JP2634621B2 - シート後処理装置 - Google Patents

シート後処理装置

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JP2634621B2
JP2634621B2 JP63057811A JP5781188A JP2634621B2 JP 2634621 B2 JP2634621 B2 JP 2634621B2 JP 63057811 A JP63057811 A JP 63057811A JP 5781188 A JP5781188 A JP 5781188A JP 2634621 B2 JP2634621 B2 JP 2634621B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、複写機、印刷機、レーザービームプリンタ
等の画像形成装置に付設されて該画像形成装置から排出
されるシートを収納するシート後処理装置に係り、詳し
くはビン上に収納されたシートを整合する整合手段及び
該シートのカールを押えるカール押え手段、そしてビン
上のシートを綴じ止めする綴じ止め手段を備えるシート
後処理装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、ビン上に収納されたシートを整合する整合手段
及び該シートのカールを押えるカール押え手段を備える
シート後処理装置(以下ソータという)が知られている
が、該ソータにおいては、画像形成装置から排出される
シートを多数のビンへ分類・収納し、これらビン上に収
納されたシートを整合手段により整合すると共にカール
押えにより該シートのカールを押えている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 ところで、上述したソータでは、カール押え手段がシ
ートのカールを押えた後に整合手段によってシートの整
合を行う場合、シートはカール押え手段により移動を規
制され、整合不良となることあった。
そこで、本発明は、シートの整合、カール押え及び綴
じ止め動作を効率よく高速処理できるものでありなが
ら、シートの整合不良及び綴じ止め不良をなくし、もっ
て上述課題を解消したシート後処理装置を提供すること
を目的とするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、シ
ートを収納するビン(10)と、該ビンに収納されるシー
トの端面を押して整合する整合手段(42)と、該ビン上
のシートの綴じ止めを行なう綴じ止め手段(60)と、を
備え、該綴じ止め手段と前記ビン上のシートとが互に干
渉しない退避位置(A)と干渉する作用位置(B)とに
移動自在に構成されてなる、シート後処理装置におい
て、 前記ビンに収納されたシートの上面を押してカールを
押えるカール押え手段(24)と、 前記整合手段(42)を移動させる整合駆動手段(35)
と、 前記カール押え手段(24)を移動させるカール押え駆
動手段(24a)と、 前記綴じ止め手段(60)と前記ビン(10)との関係が
前記退避位置(A)Aと作用位置(B)になるように移
動させる移動駆動手段(76)と、 前記綴じ止め手段を動作させる場合において、前記移
動駆動手段(76)により前記作用位置(B)をとる前に
前記カール押え駆動手段(24a)と前記整合駆動手段(3
5)を同時に動作させ、そして前記カール押え手段(2
4)の押え動作中に、前記移動駆動手段(76)を前記作
用位置(B)になるように、かつ前記カール押え手段の
押え動作終了タイミングが、前記整合手段の整合終了タ
イミングよりも遅くなるように、前記整合駆動手段(3
5)、カール押え駆動手段(24a)及び移動駆動手段(7
6)を制御する制御手段(第12図参照)と、 を備えることを特徴とするシート後処理装置にある。
(ホ) 作用 以上構成に基づき、移動駆動手段(76)が作用位置を
とる前に、整合駆動手段(35)とカール押え駆動手段
(24a)とを同時に動作させて、整合終了及びカール押
えまで短時間で行い、そいて移動駆動手段を作用位置
(B)にして、高い効率で綴じ止め動作を行う。
また、移動駆動手段(76)は、カール押え手段(24)
の動作中に作動して、カールシートと干渉することな
く、綴じ止め手段(60)及びビンは作用位置(B)とな
り、またカール押え手段(24)がシートの押えが完了す
る前に、整合手段がシートの整合を終了する。
なお、前記カッコ内の符号は、図面と対照するための
ものであるが、何等本願発明の構成を限定するものでは
ない。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明す
る。
ソータ1は、第1図及び第3図に示すように、機体12
及びビンユニット11からなり、該機体12は搬入口2に近
接して搬入ローラ対3を備えており、該ローラ対3の下
硫には搬送パス5あるいは6へシート搬送方向を切り換
えるフラッパ7が配設されている。そして、一方の搬送
パス5は略々水平方向に延びて、その下流には排紙ロー
ラ対8が配設されており、また他方の搬送パス6は下方
向に延びて、その下流には排紙ローラ対9が配設されて
おり、更に該ローラ対9に近接してステイプラ60が配設
されている。また、該排紙ローラ対8及び9の下流に
は、多数のビン10を備えるビンユニット11が、一端を機
体12に固定したバネ13がフック14へ掛止されて該バネ13
により該ビンユニット11の重量が担持されることによ
り、昇降自在に支持されている。そして、該ビンユニッ
ト11の基端部の上下部にはガイドローラ15,15が回転自
在に支持されており、該ローラ15,15は、前記機体12に
上下方向に延びるように設けられた案内溝16に嵌合され
て該溝16内を転動して前記ビンユニット11を案内するよ
うに構成されている。また、該機体12には、駆動モータ
17が配設されており、更に底板19にはスラスト軸受20が
配設されている。そして、該スラスト軸受20により回転
軸22はそのスラスト荷重を担持されており、該軸22は該
軸受20により下端を、かつ軸受20′(第10図参照)によ
り上端を回転自在に支持されており、更に該回転軸22に
はリードカム21及びスプロケット23が固定されている。
また、該スプロケット23と前記モータ17の軸とにはチェ
ーン25が張設されており、これにより該モータ17の回転
はチェーン25を介して回転軸22へ伝達されるようになっ
ている。そして、前記排紙ローラ対9近傍には、該ロー
ラ対9より排出されるシートSを収納する収納位置に位
置するビン10に収納されるシートSの綴じ位置部分のカ
ールを押えるカール押え24が配設されており、該カール
押え24はソレノイド24aに連結されている。
更に、前記ビンユニット11は、第2図に詳示するよう
に、傾斜部、垂直部及び水平部からなるフレーム26、該
フレーム26の傾斜部の先端手前側と奥側とに垂直に設け
られたフレーム27,27及び該フレーム27,27に支持された
カバー29により構成されるユニット本体30を有してお
り、該ユニット本体30の手前側にはシートを当接する整
合基準板31が設けられている。そして、該フレーム26の
基端奥側には図示しない駆動手段により回動する下アー
ム37が回動自在に支持されており、該支持板32に扇形ギ
ヤ33が回動自在に支持されている。また、該支持板32の
下側にはパルスモータ35が配設されており、該モータ35
の出力軸に固定されたギヤ36は前記扇形ギヤ36と噛合し
ている。更に、該扇形ギヤ33には下アーム37が固定され
ており、該アーム37は扇形ギヤ33と一体に回動するよう
に構成されている。そして、前記カバー29の該アーム37
と対抗する位置にアーム39が、該カバー29に回動自在に
支持された軸40に固定されて配設されており、該アーム
39の回動中心と前記アーム37の回動中心とには軸41が架
設されている。また、該アーム37の先端と該アーム39の
先端とには整合棒42が架設されており、該整合棒42は扇
形ギヤ36により揺動するように構成されている。更に、
該アーム37には遮光板43が設けられており、該遮光板43
が該アーム37と一体に回動することにより、前記フレー
ム26の奥側に配置されたホームポジションセンサ45をON
・OFFするように構成されている。
更に、前記ステイプラ60は、第4図及び第5図に示す
ように、駆動モータ61と、該モータ61の出力軸に固定さ
れたギア62とを有しており、該ギヤ62にはギヤ63が噛合
している。そして、該ギヤ63には一端を本体に固定され
たリンク65が連結されており、該リンク65の節部65aに
は針を打つヘッド66が配設されており、更に該ヘッド66
の下側には、針を曲げるアンビル67が配設されている。
また、該ヘッド66及びアンビル67には、ステイプラ60を
退避位置Aから綴じ位置B(第7図参照)へ回動する
際、シートSを案内する上下ガイド74,74が配設されて
おり、該ガイド74,74は先端側を開口している。
更に、該ステイプラ60は、第6図から第8図までに示
すように、機体フレーム12Aに軸69が立設されており、
該軸69により揺動基板70が揺動自在に支持されている。
そして、該基板70にはステイプラ基板71が固定されてお
り、該ステイプラ基板71にステイプラ60は搭載されてい
る。また、前記機体フレーム12aには、減速ギヤ群75を
内蔵するギヤボックスGが取り付けられており、該ギヤ
ボックスGにはモータ76が配設されている。更に、該モ
ータ76の出力軸に固定されているギヤ77はギヤ群75の入
力ギヤ75aと噛合しており、該ギヤ群75の出力軸75bには
リンク円板79が固定されている。そして、該リンク円板
79の外周にはカム部79a,79bが向い合って設けられてお
り、これらカム部79a,79bは機体フレーム12a上に配設さ
れて前記モータ76を動作するマイクロスイッチ80をON・
OFFするように構成されており、更に該リンク円板79の
外周縁近傍には軸79cが立設されている。また、前記揺
動基板70にはリンクアーム81が略々水平に回転自在に連
結されており、該リンクアーム81には、軸81aが立設さ
れると共に、長孔81bが開設されている。更に、該長孔8
1b内には前記軸79cが嵌挿されており、該軸79cと軸81a
とにはバネ82が張設されている。そして、前記軸69の近
傍には樹脂等で構成されたベンクランク状のアーム83が
回動自在に支持されており、該アームの一端83aは前記
揺動基板70の一端70aと当接しており、かつ他端83bはス
テイプラ作動位置検知用のマイクロスイッチ85と当接し
ている。また、該揺動基板70には取付基台72を介してシ
ート有無センサ73が配設されており、該センサ73は発光
部73aと受光部73bとからなる側面視コの字状の透過型セ
ンサにより構成されている。
そして、前記ビン10は、第9図に詳示するように、先
端手前及び奥側にそれぞれ係合板46が形成されており、
該係合板46が前記フレーム27の内側に設けられた溝(図
示せず)と係合することにより、該ピン10は先端側を支
持されるようになっている。また、該ピン10の基端手前
及び奥側にはそれぞれ支持軸47が固定されており、該支
持軸47にはローラ49が回転自在に支持されている。更に
該ピン10には、前記軸41から所定距離に前記整合棒42の
回転距離より長くかつ該整合棒42の幅より十分幅広な長
孔50が開設されており、該ピン10の基端部10cは該シー
ト収納面10bに対して垂直に立上っており、該ピン20は
機体12に対して先端を上に所定角度傾斜しており(第1
図参照)、該傾斜によりシートは、前記シート収納面19
bを滑って後端を基端部10cに当接して前後方向を整合さ
れるようになっている。また、ビン本体51の先端からシ
ート収納面10bの略々中央まで延びる切欠き部51bが形成
されており、該切欠き部51bはシート収納面10bに載置さ
れた小サイズのシートを取り易くするためのものであ
る。
そして、該ビン10は、第1図及び第3図に示すよう
に、前記ローラ49が、前記案内溝16に嵌挿されており、
最下段のビン10のローラ49は前記ガイドローラ15上に載
置されている。また、最下段のビン10より1段上のビン
10のローラ49は、該最下段のビン10のローラ49の上に載
置されており、このように下段のビン10のローラ49が1
段上段のビン10のローラ49を支持することにより、該ビ
ン10…の基端側は支持されている。そして、該ビン10…
の長孔50…には前記整合棒42が嵌挿されており、該整合
棒42は該長孔50内を揺動してシートSを前記整合基準板
31へ当接・整合するように構成されている。
また、前記リードカム21は、第10図及び第11図に示す
ように、前記ローラ49より若干幅の広い溝21aが螺旋状
に刻設されており、該溝21aは該ローラ49と係合してお
り、該リードカム21の回転により該ローラ49は溝21aに
沿って昇降するように構成されている。
一方、ソータ1は図示しないマイクロコンピュータを
備えており、該コンピュータの入力ポートは各センサ及
び各スイッチと連結されており、出力ポートには各負荷
が連結されており、更に入出力ポートには複写機等が連
結されている。
ついで、本実施例の作用について説明する。
オペレータは、原稿Mを画像面を上にして載置し、原
稿Mの複写処理モード、部数N,ソートモード及び綴じモ
ード等を複写機の操作部より入力する。そして、該操作
部からの信号を受信する図示しないマイクロコンピュー
タは、綴じモードか否か判断し、綴じモードであると判
断した場合において、オペレータが複写開始スイッチを
ONすると、該コンピュータは図示しないソレノイドをOF
Fしてフラッパ7を搬送パス6側へ切換える。それか
ら、マイクロコンピュータは、最上段のビン10が排出ロ
ーラ対9から排出されるシートSを収納する位置に達す
るまで、駆動モータ17によりリードカム21を回転する。
更にマイクロコンピュータは、図示しないセンサからの
信号に基づき、最上段のピン10が該センサに検知された
と判断した場合、複写開始信号を各部へ発信する。それ
から、該信号を受信した複写機(図示せず)は、原稿の
画像をシートSに複写し、該シートSを、複写した画像
を定着した後に排出する。そして、該複写機から排出さ
れたシートSは、搬入口2から搬入ローラ対3により機
体12内に搬入され、該ローラ対3によりフラッパ7へ搬
送される。それから、該シートSは、該フラッパ7によ
り搬送パス6へ案内され、該パス6内を通って排出ロー
ラ対9により下方に移動しているビンユニット11の最上
段のビン10上へ排出される。更に、該ビン10上へ排出さ
れたシートSは、ビン10自体の傾斜により基端側へ滑っ
て基端部10cへ当接するが、整合基準板31に対しては離
れた位置にある。そして、この状態で、複写機からのシ
ートサイズ情報を得ているマイクロコンピュータは、駆
動手段により整合棒42をホームジションから回動して、
シートSを二点鎖線位置から実線位置まで移動し、シー
トS手前側を整合基準板31へ当接・整合する(第9図参
照)。それから、所定時間後、駆動手段が反転して整合
棒42はホームポジションへ戻される。そして、前述同様
の動作により、原稿の画像をシートSに複写し、該シー
トSを一段ずつ上昇した第2段目のビン10へ整合・収納
する。同様にして、所定枚数のシートSをビン10…上に
分類・収納し、更に原稿を差し換えて所定枚数のシート
S…をビン10…上に分類・収納する。このようにして、
所望原稿を複写した所定枚数のシートSをビン10…上に
分類・収納して複写・分類作業が終了すると、マイクロ
コンピュータは駆動モータ17によりリードカム21を回転
して最上段ビン10を綴じ位置すなわち排出ローラ対9か
ら排出されるシートSを収納する位置へ移動する。そし
て、該コンピュータは、ソレノイド24aをONして該ビン1
0に収納されているシートS…の綴じ位置部分のカール
をカール押え24により押え始めると共に(第8図参
照)、パルスモータ35を所定パルス数だけONして整合棒
42によりシートSを整合基準板31へ当接・整合する。こ
の際、第12図に示すように、カール押え用ソレノイド24
aと整合棒42駆動用パルスモータ35は同時にオンされ
る。そして、該整合棒42による整合が終了した時Ta(第
12図参照)、カール押え24は、シートSのカールを押え
る途中であり、それから所定時間t1後のTb時に、シート
Sを完全に押え切る。更に、Tb時から所定時間後t2のTc
時に、マイクロコンピュータは、モータ76を回転し、該
モータ76の回転はギヤ群75により減衰されて出力軸75b
に伝達される。それから、該出力軸75bの回転によりリ
ンク円板79が回転し、該円板79の回転により、ステイプ
ラ60が退避位置A(第7図参照)に位置している際、マ
イクロスイッチ80と当接して該スイッチ80をONしている
カム部79bは該スイッチ80から離間して該スイッチ80はO
FFする。更に、該リンク円板79が回転して、該円板79の
回転は軸79cからバネ82及び軸81aを介してリンクアーム
81へ伝達され、該アーム81は長孔81bに嵌挿されている
軸79cを中心として揺動しながら、左側(第8図参照)
へ移動する。そして、該リンクアーム81の移動により、
揺動基板70は軸69を中心として揺動する。それから、リ
ンク円板79が更に回転してカム部79aがマイクロスイッ
チ80に当接し、該スイッチ80がONすると、該スイッチ80
からのON信号を受信するマイクロコンピュータはモータ
76をOFFしてリンク円板79を停止する。この際、揺動基
板70は第8図に示す位置へ移動しており、該基板70の一
端70aはアーム83の一端83aを押圧し、該アーム83を反時
計方向に回動する。これにより、該アーム83の他端83b
はマイクロスイッチ85を押圧して該スイッチ85をONし、
該スイッチ85のON信号を受信するマイクロコンピュータ
はステイプラ60が綴じ位置B(第7図参照)へ移動した
と判断する。また、該ステイプラ60が退避位置Aから綴
じ位置Bへ移動する際、ビン10上に収納されているシー
トSは上下ガイド74,74により該ステイプラ60のヘッド6
6とアンビル67との間に案内される。また、該ビン10上
に収納されているシートSがカールシートの場合、該カ
ールシートSは、該上下ガイド74,74によりカールを押
えられてヘッド66とアンビル67との間へ案内される。こ
の際、揺動基板70と一体に回動するシート有無センサ73
の発光部73aと受光部73bとの間をビン10上のシートSの
後端手前側角部分が通過することにより、該シートSは
該センサ73により検知される。また、該ビン10上のシー
トSが誤って引き抜かれて該センサ73がシートSを検知
しなかった場合、マイクロコンピュータ61はステイプラ
60を作動させずに退避位置Aへ戻す。そして、該センサ
73からのシートSが有るとの信号を受信するマイクロコ
ンピュータは、駆動モータ61を駆動して該ビン10上のシ
ートSをステイプラ10により綴じ、Td時に(第12図参
照)、綴じ作業が終了すると、ステイプラ60は退避位置
Aへ戻される。それから、該コンピュータは、Td時から
所定時間t3経過したTe時に(第12図参照)、ソレノイド
24aをOFFしてシート押え24をシートSから離間し、更に
駆動モータ17によりリードカム21を回転してピン10…を
一段ずつ上昇し、ステイプラ60を前述同様に綴じ位置B
へ移動して該ステイプラ60により綴じ位置に位置する第
2段目のビン10に収納されているシートSをシート有無
センサ73により確認した後に、前述同様の動作により綴
じる。同様の動作により、1段ずつビン10…を上昇して
順次綴じ位置に位置するビン10上のシートSをシート有
無センサ73により確認した後に綴じ、ビン10…上のシー
トS…を全て綴じると綴じ作業を終了する。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によると、整合駆動手段
とカール押え駆動手段とを同時に作動するので、制御が
容易になると共に、整合動作の終了及びカール押え開始
までの時間を短くして、高速処理が可能となる。
また、移動駆動手段により綴じ止め手段とビンとの関
係が作用位置をとる前に、前記整合駆動手段及びカール
押え駆動手段を動作させ、かつカール押え手段の押え動
作中に、作用位置になるように移動するので、綴じ止め
手段がシートのカール部と干渉して、シートの整合を乱
したり、綴じ止め不良となることを防止できる。
更に、カール押え手段の押え動作終了タイミングを、
整合手段の整合終了タイミングより遅くしたので、整合
中にカール押え手段によりシートの移動を規制されるこ
とがなく、シートの整合不良を確実に防止できる。
そして、以上効果が相俟って、確実なシートの整合動
作及び綴じ止め動作を、高い効率により高速にて処理す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシート後処理装置を示す正面断面
図であり、第2図はその要部を示す斜視図であり、第3
図はその斜視図である。また、第4図から第11図までは
本発明に係るシート後処理装置の要部を示す図である。
更に、第12図は本発明の動作を示すタイミングチャート
である。 1……シート後処理装置、10……ビン、24……カール押
え手段(カール押え)、24a……カール押え駆動手段
(ソレノイド)、35……整合駆動手段(パルスモー
タ)、42……整合手段(棒)、60……綴じ止め手段(ス
テイプラ)、76……移動駆動手段(モータ)、A……退
避位置、B……作用位置(綴じ位置)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートを収納するビンと、該ビンに収納さ
    れるシートの端面を押して整合する整合手段と、該ビン
    上のシートの綴じ止めを行なう綴じ止め手段と、を備
    え、該綴じ止め手段と前記ビン上のシートとが互に干渉
    しない退避位置と干渉する作用位置とに移動自在に構成
    されてなる、シート後処理装置において、 前記ビンに収納されたシートの上面を押してカールを押
    えるカール押え手段と、 前記整合手段を移動させる整合駆動手段と、 前記カール押え手段を移動させるカール押え駆動手段
    と、 前記綴じ止め手段と前記ビンとの関係が前記退避位置と
    作用位置になるように移動させる移動駆動手段と、 前記綴じ止め手段を動作させる場合において、前記移動
    駆動手段により前記作用位置をとる前に前記カール押え
    駆動手段と前記整合駆動手段を同時に動作させ、そして
    前記カール押え手段の押え動作中に、前記移動駆動手段
    を前記作用位置になるように、かつ前記カール押え手段
    の押え動作終了タイミングが、前記整合手段の整合終了
    タイミングよりも遅くなるように、前記整合駆動手段、
    カール押え駆動手段及び移動駆動手段を制御する制御手
    段と、 を備えることを特徴とするシート後処理装置。
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