JPS61256407A - 数値制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、数値制御装置ニブログラムを、工作機械の
稼動に関する基本的加工プログラムに変換する機能を有
する数値制御装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来の数値制御装置（以下Ｎｏ装置と称する）
付工作機械の概略構成を示すブロック図である。

図において、（１）は紙テープ又はメモリ素子等の記憶
媒体により、加工情報を記憶保持する加工情報入力媒体
、（２）は該加工情報を読み取シ、情報内容を解析等を
行う入力部、（８）は解析結果に基づき工作機械の駆動
制御演算、及び数値演算等を行う演算部、（４）は演算
データを入力出力とすると共に、制御動作を表示する設
定表示部、（５）は演算部（８ンよシの結果情報と、設
定表示部（４）よりの設定情報よシ機械の制御指令を作
る制御部、（６）は制御指令を基に工作機械（７）を駆
動する駆動部である。

次に上記構成に係る従来の数値制御装置の動作について
説明する。

加工プログラムは、座標系における機械の移動位置を示
す機械座標値、工作物の切削速度等の加工情報、各軸方
向への移動指令、変数間の演算命令、及び加工動作の流
れを制御する条件分岐命令、無条件分岐命令等からなっ
ている。

この加工プログラムは、例えば紙テープを記憶媒体とす
る加工情報入力媒体（１）に記憶保持されており、°制
御動作時には、入力部（２）によって上記記憶媒体より
加工プログラムが読み取られ、そして解析される。この
時、読み取られた命令が、変数間の演算命令であれば演
算処理を行ない、又条件分岐命令であれば、条件を解析
し分岐先を探す等の処理を行う。あるいは機械座標値、
切削速度等が変数で与えられている場合には、変数を数
値に置き換える。

次に入力部（２）によって解析した結果、及び設定表示
部（４）より入力された各設定値より演算部（８１は、
機械の各座標軸の移動、該移動による軌跡解析、切削速
度制御等の処理を行なう。該処理ルーチン終了後、入力
部（２）は加工情報入力媒体（１）よ９次の命令を読み
取る。又、制御部（５）は演算部（８）よりの演算結果
を基に制御指令を作成し駆動部（６）に与える。そして
該駆動部（６）の駆動制御の基に工作機械（テンは被加
工物を加工する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のＮｏ装置は以上のように構成されているので、加
工プログラム中に、演算命令、分岐命令等の機械の移動
命令以外の命令が連続して多く続く場合、入力部を通し
て演算部で機械の移動指令を作成するまでの処理に時間
がかかシ、制御部による機械の移動指令の処理動作が連
続的に移行し得ない。すなわち、機械は、次の移動指令
を待つ間、その移動動作は止まり、その為被加工物の基
会修・加工面に筋目が付く等良好な加工面が得られない
。また加工時間が長くかかなどの問題点があった。

この発ＢＡは上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、分岐命令、繰り返し等の制御命令、及び演
算命令を含む加工プログラムを、上記それら命令を含ま
ない加工プログラムに変換し、記憶保持することができ
ると共に、機械の移動が止まることのない、加工時間の
短縮できるＮｏ装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るＮｏ装置は、演算部で処理した演算結果
情報を基に、機械の移動指令よりなる加工プログラムを
作成し、加工情報入力媒体へ出力する処理を行なう出力
部を加えたものである。

〔作用〕

この発明においては、出力部が、演算部で得られた演算
結果情報、すなわち機械移動、軌跡解析結果、速度制御
等の情報から、加工プログラムを駆動指令を工作機械へ
出力し、連続的に工作機械を移動動作する。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、（１）はたとえば紙テープあるいは、メモ
リ等の記憶媒体内に書き込まれたデータなどの格納され
た加工情報入力媒体、（２）鉱前記加工情報入力媒体（
１）からの加工情報の記憶、解析等を行う入力部、（８
）は機械移動、軌跡解析、速度制御等の処理を行う演算
部、（４）ｒ１″ｉ機械操作者が扱うキースイッチ等と
ＯＲＴ装置等を持つ設定表示部、（５）は演算部（８）
からの演算結果情報と、設定表示部（４）からの設定情
報とにより、機械の制御指令をつくる制御部、（６）は
前記制御部（５）の情報をもとに工作機械（７）を駆動
するための駆動部、（８）は演算部（８）からの演算結
果情報と、設定表示部（４７からの設定情報とにより、
加工プログラムを作成し加工情報入力媒体（１）に出力
する出力部である。

次に第１図の動作について説明する。加工情報入力媒体
（１）に記憶された、機械Ｍ標値、切削送り速度、その
他の加工情報、また演算命令、分岐分　　　□令等を含
む加工プログラムは、入力部（２）によって読み取られ
、解析され、次に演算部（８）で機械移動量、軌跡解析
、速度制御等の情報に処理されるという動作は従来と同
じである。

次に演算部（８）の演算結果情報は出力部（８）にわた
される。出力部（８）は、この情報を基に、例えば早送
り、直線切削、円弧補間等の基本的な命令のみを含む加
工プログラムを作成し、さらに作成した加工プログラム
を加工情報入力媒体（１）に出力する。

そして工作物加工時には、直接上記作成された加工プロ
グラムに基づいて工作機械（γ）を稼動する。

辛 このとき、設定表示部（４）から設定情報４罎θ４、す
なわち操作者が設定した情報によシ、出力部（８）では
、たとえば移動指令値全であるいは各軸（ｘ。

Ｙ、Ｚ方向）独立に設定された倍率を掛けることができ
る。

また、ある加工プログラムを実行中に、他の加工プログ
ラムに対して上記の処理が可能である０尚、上記実施例
では、演算部と加工情報入力媒体休の間に出力部を設け
たが、加工プログラムを解析、演算し機械移動用加工プ
ログラムを作成する情報入力部、演算部及び出力部の５
部分から構成される装置をＮｏ装、置外部に独立して設
け、複数のＮＣ装置を上記機械移動用加工プログラムで
稼動させる構成としてもよい。この時、ＮＣ装置と加工
プログラムの受は渡しを例えばｕｓ−２３＋２−Ｃを用
いた入出力装置を介して行なえば、上記実施例と同様の
効果を奏する。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば演算部の演算結果情報
から加工プログラムを作成する出力部を設けたので、分
岐命令、演算命令、繰返し命令等を含まない加工プログ
ラムが作成でき港為この加工プログラムを実行すること
によシ、直接加工に関係しない命令すなわち、分岐、繰
返し等の命令の処理時間を無くすことができ、加工時間
が短縮できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による数値制御装置の概略
構成を示すブロック図、第２図は従来の数値制御装置の
概略構成を示すブロック図である。 図中、（１）は加工情報入力媒体、（２）は入力部、（
３）は演算部、（４）は設定表示部、（５ンは制御部、
（６）は駆動部、（７ンは工作機械、（８）は出力部で
ある。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 加工プログラムを記憶保持する加工情報入力媒体と、こ
   の加工情報入力媒体に記憶された加工プログラムを読み
   取り、解析等を行なう入力部、この入力部で読み取つた
   加工プログラムから機械移動、軌跡、速度等を求める演
   算部、さらにこの演算部で得られた演算結果から分岐命
   令、演算命令、繰返し命令等を含まない加工プログラム
   を作成し、加工情報入力媒体に出力する出力部を備えた
   ことを特徴とする数値制御装置。