JP2642451B2 - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JP2642451B2 JP63270149A JP27014988A JP2642451B2 JP 2642451 B2 JP2642451 B2 JP 2642451B2 JP 63270149 A JP63270149 A JP 63270149A JP 27014988 A JP27014988 A JP 27014988A JP 2642451 B2 JP2642451 B2 JP 2642451B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は工作機械の数値制御装置に関する。
「従来の技術」 数値制御装置には入力されたNC加工プログラムにミラ
ー変換、回転変換、軸交換変換、スケーリング(拡大縮
小)変換等の変換を施して実行する機能を有するものが
ある。これら各種変換操作による加工軌跡の変化の一例
を第6図に示す。第6図は(a)は、プログラムメモリ
に登録されている変換前のNC加工プログラムの軌跡であ
り、(b)〜(g)は各変換操作後の加工軌跡である。
しかしながら、これらの変換操作は一般には可換では
なく、変換の順序を入れ換えると変換結果が異なってく
る。たとえば、第6図(a)に示すNC加工プログラムに
回転変換操作を加え、次いでXミラー変換操作を加える
と第7図(a)に示す加工軌跡となるが、逆にXミラー
変換操作を先に加え、次いで回転変換操作を加えると第
7図(b)に示す様になり、その加工軌跡は全く異なっ
てしまう。
上述した機能を有する数値制御装置として、特開昭62
−89113号公報に記載されているものがあった。この数
値制御装置は、平行移動、回転移動、スケーリング指令
等に優先順位を付け、加工プログラム内に組み込むよう
にしていた。更に、外部から平行移動等の移動量を入力
できるようにしていた。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、これらの変換操作は一般には可換では
なく、変換の順序を入れ換えると変換結果が異なってく
る。たとえば、第6図(a)に示すNC加工プログラムに
回転変換操作を加え、次いでXミラー変換操作を加える
と第7図(a)に示す加工軌跡となるが、逆にXミラー
変換操作を先に加え、次いで回転変換操作を加えると第
7図(b)に示す様になり、その加工軌跡は全く異なっ
てしまう。
このように、変換結果が異なってしまう場合、従来の
数値制御装置では、所望の変換結果を得るために加工プ
ログラム自信を変更しなければならなかった。この場
合、平行移動、回転移動等の指令の優先順位を変更する
だけでよいはずであるが、他の箇所も誤って変更してし
まうという問題点があった。
また、加工プログラムの中から変更箇所を探すことが
煩わしいという欠点もあった。
本発明は上記の問題点を解決するためなされたもので
あり、その目的とするところは、加工プログラムを変更
することなく自由にかつ簡単に加工プログラムの変換順
位を設定することができる数値制御装置を提供すること
にある。
「課題を解決するための手段」 上記の目的を達成するため、本発明では、第1図に示
す様に、作成されたNC加工プログラムにミラー、回転、
軸回転、スケーリング等の交換操作を施す各変換操作手
段1と、その変換操作手段1による変換操作を実行させ
るための変換指令を、その実行させる順序にて入力する
入力手段2と、その入力手段2から入力された変換指令
に従いその変換指令を特定する変換コードを入力された
実行順序と共にNC加工プログラムとは異なる箇所に記憶
する変換指令記憶手段3と、前記変換指令記憶手段3に
記憶された実行順序及び変換コードに従い、前記各変換
操作手段の一を選択して変換操作を実行するとともに、
変換操作された加工データに対して順次前記各変換操作
手段1の一つを選択して、同一若しくは異なる変換操作
を繰り返して実行し、最終NC加工データを作成する変換
操作実行手段4と、前記最終NC加工データに基づき機械
を制御する数値制御手段5とを備えることを特徴とする
数値制御装置が提供される。
「作用」 上記のように構成された数値制御装置では、入力手段
2が変換操作手段1による変換操作を実行させるための
変換指令をその実行させる順序にて入力すると、その入
力手段2からの変換指令に従い予め実行順序を伴って変
換コードがNC加工プログラムとは異なる箇所の変換指令
記憶手段3に記憶される。NC加工プログラムの実行の際
は、変換操作実行手段4により上記記憶された変換コー
ドに従って前記各変換操作手段1の一つを選択して変換
操作を実行するとともに、変換操作された加工データに
対して順次前記各変換操作手段1の一つを選択して同一
若しくは異なる変換操作を繰り返して実行し、その結果
である最終NC加工データにより機械が実行される。
「実施例」 本発明の実施例について図面を参照し説明する。第2
図は実施例を示すブロック図である。数値制御装置10は
プロセッサ(CPU)11と、制御プログラムが記憶された
メモリ(ROM)12と、NC加工プログラム等が記憶される
メモリ(RAM)13とを備え、CPU11には、演算器14,ディ
スプレイ装置(CRT)15,キーボード16,紙テープリーダ1
7,サーボコントローラ18がデータバス19を介して接続さ
れている。サーボコントローラ18はX軸モータ21及びY
軸モータ22に接続され、X−Yテーブル23を駆動する。
メモリ(RAM)13には、第3図に示す様に、プログラ
ムメモリ領域31,変換指令レジスタ32,変換実行ポインタ
33及びプログラム実行ポインタ34の各領域が設けられて
いる。プログラムメモリ領域31には、キーボード16から
入力編集された、又は、紙テープ24から紙テープリーダ
17を介して入力されたNC加工プログラムがブロック毎に
アドレス番地1番地から書き込まれる。
変換指令レジスタ32は、第3図に示す様に、前記プロ
グラム目メモリ領域31とは異なる箇所に設けられてい
る。その変換指令レジスタ32は、変換の種類を示す変換
コードを記憶するレジスタであり、第4図に示す様に、
n個のブロックにより構成され、各ブロックは1番地か
らn番地までアドレス番地が割付けられている。そし
て、各ブロックには1番地から変換コードが実行すべき
順序に書き込まれる。変換コードは、Xミラー変換が
「1」,Yミラー変換が「2」,軸交換変換が「3」,回
転変換が「4」,スケーリング変換が「5」とされ、変
換を行わない場合は「0」が書き込まれる。たとえば、
Xミラー変換を行い、次に軸交換変換を施そうとする場
合は、交換指令レジスタ32に「1,3,9,…,0」と変換コー
ドが書き込まれる。また、変換操作を行わない場合は、
変換指令レジスタ32に「0,0,…,0」と書き込まれる。こ
れらの変換コードは入力手段2をなすキーボード16から
入力された交換指令の順序に従いCPU11が書き込む。変
換指令レジスタ32は変換指令記憶手段3をなす。
変換実行ポインタ33は変換指令レジスタ32のブロック
の番地を指定するポインタであり、次に実行する変換コ
ードが格納されているブロックのアドレスを指定する数
値が書き込まれる。
プログラム実行ポインタ34はプログラムメモリ領域31
のアドレス番地を指定するポインタであり、次に実行す
るNC加工プログラムの一つのブロックの命令が格納され
ているアドレス番地を指定する数値が書き込まれる。
第5図はCPU11での処理を示すフローチャートであ
る。ここではCPU11がRAM13からNC加工プログラムを一ブ
ロック毎読出し、片か操作を施して実際の軸移動を指令
する指令データを作成し、サーボコントローラ18に送出
する処理が示される。
処理100が開始されると、まず、初期化動作の一つと
してプログラム実行ポインタ34に1が入力される(ステ
ップ101)。以後はステップ102以下が繰り返されNC加工
プログラムが一つのブロックの命令毎に実行される。
ステップ102では、プログラム実行ポインタ34の示す
プログラムメモリ31のアドレス番地に記憶され登録され
ているNC加工命令が読み出される。その命令がプログラ
ム終了命令(MO2)でない限り、ステップ104に進み、変
換実行ポインタ33に1を入力する。そして、変換実行ポ
インタ33の示す変換指令レジスタ32のアドレス番地のブ
ロックに記憶された変換コードを読み出し(ステップ10
5)、その変換コードに従って分岐する(ステップ10
6)。すなわち、変換コードが「0」であれば変換操作
を何も実行せずステップ107に進み、変換コードが
「1」であればステップ111でXミラー変換を施したNC
加工データを作成し、「2」であればステップ112でY
ミラー交換を、「3」であればステップ113で軸交換
を、「4」であればステップ114で回転変換を、「5」
であればステップ115でスケーリング変換をそれぞれ施
したNC加工データを作成する。これらのNC加工データは
RAM13内のプログラムメモリ領域31とは別の領域36に一
時記憶され、変換操作によりプログラムメモリ領域31に
収容されたNC加工プログラム自体は変更されない。変換
操作が実行されると、ステップ116で変換実行ポインタ3
3に1が加算され、ステップ105に戻って次の変換コード
が読み出される。以下同様の処理の繰り返しにより、変
換指令レジスタ32に記憶された変換コードの順序に変換
操作が施されNC加工データが作成される。たとえば、交
換指令レジスタに「1,3,0,…,0」と変換コードが書き込
まれていた場合は、プログラムメモリ領域31に格納され
たNC加工プログラムの一つのブロックの命令に対して、
Xミラー変換を施し、次いで軸交換変換を施した加工デ
ータが最終NC加工データとして作成され、ステップ106
から107に進む。
ステップ107では、変換操作の終了した最終NC加工デ
ータからサーボコントローラ18へ送るために必要な指令
データを作成し、サーボコントローラ18の準備の整うの
を待ち(ステップ108)、サーボコントローラ18に指令
データを送る(ステップ109)。サーボコントローラ18
ではこの指令データに従ってX軸モータ21及びX軸モー
タ22を駆動し、テーブル23を指令された軌跡どおり移動
させる。
以上でNC加工プログラムの一つのブロックの命令の処
理を終了し、ステップ110でプログラム実行ポインタ34
に1を加算して、ステップ102に戻り、以下同様の処理
を繰り返して次のブロックの命令の処理を行う。やが
て、NC加工プログラムの最終のブロックに至ると、プロ
グラム終了命令(MO2)によりステップ103からステップ
120に進み処理を終了する。
上記のステップ111〜115の各処理はそれぞれ変換手段
1をなし、ステップ105から107に至る処理は変換操作実
行手段4をなす。また、ステップ107から110に至る処理
は数値制御手段5をなす。
このようにして、キーボード16から指定された変換の
種類と順序に応じて変換操作が行われる。キーボード16
から入力する変換指令の順序により変換の順序が決定さ
れるから、作業者は任意に変換の順序を設定することが
できる。さらに、同じ変換指令を入力し変換指令レジス
タ32に同じ変換コードを書き込むことにより、同一の変
換操作を反覆して加えることも可能である。
「発明の効果」 本発明は、以上説明したように構成されているから、
NC加工プログラムとは異なる箇所に変換操作を施す順に
変換コードを設定するため、変換操作を変更する際、誤
ってNC加工プログラムを変更してしまうこと防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す図、第2図は実施例を示す
ブロック図、第3図はメモリ(RAM)の内容構成を示す
図、第4図は変換指令レジスタの内容構成を示す図、第
5図はCPUでの処理を示すフローチャート、第6図は変
換操作による加工軌跡を示す図、第7図は変換順序によ
る加工軌跡の違いを示す図である。 11……CPU、13……RAM、16……キーボード(入力手
段)、32……交換指令レジスタ、33……変換実行ポイン
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−297056(JP,A) 特開 昭55−83930(JP,A) 特開 昭62−89113(JP,A) 「NCリフトウェア」(1972年11月20 日)工業調査会発行、第257〜258頁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作成されたNC加工プログラムにミラー、回
    転、軸交換、スケーリング等の交換操作を施す各変換操
    作手段と、 その変換操作手段による変換操作を実行させるための変
    換指令を、その実行させる順序にて入力する入力手段
    と、 その入力手段から入力された変換指令に従いその変換指
    令を特定する変換コードを入力された実行順序と共に前
    記NC加工プログラムとは異なる箇所に記憶する交換指令
    記憶手段と、 前記変換指令記憶手段に記憶された実行順序及び変換コ
    ードに従い、前記各変換操作手段の一を順次選択して実
    行し最終NC加工データを作成する交換操作実行手段と、 前記最終NC加工データに基づき機械を制御する数値制御
    手段と を備えることを特徴とする数値制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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「NCリフトウェア」(1972年11月20日)工業調査会発行、第257〜258頁

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