JP2007172325A - 自由曲線加工法および数値制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】X−Y座標移動用の制御軸の動作、停止が交互に起きることがなく、加工面に継ぎ目マークが付つくこともなく、高精度、高品質の自由曲線加工を行えるようにすること。
【解決手段】直線補間ブロックの終点位置においてバイト工具の刃先が、その終点位置を定義している直線補間ブロックにおける工具進行方向Bn→に真直に向くように、C軸を制御する。
【選択図】図5

Description

この発明は、自由曲線加工法および数値制御装置に関し、特に、方向性を有する工具を用い、その刃先方向を制御して自由曲線を加工する加工法およびその加工法を実施する数値制御装置自に関するものである。
自由曲線加工法として、自由曲線を微小な直線補間ブロックで近似した加工プログラムを数値制御装置によって実行し、方向性を有する工具の刃先方向を制御軸によって制御して工具刃先が工具進行方向に真直に向くようにして自由曲線を加工する自由曲線加工法がある(例えば、特許文献1)。
上述の自由曲線加工法は、X軸、Y軸、Z軸、C軸の4個の制御軸を有する数値制御工作機械において、方向性を有する工具としてバイト工具を用い、Z軸方向を工具切り込み方向とし、C軸によりバイト工具の刃先方向を制御するものであり、X−Y平面での直線補間ブロックを連続して移動する場合、図7に示されているように、直線補間ブロックBnの始点位置Bnsにおいて、工具刃先Tcが、その直線補間ブロックBnの工具進行方向Bn→に真直に向くように、C軸制御を行って工具刃先Tcの向きを一挙に変更し、その後に、X軸とY軸の2軸同時制御によって工具刃先Tcを直線補間ブロックBnの始点位置Bneへ移動させている。
特開平8−118205号公報
上述したような従来の自由曲線加工法では、各直線補間ブロックBnの始点位置BnsでC軸単独の回転動作が入り、加工プログラムで指令されているX軸、Y軸等の制御軸の動作が一時的に止まる。そのため、制御軸の動作、停止が交互に起きるため、機械が振動し、加工面に悪影響がでる。
また、工具刃先Tcが工具進行方向Bn→に真直に向くように、直線補間ブロックBnの始点位置Bns、つまり各直線補間ブロックの継ぎ目位置でC軸単独の回転動作を行っているため、工具刃先Tcの回転方向内側が、図7に符号rで示されているように、加工方向(工具進行方向Bn→)に対して逆方向に回転し、工具刃先Tcが、既に加工した面を再加工する現象が生じる。このため、加工面に、継ぎ目マークが付く不具合が生じる。
この発明が解決しようとする課題は、方向性を有する工具の刃先方向を制御軸によって制御して工具刃先が工具進行方向に真直に向くようにして自由曲線を加工する自由曲線加工法において、X−Y座標移動用の制御軸の動作、停止が交互に起きることがなく、加工面に継ぎ目マークが付つくこともなく、高精度、高品質の自由曲線加工を行えるようになることである。
この発明による自由曲線加工法は、自由曲線を微小な直線補間ブロックで近似した加工プログラムを数値制御装置によって実行し、方向性を有する工具の刃先方向を制御軸によって制御して自由曲線を加工する自由曲線加工法において、各直線補間ブロックの終点位置において前記工具の刃先が、その終点位置を定義している直線補間ブロックにおける工具進行方向に真直に向くように、前記制御軸を制御するものである。
この発明による自由曲線加工法は、好ましくは、各直線補間ブロックの始点位置より終点位置への移動過程において、漸次、前記工具の刃先が、その終点位置を定義している直線補間ブロックにおける工具進行方向に真直に向くように、前記制御軸を制御するものである。
この発明による自由曲線加工法は、好ましくは、各直線補間ブロック毎の直線補間指令に記述された座標値より直線補間の始点位置から終点位置へのベクトルを数値制御装置の内部処理によって自動算出し、このベクトル計算より前記制御軸の角度指令を前記直線補間指令に付加し、制御軸の角度指令を付加された直線補間指令によって自由曲線を加工するものである。
この発明による数値制御装置は、自由曲線を微小な直線補間ブロックで近似した加工プログラムを実行し、方向性を有する工具の刃先方向を制御軸によって制御して自由曲線を加工する数値制御装置において、各直線補間ブロックの終点位置において前記工具の刃先が、その終点位置を定義している直線補間ブロックにおける工具進行方向に真直に向くように、前記制御軸の制御を行うものである。
この発明による数値制御装置は、好ましくは、各直線補間ブロックの始点位置より終点位置への移動過程において、漸次、前記工具の刃先が、その終点位置を定義している直線補間ブロックにおける工具進行方向に真直に向くように、前記制御軸の制御を行うものである。
この発明による数値制御装置は、好ましくは、各直線補間ブロック毎の直線補間指令に記述された座標値より直線補間の始点位置から終点位置へのベクトルを内部処理によって自動算出し、このベクトル計算より前記制御軸の角度指令を前記直線補間指令に付加するものである。
この発明による数値制御工作機械は、上述の発明による数値制御装置による数値制御によって自由曲線加工を行うものである。
この発明による自由曲線加工法では、各直線補間ブロックにおいて、工具の刃先が、終点位置を定義している直線補間ブロックにおける工具進行方向に真直に向くように、制御軸を制御するから、工具刃先方向の制御軸とX−Y座標移動用の制御軸との同時制御が可能になり、X−Y座標移動用の制御軸の動作、停止が交互に起きることがない状態で、自由曲線加工を行えるようになる。
また、この発明による自由曲線加工法では、直線補間ブロックの始点位置にて工具刃先が工具進行方向に真直に一挙に向くような軸制御が行わないようにすることができるから、加工面に継ぎ目マークが付くことも回避できる。
この発明による自由曲線加工法および数値制御装置の実施形態の説明に先立って、この発明による自由曲線加工法を実施するのに適した数値制御工作機械の一例を、図1を参照して説明する。
この数値制御工作機械は、ベッド1と、ベッド1上にY軸方向に移動可能に設けられたY軸テーブル3と、Y軸テーブル3上にX軸方向に移動可能に設けられたX軸テーブル5とを有し、X軸テーブル5上に被加工物Wを固定載置される。
Y軸テーブル3はY軸サーボモータ7によってY軸方向に駆動され、X軸テーブル5はX軸サーボモータ9によってX軸方向に駆動され、X軸テーブル5上の被加工物Wは、Y軸サーボモータ7によるY軸テーブル3のY軸方向の移動とX軸サーボモータ9によるX軸テーブル5のX軸方向の移動により、X軸とY軸による水平面に沿ってX座標とY座標による任意に座標位置に軸制御される。
ベッド1上に立設されたコラム11にはZ軸スライダ13が上下方向、即ちZ軸方向(切り込み方向)に移動可能に装着されている。Z軸スライダ13はZ軸サーボモータ15によってZ軸方向に駆動される。
Z軸スライダ13には主軸頭17が取り付けられている。主軸頭17には主軸29がZ軸と同一の軸線周り、即ちC軸周りに回転可能に装着されている。主軸29は主軸モータであるC軸サーボモータ19により回転駆動され、C軸回転角を定量的に制御される。主軸29には、方向性を有する切削工具として、例えば、へールバイト工具Tが装着される。
ここで、X軸とY軸による被加工物Wの移動平面は、主軸29の回転軸線、即ちC軸(Z軸)に直交する平面である。
X軸サーボモータ9、Y軸サーボモータ7、Z軸サーボモータ15、C軸サーボモータ19の各々には、ロータリエンコーダ21、23、25、27が装着されている。ロータリエンコーダ21、23、25、27は、各軸のサーボモータ9,7,15,19の回転角を検出し、回転角情報を数値制御装置(NC装置)31へ出力する。
NC装置31は、コンピュータ式のものであり、図2に示されているように、メインプロセッサ33と、システムプログラム等を格納したROM35と、RAM37と、加工プログラム点入力部39と、加工プログラム解析部41と、分配器43と、サーボコントローラ45と、表示器55を有し、これらがバス57によって相互に接続されている。
RAM37は、一時的なデー外各納メモリとして作用し、加工プログラム入力部39より入力した加工プログラムや工具データなどを格納する。プログラム解析部41は、入力した加工プログラムを1ブロックづつ解析し、分配部43によって1サンプリング時間毎の移動指令(=速度指令)を計算しやすい形式にデータ変換する。分配部50は、与えれた移動距離、移動速度指令に従って、C軸を含めた各制御軸の1サンプリング時間毎の移動指令(=速度指令)を計算し、サーボコントローラ45に渡す。
サーボコントローラ45には、各制御軸駆動用のサーボアンプ47、49、51、53が接続されている。サーボアンプ47、49、51、53には各制御軸のサーボモータ7、9、15、19が接続されており、各制御軸のサーボモータ7、9、15、19は、サーボコントローラ45により制御される。
表示器55は、実行中の加工プログラムや機械位置座標など加工に必要なデータを表示する。
図3は、上述した数値制御工作機械の座標系を示している。ここでは、X軸の+方向をC軸の0度とし、反時計廻り方向を+Cとしている。
NC装置31は、自由曲線を微小な直線補間ブロックで近似した加工プログラムを実行する。NC装置31による直線補間は、通常、「G01」という指令コードでプログラミングし、「G01」の後に目標の座標位置を指令する。位置の指定方法には、G91(インクレメンタル=相対位置)指令と、G90(アブソリュート:絶対位置)指令とがある。
C軸のような回転軸のG01指令には、以下の規定があるものとする。
アブソリュート指令では、絶対値で直線補間ブロックの終点位置を示し、符号で回転方向を示す。指令範囲は、−360.0〜360.0。インクレメンタル指令では、回転量を絶対値で指定し、回転方向を符号で示す。
NC装置31は、加工プログラムを入力し、解析を行う。この時に、直線補間ブロックの始点位置から終点位置へのベクトルを、内部処理、例えば、メインプロセッサ33による演算処理によって自動算出し、このベクトル計算よりC軸の角度指令Cnを「G01」による直線補間指令に付加する。
直線補間の1ブロックの一例を図4に示す。図4は、開始位置座標(Xs、Ys、Cs)から終点位置座標(Xe,Ye、Ce)への移動を示す。
指令G01 X(Xn) Y(Yn)の直線補間が指令された場合、アブソリュート指令では、終点位置座標は、Xe=Xn、Ye=Yn、移動量は、Xd=Xe一Xs、Yd=Ye一Ysで表される。インクレメンタル指令では、移動量は、Xd=Xn、Y=Ynで表される。
従って、終点位置のC軸の絶対位置は、Ce=tan‐1(Yd/Xd)なる演算式によって算出できる。C軸の絶対位置Ceより下記の演算によってC軸の角度指令Cnを算出する。
Ce<Csなら、C1=Ce+360.0、それ以外なら、C1=Ce、C2=C1一Csとし、アブソリュート指令の場合は、C2≦=180.0なら、Cn=Ce、その以外なら、Cn=−Ceとする。インクレメンタル指令の場合は、C2≦180.0ならば、Cn=C2、それ以外なら、Cn=C2−360.0とする。
NC装置31は、内部処理により、直線補間「G01」の指令に、C軸指令Cnを自動的に加えて、G01 X(Xn) Y(Yn) C(Cn)とする。G01 X(Xn) Y(Yn) C(Cn)なる直線補間指令は、NC装置31の加工プログラム解析部41によって解析され、分配器43により分配処理される。分配器43は、C軸を含めた各制御軸の1サンプリング時間毎の移動指令をサーボコントローラ45に渡す。
これにより、図5に示されているように、直線補間ブロックBnの始点位置Bnsより終点位置Bneへの移動過程において、漸次、へールバイト工具Tの刃先Tcが、終点位置Bneを定義している直線補間ブロックBnにおける工具進行方向Bn→に真直に向くように、C軸が制御される。
このようにC軸制御が行われることにより、工具刃先方向の制御軸であるC軸と、X−Y座標移動用の制御軸との同時制御が可能になり、X−Y座標移動用の制御軸の動作、停止が交互に起きることがない状態で、自由曲線加工を行えるようになる。これにより、高精度な自由曲線加工を行えるようになる。
また、直線補間ブロックBnの始点位置Bsにて工具刃先Tcが工具進行方向に真直に一挙に向くような軸制御が行われないことにより、加工面に継ぎ目マークが付つくことも回避でき、高品質の自由曲線加工を行えるようになる。
従来は、CAD/CAMによって、軌跡とその進行方向にバイト工具を向けるためのC軸指令を1ブロック毎に計算していたが、本実施形態では、NC装置31が内部処理により、C軸の角度指令Cnを直線補間指令に自動付加するから、通常通りの平面の軌跡をプログラミングするだけですみ、CAD/CAMでのC軸に関する処理が不要となる。また、このことにより、加工プログラムのサイズを縮小できる。
なお、直線補間ブロックBnの始点位置Bnsより終点位置Bneへの移動過程では、刃先方向は、工具進行方向Bn→に真直に向かずに、X−Y座標移動が行われるが、自由曲線を微小な直線補間ブロックBnで近似した加工プログラムにおいては、各直線補間ブロックBn間での工具進行方向Bn→の向きは、大きくは変化しないため、精度上、問題にはならない。
つぎに、NC装置31によるC軸指令Cnの自動付加処理について、図6に示されているフローチャートを参照して説明する。
まず、直線補間の指令G01 X(Xn) Y(Yn)を入力し(ステップS11)し、その直線補間ブロックの開始位置における各座標値Xs、Ys、Csを取得する(ステップS12)。
つぎに、位置指定モードが、G90によるアブソリュートモードであるか否かを判別する(ステップS13)。
位置指定モードがアブソリュートモードである場合には、直線補間ブロックの終点位置におけるX−Y座標値Xe、Yeを、Xe=Xn、Ye=Ynとし、X軸の移動量XdとY軸の移動量Ydを下式により算出する(ステップS14)。
Xd=Xs−Xe
Yd=Ys−Ye
これに対し、位置指定モードがインクレメンタルモードであれば、Xd=Xn、Yd=Ynとする(ステップS15)。
つぎに、直線補間ブロックの終点位置のC軸絶対位置Ceを下式により算出する(ステップS16)。
Ce=tan‐1(Yd/Xd)
つぎに、直線補間ブロックの終点位置のC軸絶対位置Ceが同直線補間ブロックの終点位置の開始位置における軸絶対位置Csより大きいか否かを判別する(ステップS17)。Ce≧Csであれば、C1=Ceとし(ステップS18)、Ce<Csであれば、C1=Ce+360.0とする(ステップS19)。そして、C2=C1−Csなる演算を行う(ステップS20)。
つぎに、位置指定モードが、G90によるアブソリュートモードであるか否かを判別すする(ステップS21)。
位置指定モードがアブソリュートモードである場合には、C2が180.0以下であるか否かの判別を行い(ステップS22)、C2≦180.0であれば、Cn=Ceとし(ステップS23)、C2>180.0であれば、Cn=−Ceとする(ステップS24)。
これに対し、位置指定モードがインクレメンタルモードである場合には、C2が180.0以下であるか否かの判別を行い(ステップS25)、C2≦180.0であれば、Cn=C2とし(ステップS26)、C2>180.0であれば、Cn=C2−360.0とする(ステップS27)。
つぎに、CnをC軸指令として、直線補間の指令G01 X(Xn) Y(Yn)に、C軸指令Cnを付加し、指令G01 X(Xn) Y(Yn) C(Cn)なる指令を作成する。
このように、NC装置31が内部処理により、C軸の角度指令Cnを直線補間指令に自動付加するから、通常通りの平面の軌跡をプログラミングするだけですみ、CAD/CAMでのC軸に関する処理が不要となる。また、このことにより、加工プログラムのサイズを縮小できる。
この発明による自由曲線加工法を実施するのに適した数値制御工作機械の一例を示す斜視図。 この発明による自由曲線加工法を実施する数値制御装置の一つの実施形態を示すブロック図。 数値制御工作機械の座標系を示す座標定義図。 直線補間の移動区間とそのベクトルを示す説明図。 この発明による自由曲線加工法における工具刃先の向き変更を示す説明図。 本発明による数値制御装置によるC軸指令の自動付加処理を示すフローチャート。 従来の自由曲線加工法における工具刃先の向き変更を示す説明図。
符号の説明
1 ベッド
3 Y軸テーブル
5 X軸テーブル
7 Y軸サーボモータ
9 X軸サーボモータ
11 コラム
13 Z軸スライダ
15 Z軸サーボモータ
17 主軸頭
19 C軸サーボモータ
29 主軸
31 数値制御装置(NC装置)
T へールバイト工具
Tc 工具刃先

Claims (7)

  1. 自由曲線を微小な直線補間ブロックで近似した加工プログラムを数値制御装置によって実行し、方向性を有する工具の刃先方向を制御軸によって制御して自由曲線を加工する自由曲線加工法において、
    各直線補間ブロックの終点位置において前記工具の刃先が、その終点位置を定義している直線補間ブロックにおける工具進行方向に真直に向くように、前記制御軸を制御することを特徴とする自由曲線加工法。
  2. 各直線補間ブロックの始点位置より終点位置への移動過程において、漸次、前記工具の刃先が、その終点位置を定義している直線補間ブロックにおける工具進行方向に真直に向くように、前記制御軸を制御することを特徴とする請求項1記載の自由曲線加工法。
  3. 各直線補間ブロック毎の直線補間指令に記述された座標値より直線補間の始点位置から終点位置へのベクトルを数値制御装置の内部処理によって自動算出し、このベクトル計算より前記制御軸の角度指令を前記直線補間指令に付加し、制御軸の角度指令を付加された直線補間指令によって自由曲線を加工することを特徴とする請求項1または2記載の自由曲線加工法。
  4. 自由曲線を微小な直線補間ブロックで近似した加工プログラムを実行し、方向性を有する工具の刃先方向を制御軸によって制御して自由曲線を加工する数値制御装置において、
    各直線補間ブロックの終点位置において前記工具の刃先が、その終点位置を定義している直線補間ブロックにおける工具進行方向に真直に向くように、前記制御軸の制御を行うことを特徴とする数値制御装置。
  5. 各直線補間ブロックの始点位置より終点位置への移動過程において、漸次、前記工具の刃先が、その終点位置を定義している直線補間ブロックにおける工具進行方向に真直に向くように、前記制御軸の制御を行うことを特徴とする請求項4記載の数値制御装置。
  6. 各直線補間ブロック毎の直線補間指令に記述された座標値より直線補間の始点位置から終点位置へのベクトルを内部処理によって自動算出し、このベクトル計算より前記制御軸の角度指令を前記直線補間指令に付加することを特徴とする請求項4または5記載の数値制御装置。
  7. 請求項4〜6の何れか1項記載の数値制御装置による数値制御によって自由曲線加工を行うことを特徴とする数値制御工作機械。
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