JP4560191B2 - 数値制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、数値制御装置に係り、工作機械や工業用ロボット等の制御対象の動作をプログラム制御する際等に利用できる。
【0002】
【背景技術】
従来より、工作機械や工業用ロボット等の制御対象の動作制御にあたっては、所定の指令プログラムを解読・実行して制御対象を制御する数値制御装置(NC装置)が利用されている。
数値制御装置は、所定の形式で動作指令(移動量、速度等についての指令)が順次記載された指令プログラムを予め読み込み、各指令を制御対象に出力して制御対象に所定の動作を実行させるものである。
【0003】
数値制御装置の指令プログラムの生成にあたっては、たとえば、工作機械でワークの切削加工等を行う場合、CAD・CAMシステムから与えられたワークの形状データを利用することで、別途のプログラミング作業なしに指令プログラムを生成すること(自動プログラミング)が行われている。なお、ワークの形状データから求められた、たとえば工具の理想的な移動軌跡を元形状と呼ぶ。このような元形状の例を図5に示す。この元形状100は、直線からなる部分100Aと、曲線からなる部分100Bとを含んで構成されている。
【0004】
このようにして生成された指令プログラムでは、図5の元形状100を、通常、図6に示すような指令形状110として表現している。具体的に、指令形状110では、元形状100の直線からなる部分100Aが、連続した複数の直線110Aで表現されているとともに、元形状100の曲線からなる部分100Bが、連続した複数の微小な直線110Bで表現されている。
このような指令形状110に基づいて生成された指令プログラムを解析・実行する数値制御装置のなかには、これら複数の直線110A,110Bから選択的に一部を曲線補間して曲線に復元する機能を備えている数値制御装置がある。
この数値制御装置において、指令形状110の一部が曲線に復元された復元形状に基づいて制御対象に指令を出力すれば、指令プログラムによる制御対象の移動軌跡を円滑化でき、たとえば切削加工においては、加工対象に滑らかな加工を施すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような数値制御装置では、指令形状110のデータのみが与えられ、この指令形状110の全ての直線110A,110Bから、推測により、一部を選択的に曲線補間して曲線に復元している。このため、場合によっては、元形状100の直線からなる部分100Aにあたる指令形状110の直線110Aが、選択されて曲線補間により曲線化されてしまう可能性がある。具体的には、図7に示すように、本来直線であったはずの部分(元形状において、微小な直線100Bと連続する直線100Aの部分)が曲線化された復元形状120が生成されてしまう可能性がある。
そして、このような復元形状120に基づいて制御対象に指令を出力してしまうと、制御対象の動作精度を低下させてしまうおそれがある。
【0006】
本発明の目的は、工作機械や工業用ロボット等の制御対象の動作精度を高めることができる数値制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の数値制御装置は、上記目的を達成するために、以下の構成を備える。
請求項1に記載の発明は、所定の指令プログラムを解読して制御対象を所定の移動軌跡に沿って移動させる動作指令を前記制御対象に出力する数値制御装置であって、前記指令プログラムは、複数の指令ブロックを含んで構成され、前記指令ブロックは、前記制御対象の理想的な移動軌跡である元形状を近似した移動軌跡である指令形状を示す経路情報を含むとともに、前記経路情報の元形状が直線か曲線かを示す元形状情報を含み、前記経路情報および前記元形状情報を参照し、前記元形状情報が示す前記元形状が直線であれば前記経路情報を直線として動作指令を作成し、前記元形状情報が示す前記元形状が曲線であれば前記経路情報を曲線として前記元形状を復元して動作指令を作成し、作成した動作指令を前記制御対象に出力することを特徴とするものである。
【0008】
この発明によれば、所定の移動軌跡の指令を示す経路情報に加えて、所定の移動軌跡の元形状の状態、具体的には元形状が直線か曲線かを示す元形状情報を含んで指令ブロックを構成するとともに、これら経路情報および元形状情報から元形状を復元して、この復元形状に応じた動作指令を前記制御対象に出力しているので、元形状をそのまま反映させた動作指令を制御対象に出力できる。
つまり、所定の移動軌跡の指令を示す経路情報のみに基づいて復元処理を行うのではなく、経路情報に加えて、所定の移動軌跡の元形状の状態つまり元形状が直線か曲線かを示す元形状情報にも基づいて復元処理を行っているので、元形状が直線の場合は動作指令も直線として、元形状が曲線の場合は移動指令も曲線として、元形状により近い復元形状を求めることができ、元形状を制御対象の動作軌跡にそのまま反映できて、制御対象の動作精度を高めることができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の数値制御装置において、前記経路情報は、前記移動軌跡が直線の指令を示す情報を含み、前記元形状情報は、前記直線の移動軌跡の元形状が直線か曲線かを示す情報であることを特徴とするものである。
この発明によれば、移動軌跡が直線の指令を示す経路情報と、この移動軌跡の元形状が直線か曲線かを示す元形状情報とから元形状を復元しているので、従来のように、数値制御装置の推測によって、元形状が直線の部分を曲線として復元してしまうことなく、元形状が曲線の部分のみを曲線として復元できる。これにより、復元形状を元形状により忠実に基づいて求めることができて、制御対象の動作精度を確実に高めることができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の数値制御装置において、前記元形状が曲線を示しかつ前記移動軌跡が直線である情報のみを前記指令プログラムから抜き出すとともに、前記直線の移動軌跡を曲線に復元する曲線復元部を備えていることを特徴とするものである。
この発明によれば、曲線復元部において、復元処理が必要な部分の情報、すなわち、元形状が曲線であるが移動軌跡が直線とされた情報のみを指令プログラムから抜き出して本発明に基づく元形状の復元を行っているので、復元処理のスピードアップを図ることができ、制御対象が工作機械であった場合には加工時間を短縮できる。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の数値制御装置において、前記元形状情報は、モーダルデータであることを特徴とするものである。
この発明によれば、元形状情報をモーダルデータとしたので、指令プログラムを生成する際に、一連の指令ブロックで元形状情報の内容が同一であれば、最初の指令ブロックで一度指令しておくことで、その後に続く一連の指令ブロックで再び指令する必要がなくなる。このため、指令プログラムの生成作業を簡単にできるとともに、作業時間の短縮を図ることができる。
【0012】
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の数値制御装置において、前記指令プログラムは、CAMで生成されていることを特徴とするものである。
この発明によれば、指令プログラムは、CAMで生成されているため、たとえば、制御対象が工作機械であった場合には、ワークの形状データから指令プログラムを生成でき、指令プログラムの生成作業を簡易にできるとともに、生成時間も短縮できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係るシステムが示され、このシステムは、数値制御装置10と、この数値制御装置10により制御される制御対象としての工作機械20とを含んで構成されている。このようなシステムにおいて、数値制御装置10は、所定の指令プログラムとしての加工プログラム30を読み込み、この加工プログラム30に基づいて工作機械20に動作指令を出力する。
【0014】
工作機械20は、たとえば工具(図示せず)を、それぞれX軸方向、Y軸方向、およびZ軸方向へ移動させるX軸サーボ系21、Y軸サーボ系22、およびZ軸サーボ系23を有し、図示は省略するが、必要に応じて主軸を回転させる主軸ドライバ等の複数の駆動系を有する。
【0015】
加工プログラム30は、図5に示す元形状100に基づいてCAMで生成されたプログラムであり、時系列的に読み込まれる一連の指令ブロック30Aで構成されている。この加工プログラム30では、上述したように、図5の元形状100を、図6に示すような指令形状110として表現している。
指令ブロック30Aには、経路情報31、元形状情報32、および速度情報33が含まれている。本実施形態では、図2に示すように、複数のワードで構成された一行一行が指令ブロック30Aであり、一行の最初にはNコードで表示されるシーケンス番号が設けられている。
このような指令ブロック30Aを構成する各情報31〜33について、図2を用いて、以下に詳述する。
【0016】
経路情報31は、所定の移動軌跡の指令を示す情報であり、直線補間、円弧補間および一時停止等の動作等の準備機能を指定するGコードと、移動先の座標値あるいは現在位置からの移動量を表す寸法語X、Yとで構成されている。この経路情報31により、図6の指令形状110が求められる。
速度情報33は、送り速度を指定するFコードから構成されており、指定された速度は、その指令ブロック30Aおよび次にFコードが指令されるまでの各指令ブロック30Aの速度となる。
【0017】
元形状情報32は、所定の移動軌跡(指令形状110)の元形状100の状態を示す情報であり、経路情報31が直線補間であった場合、すなわちG01であった場合、その直線が元形状100において直線からなる部分100Aであるか、または曲線からなる部分100Bであるかを示している。このような元形状情報32は、モーダルデータであるQコードから構成されている。
Qコードは、「0」のときに直線を指定し、「1」のときに曲線を指定しており、指定された状態(直線または曲線)は、その指令ブロック30Aおよび次にQコードが指令されるまでの各指令ブロック30Aの状態となる。
このようなQコードにより、N01〜N04までの指令ブロック30Aは、元形状100の直線からなる部分100Aを表し、N05〜N09までの指令ブロック30Aは、元形状100の曲線からなる部分100Bを表していることが分かる。
なお、元形状情報32および速度情報33の加工プログラム30への付加は、CAMで加工プログラム30を生成する際、キーボード等のインターフェースから各情報32,33の内容(各コードや数値等)を入力することで行われる。
【0018】
図1に戻って、数値制御装置10は、解析部11、形状評価部12、曲線復元部13、および分配部14を備えている。
解析部11は、読み込まれた加工プログラム30について、各指令ブロック30Aごとに解析処理を行う。解析部11では、各指令ブロック30A中のアドレスコード等の文字列が読み出され、経路情報31からは軸移動量が、元形状情報32からは元形状100が直線であるか曲線であるかが、速度情報33からは送り速度等が求められる。これら軸移動量の情報および元形状100の直線または曲線情報は形状評価部12に送られ、送り速度の情報は分配部14に送られる。
【0019】
形状評価部12は、解析部11からの解析情報に基づいて、図6に示す指令形状110を求め、この指令形状110は、軸移動量の情報から求められる。
ここで、各指令ブロック30Aにおいて、元形状100が直線である場合、つまり元形状情報32のQコードが「0」である場合、求められた指令形状110(直線110A)の情報が分配部14に送られる。
一方、各指令ブロック30Aにおいて、元形状100が曲線である場合、つまり元形状情報32のQコードが「1」である場合、求められた指令形状110(直線110B)の情報が曲線復元部13に送られる。
【0020】
曲線復元部13は、形状評価部12から送られた指令形状110(直線110B)の情報に基づいて、元形状100の曲線からなる部分100Bを復元して、図3に示す復元形状130を求めている。つまり、曲線復元部13では、元形状100が曲線で表現されかつ直線からなる移動軌跡(指令形状110)の情報のみを加工プログラム30から抜き出して、指令形状110(直線110B)を曲線に復元していることになる。
このような復元形状130は、形状評価部12から送られた指令形状110の直線110Bからなる部分を補間処理することで求められる。このようにして求められた復元形状130の情報は分配部14に送られる。
【0021】
分配部14は、解析部11から送られた送り速度の情報、形状評価部12から送られた指令形状110(直線110A)の情報、および曲線復元部13から送られた復元形状130の情報をもとに、動作指令を工作機械20のX、Y、およびZ軸サーボ系21〜23に対して出力する。
【0022】
次に、上述した数値制御装置の動作について、図4に示されるフローチャートを用いて説明すると、以下のようになる。
数値制御装置10に加工プログラム20が与えられると、まず、解析部11で加工プログラム20を構成する複数の指令ブロック30Aについての解析処理を行う(S1)。
ついで、形状評価部12で、軸移動量の情報をもとに指令形状110を求める(S2)とともに、元形状100の直線または曲線情報において、曲線情報があるかどうか(元形状100の曲線からなる部分100Bの情報が含まれているかどうか)を判定する(S3)。
元形状100の曲線からなる部分100Bの情報が含まれていない場合、指令形状110の情報を分配部14に出力して、分配部14で、この情報に応じて各軸サーボ系21〜23に動作指令を分配する(S4)。
一方、元形状100の曲線からなる部分100Bの情報が含まれている場合、指令形状110の情報のうち、元形状100が直線からなる部分100Aの情報を分配部14に出力するとともに、元形状100が曲線からなる部分100Bの情報を曲線復元部13に出力して、曲線復元部13で指令形状110(直線110B)を補間処理して復元形状130を求める(S5)。この後、復元形状130の情報を分配部14に出力し、分配部14で、復元形状130の情報および形状評価部12から送られた指令形状110(110A)の情報に応じて各軸サーボ系21〜23に動作指令を分配する(S4)。
【0023】
上述のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
(1)経路情報31に加えて、元形状100の状態を示す元形状情報32を含んで指令ブロック30Aを構成するとともに、これら経路情報31および元形状情報32から元形状100を復元して、この復元形状130に応じた動作指令を工作機械20に出力しているので、元形状100をそのまま反映させた動作指令を工作機械20に出力できる。つまり、経路情報31のみに基づいて復元処理を行うのではなく、経路情報31に加えて、元形状情報32にも基づいて復元処理を行っているので、元形状100により近い復元形状130を求めることができ、元形状100を工作機械20のたとえば図示しない工具の動作軌跡にそのまま反映できて、工作機械20(工具等)の動作精度を高めることができる。
【0024】
(2)指令形状110が求められる経路情報31と、元形状100が直線または曲線で表現されることを示す元形状情報32とから元形状100を復元しているので、従来のように、数値制御装置の推測によって、元形状100の直線からなる部分100Aを曲線として復元してしまうことなく、元形状100の曲線からなる部分100Bのみを曲線として復元できる。これにより、元形状100に忠実に基づいて復元形状130を求めることができて、工作機械20の動作精度を確実に高めることができる。
【0025】
(3)曲線復元部13において、復元処理が必要な部分の情報、すなわち、元形状100が曲線で表現される指令形状110(直線110B)の情報のみを加工プログラム30から抜き出して元形状100を復元しているので、復元処理のスピードアップを図ることができ、工作機械20における加工時間を短縮できる。
【0026】
(4)元形状情報32をモーダルデータとしたので、加工プログラム30を生成する際に、一連の指令ブロック30Aで元形状情報31の内容が同一であれば、最初の指令ブロック30Aで一度指令しておくことで、その後に続く一連の指令ブロック30Aでその指令が保持されるため、再び指令する必要がなくなる。
このため、加工プログラム30の生成作業を簡単にできるとともに、作業時間の短縮を図ることができる。
【0027】
(5)加工プログラム30は、CAMで生成されているため、工作機械20で加工される図示しないワークの形状データから加工プログラム30を生成でき、加工プログラム30を生成作業を簡易にできるとともに、生成時間も短縮できる。
【0028】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良は、本発明に含まれるものである。
たとえば、前記実施形態では、元形状情報をQコードから構成していたが、Pコード等の他のアドレスコードで構成してもよく、このような場合も本発明に含まれる。また、アドレスコードに続く数値において、前記実施形態では、直線を「0」、曲線を「1」として表現したが、いずれの数値で表現してもよい。
要するに、加工プログラム30の元形状情報32は、元形状100の直線からなる部分100Aと、曲線からなる部分100Bとの区別ができるように表現されればよい。
【0029】
前記実施形態では、加工プログラム30をCAMで生成したが、必ずしもCAMで生成する必要はなく、他の方法で生成してもよい。
前記実施形態では、制御対象として工作機械を挙げたが、本発明に係る制御対象がこれに限定されるものではなく、工業用ロボット等であってもよい。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、工作機械や工業用ロボット等の制御対象の動作精度を高めることができるできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシステムの構成を示す概略構成図である。
【図2】前記実施形態における加工プログラムの内容を示す図である。
【図3】前記実施形態における曲線復元部で求められた復元形状を示す図である。
【図4】前記実施形態における数値制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】元形状を示す図である。
【図6】指令形状を示す図である。
【図7】従来技術における問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
10 数値制御装置
13 曲線復元部
20 制御対象である工作機械
30 指令プログラムである加工プログラム
30A 指令ブロック
31 経路情報
32 元形状情報
100 元形状
110 移動軌跡である指令形状
130 復元形状

Claims (5)

  1. 所定の指令プログラムを解読して制御対象を所定の移動軌跡に沿って移動させる動作指令を前記制御対象に出力する数値制御装置であって、
    前記指令プログラムは、複数の指令ブロックを含んで構成され、
    前記指令ブロックは、前記制御対象の理想的な移動軌跡である元形状を近似した移動軌跡である指令形状を示す経路情報を含むとともに、前記経路情報の元形状が直線か曲線かを示す元形状情報を含み、
    前記経路情報および前記元形状情報を参照し、前記元形状情報が示す前記元形状が直線であれば前記経路情報を直線として動作指令を作成し、前記元形状情報が示す前記元形状が曲線であれば前記経路情報を曲線として前記元形状を復元して動作指令を作成し、作成した動作指令を前記制御対象に出力することを特徴とする数値制御装置。
  2. 請求項1に記載の数値制御装置において、
    前記経路情報は、前記移動軌跡が直線の指令を示す情報を含み、
    前記元形状情報は、前記直線の移動軌跡の元形状が直線か曲線かを示す情報であることを特徴とする数値制御装置。
  3. 請求項2に記載の数値制御装置において、
    前記元形状が曲線を示しかつ前記移動軌跡が直線である情報のみを前記指令プログラムから抜き出すとともに、前記直線の移動軌跡を曲線に復元する曲線復元部を備えていることを特徴とする数値制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の数値制御装置において、
    前記元形状情報は、モーダルデータであることを特徴とする数値制御装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の数値制御装置において、
    前記指令プログラムは、CAMで生成されていることを特徴とする数値制御装置。
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