JPH08249039A - ミラーイメージ制御のための数値制御方法 - Google Patents
ミラーイメージ制御のための数値制御方法Info
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- JPH08249039A JPH08249039A JP8024466A JP2446696A JPH08249039A JP H08249039 A JPH08249039 A JP H08249039A JP 8024466 A JP8024466 A JP 8024466A JP 2446696 A JP2446696 A JP 2446696A JP H08249039 A JPH08249039 A JP H08249039A
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- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
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- G—PHYSICS
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- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/49—Nc machine tool, till multiple
- G05B2219/49226—Cut, up or down cutting, cutting direction right, left
Abstract
(57)【要約】
【課題】 工作機械に使用され、均一な加工精度を得る
ことができるミラーイメージ制御のための数値制御方法
を提供すること。 【解決手段】 この方法において、まず数値制御プログ
ラムから一つの指令ブロックを読み取り、そのブロック
に所定のミラーイメージコードが存在するか否かを判別
する。ここで、ミーライメージコードが存在すれば、同
コードに応じて目標位置の座標を設定し、元の形状の切
削方向と同一な切削方向を有するようにこの目標位置の
座標に所定の補間情報を加える。そして、補間された目
標位置の座標に応じて工具を移動させる。一方、ミラー
イメージコードが存在しなければ、数値制御プログラム
に指令された元の切削方向に工具を移動させる。これに
より、ミラーイメージを使用しても常に均一な加工の精
度を得ることができる。
ことができるミラーイメージ制御のための数値制御方法
を提供すること。 【解決手段】 この方法において、まず数値制御プログ
ラムから一つの指令ブロックを読み取り、そのブロック
に所定のミラーイメージコードが存在するか否かを判別
する。ここで、ミーライメージコードが存在すれば、同
コードに応じて目標位置の座標を設定し、元の形状の切
削方向と同一な切削方向を有するようにこの目標位置の
座標に所定の補間情報を加える。そして、補間された目
標位置の座標に応じて工具を移動させる。一方、ミラー
イメージコードが存在しなければ、数値制御プログラム
に指令された元の切削方向に工具を移動させる。これに
より、ミラーイメージを使用しても常に均一な加工の精
度を得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は工作機械に用いられ
る数値制御方法に係り、詳細にはミラーイメージを用い
て加工物を加工する工作機械で常に同一な切削方向を保
つことにより、均一な加工精度を得ることができるミラ
ーイメージ制御のための数値制御方法に関する。
る数値制御方法に係り、詳細にはミラーイメージを用い
て加工物を加工する工作機械で常に同一な切削方向を保
つことにより、均一な加工精度を得ることができるミラ
ーイメージ制御のための数値制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に工作機械に用いられる数値制御装
置は数値制御プログラムからの工具シフト量の指示コー
ドを反転させるためのミラーイメージ機能を有する。図
4は、かかる従来の数値制御装置におけるミラーイメー
ジ機能を説明するための図面である。
置は数値制御プログラムからの工具シフト量の指示コー
ドを反転させるためのミラーイメージ機能を有する。図
4は、かかる従来の数値制御装置におけるミラーイメー
ジ機能を説明するための図面である。
【0003】図4に示したように、三つの頂点(P1,
P2,P3)により限定される形状Aを有する加工物
(図示せず)は四種の加工経路に沿って切削されうる。
すなわち、図4の点0′に基づくと、第1象限に示した
元の形状Aに切削されることもあり、第2、3及び4象
限に形成されたミラーイメージ(Ax ,Ay ,Axy)に
より切削されることもある。図4の参照符号Xm及びY
mはそれぞれX軸及びY軸に対するミラーイメージ軸を
示す。
P2,P3)により限定される形状Aを有する加工物
(図示せず)は四種の加工経路に沿って切削されうる。
すなわち、図4の点0′に基づくと、第1象限に示した
元の形状Aに切削されることもあり、第2、3及び4象
限に形成されたミラーイメージ(Ax ,Ay ,Axy)に
より切削されることもある。図4の参照符号Xm及びY
mはそれぞれX軸及びY軸に対するミラーイメージ軸を
示す。
【0004】ところが、このようなミラーイメージ機能
を有する従来の数値制御装置において、二つの軸(X軸
及びY軸)に対するミラーイメージが形成される場合に
は、図4の第3象限に示したように第1象限に示した元
の形状による切削方向と同一な切削方向を有する。した
がって、元の切削方向が、例えば安定した下向き切削な
らミラーイメージAxyを用いて加工を行う場合にも下向
き切削を行う。しかしながら、一つの軸(X軸又はY
軸)にのみミラーイメージが形成されれば、第2象限及
び第4象限に示したように切削方向が反対に変わる。こ
れにより、下向き切削が上向き切削に変わって加工の精
度が劣る問題が発生される。この問題は関連従来の技術
である米国特許第4,734,864号に開示されてい
るプログラマブルミラーイメージ機能を備えた数値制御
装置においても同様である。
を有する従来の数値制御装置において、二つの軸(X軸
及びY軸)に対するミラーイメージが形成される場合に
は、図4の第3象限に示したように第1象限に示した元
の形状による切削方向と同一な切削方向を有する。した
がって、元の切削方向が、例えば安定した下向き切削な
らミラーイメージAxyを用いて加工を行う場合にも下向
き切削を行う。しかしながら、一つの軸(X軸又はY
軸)にのみミラーイメージが形成されれば、第2象限及
び第4象限に示したように切削方向が反対に変わる。こ
れにより、下向き切削が上向き切削に変わって加工の精
度が劣る問題が発生される。この問題は関連従来の技術
である米国特許第4,734,864号に開示されてい
るプログラマブルミラーイメージ機能を備えた数値制御
装置においても同様である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題点を改善するために創出されたものであり、いずれ
の軸にミラーイメージが形成されても、ミラーイメージ
の形成前の切削方向と同一な切削方向を加工物に対して
保たせることにより、均一な加工精度を得ることができ
るミラーイメージ制御のための数値制御方法を提供する
にその目的がある。
問題点を改善するために創出されたものであり、いずれ
の軸にミラーイメージが形成されても、ミラーイメージ
の形成前の切削方向と同一な切削方向を加工物に対して
保たせることにより、均一な加工精度を得ることができ
るミラーイメージ制御のための数値制御方法を提供する
にその目的がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに本発明によるミラーイメージ制御のための数値制御
方法は、数値制御プログラムから一つの指令ブロックを
読み取る第1の段階と、前記指令ブロックに所定のミラ
ーイメージコードが存在するか否かを判別する第2の段
階と、前記第2の段階でミラーイメージコードが存在す
れば、そのミラーイメージコードに応じて目標位置の座
標を設定する第3の段階と、元の形状の切削方向と同一
な切削方向を有するように前記第3の段階で設定された
目標位置の座標に所定の補間情報を加える第4の段階
と、前記第4の段階で補間された目標位置の座標に応じ
て工具を移動させる第5の段階と、前記第2の段階でミ
ラーイメージコードが存在しなければ、前記数値制御プ
ログラムに指令された元の切削方向に工具を移動させる
第6の段階とを含めてなる点にその特徴がある。
めに本発明によるミラーイメージ制御のための数値制御
方法は、数値制御プログラムから一つの指令ブロックを
読み取る第1の段階と、前記指令ブロックに所定のミラ
ーイメージコードが存在するか否かを判別する第2の段
階と、前記第2の段階でミラーイメージコードが存在す
れば、そのミラーイメージコードに応じて目標位置の座
標を設定する第3の段階と、元の形状の切削方向と同一
な切削方向を有するように前記第3の段階で設定された
目標位置の座標に所定の補間情報を加える第4の段階
と、前記第4の段階で補間された目標位置の座標に応じ
て工具を移動させる第5の段階と、前記第2の段階でミ
ラーイメージコードが存在しなければ、前記数値制御プ
ログラムに指令された元の切削方向に工具を移動させる
第6の段階とを含めてなる点にその特徴がある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明を詳細に説明する。図1を参照すれば、本発明のミラ
ーイメージ制御のための数値制御方法を採用する数値制
御装置には装置の全てのシステムを制御するための中央
処理装置(CPU)51と、装置の全てのシステムに対
する制御プログラムを貯蔵するための主記憶装置として
のROM52が設けられる。また、演算処理及び制御に
必要なデータと処理結果を臨時に貯蔵するための補助記
憶装置としてのRAM53と、工作機械58とのインタ
ーフェースのためのI/O回路部54と、データあるい
は信号を作業者が直接入力するための手動入力装置55
が設けられる。そして、工作機械58のサーボモータ6
1を制御するための位置制御装置56と、システムの全
般に対するデータ及び処理結果などを示すためのディス
プレイ装置57が設けられる。ここで、該ディスプレイ
装置57としては通常のコンピューターが使用される
が、コンピューターシステムとインターフェーシングが
可能なものなら、その他のディスプレイ装置が使用され
てもよい。参照符号59はサーボモータ61を駆動する
ためのサーボ回路を示し、60は前記各装置の要素を相
互に接続させるシステムバスを示す。
明を詳細に説明する。図1を参照すれば、本発明のミラ
ーイメージ制御のための数値制御方法を採用する数値制
御装置には装置の全てのシステムを制御するための中央
処理装置(CPU)51と、装置の全てのシステムに対
する制御プログラムを貯蔵するための主記憶装置として
のROM52が設けられる。また、演算処理及び制御に
必要なデータと処理結果を臨時に貯蔵するための補助記
憶装置としてのRAM53と、工作機械58とのインタ
ーフェースのためのI/O回路部54と、データあるい
は信号を作業者が直接入力するための手動入力装置55
が設けられる。そして、工作機械58のサーボモータ6
1を制御するための位置制御装置56と、システムの全
般に対するデータ及び処理結果などを示すためのディス
プレイ装置57が設けられる。ここで、該ディスプレイ
装置57としては通常のコンピューターが使用される
が、コンピューターシステムとインターフェーシングが
可能なものなら、その他のディスプレイ装置が使用され
てもよい。参照符号59はサーボモータ61を駆動する
ためのサーボ回路を示し、60は前記各装置の要素を相
互に接続させるシステムバスを示す。
【0008】以下、このような構成を有する数値制御装
置に基づいて本発明の方法を行う過程に対して説明す
る。本発明の数値制御方法ではミラーイメージ機能を行
うため、ミラーイメージの軸は次のような命令文により
設定される。 “G51.1 X Y ” (ここで、G51.1はミラーイメージ指令のコードを
示し、 X ,Y はX軸、Y軸に対するミラーイメー
ジ軸の座標をそれぞれ示す。)
置に基づいて本発明の方法を行う過程に対して説明す
る。本発明の数値制御方法ではミラーイメージ機能を行
うため、ミラーイメージの軸は次のような命令文により
設定される。 “G51.1 X Y ” (ここで、G51.1はミラーイメージ指令のコードを
示し、 X ,Y はX軸、Y軸に対するミラーイメー
ジ軸の座標をそれぞれ示す。)
【0009】例えば、“G51.1 X100 ”のよ
うに指令されていると、ミラーイメージの軸の座標はX
軸方向にX=100の地点となる。同様に、命令文が、
“G51.1 Y100 ”、“G51.1 X10
0,Y100”のように指令されていると、ミラーイメ
ージ軸の座標は、G51.1 Y100の場合はY=1
00の地点となり、G51.1 X100 ,Y100
の場合はX=100、Y=100の地点となる。
うに指令されていると、ミラーイメージの軸の座標はX
軸方向にX=100の地点となる。同様に、命令文が、
“G51.1 Y100 ”、“G51.1 X10
0,Y100”のように指令されていると、ミラーイメ
ージ軸の座標は、G51.1 Y100の場合はY=1
00の地点となり、G51.1 X100 ,Y100
の場合はX=100、Y=100の地点となる。
【0010】一方、ミラーイメージの取消は次のような
命令文により行われる。 “G50.1” 前記G50.1の指令後には移動指令の工具の経路は元
の工具の経路と一致するようになる。すなわち、元の切
削方向と一致する。これに対して図2を参照してさらに
詳細に説明する。
命令文により行われる。 “G50.1” 前記G50.1の指令後には移動指令の工具の経路は元
の工具の経路と一致するようになる。すなわち、元の切
削方向と一致する。これに対して図2を参照してさらに
詳細に説明する。
【0011】図1及び図2において、CPU51は数値
制御プログラムから一つの指令ブロックを読み取る(段
階71)。そして、前記指令ブロックがプログラムを終
了するか否かを判別する(段階72)。若し、この段階
72でプログラムが終了なら、つまり答えがYESなら
プログラムを終了させるようになる。前記段階72で答
えがNOなら、CPU51はミラーイメージの取消指令
コードG50.1が前記指令ブロック内に存在するか否
かを判別する(段階73)。若し、段階73でミラーイ
メージ取消指令コードG50.1がなければ、CPU5
1は前記指令ブロックにミラーイメージ指令コードG5
1.1が存在するか否かを判別するようになる(段階7
4)。若し、存在すれば、ミラーイメージモードに
“0”を設定する(段階75)。ここで、このミラーイ
メージモードはミラーイメージ機能を遂行するか否かを
表す。一方、ミラーイメージモードに0を設定した後、
X軸の座標が指令されていると(段階76)、ミラーイ
メージモードに1を増やし、Xmに前記X座標を貯蔵す
る(段階77)。ここで、XmはX軸に対するミラーイ
メージ軸である。その後、Y軸の座標が指令されている
と(段階78)、ミラーイメージモードに1を増やし、
Y軸に対するミラーイメージ軸YmにY座標を貯蔵する
(段階79)、その後、再び次の指令ブロックを読み取
って前記の過程を繰り返すようになる。
制御プログラムから一つの指令ブロックを読み取る(段
階71)。そして、前記指令ブロックがプログラムを終
了するか否かを判別する(段階72)。若し、この段階
72でプログラムが終了なら、つまり答えがYESなら
プログラムを終了させるようになる。前記段階72で答
えがNOなら、CPU51はミラーイメージの取消指令
コードG50.1が前記指令ブロック内に存在するか否
かを判別する(段階73)。若し、段階73でミラーイ
メージ取消指令コードG50.1がなければ、CPU5
1は前記指令ブロックにミラーイメージ指令コードG5
1.1が存在するか否かを判別するようになる(段階7
4)。若し、存在すれば、ミラーイメージモードに
“0”を設定する(段階75)。ここで、このミラーイ
メージモードはミラーイメージ機能を遂行するか否かを
表す。一方、ミラーイメージモードに0を設定した後、
X軸の座標が指令されていると(段階76)、ミラーイ
メージモードに1を増やし、Xmに前記X座標を貯蔵す
る(段階77)。ここで、XmはX軸に対するミラーイ
メージ軸である。その後、Y軸の座標が指令されている
と(段階78)、ミラーイメージモードに1を増やし、
Y軸に対するミラーイメージ軸YmにY座標を貯蔵する
(段階79)、その後、再び次の指令ブロックを読み取
って前記の過程を繰り返すようになる。
【0012】若し、段階76でX座標がなければ段階7
8に進み、同様に段階78でY座標がなければ次のブロ
ックを読み取る段階に進む。一方、前記段階74でミラ
ーイメージ指令コードG51.1が存在しなければ、つ
まり答えがNOならシステムの流れは段階80に進む。
そして、ミラーイメージモードが0でなく2なら(段階
81)、これはX軸とY軸に対してミラーイメージが形
成された場合である。この際、目標位置X0 ,Y0 は次
のように計算される(段階84)。 [式1] X0 =2Xm−Xi Y0 =2Ym−Yi (ここで、XiとYiはそれぞれ数値制御プログラムで
指令されたX軸、Y軸に対する変位座標である。)
8に進み、同様に段階78でY座標がなければ次のブロ
ックを読み取る段階に進む。一方、前記段階74でミラ
ーイメージ指令コードG51.1が存在しなければ、つ
まり答えがNOならシステムの流れは段階80に進む。
そして、ミラーイメージモードが0でなく2なら(段階
81)、これはX軸とY軸に対してミラーイメージが形
成された場合である。この際、目標位置X0 ,Y0 は次
のように計算される(段階84)。 [式1] X0 =2Xm−Xi Y0 =2Ym−Yi (ここで、XiとYiはそれぞれ数値制御プログラムで
指令されたX軸、Y軸に対する変位座標である。)
【0013】その後、該計算された目標位置座標値X
0 ,Y0 を出力するようになる(段階85)。前記段階
80でミラーイメージモードが0なら、ミラーイメージ
機能が行われない状態を示すので、指令された切削方向
と元の切削方向と一致するようになる(段階83)。
0 ,Y0 を出力するようになる(段階85)。前記段階
80でミラーイメージモードが0なら、ミラーイメージ
機能が行われない状態を示すので、指令された切削方向
と元の切削方向と一致するようになる(段階83)。
【0014】そして、ミラーイメージモードが1の場合
は(段階82)、X軸又はY軸のいずれか一つの軸に対
してのみミラーイメージが形成される場合である。した
がって、一つの軸に対してのみミラーイメージ機能が行
われる(段階86)。すなわち、Xmが0でなければ、
X軸に対するミラーイメージ(X0 =2Xm−Xi)に
より加工が行われる。同様にYmが0でなければ、Y軸
に対するミラーイメージ(Y0 =2Ym−Yi)により
加工が行われる。
は(段階82)、X軸又はY軸のいずれか一つの軸に対
してのみミラーイメージが形成される場合である。した
がって、一つの軸に対してのみミラーイメージ機能が行
われる(段階86)。すなわち、Xmが0でなければ、
X軸に対するミラーイメージ(X0 =2Xm−Xi)に
より加工が行われる。同様にYmが0でなければ、Y軸
に対するミラーイメージ(Y0 =2Ym−Yi)により
加工が行われる。
【0015】前記のように求められた目標位置X0 ,Y
0 は元の形状と同一な切削方向を有するためにメモリに
補間情報と共に貯蔵される(段階87)。そして、前記
段階86と段階87の動作はミラーイメージ取消命令文
G50.1が指令されるまで続けられる。
0 は元の形状と同一な切削方向を有するためにメモリに
補間情報と共に貯蔵される(段階87)。そして、前記
段階86と段階87の動作はミラーイメージ取消命令文
G50.1が指令されるまで続けられる。
【0016】一方、段階73でミラーイメージ取消指令
コードG50.1が存在すれば、ミラーイメージモード
が1であるか否かを判別するようになる(段階88)。
その結果、1なら一つの軸(X軸またはY軸)に対する
ミラーイメージが形成される場合なので、貯蔵された逆
順に貯蔵情報を読み取ってX0 ,Y0 を出力する(段階
89,90)。このような動作は貯蔵情報を使用するま
で繰り返される(段階91)。若し、前記段階88でミ
ラーイメージモードが1でない場合、二つの軸に対する
ミラーイメージが形成される場合なので、ミラーイメー
ジモードは0と設定する。
コードG50.1が存在すれば、ミラーイメージモード
が1であるか否かを判別するようになる(段階88)。
その結果、1なら一つの軸(X軸またはY軸)に対する
ミラーイメージが形成される場合なので、貯蔵された逆
順に貯蔵情報を読み取ってX0 ,Y0 を出力する(段階
89,90)。このような動作は貯蔵情報を使用するま
で繰り返される(段階91)。若し、前記段階88でミ
ラーイメージモードが1でない場合、二つの軸に対する
ミラーイメージが形成される場合なので、ミラーイメー
ジモードは0と設定する。
【0017】図3は本発明による数値制御方法によるミ
ラーイメージ機能を説明するための図面である。示した
ように、全ての象限における切削方向が同一であるとい
うことが判る。図3の参照符号は図4を参照して説明し
た通りである。
ラーイメージ機能を説明するための図面である。示した
ように、全ての象限における切削方向が同一であるとい
うことが判る。図3の参照符号は図4を参照して説明し
た通りである。
【0018】以上の説明のように、二つの軸に対するミ
ラーイメージは従来の方式と同一に処理され、一つの軸
に対するミラーイメージは元の形状と同一な切削方向を
有するために指令経路の逆順に工具経路が変わることが
判る。
ラーイメージは従来の方式と同一に処理され、一つの軸
に対するミラーイメージは元の形状と同一な切削方向を
有するために指令経路の逆順に工具経路が変わることが
判る。
【0019】この際、注意ずべき点はZ軸の移動指令で
ある。通常のZ軸の移動は切削前まで急速に移動し、切
削時点で直線補間を行う。その故、本発明により工具が
指令経路の逆順に移動されるとき、Z軸の移動形態が変
わるべきである。すなわち、工具がZ軸の加工のために
下がるときに直線補間を行い、上がるときは急速位相を
行えばよい。
ある。通常のZ軸の移動は切削前まで急速に移動し、切
削時点で直線補間を行う。その故、本発明により工具が
指令経路の逆順に移動されるとき、Z軸の移動形態が変
わるべきである。すなわち、工具がZ軸の加工のために
下がるときに直線補間を行い、上がるときは急速位相を
行えばよい。
【0020】
【発明の効果】以上の説明のように本発明によるミラー
イメージ制御のための数値制御方法によれば、二つの軸
のみならず、一つの軸に対しても元の形状における切削
方向と同一な切削方向(下向き切削)を提供することに
より、ミラーイメージを使用しても常に均一な加工精度
を得ることができる。
イメージ制御のための数値制御方法によれば、二つの軸
のみならず、一つの軸に対しても元の形状における切削
方向と同一な切削方向(下向き切削)を提供することに
より、ミラーイメージを使用しても常に均一な加工精度
を得ることができる。
【図1】本発明によるミラーイメージ制御のための数値
制御方法を説明するための数値制御装置の概略的なブロ
ック図である。
制御方法を説明するための数値制御装置の概略的なブロ
ック図である。
【図2】図1の数値制御方法を説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】本発明による数値制御方法におけるミラーイメ
ージ機能を説明するための図面である。
ージ機能を説明するための図面である。
【図4】従来の数値制御装置におけるミラーイメージ機
能を説明するための図面である。
能を説明するための図面である。
58……工作機械、 P1,P2,P3……頂点
Claims (1)
- 【請求項1】 数値制御プログラムから一つの指令ブロ
ックを読み取る第1の段階と、 前記指令ブロックに所定のミラーイメージコードが存在
するか否かを判別する第2の段階と、 前記第2の段階でミラーイメージコードが存在すれば、
そのミラーイメージコードに応じて目標位置の座標を設
定する第3の段階と、 元の形状の切削方向と同一な切削方向を有するように前
記第3の段階で設定された目標位置の座標に所定の補間
情報を加える第4の段階と、 前記第4の段階で補間された目標位置の座標に応じて工
具を移動させる第5の段階と、 前記第2の段階でミラーイメージコードが存在しなけれ
ば、前記数値制御プログラムに指令された元の切削方向
に工具を移動させる第6の段階とを含めてなることを特
徴とする工作機械に用いられるミラーイメージ制御のた
めの数値制御方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019950002594A KR0160672B1 (ko) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 미러 이미지 제어를 위한 수치 제어 방법 및 장치 |
KR19952594 | 1995-02-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08249039A true JPH08249039A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=19408035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8024466A Pending JPH08249039A (ja) | 1995-02-13 | 1996-02-09 | ミラーイメージ制御のための数値制御方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5739656A (ja) |
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