JP2002091526A - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JP2002091526A JP2000285795A JP2000285795A JP2002091526A JP 2002091526 A JP2002091526 A JP 2002091526A JP 2000285795 A JP2000285795 A JP 2000285795A JP 2000285795 A JP2000285795 A JP 2000285795A JP 2002091526 A JP2002091526 A JP 2002091526A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】工作機械や工業用ロボット等の制御対象の動作
精度を高めることができる数値制御装置を提供するこ
と。 【解決手段】経路情報31に加えて、所定の移動軌跡の
元形状状態を示す元形状情報32を含んで指令ブロック
30Aを構成するとともに、これら経路情報31および
元形状情報32から元形状を復元して、この復元形状に
応じた動作指令を工作機械20に出力する数値制御装置
10。経路情報31のみに基づいて復元処理を行うので
はなく、経路情報31に加えて、元形状情報32にも基
づいて復元処理を行っているので、元形状により近い復
元形状を求めることができ、元形状を工作機械20の図
示しない工具の動作軌跡にそのまま反映できて、工作機
械20(工具等)の動作精度を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、数値制御装置に係
り、工作機械や工業用ロボット等の制御対象の動作をプ
ログラム制御する際等に利用できる。
【0002】
【背景技術】従来より、工作機械や工業用ロボット等の
制御対象の動作制御にあたっては、所定の指令プログラ
ムを解読・実行して制御対象を制御する数値制御装置
(NC装置)が利用されている。数値制御装置は、所定
の形式で動作指令(移動量、速度等についての指令)が
順次記載された指令プログラムを予め読み込み、各指令
を制御対象に出力して制御対象に所定の動作を実行させ
るものである。
【0003】数値制御装置の指令プログラムの生成にあ
たっては、たとえば、工作機械でワークの切削加工等を
行う場合、CAD・CAMシステムから与えられたワー
クの形状データを利用することで、別途のプログラミン
グ作業なしに指令プログラムを生成すること(自動プロ
グラミング)が行われている。なお、ワークの形状デー
タから求められた、たとえば工具の理想的な移動軌跡を
元形状と呼ぶ。このような元形状の例を図5に示す。こ
の元形状100は、直線からなる部分100Aと、曲線
からなる部分100Bとを含んで構成されている。
【0004】このようにして生成された指令プログラム
では、図5の元形状100を、通常、図6に示すような
指令形状110として表現している。具体的に、指令形
状110では、元形状100の直線からなる部分100
Aが、連続した複数の直線110Aで表現されていると
ともに、元形状100の曲線からなる部分100Bが、
連続した複数の微小な直線110Bで表現されている。
このような指令形状110に基づいて生成された指令プ
ログラムを解析・実行する数値制御装置のなかには、こ
れら複数の直線110A,110Bから選択的に一部を
曲線補間して曲線に復元する機能を備えている数値制御
装置がある。この数値制御装置において、指令形状11
0の一部が曲線に復元された復元形状に基づいて制御対
象に指令を出力すれば、指令プログラムによる制御対象
の移動軌跡を円滑化でき、たとえば切削加工において
は、加工対象に滑らかな加工を施すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような数値制御装置では、指令形状110のデータの
みが与えられ、この指令形状110の全ての直線110
A,110Bから、推測により、一部を選択的に曲線補
間して曲線に復元している。このため、場合によって
は、元形状100の直線からなる部分100Aにあたる
指令形状110の直線110Aが、選択されて曲線補間
により曲線化されてしまう可能性がある。具体的には、
図7に示すように、本来直線であったはずの部分(元形
状において、微小な直線100Bと連続する直線100
Aの部分)が曲線化された復元形状120が生成されて
しまう可能性がある。そして、このような復元形状12
0に基づいて制御対象に指令を出力してしまうと、制御
対象の動作精度を低下させてしまうおそれがある。
【0006】本発明の目的は、工作機械や工業用ロボッ
ト等の制御対象の動作精度を高めることができる数値制
御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の数値制御装置
は、上記目的を達成するために、以下の構成を備える。
請求項1に記載の発明は、所定の指令プログラムを解読
して制御対象に動作指令を出力する数値制御装置であっ
て、前記指令プログラムは、複数の指令ブロックを含ん
で構成され、前記指令ブロックは、所定の移動軌跡の指
令を示す経路情報を含むとともに、前記所定の移動軌跡
の元形状の状態を示す元形状情報を含み、前記経路情報
および前記元形状情報から前記元形状を復元して、この
復元形状に応じた動作指令を前記制御対象に出力するこ
とを特徴とするものである。
【0008】この発明によれば、所定の移動軌跡の指令
を示す経路情報に加えて、所定の移動軌跡の元形状の状
態を示す元形状情報を含んで指令ブロックを構成すると
ともに、これら経路情報および元形状情報から元形状を
復元して、この復元形状に応じた動作指令を前記制御対
象に出力しているので、元形状をそのまま反映させた動
作指令を制御対象に出力できる。つまり、所定の移動軌
跡の指令を示す経路情報のみに基づいて復元処理を行う
のではなく、経路情報に加えて、所定の移動軌跡の元形
状の状態を示す元形状情報にも基づいて復元処理を行っ
ているので、元形状により近い復元形状を求めることが
でき、元形状を制御対象の動作軌跡にそのまま反映でき
て、制御対象の動作精度を高めることができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の数値制御装置において、前記経路情報は、前記移動軌
跡が直線からなる指令を示す情報を含み、前記元形状情
報は、前記直線からなる移動軌跡の元形状が直線または
曲線で表現されることを示す情報であることを特徴とす
るものである。この発明によれば、直線からなる移動軌
跡の指令を示す経路情報と、直線からなる移動軌跡の元
形状が直線または曲線で表現されることを示す元形状情
報とから元形状を復元しているので、従来のように、数
値制御装置の推測によって、元形状の直線からなる部分
を曲線として復元してしまうことなく、元形状の曲線か
らなる部分のみを曲線として復元できる。これにより、
復元形状を元形状により忠実に基づいて求めることがで
きて、制御対象の動作精度を確実に高めることができ
る。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の数値制御装置において、前記元形状が曲線で表現され
かつ前記直線からなる移動軌跡の情報のみを前記指令プ
ログラムから抜き出すとともに、前記直線からなる移動
軌跡を曲線に復元する曲線復元部を備えていることを特
徴とするものである。この発明によれば、曲線復元部に
おいて、復元処理が必要な部分の情報、すなわち、元形
状が曲線で表現されかつ直線からなる移動軌跡の情報の
みを指令プログラムから抜き出して元形状を復元してい
るので、復元処理のスピードアップを図ることができ、
制御対象が工作機械であった場合には加工時間を短縮で
きる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
請求項3のいずれかに記載の数値制御装置において、前
記元形状情報は、モーダルデータであることを特徴とす
るものである。この発明によれば、元形状情報をモーダ
ルデータとしたので、指令プログラムを生成する際に、
一連の指令ブロックで元形状情報の内容が同一であれ
ば、最初の指令ブロックで一度指令しておくことで、そ
の後に続く一連の指令ブロックで再び指令する必要がな
くなる。このため、指令プログラムの生成作業を簡単に
できるとともに、作業時間の短縮を図ることができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
請求項4のいずれかに記載の数値制御装置において、前
記指令プログラムは、CAMで生成されていることを特
徴とするものである。この発明によれば、指令プログラ
ムは、CAMで生成されているため、たとえば、制御対
象が工作機械であった場合には、ワークの形状データか
ら指令プログラムを生成でき、指令プログラムの生成作
業を簡易にできるとともに、生成時間も短縮できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に
係るシステムが示され、このシステムは、数値制御装置
10と、この数値制御装置10により制御される制御対
象としての工作機械20とを含んで構成されている。こ
のようなシステムにおいて、数値制御装置10は、所定
の指令プログラムとしての加工プログラム30を読み込
み、この加工プログラム30に基づいて工作機械20に
動作指令を出力する。
【0014】工作機械20は、たとえば工具(図示せ
ず)を、それぞれX軸方向、Y軸方向、およびZ軸方向
へ移動させるX軸サーボ系21、Y軸サーボ系22、お
よびZ軸サーボ系23を有し、図示は省略するが、必要
に応じて主軸を回転させる主軸ドライバ等の複数の駆動
系を有する。
【0015】加工プログラム30は、図5に示す元形状
100に基づいてCAMで生成されたプログラムであ
り、時系列的に読み込まれる一連の指令ブロック30A
で構成されている。この加工プログラム30では、上述
したように、図5の元形状100を、図6に示すような
指令形状110として表現している。指令ブロック30
Aには、経路情報31、元形状情報32、および速度情
報33が含まれている。本実施形態では、図2に示すよ
うに、複数のワードで構成された一行一行が指令ブロッ
ク30Aであり、一行の最初にはNコードで表示される
シーケンス番号が設けられている。このような指令ブロ
ック30Aを構成する各情報31〜33について、図2
を用いて、以下に詳述する。
【0016】経路情報31は、所定の移動軌跡の指令を
示す情報であり、直線補間、円弧補間および一時停止等
の動作等の準備機能を指定するGコードと、移動先の座
標値あるいは現在位置からの移動量を表す寸法語X、Y
とで構成されている。この経路情報31により、図6の
指令形状110が求められる。速度情報33は、送り速
度を指定するFコードから構成されており、指定された
速度は、その指令ブロック30Aおよび次にFコードが
指令されるまでの各指令ブロック30Aの速度となる。
【0017】元形状情報32は、所定の移動軌跡(指令
形状110)の元形状100の状態を示す情報であり、
経路情報31が直線補間であった場合、すなわちG01
であった場合、その直線が元形状100において直線か
らなる部分100Aであるか、または曲線からなる部分
100Bであるかを示している。このような元形状情報
32は、モーダルデータであるQコードから構成されて
いる。Qコードは、「0」のときに直線を指定し、
「1」のときに曲線を指定しており、指定された状態
(直線または曲線)は、その指令ブロック30Aおよび
次にQコードが指令されるまでの各指令ブロック30A
の状態となる。このようなQコードにより、N01〜N
04までの指令ブロック30Aは、元形状100の直線
からなる部分100Aを表し、N05〜N09までの指
令ブロック30Aは、元形状100の曲線からなる部分
100Bを表していることが分かる。なお、元形状情報
32および速度情報33の加工プログラム30への付加
は、CAMで加工プログラム30を生成する際、キーボ
ード等のインターフェースから各情報32,33の内容
(各コードや数値等)を入力することで行われる。
【0018】図1に戻って、数値制御装置10は、解析
部11、形状評価部12、曲線復元部13、および分配
部14を備えている。解析部11は、読み込まれた加工
プログラム30について、各指令ブロック30Aごとに
解析処理を行う。解析部11では、各指令ブロック30
A中のアドレスコード等の文字列が読み出され、経路情
報31からは軸移動量が、元形状情報32からは元形状
100が直線であるか曲線であるかが、速度情報33か
らは送り速度等が求められる。これら軸移動量の情報お
よび元形状100の直線または曲線情報は形状評価部1
2に送られ、送り速度の情報は分配部14に送られる。
【0019】形状評価部12は、解析部11からの解析
情報に基づいて、図6に示す指令形状110を求め、こ
の指令形状110は、軸移動量の情報から求められる。
ここで、各指令ブロック30Aにおいて、元形状100
が直線である場合、つまり元形状情報32のQコードが
「0」である場合、求められた指令形状110(直線1
10A)の情報が分配部14に送られる。一方、各指令
ブロック30Aにおいて、元形状100が曲線である場
合、つまり元形状情報32のQコードが「1」である場
合、求められた指令形状110(直線110B)の情報
が曲線復元部13に送られる。
【0020】曲線復元部13は、形状評価部12から送
られた指令形状110(直線110B)の情報に基づい
て、元形状100の曲線からなる部分100Bを復元し
て、図3に示す復元形状130を求めている。つまり、
曲線復元部13では、元形状100が曲線で表現されか
つ直線からなる移動軌跡(指令形状110)の情報のみ
を加工プログラム30から抜き出して、指令形状110
(直線110B)を曲線に復元していることになる。こ
のような復元形状130は、形状評価部12から送られ
た指令形状110の直線110Bからなる部分を補間処
理することで求められる。このようにして求められた復
元形状130の情報は分配部14に送られる。
【0021】分配部14は、解析部11から送られた送
り速度の情報、形状評価部12から送られた指令形状1
10(直線110A)の情報、および曲線復元部13か
ら送られた復元形状130の情報をもとに、動作指令を
工作機械20のX、Y、およびZ軸サーボ系21〜23
に対して出力する。
【0022】次に、上述した数値制御装置の動作につい
て、図4に示されるフローチャートを用いて説明する
と、以下のようになる。数値制御装置10に加工プログ
ラム20が与えられると、まず、解析部11で加工プロ
グラム20を構成する複数の指令ブロック30Aについ
ての解析処理を行う(S1)。ついで、形状評価部12
で、軸移動量の情報をもとに指令形状110を求める
(S2)とともに、元形状100の直線または曲線情報
において、曲線情報があるかどうか(元形状100の曲
線からなる部分100Bの情報が含まれているかどう
か)を判定する(S3)。元形状100の曲線からなる
部分100Bの情報が含まれていない場合、指令形状1
10の情報を分配部14に出力して、分配部14で、こ
の情報に応じて各軸サーボ系21〜23に動作指令を分
配する(S4)。一方、元形状100の曲線からなる部
分100Bの情報が含まれている場合、指令形状110
の情報のうち、元形状100が直線からなる部分100
Aの情報を分配部14に出力するとともに、元形状10
0が曲線からなる部分100Bの情報を曲線復元部13
に出力して、曲線復元部13で指令形状110(直線1
10B)を補間処理して復元形状130を求める(S
5)。この後、復元形状130の情報を分配部14に出
力し、分配部14で、復元形状130の情報および形状
評価部12から送られた指令形状110(110A)の
情報に応じて各軸サーボ系21〜23に動作指令を分配
する(S4)。
【0023】上述のような本実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。 (1)経路情報31に加えて、元形状100の状態を示
す元形状情報32を含んで指令ブロック30Aを構成す
るとともに、これら経路情報31および元形状情報32
から元形状100を復元して、この復元形状130に応
じた動作指令を工作機械20に出力しているので、元形
状100をそのまま反映させた動作指令を工作機械20
に出力できる。つまり、経路情報31のみに基づいて復
元処理を行うのではなく、経路情報31に加えて、元形
状情報32にも基づいて復元処理を行っているので、元
形状100により近い復元形状130を求めることがで
き、元形状100を工作機械20のたとえば図示しない
工具の動作軌跡にそのまま反映できて、工作機械20
(工具等)の動作精度を高めることができる。
【0024】(2)指令形状110が求められる経路情
報31と、元形状100が直線または曲線で表現される
ことを示す元形状情報32とから元形状100を復元し
ているので、従来のように、数値制御装置の推測によっ
て、元形状100の直線からなる部分100Aを曲線と
して復元してしまうことなく、元形状100の曲線から
なる部分100Bのみを曲線として復元できる。これに
より、元形状100に忠実に基づいて復元形状130を
求めることができて、工作機械20の動作精度を確実に
高めることができる。
【0025】(3)曲線復元部13において、復元処理
が必要な部分の情報、すなわち、元形状100が曲線で
表現される指令形状110(直線110B)の情報のみ
を加工プログラム30から抜き出して元形状100を復
元しているので、復元処理のスピードアップを図ること
ができ、工作機械20における加工時間を短縮できる。
【0026】(4)元形状情報32をモーダルデータと
したので、加工プログラム30を生成する際に、一連の
指令ブロック30Aで元形状情報31の内容が同一であ
れば、最初の指令ブロック30Aで一度指令しておくこ
とで、その後に続く一連の指令ブロック30Aでその指
令が保持されるため、再び指令する必要がなくなる。こ
のため、加工プログラム30の生成作業を簡単にできる
とともに、作業時間の短縮を図ることができる。
【0027】(5)加工プログラム30は、CAMで生
成されているため、工作機械20で加工される図示しな
いワークの形状データから加工プログラム30を生成で
き、加工プログラム30を生成作業を簡易にできるとと
もに、生成時間も短縮できる。
【0028】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良は、本発明に含まれるものである。たとえば、
前記実施形態では、元形状情報をQコードから構成して
いたが、Pコード等の他のアドレスコードで構成しても
よく、このような場合も本発明に含まれる。また、アド
レスコードに続く数値において、前記実施形態では、直
線を「0」、曲線を「1」として表現したが、いずれの
数値で表現してもよい。要するに、加工プログラム30
の元形状情報32は、元形状100の直線からなる部分
100Aと、曲線からなる部分100Bとの区別ができ
るように表現されればよい。
【0029】前記実施形態では、加工プログラム30を
CAMで生成したが、必ずしもCAMで生成する必要は
なく、他の方法で生成してもよい。前記実施形態では、
制御対象として工作機械を挙げたが、本発明に係る制御
対象がこれに限定されるものではなく、工業用ロボット
等であってもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、工作機械や工業用ロボ
ット等の制御対象の動作精度を高めることができるでき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシステムの構成を示
す概略構成図である。
【図2】前記実施形態における加工プログラムの内容を
示す図である。
【図3】前記実施形態における曲線復元部で求められた
復元形状を示す図である。
【図4】前記実施形態における数値制御装置の動作を示
すフローチャートである。
【図5】元形状を示す図である。
【図6】指令形状を示す図である。
【図7】従来技術における問題点を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
10 数値制御装置 13 曲線復元部 20 制御対象である工作機械 30 指令プログラムである加工プログラム 30A 指令ブロック 31 経路情報 32 元形状情報 100 元形状 110 移動軌跡である指令形状 130 復元形状

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の指令プログラムを解読して制御対
    象に動作指令を出力する数値制御装置であって、 前記指令プログラムは、複数の指令ブロックを含んで構
    成され、 前記指令ブロックは、所定の移動軌跡の指令を示す経路
    情報を含むとともに、前記所定の移動軌跡の元形状の状
    態を示す元形状情報を含み、 前記経路情報および前記元形状情報から前記元形状を復
    元して、この復元形状に応じた動作指令を前記制御対象
    に出力することを特徴とする数値制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の数値制御装置におい
    て、前記経路情報は、前記移動軌跡が直線からなる指令
    を示す情報を含み、 前記元形状情報は、前記直線からなる移動軌跡の元形状
    が直線または曲線で表現されることを示す情報であるこ
    とを特徴とする数値制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の数値制御装置におい
    て、 前記元形状が曲線で表現されかつ前記直線からなる移動
    軌跡の情報のみを前記指令プログラムから抜き出すとと
    もに、前記直線からなる移動軌跡を曲線に復元する曲線
    復元部を備えていることを特徴とする数値制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の数値制御装置において、 前記元形状情報は、モーダルデータであることを特徴と
    する数値制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の数値制御装置において、 前記指令プログラムは、CAMで生成されていることを
    特徴とする数値制御装置。
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