムの内容を変更する際、上記
    加工プログラム変換テーブルの情報が上記加工プログラ
    ム中の複数のブロックの削除を意味する内容である場合
    には、上記加工プログラム中の複数のブロックを削除す
    る処理を上記加工プログラムに対して行うとともに、上
    記加工プログラム変換テーブルの情報が上記加工プログ
    ラム中の上記文字列を無視する内容である場合には、そ
    の文字列を無視する処理を、上記加工プログラムに対し
    て行う加工プログラム変換処理手段とを備えてなる数値
    制御装置。
  3. 【請求項3】加工プログラムに基づいて数値制御処理を
    実行し、該処理結果により工作機械を駆動してワークに
    指令通りの加工を施す数値制御装置において、加工プロ
    グラム中に指定された、ISO/EIAプログラム言語とは異
    なる任意の文字列を、上記加工プログラムの内容を変更
    する際にその文字列をブロックの複数繰返しを意味する
    内容、または上記加工プログラムの内容を変更する際に
    その文字列を無視する内容に変換する加工プログラム変
    換テーブルと、この加工プログラム変換テーブルの情報
    に基づき上記加工プログラムの内容を変更する際、上記
    加工プログラム変換テーブルの情報が上記加工プログラ
    ム中のブロックの複数繰返しを意味する内容である場合
    には、上記加工プログラム中のブロックの複数繰返しを
    行う処理を上記加工プログラムに対して行うとともに、
    上記加工プログラム変換テーブルの情報が上記加工プロ
    グラム中の上記文字列を無視する内容である場合には、
    その文字列を無視する処理を、上記加工プログラムに対
    して行う加工プログラム変換処理手段とを備えてなる数
    値制御装置。
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